JP6042797B2 - 孔内導入装置用操作部及び孔内導入装置 - Google Patents

孔内導入装置用操作部及び孔内導入装置 Download PDF

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この発明は、孔内に挿入部を導入するための孔内導入装置用操作部及び孔内導入装置に関する。
例えば特許文献1に開示されているような、内視鏡等の孔内導入装置の操作部は、片手で把持され、その把持した手で操作部に配置された湾曲操作ノブや各種スイッチが操作される。操作部は、左手の人差し指や中指にユニバーサルコードのコネクタを載置し、その手の親指をユニバーサルコードの下側を通してユニバーサルコードとは反対側の面に配置された湾曲操作ノブに載せる。また、ユニバーサルコードを親指の付け根から手首にかけての部位で支持している。そして、ユニバーサルコードと操作部との間には、手にフィットする素材で形成されたパッドが配置されている。
特開平6−304122号公報
特許文献1に開示された孔内導入装置では、親指と、中指又は薬指とを用いて湾曲操作ノブを操作している。例えば湾曲操作ノブに親指をかけて上側から下側に向かって回動(U方向に回動)させる場合、親指をより上側かつユーザに対して奥側にかけることができれば一度の操作で湾曲操作ノブの回動角度を大きくすることができる。また、例えば湾曲操作ノブに親指をかけて下側から上側に向かって回動(D方向に回動)させる場合、親指をより上側かつユーザに対して奥側に移動させることができれば一度の操作で湾曲操作ノブの回動角度を大きくすることができる。
湾曲操作ノブを例えばU方向に回動させる際、すなわち親指を上側かつ奥側から下側に移動させる際、ユニバーサルコードが干渉して、親指を上側かつ奥側に移動させ難い場合がある。また、湾曲操作ノブを例えばD方向に回動させる際、すなわち親指を下側から上側かつ奥側に移動させる際、ユニバーサルコードが干渉して、親指を上側かつ奥側に移動させ難い場合がある。
湾曲操作ノブの直径を小さくすれば、このような問題も解消し得るが、従来から内視鏡を使用し続けているユーザにとって湾曲操作ノブの操作感が変化してしまうおそれがある。このような操作感の変化は、湾曲操作ノブを回動させたときの湾曲部の実際の湾曲量と、ユーザが意図する湾曲量とにずれを生じさせるおそれがある。
したがって、湾曲操作ノブの操作感を変化させずに、湾曲操作ノブの一度の回動可能量をより大きくすることが可能な孔内導入装置用操作部及び孔内導入装置が望まれている。
この発明は、ユーザに把持された状態で、湾曲操作ノブを操作する際に、湾曲操作ノブの操作感を極力変化させずに親指の可動範囲を大きくすることが可能な、孔内導入装置用操作部及び孔内導入装置を提供することを目的とする。
この発明の一態様に係る、孔内導入装置用の操作部は、長手軸周りの周方向に第1面から第4面を有する第1把持部と、前記第1把持部よりも前記長手軸に沿って挿入部に近接する側に配置され、前記第1面に連続的に配置された第5面を有する第2把持部と、前記第1把持部のうち、前記第1面に隣接する第2面に配置され前記挿入部の湾曲部を湾曲させる際にユーザに操作される湾曲操作ノブと、前記第1把持部のうち、前記第2面に隣接し前記第1面とは反対側の前記第3面に配置された複数の押圧弁ユニットと、前記第1把持部のうち、前記第1面に隣接する前記第4面に配置され、前記第3面とは反対側の前記第4面に配置されたユニバーサルコードを延出するユニバーサルコード用コネクタであって、前記ユニバーサルコードを前記第3面に対して反対側に延出し、前記ユーザの手があてがわれる第1支持領域から第3支持領域を前記第3面に近接する側から前記第1面に近接する側に向かって連続的に有し、前記第1及び第3支持領域に対して前記挿入部に近接する前記第2支持領域が前記第1面と前記第3面との間の領域の範囲内にあり、かつ、前記湾曲操作ノブの中心軸よりも前記第2支持領域が前記挿入部に近接する位置にある、コネクタとを有する。
