JP2005023023A - Oxidation hair dye or bleaching agent composition - Google Patents

Oxidation hair dye or bleaching agent composition Download PDF

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an oxidation hair dye or a bleaching agent composition, having excellent dyeing power or bleaching power of the hair, imparting wet feeling and easily arrangeable properties to the hair, capable of dyeing (bleaching) the hair to a nearly uniform color regardless of the damaged degree of the hair, and having excellent fastness to the shampooing. <P>SOLUTION: The oxidation hair dye or the bleaching agent composition contains (A) ammonia or an ammonium ion, (B) a carbonate ion or a bicarbonate ion, (C) an amino-modified silicone or methylpolysiloxanes, (D) a cationic polymer, (E) a dye (not contained in the bleaching agent) and (F) an oxidizing agent. The dyeing or bleaching method of the hair comprises mixing the first agent containing the components (A), (B) and (E), the second agent containing the component (F) and optionally the third agent of a powdery oxidizing agent (with the proviso that the components (C) and (D) are contained in one or more agents, and the component (E) is not contained in the bleaching) just before the use, applying the mixture on the hair, and washing away the agents after a prescribed time. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、毛髪の染色力・脱色力に優れると共に、毛髪に持続性のあるしっとり感とまとまり易さを付与し、また、毛髪の損傷度によらずほぼ均等な色に染色(脱色)することができ、シャンプー堅牢性(特に化学処理等により損傷の進んだ部分)にも優れる酸化染毛剤又は脱色剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
毛髪の脱色及び染色には、アルカリ剤、酸化剤等の共存下での酸化反応によって毛髪を脱色ないし染色する、酸化性の染毛剤又は脱色剤が広く使用されている。
【0003】
しかし、酸化性の染毛剤又は脱色剤は、毛髪損傷を引き起こし易く、水洗、シャンプー又は乾燥時に、髪の絡まり、硬さ、ごわつき等を生じたり、髪の色、ツヤがなくなったり、まとまりが悪くなったりしてしまう。
【0004】
そこで、これらの問題に対処するため、コンディショニング作用を持つ添加剤を使用することが行われている。例えば、アミノ変性シリコーンオイル等のシリコーン誘導体の添加により、毛髪を深みのある色調に染色すること(特許文献1参照)、アミノ基を有するポリオルガノシロキサンの添加により、毛髪に柔軟な感触を与え、毛髪のセット性を改善すること(特許文献2参照)、高重合シリコーン又はその誘導体の添加により、毛髪の損傷を防止し、感触を良好にすること(特許文献3及び4参照)などが報告されている。
【0005】
しかしながら、酸化性の染毛剤又は脱色剤には、より高いコンディショニング作用が求められているのが現状であり、さらには染色性又は脱色性の面でも改善が求められている。
【0006】
【特許文献1】
特開昭57−192310号公報
【特許文献2】
特開平9−59136号公報
【特許文献3】
特開昭63−313717号公報
【特許文献4】
特開平4−59721号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、毛髪の染色力・脱色力に優れると共に、毛髪に持続性のあるしっとり感とまとまり易さを付与し、また、毛髪の損傷度によらずほぼ均等な色に染色(脱色)することができ、シャンプー堅牢性(特に化学処理等により損傷の進んだ部分)にも優れる酸化染毛剤又は脱色剤組成物を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、酸化染毛剤又は脱色剤組成物において、アンモニア又はアンモニウムイオン、炭酸イオン又は炭酸水素イオン、特定のシリコーン類及びカチオン性ポリマーを併用することにより、上記課題を解決できることを見出した。
【0009】
本発明は、次の成分(A)〜(F)
(A)アンモニア又はアンモニウムイオン
(B)炭酸イオン又は炭酸水素イオン
(C)アミノ変性シリコーン又はメチルポリシロキサン類
(D)カチオン性ポリマー
(E)酸化染料中間体又は直接染料(脱色剤の場合はいずれも含有しない)
(F)酸化剤
を含有する酸化染毛剤又は脱色剤組成物を提供するものである。
【0010】
また本発明は、上記組成中、成分(A)、(B)及び(E)を含有する第1剤並びに成分(F)を含有する第2剤、又は更に粉末状酸化剤である第3剤(成分(C)及び(D)はそれぞれ第1剤、第2剤及び第3剤のいずれか1以上に含有し、また脱色の場合は成分(E)はいずれにも含有しない)を、使用直前に混合し、毛髪に適用し、所定時間放置後、洗い流す毛髪の染色又は脱色方法を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の酸化染毛剤又は脱色剤組成物は、アルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤よりなる二剤型として、又は、更に第3剤として過硫酸塩等の造粒物からなる粉末状酸化剤を組み合わせてなる三剤型の形態をとる。以下、本発明において「全組成物」とは、二剤型の場合には第1剤及び第2剤を混合した使用直前の組成物全体をいい、三剤型の場合は、第1剤、第2剤及び第3剤を混合した使用直前の組成物全体をいう。
【0012】
〔成分(A):アンモニア又はアンモニウムイオン〕
成分(A)のアンモニア又はアンモニウムイオンは、第1剤に含まれ、全組成物中にアンモニア量に換算して0.01〜2重量%、更に0.1〜2重量%、特に0.1〜1重量%含有するのが好ましい。アンモニウムイオン源としては、アンモニア水のほか、塩化アンモニウム、硝酸アンモニウム、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム等を用いることができる。アンモニアとアンモニウムイオンとは、共存して緩衝系を形成していることが好ましい。
【0013】
〔成分(B):炭酸イオン又は炭酸水素イオン〕
成分(B)の炭酸イオン又は炭酸水素イオンは、第1剤に含まれる。炭酸イオン源又は炭酸水素イオン源としては、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸グアニジン等が挙げられる。炭酸イオンと炭酸水素イオンとは、共存して緩衝系を形成していることが好ましい。成分(B)の含有量は、成分(A)の含有量とのモル比が(A)/(B)=0.1〜10となるように調整するのが好ましい。
【0014】
〔成分(C):アミノ変性シリコーン又はメチルポリシロキサン類〕
成分(C)のアミノ変性シリコーン又はメチルポリシロキサン類は、第1剤、第2剤及び第3剤のいずれか1以上に含まれる。
【0015】
(アミノ変性シリコーン)
アミノ変性シリコーンとしては、アミノ基又はアンモニウム基を有していればよく、末端水酸基の全て又は一部がメチル基等で封鎖されたアミノ変性シリコーンオイル、末端が封鎖されていないアモジメチコーンのどちらでもよい。例えば、好ましいアミノ変性シリコーンとしては、以下の一般式(1)で表されるものが挙げられる。
【0016】
【化1】

Figure 2005023023
【0017】
〔式中、Rは水酸基、水素原子又はRを示し、Rは置換又は非置換の炭素数1〜20の一価炭化水素基を示し、AはR、基−R′−(NHCHCHNH、基OR又は水酸基を示し、R′は炭素数1〜8の二価炭化水素基を示し、nは0〜3の数を示し、p及びqはその和が数平均で10以上1000未満、好ましくは30以上1000未満、更に好ましくは40以上800未満となる数を示す。アミノ当量は200g/mol〜3万g/mol、好ましくは500g/mol〜1万g/mol、更に好ましくは600g/mol〜5000g/molである。〕
【0018】
アミノ変性シリコーンの好適な市販品の具体例としては、SF8451C(東レ・ダウコーニング・シリコーン社,粘度600mm/s,アミノ当量1700g/mol)、SF8452C(東レ・ダウコーニング・シリコーン社,粘度700mm/s,アミノ当量6400g/mol)、SF8457C(東レ・ダウコーニング・シリコーン社,粘度1200mm/s,アミノ当量1800g/mol)、KF8003(GE東芝シリコーン社,粘度1850mm/s,アミノ当量2000g/mol)、KF867(GE東芝シリコーン社,粘度1300mm/s,アミノ当量1700g/mol)等のアミノ変性シリコーンオイルや、SM8704C(東レ・ダウコーニング・シリコーン社,アミノ当量1800g/mol)等のアモジメチコーンエマルションが挙げられる。また、アミノ変性シリコーンオイルは、エマルションの形で配合してもよい。アミノ変性シリコーンのエマルションは、機械的乳化(アミノ変性シリコーンと水との高剪断機械混合)、化学的乳化(アミノ変性シリコーンを水及び乳化剤で乳化)、若しくはこれらの組み合わせによって、又は乳化重合によっても調製することができる。
【0019】
(メチルポリシロキサン類)
