JP2005022467A - トランスファ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設計の自由度が高くなり、これにより部品点数の削減と、構成の簡素化を可能としたトランスファ装置を提供する。
【解決手段】オペレータにより4WD状態への切替え操作指示が行われると、図示しない制御部が円筒カム25を回転するよう信号を送る。円筒カム25の回転に伴って係合部25aが溝32b中を相対的に移動し、シフトロッド25が駆動ロッド33と平行に移動し、シフトブラケット35がカラー27をスプリング28に抗して押す。シフトフォーク24は、係合しているスライドギア23をシフトロッド25の移動に伴って移動させ、スライドギア23とクラッチギア30とを係合させ4WD状態となる。このとき、スリット39とシフトブラケット35を固定するスプリングピン36が係止してシフトロッド25の回転を防止する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トランスファ装置に関し、特に、設計の自由度が高くなり、これにより部品点数の削減と、構成の簡素化を可能としたトランスファ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンから伝達される駆動力を前輪および後輪に伝達する従来のトランスファ装置として、例えば、スライドギアの係合動作によって2WDから4WDに切り換えるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
図5は、特許文献1に記載されたトランスファ装置に相当するものの部分断面を示す。このトランスファ装置1は、エンジンから伝達された駆動力を増減速する副変速機10と、その増減速された駆動力を前輪用出力軸(図示せず)および後輪用出力軸50に伝達する駆動力伝達部20とを備えるものであり、これらを含むトランスファ装置1の主要部は、フロントケース2、センターケース4およびリアケース3からなるケース内に収納されている。
【0004】
副変速機10は、エンジンから伝達された駆動力を入力する入力軸11と、入力軸11に入力された駆動力を図示しない駆動部材によりスライドさせられ低速および高速の2段階に切替えるための速度切換用のスライドギア13と、スライドギア13と係合して速度を変換する速度変換ギア(高速用)46および速度変換ギア(低速用)42と、常時入力軸11と噛合って回転し、その回転力を速度変換ギア(低速用)42に伝達している伝達ギア47とを設けている。
【0005】
駆動力伝達部20は、副変速機10からセンターベアリング43を介して入力される駆動力を図示しないチェーンを介して前輪用出力軸(図示せず)に伝達するスプロケット21と、スプロケット21に形成されたクラッチ歯22と、クラッチ歯22に沿って摺動可能に設けられた駆動モード切換用のスライドギア23と、スライドギア23をスライドさせるシフトフォーク24と、スライドギア23と係合することで駆動力をスプロケット21に伝達するクラッチギア30と、シフトフォーク24と一体に形成されたシフトフォーク本体26と、シフトフォーク本体26に嵌合しフロントケース2とリアケース3との間で摺動自在に支持されたシフトロッド25と、シフトロッド25にスプリングピン45により固定されたシフトブラケット35とを設けている。
【0006】
シフトフォーク本体26は、中空円筒状であって、中空円筒状部に上記シフトロッド25が挿入される。中空円筒状部には、カラー27、27と、このカラー27、27間に嵌め込まれたスプリング28を設けている。カラー27、27の外側には、それぞれスナップリング29、29を設け、スナップリング29、29によりカラー27の外側への動きを規制する。
【0007】
この駆動力伝達部20は、駆動モード切換用のスライドギア23をスライドさせることによりスライドギア23とクラッチギア30とが噛合い、クラッチギア30の駆動力をスプロケット21へも伝達させることで4WD状態とすることができるようになっている。
【0008】
シフトロッド25は、シフトロッド25の回転止めとしてスプリングピン44がシフトロッド25の径方向に側面から突出するように取り付けられている。スプリングピン44は、センターケース4のケース壁4aに形成された鋳抜き穴4bに嵌め込まれる。
【0009】
