JP2005027896A - 内視鏡の湾曲操作ノブ - Google Patents

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喜則 藤井
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Abstract

【課題】操作者が湾曲操作ノブの凹部内に第1指の指先を差し込んで湾曲操作ノブを回転操作する際に、指先が滑って凹部から外れる現象が発生しないようにして、内視鏡検査を円滑に行うことができる内視鏡の湾曲操作ノブを提供すること。
【解決手段】内視鏡の操作部2の側壁面に垂直な軸線0の周りに回転自在に配置され、操作者の指先が緩く入り込む凹部41が円盤の外周42部に形成された形状の内視鏡の湾曲操作ノブにおいて、円盤の外周42と凹部41との境界部付近に、凹部41の表面部分から突出する突起44を形成した。
【選択図】 図1

Description

この発明は内視鏡の湾曲操作ノブに関する。
内視鏡は一般に、挿入部の先端付近に形成された湾曲部を、挿入部の基端に連結された操作部からの遠隔操作によって任意の方向に任意の角度だけ屈曲させることができるようになっている。
そのような湾曲操作を行うための湾曲操作ノブは、消化管等を検査するための内視鏡においては、操作部の側壁面に垂直な軸線の周りに回転自在に配置されていて、操作者の指先が緩く入り込む凹部が円盤の外周部の複数箇所に形成された形状になっている(例えば、特許文献1)。
実開昭63−146601号公報、第5図
図4は、そのような内視鏡の操作部の一例を示しており、下端に挿入部1が連結された操作部2の下半部は操作者が握って保持するクリップ部3になっていて、湾曲操作ノブ4,5は上半部に配置されている。湾曲部は挿入部1の先端近傍に設けられており、図示されていない。
湾曲操作ノブ4,5としては、上下方向用湾曲操作ノブ4と左右方向用湾曲操作ノブ5とが、操作部2の側壁面に垂直な同一軸線0の周りに回転自在に操作部2の側壁面に二階建て状に重ね合わせて突出配置され、上下方向用湾曲操作ノブ4は主にグリップ部3を握っている左手の第1指(親指)で操作され、左右方向用湾曲操作ノブ5は主に右手の指で操作される。6、7は各湾曲操作ノブ4,5を独立して摩擦静止させるための湾曲ロックレバーである。
図5は、上下方向用湾曲操作ノブ4を操作する状態を示しており、上下方向用湾曲操作ノブ4は、操作者の指先が緩く入り込む凹部41が円盤の外周部の複数箇所に形成された形状に形成されている。左右方向用湾曲操作ノブ5及び湾曲ロックレバー6,7等は図示を省略してある。
円盤の外周42には滑り止めのための小さな凹凸43が形成されており、そこに操作者が第1指の腹部分を押し当てることによって、矢印イに示されるように、上下方向用湾曲操作ノブ4を回転操作して湾曲部を上下方向に屈曲させることができる。
ただし、そのような操作が行われるのは、湾曲部を大きく屈曲させる必要がなくて上下方向用湾曲操作ノブ4の回転範囲が小さい場合であり、湾曲部を上方向にある程度以上大きく屈曲させる必要がある場合には、図6に示されるように、凹部41の下半部を第1指の指先で下方に押して、上下方向用湾曲操作ノブ4を矢印ロ方向に回転させる。
また、湾曲部を下方向にある程度以上大きく屈曲させる必要がある場合には、図7に示されるように、凹部41の上半部を第1指の指先で前方に押して、上下方向用湾曲操作ノブ4を矢印ハ方向に回転させる。
しかし、そのように凹部41の上半部を第1指の指先で前方に押して上下方向用湾曲操作ノブ4を回転させる操作の際には、図8に矢印ニで示されるように、操作者の指先が凹部41から上方に滑って上下方向用湾曲操作ノブ4に対する係合が外れ易く、特に、操作者が装着しているゴム手袋が濡れている場合等にはそのようになり易い。
そして、操作者の指先が外れると、上下方向用湾曲操作ノブ4が湾曲部から受ける反力によって矢印ホで示されるように逆転するので、術者にとっては内視鏡の観察視野が意に反する領域に飛んでしまって、内視鏡検査を円滑に行うことができないことになる。
そこで本発明は、操作者が湾曲操作ノブの凹部内に第1指の指先を差し込んで湾曲操作ノブを回転操作する際に、指先が滑って凹部から外れる現象が発生しないようにして、内視鏡検査を円滑に行うことができる内視鏡の湾曲操作ノブを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡の湾曲操作ノブは、内視鏡の操作部の側壁面に垂直な軸線の周りに回転自在に配置され、操作者の指先が緩く入り込む凹部が円盤の外周部に形成された形状の内視鏡の湾曲操作ノブにおいて、円盤の外周と凹部との境界部付近に、凹部の表面部分から突出する突起を形成したものである。
なお、凹部が操作部の後面側に位置する状態の時にその凹部の上端と下端の二箇所にある円盤の外周と凹部との境界部のうち、少なくとも上端に位置する側の境界部付近に凹部が形成されていれば、最も問題になり易い湾曲部を下方向に屈曲させる際の滑り止めになる。
また、突起が、二箇所にある円盤の外周と凹部との境界部の両方の境界部付近に形成されていていれば、湾曲部を上方向に屈曲させる際の滑り止めとしても寄与する。