メチルポリシロキサン類としては、ジメチルポリシロキサン(INCI名:ジメチコーン)、メチルフェニルポリシロキサン、ヒドロキシ末端基を有するジメチルポリシロキサン(INCI名:ジメチコノール)、WO96/31188に記載されているわずかに架橋されたシリコーンガム等が挙げられる。メチルポリシロキサン類としては、数平均重合度が1000以上のものが好ましく、更には1500以上、特に2000以上20000未満のものが好ましい。
【0020】
数平均重合度が1000以上である高重合シリコーンの市販品の具体例としては、SH200−1,000,000cs(東レ・ダウコーニング・シリコーン社)、TSF451−100MA(GE東芝シリコーン社)、BY11−026(東レ・ダウコーニング・シリコーン社;高重合シリコーンの低粘度シリコーンによる希釈溶液)、KF9008(信越シリコーン社;高重合シリコーンの環状シリコーンによる希釈溶液)、BY22−050A(東レ・ダウコーニング・シリコーン社;高重合シリコーンのカチオンエマルション)、BY22−060(東レ・ダウコーニング・シリコーン社;高重合シリコーンを低粘度シリコーンで希釈した溶液のカチオンエマルション)、BY22−020(東レ・ダウコーニング・シリコーン社;高重合シリコーンを流動パラフィンで希釈した溶液のカチオンエマルション)、KM904(信越シリコーン社;高重合シリコーンを低粘度シリコーンで希釈した溶液のカチオンエマルション)等が挙げられる。
【0021】
アミノ変性シリコーン及びメチルポリシロキサン類は、成分(C)として2種以上を併用することもでき、なかでも、毛髪の均一な脱色・染色、湿潤時の柔らかさ、滑らかさ及び指の通り易さ、乾燥時の色の鮮明さや深み、ツヤ、柔らかさ、滑らかさ、ボリューム感(ボディ)、まとまり易さ及び保湿性という効果、並びにこれらの効果の持続性をより大きく与えるために、アミノ変性シリコーンと数平均重合度が1000以上のメチルポリシロキサン類(特にジメチルポリシロキサン)を併用するのが好ましい。成分(C)の含有量は、全組成物中の0.01〜30重量%が好ましく、更には0.05〜20重量%、特に0.1〜10重量%が好ましい。また、成分(C)に加え、任意成分としての他のシリコーン類を含めた各シリコーン類の含有比率は、次式で表される換算アミノ当量が、500〜10万g/molとなる範囲が好ましく、更には1000〜8万g/mol、特に2000〜5万g/molとなる範囲が好ましい。
【0022】
換算アミノ当量(g/mol)=〔全組成物1g中の全シリコーン類の総重量(g/g)〕/〔全組成物1g中のアミノ変性シリコーンのアミノ基、イミノ基及びアンモニウム基の総モル数(mol/g)〕。
【0023】
ここで、「全組成物1g中の全シリコーン類の総重量(g/g)」、並びに「全組成物1g中のアミノ変性シリコーンのアミノ基、イミノ基及びアンモニウム基の総モル数(mol/g)」は、以下のようにして求める。
【0024】
まず、第1剤と第2剤(三剤式の場合には、更に第3剤)の各々からシリコーン類を分画し、各剤中の全シリコーン類の総重量(g)及びアミノ変性シリコーンのアミノ基、イミノ基及びアンモニウム基の総モル数(mol)を定量する。次に全組成物における各剤の混合比率を勘案し、全組成物1g中の全シリコーン類の総重量(g/g)、並びに全組成物1g中のアミノ変性シリコーンのアミノ基、イミノ基及びアンモニウム基の総モル数(mol/g)を算出する。最後に前記の換算アミノ当量算出式を用いて、換算アミノ当量(g/mol)を算出する。
【0025】
〔成分(D):カチオン性ポリマー〕
成分(D)のカチオン性ポリマーは、第1剤、第2剤及び第3剤のいずれか1以上に含まれる。カチオン性ポリマーとは、カチオン基又はカチオン基にイオン化され得る基を有するポリマーをいい、全体としてカチオン性となる両性ポリマーも含まれる。すなわち、カチオン性ポリマーとしては、ポリマー鎖の側鎖にアミノ基又はアンモニウム基を含むか、又はジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含む水溶液のもの、例えばカチオン化セルロース誘導体、カチオン性澱粉、カチオン化グアーガム誘導体、ジアリル4級アンモニウム塩の重合体又は共重合体、4級化ポリビニルピロリドン誘導体等が挙げられる。これらのうち、特にシャンプー時の柔らかさ、滑らかさ及び指の通り易さ、乾燥時のまとまり易さ及び保湿性という効果及び剤の安定性の点から、ジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含むポリマー、4級化ポリビニルピロリドン誘導体、カチオン化セルロース誘導体が好ましく、ジアリル4級アンモニウム塩の重合体又は共重合体、カチオン化セルロース誘導体がより好ましく、ジアリル4級アンモニウム塩の重合体又は共重合体が最も好ましい。
【0026】
ジアリル4級アンモニウム塩の重合体の骨格としては、次の一般式(2)又は(3)で示されるものが好ましい。
【0027】
【化2】
Figure 2005023023
【0028】
〔式中、R及びRは同一でも異なってもよく、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、アリール基(フェニル基等)、ヒドロキシアルキル基、アミドアルキル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル基又はカルボアルコキシアルキル基を示し、R及びRは同一でも異なってもよく、水素原子、炭素数1〜3のアルキル基又はフェニル基を示し、Xは陰イオン(塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、硫酸アニオン、スルホン酸アニオン、メチル硫酸アニオン、リン酸アニオン、硝酸アニオン等)を示す。〕
【0029】
ジアリル4級アンモニウム塩と共重合体を構成するモノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸又はこれらの塩、アクリルアミドが挙げられ、特にアクリル酸、メタクリル酸又はこれらの塩が好ましい。アクリル酸、メタクリル酸又はこれらの塩とジアリル4級アンモニウム塩との共重合体は、ジアリル4級アンモニウム塩の構成比率が高く、全体としてカチオン性ポリマーとなる。
【0030】
ジアリル4級アンモニウム塩の重合体又は共重合体の具体例としては、塩化ジメチルジアリルアンモニウム重合体(ポリクオタニウム−6,例えばマーコート100;ONDEO Nalco社)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリル酸共重合体(ポリクオタニウム−22,例えばマーコート280,同295;ONDEO Nalco社)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミド共重合体(ポリクオタニウム−7,例えばマーコート550;ONDEO Nalco社)等が挙げられ、なかでもマーコート280、同295が好ましい。
【0031】
4級化ポリビニルピロリドン誘導体としては、次の一般式(4)で表されるものが好ましい。
【0032】
【化3】
Figure 2005023023
【0033】
〔式中、Rは水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基、R、R及びRは同一でも異なってもよく、水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アミドアルキル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル基又はカルボアルコキシアルキル基を示し、Yは酸素原子又はイミノ基を示し、rは1〜10の整数を示し、sとtはその和が20〜8000となる数を示し、Xは前記と同じ意味を示す。〕
【0034】
本発明で用いられる4級化ポリビニルピロリドン誘導体の分子量としては1万〜200万、特に5万〜150万が好ましい。市販品としては、ガフコート734、同755、同755N(以上、アイエスピー・ジャパン社)等が挙げられる。
【0035】
カチオン化セルロース誘導体としては、例えば次の一般式(5)で表されるものが好ましい。
【0036】
【化4】
Figure 2005023023
【0037】
〔式中、Aはアンヒドログルコース単位の残基を示し、fは50〜2万の整数を示し、Rは、それぞれ次の一般式(6)で表される置換基を示す。〕
【0038】
【化5】
Figure 2005023023
【0039】
〔式中、R10及びR11は炭素数2又は3のアルキレン基を示し、gは0〜10の整数を示し、hは0〜3の整数を示し、iは0〜10の整数を示し、R12は炭素数1〜3のアルキレン基又はヒドロキシアルキレン基を、R13、R14及びR15は同一でも異なってもよく、炭素数10までのアルキル基、アリール基又はアラルキル基を示し、また式中の窒素原子を含む複素環を形成してもよい。Xは前記と同じ意味を示す。〕
【0040】
カチオン化セルロース誘導体のカチオン置換度、すなわちアンヒドログルコース単位当りのhの平均値は、0.01〜1、特に0.02〜0.5が好ましい。また、g+iの合計は平均1〜3である。カチオン置換度は、0.01未満では十分でなく、また1を超えてもかまわないが反応収率の点より1以下が好ましい。ここで用いるカチオン化セルロース誘導体の分子量は10万〜300万が好ましい。市販品としては、レオガードG、同GP(以上、ライオン社)、ポリマーJR−125、同JR−400、同JR−30M、同LR−400、同LR−30M(以上、ユニオンカーバイド社)等が挙げられる。その他のカチオン化セルロース誘導体としてはヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリドが挙げられ、市販品としてはセルコートH−100、同L−200(以上、ナショナルスターチアンドケミカル社)等が挙げられる。
【0041】
これらカチオン性ポリマーは、成分(D)として2種以上を併用してもよく、またその含有量は、全組成物中の0.001〜20重量%が好ましく、更には0.01〜10重量%、特に0.05〜5重量%が好ましい。
【0042】
〔成分(E):酸化染料中間体又は直接染料〕
本発明の組成物が、脱色剤組成物である場合には、染料は含有せず、染毛剤組成物である場合には、第1剤に酸化染料中間体又は直接染料を含有する。
【0043】
(酸化染料中間体)
