JP3495546B2 - オーディオ装置 - Google Patents

オーディオ装置

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JP3495546B2
JP3495546B2 JP03322797A JP3322797A JP3495546B2 JP 3495546 B2 JP3495546 B2 JP 3495546B2 JP 03322797 A JP03322797 A JP 03322797A JP 3322797 A JP3322797 A JP 3322797A JP 3495546 B2 JP3495546 B2 JP 3495546B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーディオ装置に係
り、CDプレーヤ、MDレコーダ、DVDプレーヤなど
で、オーディオ信号のレベルを表示する第1表示層とオ
ーディオ信号のレベル以外の情報を表示する第2表示層
とが重ね合わされた表示パネルを有するオーディオ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】MD(ミニディスク)を対象として記録
/再生をするMDレコーダでは、トラックモード下でP
LAYキーを押して通常再生させると、最小TNO(ト
ラックナンバ)の曲から最大TNOの曲まで順に再生す
る。再生中、再生曲のタイトル名も表示する。リピート
モードで通常再生させたときは、最大TNOの曲の再生
が終わると、最小TNOに戻って再生し、プログラムモ
ードで再生させたときは、予めユーザの選択したプログ
ラム曲だけを選んで再生させることができる。また、再
生中にタイトル名サーチモードとすると、各トラックの
タイトル名を順に切り換え表示し、所望のタイトル名が
現れた時点でPLAYキーを押してタイトル名サーチを
停止させれば、当該選択したタイトル名の曲の再生を行
わせることができる。また、或るトラックの再生中にタ
イトル名入力モードとすれば、数字キー、文字キーによ
り当該トラックのタイトル名を入力することもできる。
【0003】また、MDが録再兼用のMD−MOの場合
であって、空きが有る場合、最後のトラックに続けて新
たなトラックを録音することができ、録音中にタイトル
名入力モードとすれば、数字キー、文字キーにより当該
トラックのタイトル名を入力することができる。更に、
録音する際、予め、録音時オートトラック分割モードと
しておけば、オーディオ信号の(L+R)/2のレベル
が一定以下の無音となった状態が一定時間以上続いたと
き、次に、オーディオ信号の(L+R)/2のレベルが
一定以上に上がった所で、自動的に以降を新たなトラッ
クに分割させることができ、逆に、録音時マニュアルト
ラック分割モードとしておけば、ユーザがトラック分割
キーを押した時点で以降を新たなトラックに分割させる
こともできる。
【0004】このように、MDレコーダでは、種々の機
能を有しており、再生、ポーズ、録音の動作状態を表示
するだけでなく、各種モードの表示、タイトル名の表示
もする必要が有る。また、テープから再生したオーディ
オ信号をMDレコーダにてMDに録音したり、MDレコ
ーダで再生したオーディオ信号をテープに録音したりす
る際に、録音レベル調整を容易にするため、オーディオ
信号のレベル表示もする必要がある。
【0005】但し、MDレコーダの表示スペースが限ら
れているので、表示パネルには第1表示層と第2表示層
を前後に重ねて形成した2層FL管表示パネルを用いる
ようにする場合がある。そして、例えば図10(1)、
(2)に示す如く、第1表示層10は上半分の第1領域
10Aと下半分の第2領域10Bに分け、第1領域10
AにLchオーディオ信号のレベルを表示させ、第2領
域10BにRchオーディオ信号のレベルを表示させ
る。第2表示層20も上半分の第1領域20Aと下半分
の第2領域20Bに分け、第1領域20Aにはタイトル
名等の15桁分のドット文字の表示ができるようになっ
ている。また、第2領域20Bには、再生中表示用のセ
グメント21、ポーズ中表示用のセグメント22、録音
中表示用のセグメント23、タイトル名入力モードオン
表示用のセグメント24、タイトル名サーチモードオン
表示用のセグメント25、録音時マニュアルトラック分
割モードオン表示用のセグメント26、プログラムモー
ドオン表示用のセグメント27、リピートモードオン表
示用のセグメント28が設けてあり、動作状態、モード
状態に応じて点灯または消灯される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、2層FL
管表示パネルによれば、オーディオ信号のステレオ2c
hのレベル表示、動作状態表示、各種モード表示、文字
表示を狭いスペースで行える利点がある。しかし、例え
ば、録音中にタイトル名を入力しようとしたとき、図1
0(3)に示す如く、第2表示層20の第1領域20A
に表示されたタイトル名の文字の上に第1表示層10の
第1領域10Aに表示されたLchオーディオ信号のレ
ベル表示が重なってしまい、所望のタイトル名を正しく
入力できたか判らなくなってしまい、誤操作をしたり、
タイトル名入力に時間が掛かったりする問題があった。
同様に、再生中にタイトル名サーチをしたときも、タイ
トル名の文字の上にLchオーディオ信号のレベル表示
