JP2005026943A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線LAN装置において、アンテナの指向性を簡易に変更する。
【解決手段】放射器として働く導体パターン21が形成された第1の基板11と、導波器および反射器としてそれぞれ働く導体パターン22,23が形成された第2の基板12とを、スライド可能に、インナケース15およびアウタケース16に収納し、アクセスポイント40の上部に3次元ジョイント50を介して設ける。ネジ18を緩めてインナケース15とアウタケース16との位置関係を変更することにより、所定の間隔で平行に配置された導波器−放射器−反射器が、2.4GHzの信号に対して強い指向性を示す八木−宇田アンテナを構成する配置と、導体パターン22,23が導波器,反射器としては機能せず、アンテナ装置10が無指向性アンテナとして機能する配置とに、容易に切り替えることができる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アンテナ装置に関し、詳しくは極超短波を用いた無線LANに用いられるアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、無線LAN用のアンテナ装置としては、無指向性のアンテナ装置が用いられている。これは、所定の領域内では、どの位置でもLANが使用できるようにするためである。無線LANを使用する領域の中心または隅にアンテナ装置を置き、その領域内では、アンテナ装置の位置をさほど気にすることなく無線LANを利用することができる。
【0003】
他方、異なる建物の間でも無線LANを使用しようとする場合、例えば、二つの建物内にアクセスポイントを設けてそれぞれ無線LANを使用可能とし、かつこの建物同士を無線LANで接続する場合などには、建物間に指向性の高いアンテナ装置を向かい合わせに配置し、これをそれぞれのアクセスポイントに接続している。これは、アンテナ装置間の電波の到達距離を伸ばしたいこと、こうしたアンテナ間では、他の機器からのアクセスを抑制したいこと、などの理由による。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした無線LAN用の指向性アンテナ装置と無指向性アンテナ装置は全く異なる装置であり、使用目的に応じて、いずれかの装置を取り付けなければならなかった。このため、同じアクセスポイントにおける設定を変えようとすると、アンテナ装置全体を取り替えなければならないという問題があった。
【0005】
また、無指向性アンテナと指向性アンテナとは、その特性が大きく相違するので、指向性アンテナほどの指向性は必要ないが、それでも一定の指向性を実現したいといった要望に応える使い方は実現できなかった。こうした要望は、例えばアクセスポイントを部屋や建物の隅に配置するような場合には、実際に生じる。従来は、こうした場合には無指向性アンテナを用いており、必要とする範囲を十分にカバーしきれないことがあるだけでなく、部屋や建物の外でもアクセスできてしまうという問題を生じていた。
【0006】
本発明の装置は、こうした問題の少なくとも一部を解決し、一つのアンテナ装置でありながら、その指向性の程度を変更可能とすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】
上記課題の少なくとも一部を解決する本発明の装置は、
極超短波を用いた無線LANに用いられるアンテナ装置であって、
所定長の導波器と反射器と放射器とを、相互の位置関係を変更可能に構成し、
前記導波器、反射器および放射器が、所定間隔を置いて平行かつ中心を同じくした指向性アンテナとして機能する第1の配置と、
前記導波器、反射器および放射のうちの少なくともいずれか一つの配置を変更して、無指向性アンテナとして機能する第2の配置とに
切換可能な構造を備えこと
を要旨とする。
【0008】
かかるアンテナ装置は、導波器、反射器および放射器の相互の位置関係が変更可能であり、指向性アンテナとして機能する第1の配置と、無指向性アンテナとして機能する第2の配置との変更できるので、一つのアンテナ装置でありながら、指向性アンテナとしても無指向性アンテナとしても用いることができる。なお、第1のは位置と第2の配置との中間的な位置を適切に選択すれば、指向性アンテナよりは指向性の程度が低いものの所定の指向性を備えたアンテナとして機能させることも可能である。