酸化染料中間体としては、通常染毛剤に使用されている公知のプレカーサー及びカプラーを用いることができる。プレカーサーとしては、例えばパラフェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン、2−クロロ−パラフェニレンジアミン、N−メトキシエチル−パラフェニレンジアミン、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−パラフェニレンジアミン、2−(2−ヒドロキシエチル)−パラフェニレンジアミン、2,6−ジメチル−パラフェニレンジアミン、4,4′−ジアミノジフェニルアミン、1,3−ビス(N−(2−ヒドロキシエチル)−N−(4−アミノフェニル)アミノ)−2−プロパノール、PEG−3,3,2′−パラフェニレンジアミン、パラアミノフェノール、パラメチルアミノフェノール、3−メチル−4−アミノフェノール、2−アミノメチル−4−アミノフェノール、2−(2−ヒドロキシエチルアミノメチル)−4−アミノフェノール、オルトアミノフェノール、2−アミノ−5−メチルフェノール、2−アミノ−6−メチルフェノール、2−アミノ−5−アセタミドフェノール、3,4−ジアミノ安息香酸、5−アミノサリチル酸、2,4,5,6−テトラアミノピリミジン、2,5,6−トリアミノ−4−ヒドロキシピリミジン、4,5−ジアミノ−1−(4′−クロロベンジル)ピラゾール、4,5−ジアミノ−1−ヒドロキシエチルピラゾールとこれらの塩等が挙げられる。
【0044】
また、カプラーとしては、例えばメタフェニレンジアミン、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、2−アミノ−4−(2−ヒドロキシエチルアミノ)アニソール、2,4−ジアミノ−5−メチルフェネトール、2,4−ジアミノ−5−(2−ヒドロキシエトキシ)トルエン、2,4−ジメトキシ−1,3−ジアミノベンゼン、2,6−ビス(2−ヒドロキシエチルアミノ)トルエン、2,4−ジアミノ−5−フルオロトルエン、1,3−ビス(2,4−ジアミノフェノキシ)プロパン、メタアミノフェノール、2−メチル−5−アミノフェノール、2−メチル−5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)フェノール、2,4−ジクロロ−3−アミノフェノール、2−クロロ−3−アミノ−6−メチルフェノール、2−メチル−4−クロロ−5−アミノフェノール、N−シクロペンチル−メタアミノフェノール、2−メチル−4−メトキシ−5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)フェノール、2−メチル−4−フルオロ−5−アミノフェノール、レゾルシン、2−メチルレゾルシン、4−クロロレゾルシン、1−ナフトール、1,5−ジヒドロキシナフタレン、1,7−ジヒドロキシナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタレン、2−イソプロピル−5−メチルフェノール、4−ヒドロキシインドール、5−ヒドロキシインドール、6−ヒドロキシインドール、7−ヒドロキシインドール、6−ヒドロキシベンゾモルホリン、3,4−メチレンジオキシフェノール、2−ブロモ−4,5−メチレンジオキシフェノール、3,4−メチレンジオキシアニリン、1−(2−ヒドロキシエチル)アミノ−3,4−メチレンジオキシベンゼン、2,6−ジヒドロキシ−3,4−ジメチルピリジン、2,6−ジメトキシ−3,5−ジアミノピリジン、2,3−ジアミノ−6−メトキシピリジン、2−メチルアミノ−3−アミノ−6−メトキシピリジン、2−アミノ−3−ヒドロキシピリジン、2,6−ジアミノピリジンとこれらの塩等が挙げられる。
【0045】
プレカーサーとカプラーは、それぞれ2種以上を併用してもよく、その含有量は、それぞれ全組成物中の0.01〜5重量%、特に0.1〜4重量%が好ましい。
【0046】
(直接染料)
直接染料としては、ニトロ染料、分散染料、塩基性染料等が挙げられる。
【0047】
ニトロ染料としては、2−ニトロ−パラフェニレンジアミン、2−アミノ−6−クロロ−4−ニトロフェノール、3−ニトロ−パラヒドロキシエチルアミノフェノール、4−ニトロ−オルトフェニレンジアミン、4−アミノ−3−ニトロフェノール、4−ヒドロキシプロピルアミノ−3−ニトロフェノール、HCブルーNo.2、HCオレンジNo.1、HCレッドNo.1、HCイエローNo.2、HCイエローNo.4、HCイエローNo.5、HCレッドNo.3、N,N−ビス−(2−ヒドロキシエチル)−2−ニトロ−パラフェニレンジアミン等が挙げられ、分散染料としては、ディスパーズバイオレット1、ディスパーズブルー1、ディスパーズブラック9等が挙げられ、塩基性染料としては、ベーシックブルー99、ベーシックブラウン16、ベーシックブラウン17、ベーシックレッド76、ベーシックレッド51、ベーシックイエロー57、ベーシックイエロー87、ベーシックオレンジ31等が挙げられる。
【0048】
直接染料は、2種以上を併用してもよく、酸化染料中間体と併用してもよい。またその含有量は、全組成中に0.001〜5重量%、特に0.01〜3重量%が好ましい。
【0049】
〔成分(F):酸化剤〕
酸化剤は、第2剤に含まれる(成分(F)としての酸化剤には、第3剤に使用される過硫酸塩は含まない)。酸化剤としては、過酸化水素、及び過酸化水素発生剤である過酸化尿素、過酸化メラミン、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウム、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム等が挙げられ、特に過酸化水素が好ましい。酸化剤の含有量は、十分な脱色・染毛効果、及び毛髪損傷や頭皮刺激の低減の点から、過酸化水素換算量として、全組成物中の0.1〜10重量%、特に1〜5重量%が好ましい。
【0050】
〔他のアルカリ剤〕
本発明の組成物には、更に成分(A)以外のアルカリ剤として、第1剤に、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の無機塩基やアルカノールアミン等の有機塩基を含有させることができる。アルカノールアミンとしては、モノエタノールアミン、イソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチルプロパノール、2−アミノブタノール等が挙げられ、特にモノエタノールアミンが好ましい。これらのアルカリ剤は、2種以上を併用することもでき、その含有量は、十分な脱色・染毛効果の点、及び毛髪損傷や頭皮刺激の低減の点から、全組成物中の0.01〜10重量%が好ましく、更には0.1〜5重量%、特に0.5〜3重量%が好ましい。
【0051】
〔高級アルコール〕
本発明の組成物には、感触改善、安定性の観点から、第1剤、第2剤及び第3剤のいずれか1以上に、高級アルコールを含有させることが好ましい。これらは、界面活性剤と構造体を形成して分離を防ぐと共に、すすぎ時の感触を改善する効果がある。
【0052】
高級アルコールとしては、炭素数8〜22、特に16〜22のものが好ましく、具体的には、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等、及びこれらの混合物が挙げられる。特に感触面からベヘニルアルコールが好ましい。
【0053】
高級アルコールは、2種以上を併用してもよく、またその含有量は、全組成物中の0.01〜20重量%、特に0.1〜10重量%が好ましい。
【0054】
〔界面活性剤〕
本発明の酸化染毛剤又は脱色剤組成物は、乳化物であることが好ましく、シリコーン類や高級アルコール類の乳化のため、第1剤及び第2剤のいずれか一方又は両方に、界面活性剤を含有させることが好ましい。界面活性剤としては、安定性の観点より、非イオン界面活性剤、例えば炭素数12〜22の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を有するアルコキシ化(例えばエトキシ化又はプロポキシ化)高級アルコール、具体的には、ポリオキシエチレン(2〜40)アルキルエーテル等を全組成物中に1〜40重量%程度、好ましくは2〜20重量%程度用いることができる。また、感触面を考慮すれば、更にモノ長鎖アルキルトリメチルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤を併用することが好ましい。ここで、モノ長鎖アルキルトリメチルアンモニウム塩としては、感触、乳化性能の面から、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムが好ましい。これらの使用比率は、(カチオン界面活性剤)/(非イオン界面活性剤+カチオン界面活性剤)の重量比が、0.8以下、更に0.6以下、特に0.4以下であるのが好ましい。
【0055】
界面活性剤と高級アルコールの重量比を、10:1〜1:10、好ましくは4:1〜1:8、特に1:1〜1:4とすると、混合前の第1剤又は第2剤をクリーム状にすることができる。
【0056】
〔媒体〕
本発明の組成物には、媒体として、水及び必要により有機溶剤が使用される。有機溶剤としては、エタノール、2−プロパノール等の低級アルカノール類、ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール等の芳香族アルコール類、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、ジエチレングリコール、グリセリン等のポリオール類、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、ベンジルセロソルブ等のセロソルブ類、エチルカルビトール、ブチルカルビトール等のカルビトール類が挙げられる。
【0057】
〔剤型等〕
本発明の組成物は、現在広く利用されている酸化染毛剤又は脱色剤と同様に、アルカリ剤を含有する第1剤と過酸化水素等の酸化剤を含有する第2剤よりなる二剤型として、又は脱色力向上のため、更に第3剤として過硫酸塩(過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム等)等の造粒物からなる粉末状酸化剤を組み合わせてなる三剤型として提供される。第1剤及び第2剤の剤形は、例えば、液状、乳液状、クリーム状、ゲル状、ペースト状、ムース状などとすることができ、エアゾール形態とすることもできる。第1剤と第2剤(三剤型の場合は更に第3剤)を混合し、毛髪に塗布したときに液だれしにくいような粘度になることが望ましく、25℃、ヘリカルスタンド付きB型回転粘度計(B8R型粘度計,TOKIMEC社)で測定した粘度が2000〜10万mm/sが好ましい。ここで、粘度は、ローターT−Cを用い、10rpm、1分間回転させた後の値とする。
【0058】
〔pH〕
本発明の組成物のpH(25℃)は、脱色・染毛効果と皮膚刺激性の点から、使用時(混合時)において、8〜12、特に8〜10が好ましい。pH調整剤としては、前記のアルカリ剤のほか、塩酸、リン酸等の無機酸、クエン酸、グリコール酸、乳酸等の有機酸、塩酸モノエタノールアミン等の塩酸塩、リン酸二水素一カリウム、リン酸一水素二ナトリウム等のリン酸塩等が挙げられる。
