JP2005027114A - ディスク再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光ディスクの再生時にユーザがリモコン装置等の操作キーを操作して、好みのシーンや好みの曲を選択して再生した場合に、ユーザが操作したキー操作の手順を記憶して、一度再生した光ディスクを再度再生するとき、記憶されているキー操作の手順に従って光ディスクを再生することができるようにする。
【解決手段】ローディングされた光ディスクのディスク識別情報を読み出し、ディスク再生装置の動作を指令する操作キーが操作される毎に、そのキー操作の手順をディスク識別情報に対応させて記憶して、ディスク識別情報が記憶されている光ディスクがディスク再生装置にローディングされたとき、該ディスク識別情報に対応させて記憶されているキー操作の手順を読み出し、読み出されたキー操作の手順に従って指令されたディスク再生装置の動作を実行して、光ディスクを再生するようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】ローディングされた光ディスクのディスク識別情報を読み出し、ディスク再生装置の動作を指令する操作キーが操作される毎に、そのキー操作の手順をディスク識別情報に対応させて記憶して、ディスク識別情報が記憶されている光ディスクがディスク再生装置にローディングされたとき、該ディスク識別情報に対応させて記憶されているキー操作の手順を読み出し、読み出されたキー操作の手順に従って指令されたディスク再生装置の動作を実行して、光ディスクを再生するようにする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disk)等の光ディスクに記録されているコンテンツの映像音声信号を再生するディスク再生装置に係り、特に光ディスクの再生時に操作されたキー操作の手順を記憶して、再生時に操作されたキー操作の手順に従って光ディスクを再生する機能を有するディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DVD、CD等の光ディスクに記録されたコンテンツの映像音声信号を再生する際、ユーザの好みのシーンや好みの曲を選択して再生したい場合がある。しかし、光ディスクを再生する度に、ユーザはリモコン装置等の操作キーを操作して、好みのシーンや好みの曲を選択して光ディスクを再生しなければならないという問題点があった。
【0003】従来の技術としては、記録媒体に記録された画質に関する設定値、音量及び音質に関する設定値、映像のチャンネルの選択、音声のチャンネルの選択、字幕言語の選択、DCSの設定値、ブックマークの位置、並びにレジューム情報のうちの少なくとも1つの再生付加情報を読み出し、読み出された再生付情報に基づいて再生環境を設定して、記録媒体に記録されたコンテンツデータを再生するようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
【0004】また、ユーザがビデオ方式を設定した場合に、その設定内容のビデオ方式を不揮発性メモリに記憶し、所定のビデオ方式の映像信号が記録されたディスクが再生装置に装着されたときに、不揮発性メモリの内容に基づいて所定のビデオ方式の変換が設定されているか否かを判定して、ビデオ方式が設定されている場合に、当該ディスクから再生された映像信号をビデオ信号方式に変換して出力し、所定のビデオ方式が設定されていないときに、所定のビデオ方式の変換を選択設定させるようにしたものがあった(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】特開2003−59191号公報
【特許文献2】特開2002−290898号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の技術で述べたもののうち前者においては、記録媒体に記録された画質に関する設定値、音量及び音質に関する設定値、映像のチャンネルの選択、音声のチャンネルの選択、字幕言語の選択、DCSの設定値、ブックマークの位置、並びにレジューム情報のうちの少なくとも1つの再生付加情報を読み出し、読み出された再生付情報に基づいて再生環境を設定して、記録媒体に記録されたコンテンツデータを再生することができたが、光ディスクを再生する度に、ユーザがリモコン装置等の操作キーを操作して、好みのシーンや好みの曲を選択して光ディスクを再生しなければならないという上記した問題点を解決するものではなかった。
【0007】また、後者においては、ユーザがビデオ方式を設定した場合に、その設定内容のビデオ方式を不揮発性メモリに記憶し、所定のビデオ方式の映像信号が記録されたディスクが再生装置に装着されたときに、不揮発性メモリの内容に基づいて所定のビデオ方式の変換が設定されているか否かを判定して、ビデオ方式が設定されている場合に、当該ディスクから再生された映像信号をビデオ信号方式に変換して出力し、所定のビデオ方式が設定されていないときに、所定のビデオ方式の変換を選択設定させることができたが、上記同様、光ディスクを再生する度に、ユーザがリモコン装置等の操作キーを操作して、好みのシーンや好みの曲を選択して光ディスクを再生しなければならないという上記した問題点を解決するものではなかった。
【0008】本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、光ディスクの再生時にユーザがリモコン装置等の操作キーを操作して、好みのシーンや好みの曲を選択して再生した場合に、ユーザが操作したキー操作の手順を記憶して、一度再生した光ディスクを再度再生するとき、記憶されているキー操作の手順に従って光ディスクを再生することができるディスク再生装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため本発明においては、光ディスクに記録されているコンテンツの映像音声信号を再生するディスク再生装置であって、ディスク再生装置にローディングされた光ディスクを識別するディスク識別情報を読み出す読出手段と、キー操作の手順を登録する登録モードを選択する選択手段と、前記選択手段により登録モードが選択されたとき、ディスク再生装置の動作を指令する操作キーが操作される毎に、そのキー操作の手順を前記読出手段により読み出された光ディスクのディスク識別情報に対応させて記憶する記憶手段と、光ディスクがディスク再生装置にローディングされたとき、前記読出手段によりディスク識別情報を読み出し、読み出されたディスク識別情報が前記記憶手段に記憶されている場合、該ディスク識別情報に対応させて前記記憶手段に記憶されているキー操作の手順を読み出し、読み出されたキー操作の手順に従って指令されたディスク再生装置の動作を実行して、光ディスクを再生する制御手段とを備える。
