JP2005022771A - 重量物の扛上・降下装置 - Google Patents

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【課題】ジャッキ手段を移動させずにサンドル材をその上段から取外して重量物(例えば橋桁、橋梁、ドームや大型倉庫の屋根骨組等の横架構造物)を降下させ、しかもその重量物を扛上させる時にも利用できる有用な重量物の扛上・降下装置を提供する。
【解決手段】下方に突出するロッドの伸縮量を調節可能とする重量物支承用の油圧ジャッキ1と、該油圧ジャッキ1に連結して設置された重量物支承用の持ち替え部材2とを備え、橋桁Bを、収縮・伸長する油圧ジャッキ1と、持ち替え部材2とに交互に持ち替えて、橋桁B非支承時の油圧ジャッキ1及び持ち替え部材2直下のサンドル材15を交互に取外して、橋桁Bを降下する。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コラムにサンドル材を多段状に積み重ねつつ重量物(橋桁、橋梁、ドームや大型倉庫の屋根骨組等の横架構造物)を所定高さまで扛上したり、サンドル材を抜き取りつつ同重量物をコラムの支持部(例えば沓座)まで降下させる時に使用する重量物の扛上・降下装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば橋桁や橋梁等の横架構造物は、地場ヤードで組み付けられる。
そして、ピア(コラム)やベンド(コラム)に積み重ねられた台用サンドルに設置した水平送り装置の機能で前記コラム上方に送り込まれ、水平送り装置を取外した後、前記コラム上の屈座(シュー)に支持させるように横架構造物は降下させられる。
その横架構造物の降下手順は下記の手順で行なわれる(図15、図16、図17参照)。
(1)横架構造物CをコラムP上にサンドル材17を積み重ねて形成される仮受け用サンドル7で支承し、降下用ジャッキ8のロッドを収縮して、その降下用ジャッキ8を台用サンドル5から移動させた後、台用サンドル5を構成する上位段のサンドル材15を取外し、再び降下用ジャッキ8を低くなった台用サンドル5に設置する。
(2)降下用ジャッキ8のロッドを上方に伸長して横架構造物Cを支承し、上位段のサンドル材17を取外す。
(3)降下用ジャッキ8のロッドを収縮して、横架構造物Cを仮受け用サンドル17で支承させてから、その降下用ジャッキ8を台用サンドル5から移動させた後、次段のサンドル材5を取外し、再び降下用ジャッキ8を低くなった台用サンドル5に設置する。
以後は(2)(3)を繰り返して、台用サンドル5の高さを徐々に低くしながらその横架構造物Cを沓座(シュー)6まで下降させて、その横架構造物Cを沓座(シュー)6に支持させ、最後に降下用ジャッキ8を取外す(図15、図16、図17参照)。
ドームや大型倉庫の屋根骨組等の横架構造物においても、地場ヤードで組み付けられる屋根骨組をコラムに積み重ねられた台用サンドル上の降下用ジャッキに直接クレーン等で吊り上げて設置すると共に、降下用ジャッキのロッドを上方に伸長してその横架構造物を同コラムに積み重ねられた仮受け用サンドルで支承する。続いて、降下用ジャッキのロッドを収縮して、仮受け用サンドルで横架構造物を支承してから、その降下用ジャッキを台用サンドルから移動させた後、台用サンドルを構成する上位段のサンドル材を取外し、再び降下用ジャッキを低くなった台用サンドルに設置する。続いて、前記(2)(3)の工程を繰り返して同様にその屋根骨組をコラム上の支持部まで下降させて、同屋根骨組を支持部に支持させ、最後に降下用ジャッキを取外す。
前記する高層横架物の重量物の降下装置に関する先行技術文献は、出願人としては不知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、台用サンドルのそのサンドル材を上位段から抜き取る度に降下用ジャッキの移動作業(上げ下げ作業)を必要とし、作業性を著しく低下させ、工期を長期化させる。
また、仮受け用サンドルを必要とし、非常に不経済である。
【0004】