【0009】
かかるアンテナ装置において、前記導波器と前記放射器とを、第1の部材上に平行かつ所定の離間距離をおいて配置し、前記放射器を、前記第1の部材とは異なる第2の部材上に配置し、前記第1の部材と第2の部材とを、前記第1の配置と前記第2の配置に移動可能とすることができる。かかるアンテナ装置では、僅か二つの部材の移動により、無指向性アンテナと指向性アンテナとを切り替えて実現することができる。
【0010】
かかる第1,第2の部材は、両者がスライド移動または回転移動することにより、前記第1の配置と前記第2の配置とに切換られる構成とすることが簡便である。この他、前記導波器と前記反射器と前記放射器とを、それぞれ第1,第2,第3の部材上に設け、これらの部材を、スライド移動または回転移動することにより、前記第1の配置と前記第2の配置とに切換るものとしてもよい。
【0011】
こうしたアンテナ装置において、第1の配置と第2の配置とは、例えば、前記導波器および前記反射器を、前記放射器の軸方向と平行に配置することで、第1の配置とし、前記導波器および前記反射器との少なくとも一方を、前記放射器の軸方向とは交差する位置に移動することにより、前記第2の配置とすることにより実現しても差し支えない。アンテナ装置では、導波器や反射器を放射器と交差する位置に配置すれば、その働きは角度に応じて低減される。両者を直交する位置に配置すれば、存在しないのと同じ状態となる。
【0012】
なお、導波器は、1本としてもよいが、平行に配置された複数本の導体から構成することも可能である。極超短波に用いるいわゆる八木−宇田アンテナでは、導波器のピッチなどの最適な配置は、計算上容易に求めることができる。
【0013】
前記第1の配置と前記第2の配置との中間的な配置として、前記指向性アンテナとしての機能と前記無指向性アンテナとしての機能との中間的な機能を実現する第3の配置を備えることも好適である。こうした第3の位置は、実験的に求めることができる。
【0014】
上述したアンテナ装置は、無線LANを制御するアクセスポイント装置に接続して用いられるが、単純にケーブルで接続するものとしても良いし、ハード的なジョイントなどを介して直接的なアクセスポイント装置に取り付けても良い。こうした取り付けの手法としては、三次元移動可能なジョイントを利用することができる。3次元移動可能なジョイントを介してアンテナ装置をアクセスポイントに取り付ければ、使用者は、所望の領域をそのアンテナ装置によりカバーすることが容易にでき、好適である。
【0015】
アンテナ装置とアクセスポイント装置とは、電気的な接続が必要となるが、こうした電気的な接続を行なう信号腺を、前記ジョイント内部を通せば、信号線が外部に露出することがなく、取り扱いが一層容易となる。
【0016】
もとより、アクセスポイント装置の筐体に固定可能な吸盤を備え、アンテナ装置を、吸盤によりアクセスポイント装置の筐体に固定するものとしても良い。この場合、第1の配置と第2の配置で、アンテナ装置全体の長さが変更されても、アンテナ装置を確実に固定することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
(1)実施例の構成:
はじめに、実施例のアンテナ装置の外観構成について図1を用いて説明する。図1は本実施例の外観を示す斜視図である。図示するように、このアンテナ装置10は、無線LANにより、インターネットなどの広域ネットワークへの接続をクライアントコンピュータに許可するアクセスポイント40の上部に、3次元ジョイント50を介して接続されている。3次元ジョイント50は、先端がポール形状とされたインナ51と、これを包み込む形状のアウタ52とか構成されており、アウタ52が所定の圧力でインナ51を把持しているので、所望の角度にインナ51を倒すと、その角度保たれる。なお、インナ51は、アウタ52に対して軸回りに回転可能であり、結果的に、3次元ジョイント50に所定の角度で取り付けられたアンテナ装置10は、アクセスポイント40と干渉する位置を除いて、ほぼ自由な位置および角度に設定することができる。アンテナ装置10の位置や角度は、後述するように、アンテナ装置10が、強い指向性を有する指向性アンテナとして用いられる場合には、きわめて重要である。
