JP2005024716A - 結像光学系、光学系、光学装置、撮像装置、画像読取り装置および投射型画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】拡大側から順に、全体として正の光学パワーを有する屈折光学ユニットLと、曲率を持った少なくとも3面以上の反射面を含む反射光学ユニット1とを有する。反射光学ユニットにおける最も拡大側の反射面よりも拡大側に瞳を有する。さらに、0.2<fL/│fR│<5,T1>T2を満たす。fL,fRは屈折光学ユニットおよび反射光学ユニットの焦点距離、T1は反射面間の最小の間隔、T2は瞳位置から最も離れた屈折面までの距離。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、結像光学系に関し、特に、屈折光学ユニットと反射光学ユニットを備えた結像光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビデオカメラやスチルカメラ、複写機、プロジェクタ、露光装置等には、物体面の像を所定面上に形成する結像光学系が用いられる。
【0003】
図8には、特許文献1にて提案されている反射光学系の例を示している。この例では、偏心配置された反射面が用いられており、光路を交差させることによりコンパクトに構成されている。
【0004】
一般に、反射面を用いることにより色収差の発生を抑えることができるので、色収差が問題となるプロジェクタや複写機に用いられる読取光学系に反射光学系を用いることにより、共軸光学系を用いる場合に比べて高性能な光学系を実現できる。
【0005】
こうした非共軸光学系は、オフアキシャル(Off−Axial )光学系と呼ばれ、像中心と瞳中心を通る光線が辿る経路を基準軸としたときに、構成面の基準軸との交点における面法線が基準軸上にない曲面(Off−Axial曲面 )を含む光学系として定義される。この場合、基準軸は折れ曲がった形状となる。
【0006】
このOff−Axial 光学系は、構成面が一般には非共軸となり、反射面でもケラレが生じることがないため、反射面を使った光学系の構築がしやすい。また、光学系内で中間像を形成することにより高画角でありながらコンパクトな光学系を構成することができる。
【0007】
特許文献2〜4等には、Off−Axial 光学系を用いた変倍光学系が、特許文献5にはその設計法が示されている。
【0008】
また、屈折レンズと反射面を組み合わせた光学系も従来提案されているが(特許文献6参照)、その多くは色収差の補正を目的とするものである。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−231060号公報(段落0087〜0099、図1等)
【特許文献2】
特開平8−292372号公報(段落0041、図2等)
【特許文献3】
特開平9−222561号公報(段落0043,0044、図1等)
【特許文献4】
特開平9−258105号公報(段落0039〜0045、0092〜0098、図5,6等)
【特許文献5】
特開平9−5650号公報(段落0015〜0018、図2等)
【特許文献6】
特開平09−258106号公報(段落0039,0041、図1等)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
図8に示した光学系では、光線を交差させてコンパクトにするために反射面103〜106の光学パワーが全て正とされている。また、入射出面101,102は色収差の発生を抑えるために曲率がゆるく、ほぼ平面である。入射出面は色収差の発生を抑えるためには負の光学パワーを持つことが望ましい。ここで、ペッツバール項は、屈折レンズでは光学パワーと同符号であるが、反射面の場合はパワーと異符号である。
【0011】
図8の光学系では、入射出面の影響を省けばペッツバール項は全て負であるため、像面湾曲が発生し、高い光学性能は達成できない。また、負の光学パワーを持つ反射面を有する場合、その面で光束が発散するので、光学系が大きくなってしまう。このことから、光学系のコンパクト化を考えれば、負の光学パワー有する面を減らことが望ましい。
【0012】
しかしながら、ペッツバール和を0にするためには、正負の光学パワーを持つ反射面が必要である。前述したように、ペッツバール項は屈折レンズでは光学パワーと同符号であり、反射面では光学パワーと異符号であるので、反射面と屈折レンズを組み合わせると、負の光学パワーを持つ光学面の面数を減らすことができ、ペッツバール和を補正することが可能となる。
