JP2005021701A - 眼に薬剤を投与するための眼科装置および方法 - Google Patents

眼に薬剤を投与するための眼科装置および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】湿潤液を点眼することによる、あるいは眼の症状を処置する治療薬を投与するための、眼への流体の導入すなわち滴下を改善するデバイスおよび方法を提供する。
【解決手段】眼に流体を投与するための眼科装置の実施態様が開示される。開示された一実施例において、眼科装置は、被験者が眼を流体の投与に望ましい位置に位置合せすることを助ける眼位置合せデバイス150を備える。流体アプリケータ10、100は、眼が望ましい位置にあるときに眼に流体を定量供給する。
【選択図】図5

Description

本発明は、眼に流体を投与するためのデバイスおよび方法の実施形態に関する。
多くの人々が角膜乾燥症(ドライアイとして知られる)を患っており、その結果、角膜の乾燥から不快感を感じ、眼球を傷つけることもある。それほど知られていないが、瞼が自然に眼を潤すことを妨げる医学症状にベル麻痺(顔面神経麻痺)がある。ベル麻痺は、顔の片側が麻痺し、まばたきや眼を閉じることが妨げられる症状である。ドライアイの症状は通常、角膜の涙液層を回復させて不快感を緩和する人工涙液で処置される。しかしながら、人工液の点眼は一時的な緩和をもたらすに過ぎず、一日に何回も点眼しなければならない。目薬を何回も点眼することにより生じる負担は、適正な角膜の涙液層の湿潤度を維持するために点眼を行う意識を低下させる可能性がある。
夜間兎眼(Nocturnal Lagophthalmos)という別の眼科症状は、寝ている間に瞼が部分的に開いたままとなり、角膜の露出部分を乾燥させる。この症状の一般的な処置は、寝る前に粘性の軟膏(潤滑液)を眼に滴下することを伴う。夜間の角膜の乾燥を防ぐには有効であるが、軟膏の使用は面倒である場合があり、使用する意識を低下させることが多い。
多くの眼科の医学症状は、薬剤を眼に定期的に滴下することにより効果的に処置することができる。そのような薬剤の例としては、緑内障処置用のβ遮断薬および角膜感染処置用の抗生物質がある。しかしながら、有効な処置には多くの場合、所望の治療効果を得るために薬剤を定期的かつ規則的に投与することが必要である。
本明細書では、例えば湿潤液を点眼することによる、あるいは眼の症状を処置する治療薬を投与するための、眼への流体の導入すなわち滴下を改善するデバイスおよび方法を開示する。
本開示は、眼科装置とその使用方法の実施形態に関する。一実施形態において、眼科装置は、被験者(subject)が眼を流体の投与に望ましい位置に位置合せすることを助ける眼位置合せデバイスを備える。流体アプリケータは、眼が望ましい位置にあるときに眼に流体を定量供給する(dispense)。
別途記載しない限り、技術用語は慣用に従って使用する。薬学の一般用語の定義については、Remington著「薬学の技術と実践(The Science and Practice of Pharmacy)」(19th Edition, Mack Publishing Company, 1995)(ISBN 0-912734-04-3)を参照されたい。
文脈からそうでないことが明白である場合を除き、単数形「1つの」および「その」は1つまたは2つ以上を指す。
本明細書中で用いる場合、「備える」という用語は「含む」を意味する。
本明細書中で用いる場合、代替的に記載される個々の部材のグループは、そのグループの単一の部材または複数の部材の組み合わせに関する実施形態を含む。例えば、「抗生物質、気管支拡張剤、またはビタミン」という用語は、「抗生物質」、「気管支拡張剤」、「ビタミン」、「抗生物質と気管支拡張剤」、「気管支拡張剤とビタミン」、「抗生物質とビタミン」、および「抗生物質と気管支拡張剤とビタミン」に関する実施形態を含む。