が重なってしまい、所望のタイトル名が現れたか否か判
らなくなってしまい、非所望のトラックを選択したり、
所望トラックを選択するのに時間が掛かったりする問題
があった。
【0007】本発明は上記した従来技術の問題に鑑み、
ユーザにオーディオ信号のレベルを示しながら重要情報
の見落としをなくさせることのできるオーディオ装置を
提供することを、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
オーディオ装置は、第1表示層と第2表示層とが重ね合
わされ、第1表示層の第1領域に第1オーディオ信号レ
ベルを表示させ、第1表示層の第2領域に第2オーディ
オ信号レベルを表示させ、第2表示層にはオーディオ信
号レベル以外の各種情報を表示させ、とくに第2表示層
の重要情報表示領域には曲のタイトル名入力モード時ま
たは曲のタイトル名サーチ時にタイトル名情報を表示さ
せるようにした表示手段を有するオーディオ装置におい
て、第1表示層の第1領域と第2領域の内の一方は、第
2表示層の前記重要情報表示領域と全部または一部が重
なり合うようにし、他方は第2表示層の前記重要情報表
示領域と重ならないようにしておき、曲のタイトル名入
力モード時または曲のタイトル名サーチ時に、自動的に
第1表示層の第1領域または第2領域の内、第2表示層
の前記重要情報表示領域と全部または一部が重なる領域
のオーディオ信号レベル表示を停止させ、曲のタイトル
名入力モードまたは曲のタイトル名サーチが終わると、
自動的に第1表示層の第1領域または第2領域の内、第
2表示層の前記重要情報表示領域と全部または一部が重
なる領域のオーディオ信号レベル表示を復帰させる切り
換え手段を設けたことを特徴としている。これにより、
曲のタイトル名入力モード時または曲のタイトル名サー
チ時でないときは、切り換え手段が自動的に第1表示層
の第1領域または第2領域の内、第2表示層の前記重要
情報表示領域と全部または一部が重なる領域のオーディ
オ信号レベル表示を復帰させることで、ユーザは第1オ
ーディオ信号レベルと第2オーディオ信号レベルのいず
れも視認することができる。勿論、第1表示層を通して
第2表示層に表示された情報も視認することができる。
曲のタイトル名入力モード時または曲のタイトル名サー
チ時は、切り換え手段が自動的に第1表示層の第1領域
または第2領域の内、第2表示層の前記重要情報表示領
域と全部または一部が重なる領域のオーディオ信号レベ
ル表示を停止させることで、ユーザは特別な操作をしな
くても入力またはサーチした曲のタイトル名情報を確実
に視認することができ、この際、第1表示層で表示停止
されていない領域のレベル情報も視認することができ
る。
【0009】 本発明の請求項2記載のオーディオ装置
は、請求項1記載の装置において、切り換え手段が第1
表示層の第1領域または第2領域の内、第2表示層の前
記重要情報表示領域と全部または一部が重なる領域のオ
ーディオ信号レベル表示を復帰させているときの第1オ
ーディオ信号レベルと第2オーディオ信号レベルはLc
hレベルとRchレベルであり、切り換え手段が一方の
オーディオ信号レベル表示を停止させているときの他方
のオーディオ信号レベルは、モノラルレベル、またはL
chレベル、またはRchレベル、またはLchレベル
とRchレベルの内、大きい方のレベルとしたことを特
徴としている。これにより、ユーザは、通常は第1表示
層によりLchとRch独立したレベルを同時に見るこ
とができ、曲のタイトル名入力モード時または曲のタイ
トル名サーチ時に切り換え手段が第1表示層の一方の領
域の表示を停止しても、他方の領域でモノラルレベル、
またはLchレベル、またはRchレベル、またはLc
hレベルとRchレベルの内、大きい方のレベルを知る
ことができる。とくに、LchレベルとRchレベルの
内、大きい方のレベルは、オーディオ信号のピークを正
しく示すので、録音レベル調整を正しく行うことができ
る。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【実施例】次に、図1を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は本発明に係るMDレコーダのブロック図
である。なお、図10と同一の構成部分には同一の符号
が附してある。31は録再兼用のMD(MD−MO)で
あり、UTOC(User's Table Ofcontents)エリアに
は、記録済トラックについて、トラック別のスタートア
ドレス、エンドアドレス、タイトル名が記録されている
(実際にはUTOCエリアにはディスク名も記録されて
いる)。32はMD記録/再生部であり、録音動作時、
外部から入力したL、R2chでアナログのオーディオ
信号AIN(L)、AIN(R)に対し、A/D変換、AT
RAC方式に基づく圧縮、誤り検出/訂正符号の附加、
インタリーブ等を行ったのち圧縮データをMD31に記
録し、逆に、再生動作時、MD31から読み出した圧縮
データに対し、ディインタリーブ、誤り検出/訂正、A
TRAC方式に基づく伸長、D/A変換を行い、L、R
2chでアナログのオーディオ信号AOUT (L)、A
OUT (R)を出力する。33はMD31のセットへの挿
入を検出する挿入検出回路、34は後述するシステムコ
ントローラの制御でMD31をMD記録/再生部32に
ローディング(装填)したり、MD記録/再生部32に