この従来のトランスファ装置1は、入力される駆動力を高速および低速に切り換えることができ、図5は、高速状態を示している。このとき、スライドギア13は、図示しない駆動部材により入力軸11側に位置しており、入力軸11に入力された駆動力が速度変換ギア(高速用)46に伝達され、速度変換ギア(高速用)46に伝達された駆動力がメインシャフト60に伝達される状態を示している。スライドギア13が同図の右方向に移動させられると、入力軸11に入力された駆動力が伝達ギア47に伝達され、伝達ギア47から速度変換ギア(低速用)42に伝達され、速度変換ギア(低速用)42から速度変換ギア(高速用)46に伝達され、メインシャフト60に伝達される。
【0010】
図6は、従来の2WD状態から4WD状態の切換機構を示す図であり、(a)は図5のD−D線に沿う断面を示し、(b)は(a)のF−F線に沿う断面を示す。図7は、図5のE−E線に沿う断面を示し、スプリングピン44を鋳抜き穴4bに嵌め込んだ状態を示す。シフトロッド25は、フロントケース2に固定されたクロスシャフト70に回動自在に取り付けられている。4WD切替え信号に基づいて図示しないアクチュエータによりシフトロッド25が摺動させられるようになっている。クロスシャフト70にはコッターピン73によりインナーレバー71が取り付けられている。インナーレバー71には、ターンレバー74によりシフトブラケット35のラグ部35aが回動自在に係止されている。
【0011】
オペレータが、2WDから4WDへの切換のための操作ボタンあるいは操作レバーを操作すると、図示しないアクチュエータによりシフトロッド25が図6(b)において左方向に摺動させられる。そうすると、スナップリング29は、スプリング28に抗してカラー27を左方向に押す。シフトフォーク本体26と一体に形成されたシフトフォーク24は、図5に示すように、シフトフォーク24に係合しているスライドギア23をシフトロッド25の移動に伴って図5において右方向に移動させ、駆動モード切換用のスライドギア23とクラッチギア30とを係合させる。このとき、シフトブラケット35がシフトフォーク本体26のカラー27をスプリング28に抗して押すため、スプリング28の作用によりスライドギア23とクラッチギア30とが同期したときに係合されやすくなる。スライドギア23とクラッチギア30が係合することにより、後輪用出力軸50の駆動力がクラッチギア30、スライドギア23およびスプロケット21を介して前輪用出力軸(図示せず)に伝達され、4WD状態となる。
【0012】
【特許文献1】
特開2003−48443号公報(図1)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のトランスファ装置では、シフトロッド25の回り止めが固定側部材であるセンターケース4のケース壁4aを利用しているため、副変速機の構造を変更したり、センターベアリングを廃止して設計変更を行うと、ケース壁4aを利用できなくなる場合が生じるため、設計の自由度が小さくなるという問題があった。また、シフトロッドに取り付けられたターンレバーとターンレバーに当接してシフトロッドを移動させるシフトレバーとの当接面が小さいため、シフトロッドが振動あるいは回転して、ターンレバーとインナーレバーとの係合が外れるおそれがあり、2WDおよび4WDの切換が不十分になるという問題があった。
【0014】
従って、本発明の目的は、設計の自由度が高くなり、これにより部品点数の削減と、構成の簡素化を可能としたトランスファ装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため動力源から第1の駆動軸に入力された駆動力をギアの係合動作によって前記第1の駆動軸に平行に設けられた第2の駆動軸に伝達するトランスファ装置において、前記第1の駆動軸に平行に設けられたシフトロッドと、前記シフトロッドの軸方向に移動可能に設けられた押圧部材と、前記シフトロッド周りに回転しないように前記シフトロッドの前記軸方向に移動可能に設けられ、前記ギアに係止する係止部材と、前記押圧部材の移動を弾性的に前記係止部材に伝達する弾性部材と、前記係止部材あるいは前記シフトロッドに設けられ、前記押圧部材を前記シフトロッドの前記軸方向に移動可能に案内する案内溝と、前記シフトロッドの前記軸方向と異なる方向に移動することにより、前記押圧部材および前記弾性部材を介して前記係止部材を前記シフトロッドの前記軸方向に移動させて前記ギアの前記係合操作を行わせるカム機構とを備えることを特徴とするトランスファ装置を提供する。
