JP2005024965A - 光プラグ付き光ファイバケーブル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ストップリング5Bの延出部53は、外周に段差53Bを形成する環状溝53Aを有している。一対のダイス9A・9Bは、閉じられた状態で緩やかな勾配を有する円錐体の内壁を形成している。ダイス9A・9Bにおける円錐体の拡径部側がクリンプ7A部側になるように配置し、円錐体の縮径部側をサポート部7B側になるように配置する。円錐体の縮径部の端部が環状溝53Aに位置する状態で、ダイス9A・9Bが閉じられることにより圧着スリーブ7のクリンプ部7Aを部分的に縮径させ、延出部53の段差53Bが圧着されている。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光プラグ付き光ファイバケーブル及び光プラグと光ファイバケーブルの固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
光通信技術の進展により光ファイバ方式による伝送方式が普及している。このような光伝送に用いられる光プラグ付き光ファイバケーブルは、例えば、情報機器、CATV、放送機器、光測定器、LAN用機器等に広く使用されている。
【0003】
光ファイバケーブルの端末に取り着けられる光プラグは、例えば、光ファイバ保持部材とカシメ座と圧縮コイルばねとストップリングとプラグフレームを備えている。光ファイバ保持部材は光ファイバを保持するフェルールを有しており、カシメ座は、光ファイバケーブルの外側と、カシメ座との間に光ファイバケーブル内の抗張力線(例えば、アラミド繊維)を挟み込んだ状態でカシメ部材の外壁とを外部から圧着している。
【0004】
圧縮コイルばねは、光ファイバ保持部材を光プラグの前方に付勢しており、ストップリングは、カシメリングを内部に保持しかつ圧縮コイルばねの後端側を支持している。更に、プラグフレームは、ストップリングの先端側を内包した状態でストップリングに固定されている。
【0005】
光ファイバケーブルの外側又はカシメ座の外壁と接触するカシメリングの内壁には、例えば雌ねじの山など突起が形成されている。更に、カシメリングはその全体が圧着されることにより、抗張力線とカシメリング及びカシメ座との固定を強固にする構成が開示されている(例えば、特許文献1)。
【0006】
一方、LC形光プラグ付きの光ファイバケーブルにおいては、カシメ座の外周に環状溝を設けてこの外周を凹凸形状とし、カシメ座の外周に抗張力線を張り巡らした状態で、前記環状溝の位置にV字状の環状突起を生成するようにカシメリングを部分的に圧着することも試みられている。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−141960号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の光プラグ付き光ファイバケーブルはカシメリングの内壁をねじ加工しており、より小型の光プラグにおいては、ねじ加工などを施さないより簡易な圧着構造が求められている。
【0009】
一方、カシメリングの全体を圧着することなく部分的に環状V溝を生成して圧着する場合においては、圧着工具に取り付けられる一対のダイスにそれぞれ円弧状のV字形突起を形成する必要がある。
【0010】
前記V字形突起の底面からの突出高さは例えば、0.3mmである。このような微細な円弧状のV字形突起を精度よくダイスに加工することは困難である。また、このようなダイスを製作するには専用工具で加工するか放電加工で製作するため高価なものとなる。
【0011】
したがって、ダイスの製作が簡易であり、抗張力線とカシメリング及びカシメ座との固定を強固する圧着構造が求められている。
【0012】
本発明は、上述した課題を解決すべく、及び光プラグと光ファイバケーブルの固定方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