この発明によれば、ユーザに把持された状態で、湾曲操作ノブを操作する際に、湾曲操作ノブの操作感を極力変化させずに親指の可動範囲を大きくすることが可能な、孔内導入装置用操作部及び孔内導入装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る内視鏡(孔内導入装置)を示し、図2中の矢印II方向から見た概略図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る内視鏡(孔内導入装置)の操作部を示し、図1中の矢印I方向から見た概略図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る内視鏡(孔内導入装置)の操作部を示す概略図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る内視鏡(孔内導入装置)の操作部を左手で把持した状態を示す概略的な斜視図である。
以下、図1から図4を参照しながらこの発明を実施するための形態について説明する。
図1に示すように、この実施形態では、孔内導入装置として内視鏡10を例にして説明する。
内視鏡(孔内導入装置)10は、孔内に挿入される挿入部12と、ユーザの片手(具体的には左手)で把持されて挿入部12を含む内視鏡10を適宜に操作するのに用いられる操作部14と、内視鏡10を制御する図示しない制御ユニットに接続されるユニバーサルコード16とを有する。
図示しないが、内視鏡10はその内部に孔内を照明する公知の照明光学系、及び、照明光学系で照明された孔内を撮像して観察する公知の観察光学系を有する。内視鏡10はさらに、観察光学系の図示しない対物レンズ等を洗浄したり、生体組織や血液等を吸引可能な公知の送気・送水・吸引ユニットを有する。
挿入部12は、その先端部から基端部に向かって順に、先端硬質部22と、湾曲部24と、可撓性を有する管状体26とを有する。管状体26は、いわゆる軟性内視鏡の挿入部の可撓管のように可撓性を有するものが用いられることが好適であるが、例えばステンレス合金材等の金属材製で可撓性がない硬質管が用いられても良い。
操作部14は、挿入部12の基端部に配置されている。挿入部12及び操作部14は、共通の長手軸L上にある。
図1及び図2に示すように、操作部14は、第1把持部(上側把持部)32と、第2把持部(下側把持部)34と、UD湾曲操作ノブ36,38と、複数の押圧弁ユニット(ここでは第1及び第2押圧弁ユニット)40,42と、ユニバーサルコード16が延出されるコネクタ44とを有する。
挿入部12の長手軸Lは挿入部12の中心軸上にあるものとする。操作部14の第2把持部34は、長手軸Lに沿って第1把持部32よりも挿入部12に近接した位置にある。
第1押圧弁ユニット40は、挿入部12に近接する側(下側)にあり、挿入部12の先端硬質部22の先端から気体を吐出させる送気や液体を吐出させる送水を行うのに用いられる。第2押圧弁ユニット42は、挿入部12に離隔する側(上側)にあり、挿入部12の先端硬質部22の先端にある生体組織や血液等を吸引するのに用いられる。第1及び第2押圧弁ユニット40,42は、内視鏡10の挿入部12の先端からユニバーサルコード16のうち操作部14に対する遠位端に挿通された、上述した公知の送気・送水・吸引ユニットの一部である。
また、第1把持部32のうち、第2押圧弁ユニット42の上側には、複数のスイッチ46a,46b,…を有するスイッチユニット46が配置されている。スイッチ46a,46b,…の機能は適宜に設定される。スイッチユニット46のスイッチの1つは、例えば静止画を撮像するのに、内視鏡10の図示しない制御ユニットで機能が設定されて用いられる。また、他のスイッチの1つは、例えば、照明光を通常光(白色光)と特殊光(例えば蛍光)とを切り替えたりするのに図示しない制御ユニットで機能が設定されて用いられる。