【0010】前記ディスク識別情報は、光ディスクに記録されているコンテンツの全タイトル数/全チャプタ数とするとよい。
【0011】また、前記ディスク識別情報は、光ディスクに記録されているコンテンツの全トラック数/全曲再生時間とするとよい。
【0012】また、前記ディスク識別情報は、光ディスクのBCA領域に記録されているID情報とするとよい。
【0013】前記記憶手段は、不揮発性メモリとするとよい。
【0014】これらの手段により、光ディスクの再生時にユーザがリモコン装置等の操作キーを操作して、好みのシーンや好みの曲を選択して再生した場合に、ユーザが操作したキー操作の手順を記憶して、一度再生した光ディスクを再度再生するとき、記憶されているキー操作の手順に従って光ディスクを再生することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳述する。図1は本発明の実施の形態に係るディスク再生装置の構成を示すブロック図であり、図2は本発明の実施の形態に係るディスク再生装置のリモコン装置を示す説明図であり、図3は光ディスクのBCAと信号記録領域とを示す説明図であり、図4は本発明の実施の形態に係るディスク再生装置の動作を示すフローチャートであり、図5は本発明の実施の形態に係るディスク再生装置の動作を示すフローチャートである。
【0016】まず、図1の本発明の実施の形態に係るディスク再生装置の構成を示すブロック図を基に説明する。
【0017】ディスク再生装置1は、光ディスク2に記録されている映像音声信号を光学的に読み出す光ピックアップ3と、光ディスク2を回転させるスピンドルモータ4と、スピンドルモータ4を駆動し、光ピックアップ3を光ディスク2の半径方向に移動させるスレッドモータ(図示せず)を駆動して、光ピックアップ3のフォーカスとトラッキングとを制御するサーボ回路5と、光ピックアップ3により読み出された映像音声信号を基準クロックに基づいて同期検出し、アナログ信号の映像音声信号をデジタル信号に変換する同期検出/AD変換回路6と、デジタル信号に変換された映像音声信号を復調し、復調された映像音声信号の誤りを訂正する復調/誤り訂正回路7と、所定の圧縮方式に基づいて圧縮された映像音声信号を伸張して、元の映像音声信号に復号するデコーダ8と、復号された映像音声信号を所定の信号方式に従った映像音声信号、例えば、NTSC(National Television System Committee)方式の映像音声信号に符号化し、符号化された映像音声信号をアナログ信号の映像音声信号に変換するエンコーダ/DA変換回路9と、文字情報信号を映像信号に重畳して、文字情報をモニタ装置30に表示するOSD(On−ScreenCharacter Display)回路10と、ディスク再生装置1のシステム全体を制御するマイコン11と、ディスク情報等を記憶する不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable andProgrammable Read‐Only Memory)12と、リモコン装置20から送信された赤外線信号のリモコン信号を受信して、所定の電気信号に変換するリモコン受信部13とで構成されている。
【0018】リモコン装置20には、図2に示すように、ディスク再生装置1の各種モードを設定するメニュ画面の表示を指令するメニュキー20a、メニュ画面に表示された選択項目を選択するカーソルキー20b、タイトル番号/チャプタ番号/トラック番号を入力するテンキー20c、光ディスク2の再生を指令する再生キー20d、光ディスク2の再生停止を指令する停止キー20e、タイトル番号/チャプタ番号/トラック番号のスキップを指令する前スキップキー20fと次スキップキー20g、光ディスクの再生の一時停止を指令する一時停止キー20h、映像のアングル変更を指令するアングルキー20i、音量変更を指令する音量キー20j、光ディスクの取り出しを指令する取出キー20k等の複数の操作キーが設けられていて、それらの操作キーを操作することによりディスク再生装置1を所望動作させることができるようになっている。
【0019】以上のように構成されたディスク再生装置について、以下その動作について説明する。
【0020】光ディスク2がディスク再生装置1にローディングされると、マイコン11は、サーボ回路5に制御信号を送出して、ローディングされた光ディスク2の最内周のBCA(Burst Cutting Area)2a(図3参照)にバーコード形式で円周方向に記録されている光ディスクのID(Identification)情報、及び光ディスク2の信号記録領域2b(図3参照)に記録されているコンテンツの全タイトル数/全チャプタ数、或いは光ディスク2の信号記録領域2b(図3参照)の内周のリードイン領域のTOC(Table of Contents)に記録されているコンテンツの全トラック数/全曲再生時間を光ピックアップ3により読み出す。
【0021】リモコン装置20のメニュキー20aによりモニタ装置30の画面に表示されたメニュ画面(図示せず)のキー操作の手順を記憶する登録モードが選択されると、マイコン11は、ID情報が記録されている光ディスクの場合は、光ディスク2から読み出されたID情報を光ディスク2のディスク識別情報としてEEPROM12に記憶し、ID情報が記録されていない光ディスクの場合は、光ディスク2から読み出されたコンテンツの全タイトル数/全チャプタ数、或いはコンテンツの全トラック数/全曲再生時間を光ディスク2のディスク識別情報としてEEPROM12に記憶する。例えば、全タイトル数28、全チャプタ数57のDVDの場合、ディスク識別情報として「DVD−28−57」をEEPROM12に記憶する。また、全トラック数14、全曲再生時間75分18秒のCDの場合、ディスク識別情報として「CD−14−7518」をEEPROM12に記憶する。
