JP3092604U - ビデオcdプレイヤー - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 簡易な入力操作により選択したカラオケの楽
曲番号を画面に表示させ、かつ迅速に再生させることが
できるビデオCDプレイヤーを提供する。 【解決手段】 表示手段14に表示するメニュー項目の
表示データや再生コントロール用の数値データ等を記憶
したメモリと、入力手段13からメニューの表示指令が
あると、表示手段14にメニュー項目を表示させた後、
表示設定項目が選択されたときは、楽曲の再生時に当該
リスト情報の固有番号を表示手段14に表示させ、ま
た、再生指定先の確認設定項目が選択されたときは、リ
スト情報の固有番号を前記表示手段14に表示させると
ともに、その再生指定先の楽曲再生を開始させる制御プ
ログラムを有し、入力手段13から番号入力があると、
その番号に対応したリスト情報の固有番号を表示手段1
4に表示させるとともに、当該楽曲を再生させる制御を
行う制御手段15と、を備えた。
曲番号を画面に表示させ、かつ迅速に再生させることが
できるビデオCDプレイヤーを提供する。 【解決手段】 表示手段14に表示するメニュー項目の
表示データや再生コントロール用の数値データ等を記憶
したメモリと、入力手段13からメニューの表示指令が
あると、表示手段14にメニュー項目を表示させた後、
表示設定項目が選択されたときは、楽曲の再生時に当該
リスト情報の固有番号を表示手段14に表示させ、ま
た、再生指定先の確認設定項目が選択されたときは、リ
スト情報の固有番号を前記表示手段14に表示させると
ともに、その再生指定先の楽曲再生を開始させる制御プ
ログラムを有し、入力手段13から番号入力があると、
その番号に対応したリスト情報の固有番号を表示手段1
4に表示させるとともに、当該楽曲を再生させる制御を
行う制御手段15と、を備えた。
Description
【0001】
本考案は、ビデオCDのトラックに記録してあるカラオケの伴奏情報や映像情
報を再生コントロール用のリスト情報により再生させるプレイ・バック・コント
ロール(PBC)機能を有したビデオCDプレイヤーに関する。
【0002】
PBC機能を有したビデオCDは、トラックにカラオケの楽曲等を記録する際、
インフォメーションエリヤにリスト情報(リストID)を階層構造の情報群とし
て記録してある。
このようなビデオCDの再生装置は、リモコンから楽曲の再生指令があると、ビ
デオCDから読み出したその楽曲のリスト情報を表示部の画面に表示したうえ、
このリスト情報に基づいて再生を行う構成になっている。
この再生装置では、ビデオCDのリストIDが階層構造となっているため、ユー
ザーがリモコンで再生操作を行うと、まず、第1のセレクションリストによる選
択画面から再生を開始し、続いて、ユーザーが選択したシーンまで順次表示と再
生動作が進められてゆく。
このため、ユーザーが見たいシーンを再生させるためには、何度も選択操作が必
要であり、極めて煩瑣なものとなっていた。
【0003】
そこで、煩わしい選択操作を行わずに目的のシーンに再生を進ませることができ
、また、登録操作を行えばより的確に目的のシーンへワンタッチで進行可能とす
る再生装置が提案されている(特開2000−100138号公報参照)。
この再生装置は、1または複数のダイレクト操作子(ダイレクトセレクトキー)
と、記憶手段(不揮発性メモリ)と再生制御手段および書換制御手段(システム
コントローラ)等を備えている。
そして、再生時は、記憶手段に各ダイレクト操作子のそれぞれについて初期デー
タとしての再生開始位置情報を対応させて記憶しておき、再生制御手段はダイレ
クト操作子の短押しに応じて、その操作されたダイレクト操作子に対応した再生
開始位置情報に基づいて再生動作を開始させる構成になっている。
【0004】
これにより、ユーザーがメニュー画面に応じて選択操作を行うと、そのセレクシ
ョンリストの中で或るプレイリストが選択される。このプレイリストには、再生
すべき内容(例えば、トラックナンバー)が記されており、或るプレイリストが
選択されたら、システムコントローラはそのプレイリストに記録されている内容
の再生動作を実行する。
また、メニュー画面に対して+/−選択キーで選択枝番号を選択してゆき、ある
選択枝番号を指定した時点で再生キーによりセレクト操作を行うと、メニューに
対する選択が完了し、再生が開始されるものである。
【0005】
ところで、上記従来の再生装置は、+/−選択キーで選択枝番号を選択した後、