【0013】
本発明は、反射光学ユニットと屈折光学ユニットとを適切な位置に配置することによって、高い光学性能を有するコンパクトな結像光学系を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の結像光学系は、拡大側から縮小側又は縮小側から拡大側に結像する。そして、拡大側から順に、全体として正の光学パワーを有する屈折光学ユニットと、曲率を持った少なくとも3面以上の反射面を含む反射光学ユニットとを有する。また、反射光学ユニットにおける最も拡大側の反射面よりも拡大側に瞳を有する。
【0015】
さらに、以下の条件を満足する。
【0016】
0.2<fL/│fR│<5 …(1)
T1>T2 …(2)
但し、fLは屈折光学ユニットの焦点距離、fRは反射光学ユニットの焦点距離、T1は反射光学ユニットにおける反射面間の最小の間隔、T2は屈折光学ユニットにおける上記瞳の位置から最も離れた屈折面までの距離である。
【0017】
なお、反射光学ユニットにおいて、正の光学パワーを持つ反射面の数を、負の光学パワーを持つ反射面の数よりも多くしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の実施形態の説明に入る前に、実施形態における構成諸元の表し方および各実施形態に共通する事項について説明する。
【0019】
図7は実施形態の光学系の構成データを定義する座標系の説明図である。実施形態では、物体側から像面に進む1つの光線(図7中の一点鎖線で示すもので、後述するように中心主光線又は基準軸光線と称する)に沿ってi番目の面を第i面とする。
【0020】
図7において、第1面R1は絞り、第2面R2は第1面R1と共軸である屈折面、第3面R3は第2面R2に対してチルトした反射面、第4面R4、第5面R5は各々の前の面に対してシフト、チルトした反射面、第6面R6は第5面R5に対してシフト、チルトした屈折面である。第2面R2から第6面R6までの各々の面はガラス、プラスチック等の媒質で構成される1つの光学素子上に構成されている。
【0021】
従って、図7の構成では、不図示の物体面から第2面R2までの媒質は空気、第2面R2から第6面R6まではある共通の媒質、第6面R6から不図示の第7面R7までの媒質は空気で構成されている。なお、以下の実施形態では、光学面をSiとして示す。
【0022】
実施形態にて説明する光学系は、Off−Axial 光学系であるため、該光学系を構成する各面は共通の光軸を持っていない。そこで、実施形態においては、光学系を説明しやすいように、物体面と反射光学系の間に基準となる原点を有する面(基準面)を導入し、その原点からの位置関係で面の配置を説明する。
【0023】
実施形態では、縮小側(例えば、投射型画像表示装置では、液晶パネル等に形成される原画側)から拡大側(例えば、投射型画像表示装置では、スクリーンが配置された像面側)又は拡大側(例えば、撮像装置における物体(被写体)側)から縮小側(例えば、撮像装置におけるCCD等の撮像素子が配置された像面側)に向かって、不図示の物体面の中心から瞳(絞り)の中心を通って像面(最終結像面)の中心に至る1つの光線(図7中の一点鎖線で示す光線)を中心主光線又は基準軸光線と称し、この光線が辿る経路を基準軸と称する。この基準軸は方向(向き)を持っている。その方向は中心主光線又は基準軸光線が結像に際して進行する方向である。また、原点は基準面における中心主光線(基準軸光線)の位置であり、基準面の法線は中心主光線(基準軸光線)と一致している。
【0024】
また、実施形態においては、絞り面の光線有効径の中心点を通り、最終結像面の中心へ至る光線(基準軸光線)が各屈折面及び反射面によって屈折・反射する経路を基準軸に設定している。各面の順番は基準軸光線が屈折・反射を受ける順番に設定している。したがって、基準軸は、設定された各面の順番で、屈折若しくは反射の法則に従ってその方向を変化させつつ、最終的に像面の中心に到達する。
【0025】
なお、実施形態では、光学系の基準となる基準軸を上記の様に設定したが、光学系の基準となる軸の決め方は、光学設計上、収差の取り纏め上、若しくは光学系を構成する各面形状を表現する上で都合の良い軸を採用すればよい。但し、一般的には、像面の中心と、絞り又は入射瞳又は射出瞳又は光学系の第1面の中心若しくは最終面の中心のいずれかを通る光線の経路を光学系の基準となる基準軸に設定する。