本発明によれば、湾曲操作ノブを構成する円盤の外周と凹部との境界部付近に、凹部の表面部分から突出する突起を形成したことにより、操作者が湾曲操作ノブの凹部内に第1指の指先を差し込んで湾曲操作ノブを回転操作する際にその突起に指先が係合するので、指先が滑って凹部から外れてしまう現象を防止することができ、その結果、操作者の意に反する観察視野の飛び等がなくなって内視鏡検査を円滑に行うことができる。
上下方向用湾曲操作ノブの操作部後面に面する側の凹部の上端部分(外周との境界部)に、凹部の表面部分から突出する突起を形成する。
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
内視鏡の操作部の全体構成は前述の図4に示される構成と同じであり、その重複説明は省略する。
図2は、本発明の実施例の上下方向用湾曲操作ノブ4の輪郭部分を示しており、上下方向用湾曲操作ノブ4は、操作者の第1指の指先が緩く入り込む円弧状の凹部41が円盤の外周部の複数箇所(例えば5箇所)に均等の間隔で形成された形状に形成されている。
ただし、凹部41は円弧状に限らず台形状その他の形状であっても差し支えない。また、凹部41は少なくとも一箇所に形成されていればよく、凹部41が操作部2の後面側に向くように配置することにより、操作者はグリップ部3を握る手の第1指を凹部41に係合させて上下方向用湾曲操作ノブ4を回転操作することができる。
上下方向用湾曲操作ノブ4の凹部41が形成されていない部分の外周42面には、滑り止めのための凹凸43が形成されている。ただし、本発明においては凹凸43が形成されていなくても差し支えない。
そして、上下方向用湾曲操作ノブ4の外周42と凹部41との境界部付近には、凹部41の表面部分から突出する(即ち、凹部41の表面に沿う面から出っ張った)突起44が形成されている。
その結果、図1に示されるように、湾曲部を下方向にある程度以上大きく屈曲させる必要がある場合に、凹部41の上半部を第1指の指先で前方に押すと、その指先部分に突起44が食い込む状態に係合するので、ゴム手袋が濡れていても指先が滑ることなく上下方向用湾曲操作ノブ4を所望の通りに矢印ハ方向に回転させて、観察領域を思いどおりに移動させることができる。
なお、この実施例においては、5箇所の凹部41の全てについて、その凹部41が操作部2の後面側に位置する状態の時にその凹部41の上端に位置する部分に突起44が形成されているが、突起44は、湾曲部が真っ直ぐな状態の時に操作部2の後面側に位置する少なくとも一箇所の凹部41に形成されていればよい。
また、図3に示されるように、凹部41の両端の外周42との境界部付近に突起44を形成すれば、湾曲部を上方向に回転操作する際にも、より確実に滑りの起きない安定した操作をすることができる。
本発明の第1の実施例の内視鏡の湾曲部を下方向に屈曲させるように上下方向用湾曲操作ノブを操作している状態の側面図である。 本発明の第1の実施例の内視鏡の湾曲操作ノブの輪郭図である。 本発明の第2の実施例の内視鏡の湾曲操作ノブの輪郭図である。 内視鏡の操作部の側面図である。 従来の内視鏡の湾曲操作ノブの操作状態の側面図である。 従来の内視鏡の湾曲部を上方向に屈曲させるように上下方向用湾曲操作ノブを操作している状態の側面図である。 従来の内視鏡の湾曲部を下方向に屈曲させるように上下方向用湾曲操作ノブを操作している状態の側面図である。 従来の内視鏡の湾曲部を下方向に屈曲させるように上下方向用湾曲操作ノブを操作している状態の側面図である。
符号の説明
0 軸線
2 操作部
4 上下方向用湾曲操作ノブ
41 凹部
42 外周
44 突起

Claims (3)

  1. 内視鏡の操作部の側壁面に垂直な軸線の周りに回転自在に配置され、操作者の指先が緩く入り込む凹部が円盤の外周部に形成された形状の内視鏡の湾曲操作ノブにおいて、
    上記円盤の外周と上記凹部との境界部付近に、上記凹部の表面部分から突出する突起を形成したことを特徴とする内視鏡の湾曲操作ノブ。
  2. 上記凹部が上記操作部の後面側に位置する状態の時にその凹部の上端と下端の二箇所にある上記円盤の外周と上記凹部との境界部のうち、少なくとも上端に位置する側の境界部付近に上記凹部が形成されている請求項1記載の内視鏡の湾曲操作ノブ。
  3. 上記突起が、上記二箇所にある上記円盤の外周と上記凹部との境界部の両方の境界部付近に形成されている請求項2記載の内視鏡の湾曲操作ノブ。
JP2003271234A 2003-07-07 2003-07-07 内視鏡の湾曲操作ノブ Withdrawn JP2005027896A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2021193943A1 (ja) * 2020-03-27 2021-09-30
WO2021193943A1 (ja) * 2020-03-27 2021-09-30 富士フイルム株式会社 内視鏡

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