この構成によれば、押圧部材を案内する案内溝をギアの係止動作に係る係止部材あるいはシフトロッドに設けたので、設計の自由度が高くなる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態に係るトランスファ装置の全体を示す断面を示す。このトランスファ装置1は、エンジンから伝達された駆動力を増減速する副変速機10と、その増減速された駆動力を所定の配分比で前輪用出力軸40および後輪用出力軸50に配分する駆動力伝達部20とを備えるものであり、これらを含むトランスファ装置1の主要部は、フロントケース2およびリアケース3からなるケ−ス内に収納されている。
【0017】
副変速機10は、エンジンから伝達された駆動力を入力する入力軸11と、入力軸11に入力された駆動力を減速する遊星歯車機構12とを備える。また、切替え操作によって噛合うギアが変わることにより入力回転速度を低速、高速の2段に切替えるスライドギア13と、スライドギア13を移動させる切替えフォーク14とが形成されている。入力軸11は、高速状態のおいてはスライドギア13によってメインシャフト60に駆動力を伝達するようになっている。スライドギア13は、図1において右方向に移動することにより、低速の状態とすることができ、このときは、入力軸11からピニオンギア12bの軸12dに形成されたスプライン12eに伝達され、さらにメインシャフト60に伝達される。
【0018】
遊星歯車機構12は、入力軸11に形成されたサンギア12aと、このサンギア12aと噛合うピニオンギア12bと、このピニオンギア12bと噛合いサンギア12aの外周に同心状に配置されたリングギア12cとを設けている。
【0019】
駆動力伝達部20は、遊星歯車機構12から入力される駆動力を受けて回転するスプロケット21と、スプロケット21の外周に巻装され、前輪用出力軸40に機動力を伝達するチェーン37とを設けている。
【0020】
スプロケット21は、クラッチ歯22を有し、シフトフォーク24によってクラッチ歯22に沿って摺動可能とされるスライドギア23をスプライン係合させている。スプロケット21は、ニードルベアリング31を介してメインシャフト60に回動自在に支持されている。シフトフォーク24は、その一端がシフトロッド25に沿って摺動するシフトフォーク本体26となっている。
【0021】
シフトロッド25は、フロントケース2とリアケース3との間で摺動可能に保持され、シフトブラケット35がスプリングピン36により取り付けられている。
【0022】
シフトフォーク本体26は、中空円筒状であって、中空円筒状部にシフトロッド25が挿入される。中空円筒状部には、カラー27、27と、このカラー27、27間に嵌め込まれたスプリング28が設けられている。カラー27、27の外側には、シフトフォーク本体26の中空円筒部段差26aとスナップリング29を設け、このシフトフォーク本体26の中空円筒部段差26aとスナップリング29によりカラー27の外側への動きを規制する。シフトフォーク本体26の一部に溝が形成されており、この溝にスプリングピン36の一部が係止してシフトロッド25の回転を規制している。シフトブラケット35がシフトフォーク本体26のカラー27をスプリング28に抗して押すようにしてあり、スプリング28の作用によりスライドギア23とクラッチギア30とが同期したときに容易に係合されるようになっている。
【0023】
スプロケット21に近接してスプロケット21とは別体のクラッチギア30が設けられている。このクラッチギア30は、スライドギア23をスライドさせることによりスライドギア23と噛合い、クラッチギア30の駆動力を維持したままスプロケット21へも伝達し、2WDと4WDとの切換を行うようになっている。
【0024】
前輪用出力軸40には、ドリブンスプロケット41が設けられ、このドリブンスプロケット41にチェーン37が巻装されている。クラッチギア30と後輪用出力軸50との間にオイルポンプ51が設けられている。
【0025】
図2は、図1のA−A線に沿う断面を示す。同図は、メインシャフト60、シフトロッド25、シフトロッド25近傍に後述する円筒カム32を備える駆動ロッド33、およびドリブンスプロケット41の位置関係を示している。
【0026】