第1把持部32は、外周面として、長手軸L周りの周方向に第1面(ユーザ対向面)52、第2面(操作ノブ配置面)54、第3面(押圧弁ユニット配置面)56及び第4面(ユニバーサルコード配置面)58を有する。第1面52と第2面54との間の境界、第2面54と第3面56との間の境界、第3面56と第4面58との間の境界、第4面58と第1面52との間の境界は、それぞれ、両者を連続させる滑らかな曲面に形成されている。第1把持部32は、長手軸Lに直交する周方向の外周面が、第1から第4面52,54,56,58が協働することにより略矩形状の環状に形成されている。
第2把持部34は、外周面として、長手軸L周りの周方向に、第1面52に連続的に配置されたユーザ対向面(第5面)62と、グリップ面(第6面)64とを有する。グリップ面64は長手軸Lに対する横断面が略U字状に形成されている。すなわち、第2把持部34は、長手軸Lに直交する周方向の外周面が、第5及び第6面62,64が協働することにより環状に形成されている。なお、グリップ面64のうち、挿入部12に近接する位置には、図示しないチャンネルを通して先端硬質部22の例えば先端面から処置具を突出させるための処置具入口66が形成されている。
なお、第1把持部32の第1面52と、第2把持部34のユーザ対向面(第5面)62との境界は、図1に示すように両者が略平面状に連続するように形成されていても良く、図3に示すように両者が角度を持って連続するように形成されていても良い。第1把持部32の第2から第4面54,56,58と、第2把持部34のグリップ面64との間には段差68が形成されている。なお、第2把持部34は、その外周の周方向長さ(長手軸Lの軸周りの周長さ)について、第1把持部32の外周の周方向長さよりも短く形成されている。
内視鏡10の第1及び第2把持部32,34を片手(左手)で把持したときに、第1面52及びユーザ対向面62がユーザの正面に対向し得る。第1面52及びユーザ対向面62がユーザの正面に対向した状態で、第1把持部32のうち第2面54が第1面52に対してユーザの右側に配置される右側面として形成され、第4面58が第1面52に対してユーザの左側に配置される左側面として形成される。なお、第1把持部32の第3面56は第1面52とは反対側の面(裏面)にあり、第2面54及び第4面58に連続している。なお、第3面56は、第2把持部34の第6面64のうち、第5面62とは反対側にあり、第6面64に対して長手軸Lに対して径方向外方に突出した位置にある。このため、第3面56だけでなく、第2面54及び第4面58の一部により、第6面64に対して長手軸Lに対して径方向外方に突出した突出部60が形成されている。
第1把持部32の第2面54には、UD湾曲操作ノブ36が回動操作可能に配置されている。すなわち、UD湾曲操作ノブ36は、第1把持部32のうち、第1面52に対して周方向に隣接する第2面54に配置され挿入部12の湾曲部24を湾曲する際にユーザに操作される。UD湾曲操作ノブ36はその外縁がUD湾曲操作ノブ36の中心軸CKを中心とする仮想的な円の外周面に接する5つの凸部72と、各凸部72間に形成され円に対してUD湾曲操作ノブ36の中心軸CK側に凹んだ5つの凹部74とを有する、略星形に形成されている。
第3面56には、第1及び第2押圧弁ユニット40,42が配置されている。すなわち、第1及び第2押圧弁ユニット40,42は、第1把持部32のうち、第2面54に対して周方向に隣接し第1面52とは反対側の第3面56に配置されている。第1押圧弁ユニット40は、第3面56すなわち突出部60にあるので、長手軸Lに対して第6面64よりも少なくとも第2把持部34に近接する位置で遠位の位置にある。
第4面58には、ユニバーサルコード用コネクタ44が配置され、ユニバーサルコード16をユーザに向けて延出している。
ユニバーサルコード16用のコネクタ44は、第4面58に対して突出した状態に配置される本体44aと、本体44aに一体的でありユニバーサルコード16を延出する向きを規定する環状の延出方向規定部44bとを有する。延出方向規定部44bの中心軸CU、すなわち、ユニバーサルコード16の中心軸CUは、長手軸Lに対してねじれの位置にある。そして、延出方向規定部44bの中心軸CUは、長手軸Lに近接するほど挿入部12に対して離隔している。そして、図1に示すように、長手軸Lと、延出方向規定部44bの中心軸CUとの間のなす角θは90度よりも小さい鋭角であることが好適である。なお、ユニバーサルコード16は従来の内視鏡と同様に可撓性を有するものが用いられるが、その外径は内部を挿通するケーブルやチューブ等の形状、配置、密度等により適宜に設定される。