「生物活性」化合物、物質、または薬剤は、それが投与される被験者の生物学的機能に作用する化合物である。生物活性化合物の例は、被験者の身体症状(病気等)を変えるために被験者に与えられる薬剤や抗生物質等の製薬物質である。生物活性物質、化合物、および薬剤は、タンパク質および核酸等の他の生体分子、あるいはリポソームおよび生物活性物質を含む他のキャリア媒体(carrier vehicle)も含む。生物活性化合物には、製薬キャリア、アジュバント、および塩も含まれる可能性がある。
「薬物」は、治療(診断を含む)目的で投与される任意の生物活性化合物を含む。
本明細書中で使用する場合、「ジェットディスペンサ」という用語は、インクジェット印刷技術に用いられるインクジェットディスペンサに似た構造を有する流体ディスペンサを指す。本開示の実施形態におけるジェットディスペンサの構造は、従来のインクジェット構造から、例えば定量供給する特定の流体の特性に対応するように変更することができる。本明細書中に開示する実施形態において、ジェットディスペンサは例えば、ピエゾインクジェット方式のディスペンサまたはサーマルインクジェット方式のディスペンサとすることができ、この両方を以下で詳述する。
本開示は、眼科装置とその使用方法の実施形態に関する。特定の実施形態において、眼科装置は、被験者が眼を流体の投与に望ましい位置に位置合せすることを助ける眼位置合せデバイスと、眼が望ましい位置にあるときに眼に流体を定量供給するアプリケータとを備える。一実施形態のアプリケータは、ユーザの頭部に着用するためのフレームと、当該フレームによって支持される流体ディスペンサとを備える。この流体ディスペンサは、同じくフレームに支持されていてよい流体槽から流体を受け取り、制御量の流体を眼に定量供給する。いくつかの実施形態では、2つの流体ディスペンサがフレームに取り付けられるか、または他の方法でフレームに支持され、当該流体ディスペンサはそれぞれ、隣接する眼に流体を定量供給するように位置合せされる。例示的な実施形態において、フレームは従来の眼鏡のフレームである。フレームは、レンズを支持することができるため、眼鏡としても働くことができる。
本装置は、ユーザの片眼または両眼に様々な流体を導入するために用いることができる。例えば本装置は、片眼または両眼に人工涙液を定量供給して、適正な湿潤度を維持するために用いることができる。あるいは本装置を用いて、様々な眼の症状を処置するために液体キャリア中の生物活性化合物を片眼または両眼に定量供給することもできる。
特定の実施形態において、流体ディスペンサは、サーマルジェットディスペンサまたはピエゾジェットディスペンサ等のジェットディスペンサであり、インクジェット印刷技術に用いられるインクジェットディスペンサに似た構造を有する。ジェットディスペンサは、正確な量の流体を小滴の形態で眼に吐出するように動作可能である。
いくつかの実施形態において、眼位置合せデバイスは、望ましい位置に対する眼の位置を検出する眼位置検出器を備える。この眼位置検出器は、従来のデジタルカメラのような眼の画像を撮像する画像取込デバイスと、画像プロセッサとを備えることができる。画像プロセッサは、画像取込デバイスから画像を受け取り、眼が流体の投与に望ましい位置にあるかどうかを判定する。
本装置は、ユーザが眼を流体の投与に望ましい位置へ動かすことを助けるフィードバック情報を与えるフィードバック機構も備えることができる。特定の実施形態において、フィードバック機構は、望ましい位置に対する眼の移動方向に対応するフィードバック信号または合図(例えば聴覚または視覚信号)の形態のフィードバック情報を与える。例えばフィードバック信号は、「眼を右に動かして下さい」、「眼を左に動かして下さい」、「眼を下に動かして下さい」、「眼を上に動かして下さい」、あるいは同様の指示のような音声であってよい。