【0026】
また、実施形態の光学系を構成するチルト面は、基本的にすべてが同一面内でチルトしている。そこで、絶対座標系の各軸を以下のように定める。
【0027】
Z軸:原点と物体面中心を通る直線。物体面から第1面R1に向かう方向を正とする。
【0028】
Y軸:原点を通りチルト面内(図7の紙面内)でZ軸に対して反時計回りに90゜をなす直線
X軸:原点を通り、Z、Y各軸に垂直な直線(図7の紙面に垂直な直線)。
【0029】
また、光学系を構成する第i面の面形状を表すには、絶対座標系にてその面の形状を表記するより、基準軸と第i面が交差する点を原点とするローカル座標系を設定して、ローカル座標系でその面の面形状を表した方が形状を認識する上で理解し易い。このため、実施形態の構成データを表示する数値実施例では、第i面の面形状をローカル座標系で表わす。
【0030】
また、第i面のYZ面内でのチルト角は、絶対座標系のZ軸に対して反時計回り方向を正とした角度θi(単位°)で表す。よって、実施形態では、各面のローカル座標の原点は図7中のYZ面上にある。また、XZおよびXY面内での面の偏心はない。さらに、第i面のローカル座標(x,y,z)のy,z軸は絶対座標系(X,Y,Z)に対してYZ面内で角度θi傾いており、具体的には以下のように設定する。
【0031】
z軸:ローカル座標の原点を通り、絶対座標系のZ方向に対しYZ面内において反時計回り方向に角度θiをなす直線。
【0032】
y軸:ローカル座標の原点を通り、z方向に対しYZ面内において反時計回り方向に90゜をなす直線。
【0033】
x軸:ローカル座標の原点を通り、YZ面に対し垂直な直線。
【0034】
また、各実施形態では、数値実施例として各構成面の数値データを示す。ここで、Diは第i面と第(i+1)面とのローカル座標の原点間の間隔を表すスカラー量、Ndi、νdiは第i面と第(i+1)面間の媒質の屈折率とアッベ数である。E−Xは、10−Xを表す。
【0035】
球面は以下の式で表される形状である。
【0036】
【数1】
【0037】
さらに、以下の実施形態の光学系は、回転非対称な非球面を1面以上有し、その形状は以下の式により表す。
【0038】
上記曲面式はxに関して偶数次の項のみであるため、上記曲面式により規定される曲面はyz面を対称面とする面対称な形状である。
【0039】
また、以下の条件が満たされる場合はxz面に対して対称な形状を表す。
【0040】
が満たされる場合は回転対称な形状を表す。以上の条件を満たさない場合は回転非対称な形状である。
【0041】
なお、各数値実施例において、垂直半画角uYとは、図21のYZ面内において第1面R1に入射する光束の最大画角、水平半画角uXとは、XZ面内において第1面R1に入射する光束の最大画角である。また、絞りの直径は絞り径として示す。これは光学系の明るさに関係する。
【0042】
また、各数値実施例の横収差図も示す。各横収差図では、第1面R1への水平入射角、垂直入射角がそれぞれ(0,uY),(0,0),(0,−uY),(uX,uY),(uX,0),(uX,−uY)となる入射角の光束の横収差を示す。また、横収差図においては、横軸は瞳への入射高さを表し、縦軸は収差量を表している。
【0043】
各数値実施例とも、基本的に各面がyz面を対称面とする面対称の形状となっているため、横収差図においても垂直画角のプラス、マイナス方向は同一となる。したがって、図の簡略化のために、マイナス方向の横収差図は省略している。また、評価波長は 550nmである。
【0044】
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1である撮影光学系(結像光学系)を備えた撮像装置又は画像読取り装置のYZ面内での断面図である。不図示の物体(被写体又は原稿)からの光束は、正の光学パワーを持つ単レンズ(屈折光学ユニット)Lを通り、絞りSTOにより光束径を制限された後、入射面S3から一体の光学素子として形成された反射光学ユニット1に入射する。
【0045】
反射光学ユニット1に入射した光束は、凹反射面S4,凸反射面S5,凹反射面S6,凹反射面S7で順次反射し、射出面S8から反射光学ユニット1を射出する。そして、ローパスフィルタ、赤外カットフィルタで構成されるフィルタFを通り、最終的に像面SIに結像する。像面SIには、CCD,CMOSセンサ等の光電変換素子(撮像素子)10の受光面が配置されている。