【0059】
〔その他任意成分〕
本発明の組成物には、上記成分のほかに通常化粧品原料として用いられる他の成分を加えることができる。このような任意成分としては、成分(C)以外のシリコーン類(環状ポリシロキサン、フッ素変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、アルキル変性シリコーン等)、炭化水素類、動植物油脂、高級脂肪酸類、成分(D)以外の天然又は合成の高分子、エーテル類、蛋白誘導体、加水分解蛋白、アミノ酸類、防腐剤、キレート剤、安定化剤、酸化防止剤、植物性抽出物、生薬抽出物、ビタミン類、香料、紫外線吸収剤が挙げられる。
【0060】
〔処理法〕
本発明の組成物を用いて毛髪を染色又は脱色処理するには、例えば本発明の組成物の第1剤と第2剤(三剤型の場合は更に第3剤)を使用直前に混合した後、毛髪に適用し、所定時間放置後、洗い流し、乾燥すればよい。毛髪への適用温度は15〜45℃、適用時間は3〜45分間、特に5〜30分間が好ましい。この場合、まず酸化染毛剤又は脱色剤組成物を水で軽く洗い流した後、アニオン界面活性剤を含有するシャンプーを用いて洗髪し、次いで水洗すると、カチオン性ポリマーは適度に流出し、シリコーン類は適度に毛髪に残留し、良好なコンディショニング効果を示す。シャンプーとしては、ラウリルエトキシ(1〜3)硫酸ナトリウム等のアニオン界面活性剤を5〜20重量%程度含有する一般的な水性シャンプーが好適である。
【0061】
【実施例】
実施例1
常法に従い、下記組成の第1剤及び第2剤からなる染毛剤組成物を調製した。
【0062】
・第1剤(クリーム状) (重量%)
強アンモニア水(28重量%) 6.0
炭酸水素アンモニウム 3.0
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド
共重合体液(8.5重量%)*1 2.0
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重
合体液(40重量%)*2 1.5
アモジメチコーン(40重量%エマルジョン)*3 2.0
高重合ジメチルポリシロキサン(数平均重合度2700) 0.7
ジメチルポリシロキサン(数平均重合度550) 2.0
セトステアリルアルコール 8.0
オクチルドデカノール 1.0
流動パラフィン 0.5
ポリオキシエチレン(40)セチルエーテル 3.0
ポリオキシエチレン(2)セチルエーテル 3.5
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム(80重量%) 2.5
カモミラエキス 0.3
プロピレングリコール 7.5
エデト酸四ナトリウム 0.2
アスコルビン酸 0.5
亜硫酸ナトリウム 0.5
パラフェニレンジアミン 0.5
パラアミノフェノール 1.0
メタアミノフェノール 0.3
2−メチル−5−アミノフェノール 0.2
レゾルシン 0.4
香料 適量
精製水 バランス
【0063】
*1:マーコート550(ONDEO Nalco社)
*2:マーコート280(ONDEO Nalco社)
*3:シリコーンSM8704C(東レ・ダウコーニング・シリコーン社)
【0064】
・第2剤(クリーム状) (重量%)
過酸化水素水(35重量%) 16.2
8−キノリノール硫酸塩 0.04
ポリオキシエチレン(40)セチルエーテル 1.0
ポリオキシエチレン(2)セチルエーテル 1.0
セトステアリルアルコール 3.5
リン酸 pH3.5とする量
精製水 バランス
【0065】
第1剤と第2剤の混合比 1:1
混合後のpH 9.5
換算アミノ当量 7875(g/mol)
【0066】
実施例2
常法に従い、下記組成の第1剤及び第2剤からなる染毛剤組成物を調製した。
【0067】
・第1剤(クリーム状) (重量%)
強アンモニア水(28重量%) 1.0
モノエタノールアミン 3.5
炭酸水素アンモニウム 0.5
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド
共重合体液(8.5重量%)*1 1.8
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重
合体液(40重量%)*2 1.8
アモジメチコーン(40重量%エマルジョン)*3 1.0
高重合ジメチルポリシロキサン(数平均重合度2700) 1.5
ジメチルポリシロキサン(数平均重合度550) 4.0
セトステアリルアルコール 6.0
ベヘニルアルコール 1.0
オクチルドデカノール 1.0
流動パラフィン 0.7
ポリオキシエチレン(40)セチルエーテル 2.0
ポリオキシエチレン(2)セチルエーテル 1.0
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム液(28重量%) 3.0
塩化ジアルキル(12−18)ジメチルアンモニウム液(75重量%) 0.5
プロピレングリコール 3.0
エデト酸四ナトリウム 0.2
アスコルビン酸 0.5
亜硫酸ナトリウム 0.5
トルエン−2,5−ジアミン 1.1
パラアミノフェノール 0.6
メタアミノフェノール 0.2
2−メチル−5−アミノフェノール 0.1
レゾルシン 0.4
香料 適量
精製水 バランス
【0068】
*1:マーコート550(ONDEO Nalco社)
*2:マーコート280(ONDEO Nalco社)
*3:シリコーンSM8704C(東レ・ダウコーニング・シリコーン社)
【0069】
・第2剤(クリーム状) (重量%)
過酸化水素水(35重量%) 16.2
8−キノリノール硫酸塩 0.04
ポリオキシエチレン(40)セチルエーテル 1.0
ポリオキシエチレン(2)セチルエーテル 1.0
セトステアリルアルコール 3.5
リン酸 pH3.5とする量
精製水 バランス
【0070】
第1剤と第2剤の混合比 1:1
混合後のpH 10
換算アミノ当量 26550(g/mol)
【0071】
実施例3
常法に従い、下記組成の第1剤及び第2剤からなる染毛剤組成物を調製した。
【0072】
・第1剤(液状) (重量%)
強アンモニア水(28重量%) 7.0
モノエタノールアミン 1.5
炭酸水素アンモニウム 5.5
塩化ジメチルジアリルアンモニウム重合体液(40重量%)*1 1.0
アモジメチコーン(40重量%エマルジョン)*2 1.3
イソステアリルペンタエリスリルグリセリルエーテル 4.0
イソステアリルグリセリルエーテル 1.5
ポリオキシエチラン(20)オクチルドデシルエーテル 11.0
ポリオキシエチレン(9)オレイルエーテル 9.0
ポリオキシエチレン(3)トリデシルエーテル 9.0
95度エタノール 12.5
プロピレングリコール 12.5
エデト酸四ナトリウム 0.1
アスコルビン酸 0.3
亜硫酸ナトリウム 0.5
パラアミノフェノール 1.0
2−メチル−5−アミノフェノール 1.1
4−ニトロ−オルトフェニレンジアミン 0.2
香料 適量
精製水 バランス
【0073】
*1:マーコート100(ONDEO Nalco社)
*2:シリコーンSM8704C(東レ・ダウコーニング・シリコーン社)
【0074】
・第2剤(液状) (重量%)
過酸化水素水(35重量%) 16.2
1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸液(60重量%) 0.1
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム液(63重量%) 3.5
イソステアリルペンタエリスリルグリセリルエーテル 2.0
ポリオキシエチレン(40)セチルエーテル 0.6
ポリオキシエチレン(2)セチルエーテル 0.6
セトステアリルアルコール 2.4
リン酸 pH3.5とする量
精製水 バランス
【0075】
第1剤と第2剤の混合比 1:1.5
混合後のpH 9.5
換算アミノ当量 1800(g/mol)
【0076】
実施例1〜3の染毛剤は、パーマ処理で損傷した部分と、未処理部分をほぼ均等な色に染める。また、パーマ処理した部分のシャンプー堅牢性に優れ、シャンプーを繰り返しても、未処理部分との色の差は広がらない。また、毛髪にしっとり感やまとまり易さを付与し、その効果も持続する。
【0077】
【発明の効果】
本発明の酸化染毛剤又は脱色剤組成物は、毛髪の染色力・脱色力に優れると共に、毛髪に持続性のあるしっとり感とまとまり易さを付与し、また、毛髪の損傷度によらずほぼ均等な色に染色(脱色)することができ、シャンプー堅牢性(特に化学処理等により損傷の進んだ部分)にも優れる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is excellent in dyeing power and decoloring power of hair, imparts a long lasting moist feeling and ease of uniting to hair, and dyes (decolors) almost uniform color regardless of the degree of hair damage. The present invention also relates to an oxidative hair dye or a decoloring agent composition that is excellent in fastness to shampoo (particularly a portion that has been damaged by chemical treatment or the like).
[0002]
[Prior art]
For decolorization and dyeing of hair, an oxidative hair dye or decoloring agent that decolorizes or dyes hair by an oxidation reaction in the presence of an alkali agent, an oxidizing agent or the like is widely used.
[0003]
However, oxidative hair dyes or depigmenting agents are liable to cause damage to the hair, causing entanglement, hardness, or stiffness of hair when washed with water, shampooing or drying, and causing hair color and gloss to be lost or clumping. It gets worse.