再生キーの操作を行うと再生が開始されるが、選択キーによる番号選択や再生キ
ーの決定操作は多数回の押しキーを伴うことから、煩瑣なうえに所望の楽曲が再
生されるまでに時間がかかるという欠点があった。
また、ダイレクトセレクトキーを操作すると、その各キーに応じたポインタによ
って示されるリストから再生が開始されて、目的のシーンへはワンタッチで進行
が可能になるものの、このモードは予め登録操作を行っておかねばならないので
、所望のシーンを直ぐに再生開始させることはできなかった。
さらに、楽曲の再生中にリストが変化した場合、その変化を表示する構成にはな
っていないので、選択した内容を確認できないという難点もあった。
【0006】
本考案は、上記課題に鑑みて創案されたもので、簡易な入力操作により選択した
カラオケの楽曲番号を画面に表示させ、かつ迅速に再生させることができるビデ
オCDプレイヤーを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案のうち請求項1に記載の考案は、カラオケの
楽曲が記録されるトラックに対する再生コントロール用のリスト情報を階層構造
の情報群として所定エリヤに記録し、前記楽曲の再生指令に応じてその楽曲のリ
スト情報を表示手段に表示し、かつこのリスト情報に基づいて前記楽曲の再生を
行うプレイ・バック・コントロール機能を備えたビデオCDプレイヤーにおいて
、前記表示手段に表示するメニュー項目の表示データや前記各リスト情報を固有
の番号で表示させる数値データ等を記憶したメモリと、入力手段からメニューの
表示指令があると、前記表示手段にメニュー項目を表示させた後、リスト情報の
表示設定項目が選択されたときは、楽曲の再生時に当該リスト情報の固有番号を
前記表示手段に表示させ、また、楽曲の再生中に前記メニュー項目で再生指定先
の確認設定項目が選択されたときは、当該再生指定先のリスト情報の固有番号を
前記表示手段に表示させるとともに、その再生指定先の楽曲再生を開始させる制
御プログラムを有し、前記入力手段から番号入力があると、その番号に対応した
リスト情報の固有番号を前記表示手段に表示させるとともに、当該楽曲を再生さ
せる制御を行う制御手段と、を設けたことを特徴としている。
【0008】
また、請求項2に記載の考案は、映像・音声情報が記録されるトラックに対する
再生コントロール用のリスト情報を階層構造の情報群として所定エリヤに記録し
、前記映像・音声情報の再生指令に応じてその映像・音声情報のリスト情報を表
示手段に表示し、かつこのリスト情報に基づいて前記映像・音声情報の再生を行
うプレイ・バック・コントロール機能を備えたビデオCDプレイヤーにおいて、
前記表示手段に表示するメニュー項目の表示データや前記各リスト情報を固有の
番号で表示させる数値データ等を記憶したメモリと、入力手段からメニューの表
示指令があると、前記表示手段にリスト情報の表示設定項目、再生指定先の確認
設定項目等を表示した後、何れかのメニュー項目の選択指令に応じた再生を実行
する制御プログラムを有し、前記入力手段から番号入力があると、その番号に対
応したリスト情報の固有番号を前記表示手段に表示させるとともに、当該映像・
音声情報を再生させる制御を行う制御手段と、を設けたことを特徴としている。
【0009】
また、請求項3に記載の考案は、前記制御手段が、前記メニュー項目のうちリス
ト情報の表示設定項目の選択指令を受けると、映像・音声情報の再生時に当該リ
スト情報の固有番号を前記表示手段に表示させることを特徴としている。
また、請求項4に記載の考案は、前記制御手段が、映像・音声情報の再生中に前
記メニュー項目のうち再生指定先の確認設定項目の選択指令を受けると、当該再
生指定先のリスト情報の固有番号を前記表示手段に表示させるとともに、その再
生指定先の映像・音声情報の再生を開始させることを特徴としている。
【0010】
以下、本考案の実施の形態について、図示例を参照しながら説明する。
本考案のビデオCDは、ビデオデータとオーディオデータとをトラックに記録
し、動画データをMPEG方式にてデータ圧縮するとともに、この動画データに
ついては圧縮したオーディオデータに多重化して記録する。
また、再生上必要な管理データは、トラックの所定エリヤに記録するようになっ
ている。この管理データは、ビデオデータとオーディオデータの再生動作の各種
コントロールを行うためのもので、TOCおよびサブコードで記録することによ
り、トラック数、各トラックの開始位置(絶対時間)が示される。
なお、第1トラック(トラック#1)がビデオCDデータトラックとして用いら