図1から図3に示すように、ユニバーサルコード用コネクタ44の本体44aは、ユーザの左手の例えば人差し指から親指の付け根にかけての部位が載置されて、操作部14をその部位等で支持する支持部90を有する。すなわち、コネクタ44は支持部90を有する。支持部90は、第1支持領域92、第2支持領域94及び第3支持領域96を第3面56に近接する側から第1面52に近接する側に向かって連続的に有する。第1支持領域92、第2支持領域94及び第3支持領域94は、それぞれ、第1面52と第3面56との間の領域の範囲内にある。
第1支持領域92は、第1把持部32内の照明光学系、観察光学系、各種チューブ等の内蔵物のスペースを最大化しながら、人差し指でスイッチユニット46のスイッチ46a等を操作し易くなるように形成されている。
第2支持領域94は、操作部14を人差し指等で支持するために形成されている。
第3支持領域96は、親指で湾曲操作ノブ36,38を適宜に操作するときにユニバーサルコード16との間の干渉を防ぐための隙間(逃げ)Cとして形成されている。
図3に模式的に示す第1支持領域92と第2支持領域94との間のなす角α、第2支持領域94と第3支持領域96との間のなす角βは、それぞれ180°よりも大きく、270°よりも小さい。特に、第3支持領域94が第1面52と第3面56との間の領域にあり、かつ、角βが形成されていることによって、第3支持領域96と親指の付け根付近との間に適宜に隙間Cを形成することができる。
第1把持部32の第4面58に対する第1から第3支持領域92,94,96の突出量は、適宜に設定可能である。特に、第1支持領域92のうち第3面56に近接する側の第4面58に対する突出量は、第3面56に近接するにしたがって小さくなっていることが好ましい。
第2支持領域94は、第1支持領域92と第3支持領域96との間の領域(境界領域)にあり、第1支持領域92及び第3支持領域96の面角度を大きく変更する変更領域として曲面として形成されていることが好適である。なお、第1支持領域92及び第3支持領域96は、平面又は曲面のいずれとして形成されていても良い。そして、第2支持領域94のうち第1面52から第3面56に向かう方向の長さは、第1支持領域92及び第3支持領域96のそれぞれが第1面52から第3面56に向かう方向の長さよりも短いことが好適である。
第2支持領域94は、第1支持領域92及び第3支持領域96よりも長手軸Lに沿って第2把持部34に近接している。すなわち、第2支持領域94は第1支持領域92及び第3支持領域96よりも挿入部12に近接している。そして、第2支持領域94は、UD湾曲操作ノブ36の中心軸CKよりも挿入部12及び第2把持部34に近接する位置にある。
一方、第1支持領域92は、第2支持領域94から第3面56に近接するにしたがって挿入部12及び第2把持部34から離れるように形成されている。第3支持領域96は、第2支持領域94から第1面52に近接するにしたがって挿入部12及び第2把持部34から離れるように形成されている。
なお、第1支持領域92を第3面56に向かって仮想的に延長させたとき、第1支持領域92を仮想的に延長した仮想面92aと第3面56との交差位置は、第1及び第2押圧弁ユニット40,42よりも挿入部12に対して離隔するように形成されていることが好適である。仮想面92aと第3面56との交差位置は、例えばスイッチユニット46のスイッチ46aに交差する領域にあることが好ましい。このため、人差し指を第1支持領域92に当接するように配置したとき、スイッチユニット46のスイッチ46aをその人差し指で操作し易い。
第3支持領域96を第1面52に向かって仮想的に延長させたとき、第3支持領域96を仮想的に延長した仮想面96aと第1面52との交差位置は、第2支持領域94を第1面52に向かって仮想的に延長した仮想面94aと第1面52との交差位置よりも挿入部12に対して離隔するように形成されている。