【0018】
アンテナ装置10は、内部に後述する第1の基板11を収納したインナケース15と、第2の基板12を納めたアウタケース16とからなっている。インナケース15は、アウタケース16に対して、図示矢印A、B方向に摺動可能であり、アウタケース16の側面には、インナケース15を所定の位置で固定するためのネジ18が設けられている。使用者はこのネジ18をゆるめてインナケース15を前後に移動し、アウタケース16に対して適切な位置として、そこでネジ18を締めて固定する。なお、インナケース15の一方平面15aには、指向性アンテナとして機能する位置、無指向性アンテナとして機能する位置、更にはその中間位置について、アウタケース16との関係が分かるように、マーキングMKが印刷されている。インナケース15とアウタケース16との位置関係によって、内部の基板の位置がどのように変化するか、および指向性がどのようにして変更されるかについては、後で詳しく説明する。
【0019】
アンテナ装置10とアクセスポイント40とは、図2のブロック図に示したように、電気的に接続されている。即ち、アンテナ装置10は、アクセスポイント40内部の通信RF部41に接続されている。通信RF部41からの信号線は、3次元ジョイント50の内部を通過している。信号線は、ジョイント50の内部に設けた空隙を通過するようにしても良いし、3次元ジョイントにスリップリングのような構造を設け、スリップリングを介して信号が伝達されるようにしても良い。もとより、アンテナ装置10からの信号線は、3次元ジョイント50を通さず、コネクタなどを介して、アクセスポイント40内の通信RF部に41に接続しても良い。
【0020】
通信RF部41は、更に、ベースバンド部43に接続され、ベースバンド部43は、無線通信制御部45に電気的に接続されている。アンテナ装置10と通信RF部41との間では、極超短波である2.4GHzの電波周波数(Radio Frequency、以下RFという)信号がやり取りされる。通信RF部41とベースバンド部43との間では、内部周波数(Intermediate Frequency、以下IFという)信号がやり取りされる。ベースバンド部43と無線通信制御部45との間は、デジタル信号がやり取りされる。
【0021】
通信RF部41は、送受信用に各種ミキサ,アンプ,フィルタなどを備えたワンチップマイコンで構成されている。この通信RF部41は、RF信号とIF信号との変換(以下、RF/IF変換という)を行なう。ベースバンド部43は、送受信用に各種ミキサ,アンプ,フィルタなどを備えたワンチップマイコンで構成されている。このベースバンド部43は、IF信号とベースバンド信号との変換、ベースバンド信号とデジタル信号とのA/D変換を行う。無線通信制御部45は、メディア・アクセス・コントローラ(Media Access Controller、以下MACという)とも呼ばれ、CPU,ROM,RAMおよび各種通信インターフェースなどを備えたワンチップマイコンで構成されている。無線通信制御部45は、無線LAN通信に関する各種の制御を行なう。
【0022】
次にアンテナ装置10の内部構成について説明する。図3に示すように、アンテナ装置10の内部には、基本的に2枚の基板11,12が内蔵されている。基板11,12は、この実施例では、いずれもガラスエポキシ基板としたが、他の樹脂基板なども用いることができる。2枚の基板のうち一枚は、図3(A)に示す第1の基板11であり、その略中心には、T字形の導体パターン21が設けられている。この導体パターン21を、放射器Rと呼ぶ。導体パターン21は、銅箔により形成されており、T字形をしたパターンの一端DEが、通信RF部に接続され、給電されている。後述するように、このアンテナ装置10は、構成によって、いわゆる八木−宇田アンテナと呼ばれる極超短波用のアンテナを構成する。導体パターン21は、八木−宇田アンテナの構成においては、放射器として機能するからである。
【0023】