れることにより、各種管理データが記録される。特に、このトラック内のデータ
を用いることで、プレイ・バック・コントロール動作が実現されるものである。
【0011】
このビデオCDのディスク上の構造としては、最内周側にリードインエリヤが設
けられ、TOCデータが記録される。また、このTOCデータにトラック#1〜
トラック#nが続いて記録される。ディスクの最外周側は、リードアウトエリヤ
である。
トラック#1には、前述のようにビデオCDデータが記録され、トラック#2〜ト
ラック#nに実際のオーディオ・ビデオデータが記録される。このトラック#2〜
トラック#nは、ビデオセクターおよびオーディオセクターにより構成されてい
る。
なお、このビデオCDは、トラック数が最大98まで可能であり、動画の連続し
た1つの区切りであるシーケンスとしては、最大98シーケンスを記録できる。
例えば、映画の画像が記録される場合は、1ディスクが1シーケンスとなり、カ
ラオケでは、1曲(1トラック)が1シーケンスとなる。よって、カラオケの楽
曲が記録されるときは、トラック#2〜トラック#nに、「01」〜「98」の何
れかの数値が対応することにより、各楽曲がリストIDで示される。
【0012】
また、トラック#1を用いたビデオCDデータトラックには、ディスク上の絶対
時間アドレスへ割り当てたエリヤが設けられており、それぞれにファイルが用意
されている。
このファイルは、PVD(基本ボリューム端子)、カラオケベーシックインフォ
メーション、ビデオCDインフォメーション、セグメントプレイインフォメーシ
ョン、セグメントプレイアイテムであり、その他のファイルも用意されている。
このうちの、ビデオCDインフォメーションが、ディスクインフォメーション、
エントリーテーブル、リストIDオフセットテーブル、プレイ・シーケンス・デ
ィスクリプタ(PSD)を含むものである。
【0013】
このPSDは、プレイ・バック・コントロールに用いる複数のリスト(セレクシ
ョンリスト、プレイリスト、エンドリスト、マルチデフォルトセレクションリス
ト)として構成されるものであり、各リストがPSDとして記録されている。
このリストのうち、セレクションリストは、選択メニューを再生させてユーザー
に進行すべき動作を選択させるためのリストであり、プレイリストは、一連の再
生すべき内容を指定するものである。
特に、セレクションリストは、階層的構造からみると、下階層への分岐のための
データ(選択メニュー)を含むが、プレイリストは、下階層への分岐のためのデ
ータを含まない。
また、このセレクションリストやプレイリストは、リストIDオフセットテーブ
ルにおいて、PSDの各リストの位置を示すオフセット量を示している。
そして、ユーザーが再生させたい所望のリストを指定したときは、このビデオC
DプレイヤーがリストIDオフセットテーブルを参照することで、指定されたリ
ストのPSD内における位置を把握し、リスト内容を実行させることができる。
なお、セレクションリストで再生されるものは、メニュー画面である。
【0014】
以上のように、このビデオCDは、PBC機能を有しているので、セレクション
リストやプレイリストが設けられることにより、動画、静止画および音声を組み
合わせた簡易な対話型のソフトウエアを実現できる。
つまり、セグメントプレイアイテムエリヤに、セグメントプレイアイテムとして
幾つかのメニュー画面となる静止画データを用意し、セレクションリストによっ
て幾つかの分岐再生を可能としている。
このため、分岐により選ばれたプレイアイテムをプレイリストに従って再生し得
る。さらに、セレクションリストとプレイリストによって階層化したディスクリ
プションファイルを形成し、ユーザーの選択に応じて下位の階層に進んでゆき、
所用の再生動作を実行させることができる。
例えば、セレクション#3が選択されると、セレクションオフセット#3に示され
るプレイリストに進み、そのプレイリストのアイテム#1〜#nとして示されるデ
ータを再生することになる。
ただし、このビデオCDを再生させるビデオCDプレイヤーは、再生コントロ
ール用のリストIDを用いることにより、このリストIDに対応した番号を入力
するのみで、直ぐにカラオケの楽曲を再生可能としている。
【0015】
ところで、このビデオCDは、編集装置を用いて動画、静止画および音声を組み
合わせることにより、カラオケ用のメディアを制作することができる。
この際、カラオケの楽曲が記録されるトラックに対する再生コントロール用の
リストIDが階層構造の情報群として前記エリヤに記録される。
このため、オーディオ・ビデオデータを楽曲の伴奏や背景画の情報源として記