【0022】登録モードが選択されている場合、光ディスク2の再生中に、ユーザがリモコン装置20の操作キー20b〜20jを操作して、好みのシーンや好みの曲等を選択すると、マイコン11は、操作されたリモコン装置20の操作キー20b〜20jのキー操作をディスク情報に対応させてEEPROM12に順次記憶して、リモコン装置20の操作キーの操作により指令されたディスク再生装置1の動作を実行する。そして、リモコン装置20の取出キー20kのキー操作により光ディスク2の取り出しが指令されると、マイコン11は、光ディスク2をディスク再生装置1から取り出す。
【0023】登録モードが選択されていない場合、マイコン11は、キー操作の手順をディスク再生装置1のEEPROM12に記憶しない通常モードに移行して、リモコン装置20の操作キー20a〜20kの操作により指令されたディスク再生装置1の動作を実行する。
【0024】光ディスク2がディスク再生装置1にローディングされると、マイコン11は、サーボ回路5に制御信号を送出して、ローディングされた光ディスク2のディスク識別情報を光ピックアップ3により読み出し、光ディスク2から読み出されたディスク識別情報がEEPROM12に記憶されているか否かを判別して、光ディスク2から読み出されたディスク識別情報がEEPROM12に記憶されている場合、光ディスク2のディスク識別情報に対応してEEPROM12に記憶されているキー操作の手順を読み出し、読み出したキー操作の手順に従って指令されたディスク再生装置1の動作を実行する。そして、マイコン11は、EEPROM12に記憶されているキー操作の手順が終了するか、リモコン装置20の停止キーが操作されるまで、EEPROM12に記憶されているキー操作の手順に従って指令されたディスク再生装置1の動作を続行する。
【0025】なお、光ディスク2から読み出されたディスク識別情報がEEPROM12に登録されていない場合、マイコン11は、キー操作の手順を再現しない通常モードに移行して、リモコン装置20の操作キー20a〜20kの操作により指令されたディスク再生装置1の動作を実行する。
【0026】また、図4の本発明の実施の形態に係るディスク再生装置の動作を示すフローチャートを基に説明する。
【0027】光ディスクがディスク再生装置にローディングされると、ステップS1からステップS2に進み、ステップS2で、ディスク再生装置にローディングされた光ディスクのディスク識別情報が読み出されて、ステップS3に進む。
【0028】ステップS3で、キー操作の手順をディスク再生装置のメモリに記憶する登録モードが選択されたか否かが判断され、登録モードが選択された場合、ステップS4に進み、登録モードが選択されていない場合、ステップS9に進んで処理を終了して、キー操作の手順をディスク再生装置のメモリに記憶しない通常モード(図示せず)に移行する。
【0029】ステップS4で、光ディスクから読み出された光ディスクのディスク識別情報がメモリに記憶され、ステップS5に進む。
【0030】ステップS5で、リモコン装置のキーが操作されたか否かが判断され、リモコン装置のキーが操作された場合、ステップS6に進み、リモコン装置のキーが操作されていない場合、ステップS7に進む。
【0031】ステップS6で、操作されたリモコン装置のキー操作がディスク情報に対応させてメモリに記憶され、リモコン装置のキー操作により指令された動作が実行されて、ステップS7に進む。
【0032】ステップS7で、リモコン装置の取出キーが操作されたか否かが判断され、リモコン装置の取出キーが操作された場合、ステップS8に進み、リモコン装置の取出キーが操作されていない場合、ステップS5に戻って、ステップS5からステップS7のステップを繰り返す。
【0033】ステップS8で、光ディスクがディスク再生装置から取り出されて、ステップS8に進んで処理を終了する。
【0034】また、図5の本発明の実施の形態に係るディスク再生装置の動作を示すフローチャートを基に説明する。
【0035】光ディスクがディスク再生装置にローディングされると、ステップS11からステップS12に進み、ディスク再生装置にローディングされた光ディスクのディスク識別情報が読み出されて、ステップS13に進む。
【0036】ステップS13で、光ディスクから読み出された光ディスクのディスク識別情報がディスク再生装置のメモリに記憶されているか否かが判断され、光ディスクから読み出されたディスク識別情報がメモリに記憶されている場合、ステップS14に進み、光ディスクから読み出されたディスク識別情報がメモリに記憶されていない場合、ステップS17に進んで処理を終了し、キー操作の手順を再現しない通常モード(図示せず)に移行する。
【0037】ステップS14で、ディスク識別情報に対応してメモリに記憶されているキー操作の手順が読み出されて、キー操作の手順に従って指令された動作が実行され、ステップS15に進む。
【0038】ステップS15で、リモコン装置の停止キーが操作されたか否かが判断され、リモコン装置の停止キーが操作された場合、ステップS17に進んで処理を終了する。
【0039】ステップS16で、メモリに記憶されているキー操作の手順が終了したか否かが判断され、キー操作の手順が終了した場合、ステップS17に進んで処理を終了し、キー操作の手順が終了していない場合、ステップS14に戻って、ステップS14からステップS16のステップを繰り返す。
