JP2005198950A - 内視鏡の湾曲操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用する術者に応じたアタッチメントを要せずに、様々な術者が最適な状態で湾曲操作ノブを把持できるようにした内視鏡の湾曲操作装置を提供する。
【解決手段】 内視鏡の操作部に、回動操作することで該操作部から伸びる挿入部の湾曲度合いを変化させる湾曲操作ノブを設けた内視鏡の湾曲操作装置において、上記湾曲操作ノブの本体に、その内側から外周側に向けて突出可能な補助操作突起を設け、該補助操作突起の上記本体からの突出量を調整可能としたことを特徴とする内視鏡の湾曲操作装置。
【選択図】 図3

Description

本発明は、内視鏡の湾曲操作装置に関する。
内視鏡では一般に、操作部から挿入部が伸び、該操作部には挿入部の湾曲度合いを調整する湾曲操作装置が設けられている。この湾曲操作装置は、湾曲操作ノブを回動させることで対をなす湾曲操作ワイヤの一方を牽引して他方を緩めることにより、操作部の湾曲度合いを変化させる。具体的な湾曲構造は各種周知である(例えば、特許文献1)。
上記の湾曲操作ノブは、その外径が変わらないものであるため、ある術者にとっては把持し易くても(操作し易くても)、他の術者にとっては把持し難い(操作し難い)場合がある。
このため、その外径が異なる複数種類の補助ノブを用意して、その中から術者の手に対して最適な外径の補助ノブを選択して湾曲操作ノブに外嵌することが従来より行われている。選択された補助ノブの外径は湾曲操作ノブより大きく、しかも術者にとって最適な大きさなので、湾曲操作ノブに対しては手が大きすぎる術者も、無理なく補助ノブを把持でき、湾曲操作ノブを円滑に操作できる。
特開平7−124102号公報
補助ノブを用いれば術者の操作性を向上させられるが、一種類の補助ノブで手の大きさが異なる多数の術者に対応するのは無理なため、内視鏡を使用する術者が複数であれば、外径が異なる複数種類の補助ノブを用意する必要がある。そのため、内視鏡を使用する術者の数が増えれば増えるほど、用意しなければならない補助ノブの数も増え、その結果、補助ノブの管理が煩雑になり、しかも金銭的な負担が増大してしまう。
本発明の目的は、湾曲操作ノブに装着するアタッチメントを要せずに、様々な術者が最適な状態で湾曲操作ノブを把持できるようにした内視鏡の湾曲操作装置を提供することにある。
本発明の内視鏡の湾曲操作装置は、内視鏡の操作部に、回動操作することで該操作部から伸びる挿入部の湾曲度合いを変化させる湾曲操作ノブを設けた内視鏡の湾曲操作装置において、上記湾曲操作ノブの本体に、その内側から外周側に向けて突出可能な補助操作突起を設け、該補助操作突起の上記本体からの突出量を調整可能としたことを特徴としている。
上記湾曲操作ノブの本体に形成したねじ孔に、上記補助操作突起を螺合させて、上記補助操作突起を本体から突出可能とするのが実際的である。
この場合、上記湾曲操作ノブの本体の上記ねじ孔の底部と、該ねじ孔に螺合させた上記補助操作突起との間に、該補助操作突起を突出方向に移動付勢するばねを挿入すれば、ねじ孔と補助操作突起の間のガタを除去できる。
また、上記湾曲操作ノブの本体に、上記補助操作突起の上記本体からの突出量に応じて上記補助操作突起の嵌合量が変化する凹部を形成して、該凹部の底部と上記補助操作突起との間に、該補助操作突起を該凹部から突出させる方向に移動付勢するばねを挿入しても、ねじ孔と補助操作突起の間のガタを除去できる。
上記補助操作突起は指の数に合わせて5個とするのが好ましい。
上記補助操作突起は、上記本体の回転中心を基準とした放射方向に移動可能であるのが好ましい。
本発明によると、補助操作突起の湾曲操作ノブに対する螺合量を変えることにより、手の大きさが異なる様々な術者に対して最適な把持状態を提供できる。このように、術者の手の大きさに応じたアタッチメントを用いないので、内視鏡を使用する術者の数が増えても、アタッチメントの管理が煩雑になったり、金銭的な負担が増大することはない。
添付図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1に示す内視鏡は医療用の電子内視鏡10であり、体腔内に挿入される挿入部11とその基部側に接続された操作部12を有している。挿入部11は、先端側から順に先端部13、湾曲部14及び可撓管部15を有しており、さらに可撓管部15が連結部16を介して操作部12に接続している。操作部12からはユニバーサルチューブ17が延設されており、該ユニバーサルチューブ17の末端に設けたコネクタ部18は、内視鏡本体とは別体のプロセッサ(図示略)に接続可能である。