なお、第3支持領域96が形成されているので、ユニバーサルコード16のうち、延出方向規定部44bの位置(符号16aで示す位置)では、第2支持領域94のうち最も挿入部12及び第2把持部34に近接する位置よりも長手軸Lに沿って遠位側(上側)にある。
コネクタ44の第2支持領域94を第3面56に向かって仮想的に延長させたとき、第2支持領域94を延長した仮想面94bは、第1及び第2押圧弁ユニット40,42のうち少なくとも1つの押圧弁ユニット(例えば第2押圧弁ユニット42)が配置された領域にあることが好適である。このため、人差し指を第2支持領域94に当接するように配置したとき、第2押圧弁ユニット42をその人差し指で操作し易い。このとき、第1押圧弁ユニット40を、第1押圧弁ユニット40をその中指で操作し易い。
上述したように、ユニバーサルコード16用のコネクタ44の延出方向規定部44bの中心軸CUは、長手軸Lに対してねじれの位置にある。このため、コネクタ44の支持部90の第3支持領域96は第4面58との間に親指を移動させることが可能な隙間Cを形成している。すなわち、コネクタ44の支持部90の第3支持領域96は第4面58との間に、ユーザの左手の親指をUD湾曲操作ノブ36に対して近接及び離隔可能な逃げCを形成する。
なお、この実施形態では、湾曲部24をU方向及びD方向に湾曲させる場合、すなわち、符号36で示すUD湾曲操作ノブを操作する場合について説明するが、湾曲部24をR方向及びL方向に湾曲させるようにRL用湾曲操作ノブ38が第2面54に対して離隔した位置に配置され、RL用湾曲操作ノブ38の操作によって湾曲部24がR方向やL方向に湾曲するように形成されていることも好適である。
次に、この実施形態に係る内視鏡10の作用について、図1から図4を用いて説明する。
第1把持部32の第1面52及び第2把持部34のユーザ対向面(第5面)62をユーザに正対するように配置した状態で、ユーザの左手の人差し指IFの上にコネクタ44の支持部90を載置し、ユニバーサルコード16の下面を親指Tの付け根付近で支持する。親指Tをユニバーサルコード16の下側を通して第1面52から第2面54にかけて配置する。このとき、親指TをUD湾曲操作ノブ36の凸部72に載置することができる。一方、人差し指IF及び中指MFは第1押圧弁ユニット40及び第2押圧弁ユニット42を操作可能な位置にある。なお、ユーザの左手の掌のうち親指Tの拇指球は、第1面52及び第4面58の近傍かつ、第5面62及び第6面64の左側面にある。このような状態で、ユーザは、その左手で操作部14の第1及び第2把持部32,34を握る。
この状態で、ユーザは右手で挿入部12を保持して、体腔等の孔内に挿入部12の先端硬質部22を押し込んで、挿入部12の先端硬質部22から可撓管26を挿入していく。
例えば大腸等の孔内を肛門側から奥側の例えば横行結腸等に向かって挿入部12を挿入していく際、U方向及びD方向に湾曲部24を湾曲させる。このとき、ユーザは右手で把持した挿入部12を長手軸Lの軸周りに回動させたり、左手で把持した操作部14のUD湾曲操作ノブ36を適宜の方向に回動させる作業を繰り返して、挿入部12を手前側から奥側に向かって挿入していく。
なお、第1把持部32の第1面52及び第2把持部34のユーザ対向面62をユーザの正面に配置した状態で、UD湾曲操作ノブ36を左手の親指Tで上から下に向かって回動させれば湾曲部24はU方向に湾曲する。UD湾曲操作ノブ36を親指Tで下から上に向かって回動させれば湾曲部24はD方向に湾曲する。