【0040】以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明はこれに限らず、当業者の通常の知識の範囲内でその変形や改良が可能である。例えば、リモコン装置に設けられた操作キーを操作してディスク再生装置を所望動作させることを説明したが、ディスク再生装置の操作パネルに設けられた操作キーを操作してディスク再生装置を所望動作させるようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によるディスク再生装置にディスク再生装置にローディングされた光ディスクに記録されているコンテンツの全タイトル数/全チャプタ数、全トラック数/全曲再生時間、或いは光ディスクのBCA領域に記録されているID情報をディスク識別情報として読み出し、キー操作の手順を登録する登録モードが選択されたとき、ディスク再生装置の動作を指令する操作キーが操作される毎に、そのキー操作の手順を光ディスクのディスク識別情報に対応させてEEPROMに記憶して、光ディスクがディスク装置にローディングされたとき、ローディングされた光ディスクのディスク識別情報を読み出し、読み出されたディスク識別情報がEEPROMに記憶されている場合、該ディスク識別情報に対応させてEEPROMに記憶されているキー操作の手順を読み出し、読み出されたキー操作の手順に従って指令されたディスク再生装置の動作を実行して、光ディスクを再生することができる。このことにより、光ディスクの再生時にユーザがリモコン装置等の操作キーを操作して、好みのシーンや好みの曲を選択して再生した場合に、ユーザが操作したキー操作の手順を記憶して、一度再生した光ディスクを再度再生するとき、記憶されているキー操作の手順に従って光ディスクを再生することができる。
【0042】請求項1記載の発明に係るディスク再生装置は、ディスク再生装置にローディングされた光ディスクに記録されているコンテンツの全タイトル数/全チャプタ数、全トラック数/全曲再生時間、或いは光ディスクのBCA領域に記録されているID情報をディスク識別情報として読み出し、キー操作の手順を登録する登録モードが選択されたとき、ディスク再生装置の動作を指令する操作キーが操作される毎に、そのキー操作の手順を光ディスクのディスク識別情報に対応させて不揮発性メモリに記憶して、光ディスクがディスク再生装置にローディングされたとき、ディスク識別情報を読み出し、読み出されたディスク識別情報が不揮発性メモリに記憶されている場合、該ディスク識別情報に対応させて不揮発性メモリに記憶されているキー操作の手順を読み出し、読み出されたキー操作の手順に従って指令されたディスク再生装置の動作を実行して、光ディスクを再生するようにしているので、光ディスクの再生時にユーザがリモコン装置等の操作キーを操作して、好みのシーンや好みの曲を選択して再生した場合に、ユーザが操作したキー操作の手順を記憶して、一度再生した光ディスクを再度再生するとき、記憶されているキー操作の手順に従って光ディスクを再生することができる。
【0043】請求項2記載の発明に係るディスク再生装置は、ディスク再生装置にローディングされた光ディスクを識別するディスク識別情報を読み出し、キー操作の手順を登録する登録モードが選択されたとき、ディスク再生装置の動作を指令する操作キーが操作される毎に、そのキー操作の手順を光ディスクのディスク識別情報に対応させて記憶して、光ディスクがディスク再生装置にローディングされたとき、ディスク識別情報を読み出し、読み出されたディスク識別情報が記憶されている場合、該ディスク識別情報に対応させて記憶されているキー操作の手順を読み出し、読み出されたキー操作の手順に従って指令されたディスク再生装置の動作を実行して、光ディスクを再生するようにしているので、光ディスクの再生時にユーザがリモコン装置等の操作キーを操作して、好みのシーンや好みの曲を選択して再生した場合に、ユーザが操作したキー操作の手順を記憶して、一度再生した光ディスクを再度再生するとき、記憶されているキー操作の手順に従って光ディスクを再生することができる。
【0044】請求項3記載の発明に係るディスク再生装置は、光ディスクに記録されているコンテンツの全タイトル数/全チャプタ数をディスク識別情報としているので、光ディスクのBCA領域にID情報が記録されていない光ディスクであってもディスクを識別することができる。
【0045】請求項4記載の発明に係るディスク再生装置は、光ディスクに記録されているコンテンツの全トラック数/全曲再生時間をディスク識別情報としているので、光ディスクのBCA領域にID情報が記録されていない光ディスクであってもディスクを識別することができる。
【0046】請求項5記載の発明に係るディスク再生装置は、光ディスクのBCA領域に記録されているID情報をディスク識別情報としているので、光ディスクを容易に識別することができる。
【0047】請求項6記載の発明に係るディスク再生装置は、ディスク識別情報とキー操作の手順とを不揮発性メモリに記憶するようにしているので、ディスク再生装置の電源がOFFになっても、ディスク識別情報とキー操作の手順との記憶しておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るディスク再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るディスク再生装置のリモコン装置を示す説明図である。
【図3】光ディスクのBCAと信号記録領域とを示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るディスク再生装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係るディスク再生装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ディスク再生装置
2 光ディスク
2a BCA
2b 信号記録領域
3 光ピックアップ
4 スピンドルモータ
5 サーボ回路
6 同期検出/AD変換回路
7 復調/誤り訂正回路
8 デコーダ
9 エンコーダ/DA変換回路
10 OSD回路
11 マイコン
12 EEPROM
13 リモコン受信部
20 リモコン装置
20a〜20k 操作キー
30 モニタ装置
【発明の属する技術分野】本発明は、DVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disk)等の光ディスクに記録されているコンテンツの映像音声信号を再生するディスク再生装置に係り、特に光ディスクの再生時に操作されたキー操作の手順を記憶して、再生時に操作されたキー操作の手順に従って光ディスクを再生する機能を有するディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DVD、CD等の光ディスクに記録されたコンテンツの映像音声信号を再生する際、ユーザの好みのシーンや好みの曲を選択して再生したい場合がある。しかし、光ディスクを再生する度に、ユーザはリモコン装置等の操作キーを操作して、好みのシーンや好みの曲を選択して光ディスクを再生しなければならないという問題点があった。