[0004]
Therefore, in order to cope with these problems, an additive having a conditioning action is used. For example, by adding a silicone derivative such as amino-modified silicone oil, the hair is dyed in a deep color tone (see Patent Document 1), and by adding a polyorganosiloxane having an amino group, the hair is softly touched, It has been reported that hair setability is improved (see Patent Document 2), hair damage is prevented by adding highly polymerized silicone or a derivative thereof, and touch is improved (see Patent Documents 3 and 4). ing.
[0005]
However, the present condition is that a higher conditioning action is required for the oxidative hair dye or decoloring agent, and further improvement is also required in terms of dyeability or decoloring property.
[0006]
[Patent Document 1]
JP 57-192310 A
[Patent Document 2]
JP-A-9-59136
[Patent Document 3]
JP-A 63-313717
[Patent Document 4]
Japanese Unexamined Patent Publication No. 4-59721
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention is excellent in dyeing power and decoloring power of hair, imparts a long lasting moist feeling and ease of uniting to hair, and dyes (decolors) almost uniform color regardless of the degree of hair damage. It is an object of the present invention to provide an oxidative hair dye or a decoloring agent composition that is excellent in shampoo fastness (particularly a portion that has been damaged by chemical treatment or the like).
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present inventor has found that the above-mentioned problems can be solved by using ammonia or ammonium ions, carbonate ions or hydrogen carbonate ions, specific silicones and cationic polymers in the oxidative hair dye or decoloring agent composition. .
[0009]
The present invention includes the following components (A) to (F)
(A) Ammonia or ammonium ion
(B) Carbonate ion or bicarbonate ion
(C) Amino-modified silicone or methylpolysiloxane
(D) Cationic polymer
(E) Oxidative dye intermediate or direct dye (not included in the case of decoloring agent)
(F) Oxidizing agent
The present invention provides an oxidative hair dye or decolorant composition containing
[0010]
In the above composition, the present invention also includes a first agent containing components (A), (B) and (E), a second agent containing component (F), or a third agent which is further a powdery oxidizing agent. (Components (C) and (D) are contained in one or more of the first agent, the second agent, and the third agent, respectively, and in the case of decolorization, the component (E) is not contained in any of them)) It provides a method for dyeing or decoloring hair that is mixed immediately before, applied to hair, left for a predetermined time, and then washed away.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The oxidative hair dye or depigmenting agent composition of the present invention is a two-component type comprising a first agent containing an alkaline agent and a second agent containing an oxidizing agent, or further as a third agent such as persulfate. It takes the form of a three-part type in which a powdered oxidant composed of a granulated product is combined. Hereinafter, the “total composition” in the present invention refers to the whole composition immediately before use in which the first agent and the second agent are mixed in the case of the two-agent type, and in the case of the three-agent type, the first agent, The entire composition immediately before use in which the second agent and the third agent are mixed.
[0012]
[Component (A): Ammonia or ammonium ion]
The component (A) ammonia or ammonium ion is contained in the first agent, and is 0.01 to 2% by weight, more preferably 0.1 to 2% by weight, especially 0.1% in terms of the amount of ammonia in the total composition. It is preferable to contain -1 wt%. As the ammonium ion source, ammonium water, ammonium chloride, ammonium nitrate, ammonium carbonate, ammonium hydrogen carbonate and the like can be used. It is preferable that ammonia and ammonium ions coexist to form a buffer system.
[0013]
[Component (B): Carbonate ion or bicarbonate ion]
Component (B) carbonate ion or hydrogen carbonate ion is contained in the first agent. Examples of the carbonate ion source or the bicarbonate ion source include ammonium carbonate, ammonium bicarbonate, sodium carbonate, sodium bicarbonate, potassium carbonate, potassium bicarbonate, guanidine carbonate and the like. It is preferable that carbonate ions and hydrogen carbonate ions coexist to form a buffer system. The content of the component (B) is preferably adjusted so that the molar ratio with the content of the component (A) is (A) / (B) = 0.1-10.
[0014]
[Component (C): Amino-modified silicone or methylpolysiloxane]
The amino-modified silicone or methylpolysiloxane of component (C) is contained in any one or more of the first agent, the second agent, and the third agent.
[0015]
(Amino-modified silicone)
The amino-modified silicone may have an amino group or an ammonium group, and may be either an amino-modified silicone oil in which all or part of the terminal hydroxyl group is blocked with a methyl group or the like, or amodimethicone in which the terminal is not blocked. . For example, preferable amino-modified silicones include those represented by the following general formula (1).
[0016]
[Chemical 1]
Figure 2005023023
[0017]
[In the formula, R 0 Represents a hydroxyl group, a hydrogen atom or R, R represents a substituted or unsubstituted monovalent hydrocarbon group having 1 to 20 carbon atoms, A represents R, a group —R ′-(NHCH 2 CH 2 ) n NH 2 Represents a group OR or a hydroxyl group, R ′ represents a divalent hydrocarbon group having 1 to 8 carbon atoms, n represents a number of 0 to 3, p and q represent a sum of numbers of 10 or more and less than 1000 on average. The number is preferably 30 or more and less than 1000, more preferably 40 or more and less than 800. The amino equivalent is 200 g / mol to 30,000 g / mol, preferably 500 g / mol to 10,000 g / mol, and more preferably 600 g / mol to 5000 g / mol. ]
[0018]
Specific examples of suitable commercially available amino-modified silicones include SF8451C (Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd., viscosity 600 mm 2 / S, amino equivalent 1700 g / mol), SF8452C (Toray Dow Corning Silicone, viscosity 700 mm 2 / S, amino equivalent 6400 g / mol), SF8457C (Toray Dow Corning Silicone, viscosity 1200 mm 2 / S, amino equivalent 1800 g / mol), KF8003 (GE Toshiba Silicone, viscosity 1850 mm) 2 / S, amino equivalent 2000 g / mol), KF867 (GE Toshiba Silicone, viscosity 1300 mm) 2 Amino-modified silicone oil such as / s, amino equivalent 1700 g / mol) and amodimethicone emulsion such as SM8704C (Toray Dow Corning Silicone, amino equivalent 1800 g / mol). The amino-modified silicone oil may be blended in the form of an emulsion. Emulsions of amino-modified silicones can be obtained by mechanical emulsification (high shear mechanical mixing of amino-modified silicone and water), chemical emulsification (emulsification of amino-modified silicone with water and emulsifier), or combinations thereof, or by emulsion polymerization. Can be prepared.
[0019]
(Methylpolysiloxanes)
Examples of the methylpolysiloxane include dimethylpolysiloxane (INCI name: dimethicone), methylphenylpolysiloxane, dimethylpolysiloxane having a hydroxy end group (INCI name: dimethiconol), and slightly crosslinked as described in WO96 / 31188. Silicone gum etc. are mentioned. As the methylpolysiloxanes, those having a number average degree of polymerization of 1000 or more are preferable, more preferably 1500 or more, and particularly preferably 2000 or more and less than 20000.
[0020]
Specific examples of commercially available highly polymerized silicones having a number average degree of polymerization of 1000 or more include SH200-1,000,000cs (Toray Dow Corning Silicone), TSF451-100MA (GE Toshiba Silicone), BY11- 026 (Toray Dow Corning Silicone; diluted solution of highly polymerized silicone with low viscosity silicone), KF9008 (Shin-Etsu Silicone; diluted solution of highly polymerized silicone with cyclic silicone), BY22-050A (Toray Dow Corning Silicone) A cationic emulsion of a highly polymerized silicone), BY22-060 (Toray Dow Corning Silicone; a cationic emulsion of a solution obtained by diluting a highly polymerized silicone with a low viscosity silicone), BY22-020 (Toray Dow Corning Silicone; Cationic emulsion) of the solution polymerization silicone diluted with liquid paraffin, KM904 (Shin-Etsu Silicone Co., and the like solution cation emulsion diluted highly polymerized silicone with low viscosity silicone).
[0021]
Two or more amino-modified silicones and methylpolysiloxanes can be used in combination as component (C). Among them, uniform decoloration / dyeing of hair, softness when wet, smoothness and ease of fingering In order to give the effect of vividness and depth of color when dry, gloss, softness, smoothness, volume (body), ease of uniting and moisturizing effect, and the sustainability of these effects, amino-modified silicone And methylpolysiloxanes having a number average degree of polymerization of 1000 or more (particularly dimethylpolysiloxane) are preferably used in combination. The content of component (C) is preferably from 0.01 to 30% by weight, more preferably from 0.05 to 20% by weight, particularly preferably from 0.1 to 10% by weight, based on the total composition. In addition to the component (C), the content ratio of each silicone including other silicones as an optional component has a range in which the converted amino equivalent represented by the following formula is 500 to 100,000 g / mol. Further, a range of 1000 to 80,000 g / mol, particularly 2000 to 50,000 g / mol is preferable.
[0022]
Equivalent amino equivalent (g / mol) = [total weight of all silicones in 1 g of total composition (g / g)] / [total of amino group, imino group and ammonium group of amino-modified silicone in 1 g of total composition Number of moles (mol / g)].
[0023]
Here, “total weight (g / g) of all silicones in 1 g of total composition” and “total number of moles of amino groups, imino groups and ammonium groups of amino-modified silicone in 1 g of total composition (mol / mol) g) "is obtained as follows.