装填されたMD31をアンローディングしたりするロー
ディング部である。
【0015】35はメモリであり、図6に示す如く、M
D31から読み出したUTOC情報を記憶するためのU
TOC情報記憶領域と、プログラムモード下でユーザに
より選択されたプログラム曲のTNOをプログラム順に
最大でP1 からP10まで10曲分記憶できるプログラム
情報記憶領域を有している。36は2層FL管表示パネ
ルであり、第1表示層100と第2表示層20を重ね合
わせることで形成されている(第1表示層100が前、
第2表示層20が後に重なっている)。第1表示層10
0は半透明であり、該第1表示層100を通して第2表
示層20の表示を見ることができる。
【0016】第1表示層100は上半分の第1領域10
0Aと下半分の第2領域100Bに分かれ、第1領域1
00Aには通常、Lchオーディオ信号のレベルが表示
され、第2領域100Bには通常、Rchオーディオ信
号のレベルが表示される。第2表示層20も上半分の第
1領域20Aと下半分の第2領域20Bに分かれ、第1
領域20Aにはタイトル名等の15桁分のドット文字の
表示ができるようになっている。また、第2領域20B
には、再生中を表示するためのセグメント21、ポーズ
中を表示するためのセグメント22、録音中を表示する
ためのセグメント23、タイトル名入力モードオン中を
表示するためのセグメント24、タイトル名サーチモー
ドオン中を表示するためのセグメント25、録音時マニ
ュアルトラック分割モードオン中を表示するためのセグ
メント26、プログラムモードオン中を表示するための
セグメント27、リピートモードオン中を表示するため
のセグメント28が設けてあり、動作状態、モード状態
に応じて点灯、消灯される。
【0017】第1表示層100の第1領域100Aと第
2表示層20Aは前後に重なっており、第1表示層10
0の第2領域100Bと第2表示層20Bは前後に重な
っている。なお、第1表示層100は後述する専用のレ
ベル表示制御部によって表示制御され、第2表示層20
はシステムコントローラによって表示制御される。
【0018】37はオーディオ信号AIN(L)とAOUT
(L)を加算する加算器、38はオーディオ信号A
IN(R)とAOUT (R)を加算する加算器、39はレベ
ル検出部であり、加算器37と38の出力から、Lch
オーディオ信号レベル、Rchオーディオ信号レベル、
(L+R)/2のモノラル信号レベルの3つを検出する
ほか、Lchオーディオ信号レベルとRchオーディオ
信号レベルの内、大きい方のレベルもリアルタイムで検
出する(Lchオーディオ信号レベルとRchオーディ
オ信号レベルの内、大きい方のレベルを(L&R)の記
号で示す)。
【0019】図2はレベル検出部39の具体的構成を示
すブロック図であり、40は加算器37と38の出力を
ともに1/2の重み付けで加算する加算器、41〜43
は各々、加算器37、38、40の出力を直流検波する
ことで信号レベルに比例した電圧を得る直流検波回路、
44〜46は各々、直流検波回路41〜43の出力をA
/D変換するA/D変換器、47〜49は各々、A/D
変換器44〜46の出力に対し、対数変換を行ってLc
hレベルデータLD(L)、RchレベルデータLD
(R)、モノラルレベルデータLD(L+R)に変換す
るレベルデータ変換回路であり、ここでは、−∞dB、
−40dB、−30dB、−21dB、−18dB、−
15dB、−12dB、−9dB、−7dB、−5d
B、−3dB、−1dB、0dB、OVERの14段階
に分けたレベルデータを出力するものとする。50はL
chレベルデータLD(L)とRchレベルデータLD
(R)を入力してリアルタイムで大小判別し、大きい方
の値をレベルデータLD(L&R)として出力する大小
判別回路である。直流検波回路41、A/D変換器4
4、レベルデータ変換回路47によりLchのレベル検
出回路が構成され、直流検波回路42、A/D変換器4
5、レベルデータ変換回路48によりRchのレベル検
出回路が構成されている。
【0020】各レベルデータLD(L)、LD(R)、
LD(L+R)、LD(L&R)の関係を図3に示す。
この内、LD(L&R)は、常に、Lchオーディオ信
号とRchオーディオ信号の内、レベルの大きい方に倣
って変化している。ステレオダビングする場合、Lch
オーディオ信号とRchオーディオ信号をともに適切な
録音レベルに調整する必要があるが、(L+R)/2の
モノラル信号レベルはLchとRchのオーディオ信号
のレベルとは異なる変化をし、LchとRchのいずれ
か一方に大きなピークレベルが生じても、(L+R)/
2に大きなピークが生じなかったため、録音レベルを過
大に設定してしまうミスを犯す恐れがある。逆に、Lc
hとRchともに、それほど大きなピークが生じていな
いにも関わらず、(L+R)/2では大きなピークが生
じてしまい、録音レベルを過小に設定してしまうミスを
犯す恐れがある。しかし、(L&R)であれば、Lch
とRchの両者で見て、一番大きなピークレベルが生じ
たとき、(L&R)のレベルにも同じ値のピークが生じ
るので、録音レベルを最適に設定することができる。
【0021】51はレベル表示制御部であり、レベル検
出部39から入力した各種レベルデータに基づきユーザ
の切り換え設定した表示モードに従って第1表示層10
0を制御し、第1領域100Aと第2領域100Bの両