【0003】従来の技術としては、記録媒体に記録された画質に関する設定値、音量及び音質に関する設定値、映像のチャンネルの選択、音声のチャンネルの選択、字幕言語の選択、DCSの設定値、ブックマークの位置、並びにレジューム情報のうちの少なくとも1つの再生付加情報を読み出し、読み出された再生付情報に基づいて再生環境を設定して、記録媒体に記録されたコンテンツデータを再生するようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
【0004】また、ユーザがビデオ方式を設定した場合に、その設定内容のビデオ方式を不揮発性メモリに記憶し、所定のビデオ方式の映像信号が記録されたディスクが再生装置に装着されたときに、不揮発性メモリの内容に基づいて所定のビデオ方式の変換が設定されているか否かを判定して、ビデオ方式が設定されている場合に、当該ディスクから再生された映像信号をビデオ信号方式に変換して出力し、所定のビデオ方式が設定されていないときに、所定のビデオ方式の変換を選択設定させるようにしたものがあった(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】特開2003−59191号公報
【特許文献2】特開2002−290898号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の技術で述べたもののうち前者においては、記録媒体に記録された画質に関する設定値、音量及び音質に関する設定値、映像のチャンネルの選択、音声のチャンネルの選択、字幕言語の選択、DCSの設定値、ブックマークの位置、並びにレジューム情報のうちの少なくとも1つの再生付加情報を読み出し、読み出された再生付情報に基づいて再生環境を設定して、記録媒体に記録されたコンテンツデータを再生することができたが、光ディスクを再生する度に、ユーザがリモコン装置等の操作キーを操作して、好みのシーンや好みの曲を選択して光ディスクを再生しなければならないという上記した問題点を解決するものではなかった。
【0007】また、後者においては、ユーザがビデオ方式を設定した場合に、その設定内容のビデオ方式を不揮発性メモリに記憶し、所定のビデオ方式の映像信号が記録されたディスクが再生装置に装着されたときに、不揮発性メモリの内容に基づいて所定のビデオ方式の変換が設定されているか否かを判定して、ビデオ方式が設定されている場合に、当該ディスクから再生された映像信号をビデオ信号方式に変換して出力し、所定のビデオ方式が設定されていないときに、所定のビデオ方式の変換を選択設定させることができたが、上記同様、光ディスクを再生する度に、ユーザがリモコン装置等の操作キーを操作して、好みのシーンや好みの曲を選択して光ディスクを再生しなければならないという上記した問題点を解決するものではなかった。
【0008】本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、光ディスクの再生時にユーザがリモコン装置等の操作キーを操作して、好みのシーンや好みの曲を選択して再生した場合に、ユーザが操作したキー操作の手順を記憶して、一度再生した光ディスクを再度再生するとき、記憶されているキー操作の手順に従って光ディスクを再生することができるディスク再生装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため本発明においては、光ディスクに記録されているコンテンツの映像音声信号を再生するディスク再生装置であって、ディスク再生装置にローディングされた光ディスクを識別するディスク識別情報を読み出す読出手段と、キー操作の手順を登録する登録モードを選択する選択手段と、前記選択手段により登録モードが選択されたとき、ディスク再生装置の動作を指令する操作キーが操作される毎に、そのキー操作の手順を前記読出手段により読み出された光ディスクのディスク識別情報に対応させて記憶する記憶手段と、光ディスクがディスク再生装置にローディングされたとき、前記読出手段によりディスク識別情報を読み出し、読み出されたディスク識別情報が前記記憶手段に記憶されている場合、該ディスク識別情報に対応させて前記記憶手段に記憶されているキー操作の手順を読み出し、読み出されたキー操作の手順に従って指令されたディスク再生装置の動作を実行して、光ディスクを再生する制御手段とを備える。
【0010】前記ディスク識別情報は、光ディスクに記録されているコンテンツの全タイトル数/全チャプタ数とするとよい。
【0011】また、前記ディスク識別情報は、光ディスクに記録されているコンテンツの全トラック数/全曲再生時間とするとよい。
【0012】また、前記ディスク識別情報は、光ディスクのBCA領域に記録されているID情報とするとよい。
【0013】前記記憶手段は、不揮発性メモリとするとよい。
【0014】これらの手段により、光ディスクの再生時にユーザがリモコン装置等の操作キーを操作して、好みのシーンや好みの曲を選択して再生した場合に、ユーザが操作したキー操作の手順を記憶して、一度再生した光ディスクを再度再生するとき、記憶されているキー操作の手順に従って光ディスクを再生することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳述する。図1は本発明の実施の形態に係るディスク再生装置の構成を示すブロック図であり、図2は本発明の実施の形態に係るディスク再生装置のリモコン装置を示す説明図であり、図3は光ディスクのBCAと信号記録領域とを示す説明図であり、図4は本発明の実施の形態に係るディスク再生装置の動作を示すフローチャートであり、図5は本発明の実施の形態に係るディスク再生装置の動作を示すフローチャートである。
【0016】まず、図1の本発明の実施の形態に係るディスク再生装置の構成を示すブロック図を基に説明する。