基板のもう一枚は、図3(B)に示すように、中心部に切欠部25を有する第2の基板12である。この第2の基板12には、銅箔による二つの導体パターン22,23が形成されている。導体パターン22,23の寸法などについては後述する。この二つの導体パターン22,23は、切欠部25を挟んで、平行に設けられており、かつ幅方向の中心は一致している。また第1,第2の基板11,12を、図3(C)に示すように、重ね合わせると、第1の基板11上の導体パターン21と、第2の基板12上の導体パターン22,23とは、幅方向の中心を一致して、平行に並ぶ。図3(C)の状態となったとき、放射器Rとして機能する導体パターン21に対して、導体パターン22は導波器として、導体パターン23は反射器として、それぞれ働き、全体として、八木−宇田アンテナとして機能する。
【0024】
この図3(C)の状態となったときの各部の寸法の一例を、図4に示した。図4の寸法は、無線LANに用いられる2.4MHzにおいて最も高い利得(指向性)を示す設計値となっている。実測によれば、このときの指向性は、9dBiであった。図5(A)は、この指向性の高い状態における第1の基板11と第2の基板12とが、インナケース15およびアウタケース16に収納され、ネジ18によって固定された状態を、模式的に示す模式図である。図示するように、第1,第2の基板11,12は、図4に示し対置関係となっており、高い指向性を示す。
【0025】
この状態から、一旦ネジ18を弛め、インナケース15を自由に移動可能としてから、インナケース15を矢印W方向に引き出す。このとき、インナケース15に内部に固定された第1の基板11も移動する。インナケース15の外部表面に印刷されたマーキングMKを見て、図5(B)の位置でネジ18を締めて、インナケース15をアウタケース16に固定する。このとき、第1の基板11上に導体パターン21により形成されたの放射器は、第2の基板12に導体パターン22として形成された導波器とほぼ重なっており、全体としての利得は、6.5dBiであった。
【0026】
再度、ネジ18を緩めて、インナケース15を引き出し、インナケース15の外部表面に印刷された別のマーキングMKを見ながら、図5(C)の位置でネジ18を締めて、インナケース15をアウタケース16に固定する。このとき、第1の基板11上に導体パターン21により形成されたの放射器は、第2の基板12に導体パターン22として形成された導波器より前に出た位置関係となっており、全体としての利得は、約2dBiであった。このとき、導波器も反射器もほとんど機能しておらず、アンテナ装置10は、無指向性ダイポールアンテナとして働くことになる。
【0027】
以上説明したように、本実施例のアンテナ装置10は、アクセスポイント40の外部アンテナとして働き、インナケース15をアウタケース16に対して移動することにより、高い指向性を示す八木−宇田アンテナとしての使用と、無指向性のダイポールアンテナとしての使用とを、簡単に切り替えて実現することができる。また、その中間位置で、中程度の指向性を示すアンテナとしての使用も可能である。このため、アクセスポイント40を使用領域(例えば部屋)の中心付近に置き、アンテナ装置10をほぽ垂直に立てた状態として、インナケース15をもっとも引き出した位置(図5(C)の位置)とすれば、アンテナ装置10は、無指向性アンテナとして機能するから、その領域内に置かれたクライアントコンピュータとの間で、無線LANのための通信を行なうことができる。この使用形態では、アンテナの指向性はほとんどないから、領域内のどこにクライアントコンピュータを置いても、良好に無線通信を行なうことができる。
【0028】
一方、アクセスポイント40とクライアントとなるコンピュータあるいはもう一台のアクセスポイントとの距離が離れている場合などには、アンテナ装置10のインナケース15をアウタケース16内に、図5(A)に示す位置まで収納し、アンテナ装置10の指向性を最も高い状態とする。この状態で、アンテナ装置10を、通信対象の方向に向けて、その角度を調整する。このとき、アンテナ装置10は、指向性の強い八木−宇田アンテナとして働くから、遠く隔てられたクライアントコンピュータあるいはもう一台のアクセスポイントなどと、通信することができる。アンテナ装置10は、その形状から、指向性の方向を理解することは容易だが、アウタケース16の表面に、指向性の強い方向が理解しやすいように、矢印や通信範囲を模式的に示す楕円などのマークを印刷しておくことも好ましい。
【0029】