録することができる。
よって、ユーザーが、カラオケ楽曲用のビデオCDを制作したいときは、予め楽
曲の伴奏と背景画像が記録された音源や映像情報を用いることにより、編集装置
にてオリジナルのカラオケ用ビデオCDを制作できる。
なお、このようにカラオケ用ビデオCDを制作したときは、ジャケットに各楽曲
名とリストIDを示す番号とを対応させて記録しておくと便利である。
【0016】
次に、ビデオCDプレイヤーについて、図を参照しつつ説明する。
このビデオCDプレイヤーは、ビデオCDを5枚収納して選択的に再生するチェ
ンジャー型であり、図示省略のプレイヤー本体にディスク装着部が設けられ、そ
のフロントパネルにキー操作部13や液晶表示部14等が配設されている。
ディスク装着部には、ビデオCDを載置するディスクトレイ1が進退自在に設け
られている。
また、キー操作部13には、電源キー、メニューキー、決定キー、テンキー、デ
ィスク選択キー、再生キー、停止キー、一時停止キー、エジェクトキー、早送り
キー、早戻しキー、リターンキーおよびカーソルキー等を配列している。
なお、これらのキーは、ほぼ同一のものがリモコン送信機側にも設けられている
。
また、液晶表示部14には、動作状態、モード、ディスク番号、演奏時間および
トラック番号等が表示されるようになっている。
【0017】
図1は、本考案の実施の形態に係るビデオCDプレイヤーの電気的構成を示す
ブロック線図である。
このビデオCDプレイヤーは、PBC機能を有したビデオCDを再生するカラオ
ケ装置に用いられるもので、カラオケの伴奏や映像を再生コントロール用のリス
ト情報により再生させる構成となっている。
同図において、1はディスクトレイであり、モーター2によって回転駆動される
。このディスクトレイ1の近傍には、光学ヘッド5やディスク位置センサが配設
されている。
ディスクトレイ1がモーター2により回転すると、光学ヘッド5の位置に1枚の
ディスクの収納部が送られるようになっている。これに伴い、光学ヘッド5にデ
ィスクがローディングされ、ディスク位置センサから制御部15に検出信号が送
出される。
これにより、制御部15は、光学ヘッド5側にどのディスクが位置しているかを
認識する。
また、ディスクがローディングされると、スピンドルモーター3で回転駆動可能
にチャッキングされる。そして、ディスクが回転すると、光学ヘッド5からレー
ザー光が照射され、ディスクに記録された情報の読み取りが開始される。
【0018】
この光学ヘッド5には、RFアンプ6が接続されており、読取情報がRFアンプ
6に送出される。
このRFアンプ6は、読取情報を受けてトラッキングエラー信号、フォーカスエ
ラー信号をサーボ回路4に伝送する一方、再生RF信号をEFMデコーダ部7に
供給する。
前記サーボ回路4は、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号および制
御部15からの制御信号を受けてメカ機構部の動作を制御するとともに、スピン
ドルモーター3の回転速度を制御する。
【0019】
前記EFMデコーダ部7は、EFM復調やエラー訂正を行い、また、P,Qサブ
コードデータを取り出して制御部15に送出する。
さらに、このEFMデコーダ部7は、出力信号をCD−ROMデコーダ8に供給
するようになっている。このCD−ROMデコーダ8は、CD−ROMフォーマ
ットに従ったデコード処理を行う。
そして、このデコード処理された信号のうち、プレイ・バック・コントロール用
情報を含む各種ディスク情報が、制御部15のRAMに取り込まれる。
また、CD−ROMデコーダ8によりデコード処理されたオーディオデータは、
MPEGオーディオデコーダ9に供給される。
このMPEGオーディオデコーダ9は、オーディオRAM9aを用いて所定タイ
ミングによりデコードを行い、オーディオ信号として力する。
一方、CD−ROMデコーダ8によりデコード処理されたビデオデータは、MP
EGビデオデコーダ10に供給される。
【0020】
このMPEGビデオデコーダ10は、ビデオRAM10aを用いて所定タイミン
グによりデコードを行い、ビデオ信号として出力する。
前記MPEGオーディオデコーダ9からのオーディオ信号は、D/A変換器11
にてアナログオーディオ信号に変換され、オーディオ出力端子からアンプ等の外
部機器に出力される。
他方、MPEGビデオデコーダ10からのビデオ信号は、所定方式の映像データ
を含み(例えば、RGB映像データ、NTSCコンポジット映像データ等)、D
/A変換器12にてアナログビデオ信号に変換され、ビデオ出力端子から外部接