【0017】ディスク再生装置1は、光ディスク2に記録されている映像音声信号を光学的に読み出す光ピックアップ3と、光ディスク2を回転させるスピンドルモータ4と、スピンドルモータ4を駆動し、光ピックアップ3を光ディスク2の半径方向に移動させるスレッドモータ(図示せず)を駆動して、光ピックアップ3のフォーカスとトラッキングとを制御するサーボ回路5と、光ピックアップ3により読み出された映像音声信号を基準クロックに基づいて同期検出し、アナログ信号の映像音声信号をデジタル信号に変換する同期検出/AD変換回路6と、デジタル信号に変換された映像音声信号を復調し、復調された映像音声信号の誤りを訂正する復調/誤り訂正回路7と、所定の圧縮方式に基づいて圧縮された映像音声信号を伸張して、元の映像音声信号に復号するデコーダ8と、復号された映像音声信号を所定の信号方式に従った映像音声信号、例えば、NTSC(National Television System Committee)方式の映像音声信号に符号化し、符号化された映像音声信号をアナログ信号の映像音声信号に変換するエンコーダ/DA変換回路9と、文字情報信号を映像信号に重畳して、文字情報をモニタ装置30に表示するOSD(On−ScreenCharacter Display)回路10と、ディスク再生装置1のシステム全体を制御するマイコン11と、ディスク情報等を記憶する不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable andProgrammable Read‐Only Memory)12と、リモコン装置20から送信された赤外線信号のリモコン信号を受信して、所定の電気信号に変換するリモコン受信部13とで構成されている。
【0018】リモコン装置20には、図2に示すように、ディスク再生装置1の各種モードを設定するメニュ画面の表示を指令するメニュキー20a、メニュ画面に表示された選択項目を選択するカーソルキー20b、タイトル番号/チャプタ番号/トラック番号を入力するテンキー20c、光ディスク2の再生を指令する再生キー20d、光ディスク2の再生停止を指令する停止キー20e、タイトル番号/チャプタ番号/トラック番号のスキップを指令する前スキップキー20fと次スキップキー20g、光ディスクの再生の一時停止を指令する一時停止キー20h、映像のアングル変更を指令するアングルキー20i、音量変更を指令する音量キー20j、光ディスクの取り出しを指令する取出キー20k等の複数の操作キーが設けられていて、それらの操作キーを操作することによりディスク再生装置1を所望動作させることができるようになっている。
【0019】以上のように構成されたディスク再生装置について、以下その動作について説明する。
【0020】光ディスク2がディスク再生装置1にローディングされると、マイコン11は、サーボ回路5に制御信号を送出して、ローディングされた光ディスク2の最内周のBCA(Burst Cutting Area)2a(図3参照)にバーコード形式で円周方向に記録されている光ディスクのID(Identification)情報、及び光ディスク2の信号記録領域2b(図3参照)に記録されているコンテンツの全タイトル数/全チャプタ数、或いは光ディスク2の信号記録領域2b(図3参照)の内周のリードイン領域のTOC(Table of Contents)に記録されているコンテンツの全トラック数/全曲再生時間を光ピックアップ3により読み出す。
【0021】リモコン装置20のメニュキー20aによりモニタ装置30の画面に表示されたメニュ画面(図示せず)のキー操作の手順を記憶する登録モードが選択されると、マイコン11は、ID情報が記録されている光ディスクの場合は、光ディスク2から読み出されたID情報を光ディスク2のディスク識別情報としてEEPROM12に記憶し、ID情報が記録されていない光ディスクの場合は、光ディスク2から読み出されたコンテンツの全タイトル数/全チャプタ数、或いはコンテンツの全トラック数/全曲再生時間を光ディスク2のディスク識別情報としてEEPROM12に記憶する。例えば、全タイトル数28、全チャプタ数57のDVDの場合、ディスク識別情報として「DVD−28−57」をEEPROM12に記憶する。また、全トラック数14、全曲再生時間75分18秒のCDの場合、ディスク識別情報として「CD−14−7518」をEEPROM12に記憶する。
【0022】登録モードが選択されている場合、光ディスク2の再生中に、ユーザがリモコン装置20の操作キー20b〜20jを操作して、好みのシーンや好みの曲等を選択すると、マイコン11は、操作されたリモコン装置20の操作キー20b〜20jのキー操作をディスク情報に対応させてEEPROM12に順次記憶して、リモコン装置20の操作キーの操作により指令されたディスク再生装置1の動作を実行する。そして、リモコン装置20の取出キー20kのキー操作により光ディスク2の取り出しが指令されると、マイコン11は、光ディスク2をディスク再生装置1から取り出す。
【0023】登録モードが選択されていない場合、マイコン11は、キー操作の手順をディスク再生装置1のEEPROM12に記憶しない通常モードに移行して、リモコン装置20の操作キー20a〜20kの操作により指令されたディスク再生装置1の動作を実行する。
【0024】光ディスク2がディスク再生装置1にローディングされると、マイコン11は、サーボ回路5に制御信号を送出して、ローディングされた光ディスク2のディスク識別情報を光ピックアップ3により読み出し、光ディスク2から読み出されたディスク識別情報がEEPROM12に記憶されているか否かを判別して、光ディスク2から読み出されたディスク識別情報がEEPROM12に記憶されている場合、光ディスク2のディスク識別情報に対応してEEPROM12に記憶されているキー操作の手順を読み出し、読み出したキー操作の手順に従って指令されたディスク再生装置1の動作を実行する。そして、マイコン11は、EEPROM12に記憶されているキー操作の手順が終了するか、リモコン装置20の停止キーが操作されるまで、EEPROM12に記憶されているキー操作の手順に従って指令されたディスク再生装置1の動作を続行する。
【0025】なお、光ディスク2から読み出されたディスク識別情報がEEPROM12に登録されていない場合、マイコン11は、キー操作の手順を再現しない通常モードに移行して、リモコン装置20の操作キー20a〜20kの操作により指令されたディスク再生装置1の動作を実行する。