方を用いてL,R2chのレベル表示をさせたり、第1
領域100Aは消灯状態とし、第2領域100Bを用い
て、Lchオーディオ信号レベル、またはRchオーデ
ィオ信号レベル、または(L+R)/2のモノラル信号
レベルまたは(L&R)信号レベルを択一的に表示させ
たりする。
【0022】とくに、ユーザが第1自動表示モードに設
定しているとき、システムコントローラから強制片側表
示への切り換え指令がなければ、第1領域100Aと第
2領域100Bの両方を用いてL,R2chのレベル表
示をさせ、強制片側表示への切り換え指令が与えられて
いるときは、第1領域100Aは消灯状態とし、第2領
域100Bを用いて(L+R)/2のモノラル信号レベ
ルを表示させるように切り換える。また、ユーザが第2
自動表示モードに設定しているとき、システムコントロ
ーラから強制片側表示への切り換え指令がなければ、第
1領域100Aと第2領域100Bの両方を用いてL,
R2chのレベル表示をさせ、強制片側表示への切り換
え指令が与えられているときは、第1領域100Aは消
灯状態とし、第2領域100Bを用いて(L&R)信号
レベルを表示させる。レベル表示制御部51のより具体
的な動作は後で述べる。
【0023】52はキー入力部であり、各種キー信号を
後述するシステムコントローラに入力する。このキー入
力部52には、MD31の再生、録音、ポーズを行わせ
るためのPLAYキー、RECキー、ポーズキーのほ
か、MD31を排出させるためのイジェクトキー、リピ
ートモードをオン・オフするリピートキー、プログラム
モードをオン・オフするプログラムキー、プログラム曲
を選択するための数字キー、数字キーとともにタイトル
名を入力するために用いる文字キーとエンタキー、タイ
トル入力モードのオン・オフをするタイトル入力キー、
再生時にタイトルサーチモードをオン・オフするタイト
ルサーチキー、録音時マニュアルトラック分割モードを
オン・オフする録音時マニュアルトラック分割モードキ
ー(録音時マニュアルトラック分割モードがオフのとき
は録音時オートトラック分割モードがオンする)、録音
時マニュアルトラック分割モードオン時にトラック分割
をするためのトラック分割キー等を有している。
【0024】以上は一般的なMDレコーダに共通のキー
であるが、この実施例では、第1表示層100の表示モ
ードを切り換えるための表示モード切り換えキーが附加
されている。表示モード切り換えキーが1回押される度
に、レベル表示制御部51は、第1自動表示モード、第
2自動表示モード、ノーマル表示モード、片側L表示モ
ード、片側R表示モード、片側モノラル表示モード、片
側(L&R)表示モードの各表示モードに択一的に切り
換え設定する。ノーマル表示モードの場合、レベル表示
制御部51は第1領域100Aと第2領域100Bの両
方を用いてL,R2chのレベル表示をさせ、片側L、
片側R、片側モノラル、片側(L&R)の各表示モード
の場合は、第1領域100Aは消灯状態とし、第2領域
100Bを用いて、Lchオーディオ信号レベル、Rc
hオーディオ信号レベル、(L+R)/2のモノラル信
号レベル、(L&R)信号レベルを択一的に表示させ
る。
【0025】53はキー入力部52での各種キー操作に
従いMDレコーダの全体的な動作制御を司るマイコン構
成のシステムコントローラであり、MD31のローディ
ング/アンローディング、MD31からのUTOC情報
の読み出し、MD31へのUTOC情報の書き込み、M
D31の再生及び録音、タイトル名入力、タイトル名サ
ーチ、自動またはマニュアル操作による録音時トラック
分割等の各種制御処理を実行する。また、システムコン
トローラ53は、2層FL管表示パネル36の内、第2
表示層20に対する表示制御をし、動作状態、各種モー
ドのオン状態、タイトル名などを表示させる。更に、シ
ステムコンロトーラ53はタイトル名入力モードがオン
しているときとタイトル名サーチモードがオンしている
間、片側強制表示指令をレベル表示制御部51に出力す
る機能も有している。システムコントローラ53は、録
音時オートトラック分割モードがオンしているとき、レ
ベル検出部39から入力したモノラルレベルデータLD
(L+R)を監視し、オーディオ信号の(L+R)/2
のレベルが一定以下の無音となった状態が一定時間以上
続いたとき、次に、オーディオ信号の(L+R)/2の
レベルが一定以上に上がった所で、自動的に以降を新た
なトラックに分割させる。
【0026】次に、図4〜図9を参照して上記した実施
例の動作を説明する。図4はレベル表示制御部51の動
作を示すフローチャート、図5はMDの記録内容の説明
図、図6と図7はメモリ35に記憶されたデータの説明
図、図8と図9は2層FL管表示パネル36の表示状態
の説明図である。
【0027】MDのローディング/アンローディング セットに図5(1)に示す如くTNO1〜TNO3の3
つのトラックが記録されたMD31(MD−MO)を挿
入すると、挿入検出回路33から挿入検出信号が出力さ
れ、該信号を入力したシステムコントローラ53は、ロ
ーディング部34を制御してローディングを行わせ、M
D記録/再生部32に装填させる。そして、MD記録/
再生部32を制御してMD1のUTOCエリアに記録さ
れたUTOC情報を読み出させ、メモリ35のUTOC
情報記憶領域に書き込む(図6参照)。
【0028】以降、システムコントローラ53はメモリ