続のモニタに出力される。
13は前述のキー操作部であり、出力が制御部15に接続されている。また、
14は液晶表示部であり、制御部15からの出力が導かれている。
【0021】
この制御部15は、ビデオCDプレイヤー全体を制御するマイクロコンピュータ
であって、CPU,ROM,RAMからなり、前記回路各部とその機能に応じて
一方向あるいは双方向性に接続されている。
なお、ROMには、各種制御プログラムや数値データ等が記憶されている。また
、RAMは、前述のPBCのための情報を記憶する他に表示部へ表示させるメニ
ュー項目の表示データや前記各リスト情報を固有の番号で表示させる数値データ
等を記憶している。
さらに、この制御部15は、ワークメモリを備えており、再生時にビデオCDか
ら読み出された管理情報等を一時記憶するようになっている。
このように構成された制御部15は、キー操作部13からの指令信号が入力す
ると、その内容に応じた動作を実行する。
例えば、メニューキーが操作されたときは、予めRAMに記憶された表示用デー
タを図示省略したOSD回路(ON SCREEN DISPLAY)により信号化させた後、合
成部を介してモニタ側に送出する。
これにより、モニタの画面にメニュー項目が表示され、その中の何れかを選択
する指令が入力すると、これに応じた再生モードの実行に入るようになっている
。
【0022】
次に、上記ビデオCDプレイヤーの再生動作について、図2のフローチャートを
参照しつつ説明する。
ユーザーが、カラオケの楽曲を再生したいとき、ディスクトレイ1にそのビデオ
CDを予め挿入セットしておく。
そして、キー操作部13のパワーキーをオンにし再生キーを押下操作すると、制
御部15は再生指令に従って再生動作を開始させる(ステップS11)。
これに伴い、ビデオCDから管理情報の読み込みが開始され、TOCデータおよ
びトラック#1のデータが制御部15に送出されてくる(ステップS12)。こ
の制御部15は、入力データを受けると管理データとしてメモリ15aに記憶す
る。
続いて、制御部15は、番号データが送出されてきたか否かを判別し(ステップ
S13)、番号データが入力すると、ステップS41の直接再生モードに進む。
一方、番号データが入力しないときは、メニュー表示指令が入力するか否かを判
別する(ステップS14)。
【0023】
ここで、ユーザーが、メニューキーを操作すると、制御部15はこのメニュー表
示指令に従い、予め用意されたメニュー項目を液晶表示部14に表示させる(ス
テップS15)。
ここでのメニュー項目は、(1)「リストIDの表示」と(2)「リストIDの
確認」の2つである。
ユーザーが、メニュー項目(1)を選択操作すると、リストIDの表示設定モー
ドに入り(ステップS16)、番号データが入力するか否かを判別する(ステッ
プS17)。
このメニュー選択操作に続き、ユーザーが所望の楽曲を再生させるため、この楽
曲に予め付与された番号をテンキー操作で入力すると、その番号データが制御部
15に送出される。
この制御部15は、番号データが入力すると、この番号データに対応するリスト
IDをRAMから読み出して表示し、かつ、そのリストIDの楽曲再生を開始さ
せる(ステップS18,S19)。
【0024】
この際、番号データおよびリストIDは、楽曲に対応し通常は同一であり、制御
部15はこのリストIDに従って再生制御を行う。
この再生中、制御部15はリストIDが変化したか否かを判別し(ステップS2
0)、次の楽曲再生に入ったときにリストIDが変わるので、その番号を表示さ
せる(ステップS21)。
この後、制御部15は再生が終了するか否かを判別し(ステップS22)、再生
が終了しないときはステップS20に戻り、リストIDが変化したか否かを判別
する。ここでは、次の楽曲再生に入ったときにそのリストIDの番号を表示させ
る。
このような動作を繰り返し、全ての楽曲再生が終了すると、一連のリストIDの
表示設定モードを終了する。
以上のように、ユーザーがメニュー項目(1)の「リストIDの表示」を選択す
ると、楽曲の再生時に当該リストIDの固有番号が液晶表示部14に表示される
ので、このユーザーは選択した楽曲に付与された固有番号を容易に認識すること
ができる。
【0025】
他方、ユーザーが、メニュー項目(2)を選択操作すると、リストIDの確認設
定モードに入り(ステップS31)、番号データが入力するか否かを判別する(
ステップS32)。
このメニュー選択操作に続き、ユーザーが所望の楽曲を再生させるため、この楽
曲に予め付与された番号をテンキー操作で入力すると、その番号データが制御部