本装置は、選択された時間に指定された速度でディスペンサから流体を手動または自動で定量供給するためのコントローラも備える。このコントローラは、手動で押下されてディスペンサを作動させ流体を定量供給するアクチュエータの形態をとってもよい。別法として、コントローラは、所定の間隔で(例えば1日に数回)流体を定量供給するようにプログラムされたマイクロプロセッサ等のプログラマブルデバイスであってもよい。いくつかの実施形態において、コントローラは、一回分の流体を定量供給する準備が整ったことを被験者に通知するための聴覚的または視覚的な合図(音や光等)を含む。別法として、コントローラを用いて、特定の状況(例えば特定の時間帯)、事象(用量の変更が必要となる活動)、または生理状態の検出(薬物投与を減らすかまたは止める必要のある薬害反応等)で投与される薬物の用量を調節してもよい。複雑な投与プロトコルに従い、例えば異なる薬物を異なる時間帯に、または長期間(1週間、1ヶ月、あるいはそれ以上等)投与することもできる。
特定の実施形態では、ユーザインタフェースソフトウェアプログラムを用いて、本装置の様々な動作パラメータ(用量や定量供給速度等)を設定するためのユーザ入力を取得する。またユーザはプログラムを介して、流体を定量供給する眼球表面の特定の場所(眼の隅や中央等)を選択することができる。次にプログラムは、流体ディスペンサが眼球表面の選択された場所に流体を定量供給できる適切な眼の位置を求める。ユーザインタフェースプログラムの一実施形態において、ユーザは、グラフィカルユーザインタフェース要素を介して本装置の様々な動作パラメータを入力することができる。
既存のインクジェット技術を用いれば、正確な用量の流体を眼に入れることができる。さらに、コントローラを用いて、単純または複雑な投薬計画の定量供給を行うことができる。医療関係者が後の自動送出のためにプログラムすることができる薬剤用量のコンピュータ制御は、毒性の薬物相互作用、過剰投与、および死を防ぐ助けとなる。
本明細書中に開示するディスペンサは、プリンタ、プロッタ、ファクシミリ装置等のようなインクジェット印刷機構において用いられるインクジェットプリントヘッドとして知られる流体ディスペンサに似たものとすることができ、そのいくつかが例えば、DurbeckおよびSherr著「出力ハードコピーデバイス(Output Hardcopy Devices)」、Academic Press Inc.、1987(ISBN 0-12-225040-0)の特に第13章311〜370頁に記載されている。これらの技術は、物理的な力を適切に印加することにより槽から少量の流体を抽出し微小滴に変え、空気中を通してターゲット媒体に運ぶことを共通点として有する。この技術は様々な方法で実施されてきたが、一般的な手法のうちの1つにサーマルインクジェット技術があり、抵抗器によって液体が加熱されて滴を形成し、それらの滴がチャンバからオリフィスを通ってターゲット物へ吐出される。別の手法にピエゾインクジェット技術があり、圧電変換器が運動することによってチャンバの容積が変化し滴が生成される。
通常のジェット印刷機構は、液体着色剤(一般に「インク」と呼ばれる)をページ上に射出するカートリッジ(しばしば「ペン」と呼ばれる)を用いる。各カートリッジは、インク滴を発射する非常に小さいノズルで形成されたプリントヘッドを含む。多くの場合プリントヘッドは、往復プリントヘッドシステム内のガイドロッドに沿って前後に摺動するキャリッジ内に保持され、紙等のターゲットまたは印刷媒体がプリントヘッドの各パスの合間に段階的に進む。媒体上に画像を印刷するには、ページを横切って前後にプリントヘッドを走査し、その移動中にインク滴を望ましいパターンで射出する。「ページ幅アレイ」プリンタとして知られる他の印刷システムでは、プリントヘッドがページ全体を横切る静止位置に延び、媒体がプリントヘッドの下を進む間に印刷を行う。いずれのタイプのプリントヘッド内の特定の液体噴射機構も、多様な形態(例えばピエゾまたはサーマルプリントヘッド技術)を取ることができる。
例えば、2つのサーマルインク噴射機構が米国特許第5,278,584号および同第4,683,481号(両方ともHewlett-Packard社に譲渡された)に示される。サーマルシステムでは、流体チャネルおよび気化チャンバを含む障壁層がノズルオリフィス板と基板層の間に位置する。基板層は通常、抵抗器等の加熱器要素の線形アレイを含み、これらの要素が駆動されて気化チャンバ内のインクを加熱する。加熱時に、駆動された抵抗器に関連するノズルからインク滴が噴射される。プリントヘッドがページを横切って移動する間に抵抗器を選択的に駆動することによって、インクがあるパターンで印刷媒体上に吐出されて望ましい画像(例えば写真、図、または文字)を形成する。