発明者は、上記目的を満たすため、以下のような新たな光プラグ付き光ファイバケーブル及び光プラグと光ファイバケーブルの固定方法を発明した。
【0014】
(1) 光ファイバケーブルの端末に取り付けられる光プラグであって、光ファイバ素線が端面に表出するように当該光ファイバ素線を被覆する心線を保持しているフェルールと、前記フェルールの先端部が突出する嵌合穴を前部に形成しており、当該嵌合穴と連通している収容部を後部に開放しているアダプタハウジングと、プラグハウジングとストップリングとが同軸状に結合されて構成されており、当該プラグハウジングは前記アダプタハウジングにおける収容部に嵌合する突出部を当該ストップリングの反対側に有しており、当該ストップリングは当該プラグハウジングに圧入されているとともに伸長方向に延出部を有しているプラグ本体と、当該突出部と当該収容部が嵌合した状態においてその内部空間に配置されており、前記心線を巻装して前記フェルールを当該収容部側に付勢している圧縮コイルばねと、前記心線とケーブル外被との間に介装される抗張力線が当該心線と共に挿通されており、クリンプ部とサポート部とで構成されており、当該クリンプ部は前記ストップリングにおける延出部の外周を当該抗張力線が被包した状態で当該延出部を圧着し、当該サポート部は前記ケーブル外被が内装される圧着スリーブと、を備えており、前記ストップリングの延出部は当該延出部の外周に段差を形成する環状溝を有しており、一対のダイスは当該ダイスが閉じられた状態で緩やかな勾配を有する円錐体の内壁を形成しており、前記一対のダイスにおける円錐体の拡径部側が前記クリンプ部側になるように配置し、当該円錐体の縮径部側を前記サポート部側になるように配置し、当該円錐体の縮径部の端部が前記環状溝に位置する状態で、前記一対のダイスが閉じられることにより前記圧着スリーブのクリンプ部を部分的に縮径させ、前記ストップリングにおける延出部の段差が圧着されていることを特徴とする光プラグ付き光ファイバケーブル。
【0015】
(2) (1)記載の光プラグ付き光ファイバケーブルにおいて、前記圧着スリーブにおけるクリンプ部の外径と内径はそれぞれ3.7mmと3.3mmであり、前記ストップリングの延出部の外径と前記環状溝の外径はそれぞれ3.1mmと2.8mmであり、前記一対のダイスにより当該クリンプ部の外径は少なくとも3.1mmの外径に縮径されて塑性変形していることを特徴とする光プラグ付き光ファイバケーブル。
【0016】
(3) (1)又は(2)のいずれかに記載の光プラグ付き光ファイバケーブルにおいて、前記一対のダイスにおける円錐体の勾配角度は10度であることを特徴とする光プラグ付き光ファイバケーブル。
【0017】
(4) 光プラグは光ファイバケーブルの端末に取り付けられ、フェルールは光ファイバ素線が端面に表出するように当該光ファイバ素線を被覆する心線を保持し、アダプタハウジングは前記フェルールの先端部が突出する嵌合穴を前部に形成し、当該嵌合穴と連通している収容部を後部に開放し、プラグ本体は、プラグハウジングとストップリングとが同軸状に結合されて構成し、当該プラグハウジングは前記アダプタハウジングにおける収容部に嵌合する突出部を当該ストップリングの反対側に有し、当該ストップリングは当該プラグハウジングに圧入されているとともに伸長方向に延出部を有し、圧縮コイルばねは、当該突出部と当該収容部が嵌合した状態においてその内部空間に配置されており、前記心線を巻装して前記フェルールを当該収容部側に付勢し、クリンプ部とサポート部とで構成されている圧着スリーブは、前記心線とケーブル外被との間に介装される抗張力線が当該心線と共に挿通され、当該クリンプ部は前記ストップリングにおける延出部の外周を当該抗張力線が被包した状態で当該延出部を圧着し、当該サポート部は前記ケーブル外被が内装され、前記ストップリングの延出部は当該延出部の外周に段差を形成する環状溝を有しており、一対のダイスは当該ダイスが閉じられた状態で緩やかな勾配を有する円錐体の内壁を形成しており、前記一対のダイスにおける円錐体の拡径部を前記クリンプ部側に配置し、当該円錐体の縮径部の端部が前記環状溝に位置する状態で、前記一対のダイスを閉じることにより前記圧着スリーブのクリンプ部を部分的に縮径させ、前記ストップリングにおける延出部の段差を圧着することを特徴とする光プラグと光ファイバケーブルの固定方法。