図3は、2WDと4WDとの切換の説明図であって、図3(a)は図2のB−B線(O−O−O−O)に沿う断面図、(b)は円筒カムの展開図、(c)は図3(a)のC−C線に沿う断面を示す。フロントケース2とリアケース3の間に駆動ロッド33が回動可能に支持されており、この駆動ロッド33の一端には、アクチュエータ(図示しない)の先端34が取り付けられている。この駆動ロッド33には、回転可能な円筒カム32がスプリングピン48により取り付けられている。円筒カム32は、その表面に2本の溝が形成されており、一方の溝32aは入力軸11に入力された駆動力をメインシャフト60に伝達する際の高速あるいは低速の切替えに使用する溝、他方の溝32bは、2WDと4WDの切替えに使用する溝である。溝32aには、切替えフォーク14の端部である係合部25bが係合し、溝32bには、シフトブラケット35に形成された腕部38に設けられた係合部25aが係合する。係合部25aは、円筒カム32の回転に伴って溝32b中を相対的に移動させられ、駆動ロッド33と平行にシフトロッド25を摺動するようになっている。なお、切替えフォーク14も同様に駆動ロッド33と平行に移動させられて、高速および低速の切替えを行うようになっている。
【0027】
図4は、2WD状態および4WD状態を示す説明図で、(a)は2WD状態、(b)は4WD状態をそれぞれ示す。図1〜図4を参照しながらこの実施の形態に係るトランスファ装置の動作を説明する。通常時は、スプロケット21に隣接して形成されたクラッチ歯22とスライドギア23とが係合しており、2WD状態となっているものとする。オペレータのボタン押下操作やレバー操作などにより2WD状態から4WD状態への切替え指示が行われると、図示しない制御部がアクチュエータから図3(a)に示す駆動ロッド33を回転するよう信号を受けて図示しないモータにより駆動ロッド33を回転させる。駆動ロッド33が回転すると、図3(b)に示す円筒カム32が回転し、円筒カム32の回転に伴って係合部25aが溝32b中を相対的に移動し、シフトロッド25が駆動ロッド33と平行に図1、図3および図4において右方向に移動する。シフトロッド25が移動するに伴って、シフトブラケット35がシフトフォーク本体26のカラー27をスプリング28に抗して押される。シフトフォーク本体26と連続するシフトフォーク24は、係合しているスライドギア23をシフトロッド25の移動に伴って移動させ、スライドギア23とクラッチギア30とを係合させる。
【0028】
このとき、シフトブラケット35がシフトフォーク本体26のカラー27をスプリング28に抗して押すため、スプリング28の作用によりスライドギア23とクラッチギア30の係合が容易となる。スライドギア23とクラッチギア30が係合することにより、クラッチギア30の駆動力がスプロケット21に伝達され、スプロケット21の駆動力とクラッチギア30の駆動力が前輪および後輪に伝達されるため、4WD状態となる。このとき、シフトフォーク本体26に形成されたスリット39とシフトブラケット35を固定するスプリングピン36が係止してシフトロッド25の回転を防止する。
【0029】
この実施の形態に係るトランスファ装置1によれば、シフトロッド25の回転止めをシフトブラケット35に設けたので、ケース壁4aのレイアウト変更等の設計変更に影響を受けないため、設計の自由度が高くなる。また、シフトフォーク本体26に形成されたスリット39とシフトロッド25を固定するスプリングピン36を係止することとしたので、1つのスプリングピンで、シフトロッド25の回転防止とシフトブラケット35の固定を行うことができるため、部品点数を削減し、構成の簡素化を図ることができるという効果が得られる。
【0030】
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されず、種々の変形実施が可能である。例えば、シフトブラケット35とシフトロッド25をネジ止めし、回転止めとしてのスプリングピン36の代わりにシフトブラケット35に突起を設けてもよい。また、シフトロッド25を軸方向に移動しないように固定し、シフトブラケット35をシフトロッド25に対して移動可能とし、回転止めとしてのスプリングピン36の代わりにシフトブラケット35に突起を設けてもよい。