【0046】
なお、光電変換素子10には、画像処理回路20が接続されている。光電変換素子10では、物体像が光電変換され、その出力信号は画像処理回路20で各種の処理が施されて物体画像を表す画像信号となる。そして、画像信号は、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスクといった記録媒体に記録されたり(撮像装置の場合)、該装置が接続されたコンピュータ又は該装置を搭載した複写機の複写処理部に出力されたりする(画像読取り装置の場合)。
【0047】
本実施形態の撮影光学系は、拡大側から縮小側に結像する結像光学系であり、拡大側から順に、全体として正の光学パワーを有する単レンズLと、曲率を持った3面以上(4面)の反射面S4〜S7を含む反射光学ユニット1とを有する。また、反射光学ユニット1における最も拡大側の反射面S4よりも拡大側に瞳(絞りSTO)を有する。
【0048】
以下に本実施形態に対応する数値実施例を示す。本数値実施例は、水平画角36度、垂直画角46.8度の撮影光学系を示す。図3には、本数値実施例の横収差図を示す。
【0049】
本数値実施例の構成データは次のとおりである。
【0050】
垂直画角 46.8度
水平画角 36.0度
絞り径 1.2mm
撮像素子のサイズ 4×3mm
非球面データ
【0051】
【表1】
【0052】
本実施形態(数値実施例)において、ペッツバール和を考える。ペッツバール項は1/fNN’と表される。ここで、fは光学面の焦点距離、N、N’はそれぞれ、光学面前後の屈折率を表す。反射面の場合、N’は−Nとなるので、ペッツバール項は、屈折レンズとは異なり、光学面の焦点距離と異符号になる。
【0053】
反射面においてもペッツバール和を小さくするためには、正と負の焦点距離を持つ反射面が必要になる。しかし、負の焦点距離を持つ反射面を用いると、光束を広げることになり光学面が大きくなってしまう。つまり、負の焦点距離を持つ面を減らせば光学系はコンパクトに構成することが可能になる。
【0054】
図2には、像面IPをわざと湾曲させて設計した例を示す。この例では、全ての反射面S4’〜S7’の焦点距離(光学パワー)が正であり、必要とされる光学性能を出すことが可能である。そこで、この湾曲を何らかの方法で減らす、つまりペッツバール和を減らす方法を考えればよい。
【0055】
反射面と屈折面におけるペッツバール項は異符号であるので、正の焦点距離(光学パワー)を持つレンズ(屈折光学ユニット)を付加すれば光束を広げずに湾曲を補正することが可能になる。
【0056】
また、湾曲を少なくするためには、レンズの焦点距離fLが反射面の焦点距離fRに近いほうがよい。少なくとも反射光学ユニットの焦点距離の0.2倍以上、5倍以内は必要である。すなわち、
0.2<fL/│fR│<5 …(1)
を満たす必要がある。
【0057】
fL/│fR│の値がこの範囲から外れると、ペッツバール和のコントロールの効果がない。しかし、反射面は球面ではなく自由曲面(回転非対称面)で構成されているので、ペッツバール和が必ず0になっている必要はない。さらに、回転非対称面を使用している場合、回転非対称な湾曲も存在する。この湾曲を取り除くためには、付加するレンズの屈折面の少なくとも1面は回転非対称の方がよい。
【0058】
以上の考えに基づき、本実施形態では、拡大側の瞳(絞りSTO)近傍であって、反射光学ユニット1よりも(反射面中最も拡大側に配置された反射面よりも)拡大側に正の光学パワーを有するレンズLを付加し、ペッツバール和のコントロールをしている。
【0059】
ここで、上記数値実施例において、レンズLと反射光学ユニット1の焦点距離fL,fRをそれぞれ計算すると、
fL=11.0609(mm)
fR=−5.46666
となる。ただし、これらはYZ面内のアジムスでの焦点距離である。そして、これらの値は式(1)を満たしている。
【0060】
さらに、正の光学パワーを持つ反射面(S4,S6,S7)数は3面であり、負の光学パワーを持つ反射面(S5)数は1面である。つまり、フォーカシングの光学パワーを有する反射面数が、正の光学パワーを持つ反射面数よりも少ない。このため、反射光学ユニット1内で光束があまり広がらないようにすることができ、この結果、反射面の大きさを小さくすることができるので、反射光学ユニット1をコンパクトに構成することができる。