ピエゾインクジェット技術では、圧電板または板に取り付けられた部材に駆動パルスが印加され、その板が曲がって反応し、ノズルからインク滴を吐出する。ピエゾインクジェットプリントヘッドのいくつかの例が米国特許第4,992,808号、同第6,186,619号、および同第6,149,968号、および米国特許第6,193,343号およびWO00/16981号に記載されている。
通常のカートリッジ構成では、プリンタのガイドロッドに沿ったカートリッジが流体槽とプリントヘッドの両方を保持する。このようなプリンタは「軸上」プリンタとして知られる。いくつかの軸上プリンタは、「スナッパ(snapper)」槽システムを用い、新しい液体供給部を保持する取り外し可能な槽と併せて永久または半永久プリントヘッドが用いられ、槽はプリントヘッド上の定位置にスナップ嵌めされる。別のデザインは、当業界において「軸外」プリンタとして知られる永久または半永久プリントヘッドを用いる。軸外システムにおいて、プリントヘッドは、印刷ゾーンを横切って前後に往復移動する小さな液体供給部のみを保持し、この搭載供給部は、プリントヘッド内またはその付近の遠隔の静止した場所に配置された「軸外の主要な槽」から液体を送出する管を介して補充される。スナッパシステムと軸外システムの両方において、消費者は、費用のかかる新しいプリントヘッドを含む新しいカートリッジ全体を購入するのではなく、主要な槽への新しい液体供給部または既に流体を満たされた交換用の槽のみを購入する。
写真フィルム画像の品質を複製するための努力において、インクジェット業界は、ノズルから噴射されるインク滴の大きさを小さくすること、ならびにそれらの滴を印刷媒体上に正確に配置することに焦点を当ててきた。例えば、より最近のインクジェット印刷カードリッジによっては、約3〜6ピコリットル体積の滴を送出することが可能であるが、より大きな滴(例えば10、50、100ピコリットルまたはそれ以上の滴)も生成することができるものもある。現在市販されているインクジェット印刷機構が1ページにインク滴を配置できる解像度は、約1200〜2400ドット/インチ(当業界では「dpi」値(rating)として知られる)である。したがって、写真のような印刷品質を達成しようという努力の中で、インクジェット印刷技術は、流体を正確に計量して定量供給することに長けるようになった。この正確な微量の流体(液体および粉末を含む)を定量供給する能力は、本明細書中で説明する応用システムの一部である。
特定の実施形態における滴サイズは約20pL〜40pLであるが、他の実施形態では滴サイズは20pLより小さくても40pLより大きくてもよい。ジェットディスペンサから噴射する滴のサイズは部分的には、滴を噴射するオリフィスのサイズに依存する。この点で、プリントヘッドの中には、サイズの異なる複数のオリフィスを有するものもある。これにより、単一のプリントヘッドを用いてサイズの異なる滴を選択的に定量供給することが可能である。
別の代表的な実施形態において、眼科装置は、被験者の眼の現在位置を検出する眼位置検出器と、被験者が眼を現在位置から流体の投与のための所定位置へ動かすことを助けるフィードバック情報を与えるフィードバックデバイスとを備える。本装置はまた、眼が所定位置にあることを眼位置検出器が検出したときに流体を眼に自動的に定量供給する定量供給装置(dispensing apparatus)も備える。
さらに別の代表的な実施形態において、液体を被験者の眼に投与するための眼科装置は、眼の位置を検出する検出手段と、眼が所定位置にあるときに眼に液体を定量供給する定量供給手段とを備える。特定の実施形態において、検出手段は、眼の画像を撮像する手段と、眼の画像に基づいて所定位置に対する眼の位置を検出する処理手段とを備える。本装置は、眼が所定位置にないことを検出手段が検出した場合に被験者が眼を所定位置へ動かすことを助けるフィードバックを被験者に与えるフィードバック手段をさらに備えることができる。