35のUTOC情報を参照して、所望トラックの再生制
御、新たなトラックの録音制御、タイトル名表示、タイ
トル名サーチなどを行う。また、タイトル名の入力、ト
ラック分割もメモリ35のUTOC情報を対象にして行
う。そして、ユーザがイジェクト操作をしたとき、MD
記録/再生部32を制御してメモリ35のUTOC情報
をMD31のUTOCエリアに記録させたあと、ローデ
ィング部34を制御してアンローディングを行わせる。
【0029】通常再生 MD31がMD記録/再生部32に装填されると、シス
テムコントローラ53はトラックモードをオンし、プロ
グラムモードとリピートモードをオフし、マニュアルト
ラック分割モードをオフする。第2表示層20の各セグ
メント21〜28は全て消灯させ、第1領域20Aも全
て消す(実際には、UTOC情報中にディスク名があれ
ば、第1領域20Aにディスク名を表示させる)。この
状態でPLAYキーが押されると、システムコントロー
ラ53はメモリ35のUTOC情報を参照して、MD記
録/再生部32を制御し、最小TNO1のスタートアド
レスAをサーチさせたあと再生を開始させる。そして、
第2表示層20のセグメント21を点灯させて再生動作
中であることを示し、TNO1のタイトル名「MIST
Y」を第1領域20Aに文字表示させる。MD記録/再
生部32から入力したアドレス情報によりTNO1の再
生が終わったことが判れば、同様にしてTNO2、TN
O3と続けて再生させる。TNO2の再生中、タイトル
名「TENDERLY」が表示され、TNO3の再生
中、タイトル名「TEAFOR TWO」が表示され
る。TNO3の再生が終われば、再生動作を停止させ、
セグメント21を消灯させ、タイトル名表示も消す(実
際には、UTOC情報中にディスク名があれば、第1領
域20Aにディスク名を表示させる)。
【0030】プログラム再生 これと異なり、プログラムキーが押されると、システム
コントローラ53はプログラムモードとなり、セグメン
ト27を点灯させてプログラムモードがオン中であるこ
とを示し、ユーザが数字キーで例えば、演奏希望曲のT
NOである「1」と「3」を入力すると、メモリ35の
プログラム情報記憶領域にP1 =1、P2 =3としてプ
ログラム曲のTNOを登録する(図6参照)。このあ
と、PLAYキーを押すと、システムコントローラ53
はメモリ35を参照してまずP1のTNOに対応するス
タートアドレスAをサーチさせたあと再生を開始させ
る。このとき、第2表示層20のセグメント21を点灯
させて再生動作中であることを示し、TNO1のタイト
ル名を第1領域20Aに文字表示させる。TNO1の再
生が終われば、P2 に係るTNO3を再生させる。TN
O3の再生中、対応するタイトル名を表示させ、再生が
終われば、再生動作を停止させ、セグメント21を消灯
し、タイトル名表示も消す(実際には、UTOC情報中
にディスク名があれば、第1領域20Aにディスク名を
表示させる)。プログラムキーが再度押されれば、プロ
グラムモードをオフし、セグメント27を消す。
【0031】リピート PLAYキーが押される前に、リピートキーが押される
と、システムコントローラ53はリピートモードをオン
し、セグメント28を点灯させて、リピートモードオン
中であることを示す。このあと、プロクラムモードオフ
状態でPLAYキーが押されると、システムコントロー
ラ53は、MD31の最後のトラックまで再生が終わっ
たとき、最初のトラックに戻って再生を継続させる。ま
た、プロクラムモードオン状態でPLAYキーが押され
たときは、最後のプログラム曲の再生が終わったあと、
最初のプログラム曲に戻って再生を継続させる。リピー
トキーが再度押されれば、リピートモードをオフし、セ
グメント28を消す。
【0032】再生中のレベル表示 なお、以上の各再生動作状態では、システムコントロー
ラ53はレベル表示制御部51に対し片側強制表示の指
令は与えない。レベル表示制御部51は電源オンで第1
自動表示モードに設定しており(図4のステップS1〜
S3)、片側強制表示指令が無いとき、常に、MD1の
再生時にレベル検出部39から出力されるLchレベル
データLD(L)に基づき第1領域を制御してLchの
レベル表示をさせ、また、レベル検出部39から出力さ
れるRchレベルデータLD(R)に基づき第2領域を
制御してRchのレベル表示をさせる。よって、例え
ば、TNO3の再生時、2層FL管表示パネル36の表
示状態は図10と同様になり、L、R独立したレベル表
示と、タイトル名、動作状態、モード状態を全て一目で
視認することができる。
【0033】表示モード切り換えキーを1回押すと、第
2自動表示モードになるが(ステップS4、S5、S
2、S6)、このときも、システムコントローラ53か
らの片側強制表示の指令が無ければ、常に、L、R独立
したレベル表示を行わせる。若し、再生中のトラックの
タイトル名を確実に視認したい場合、表示モード切り換
えキーを更に、2回〜5回押して片側L表示モード、片
側R表示モード、片側モノラル表示モード、片側(L&
R)表示モードに切り換えれば(ステップS7〜S1
0)、レベル表示制御部51は第1領域100Aを消灯
し、第2領域100Bだけに、各々、Lchレベルデー
タLD(L)に基づくLchレベル、Rchレベルデー
タLD(R)に基づくRchレベル、モノラルレベルデ
ータLD(L+R)に基づく(L+R)/2のモノラル
レベル、(L&R)レベルデータLD(L&R)に基づ