例えば湾曲部24をU方向に湾曲させる場合、可能な限りUD湾曲操作ノブ36の上側かつ奥側に左手の親指Tを配置できれば、親指TでUD湾曲操作ノブ36を回動可能な可動範囲を大きくすることができる。このとき、ユニバーサルコード用コネクタ44の支持部90の第3支持領域96が第1面92に近接するにつれて挿入部12に対して離隔するように形成されているので、第3支持領域96が第1面92に近接するにつれて挿入部12に対して近接するように形成されている場合(従来の内視鏡の操作部の形状)に比較して、親指Tの可動範囲をUD湾曲操作ノブ36の上側かつ奥側に配置し易い。そして、親指Tを上から下に向かって動かす場合、延出方向規定部44bに対して挿入部12に近接するにしたがって親指Tの付け根が延出方向規定部44b又はユニバーサルコード16から挿入部12側に離されていくので、延出方向規定部44b又はユニバーサルコード16の干渉の影響は無視できる。したがって、UD湾曲操作ノブ36を上側かつ奥側から下側に向かって移動させることが可能な操作量(一度の回動操作量)を、従来の内視鏡の操作部の形状を有する場合に比較して大きくすることができる。
なお、湾曲部24をU方向に湾曲させた状態を保持する場合、中指MFや薬指RF等でUD湾曲操作ノブ36を保持する。すなわち、UD湾曲操作ノブ36の回動位置をその位置で維持することができる。
例えば湾曲部24をD方向に湾曲させる場合、UD湾曲操作ノブ36を下側から上側に向かって移動させ、可能な限りUD湾曲操作ノブ36の上側かつ奥側に左手の親指Tを配置できれば、親指TでUD湾曲操作ノブ36を回動可能な可動範囲を大きくすることができる。このとき、ユニバーサルコード用コネクタ44の支持部90の第3支持領域96が第1面92に近接するにつれて挿入部12に対して離隔するように形成されているので、第3支持領域96が第1面92に近接するにつれて挿入部12に対して近接するように形成されている場合(従来の内視鏡の操作部の形状)に比較して、下側から上側に向かって移動させる際の親指Tの可動範囲をUD湾曲操作ノブ36の上側かつ奥側に配置し易い。したがって、UD湾曲操作ノブ36に親指Tを配置した状態でUD湾曲操作ノブ36を下側から上側かつ奥側に向かって移動させることが可能な操作量(一度の回動操作量)を、従来の内視鏡の操作部の形状を有する場合に比較して大きくすることができる。
なお、湾曲部24をD方向に湾曲させた状態を保持する場合、中指MFや薬指RF等でUD湾曲操作ノブ36を保持する。すなわち、UD湾曲操作ノブ36の回動位置をその位置で維持することができる。
ここで、この実施形態に係る内視鏡10の操作部14では、親指Tと人差し指IFとの間の水かき部分を、コネクタ44の支持部90の第3支持領域96及び第1把持部32の第4面58により形成される隙間Cに対して近接させたり、離隔させたりすることができる。すなわち、コネクタ44の支持部90の第3支持領域96及び第1把持部32の第4面58により形成される隙間Cを、ユーザの左手を適宜に移動させることにより、狭くしたり広くしたりすることができる。このため、この隙間Cが形成されることにより、操作部14を把持した左手の可動範囲をより大きくすることができる。すなわち、隙間Cが存在しない従来の内視鏡の操作部の形状に比較して、操作部14を把持した左手の可動範囲をより大きくすることができる。
例えば、図4中の実線で示すように、左手の親指Tと人差し指IFとの間の水かき部分で隙間Cを小さくするように操作部14を把持した場合、親指TをUD湾曲操作ノブ36の上側かつ奥側(挿入部12及び第2把持部34に離隔する側)に配置することができる。一方、図4中の破線で示すように、親指Tと人差し指IFとの間の水かき部分で隙間Cを大きくするように操作部14を把持した場合、親指TをUD湾曲操作ノブ36の上側かつ奥側に配置することは難しいが、UD湾曲操作ノブ36のうちの下側(挿入部12及び第2把持部34に近接する側)の可動範囲を大きくしている。
このため、親指Tと人差し指IFとの間の水かき部分で隙間Cを小さくするようにUD湾曲操作ノブ36の上側かつ奥側に親指Tを配置した状態で、UD湾曲操作ノブ36を手前側を通して下側に親指Tを移動させる(湾曲部24をU方向に湾曲させる)際(隙間Cを次第に大きくしていく際)にユニバーサルコード16の干渉を極力防止できる。また、隙間Cを大きくするようにUD湾曲操作ノブ36の下側に親指Tを配置した状態で、UD湾曲操作ノブ36を手前側を通して上側かつ奥側に親指Tを移動させる(湾曲部24をD方向に湾曲させる)際(隙間Cを次第に小さくしていく際)にユニバーサルコード16の干渉を極力防止できる。