[0024]
First, silicones are fractionated from each of the first agent and the second agent (in the case of a three-agent type, the third agent), and the total weight (g) of all silicones in each agent and amino-modified silicone The total number of moles (mol) of amino group, imino group and ammonium group is determined. Next, considering the mixing ratio of each agent in the whole composition, the total weight (g / g) of all silicones in 1 g of the whole composition, and the amino group, imino group of amino-modified silicone in 1 g of the whole composition, and The total number of moles of ammonium groups (mol / g) is calculated. Finally, the converted amino equivalent (g / mol) is calculated using the converted amino equivalent calculation formula.
[0025]
[Component (D): Cationic polymer]
The cationic polymer of component (D) is contained in any one or more of the first agent, the second agent, and the third agent. The cationic polymer refers to a polymer having a cationic group or a group that can be ionized into a cationic group, and includes an amphoteric polymer that becomes cationic as a whole. That is, as the cationic polymer, an aqueous solution containing an amino group or an ammonium group in the side chain of the polymer chain or containing a diallyl quaternary ammonium salt as a structural unit, such as a cationized cellulose derivative, a cationic starch, a cationization Examples include guar gum derivatives, diallyl quaternary ammonium salt polymers or copolymers, and quaternized polyvinylpyrrolidone derivatives. Among these, diallyl quaternary ammonium salt is included as a structural unit particularly from the viewpoints of softness, smoothness and ease of fingering during shampooing, ease of packing during drying and moisturizing effect, and stability of the agent. Polymers, quaternized polyvinyl pyrrolidone derivatives, and cationized cellulose derivatives are preferable, diallyl quaternary ammonium salt polymers or copolymers, cationized cellulose derivatives are more preferable, diallyl quaternary ammonium salt polymers or copolymers are more preferable. Most preferred.
[0026]
As the skeleton of the diallyl quaternary ammonium salt polymer, one represented by the following general formula (2) or (3) is preferable.
[0027]
[Chemical 2]
Figure 2005023023
[0028]
[In the formula, R 1 And R 2 May be the same or different and each represents a hydrogen atom, an alkyl group having 1 to 18 carbon atoms, an aryl group (such as a phenyl group), a hydroxyalkyl group, an amidoalkyl group, a cyanoalkyl group, an alkoxyalkyl group or a carboalkoxyalkyl group. , R 3 And R 4 May be the same or different and each represents a hydrogen atom, an alkyl group having 1 to 3 carbon atoms or a phenyl group, and X Represents an anion (chloride ion, bromide ion, iodide ion, sulfate anion, sulfonate anion, methyl sulfate anion, phosphate anion, nitrate anion, etc.). ]
[0029]
Examples of the monomer constituting the copolymer with the diallyl quaternary ammonium salt include acrylic acid, methacrylic acid or salts thereof, and acrylamide, and acrylic acid, methacrylic acid or salts thereof are particularly preferable. A copolymer of acrylic acid, methacrylic acid or a salt thereof and a diallyl quaternary ammonium salt has a high constituent ratio of diallyl quaternary ammonium salt, and becomes a cationic polymer as a whole.
[0030]
Specific examples of the polymer or copolymer of diallyl quaternary ammonium salt include dimethyldiallylammonium chloride polymer (polyquaternium-6, such as Marquat 100; ONDEO Nalco), dimethyldiallylammonium chloride / acrylic acid copolymer (polyquaternium). -22, for example, Marquat 280, 295; ONDEO Nalco), dimethyldiallylammonium chloride / acrylamide copolymer (Polyquaternium-7, for example, Marquat 550; ONDEO Nalco), and the like. preferable.
[0031]
As the quaternized polyvinyl pyrrolidone derivative, those represented by the following general formula (4) are preferable.
[0032]
[Chemical 3]
Figure 2005023023
[0033]
[In the formula, R 5 Is a hydrogen atom or an alkyl group having 1 to 3 carbon atoms, R 6 , R 7 And R 8 May be the same or different and each represents a hydrogen atom, an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms, a hydroxyalkyl group, an amidoalkyl group, a cyanoalkyl group, an alkoxyalkyl group or a carboalkoxyalkyl group, and Y represents an oxygen atom or an imino group , R represents an integer of 1 to 10, s and t represent a number whose sum is 20 to 8000, and X Indicates the same meaning as described above. ]
[0034]
The molecular weight of the quaternized polyvinylpyrrolidone derivative used in the present invention is preferably 10,000 to 2,000,000, particularly preferably 50,000 to 1,500,000. Examples of commercially available products include Guffcoat 734, 755, and 755N (above, IPS Japan Ltd.).
[0035]
As a cationized cellulose derivative, what is represented, for example by following General formula (5) is preferable.
[0036]
[Formula 4]
Figure 2005023023
[0037]
[In the formula, A represents a residue of an anhydroglucose unit, f represents an integer of 50 to 20,000, R 9 Each represent a substituent represented by the following general formula (6). ]
[0038]
[Chemical formula 5]
Figure 2005023023
[0039]
[In the formula, R 10 And R 11 Represents an alkylene group having 2 or 3 carbon atoms, g represents an integer of 0 to 10, h represents an integer of 0 to 3, i represents an integer of 0 to 10, R 12 Represents an alkylene group having 1 to 3 carbon atoms or a hydroxyalkylene group, R 13 , R 14 And R 15 May be the same or different and each represents an alkyl group, aryl group or aralkyl group having up to 10 carbon atoms, and may form a heterocyclic ring containing a nitrogen atom in the formula. X Indicates the same meaning as described above. ]
[0040]
The cation substitution degree of the cationized cellulose derivative, that is, the average value of h per anhydroglucose unit is preferably 0.01 to 1, particularly 0.02 to 0.5. Moreover, the sum total of g + i is 1-3 on average. The degree of cation substitution is not sufficient if it is less than 0.01, and may exceed 1, but 1 or less is preferable from the viewpoint of reaction yield. The molecular weight of the cationized cellulose derivative used here is preferably 100,000 to 3,000,000. Commercially available products include Leo Guard G, GP (above, Lion), Polymer JR-125, JR-400, JR-30M, LR-400, LR-30M (above, Union Carbide). Can be mentioned. Examples of other cationized cellulose derivatives include hydroxyethyl cellulose dimethyl diallylammonium chloride, and examples of commercially available products include Cellcoat H-100 and L-200 (National Starch and Chemical Co., Ltd.).
[0041]
Two or more kinds of these cationic polymers may be used in combination as component (D), and the content thereof is preferably 0.001 to 20% by weight, more preferably 0.01 to 10% by weight in the total composition. %, Particularly 0.05 to 5% by weight is preferred.
[0042]
[Component (E): Oxidative dye intermediate or direct dye]
When the composition of the present invention is a depigmenting agent composition, it contains no dye, and when it is a hair dye composition, the first agent contains an oxidation dye intermediate or a direct dye.
[0043]
(Oxidized dye intermediate)
As the oxidation dye intermediate, known precursors and couplers usually used in hair dyes can be used. Examples of the precursor include paraphenylenediamine, toluene-2,5-diamine, 2-chloro-paraphenylenediamine, N-methoxyethyl-paraphenylenediamine, N, N-bis (2-hydroxyethyl) -paraphenylenediamine, 2- (2-hydroxyethyl) -paraphenylenediamine, 2,6-dimethyl-paraphenylenediamine, 4,4'-diaminodiphenylamine, 1,3-bis (N- (2-hydroxyethyl) -N- (4 -Aminophenyl) amino) -2-propanol, PEG-3,3,2'-paraphenylenediamine, paraaminophenol, paramethylaminophenol, 3-methyl-4-aminophenol, 2-aminomethyl-4-aminophenol 2- (2-hydroxyethylaminomethyl) -4 Aminophenol, orthoaminophenol, 2-amino-5-methylphenol, 2-amino-6-methylphenol, 2-amino-5-acetamidophenol, 3,4-diaminobenzoic acid, 5-aminosalicylic acid, 2 , 4,5,6-tetraaminopyrimidine, 2,5,6-triamino-4-hydroxypyrimidine, 4,5-diamino-1- (4'-chlorobenzyl) pyrazole, 4,5-diamino-1-hydroxy Examples thereof include ethylpyrazole and salts thereof.
[0044]
Examples of couplers include metaphenylenediamine, 2,4-diaminophenoxyethanol, 2-amino-4- (2-hydroxyethylamino) anisole, 2,4-diamino-5-methylphenetole, and 2,4-diamino. -5- (2-hydroxyethoxy) toluene, 2,4-dimethoxy-1,3-diaminobenzene, 2,6-bis (2-hydroxyethylamino) toluene, 2,4-diamino-5-fluorotoluene, , 3-bis (2,4-diaminophenoxy) propane, metaaminophenol, 2-methyl-5-aminophenol, 2-methyl-5- (2-hydroxyethylamino) phenol, 2,4-dichloro-3- Aminophenol, 2-chloro-3-amino-6-methylphenol, 2-methyl-4-chloro-5 Aminophenol, N-cyclopentyl-metaaminophenol, 2-methyl-4-methoxy-5- (2-hydroxyethylamino) phenol, 2-methyl-4-fluoro-5-aminophenol, resorcin, 2-methylresorcin, 4-chlororesorcin, 1-naphthol, 1,5-dihydroxynaphthalene, 1,7-dihydroxynaphthalene, 2,7-dihydroxynaphthalene, 2-isopropyl-5-methylphenol, 4-hydroxyindole, 5-hydroxyindole, 6 -Hydroxyindole, 7-hydroxyindole, 6-hydroxybenzomorpholine, 3,4-methylenedioxyphenol, 2-bromo-4,5-methylenedioxyphenol, 3,4-methylenedioxyaniline, 1- (2 -Hydroxye L) Amino-3,4-methylenedioxybenzene, 2,6-dihydroxy-3,4-dimethylpyridine, 2,6-dimethoxy-3,5-diaminopyridine, 2,3-diamino-6-methoxypyridine, Examples include 2-methylamino-3-amino-6-methoxypyridine, 2-amino-3-hydroxypyridine, 2,6-diaminopyridine, and salts thereof.