く(L&R)レベルを表示させるので、タイトル名をレ
ベル表示に邪魔されずに見ることができ、見誤りがなく
なり、また、オーディオ信号レベルに関する情報も得る
ことができる。片側モノラル表示モードに切り換えた状
態で、TNO2を再生したときの第1表示層100の表
示状態、第2表示層20の表示状態、第1表示層100
と第2表示層20の重ね合わせ表示状態を図8(1)〜
(3)に示す。
【0034】とくに、片側(L&R)表示モードに切り
換え、第2領域100Bに(L&R)レベル表示をさせ
れば、LchとRchの両者で見た正しいピークレベル
が判るので、MD31からテープにダビングしようとす
る場合、録音レベル調整を正しく行うことができ、便利
である。
【0035】録音 録音中の自動トラック分割を禁止したい場合、録音時マ
ニュアルトラック分割モードキーを押す。すると、シス
テムコンロトーラ53は録音時マニュアルトラック分割
モードをオンし、セグメント26を点灯させてマニュア
ルトラック分割モードがオンしていることを示す。この
状態でRECキーが押されると、録音モードとなり、メ
モリ35のUTOC情報を参照して、MD記録/再生部
32を制御し、最大TNO3のエンドアドレスFの次の
アドレス(F+1)をサーチさせたあと録音を開始させ
る。このとき、第2表示層20のセグメント23を点灯
させて録音中であるとを示し、メモリ35のUTOC情
報記憶領域には、TNO3に続くTNO4のスタートア
ドレスとしてG=F+1を書き込む(図7参照)。TN
O4のタイトル名はまだ無いので、システムコンロトー
ラ53は「NEWTRACK」の文字を第1領域20A
に表示させる。録音を停止させるためSTOPキーを押
すと、システムコントローラ53はMD記録/再生部3
2を制御し、録音動作を停止させ、セグメント23を消
灯させる。そして、録音動作の停止時のMD31への記
録アドレスHをメモリ35のUTOC情報記憶領域に、
TNO3に続くTNO4のエンドアドレスとして書き込
む(図7参照)。
【0036】録音中のレベル表示 このような録音動作状態でも、システムコントローラ5
3はレベル表示制御部51に対し強制片側表示の指令は
出力しない。よって、表示モード切り換えキーの操作に
より、ユーザが第1自動表示モード、第2自動表示モー
ドのいずれに切り換えていても、レベル表示制御部51
はMD1への録音時にレベル検出部39から出力される
LchレベルデータLD(L)に基づき第1領域を制御
してLchのレベル表示をさせ、また、レベル検出部3
9から出力されるRchレベルデータLD(R)に基づ
き第2領域を制御してRchのレベル表示をさせる。よ
って、L、R独立したレベル表示と、タイトル名、動作
状態、モード状態を全て一目で視認することができる。
【0037】若し、LchとRchの両者で見たオーデ
ィオ信号レベルの正確なピークを知りたい場合、片側
(L&R)表示モードに切り換えれば、レベル表示制御
部51は第1領域100Aを消灯し、第2領域100B
だけに第2領域100Bに(L&R)レベル表示をさせ
るので、LchとRchの両者で見た正しいピークレベ
ルが判り、テープからMD31へダビングしようとする
場合、録音レベル調整を正しく行うことができ、便利で
ある。
【0038】録音中のタイトル名入力 表示モードが第2自動表示モードに切り換えられている
ものとして、若し、ユーザがTNO4の録音中にタイト
ル名を入力したい場合、タイトル名入力キーを押すと、
システムコントローラ53はタイトル名入力モードとな
り、セグメント24を点灯してタイトル名入力モードオ
ン中であることを示す。そして、第1領域20Aの先頭
桁にカーソルマーク(図9の符号K参照)を表示させ
る。ユーザが数字キーと文字キーにより、所望タイトル
名を1文字ずつ、「S」、「A」、「T」、「I」、
「N」、「 (スペース)」、「D」、「O」、
「L」、「L」と入力すると、システムコントローラ5
3は第1領域20Aに「SATINDOLL」と表示さ
せる(カーソルマークは11文字目に移る)。このあ
と、ENTERキーを押すと、システムコントローラ5
3はタイトル名入力モードをオンした時点での録音TN
O(=4)に対応するタイトル名として、メモリ35の
UTOC情報記憶領域に登録する(図7参照)。そし
て、タイトル名入力モードをオフし、セグメント24を
消灯する。以降、TNO4の録音中は今回入力したタイ
トル名表示が続けられる。
【0039】タイトル名入力時のレベル表示 タイトル名入力モードがオン中、システムコンロトーラ
53は片側強制表示指令をレベル表示制御部51に与え
る。よって、第2自動表示モードに設定しているレベル
表示制御部51は、片側強制表示指令が与えられている
間、第1領域100Aは消し、第2領域100Bにレベ
ルデータLD(L&R)に基づくレベル表示状態に切り
換える。このときの第1表示層100の表示状態、第2
表示層20の表示状態、第1表示層100と第2表示層
20の重ね合わせ表示状態を図9(1)〜(3)に示
す。このため、ユーザは、何らの表示モード切り換え操
作をしなくても、入力中のタイトル名という重要な情報
を確実に視認でき誤入力しなくて済み、また、Lchと
Rchの両者で見たオーディオ信号レベルの正確なピー
クを知ることができ、テープからMD31へダビングし
ようとする場合に録音レベル調整を正しく行うことがで