また、第1及び第2押圧弁ユニット40,42や、スイッチユニット46のスイッチを操作する場合についても、隙間Cの形成により、手の可動範囲を大きくすることができるので、操作する指の指先が第1及び第2押圧弁ユニット40,42や、スイッチユニット46の各スイッチ46a,46b,…に届き易い。
以上説明したように、この実施形態に係る内視鏡10によれば、以下のことが言える。
ユーザが左手で操作部14を適宜に保持したとき、この実施形態に係る内視鏡10の操作部14には、親指Tと人差し指IFとの間の水かき部分付近に対し、コネクタ44の支持部90の第3支持領域96、及び、第1把持部32の第4面58により隙間Cを形成している。このため、操作部14に親指Tと人差し指IFとの間の水かき部分付近に対する隙間Cが存在しない場合に比べて、操作部14を把持した手(左手)の可動範囲を大きくすることができる。
この実施形態に係る内視鏡10によれば、従来から内視鏡を使用し続けているユーザにとって操作部14の殆どの形状及び湾曲操作ノブ36の直径を変化させないことで、従来からの操作感をそのまま維持することができる。そして、この実施形態に係る内視鏡10によれば、ユニバーサルコード16のコネクタ44の形状を変化させるだけで、操作部14がユーザに把持された状態で、湾曲操作ノブ36を操作する際に、湾曲操作ノブ36の操作感を極力変化させずに親指Tの可動範囲を大きくすることができる。
なお、延出方向規定部44bは環状であるものとして説明したが、筒状であることも好適である。このため、第1把持部32の第1面52及び第2把持部34のユーザ対向面(第5面)62をユーザに正対するように配置した状態で、延出方向規定部44bが第1把持部32の第1面52及び第2把持部34のユーザ対向面(第5面)62よりもユーザに近接する側に配置されることも好適である。このとき、コネクタ44の支持部90の第3支持領域96は第4面58との間、及び、延出方向規定部44bとの間に親指Tを移動させることが可能な隙間Cを形成することができる。すなわち、コネクタ44の支持部90の第3支持領域96は第4面58との間、及び、延出方向規定部44bとの間に、ユーザの左手の親指TをUD湾曲操作ノブ36に対して近接及び離隔可能な逃げCを形成することができる。このように逃げCを形成しても、コネクタ44の支持部90の第3支持領域96、及び、第1把持部32の第4面58により逃げCを形成する場合と同様に、親指Tの可動範囲を確保することができる。
この実施形態では、内視鏡10の例について説明したが、内視鏡10から照明光学系及び観察光学系が除去された孔内導入装置が形成されることも好適である。
これまで、一実施形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
10…内視鏡(孔内導入装置)、14…操作部、16…ユニバーサルコード、32…第1把持部、34…第2把持部、36…UD湾曲操作ノブ、38…RL湾曲操作ノブ、40…第1押圧弁ユニット、42…第2押圧弁ユニット、44…ユニバーサルコード用コネクタ、44a…コネクタ本体、44b…延出方向規定部、52…第1面(ユーザ対向面)、54…第2面(操作ノブ配置面)、56…第3面(押圧弁ユニット配置面)、58…第4面(ユニバーサルコード配置面)、60…突出部、62…ユーザ対向面(第5面)64…グリップ面(第6面)、68…段差、72…凸部、74…凹部、90…支持部、92…第1支持領域、92a…仮想面、94…第2支持領域、94a,94b…仮想面、96…第3支持領域、96a…仮想面、CK…UD湾曲操作ノブの中心軸、CU…ユニバーサルコードの中心軸。

Claims (12)

  1. 長手軸周りの周方向に第1面から第4面を有する第1把持部と、
    前記第1把持部よりも前記長手軸に沿って挿入部に近接する側に配置され、前記第1面に連続的に配置された第5面を有する第2把持部と、