更に、アンテナ装置10のインナケース15とアウタケース16とを、図5(B)に示す位置にすることにより、アンテナ装置10の指向性を中程度にして、用いることもできる。こうしたアンテナ装置10の使用は、アクセスポイント40を、部屋の隅部に置いて、部屋の中のクライアントコンピュータなどとは無線通信によるLANを実現し、かつ部屋の外に対しては、通信できる範囲を限りたいような場合に有効である。
【0030】
以上の説明では、使用者の立場に立って、アンテナ装置10における指向性の程度をインナケース15とアウタケース16との位置関係を中心に説明したが、インナケース15とアウタケース16との位置関係は、とりもなおさず、第1の基板11と第2の基板12との位置関係であり、最終的には、放射器である導体パターン21に対する導波器としての導体パターン22,反射器としての導体パターン23の位置関係に帰着する。この位置関係は、アンテナの設計理論から、どの程度の指向性が得られるかは、容易に計算可能なので、計算上求めておき、所望の指向性が得られる位置関係を決定し、ケースの外部にマーキングしておくことができる。なお、上記実施例では、第1の基板11が移動するものとして説明したが、第2の基板側が移動するものとしても差し支えない。第2の基板の導体にはもともと給電されないので、導体パターンへの配線が必要なく、第2の基板を容易に移動することができるという利点がある。
【0031】
上記第1の実施例では、アンテナ装置10は、3次元ジョイント50により結合したが、図6に示すように、吸盤61,62により固定するものとしてもよい。この場合、吸盤61をインナケース15aの端部に、吸盤62をアウタケース16aに、それぞれ設けておき、吸盤61,62をアクセスポイント40aの筐体上面に吸着・固定するものとすれば、インナケース15aとアウタケース16aとを固定するネジなどを用いる必要がない。
【0032】
次に、本発明の第2の実施例について説明する。図7,図8は、第2実施例のアンテナ装置100における第1ないし第3の基板111,112,113の関係を示す説明図である。図7に示したように、第1の基板111には導波器として機能する導体パターン121が、第2の基板112には放射器として機能する導体パターン122が、そして第3の基板113には反射器として機能する導体パターン123が、それぞれ形成されている。説明を簡略にするために、図7,図8では、ケースなどの図示は省略した。
【0033】
この第1ないし第3の基板111ないし113は、それぞれ、端部センタ131,132において、回転可能に接続されている。従って、図8に示すように、第1の基板111は第2の基板112に対して回転し、第2の基板112は第3の基板113に対して回転する。図7に示した状態、即ち導波器、放射器、反射器が所定の間隔で一列に平行に並んだ状態では、アンテナ装置100は、八木−宇田アンテナとして強い指向性を示す。これに対して、図8に示したように、第1,第2の基板111,112を所定角度だけ、端部センタ131,132により回転すると、回転した角度に応じて指向性が低下する。第2の基板112に対して、第1の基板111,第3の基板113がそれぞれ90度となる位置まで回転すれば、放射器として機能する導体パターン122に対して、導体パターン121,123は、いずれも導波器,反射器としての機能を全く果たさなくなるので、このとき指向性は失われ、アンテナ装置100は、無指向性アンテナとして機能することになる。
【0034】
なお、図8では、第3の基板113をベースにして第2の基板112,第1の基板111が回転するように図示したが、アクセスポイントへの取り付けなどを考えると、第2の基板112を収納したケースをアクセスポイント上面に取り付け、このケースに対して、第1,第3の基板111,113を収納したケースを回転可能に取り付ければ、放射器として機能する導体パターン122への給電ラインの接続を固定的に行なうことができ、全体構成を最も簡略化することができる。もとより、他の基板を収納したケースを固定することも差し支えない。
【0035】
この実施例によれば、基板を回転することにより、アンテナ装置100の指向性を広い範囲に亘って変更することができ、第1実施例同様、指向性アンテナとして機能させる使い方と、無指向性アンテナとして機能させる使い方と、その中間的な指向性のアンテナとして機能させる使い方とを、それぞれ簡易に実現することができる。なお、この実施例では、各基板に、導波器、放射器、反射器などのエレメントを一つずつ搭載したが、導波器などは一つの基板に二つ以上設けて、高い指向性を実現してもよい。また、二つ以上の導波器をそれぞれ異なる基板に搭載し、更に4つ折り、5つ折りなどの構成を採用することも差し支えない。