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、ジャッキ手段を移動(上げ下げ)させずにサンドル材をその上位段から取外して重量物(例えば橋桁、橋梁、ドームや大型倉庫の屋根骨組等の横架構造物)を降下させ、しかもその重量物を扛上させる時にも利用できる有用な重量物の扛上・降下装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための手段は、重量物と、コラム上の台用サンドルとの間に介在される重量物の扛上・降下装置であって、下方に突出するロッドの伸縮量を調節可能とする油圧ジャッキと、該油圧ジャッキに連結して設置された重量物支承用の持ち替え部材とを備え、重量物を、ロッドを持ち替え部材よりも伸長した時のその油圧ジャッキと、持ち替え部材よりも油圧ジャッキのロッドを収縮した時のその持ち替え部材とに交互に持ち替えて、重量物非支承時の油圧ジャッキ及び持ち替え部材直下のサンドル材を取外し可能または同直下へのサンドル材を配設可能とし、前記持ち替え部材を、油圧ジャッキを中心に水平方向回動可能若しく回動不能に構成していることを特徴とする重量物の扛上・降下装置である(請求項1)。
【0006】
台用サンドルは、油圧ジャッキ、持ち替え部材に対応する位置に平行状に並設される各サンドル材が各段毎で90度向きを変えて上下方向に多段状に積み重ねられる場合(前者)と、油圧ジャッキ、持ち替え部材に対応する位置に平行状に並設されるサンドル材が各段毎で90度向きを変えることなく上下方向に多段状に積み重ねられる場合(後者)とを採用する。
【0007】
前者をもって台用サンドルが積み重ねて構成されている場合には、橋桁、橋梁、ドームや大型倉庫の屋根骨組等の重量物の降下は、下記の手順で行なわれる。(1)油圧ジャッキのロッドを収縮して重量物を持ち替え部材で持ち替えてから、油圧ジャッキ直下のサンドル材を抜き取る。(2)ロッドを伸長して油圧ジャッキで重量物を持ち替えた後、持ち替え部材直下のサンドル材を抜き取る。これにより、同段一段のサンドル材が全て抜き取られる。この時、待ち替え部材は下位段において油圧ジャッキのロッドが載承されている同一ハンドルの上面に臨むことになる。(3)持ち替え部材を、油圧ジャッキを中心に水平方向に水平方向に90度回動させて、同段において油圧ジャッキのロッドが載承されているサンドル材と平行するサンドル材に対応させる。続いて前記の通り、(1)(2)(3)を積み重ねられたサンドル材各段毎に繰り返して、例えば沓座まで重量物を降下させる。
また、多段状に積み重ねられた台用サンドルが、前記後者にあっては、油圧ジャッキのロッドの伸長、収縮を繰り返して、交互に油圧ジャッキ直下、持ち替え部材直下のサンドル材を抜き取ることで、持ち替え部材を水平方向に回動させずに、例えば沓座まで重量物を降下させることができる。
【0008】
更に持ち替え部材が、下方へのロッドの突出量を調節可能とするネジロッドを有するものであると、ネジロッドの突出量の調節機能によって、サンドル材積み重ねによって台用サンドルに部分的に高低差が生じる場合であっても、重量物を水平な安定状態のまま安全に降下させる。また前記持ち替え部材は、下方に突出するロッドの伸縮量を調節可能とする油圧ジャッキであっても良いものである(請求項2、3)。
【0009】
そして、油圧ジャッキ、持ち替え部材下端の支持座は、その向きが自在に構成されていると、サンドル材が傾斜している場合に有効なものである(請求項4)。
【0010】
また、持ち替え部材が、少なくとも油圧ジャッキを対角中心とする仮想矩形の各コーナー位置に配設されていると好適なものである(請求項5)。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図9は、本発明重量物の扛上・降下装置の第1の実施の形態を、図10は同第2の実施の形態を、図11〜図14は同第3の実施の形態を各々示している。本説明では重量物である橋桁を降下する場合を説明する。
まず、第1の実施の形態を説明すると、本実施の形態において、扛上・降下装置Aは図2、図3等に示すように油圧ジャッキ1と、その油圧ジャッキ1の両脇、または片脇に配設される持ち替え部材2とで構成されている。