挿入部11のうち、可撓管部15は柔軟で可撓性を有している。また、湾曲部14内には、相対回動可能に連結された複数の節輪(図示略)が、その長手方向に並べて設けられている。操作部12にはUD湾曲操作ノブ19とLR湾曲操作ノブ(湾曲操作ノブ)20が重ねて設けられており、両湾曲操作ノブ19、20は、両者の中心を直交方向に通る回転軸12a回りに回転自在である。UD湾曲操作ノブ19を回転操作すると、電子内視鏡10内に配設された複数の湾曲操作ワイヤ(図示略)が牽引または弛緩され、複数の節輪が相対回動し、その結果、湾曲部14が上下(図1の紙面に直交する方向)に湾曲される。一方、LR湾曲操作ノブ20を回転操作すると、上記湾曲操作ワイヤが牽引または弛緩され、上記節輪が相対回動し、湾曲部14が左右(図1の左右方向)に湾曲される。
次に、図2〜図5を用いて、LR湾曲操作ノブ20の詳細な構造を説明する。
LR湾曲操作ノブ20の本体21は平面視で略10角形をなしており、その中心部には回転軸12aに回転自在に嵌合する中心孔21aが穿設され、その外周面には、5つの扁平面21bと、隣り合う扁平面21bの間に位置する5つの指掛け用曲面21cが形成されている。
各扁平面21bには円柱状の凹部22が形成されており、各凹部22の軸線は中心孔21aの中心を基準とする放射方向を向いている。さらに、各凹部22の底部には、その軸線が中心孔21aの中心を基準とする放射方向を向くねじ孔23が形成されている。
各凹部22には略円柱形の補助操作突起24が挿脱可能であり、各補助操作突起22の中心孔21a側の端面には、対応するねじ孔23に螺合する右ねじのねじ25が突設されている。
さらに、各ねじ孔23には、各ねじ25の端面を常に外向きに付勢するばね26が縮設されている。
各補助操作突起24を、その軸線回りに反時計方向に回転させると、ねじ25とねじ孔23の螺合関係に従って、各補助操作突起24の本体21からの突出量が大きくなる(凹部22への嵌合量が小さくなる)。
一方、各補助操作突起24を、その軸線回りに時計方向に回転させると、ねじ25とねじ孔23の螺合関係に従って、各補助操作突起24の本体21からの突出量が小さくなる(凹部22への嵌合量が大きくなる)。
術者の手が本体21を把持するのに丁度良い大きさである場合は、各補助操作突起24を各凹部22に最大限嵌合させる(図2及び図4の状態)。この状態で、術者が片方の手の5本の指で各指掛け用曲面21cをそれぞれ把持すれば、LR湾曲操作ノブ20を無理なく確実に把持できる。
一方、本体21に対して手が大きい術者が電子内視鏡10を使用する場合は、本体21を無理なく把持するのが難しい。従って、このような場合は、各補助操作突起24に各指をそれぞれ掛けて湾曲操作ノブ20を把持する。この際、各補助操作突起24の本体12からの突出量を調整すれば、その術者にとって最適な把持状態を実現でき、術者はLR湾曲操作ノブ20を無理なく確実に把持できる。上記ばね26の付勢力によって、ねじ孔23とねじ25の間のガタが除去され、補助操作突起24の不用意な回転が防止されているので、術者は各補助操作突起24を確実に把持できる。
このように本実施形態のLR湾曲操作ノブ20は、補助ノブのようなアタッチメントを用いることなく、手の大きさが異なる様々な術者に対して最適な把持環境を提供できるので、電子内視鏡10を使用する術者の数が増えても、アタッチメントの管理が煩雑になったり、金銭的負担が増えることはない。
また、補助操作突起24を指の数に合わせて5個とし、かつ、各補助操作突起24を本体21の中心から放射方向に移動可能としたので、術者は各補助操作突起24を確実に把持することができる。
なお、図6に示すように、凹部22にばね26を縮設しても、ねじ孔23に縮設する場合と同様に、ねじ25とねじ孔23の間のガタを除去でき、補助操作突起24の不用意な回転を防止できる。
また、各凹部22とねじ孔23は、中心孔21aを中心とする放射方向を向いているが、厳密に放射方向を向いてなくてもよい。
本実施形態は術者の手の大きさに応じて補助操作突起24の本体21からの突出量を変える使用例を説明したが、手の大きさと関係なく術者の好みによって補助操作突起24の突出量を変化させて使用してもよい。
また、本実施形態は本発明を左右方向用の湾曲操作ノブであるLR湾曲操作ノブ20に適用したものであるが、上下方向用の湾曲操作ノブであるUD湾曲操作ノブ19に本発明を適用できるのは勿論である。さらに、本発明を電子内視鏡以外の内視鏡に適用することも勿論可能である。
本発明の一実施形態の内視鏡の全体図である。 左右方向用の湾曲操作ノブの補助操作突起を突出させないときの横断面図である。 同じく補助操作突起を突出させたときの横断面図である。 左右方向の湾曲操作ノブを断面視して示す、補助操作突起を突出させたときの湾曲操作装置の側面図である。 同じく補助操作突起を突出させたときの湾曲操作装置の側面図である。 湾曲操作ノブの変形例の横断面図である。
符号の説明
10 電子内視鏡(内視鏡)
11 挿入部
12 操作部
13 先端部
14 湾曲部
15 可撓管部
16 連結部
17 ユニバーサルチューブ
18 コネクタ部
19 UD湾曲操作ノブ
20 LR湾曲操作ノブ(湾曲操作ノブ)
21 本体
21a 中心孔
21b 扁平面
21c 指掛け用曲面
22 凹部
23 ねじ孔
24 補助操作突起
25 ねじ
26 ばね