きる。しかも、タイトル名の入力が終わり、タイトル名
入力モードがオフすると、システムコントローラ53が
片側強制表示指令の出力を停止するので、レベル表示制
御部51は、第1領域100AにLchレベルを表示さ
せ、第2領域100BにRchレベルを表示させるの
で、切り換え操作をしなくても2chレベル表示状態に
戻すことができる。
【0040】なお、予め、第1自動表示モードに切り換
えてあれば(ステップS3)、タイトル名入力中に第2
領域100Bに(L+R)/2のモノラルレベルを表示
させることができ、ノーマル表示モードに切り換えてお
けば(ステップS11)、レベル表示制御部51は、片
側強制表示指令の有無に関わらず、第1領域100Aに
Lchレベルを表示させ、第2領域100BにRchレ
ベルを表示させるので、タイトル名入力中も2chレベ
ル表示状態のままとできる。また、タイトル名入力キー
を押す前に、マニュアル操作で片側L表示モード(ステ
ップS7)、片側R表示モード(ステップS8)、片側
モノラル表示モード(ステップS9)、片側(L&R)
表示モード(ステップS10)のいずれかに切り換えれ
ば、レベル表示制御部51は第1領域100Aを消灯
し、第2領域100BだけにLchレベル、Rchレベ
ル、(L+R)/2のモノラルレベル、(L&R)レベ
ルを択一的に表示させるので、入力タイトル名をレベル
表示に邪魔されずに見ることができ、また、オーディオ
信号に関するレベル情報も得ることができる。
【0041】再生中のタイトル名入力 なお、録音中にタイトル名入力しなかった場合でも、T
NO4の録音後、該TNO4の再生中のタイトル名入力
キーを押せば、タイトル名入力モードがオンし、前述と
同様にしてタイトル名の入力をすることができる。この
再生中のタイトル名入力モードオン中も、システムコト
ローラ53は片側強制表示指令を出力するので、予め、
第2自動表示モードに切り換えてあれば(ステップS
6)、タイトル名入力モードオン中、レベル表示制御部
51は、第1領域100Aを消し、第2領域100Bに
(L&R)レベルを表示させるので、ユーザは何らの切
り換え操作をしなくても、入力中のタイトル名を間違い
なく視認でき誤操作を回避でき、また、MD31からテ
ープへのダビング中であれば録音レベルを的確に最適調
整することができる。そして、タイトル名入力モードが
オフすれば、元の2chレベル表示状態に自動的に復帰
するので切り換え操作をする手間が省ける。予め、第1
自動表示モードに切り換えてあれば(ステップS3)、
タイトル名入力モードオン中、レベル表示制御部51
は、第1領域100Aを消し、第2領域100Bに(L
+R)/2のモノラルレベルを表示させる。
【0042】再生中のタイトル名サーチ TNO1〜4が記録済であるとして(図7参照)、例え
ば、プログラムモードオフ状態でTNO3の再生中に、
他の所望曲の再生へ移行させたい場合、タイトル名サー
チキーを押す。すると、システムコンロトーラ53は、
タイトル名サーチモードをオンし、セグメント24と2
5を点灯してタイトル名サーチモードオン中を示す。そ
して、現在の再生動作は継続しながら、タイトル名の表
示については、プログラムモードがオフしているとき
は、TNO3、TNO4、TNO1、TNO2、TNO
3、・・の順に各トラックのタイトル名を一定時間ずつ
切り換え表示させる。ユーザが例えば、TNO2を所望
するとき、「TENDERLY」と表示された所で、P
LAYキーを押すと、システムコントローラ53はタイ
トル名サーチモードをオフし、セグメント24と25を
消灯する。そして、ユーザの選択したタイトル名に対応
するTNO2のスタートアドレスCをサーチさせて、再
生を開始させる。
【0043】このタイトル名サーチモードオン中も、シ
ステムコトローラ53は片側強制表示指令を出力するの
で、予め、第2自動表示モードに切り換えてあれば(ス
テップS3)、タイトル名サーチモードオン中、レベル
表示制御部51は、第1領域100Aを消し、第2領域
100Bに(L&R)レベルを表示させるので、ユーザ
は何らの切り換え操作をしなくても、サーチ中のタイト
ル名を間違いなく視認でき誤操作を回避でき、また、M
D31からテープへのダビング中であれば録音レベルを
的確に最適調整することができる。そして、タイトル名
サーチモードがオフすれば、元の2chレベル表示状態
に自動的に復帰するので手間が省ける。予め、第1自動
表示モードに切り換えてあれば(ステップS3)、タイ
トル名サーチモードオン中、レベル表示制御部51は、
第1領域100Aを消し、第2領域100Bに(L+
R)/のモノラルレベルを表示させる。
【0044】更に、予め、ノーマル表示モードに切り換
えておけば(ステップS11)、再生中にタイトル名入
力モードがオンしたり、タイトル名サーチモードがオン
しても、第1表示層100に2chレベル表示を継続さ
せることができる。逆に、予め、タイトル名入力モード
やタイトル名サーチモードをオンする前に、マニュアル
操作で片側L表示モード(ステップS7)、片側R表示
モード(ステップS8)、片側モノラル表示モード(ス
テップS9)、片側(L&R)表示モード(ステップS
10)のいずれかに切り換えれば、レベル表示制御部5
1は第1領域100Aを消灯し、第2領域100Bだけ
にLchレベル、Rchレベル、(L+R)/2のモノ
ラルレベル、(L&R)レベルを択一的に表示させるの
で、入力タイトル名をレベル表示に邪魔されずに見るこ