【0018】
(1)記載の発明によれば、「光ファイバケーブルの端末に取り付けられる光プラグであって、光ファイバ素線が端面に表出するように当該光ファイバ素線を被覆する心線を保持しているフェルールと、前記フェルールの先端部が突出する嵌合穴を前部に形成しており、当該嵌合穴と連通している収容部を後部に開放しているアダプタハウジングと、プラグハウジングとストップリングとが同軸状に結合されて構成されており、当該プラグハウジングは前記アダプタハウジングにおける収容部に嵌合する突出部を当該ストップリングの反対側に有しており、当該ストップリングは当該プラグハウジングに圧入されているとともに伸長方向に延出部を有しているプラグ本体と、当該突出部と当該収容部が嵌合した状態においてその内部空間に配置されており、前記心線を巻装して前記フェルールを当該収容部側に付勢している圧縮コイルばねと、前記心線とケーブル外被との間に介装される抗張力線が当該心線と共に挿通されており、クリンプ部とサポート部とで構成されており、当該クリンプ部は前記ストップリングにおける延出部の外周を当該抗張力線が被包した状態で当該延出部を圧着し、当該サポート部は前記ケーブル外被が内装される圧着スリーブと、を備えており、前記ストップリングの延出部は当該延出部の外周に段差を形成する環状溝を有しており、一対のダイスは当該ダイスが閉じられた状態で緩やかな勾配を有する円錐体の内壁を形成しており、前記一対のダイスにおける円錐体の拡径部側が前記クリンプ部側になるように配置し、当該円錐体の縮径部側を前記サポート部側になるように配置し、当該円錐体の縮径部の端部が前記環状溝に位置する状態で、前記一対のダイスが閉じられることにより前記圧着スリーブのクリンプ部を部分的に縮径させ、前記ストップリングにおける延出部の段差が圧着されている」ことを特徴としてよい。
【0019】
この光プラグは、LC形光プラグに適合する光角型プラグであってよく、光ファイバケーブルの両端に光プラグが取り付けられるジャンパーコネクタ(Jumper Connector)であってよい。そして、この光プラグ付き光ファイバケーブルは対となって中間の光ファイバケーブルが束ねられた2芯のジャンパーコネクタであってもよい。
【0020】
光ファイバケーブルは軸中心にコアとクラッドからなる光ファイバ素線を有しており、この光ファイバ素線を保護又は補強するナイロンパイプが被覆され、心線としている。この心線の周囲にアラミド繊維などの多数の繊維、例えば「ケブラー(KEVLAR)」(登録商標)等の抗張力線が伸長方向に張り巡らされ、更に、この抗張力線をPVC(塩化ビニール)等のケーブル外被で被覆することにより、光ファイバケーブルを構成している。
【0021】
フェルールは、光ファイバ素線を保持し相手側コネクタのフェルール端面と突き合わされる合成樹脂部と、この合成樹脂部が圧入される金属性のフェルール保持部で構成される。そして、このフェルール保持部に心線の端末が固定される。なお、光ファイバ素線はフェルール端面まで延出している。
【0022】
アダプタハウジングは合成樹脂で成形されており、同様にプラグハウジングも合成樹脂で成形されている。このようにアダプタハウジングとプラグハウジングとを、弾性力を有する合成樹脂で組成することにより、アダプタハウジングに形成されている収容部と、プラグハウジングに形成されている突出部の嵌合を容易にしている。
【0023】
フェルール付き心線には予め当該フェルールの後部から圧縮コイルばねが巻装され、この圧縮コイルばねの後部からプラグ本体が挿入され、プラグ本体の後端に心線を延出している。
【0024】
アダプタハウジングとプラグハウジングが嵌合した状態では、圧縮コイルばねはフェルールの後部とストップリングの前部で挟持されており、圧縮コイルばねはフェルールを当該収容部側に押し出す力を付勢している。したがって、この光プラグのフェルール端面は、相手側コネクタのフェルール端面に密着することができる。