15に送出される。
この制御部15は、番号データが入力すると、この番号データに対応するリスト
IDをメモリから読み出して表示し、かつ、そのリストIDの楽曲再生を開始さ
せる(ステップS33,S34)。
この楽曲再生中、制御部15は次の選択先のリストIDが入力するか否かを判別
し(ステップS35)、ユーザーのテンキー操作に伴って番号データが入力する
と、その番号データに対応するリストIDをRAMから読み出して表示する(ス
テップS36)。
【0026】
そして、選択先のリストIDが決定されたか否かを判別し(ステップS37)、
決定を示す指令信号が入力すると、選択先の楽曲再生を開始させる(ステップS
38)。
この後、制御部15は再生が終了するか否かを判別し(ステップS39)、再生
が終了しないときはステップS35に戻り、次の選択先のリストIDが入力する
か否かを判別する。
そして、次の選択先である新しいリストIDが入力すると、そのリストIDに対
応する番号をRAMから読み出して表示し、リストIDが決定されたか否かを判
別した後、決定に応じて楽曲を再生する。
このような処理を繰り返した後、楽曲再生が終了すると、一連のリストIDの確
認設定モードを終了する。
【0027】
ところで、前記ステップS13において番号データが入力すると、ステップS4
1の直接再生モードに進み、その番号データに対応するリストID番号をRAM
から読み出して表示し、かつ、そのリストIDの楽曲再生を開始させる(ステッ
プS42,S43)。
この後、制御部15は再生が終了するか否かを判別し(ステップS44)、再生
が終了した時点で番号直接入力の再生モードを終了する。
このように、ユーザーがメニュー項目(2)の「リストIDの確認」を選択する
と、当該再生指定先のリストIDの固有番号が液晶表示部14に表示されるので
、このユーザーは飛び先の楽曲のリストIDを確認したうえでその楽曲を聴視す
ることができる。
【0028】
以上説明したように、本考案のうち請求項1に記載の考案は、入力手段でリス
ト情報の表示設定項目が選択されると、楽曲の再生時に当該リスト情報の固有番
号を表示手段に表示させることから、ユーザーは選択した楽曲に付与された固有
番号を容易に認識できる。
また、楽曲の再生中に再生指定先の確認設定項目が選択されたときは、当該再生
指定先のリスト情報の固有番号を表示手段に表示させるとともに、その再生指定
先の楽曲再生を開始させるので、ユーザーは所謂飛び先の楽曲のリスト情報を確
認したうえでその楽曲を聴視することができる。
さらに、入力手段から番号入力があると、その番号に対応したリスト情報の固有
番号を表示手段に表示させるとともに、当該楽曲を再生させるので、煩瑣な登録
操作等を要せず迅速に所望の楽曲を聴視することができるといった効果がある。
【0029】
また、請求項2に記載の考案は、入力手段からメニューの表示指令があると、表
示手段にリスト情報の表示設定項目、再生指定先の確認設定項目等を表示した後
、何れかのメニュー項目の選択指令に応じた再生を実行するので、ユーザーは表
示されたメニュー項目を選択することにより、任意の再生方式で映像・音声情報
を聴視することができる。
さらに、入力手段から番号入力があると、その番号に対応したリスト情報の固有
番号を表示手段に表示させるとともに、当該映像・音声情報を再生させるので、
煩瑣な登録操作等を要せず迅速に所望の映像・音声情報を聴視することができる
といった効果がある。
【0030】
また、請求項3に記載の考案は、制御手段がメニュー項目のうちリスト情報の表
示設定項目の選択指令を受けると、映像・音声情報の再生時に当該リスト情報の
固有番号を表示手段に表示させることから、ユーザーは選択した映像・音声情報
に付与された固有番号を容易に認識したうえでその映像・音声情報を聴視するこ
とができる利点がある。
また、請求項4に記載の考案は、制御手段が映像・音声情報の再生中にメニュー
項目のうち再生指定先の確認設定項目の選択指令を受けると、当該再生指定先の
リスト情報の固有番号を表示手段に表示させるとともに、その再生指定先の映像
・音声情報の再生を開始させることから、ユーザーは所謂飛び先の映像・音声情
報のリスト情報を確認したうえでその映像・音声情報を聴視することができる
利点がある。
【図 1】本考案の実施の形態に係るビデオCDプレイ
ヤーの電気的構成を示すブロック線図である。
ヤーの電気的構成を示すブロック線図である。
【図 2】ビデオCDプレイヤーの動作を説明するため
のフローチャートである。
のフローチャートである。
13 入力手段
14 表示手段
15 制御手段