【0012】
油圧ジャッキ1は、下方に突出するロッド11の伸縮量を調節可能とする構成のもので、図6に示すように上端に支承座21を、またロッド11下端に向きを自在とする支持座31を各々備えている。
また、持ち替え部材2は、図7に示すように下方へのロッドの突出量を調節可能とするネジロッド12タイプのもので、機械的もしくは人為的にロッドの下方への突出量を調節可能とし、上端に油圧ジャッキ1と同様に支承座22を備え、下端の支持座32は、その向きを自在に形成されている。
【0013】
持ち替え部材2は、回転連結部材3を介して油圧ジャッキ1に連結されている。
回転連結部材3は、本実施の形態においては図5〜図7に示すように、油圧ジャッキ1の本体への嵌め筒13、持ち替え部材2の本体への嵌め筒23同士を連結片33で連結して、油圧ジャッキ1に対して持ち替え部材2を水平方向回動可能に形成してある。
この持ち替え部材2の水平方向への回動は、本実施の形態では人為的に行なうようになっている。
【0014】
符号4は反力架台であり、十字状を呈してなり、扛上・降下装置Aと橋桁Bのウェブbとの間に介在されるようになっており、その反力架台4に前記油圧ジャッキ1、持ち替え部材2の各々の支承座21、22を当接して、ウェブbを支承するようになっている。
【0015】
図8、図9は、図2に示すように、反力架台4を介して間接的にウェブbを支承する本実施の形態扛上・降下装置Aを積み重ねられた台用サンドル5上に設置した状態を示している。
また、台用サンドル5は、前記の通り、油圧ジャッキ1、持ち替え部材2に対応する位置に平行状に並設されるサンドル材15が各段毎で90度向きを変えて上下方向に多段状に積み重ねられている。
そして、この状態からウェブbをコラム(ピア)P上の沓座6高さまで降下する場合には、図8(a)に示すように、油圧ジャッキ1のロッド11を収縮してウェブbを持ち替え部材2で持ち替えてから、油圧ジャッキ1直下のサンドル材15を抜き取る。続いて、図8(b)に示すように、ロッド11を伸長して油圧ジャッキ1でウェブbを持ち替えた後、持ち替え部材2直下のサンドル材15を抜き取る。これによって、同段のサンドル材15が全て抜き取られる。
この状態にあっては、図8(c)に示すように、持ち替え部材2は、油圧ジャッキ1のロッド11が載承されている下位段の同一ハンドル15の上面に臨むことになる。
そのため、図8(d)に示すように、持ち替え部材2を、油圧ジャッキ1を中心に水平方向に90度回動させて、油圧ジャッキ1のロッド11が載承されているサンドル材15と平行するサンドル材15と対応させる。
続いて前記の通り、図8(a)(b)(c)(d)をサンドル材各段毎に繰り返して、沓座6まで橋桁Bを降下させる。そして、最後に、扛上・降下装置A及び反力架台4を取外す(図9(a)(b))。
【0016】
次に、図10について説明すると、この実施の形態は、前記持ち替え部材2がネジロッド12のような伸長・収縮機能のない定尺な場合を示している。
【0017】
持ち替え部材2は、例えば適宜型材を所定長さに切裁し、必要に応じて必要本を収束して剛性を高めた堅牢な構造とし、少なくとも油圧ジャッキ1のロッド11を収縮した際、そのロッド11端よりも下端が下方に位置する長さに形成されている。
そして、前記実施の形態と同様に回転用連結部材3で油圧ジャッキ1と連結して、油圧ジャッキ1を中心にして水平方向回動可能にされている。
【0018】
この実施の形態では、持ち替え部材2がネジロッドではない点を除いて前記する実施の形態と同様に降下させるため、具体的な降下手順の説明は省略する。
【0019】
更に、図11〜図14について説明すると、この実施の形態は、図11、図12に示すように油圧ジャッキ1を対角中心とする仮想矩形の各コーナー位置に持ち替え部材2を配置し、該持ち替え部材2を互いに連結して扛上・降下装置Aを構成した実施の形態を示している。
持ち替え部材2は、下方への突出量を調節可能とするネジロッドタイプ(第1の実施の形態)、第2の実施の形態の定尺なタイプ(第2の実施の形態)どちらの構成になっていても良いものである。