【0025】
ケーブル外被は端部から所定長さが除去され、抗張力線が剥き出しにされる。この抗張力線はストップリングにおける延出部の長さに余長を残した長さであり、この剥き出しにされた抗張力線を延出部の外周に一様に被せ、この延出部に圧着スリーブのクリンプ部を被せる。そして、このクリンプ部を一対のダイスをもつ圧着工具で圧着(いわゆる、丸カシメ)することにより、光ファイバケーブルと光プラグが結合される。
【0026】
この発明にあっては、肉厚の段差に薄肉のクリンプ部が円錐面で均等に圧着されることにより、クリンプ部の内壁は段差形状になじむように塑性変形し、抗張力線と圧着スリーブ(従来のカシメリングに相当)及びストップリング(従来のカシメ座に相当)との固定を強固することができた。
【0027】
このような圧着を可能にする一対のダイスは、従来のように微細なV字突起を不要とし、円錐曲面はワイヤーカットや研磨加工で容易に安価に製作することができる。
【0028】
この好適な様態の光プラグ付き光ファイバケーブルは、例えば、前記圧着スリーブにおけるクリンプ部の外径と内径はそれぞれ3.7mmと3.3mmであり、前記ストップリングの延出部の外径と前記環状溝の外径はそれぞれ3.1mmと2.8mmであり、前記一対のダイスにより当該クリンプ部の外径は少なくとも3.1mmの外径に縮径されて塑性変形していることを特徴としてよい。
【0029】
また、この好適な様態の光プラグ付き光ファイバケーブルの圧着に使用される一対のダイスにおける円錐体の勾配角度は10度であることを特徴としてよい。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0031】
本発明における一実施の形態による光プラグ付き光ファイバケーブルの構成を図1の分解組立図により説明する。図1(a)は一実施の形態による光ファイバケーブルの構成図である。
【0032】
図1(a)において、光ファイバケーブル1は軸中心にコアとクラッドからなる光ファイバ素線1Aを有しており、光ファイバ素線1Aを保護又は補強するために例えば、ナイロンパイプが被覆され、心線1Bとしている。
【0033】
心線1Bの周囲にアラミド繊維などの多数の繊維、例えばケブラー(登録商標)等の抗張力線1Cが伸長方向に張り巡らされ、更に、抗張力線1Cをケーブル外被1Dで被覆することにより、光ファイバケーブル1を構成している。
【0034】
この光ファイバケーブル1を光プラグに取り付けるにあたっては、心線1B又はケーブル外被1Dが所要長さに予め除去される。また、抗張力線1Cも所要長さに露出されている。
【0035】
図1(b)と図1(c)は光プラグの構成を示している。図1(b)と図1(c)において、光プラグの構成品は一部が重複して示されている。また、図1(b)と図1(c)において、一部は断面を示している。
【0036】
図1(b)の実施形態において、フェルール3は合成樹脂部3Aと、この合成樹脂部3Aが圧入される金属性のフェルール保持部3Bで構成されている。合成樹脂部3Aには光ファイバ素線1Aが保持され、フェルール保持部3Bには心線1Bの端末が保持される。より具体的には、フェルール3に挿入された光ファイバ素線1Aと心線1Bの端末は接着剤で固定される。その後、フェルール3の端面が研磨される。
【0037】
フェルール保持部3Bの前端部31は六角柱状に形成されており、更に、先端部は円錐状に形成されている。この前端部31は、後述するアダプタハウジング4の嵌合穴4Aにすべり結合するものである。
【0038】
合成樹脂で成形されているアダプタハウジング4は、その外観を四角柱状としている。アダプタハウジング4は、フェルール3の先端部(合成樹脂部3A)が突出する嵌合穴4Aを前部に形成しており、嵌合穴4Aと連通している四角穴となる収容部4Bを後部に開放している。
【0039】
嵌合穴4Aは前述の前端部31に適合する六角穴が形成され、その前部は円錐面が形成されている。この嵌合穴4Aに前端部31が圧縮コイルばね6で付勢されて嵌合している。つまり、フェルール3は軸方向には移動するが、フェルール3に保持されている光ファイバ素線1Aが回転しないようになっている。