[0045]
Two or more precursors and couplers may be used in combination, and the content thereof is preferably 0.01 to 5% by weight, particularly 0.1 to 4% by weight, based on the total composition.
[0046]
(Direct dye)
Examples of direct dyes include nitro dyes, disperse dyes, and basic dyes.
[0047]
Nitro dyes include 2-nitro-paraphenylenediamine, 2-amino-6-chloro-4-nitrophenol, 3-nitro-parahydroxyethylaminophenol, 4-nitro-orthophenylenediamine, 4-amino-3- Nitrophenol, 4-hydroxypropylamino-3-nitrophenol, HC Blue No. 2, HC Orange No. 1, HC Red No. 1, HC Yellow No. 1 2, HC Yellow No. 4. HC Yellow No. 4 5, HC Red No. 3, N, N-bis- (2-hydroxyethyl) -2-nitro-paraphenylenediamine and the like, and disperse dyes include Disperse Violet 1, Disperse Blue 1, Disperse Black 9 and the like. Examples of basic dyes include Basic Blue 99, Basic Brown 16, Basic Brown 17, Basic Red 76, Basic Red 51, Basic Yellow 57, Basic Yellow 87, Basic Orange 31 and the like.
[0048]
Two or more direct dyes may be used in combination, or may be used in combination with an oxidation dye intermediate. The content thereof is preferably 0.001 to 5% by weight, particularly 0.01 to 3% by weight in the total composition.
[0049]
[Component (F): Oxidizing agent]
The oxidizing agent is included in the second agent (the oxidizing agent as component (F) does not include the persulfate used in the third agent). Examples of the oxidizing agent include hydrogen peroxide and hydrogen peroxide generators such as urea peroxide, melamine peroxide, sodium perborate, potassium perborate, sodium percarbonate, and potassium percarbonate. Hydrogen is preferred. The content of the oxidizing agent is 0.1 to 10% by weight in the total composition, particularly 1 to 10% by weight in terms of hydrogen peroxide, from the viewpoint of sufficient decolorization / hair dyeing effect and reduction of hair damage and scalp irritation. 5% by weight is preferred.
[0050]
[Other alkaline agents]
The composition of the present invention can further contain an inorganic base such as sodium hydroxide or potassium hydroxide or an organic base such as alkanolamine as the first agent as an alkaline agent other than the component (A). Examples of the alkanolamine include monoethanolamine, isopropanolamine, 2-amino-2-methylpropanol, and 2-aminobutanol, and monoethanolamine is particularly preferable. Two or more kinds of these alkali agents can be used in combination, and the content thereof is 0. 0% in the total composition from the viewpoint of sufficient decolorization / hair dyeing effect and reduction of hair damage and scalp irritation. The content is preferably 01 to 10% by weight, more preferably 0.1 to 5% by weight, and particularly preferably 0.5 to 3% by weight.
[0051]
[Higher alcohol]
The composition of the present invention preferably contains a higher alcohol in any one or more of the first agent, the second agent, and the third agent from the viewpoint of improvement in feel and stability. These have the effect of forming a structure with a surfactant to prevent separation and improving the feel during rinsing.
[0052]
As the higher alcohol, those having 8 to 22 carbon atoms, particularly 16 to 22 carbon atoms are preferable, and specific examples include cetyl alcohol, stearyl alcohol, behenyl alcohol, and the like, and mixtures thereof. In particular, behenyl alcohol is preferable in terms of touch.
[0053]
Two or more higher alcohols may be used in combination, and the content thereof is preferably 0.01 to 20% by weight, particularly preferably 0.1 to 10% by weight, based on the total composition.
[0054]
[Surfactant]
The oxidative hair dye or decoloring agent composition of the present invention is preferably an emulsion, and in order to emulsify silicones and higher alcohols, either or both of the first agent and the second agent have a surface activity. It is preferable to contain an agent. As the surfactant, from the viewpoint of stability, a nonionic surfactant, for example, an alkoxylation (for example, ethoxylation or propoxylation) higher alcohol having a linear or branched alkyl group having 12 to 22 carbon atoms, specifically, For example, polyoxyethylene (2-40) alkyl ether or the like can be used in the total composition in an amount of about 1 to 40% by weight, preferably about 2 to 20% by weight. In consideration of the feel, it is preferable to further use a cationic surfactant such as a mono long chain alkyltrimethylammonium salt. Here, as the mono long-chain alkyltrimethylammonium salt, behenyltrimethylammonium chloride is preferable from the viewpoint of feel and emulsification performance. The weight ratio of (cationic surfactant) / (nonionic surfactant + cationic surfactant) is 0.8 or less, further 0.6 or less, especially 0.4 or less. preferable.
[0055]
When the weight ratio of the surfactant to the higher alcohol is 10: 1 to 1:10, preferably 4: 1 to 1: 8, particularly 1: 1 to 1: 4, the first agent or the second agent before mixing. Can be creamed.
[0056]
[Medium]
In the composition of the present invention, water and, if necessary, an organic solvent are used as a medium. Examples of the organic solvent include lower alkanols such as ethanol and 2-propanol, aromatic alcohols such as benzyl alcohol and benzyloxyethanol, polyols such as propylene glycol, 1,3-butanediol, diethylene glycol and glycerin, ethyl cellosolve, Examples thereof include cellosolves such as butyl cellosolve and benzyl cellosolve, and carbitols such as ethyl carbitol and butyl carbitol.
[0057]
[Dosage form, etc.]
The composition of the present invention is a two-component composition comprising a first agent containing an alkaline agent and a second agent containing an oxidizing agent such as hydrogen peroxide, as well as the currently used oxidative hair dye or decoloring agent. As a three-part type that combines a powdered oxidizer consisting of a granulated product such as persulfate (ammonium persulfate, potassium persulfate, sodium persulfate, etc.) as a third agent for improving the decolorizing power as a mold Provided. The dosage forms of the first agent and the second agent can be, for example, liquid, emulsion, cream, gel, paste, mousse, etc., and can also be aerosol. It is desirable that the first agent and the second agent (the third agent in the case of the three-agent type) are mixed, and the viscosity should be such that the liquid does not easily drip when applied to the hair. Viscosity measured with a rotational viscometer (B8R type viscometer, TOKIMEC) is 2000 to 100,000 mm 2 / S is preferred. Here, the viscosity is the value after rotating at 10 rpm for 1 minute using the rotor TC.
[0058]
[PH]
The pH (25 ° C.) of the composition of the present invention is preferably 8 to 12, particularly 8 to 10 at the time of use (during mixing) from the viewpoint of decolorization / hair dyeing effect and skin irritation. As a pH adjuster, in addition to the above alkaline agents, inorganic acids such as hydrochloric acid and phosphoric acid, organic acids such as citric acid, glycolic acid and lactic acid, hydrochlorides such as monoethanolamine hydrochloride, monopotassium dihydrogen phosphate, Examples thereof include phosphates such as disodium monohydrogen phosphate.
[0059]
[Other optional ingredients]
In addition to the above components, other components that are usually used as cosmetic raw materials can be added to the composition of the present invention. Examples of such optional components include silicones other than the component (C) (cyclic polysiloxane, fluorine-modified silicone, alcohol-modified silicone, polyether-modified silicone, epoxy-modified silicone, alkyl-modified silicone, etc.), hydrocarbons, animal and vegetable oils and fats Higher fatty acids, natural or synthetic polymers other than component (D), ethers, protein derivatives, hydrolyzed proteins, amino acids, preservatives, chelating agents, stabilizers, antioxidants, plant extracts, Examples include herbal extracts, vitamins, fragrances, and UV absorbers.
[0060]
[Treatment method]
In order to dye or decolorize hair using the composition of the present invention, for example, the first agent and the second agent (or the third agent in the case of the three-component type) of the composition of the present invention are mixed immediately before use. Then, it may be applied to the hair, left for a predetermined time, rinsed and dried. The application temperature to the hair is preferably 15 to 45 ° C., and the application time is preferably 3 to 45 minutes, particularly 5 to 30 minutes. In this case, the oxidative hair dye or decoloring agent composition is first washed lightly with water, then washed with a shampoo containing an anionic surfactant, and then washed with water. Remains moderately in the hair and exhibits a good conditioning effect. As the shampoo, a general aqueous shampoo containing about 5 to 20% by weight of an anionic surfactant such as sodium lauryl ethoxy (1-3) sulfate is suitable.
[0061]
【Example】
Example 1
According to a conventional method, a hair dye composition comprising a first agent and a second agent having the following composition was prepared.