台用サンドル5は、川の字状に並設される各段のサンドル材15を各段毎に90度向きを変えて上下方向多段状に積み重ねたもので、中央のサンドル材15が油圧ジャッキ1に対応し、両脇のサンドル材15、15が両脇の持ち替え部材2、2に対応するようになっている。
【0020】
この実施の形態では、図13(a)に示すように、油圧ジャッキ1のロッド11を収縮して、回りの持ち替え部材2でウェブbを支承させてから、油圧ジャッキ1真下のサンドル材15を抜き取る。続いて図13(b)(c)に示すように、油圧ジャッキ1のロッド11を伸長して、油圧ジャッキ1でウェブbを支承してから、持ち替え部材2、2直下のサンドル材15、15を抜き取る。これによって同段のサンドル材15全てが取外される(図14(a))。これら手順をサンドル材各段毎に繰り返して、最下段のサンドル材15を抜き取り、沓座に支承させて、最後に、前記する実施の形態と同様に扛上・降下装置及び反力架台を取外す。
このように持ち替え部材2が、油圧ジャッキ1を対角中心とする仮想矩形の各コーナー位置に配設されて、同段において川の字状に並設する中央のサンドル材15に油圧ジャッキ1が対応し、両脇のサンドル材15に各々持ち替え部材2が対応する場合には、持ち替え部材2を各段対応毎に90度回動させる必要がなく、降下作業が簡単且つ短期間で行なえる。
【0021】
尚、本説明では、降下装置についてのみ説明しているが、(1)油圧ジャッキ、持ち替え部材がコラムに直置されている状態から、油圧ジャッキを伸長させ重量物を扛上させてから、持ち替え部材とコラムとの間にサンドル材を挿入する。続いて、(2)油圧ジャッキを収縮させて油圧ジャッキ直下にサンドル材を挿入する。これによって、最下段のサンドル材の全てが敷設されたことになる。続いて(3)第1、第2の実施の形態の扛上・降下装置においては、油圧ジャッキを伸長させた状態で持ち替え部材を水平方向に90度回動させてから、持ち替え部材と下段のサンドル材との間に平面視で交差するようにサンドル材を積み重ねる。そして、(4)油圧ジャッキを収縮させて油圧ジャッキ直下に下段のサンドル材との間に平面視で交差するようにサンドル材を積み重ねる。これによって次段のサンドル材の全てが敷設されたことになる。これを順次繰り返して所定高さまで重量物を扛上する。
第3の実施の形態の扛上・降下装置においては、(1)(2)を順次繰り返して重量物を所定高さまで扛上させる。
【0022】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したから、油圧ジャッキを移動(上げ下げ)せずとも重量物(例えば橋桁、橋梁、ドームや大型倉庫の屋根骨組等の横架構造物等)を所定高きまで降下することができ、作業性を著しく向上させ、工期の短期化を図ることができるし、仮受け用サンドルを使用しないため、装置コストも低減できる。
しかも、サンドル材をコラム上に多段状に積み重ねつつ重量物を所定高さまで扛上することも可能な重量物の扛上・降下装置を新規に提供することができる。
また、持ち替え部材が下方へのロッドの突出量を調節可能とするネジロッドを有するものであると、ネジロッドの伸長量、収縮量の調整機能で、台用サンドルにサンドル材の積み重ね誤差等で部分的に高低差が生じる場合であっても、重量物を水平な安定状態のまま降下、扛上させることができ、より安全である。
【0023】
そして、油圧ジャッキ、持ち替え部材の支持座はその向きを自在に構成されているので、仮に積み重ねられた台用サンドルが傾斜していても、安全である。
【0024】
また、持ち替え部材が、少なくとも油圧ジャッキを対角中心とする平面矩形視の各コーナー位置に配設されているものにあっては、油圧ジャッキ、持ち替え部材2対に各々に対応する位置に平行状に並設される各サンドル材を各段毎で90度向きを変えて上下方向に多段状に積み重ねた安定性のある台用サンドルと重量物との間に介在されるものであっても、持ち替え部材を各段対応毎に水平に回動させずに重量物を降下でき、降下作業が簡単且つ短期間で行なえる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】重量物の扛上・降下装置の使用状態を示す側面図で、概略的に示す。