【0061】
一般に、着目するアジムスにより焦点距離は異なるが、光学系の大きさに主に影響を与えるのは反射面を配置する平面内(基準軸を含む平面内)であるので、この平面内での焦点距離の正負が問題となる。
【0062】
また、一般に、拡大側から見て最初の反射面が大きくなりやすいが、本実施形態では、該最初の反射面よりも拡大側に正のレンズLを設けることで、該最初の反射面に入射する光束径を小さくし、該反射面を小さくしている。
【0063】
また、本実施形態の結像光学系は、反射光学ユニット1よりも拡大側に瞳(絞りSTO)を有しており、この瞳の位置近傍に単レンズLを配置することにより、像面の湾曲を抑えつつ、単レンズLの大きさも抑えている。
【0064】
条件としては、反射光学ユニット1において、曲率を有する光学面(反射面)間の最小の間隔をT1とし、拡大側の瞳位置から単レンズLの最も離れた光学面(屈折面)までの距離をT2としたときに、
T1>T2 …(2)
を満たしていることが必要になる。この条件式(2)を満たしていないと、レンズLが大きくなり、結像光学系のコンパクト化を妨げる。
【0065】
上記数値実施例では、T1=3.55mm(反射面S4−S5間)、T2=0.75mm(屈折面S1−絞りSTO間)であるので、上記式(2)を満たしている。
【0066】
なお、本実施形態では、反射光学ユニット1に4つの反射面を設けた場合について説明したが、本発明において、反射面は4面に限られない。但し、反射面により高い性能を出すためには、少なくとも3面以上は必要になる。
【0067】
また、反射面は、ある平面に対して対称な形状であるが、本発明においてはこれに限られない。すなわち、いずれの平面に対しても非対称な形状であってもよい。
【0068】
さらに、本実施形態では、単レンズと1つの反射光学素子(反射光学ユニット)とを組み合わせた結像光学系について説明したが、拡大側にこの構成を含み、複数の光学素子を用いて結像(撮影)光学系を構成してもよい。たとえば、特許文献2〜4等にて提案されているように、拡大側の固定群にこの構成を含み、さらに、変倍群、コンペンセーターを有し、複数の光学素子の相対位置を変化させて変倍光学系を構成することが可能である。
【0069】
(実施形態2)
図4には、本発明の実施形態2である投射光学系(結像光学系)を備えた投射型画像表示装置のYZ面内での構成を示している。また、図5には、該投射光学系のYZ断面を拡大して示している。
【0070】
レーザー光源LDからの光束は、コリメーターレンズCによって略平行光束とされ、マイクロミラーデバイスMに入射する。マイクロミラーデバイスMは、MEMS(Micro Electro Mechanical System )により構成され、電気信号の印加によってミラーを2次元方向に振動させることができるものである。このため、マイクロミラーデバイスMに入射した光束は、2次元的に走査される。
【0071】
なお、レーザー光源LDとマイクロミラーデバイスMには、これらを駆動する駆動回路31が接続され、駆動回路31には、パーソナルコンピュータ、DVDプレーヤ、ビデオ(VCR)、デジタルビデオ又はスチルカメラ、電波により画像情報を受信するアンテナ・チューナーユニット等の画像情報供給装置35が接続されている。画像情報供給装置35から画像情報を受けた駆動回路31は、画像情報に応じてレーザー光源LDを発光および変調駆動し、これに同期してマイクロミラーデバイスMを駆動する。
【0072】
そして、走査された光束は、投射光学系に入射し、投射光学系の一部を構成する反射光学ユニット2の凹反射面S1,凹反射面S2,凸反射面S3,凹反射面S4で順次反射し、さらに投射光学系の一部を構成する接合レンズ(屈折光学ユニット)L1を介してスクリーンSに結像される。これにより、スクリーンS上に画像が投射表示される。
【0073】
本実施形態の投射光学系は、縮小側から拡大側に結像する結像光学系であり、拡大側から順に、全体として正の光学パワーを有する接合レンズL1と、曲率を持った3面以上(4面)の反射面S4〜S7を含む反射光学ユニット2とを有する。また、反射光学ユニット2における最も拡大側の反射面S4よりも拡大側に瞳EP(図4参照)を有する。
【0074】