【0040】
更に、図1(b)に示されるように、アダプタハウジング4は側面にインデント41が形成されている。このインデント41は収容部4Bに貫通している。同様に、紙面の対向側の側面にも収容部4Bに貫通しているインデント41が形成されている。この一対のインデント41は、後述するプラグ本体5に形成されるディテント51Aと噛み合って、アダプタハウジング4とプラグ本体5を結合する。
【0041】
図1(b)の実施形態において、プラグ本体5は四角柱状に形成されるプラグハウジング5Aと円筒状に形成されているストップリング5Bとが同軸状に結合されて構成されている。合成樹脂で成形されているプラグハウジング5Aは、アダプタハウジング4における収容部4Bに嵌合する突出部51をストップリング5Bの反対側に有している。そして、金属製のストップリング5Bは、圧入部52がプラグハウジング5Aに圧入されているとともに、伸長方向に延出部53を有している。
【0042】
そして、図1(b)に示されるように、プラグハウジング5Aにおける突出部51の側面には、前述したインデント41と噛み合うディテント51Aが形成されている。つまり、この図1(b)の対向側の側面にもディテント51Aが形成されている。
【0043】
圧縮コイルばね6は、突出部51と収容部4Bが嵌合した状態において、円筒状の内部空間に配置されている。フェルール3付き心線1Bには、予めフェルール3の後部から圧縮コイルばね6が巻装され、圧縮コイルばね6の後部からプラグ本体5が挿入され、プラグ本体5の後端に心線1Bを延出している。
【0044】
アダプタハウジング4とプラグハウジング5Aが嵌合した状態では、圧縮コイルばね6はフェルール3の後部とストップリング5Bの前部で挟持されており、圧縮コイルばね6はフェルール3を収容部4B側に押し出す力を付勢している。したがって、この光プラグのフェルール3端面は、相手側コネクタのフェルール端面に密着することができる。
【0045】
また、図1(c)に示されるように、ストップリング5Bにおける延出部53は後部に環状溝53Aが形成されている。この環状溝53Aは2箇所に形成され、延出部53の外周を凹凸状態に形成している。そして、延出部53の外周に形成される前段の段差53Bに、後述するクリンプ部7Aが圧着される。
【0046】
圧着スリーブ7は、抗張力線1Cが心線1Bと共に挿通されている。そして、圧着スリーブ7はクリンプ部7Aと、クリンプ部7Aより直径が小さいサポート部7Bとで構成されている。クリンプ部7Aは、ストップリング5Bにおける延出部53の外周を抗張力線1Cが被包した状態で延出部53を圧着する。
【0047】
一方、図1(c)の実施形態においては、サポート部7Bはケーブル外被1Dが内装される。サポート部7Bは、後部に環状凸部71を2箇所形成しており、サポート部7Bの外周面を凹凸状態に形成している。このサポート部7Bの外周面に、所定長さの熱収縮チューブ70の端部が被装される。なお、所定長さの熱収縮チューブ70には予め光ファイバケーブル1が貫通している。
【0048】
図1(c)において、延出部53にクリンプ部7Aが圧着された後には、圧着スリーブ7にはブーツ8が被せられ、ブーツ8は圧着スリーブ7に接着材で固定される。
【0049】
図2は、この発明による光プラグ2の実施形態による外観図を示している。図2(a)は光プラグ2の正面図、図2(b)は光プラグ2の平面図、図2(c)は図2(a)の左側面図である。
【0050】
図2の実施形態においては、図1で示されたアダプタハウジング4から突出するフェルール3が省略されている。又、図1で示されたブーツ8の後部に延出する光ファイバケーブル1も省略されている。
【0051】
図2の実施形態において、アダプタハウジング4の上部にはラッチ40が設けられている。また、プラグ本体5の上部にはラッチ40と係合するトリガー50が設けられている。
【0052】