    前記第1把持部のうち、前記第1面に隣接する第2面に配置され前記挿入部の湾曲部を湾曲させる際にユーザに操作される湾曲操作ノブと、
    前記第1把持部のうち、前記第2面に隣接し前記第1面とは反対側の前記第3面に配置された複数の押圧弁ユニットと、
    前記第1把持部のうち、前記第1面に隣接する前記第4面に配置され、前記第3面とは反対側の前記第4面に配置されたユニバーサルコードを延出するユニバーサルコード用コネクタであって、前記ユニバーサルコードを前記第3面に対して反対側に延出し、前記ユーザの手があてがわれる第1支持領域から第3支持領域を前記第3面に近接する側から前記第1面に近接する側に向かって連続的に有し、前記第1及び第3支持領域に対して前記挿入部に近接する前記第2支持領域が前記第1面と前記第3面との間の領域の範囲内にあり、かつ、前記湾曲操作ノブの中心軸よりも前記第2支持領域が前記挿入部に近接する位置にある、コネクタと
    を具備する、孔内導入装置用の操作部。
  2. 前記湾曲操作ノブの中心軸は、前記第2支持領域よりも前記挿入部に対して前記長手軸に沿って離隔した位置にある、請求項1に記載の孔内導入装置用の操作部。
  3. 前記コネクタは、前記ユニバーサルコードを延出する向きを規定する環状の延出方向規定部を有し、
    前記延出方向規定部の中心軸は、前記長手軸に対してねじれの位置にあり、
    前記延出方向規定部の中心軸は、前記長手軸に近接するほど前記挿入部に離隔する、請求項1に記載の孔内導入装置用の操作部。
  4. 前記長手軸と、前記延出方向規定部の中心軸との間のなす角は90度よりも小さい鋭角である、請求項1に記載の孔内導入装置用の操作部。
  5. 前記第2支持領域の前記第1面から前記第3面に向かう方向の長さは、前記第1及び第3支持領域のうち前記第1面から前記第3面に向かう方向の長さよりも短い、請求項1に記載の孔内導入装置用の操作部。
  6. 前記コネクタの前記第2支持領域及び前記第3支持領域を前記第1面に向かって仮想的に延長させたとき、前記第2支持領域の仮想面が前記第1面に交差する位置よりも、前記第3支持領域の仮想面が前記第1面に交差する位置の方が前記挿入部に対して離隔するように形成されている、請求項1に記載の孔内導入装置用の操作部。
  7. 前記コネクタの前記第1支持領域を前記第3面に向かって仮想的に延長させた仮想面が前記第3面に交差する位置で、前記仮想面は前記複数の押圧弁ユニットよりも前記挿入部に対して離隔するように形成されている、請求項1に記載の孔内導入装置用の操作部。
  8. 前記コネクタの前記第2支持領域を前記第3面に向かって仮想的に延長させたとき、前記第2支持領域の仮想面が前記第3面に交差する位置に、前記複数の押圧弁ユニットのうち少なくとも1つの押圧弁ユニットが配置されている、請求項1に記載の孔内導入装置用の操作部。
  9. 前記第2支持領域は、前記ユーザの手の人差し指から親指の付け根にかけて支持されるように構成され、
    前記第3支持領域は前記第4面との間に、前記ユーザの手の親指を前記湾曲操作ノブに対して近接及び離隔可能な逃げを形成する、請求項1に記載の孔内導入装置用の操作部。
  10. 請求項1に記載の孔内導入装置用の操作部と、
    前記第2把持部に連結され、前記長手軸に沿って前記第1把持部に対して反対側に延出された、湾曲部を有する挿入部と
    を具備する、孔内導入装置。
  11. 前記ユニバーサルコード用コネクタから延出されたユニバーサルコードをさらに具備する、請求項10に記載の孔内導入装置。
  12. 前記コネクタは、前記ユニバーサルコードを延出する向きを規定する環状の延出方向規定部を有し、
    前記延出方向規定部の中心軸は、前記長手軸に対してねじれの位置にあり、
    前記延出方向規定部の中心軸は、前記長手軸に近接するほど前記挿入部に離隔し、
    前記ユニバーサルコードは、前記延出方向規定部の中心軸に沿って延出されている、請求項11に記載の孔内導入装置。
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