Claims (4)
- 【請求項1】 カラオケの楽曲が記録されるトラックに
対する再生コントロール用のリスト情報を階層構造の情
報群として所定エリヤに記録し、前記楽曲の再生指令に
応じてその楽曲のリスト情報を表示手段に表示し、かつ
このリスト情報に基づいて前記楽曲の再生を行うプレイ
・バック・コントロール機能を備えたビデオCDプレイ
ヤーにおいて、前記表示手段に表示するメニュー項目の
表示データや前記各リスト情報を固有の番号で表示させ
る数値データ等を記憶したメモリと、入力手段からメニ
ューの表示指令があると、前記表示手段にメニュー項目
を表示させた後、リスト情報の表示設定項目が選択され
たときは、楽曲の再生時に当該リスト情報の固有番号を
前記表示手段に表示させ、また、楽曲の再生中に前記メ
ニュー項目で再生指定先の確認設定項目が選択されたと
きは、当該再生指定先のリスト情報の固有番号を前記表
示手段に表示させるとともに、その再生指定先の楽曲再
生を開始させる制御プログラムを有し、前記入力手段か
ら番号入力があると、その番号に対応したリスト情報の
固有番号を前記表示手段に表示させるとともに、当該楽
曲を再生させる制御を行う制御手段と、を設けたことを
特徴とするビデオCDプレイヤー。 - 【請求項2】 映像・音声情報が記録されるトラックに
対する再生コントロール用のリスト情報を階層構造の情
報群として所定エリヤに記録し、前記映像・音声情報の
再生指令に応じてその映像・音声情報のリスト情報を表
示手段に表示し、かつこのリスト情報に基づいて前記映
像・音声情報の再生を行うプレイ・バック・コントロー
ル機能を備えたビデオCDプレイヤーにおいて、前記表
示手段に表示するメニュー項目の表示データや前記各リ
スト情報を固有の番号で表示させる数値データ等を記憶
したメモリと、入力手段からメニューの表示指令がある
と、前記表示手段にリスト情報の表示設定項目、再生指
定先の確認設定項目等を表示した後、何れかのメニュー
項目の選択指令に応じた再生を実行する制御プログラム
を有し、前記入力手段から番号入力があると、その番号
に対応したリスト情報の固有番号を前記表示手段に表示
させるとともに、当該映像・音声情報を再生させる制御
を行う制御手段と、を設けたことを特徴とするビデオC
Dプレイヤー。 - 【請求項3】 前記制御手段が、前記メニュー項目のう
ちリスト情報の表示設定項目の選択指令を受けると、映
像・音声情報の再生時に当該リスト情報の固有番号を前
記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2に記
載のビデオCDプレイヤー。 - 【請求項4】 前記制御手段が、映像・音声情報の再生
中に前記メニュー項目のうち再生指定先の確認設定項目
の選択指令を受けると、当該再生指定先のリスト情報の
固有番号を前記表示手段に表示させるとともに、その再
生指定先の映像・音声情報の再生を開始させることを特
徴とする請求項2に記載のビデオCDプレイヤー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002005627U JP3092604U (ja) | 2002-09-05 | 2002-09-05 | ビデオcdプレイヤー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002005627U JP3092604U (ja) | 2002-09-05 | 2002-09-05 | ビデオcdプレイヤー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3092604U true JP3092604U (ja) | 2003-03-20 |
Family
ID=43246669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002005627U Expired - Fee Related JP3092604U (ja) | 2002-09-05 | 2002-09-05 | ビデオcdプレイヤー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3092604U (ja) |
-
2002
- 2002-09-05 JP JP2002005627U patent/JP3092604U/ja not_active Expired - Fee Related
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