【図2】第1の実施の形態の重量物の扛上・降下装置の実例を示す斜視図で、油圧シリンダの両脇に持ち替え部材を連結したタイプを示す。
【図3】重量物の扛上・降下装置の実例の他例を示す斜視図で、油圧シリンダの片脇に持ち替え部材を連結したタイプを示す。
【図4】図1の(4)−(4)線拡大断面図。
【図5】図2の扛上・降下装置の正面図。
【図6】図5の(6)−(6)線断面図。
【図7】図5の(7)−(7)線断面図。
【図8】降下手順を示す工程図で、(a)は、油圧シリンダを収縮して持ち替え部材で重量物を支承し、同油圧シリンダ直下のサンドル材を抜き取った状態を示す。(b)は、油圧シリンダを伸長し重量物を支承して、持ち替え部材直下のサンドル材を抜き取る状態を示す。(c)は、同状態の油圧シリンダと持ち替え部材の位置関係を示す。(d)持ち替え部材を90度回転させた状態を示す。
【図9】図8以降の降下手順を示す工程図で、(a)は、全てのサンドル材を抜き取った状態を示す。(b)は、反力架台及び扛上・降下装置を取外す状態を示す。
【図10】第2の実施の形態の重量物の扛上・降下装置の使用状態を示す正面図で拡大して示す。
【図11】第3の実施の形態の重量物の扛上・降下装置の使用状態を示す正面図で拡大して示す。
【図12】図11の(12)−(12)線断面図。
【図13】降下手順を示す工程図で、(a)は、油圧シリンダを収縮して持ち替え部材で重量物を支承し、同油圧シリンダ直下のサンドル材を抜き取る状態を示す。(b)は、油圧シリンダを伸長する状態を示す。(c)は、油圧シリンダを伸長し重量物を支承して持ち替え部材直下のサンドル材を抜き取る状態を示す。
【図14】図13以降の降下手順を示す工程図で、(a)は、油圧シリンダを収縮しようとする状態を示す。
【図15】従来の重量物の降下装置において、仮止め用サンドルを介設した状態を示す正面図。
【図16】台用サンドル、仮止め用サンドルを交互に取り外して降下している状態を示す正面図。
【図17】シューに橋桁、橋梁を支持した状態を示す正面図。
【符号の説明】
A:扛上・降下装置 B:重量物(橋桁)
15:サンドル材 1:油圧ジャッキ
2:持ち替え部材 31、32:支持座
5:台用サンドル b:ウェブ
P:コラム(ピア)

Claims (5)

  1. 重量物と、コラム上の台用サンドルとの間に介在される重量物の扛上・降下装置であって、下方に突出するロッドの伸縮量を調節可能とする重量物支承用の油圧ジャッキと、該油圧ジャッキに連結して設置された重量物支承用の持ち替え部材とを備え、重量物を、ロッドを持ち替え部材よりも伸長した時のその油圧ジャッキと、持ち替え部材よりも油圧ジャッキのロッドを収縮した時のその持ち替え部材とに交互に持ち替えて、重量物非支承時の油圧ジャッキ及び持ち替え部材直下のサンドル材を取外し可能または同直下へのサンドル材を配設可能とし、前記持ち替え部材を、油圧ジャッキを中心に水平方向回動可能若しく回動不能に構成していることを特徴とする重量物の扛上・降下装置。
  2. 前記持ち替え部材が、下方へのロッドの突出量を調節可能とするネジロッドを有することであることを特徴とする請求項1記載の重量物の扛上・降下装置。
  3. 前記持ち替え部材は、下方に突出するロッドの伸縮量を調節可能とする油圧ジャッキであることを特徴とする請求項1記載の重量物の扛上・降下装置。
  4. 前記油圧ジャッキ、持ち替え部材下端の支持座は、その向きを自在に構成されていることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の重量物の扛上・降下装置。
  5. 前記持ち替え部材が、少なくとも油圧ジャッキを対角中心とする仮想矩形の各コーナー位置に配設されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の重量物の扛上・降下装置。
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