[0062]
・ First agent (cream) (wt%)
Strong ammonia water (28% by weight) 6.0
Ammonium bicarbonate 3.0
Dimethyl diallylammonium chloride acrylamide
Copolymer liquid (8.5% by weight) * 1 2.0
Dimethyldiallylammonium chloride / acrylic acid copolymer
Combined liquid (40% by weight) * 2 1.5
Amodimethicone (40 wt% emulsion) * 3 2.0
Highly polymerized dimethylpolysiloxane (number average degree of polymerization 2700) 0.7
Dimethylpolysiloxane (number average degree of polymerization 550) 2.0
Cetostearyl alcohol 8.0
Octyldodecanol 1.0
Liquid paraffin 0.5
Polyoxyethylene (40) cetyl ether 3.0
Polyoxyethylene (2) cetyl ether 3.5
Behenyltrimethylammonium chloride (80% by weight) 2.5
Chamomile extract 0.3
Propylene glycol 7.5
Edetate tetrasodium 0.2
Ascorbic acid 0.5
Sodium sulfite 0.5
Paraphenylenediamine 0.5
Paraaminophenol 1.0
Metaaminophenol 0.3
2-Methyl-5-aminophenol 0.2
Resorcin 0.4
Perfume
Purified water balance
[0063]
* 1: Marcote 550 (ONDEO Nalco)
* 2: Marcote 280 (ONDEO Nalco)
* 3: Silicone SM8704C (Toray Dow Corning Silicone)
[0064]
・ Second agent (cream) (wt%)
Hydrogen peroxide solution (35% by weight) 16.2
8-quinolinol sulfate 0.04
Polyoxyethylene (40) cetyl ether 1.0
Polyoxyethylene (2) cetyl ether 1.0
Cetostearyl alcohol 3.5
Amount to make phosphoric acid pH 3.5
Purified water balance
[0065]
Mixing ratio of the first agent and the second agent 1: 1
PH after mixing 9.5
Equivalent amino equivalent 7875 (g / mol)
[0066]
Example 2
According to a conventional method, a hair dye composition comprising a first agent and a second agent having the following composition was prepared.
[0067]
・ First agent (cream) (wt%)
Strong ammonia water (28% by weight) 1.0
Monoethanolamine 3.5
Ammonium bicarbonate 0.5
Dimethyl diallylammonium chloride acrylamide
Copolymer liquid (8.5% by weight) * 1 1.8
Dimethyldiallylammonium chloride / acrylic acid copolymer
Combined liquid (40% by weight) * 2 1.8
Amodimethicone (40 wt% emulsion) * 3 1.0
Highly polymerized dimethylpolysiloxane (number average degree of polymerization 2700) 1.5
Dimethylpolysiloxane (number average degree of polymerization 550) 4.0
Cetostearyl alcohol 6.0
Behenyl alcohol 1.0
Octyldodecanol 1.0
Liquid paraffin 0.7
Polyoxyethylene (40) cetyl ether 2.0
Polyoxyethylene (2) cetyl ether 1.0
Stearyltrimethylammonium chloride solution (28% by weight) 3.0
Dialkyl chloride (12-18) dimethylammonium solution (75% by weight) 0.5
Propylene glycol 3.0
Edetate tetrasodium 0.2
Ascorbic acid 0.5
Sodium sulfite 0.5
Toluene-2,5-diamine 1.1
Paraaminophenol 0.6
Metaaminophenol 0.2
2-Methyl-5-aminophenol 0.1
Resorcin 0.4
Perfume
Purified water balance
[0068]
* 1: Marcote 550 (ONDEO Nalco)
* 2: Marcote 280 (ONDEO Nalco)
* 3: Silicone SM8704C (Toray Dow Corning Silicone)
[0069]
・ Second agent (cream) (wt%)
Hydrogen peroxide solution (35% by weight) 16.2
8-quinolinol sulfate 0.04
Polyoxyethylene (40) cetyl ether 1.0
Polyoxyethylene (2) cetyl ether 1.0
Cetostearyl alcohol 3.5
Amount to make phosphoric acid pH 3.5
Purified water balance
[0070]
Mixing ratio of the first agent and the second agent 1: 1
PH after mixing 10
Equivalent amino equivalent 26550 (g / mol)
[0071]
Example 3
According to a conventional method, a hair dye composition comprising a first agent and a second agent having the following composition was prepared.
[0072]
・ First agent (liquid) (wt%)
Strong ammonia water (28% by weight) 7.0
Monoethanolamine 1.5
Ammonium bicarbonate 5.5
Dimethyldiallylammonium chloride polymer solution (40% by weight) * 1 1.0
Amodimethicone (40 wt% emulsion) * 2 1.3
Isostearyl pentaerythryl glyceryl ether 4.0
Isostearyl glyceryl ether 1.5
Polyoxyethylene (20) octyldodecyl ether 11.0
Polyoxyethylene (9) oleyl ether 9.0
Polyoxyethylene (3) tridecyl ether 9.0
95 degree ethanol 12.5
Propylene glycol 12.5
Edetate tetrasodium 0.1
Ascorbic acid 0.3
Sodium sulfite 0.5
Paraaminophenol 1.0
2-Methyl-5-aminophenol 1.1
4-Nitro-orthophenylenediamine 0.2
Perfume
Purified water balance
[0073]
* 1: Marcote 100 (ONDEO Nalco)
* 2: Silicone SM8704C (Toray Dow Corning Silicone)
[0074]
・ Second agent (liquid) (wt%)
Hydrogen peroxide solution (35% by weight) 16.2
1-hydroxyethane-1,1-diphosphonic acid solution (60% by weight) 0.1
Stearyltrimethylammonium chloride solution (63% by weight) 3.5
Isostearyl pentaerythryl glyceryl ether 2.0
Polyoxyethylene (40) cetyl ether 0.6
Polyoxyethylene (2) cetyl ether 0.6
Cetostearyl alcohol 2.4
Amount to make phosphoric acid pH 3.5
Purified water balance
[0075]
Mixing ratio of the first agent and the second agent 1: 1.5
PH after mixing 9.5
Equivalent amino equivalent 1800 (g / mol)
[0076]
The hair dyes of Examples 1 to 3 dye the part damaged by the permanent treatment and the untreated part into a substantially uniform color. In addition, the shampoo of the perm-treated part is excellent in fastness, and even if the shampoo is repeated, the color difference from the untreated part does not widen. In addition, the hair is given a moist feeling and ease of uniting, and the effect is maintained.
[0077]
【The invention's effect】
The oxidative hair dye or depigmenting composition of the present invention is excellent in dyeing and decoloring power of hair, imparts a long lasting moist feeling and ease of uniting to hair, and does not depend on the degree of hair damage. It can be dyed (decolored) to an almost uniform color and is excellent in shampoo fastness (particularly damaged by chemical treatment).

Claims (4)

次の成分(A)〜(F)
(A)アンモニア又はアンモニウムイオン
(B)炭酸イオン又は炭酸水素イオン
(C)アミノ変性シリコーン又はメチルポリシロキサン類
(D)カチオン性ポリマー
(E)酸化染料中間体又は直接染料(脱色剤の場合はいずれも含有しない)
(F)酸化剤
を含有する酸化染毛剤又は脱色剤組成物。
Next components (A) to (F)
(A) Ammonia or ammonium ion (B) Carbonate ion or bicarbonate ion (C) Amino-modified silicone or methylpolysiloxane (D) Cationic polymer (E) Oxidative dye intermediate or direct dye (in the case of decolorizing agent Not contained)
(F) An oxidation hair dye or a decoloring agent composition containing an oxidizing agent.
成分(C)を含むシリコーン類を、次式
換算アミノ当量(g/mol)=〔全組成物1g中の全シリコーン類の総重量(g/g)〕/〔全組成物1g中のアミノ変性シリコーンのアミノ基、イミノ基及びアンモニウム基の総モル数(mol/g)〕
で表される換算アミノ当量が500〜10万g/molの範囲内となる比率で含有するものである請求項1記載の酸化染毛剤又は脱色剤組成物。
Silicone containing component (C) is converted to the following formula converted amino equivalent (g / mol) = [total weight of all silicones in 1 g of total composition (g / g)] / [amino modification in 1 g of total composition] Silicone amino group, imino group and ammonium group total number of moles (mol / g)]
The oxidative hair dye or decoloring composition according to claim 1, wherein the converted amino equivalent represented by the formula is contained at a ratio in the range of 500 to 100,000 g / mol.
更に、高級アルコールを含有する請求項1又は2記載の酸化染毛剤又は脱色剤組成物。Furthermore, the oxidative hair dye or decoloring agent composition of Claim 1 or 2 containing a higher alcohol. 請求項1記載の酸化染毛剤又は脱色剤組成物の組成中、成分(A)、(B)及び(E)を含有する第1剤並びに成分(F)を含有する第2剤、又は更に粉末状酸化剤である第3剤(成分(C)及び(D)はそれぞれ第1剤、第2剤及び第3剤のいずれか1以上に含有し、また脱色の場合は成分(E)はいずれにも含有しない)を、使用直前に混合し、毛髪に適用し、所定時間放置後、洗い流す毛髪の染色又は脱色方法。In the composition of the oxidative hair dye or decoloring agent composition according to claim 1, a first agent containing components (A), (B) and (E) and a second agent containing component (F), or further 3rd agent (component (C) and (D) which is a powdery oxidizing agent is contained in any one or more of 1st agent, 2nd agent, and 3rd agent, respectively, and in the case of decoloring, component (E) is A method of dyeing or decoloring hair that is mixed immediately before use, applied to the hair, and allowed to stand for a predetermined period of time before washing.
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