ラッチ40は、この光プラグ2が相手側コネクタに挿入されてロックするためのものであり、トリガー50を押し下げるとラッチ40が弾性変形し、前述のロックを解除することができる。なお、図1においては、これらラッチ40とトリガー50は省略されて描かれている。
【0053】
次に、本発明による光プラグと光ファイバケーブルの圧着構造を、図3の部分斜視分解組立図により説明する。
【0054】
図3の実施形態において、圧着工具は上下一対のダイス9A及び9Bを備えている。なお、説明の便宜上、「上下一対のダイス9A及び9B」としたが、「上下」とは、圧着時の配置を限定しているものではない。圧着時において、一対のダイス9A及び9Bは上下が逆であってもよく、左右に配置されてもよい。
【0055】
図3において、圧着スリーブ7の上方にはダイス9Aが配置される。圧着スリーブ7の下方にはダイス9Bが配置される。ダイス9Aには円錐面91Aが形成されている。同様に、ダイス9Bには円錐面91Bが形成されている
【0056】
これら上下一対のダイス9A及び9Bは、ダイス9A及び9Bが閉じられた状態において、円錐面91A及び円錐面91Bは緩やかな勾配を有する円錐体の内壁を形成する。
【0057】
図3において、一対のダイス9A及び9Bにおける前記円錐体の拡径部側がクリンプ部7A側になるように配置し、当該円錐体の縮径部側をサポート部7B側になるように配置する。
【0058】
そして、当該円錐体の縮径部の端部が環状溝53Aに位置する状態で、一対のダイス9A及び9Bが閉じられることにより、圧着スリーブ7のクリンプ部7Aを部分的に縮径させる。
【0059】
このように、クリンプ部7Aが塑性変形で縮径されることにより、クリンプ部7Aの内壁と延出部53の外壁との間に抗張力線1Cが介在した状態で、延出部53の段差53Bが圧着される。
【0060】
図4は、本発明の圧着構造と対比するための従来の圧着構造を示す部分断面図である。図4(a)は圧着前の状態図であり、図4(b)は圧着後の状態図である。
【0061】
図4(a)に示されるように、上部のダイス10Aは圧着面となる円弧面にV字状の半円弧突起11Aを形成している。同様に、下部のダイス10Bは圧着面となる円弧面にV字状の半円弧突起11Bを形成している。一対のダイス10A及び10Bは閉じられることにより、V字状の環状突起を形成する。
【0062】
図4(a)において、半円弧突起11Aは延出部53の環状溝53A上に位置している。同様に、半円弧突起11Bは延出部53の環状溝53A下に位置している。そして、一対のダイス10A及び10Bが閉じられると、図4(b)の状態になる。
【0063】
図4(b)においては、クリンプ部7AがV字状の環状突起となって、塑性変形し、環状溝53Aを圧着している。なお、クリンプ部7Aの内壁と延出部53の外壁との間には、図示されていない抗張力線1Cが介在している。
【0064】
一方、図5は、本発明の圧着構造を示す部分断面図である。図5(a)は圧着前の状態図であり、図5(b)は圧着後の状態図である。
【0065】
図5(a)に示されるように、上部のダイス9Aは円錐面91Aが圧着面となる。同様に、下部のダイス9Bは円錐面91Bが圧着面となる。一対のダイス9A及び9Bは閉じられることにより、緩やかな勾配を有する円錐体の内壁を形成する。
【0066】
図5(a)において、円錐面91Aの縮径部は延出部53の環状溝53A上に位置している。同様に、円錐面91Bの縮径部は延出部53の環状溝53A下に位置している。そして、一対のダイス9A及び9Bが閉じられると、図5(b)の状態になる。
【0067】
図5(b)においては、クリンプ部7Aが緩やかな傾斜面を有する円錐状の環状突起となって、塑性変形し、環状溝53Aを圧着している。なお、クリンプ部7Aの内壁と延出部53の外壁との間には、図示されない抗張力線1Cが介在している。
【0068】
図4と図5を比較すると、図4においては、クリンプ部7Aの塑性変形度合いが急激であり、半円弧突起11A及び11Bの製作誤差によっては、クリンプ部7Aは塑性変形限界を超えて破断亀裂を生じ易い。
【0069】