以下に本実施形態に対応する数値実施例を示す。本数値実施例は、マイクロミラーデバイスMにより光束が水平方向に±8°、垂直方向に±6°走査され(この角度が画角に相当する)、拡大側の接合レンズL1を通ってスクリーンSに25°の角度で投射される場合の投射光学系を示す。図6には、本数値実施例の横収差図を示す。
【0075】
本数値実施例の構成データは次のとおりである。
【0076】
絞り径(マイクロミラーデバイスM) 54mm スクリーンサイズ 40インチ
【0077】
【表2】
【0078】
ここで、本数値実施例において、反射光学ユニット2および接合レンズL1の焦点距離fL,fRをそれぞれ計算すると、
fL=166.733(mm)
fR=519.073
である。ただし、これらはYZ面内のアジムスでの焦点距離である。
【0079】
これらの値は式(2)を満たしている。レンズL1の焦点距離が反射光学ユニット2の焦点距離の0.2倍以上、5倍以下であるので、ペッツバール和のコントロールがされており、高い光学性能を達成できる。
【0080】
さらに、本実施形態において、正の光学パワーを持つ反射面(S1,S2,S4)数は3面であり、負の光学パワーを持つ反射面(S3)は1面であることから、反射光学ユニット2内で光束があまり広がらず、反射光学ユニット2をコンパクトに構成している。
【0081】
一般に、着目するアジムスにより焦点距離は異なるが、光学系の大きさに主に影響を与えるのは反射面を配置する平面内(基準軸を含む平面内)であるので、この平面内での焦点距離の正負が問題となる。
【0082】
また、一般に、拡大側から見て最初の反射面が大きくなりやすいが、本実施形態では、該最初の反射面よりも拡大側に正の接合レンズL1を設けることで、該最初の反射面に入射する光束径を小さくし、該反射面を小さくしている。
【0083】
また、図5において、MIは中間結像位置であり、反射面S3とS4の間にて中間結像させることにより、反射面S4をより小型化している。
【0084】
また、本実施形態の投射光学系は、反射光学ユニット2よりも拡大側に瞳EPを有しており、この瞳の位置近傍に接合レンズL1を配置することにより、像面の湾曲を抑えつつ、接合レンズL1の大きさも抑えている。
【0085】
具体的には、反射光学ユニット2において曲率を有する光学面(反射面)間の最小の間隔をT1とし、拡大側の瞳位置から接合レンズL1の最も拡大側の面までの距離T2とすると、上記数値実施例では、T1=75mm(反射面S1−S2間およびS2−S3間)、T2=32.5mm(屈折面S7−瞳EP)であるので、上記式(2)を満たしている。
【0086】
なお、本実施形態では、反射光学ユニット2に4つの反射面を設けた場合について説明したが、本発明において、反射面は4面に限られない。但し、反射面により高い性能を出すためには、少なくとも3面以上は必要になる。
【0087】
また、反射面は、ある平面に対して対称な形状であるが、本発明においてはこれに限られない。すなわち、いずれの平面に対しても非対称な形状であってもよい。
【0088】
また、本実施形態では、接合レンズL1を用いた場合について説明したが、屈折光学ユニットとして接合レンズ以外のレンズユニット(単レンズや複数枚のレンズ)を用いてもよい。また、本実施形態では、接合レンズL1の屈折面をすべて回転対称な面で構成した場合について説明したが、少なくとも1面を回転非対称形状としてもよい。
【0089】
さらに、本実施形態では、接合レンズと1つの反射光学素子(反射光学ユニット)とを組み合わせた結像光学系について説明したが、拡大側にこの構成を含み、複数の光学素子を用いて投射光学系を構成してもよい。たとえば、特許文献2〜4等にて提案されているように、拡大側の固定群にこの構成を含み、さらに、変倍群、コンペンセーターを有し、複数の光学素子の相対位置を変化させて変倍光学系を構成することが可能である。
【0090】
また、本実施形態では、レーザー光源とマイクロミラーデバイスを用いた投射型画像表示装置について説明したが、これらに代えて、液晶ディスプレイパネルと照明光源や自発光素子等を用いてもよい。
【0091】
さらに、前述した特許文献2〜4等にて提案されているように、複数の光学素子の相対位置を変化させて変倍光学系を構成することもできる。
【0092】
また、本発明の結像光学系は、上記各実施形態にて説明した撮影光学系や投射光学系だけでなく、半導体露光装置の露光光学系にも適用することができる。