Claims (6)

  1. 内視鏡の操作部に、回動操作することで該操作部から伸びる挿入部の湾曲度合いを変化させる湾曲操作ノブを設けた内視鏡の湾曲操作装置において、
    上記湾曲操作ノブの本体に、その内側から外周側に向けて突出可能な補助操作突起を設け、該補助操作突起の上記本体からの突出量を調整可能としたことを特徴とする内視鏡の湾曲操作装置。
  2. 請求項1記載の内視鏡の湾曲操作装置において、上記湾曲操作ノブの本体に形成したねじ孔に、上記補助操作突起を螺合させた内視鏡の湾曲操作装置。
  3. 請求項2記載の内視鏡の湾曲操作装置において、上記湾曲操作ノブの本体の上記ねじ孔の底部と、該ねじ孔に螺合させた上記補助操作突起との間に、該補助操作突起を突出方向に移動付勢するばねが挿入されている内視鏡の湾曲操作装置。
  4. 請求項1または2記載の内視鏡の湾曲操作装置において、上記湾曲操作ノブの本体に、上記補助操作突起の上記本体からの突出量に応じて上記補助操作突起の嵌合量が変化する凹部が形成されており、該凹部の底部と上記補助操作突起との間に、該補助操作突起を該凹部から突出させる方向に移動付勢するばねが挿入されている内視鏡の湾曲操作装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載の内視鏡の湾曲操作装置において、上記補助操作突起が、上記本体の周方向に5個並べて設けられている内視鏡の湾曲操作装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項記載の内視鏡の湾曲操作装置において、上記補助操作突起が、上記本体の回転中心を基準とした放射方向に移動可能である内視鏡の湾曲操作装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009045084A (ja) * 2007-08-13 2009-03-05 Hoya Corp 内視鏡操作装置
EP4374766A1 (en) * 2022-11-22 2024-05-29 Ambu A/S Endoscope with control wheel and visualization system

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