一方、図5においては、肉厚の段差53Bに薄肉のクリンプ部7Aが円錐面91A及び91Bで均等に圧着されることにより、クリンプ部7Aの内壁は段差53Bの形状になじむように塑性変形する。したがって、クリンプ部7Aが塑性変形限度内で均等に縮径し、クリンプ部7Aに破断亀裂を生じ難い。このようにして抗張力線1Cと圧着スリーブ7及びストップリング5Bとの固定を強固することができた。
【0070】
図6は、本発明におけるダイス9A及び9Bの実施形態による図である。図6(a)はダイス9Aの正面図、図6(b)は図6(a)の縦断面図、図6(c)はダイス9Bの正面図、図6(d)は図6(c)の縦断面図である。
【0071】
図6において、円錐面91A及び91Bの勾配角度θは例えば10度である。また、円錐面91A及び91Bの縮径部の直径rは例えば、3.1mmである。なお、図5において、クリンプ部7Aの外径と内径はそれぞれ3.7mmと3.3mmであり、延出部53の外径と環状溝53の外径はそれぞれ3.1mmと2.8mmであり、一対のダイス9A及び9Bによりクリンプ部7Aの外径は少なくとも3.1mmの外径に縮径されて塑性変形している。
【0072】
図6において、圧着面となる円錐面91A及び91Bはバフ研磨で表面処理されてもよい。また、これらダイス9A及び9Bは圧着工具に取り付けられてもよく、量産品の場合は、プレス機に取り付けられてもよい。
【0073】
図7は、クリンプ部7Aの圧着状態を対比した断面図である。図7(a)は図5に示された本発明によるダイスで圧着された状態を示し、図7(b)は図4に示された従来のダイス、とりわけ、製作誤差範囲を超えたダイスで圧着された状態を示している。
【0074】
図7(a)においては、クリンプ部7Aは塑性変形限度内で均等に縮径し、良好な圧着状態となっている。図7(b)においては、クリンプ部7Aは塑性変形限度を超えてせん断され、クリンプ部7Aに破断亀裂を発生している。このような過圧着の状態は、光ファイバケーブルに張力を加えたときに抗張力線1Cが抜け易くなる。
【0075】
【発明の効果】
本発明によれば、光ファイバケーブルは、光ファイバ素線と、心線と、抗張力線と、ケーブル外被と、で構成されている。光プラグは、フェルールと、アダプタハウジングと、プラグ本体と、圧縮コイルばねと、圧着スリーブと、で構成されている。
【0076】
プラグ本体は後端にストップリングの延出部を有しており、この延出部に抗張力線が被包した状態で、緩やかな勾配を有する円錐体の内壁を形成している一対のダイスが圧着スリーブの段差を圧着する。
【0077】
このような圧着構造においては、圧着スリーブが抗張力線を介してストップリングに強固に圧着できる。さらに、ダイスを安価に加工精度よく製作できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施の形態による光プラグ付き光ファイバケーブルの構成を示す分解組立図である。
【図2】本発明における光プラグの実施形態による外観図である。
【図3】本発明における光プラグと光ファイバケーブルの圧着構造を示す部分斜視分解組立図である。
【図4】本発明における圧着構造と対比するための従来の圧着構造を示す部分断面図である。
【図5】本発明における圧着構造を示す部分断面図である。
【図6】本発明における一対のダイスの実施形態による図である。
【図7】本発明におけるクリンプ部の圧着状態を対比した断面図である。
【符号の説明】
1 光ファイバケーブル
1A 光ファイバ素線
1B 心線
1C 抗張力線
1D ケーブル外被
2 光プラグ
3 フェルール
3A 合成樹脂部
3B フェルール保持部
4 アダプタハウジング
4A 嵌合穴
4B 収容部
5 プラグ本体
5A プラグハウジング
5B ストップリング
7 圧着スリーブ
7A クリンプ部
7B サポート部
8 ブーツ
9A・9B ダイス
51 突出部
52 圧入部
53 延出部
53A 環状溝
53B 段差
91A・91B 円錐面
Claims (4)
- 光ファイバケーブルの端末に取り付けられる光プラグであって、
光ファイバ素線が端面に表出するように当該光ファイバ素線を被覆する心線を保持しているフェルールと、