【0093】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、反射光学ユニットにおいて、負の光学パワーを持つ光学面の数が少なくても、拡大側の瞳の位置近傍に正の光学パワーを持つ屈折光学ユニットを付加することにより、像面の湾曲を抑えることができるとともに、屈折光学ユニットの小型化、つまりは結像光学系の小型化を達成することができる。さらに、屈折光学ユニットの焦点距離を反射光学ユニットの焦点距離の0.2倍以上、5倍以内にすることにより、ペッツバール和をコントロールし、高い光学性能を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1である撮影光学系を備えた撮像装置の光学断面図。
【図2】像面を湾曲させた光学系の光学断面図。
【図3】実施形態1の横収差図。
【図4】本発明の実施形態2である投射光学系を備えた投射型画像表示装置の光学断面図。
【図5】実施形態2の投射光学系の光学断面図。
【図6】実施形態2の横収差図。
【図7】実施形態における座標系の説明図。
【図8】従来の結像光学系の光学断面図。
【符号の説明】
Si,Ri 光学面
Di 基準軸に沿った面間隔
Ndi 屈折率
νdi アッベ数
θ 反射面の法線と基準軸のなす角度
1,2 反射光学ユニット
C コリメーターレンズ
F 光学フィルタ
L 単レンズ
L1 接合レンズ
LD レーザー光源
M マイクロミラーデバイス
S スクリーン
SI 像面
STO 絞り
Claims (11)
- 拡大側から縮小側又は縮小側から拡大側に結像する結像光学系であって、
拡大側から順に、全体として正の光学パワーを有する屈折光学ユニットと、曲率を持った少なくとも3面以上の反射面を含む反射光学ユニットとを有し、
かつ前記反射光学ユニットにおける最も拡大側の反射面よりも拡大側に瞳を有し、
さらに以下の条件を満足することを特徴とする結像光学系。
0.2<fL/│fR│<5
T1>T2
但し、fLは前記屈折光学ユニットの焦点距離、fRは前記反射光学ユニットの焦点距離、T1は前記反射光学ユニットにおける前記反射面間の最小の間隔、T2は前記屈折光学ユニットにおける前記瞳の位置から最も離れた屈折面までの距離である。 - 前記反射光学ユニットにおいて、正の光学パワーを持つ反射面の数が、負の光学パワーを持つ反射面の数よりも多いことを特徴とする請求項1に記載の結像光学系。
- 前記屈折光学ユニットは、回転対称な屈折面で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の結像光学系。
- 前記屈折光学ユニットは、回転非対称な屈折面を少なくとも1面有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の結像光学系。
- 請求項1から4のいずれか1つに記載の結像光学系を備えたことを特徴とする光学装置。
- 請求項1から4のいずれか1つに記載の結像光学系と、
該結像光学系により形成された物体像を受けてこれを光電変換する光電変換素子とを有することを特徴とする撮像装置。 - 請求項1から4のいずれか1つに記載の結像光学系と、
該結像光学系により形成された原稿の像を受けてこれを光電変換する光電変換素子とを有することを特徴とする画像読取り装置。 - 原画を形成する画像形成ユニットと、
前記画像形成ユニットに形成された原画からの光を被投射面に投射する請求項1から4のいずれか1つに記載の結像光学系とを有することを特徴とする投射型画像表示装置。 - 拡大側から順に、全体として正の光学パワーを有する屈折光学ユニットと、曲率を持った少なくとも3面以上の反射面を含む反射光学ユニットとを有し、かつ前記反射光学ユニットにおける最も拡大側の反射面よりも拡大側に瞳を有し、
さらに以下の条件を満足することを特徴とする光学系。
0.2<fL/│fR│<5
T1>T2
但し、fLは前記屈折光学ユニットの焦点距離、fRは前記反射光学ユニットの焦点距離、T1は前記反射光学ユニットにおける前記反射面間の最小の間隔、T2は前記屈折光学ユニットにおける前記瞳の位置から最も離れた屈折面までの距離である。 - 請求項9に記載の結像光学系を備えたことを特徴とする光学装置。
- 原画を形成する画像形成ユニットと、
前記画像形成ユニットに形成された原画からの光を被投射面に投射する請求項9に記載の光学系とを有することを特徴とする投射型画像表示装置。
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