【0026】また、図4の本発明の実施の形態に係るディスク再生装置の動作を示すフローチャートを基に説明する。
【0027】光ディスクがディスク再生装置にローディングされると、ステップS1からステップS2に進み、ステップS2で、ディスク再生装置にローディングされた光ディスクのディスク識別情報が読み出されて、ステップS3に進む。
【0028】ステップS3で、キー操作の手順をディスク再生装置のメモリに記憶する登録モードが選択されたか否かが判断され、登録モードが選択された場合、ステップS4に進み、登録モードが選択されていない場合、ステップS9に進んで処理を終了して、キー操作の手順をディスク再生装置のメモリに記憶しない通常モード(図示せず)に移行する。
【0029】ステップS4で、光ディスクから読み出された光ディスクのディスク識別情報がメモリに記憶され、ステップS5に進む。
【0030】ステップS5で、リモコン装置のキーが操作されたか否かが判断され、リモコン装置のキーが操作された場合、ステップS6に進み、リモコン装置のキーが操作されていない場合、ステップS7に進む。
【0031】ステップS6で、操作されたリモコン装置のキー操作がディスク情報に対応させてメモリに記憶され、リモコン装置のキー操作により指令された動作が実行されて、ステップS7に進む。
【0032】ステップS7で、リモコン装置の取出キーが操作されたか否かが判断され、リモコン装置の取出キーが操作された場合、ステップS8に進み、リモコン装置の取出キーが操作されていない場合、ステップS5に戻って、ステップS5からステップS7のステップを繰り返す。
【0033】ステップS8で、光ディスクがディスク再生装置から取り出されて、ステップS8に進んで処理を終了する。
【0034】また、図5の本発明の実施の形態に係るディスク再生装置の動作を示すフローチャートを基に説明する。
【0035】光ディスクがディスク再生装置にローディングされると、ステップS11からステップS12に進み、ディスク再生装置にローディングされた光ディスクのディスク識別情報が読み出されて、ステップS13に進む。
【0036】ステップS13で、光ディスクから読み出された光ディスクのディスク識別情報がディスク再生装置のメモリに記憶されているか否かが判断され、光ディスクから読み出されたディスク識別情報がメモリに記憶されている場合、ステップS14に進み、光ディスクから読み出されたディスク識別情報がメモリに記憶されていない場合、ステップS17に進んで処理を終了し、キー操作の手順を再現しない通常モード(図示せず)に移行する。
【0037】ステップS14で、ディスク識別情報に対応してメモリに記憶されているキー操作の手順が読み出されて、キー操作の手順に従って指令された動作が実行され、ステップS15に進む。
【0038】ステップS15で、リモコン装置の停止キーが操作されたか否かが判断され、リモコン装置の停止キーが操作された場合、ステップS17に進んで処理を終了する。
【0039】ステップS16で、メモリに記憶されているキー操作の手順が終了したか否かが判断され、キー操作の手順が終了した場合、ステップS17に進んで処理を終了し、キー操作の手順が終了していない場合、ステップS14に戻って、ステップS14からステップS16のステップを繰り返す。
【0040】以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明はこれに限らず、当業者の通常の知識の範囲内でその変形や改良が可能である。例えば、リモコン装置に設けられた操作キーを操作してディスク再生装置を所望動作させることを説明したが、ディスク再生装置の操作パネルに設けられた操作キーを操作してディスク再生装置を所望動作させるようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によるディスク再生装置にディスク再生装置にローディングされた光ディスクに記録されているコンテンツの全タイトル数/全チャプタ数、全トラック数/全曲再生時間、或いは光ディスクのBCA領域に記録されているID情報をディスク識別情報として読み出し、キー操作の手順を登録する登録モードが選択されたとき、ディスク再生装置の動作を指令する操作キーが操作される毎に、そのキー操作の手順を光ディスクのディスク識別情報に対応させてEEPROMに記憶して、光ディスクがディスク装置にローディングされたとき、ローディングされた光ディスクのディスク識別情報を読み出し、読み出されたディスク識別情報がEEPROMに記憶されている場合、該ディスク識別情報に対応させてEEPROMに記憶されているキー操作の手順を読み出し、読み出されたキー操作の手順に従って指令されたディスク再生装置の動作を実行して、光ディスクを再生することができる。このことにより、光ディスクの再生時にユーザがリモコン装置等の操作キーを操作して、好みのシーンや好みの曲を選択して再生した場合に、ユーザが操作したキー操作の手順を記憶して、一度再生した光ディスクを再度再生するとき、記憶されているキー操作の手順に従って光ディスクを再生することができる。
【0042】請求項1記載の発明に係るディスク再生装置は、ディスク再生装置にローディングされた光ディスクに記録されているコンテンツの全タイトル数/全チャプタ数、全トラック数/全曲再生時間、或いは光ディスクのBCA領域に記録されているID情報をディスク識別情報として読み出し、キー操作の手順を登録する登録モードが選択されたとき、ディスク再生装置の動作を指令する操作キーが操作される毎に、そのキー操作の手順を光ディスクのディスク識別情報に対応させて不揮発性メモリに記憶して、光ディスクがディスク再生装置にローディングされたとき、ディスク識別情報を読み出し、読み出されたディスク識別情報が不揮発性メモリに記憶されている場合、該ディスク識別情報に対応させて不揮発性メモリに記憶されているキー操作の手順を読み出し、読み出されたキー操作の手順に従って指令されたディスク再生装置の動作を実行して、光ディスクを再生するようにしているので、光ディスクの再生時にユーザがリモコン装置等の操作キーを操作して、好みのシーンや好みの曲を選択して再生した場合に、ユーザが操作したキー操作の手順を記憶して、一度再生した光ディスクを再度再生するとき、記憶されているキー操作の手順に従って光ディスクを再生することができる。