【0036】
次に本発明の第3の実施例について説明する。図9は、第3実施例のアンテナ装置200の構成を示す説明図である。図示するように、このアンテナ装置200は、アクセスポイント240の上面に直接作り込まれている。このアンテナ装置200は、八木−宇田アンテナにおいて放射器として働く所定形状の金属板(実施例では銅板)212と、これと平行に設けられた2つの金属版211a,211bと、これらとは金属板212に対して反対側にやはり平行に設けられた金属板213から構成されている。これらの金属板は、いずれも樹脂被覆されており、金属表面が直接露出していることはない。4つの金属板のうち、両端に設置された金属板211a、213は、図示するように、その側端を支点に最大90度の位置まで折り曲げることができる。なお、本実施例では、特にヒンジ構造などは設けず、樹脂被覆された金属板自体をその可塑変形を利用して折り曲げるものとした。アンテナの指向性の調整は、何度も行なわれものではなく、設置の条件を変えるときに行なわれる程度なので、金属板の可塑変形を利用しても実現することができる。もとより、ヒンジなどを設けて実現することも容易である。
【0037】
総ての金属板211a,211b,212,213が、アクセスポイント240の上面と平行になってい状態では、アンテナ装置200は、金属板211a,211bは導波器として働き、金属板213は反射器として働き、全体として、2.4GHzの信号に対して、強い指向性を示す八木−宇田アンテナとして機能する。他方、金属板211aのみを90度折り曲げると、指向性は弱まり、中程度の指向性を示す。更に反射器として働いていた金属板213を90度折り曲げると、アンテナ装置200は、ほとんど指向性を示さず、無指向性アンテナとして機能することになる。なお、この実施例では、導波器として働くもう一枚の金属板211bは折り曲げられない構造としたが、この金属板211bも折り曲げ可能として、更に指向性を調整可能としてもよい。また、金属板は、90度以下の折り曲げ角度に保持し、指向性の程度を調整するものとすることもできる。また、金属板は、折り曲げる代わりに、アクセスポイント240の上面に平行な平面内で回転可能とし、回転することで、導波器あるいは反射器としての機能を失わせる構成としても良い。また、両端の金属板は固定し、放射器として働く金属板212を90度折り曲げることで、無指向性アンテナとして機能する構成としても良い。
【0038】
以上説明した第3の実施例によれば、第1,第2実施例と同様、アンテナ装置200の指向性を、強い指向性を有する状態から無指向性アンテナまで、容易に切り替えることができる。また、金属板の折り曲げの角度により、指向性の程度を容易に調整することができる。更に、本実施例の構成は、全体構成が簡易であり、安価に実現することができるといった利点も有する。
【0039】
なお、上述した実施例では、金属板は、樹脂被覆してあるものの一枚一枚可塑変形するものしたが、図10に示すように、導波器として機能する金属板211a,211bと反射器として機能する金属板213を一つの薄型容器250に収容し、ヒンジ260を用いて、この薄型容器250が90度回転移動可能に構成することができる。こうすれば、金属板が露出することがない。また、薄型容器250の外側に、調整方法や指向性変更の様子などを表示することができる。
【0040】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、更に種々なる形態で実施し得ることは勿論である。例えば、本実施例のアンテナ装置は、アクセスポイントに直接接続して用いるものとしたが、アクセスポイントに外付けされる外部アンテナ装置として実現することも差し支えない。また、導波器の本数などを増やすことも差し支えない。導波器と反射器の一方を省力することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すアンテナ装置の外観図である。
【図2】本発明のアンテナ装置10とアクセスポイント40との電気的な接続の様子を示すブロック図である。