前記フェルールの先端部が突出する嵌合穴を前部に形成しており、当該嵌合穴と連通している収容部を後部に開放しているアダプタハウジングと、
プラグハウジングとストップリングとが同軸状に結合されて構成されており、当該プラグハウジングは前記アダプタハウジングにおける収容部に嵌合する突出部を当該ストップリングの反対側に有しており、当該ストップリングは当該プラグハウジングに圧入されているとともに伸長方向に延出部を有しているプラグ本体と、
当該突出部と当該収容部が嵌合した状態においてその内部空間に配置されており、前記心線を巻装して前記フェルールを当該収容部側に付勢している圧縮コイルばねと、
前記心線とケーブル外被との間に介装される抗張力線が当該心線と共に挿通されており、クリンプ部とサポート部とで構成されており、当該クリンプ部は前記ストップリングにおける延出部の外周を当該抗張力線が被包した状態で当該延出部を圧着し、当該サポート部は前記ケーブル外被が内装される圧着スリーブと、を備えており、
前記ストップリングの延出部は当該延出部の外周に段差を形成する環状溝を有しており、
一対のダイスは当該ダイスが閉じられた状態で緩やかな勾配を有する円錐体の内壁を形成しており、
前記一対のダイスにおける円錐体の拡径部側が前記クリンプ部側になるように配置し、当該円錐体の縮径部側を前記サポート部側になるように配置し、当該円錐体の縮径部の端部が前記環状溝に位置する状態で、前記一対のダイスが閉じられることにより前記圧着スリーブのクリンプ部を部分的に縮径させ、前記ストップリングにおける延出部の段差が圧着されていることを特徴とする光プラグ付き光ファイバケーブル。 - 請求項1記載の光プラグ付き光ファイバケーブルにおいて、前記圧着スリーブにおけるクリンプ部の外径と内径はそれぞれ3.7mmと3.3mmであり、前記ストップリングの延出部の外径と前記環状溝の外径はそれぞれ3.1mmと2.8mmであり、前記一対のダイスにより当該クリンプ部の外径は少なくとも3.1mmの外径に縮径されて塑性変形していることを特徴とする光プラグ付き光ファイバケーブル。
- 請求項1又は2のいずれかに記載の光プラグ付き光ファイバケーブルにおいて、
前記一対のダイスにおける円錐体の勾配角度は10度であることを特徴とする光プラグ付き光ファイバケーブル。 - 光プラグは光ファイバケーブルの端末に取り付けられ、
フェルールは光ファイバ素線が端面に表出するように当該光ファイバ素線を被覆する心線を保持し、
アダプタハウジングは前記フェルールの先端部が突出する嵌合穴を前部に形成し、当該嵌合穴と連通している収容部を後部に開放し、
プラグ本体は、プラグハウジングとストップリングとが同軸状に結合されて構成し、当該プラグハウジングは前記アダプタハウジングにおける収容部に嵌合する突出部を当該ストップリングの反対側に有し、当該ストップリングは当該プラグハウジングに圧入されているとともに伸長方向に延出部を有し、
圧縮コイルばねは、当該突出部と当該収容部が嵌合した状態においてその内部空間に配置されており、前記心線を巻装して前記フェルールを当該収容部側に付勢し、
クリンプ部とサポート部とで構成されている圧着スリーブは、前記心線とケーブル外被との間に介装される抗張力線が当該心線と共に挿通され、当該クリンプ部は前記ストップリングにおける延出部の外周を当該抗張力線が被包した状態で当該延出部を圧着し、当該サポート部は前記ケーブル外被が内装され、
前記ストップリングの延出部は当該延出部の外周に段差を形成する環状溝を有しており、
一対のダイスは当該ダイスが閉じられた状態で緩やかな勾配を有する円錐体の内壁を形成しており、
前記一対のダイスにおける円錐体の拡径部を前記クリンプ部側に配置し、当該円錐体の縮径部の端部が前記環状溝に位置する状態で、前記一対のダイスを閉じることにより前記圧着スリーブのクリンプ部を部分的に縮径させ、前記ストップリングにおける延出部の段差を圧着することを特徴とする光プラグと光ファイバケーブルの固定方法。
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