【0043】請求項2記載の発明に係るディスク再生装置は、ディスク再生装置にローディングされた光ディスクを識別するディスク識別情報を読み出し、キー操作の手順を登録する登録モードが選択されたとき、ディスク再生装置の動作を指令する操作キーが操作される毎に、そのキー操作の手順を光ディスクのディスク識別情報に対応させて記憶して、光ディスクがディスク再生装置にローディングされたとき、ディスク識別情報を読み出し、読み出されたディスク識別情報が記憶されている場合、該ディスク識別情報に対応させて記憶されているキー操作の手順を読み出し、読み出されたキー操作の手順に従って指令されたディスク再生装置の動作を実行して、光ディスクを再生するようにしているので、光ディスクの再生時にユーザがリモコン装置等の操作キーを操作して、好みのシーンや好みの曲を選択して再生した場合に、ユーザが操作したキー操作の手順を記憶して、一度再生した光ディスクを再度再生するとき、記憶されているキー操作の手順に従って光ディスクを再生することができる。
【0044】請求項3記載の発明に係るディスク再生装置は、光ディスクに記録されているコンテンツの全タイトル数/全チャプタ数をディスク識別情報としているので、光ディスクのBCA領域にID情報が記録されていない光ディスクであってもディスクを識別することができる。
【0045】請求項4記載の発明に係るディスク再生装置は、光ディスクに記録されているコンテンツの全トラック数/全曲再生時間をディスク識別情報としているので、光ディスクのBCA領域にID情報が記録されていない光ディスクであってもディスクを識別することができる。
【0046】請求項5記載の発明に係るディスク再生装置は、光ディスクのBCA領域に記録されているID情報をディスク識別情報としているので、光ディスクを容易に識別することができる。
【0047】請求項6記載の発明に係るディスク再生装置は、ディスク識別情報とキー操作の手順とを不揮発性メモリに記憶するようにしているので、ディスク再生装置の電源がOFFになっても、ディスク識別情報とキー操作の手順との記憶しておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るディスク再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るディスク再生装置のリモコン装置を示す説明図である。
【図3】光ディスクのBCAと信号記録領域とを示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るディスク再生装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係るディスク再生装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ディスク再生装置
2 光ディスク
2a BCA
2b 信号記録領域
3 光ピックアップ
4 スピンドルモータ
5 サーボ回路
6 同期検出/AD変換回路
7 復調/誤り訂正回路
8 デコーダ
9 エンコーダ/DA変換回路
10 OSD回路
11 マイコン
12 EEPROM
13 リモコン受信部
20 リモコン装置
20a〜20k 操作キー
30 モニタ装置
Claims (6)
- 光ディスクに記録されているコンテンツの映像音声信号を再生するディスク再生装置であって、
ディスク再生装置にローディングされた光ディスクに記録されているコンテンツの全タイトル数/全チャプタ数、全トラック数/全曲再生時間、或いは光ディスクのBCA領域に記録されているID情報をディスク識別情報として読み出す読出手段と、キー操作の手順を登録する登録モードを選択する選択手段と、前記選択手段により登録モードが選択されたとき、ディスク再生装置の動作を指令する操作キーが操作される毎に、そのキー操作の手順を前記読出手段により読み出された光ディスクのディスク識別情報に対応させて記憶する不揮発性メモリと、光ディスクがディスク再生装置にローディングされたとき、前記読出手段によりディスク識別情報を読み出し、読み出されたディスク識別情報が前記不揮発性メモリに記憶されている場合、該ディスク識別情報に対応させて前記不揮発性メモリに記憶されているキー操作の手順を読み出し、読み出されたキー操作の手順に従って指令されたディスク再生装置の動作を実行して、光ディスクを再生する制御手段とを備えたことを特徴とするディスク再生装置。 - 光ディスクに記録されているコンテンツの映像音声信号を再生するディスク再生装置であって、
ディスク再生装置にローディングされた光ディスクを識別するディスク識別情報を読み出す読出手段と、キー操作の手順を登録する登録モードを選択する選択手段と、前記選択手段により登録モードが選択されたとき、ディスク再生装置の動作を指令する操作キーが操作される毎に、そのキー操作の手順を前記読出手段により読み出された光ディスクのディスク識別情報に対応させて記憶する記憶手段と、光ディスクがディスク再生装置にローディングされたとき、前記読出手段によりディスク識別情報を読み出し、読み出されたディスク識別情報が前記記憶手段に記憶されている場合、該ディスク識別情報に対応させて前記記憶手段に記憶されているキー操作の手順を読み出し、読み出されたキー操作の手順に従って指令されたディスク再生装置の動作を実行して、光ディスクを再生する制御手段とを備えたことを特徴とするディスク再生装置。 - 前記ディスク識別情報は、光ディスクに記録されているコンテンツの全タイトル数/全チャプタ数であることを特徴とする請求項2記載のディスク再生装置。
- 前記ディスク識別情報は、光ディスクに記録されているコンテンツの全トラック数/全曲再生時間であることを特徴とする請求項2記載のディスク再生装置。
- 前記ディスク識別情報は、光ディスクのBCA領域に記録されているID情報であることを特徴とする請求項2記載のディスク再生装置。
- 前記記憶手段は、不揮発性メモリであることを特徴とする請求項2記載のディスク再生装置。
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-
2003
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