【図3】第1実施例におけるアンテナ装置10の内部の第1,第2の基板11,12の構成を示す説明図である。
【図4】第1実施例のアンテナに装置が指向性アンテナとして機能する際の導体パターンの位置関係の一例を示す説明図である。
【図5】アンテナ装置10のインナケース15とアウタケース16との位置関係を導体パターンの配置に関係づけて示す説明図である。
【図6】第1実施例の変形例を示す説明図である。
【図7】第2実施例のアンテナ装置100の構成を簡略に示した説明図である。
【図8】第2実施例のアンテナ装置100において指向性を低下する様子を示す説明図である。
【図9】第3実施例の概略構成を示す説明図である。
【図10】第3実施例の変形例を示す説明図である。
【符号の説明】
10…アンテナ装置
11…第1の基板
12…第2の基板
15,15a…インナケース
16…アウタケース
16a…アウタケース
18…ネジ
21,22,23…導体パターン
25…切欠部
40…アクセスポイント
41…通信RF部
43…ベースバンド部
45…無線通信制御部
50…ジョイント
51…インナ
52…アウタ
61,62…吸盤
100…アンテナ装置
111…第1の基板
112…第2の基板
113…第3の基板
121,122,123…導体パターン
131,132…端部センタ
200…アンテナ装置
211a,211b,212,213…金属板
240…アクセスポイント
250…薄型容器
260…ヒンジ

Claims (10)

  1. 極超短波を用いた無線LANに用いられるアンテナ装置であって、
    所定長の導波器と反射器と放射器とを、相互の位置関係を変更可能に構成し、
    前記導波器、反射器および放射器が、所定間隔を置いて平行かつ中心を同じくした指向性アンテナとして機能する第1の配置と、
    前記導波器、反射器および放射器のうちの少なくともいずれか一つの配置を変更して、無指向性アンテナとして機能する第2の配置とに
    切換可能な構造を備えたアンテナ装置。
  2. 請求項1記載のアンテナ装置であって、
    前記導波器と前記放射器とは、第1の部材上に平行かつ所定の離間距離をおいて配置され、
    前記放射器は、前記第1の部材とは異なる第2の部材上に配置され、
    前記第1の部材と第2の部材とは、前記第1の配置と前記第2の配置に移動可能である
    アンテナ装置。
  3. 請求項2記載のアンテナ装置であって、
    前記第1の部材と前記第2の部材とは、スライド移動または回転移動することにより、前記第1の配置と前記第2の配置とに切換られるアンテナ装置。
  4. 請求項1記載のアンテナ装置であって、
    前記導波器と前記反射器と前記放射器とは、それぞれ第1,第2,第3の部材上に設けられ、
    前記第1ないし第3の部材は、スライド移動または回転移動することにより、前記第1の配置と前記第2の配置とに切換られるアンテナ装置。
  5. 請求項1記載のアンテナ装置であって、
    前記導波器および前記反射器を、前記放射器の軸方向と平行に配置することで、前記第1の配置とし、
    前記導波器および前記反射器との少なくとも一方を、前記放射器の軸方向とは交差する位置に移動することにより、前記第2の配置とする
    アンテナ装置。
  6. 前記導波器は、平行に配置された複数本の導体から構成された請求項1ないし請求項5のいずれか記載のアンテナ装置。
  7. 前記第1の配置と前記第2の配置との中間的な配置として、前記指向性アンテナとしての機能と前記無指向性アンテナとしての機能との中間的な機能を実現する第3の配置を備えた請求項1ないし請求項6のいずれか記載のアンテナ装置。
  8. 請求項1ないし請求項6のいずれか記載のアンテナ装置であって、
    前記無線LANを制御するアクセスポイント装置に、三次元移動可能なジョイントを介して取り付けられたアンテナ装置。
  9. 請求項8記載のアンテナ装置であって、
    前記アクセスポイント装置との電気的な接続を行なう信号腺を、前記ジョイント内部を通したアンテナ装置。
  10. 前記アクセスポイント装置の筐体に固定可能な吸盤を備えた請求項1ないし請求項7のいずれか記載のアンテナ装置。
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