さらに、上記の実施の形態では、シフトブラケット35を案内する案内溝としてスリット39をシフトフォーク本体28に設けたが、シフトロッド25に設けてもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明に係るトランスファ装置によれば、押圧部材を案内する案内溝をギアの係止動作に係る係止部材あるいはシフトロッドに設けたので、設計の自由度が高くなり、部品点数の削減と、構成の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るトランスファ装置の全体を示す断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図であり、メインシャフト、シフトロッド、駆動ロッド、およびドリブンスプロケットの位置関係を示す図である。
【図3】2WDと4WDとの切換の説明図であって、(a)は図2のB−B線(O−O−O−O)に沿う断面図、(b)は円筒カムの展開図、(c)は(a)のC−C線に沿う断面図である。
【図4】2WD状態および4WD状態を示すとの切換の説明図で、(a)は2WD状態、(b)は4WD状態をそれぞれ示す。
【図5】従来のトランスファ装置の一部断面図である。
【図6】従来の2WD−4WD切換機構を示す図であり、(a)は図5のD−D線に沿う断面図、(b)は(a)のF−F線に沿う断面図である。
【図7】図5のE−E線に沿う断面を示し、スナップリングを鋳抜き穴に嵌め込んだ状態を示す図である。
【符号の説明】
1 トランスファ装置
2 フロントケース
3 リアケース
4 センターケース
4a ケース壁
4b 鋳抜き穴
10 副変速機
11 入力軸
12 遊星歯車機構
12a サンギア
12b ピニオンギア
12c リングギア
12d ピニオンギアの軸
12e スプライン
13 スライドギア
14 フォーク
20 駆動力伝達配部
21 スプロケット
22 クラッチ歯
23 スライドギア
24 シフトフォーク
25 シフトロッド
25a、25b 係合部
26 シフトフォーク本体
26a 中空円筒部段差
27 カラー
28 スプリング
29 スナップリング
30 クラッチギア
31 ニードルベアリング
32 円筒カム
32a、32b 溝
33 駆動ロッド
34 先端
35 シフトブラケット
35a ラグ部
36、44、45、48 スプリングピン
37 チェーン
38 腕部
39 スリット
40 前輪用出力軸
41 ドリブンスプロケット
42 速度変換ギア(低速用)
43 センターベアリング
46 速度変換ギア(高速用)
47 伝達ギア
50 後輪用出力軸
51 オイルポンプ
60 メインシャフト
70 クロスシャフト
71 インナーレバー
73 コッターピン
74 ターンレバー

Claims (3)

  1. 動力源から第1の駆動軸に入力された駆動力をギアの係合動作によって前記第1の駆動軸に平行に設けられた第2の駆動軸に伝達するトランスファ装置において、
    前記第1の駆動軸に平行に設けられたシフトロッドと、
    前記シフトロッドの軸方向に移動可能に設けられた押圧部材と、
    前記シフトロッド周りに回転しないように前記シフトロッドの前記軸方向に移動可能に設けられ、前記ギアに係止する係止部材と、
    前記押圧部材の移動を弾性的に前記係止部材に伝達する弾性部材と、
    前記係止部材あるいは前記シフトロッドに設けられ、前記押圧部材を前記シフトロッドの前記軸方向に移動可能に案内する案内溝と、
    前記シフトロッドの前記軸方向と異なる方向に移動することにより、前記押圧部材および前記弾性部材を介して前記係止部材を前記シフトロッドの前記軸方向に移動させて前記ギアの前記係合操作を行わせるカム機構とを備えることを特徴とするトランスファ装置。
  2. 前記案内溝は、前記係止部材に設けられ、
    前記シフトロッドは、前記シフトロッドの前記軸方向に移動可能に設けられ、前記押圧部材を前記シフトロッドに固定するとともに前記係止部材の前記案内溝に係合するピンを備えたことを特徴とする請求項1記載のトランスファ装置。
  3. 前記カム機構は、周面に前記押圧部に設けられた係合部が嵌合するカム溝を有する円筒カムを備えたことを特徴とする請求項1記載のトランスファ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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