とができ、また、オーディオ信号に関するレベル情報も
得ることができる。
【0045】なお、上記した実施例では、第1表示層を
前、第2表示層を後に重ね合わせたが、反対に第2表示
層を前、第1表示層を後に重ね合わせても良い。また、
第2表示層の第1領域にはタイトル名を表示させるよう
にしたが、対応するTNOと一緒に、例えば、「TNO
1 MISTY」の如く表示させるようにしても良く、
更に、タイトル名だけの表示とTNOとタイトル名の組
み合わせた表示とをマニュアル操作で切り換えられるよ
うにしても良い。また、MDに対し録音・再生の可能な
MDレコーダを例に挙げたが、再生専用のMDプレーヤ
でも良く、更に、CDプレーヤ、DVDプレーヤ等でも
良い。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、曲のタイトル名入力モ
ード時または曲のタイトル名サーチ時でないときは、切
り換え手段が自動的に第1表示層の第1領域または第2
領域の内、第2表示層の前記重要情報表示領域と全部ま
たは一部が重なる領域のオーディオ信号レベル表示を
帰させて、ユーザが第1オーディオ信号レベルと第2オ
ーディオ信号レベルのいずれも視認可能とできる。勿
論、第1表示層を通して第2表示層に表示された情報も
視認することができる。曲のタイトル名入力モード時ま
たは曲のタイトル名サーチ時は、切り換え手段が自動的
に第1表示層の第1領域または第2領域の内、第2表示
層の前記重要情報表示領域と全部または一部が重なる領
域のオーディオ信号レベル表示を停止させることで、ユ
ーザは特別な操作をしなくても入力またはサーチした曲
のタイトル名情報を確実に視認可能とでき、この際、第
1表示層で表示停止されていない領域のレベル情報も視
認可能とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るMDレコーダのブロッ
ク図である。
【図2】レベル検出部のブロック図である。
【図3】レベル検出部で検出される各種レベルデータを
示す線図である。
【図4】レベル表示制御部の動作を示すフローチャート
である。
【図5】MDの記録内容の説明図である。
【図6】メモリの記憶内容の説明図である。
【図7】メモリの記憶内容の説明図である。
【図8】2層FL管表示パネルの表示状態の説明図であ
る。
【図9】2層FL管表示パネルの表示状態の説明図であ
る。
【図10】2層FL管表示パネルの表示例の説明図であ
る。
【符号の説明】
20 第2表示層 21、22、23、24、25、26、27、28 セ
グメント 20A、100A 第1領域 20B、100B
第2領域 31 MD 32 MD記録/
再生部 36 2層FL管表示パネル 39 レベル検出
部 51 レベル表示制御部 52 キー入力部 53 システムコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 27/00 - 27/36 G09F 9/30 - 9/46 G01D 7/00 - 7/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1表示層と第2表示層とが重ね合わさ
    れ、第1表示層の第1領域に第1オーディオ信号レベル
    を表示させ、第1表示層の第2領域に第2オーディオ信
    号レベルを表示させ、第2表示層にはオーディオ信号レ
    ベル以外の各種情報を表示させ、とくに第2表示層の重
    要情報表示領域には曲のタイトル名入力モード時または
    曲のタイトル名サーチ時にタイトル名情報を表示させる
    ようにした表示手段を有するオーディオ装置において、第1表示層の第1領域と第2領域の内の一方は、第2表
    示層の前記重要情報表示領域と全部または一部が重なり
    合うようにし、他方は第2表示層の前記重要情報表示領
    域と重ならないようにしておき、 曲のタイトル名入力モード時または曲のタイトル名サー
    チ時に、自動的に第1表示層の第1領域または第2領域
    の内、第2表示層の前記重要情報表示領域と全部または
    一部が重なる領域のオーディオ信号レベル表示を停止さ
    せ、曲のタイトル名入力モードまたは曲のタイトル名サ
    ーチが終わると、自動的に第1表示層の第1領域または
    第2領域の内、第2表示層の前記重要情報表示領域と全
    部または一部が重なる領域のオーディオ信号レベル表示
    を復帰させる切り換え手段を設けたこと、 を特徴とするオーディオ装置。
  2. 【請求項2】 切り換え手段が第1表示層の第1領域ま
    たは第2領域の内、第2表示層の前記重要情報表示領域
    と全部または一部が重なる領域のオーディオ信号レベル
    表示を復帰させているときの第1オーディオ信号レベル
    と第2オーディオ信号レベルはLchレベルとRchレ
    ベルであり、切り換え手段が一方のオーディオ信号レベ
    ル表示を停止させているときの他方のオーディオ信号レ
    ベルは、モノラルレベル、またはLchレベル、または
    Rchレベル、またはLchレベルとRchレベルの
    内、大きい方のレベルとしたこと、 を特徴とする請求項1記載のオーディオ装置。
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