さらに別の代表的な実施形態において、被験者の眼に液体を投与する方法は、眼位置検出器を用いて所定位置に対する眼の位置を検出すること、および眼が所定位置にある場合に液体ディスペンサを用いて液体を眼に定量供給することを含む。眼が所定位置にない場合、被験者が眼を所定位置へ動かすことができるようにするフィードバック情報を被験者に与えることができる。
より具体的には、図1を参照して、全体が10で示される、ユーザ8の片眼または両眼に流体を投与するための定量供給装置(本明細書中ではアプリケータとも呼ぶ)の一実施形態を示す。例示的な構成の装置10は、従来の眼鏡と同様にユーザの頭部に着用される眼鏡状のフレーム12を備える。フレーム12には、ユーザ8の眼に流体を定量供給するように位置合せされる流体ディスペンサ14および16が取り付けられる。図示の装置10はまた、ユーザの眼に投与する流体を収容する流体槽18も備える。図示の流体槽18は、フレーム12に取り付けられ、流体導管20を介してディスペンサ14、16と液通している。フレーム12はまた、光学または保護レンズのマウントとしても働くことができ、よって眼鏡、サングラス、または他の目の保護具として機能する。
図示のフレーム12は従来の眼鏡に似ているが、これは必須ではない。したがって、フレームは概して、流体を眼に定量供給するのに都合がよい位置に流体ディスペンサ14、16を支持するように構成された任意の構造とすることができる。例えば帽子のつばが、ディスペンサ14、16を支持するフレームとして働くこともできる。
図示の流体ディスペンサ14、16は、流体の小滴を定量供給する複数の噴射オリフィスすなわちノズル(図示せず)を有するインクジェットタイプのジェットディスペンサ(例えばサーマル滴ジェットディスペンサまたはピエゾ滴ジェットディスペンサ)である。例えば、ディスペンサ14、16は、1インチ当たり約300個のオリフィスを有することができるが、これよりも多いかまたは少ない数のオリフィスを有するディスペンサを用いることもできる。ディスペンサ14、16の構造は従来通りであり、例えば米国特許第5,420,627号(Keefe等)、米国特許第5,278,584号(Keefe等)、米国特許第4,683,481号(Johnson)、米国特許第4,992,808号(Bartky等)、米国特許第6,186,619号(Usui等)、米国特許第6,149,968号(Shimada)および米国特許第6,193,343号(Norigoe等)に開示される通りである。代替的な実施形態では、流体槽18からの流体の定量供給にジェットディスペンサ以外の流体ディスペンサを用いてもよい(ただし、その高い精度および繰り返し性からジェットディスペンサが好ましい)。例えば本装置は、従来のインクジェットタイプの構造を持たない1つまたは複数の小型流体ポンプ(例えば小型の容積移送式ポンプ)を備えてもよい。
図示のフレーム12は、ユーザの鼻梁にのせられるアイピース22と、ユーザの耳の後ろへ延びる2本のアーム24とを有する。ディスペンサ14、16はそれぞれ、アイピース22のリム26a、26bの外側部分にアーム24に隣接して取り付けた状態で示す。しかしながら、ディスペンサ14、16は、フレーム12上の他の都合のよい位置に取り付けてもよい。例えばディスペンサは、アイピース22のリム26a、26bの内側部分にユーザの鼻に隣接して、あるいはリム26a、26b部分に眼の上または下に取り付けることもできる。
図示の実施形態は、フレーム12のアイピース22に取り付けられた2つの流体ディスペンサ14、16を有するものとして示すが、他の実施形態は、アイピース22に取り付けたそのようなディスペンサを1つだけ含んでも、アイピース22上の他の位置に取り付けられた3つ以上のディスペンサを含んでもよい。さらに、図示のディスペンサ14、16の形状は長方形であるが、異なる形状を用いることもできる。例えば、各ディスペンサ14、16は、(図3に示すように)アイピース22のリム26a、26bの形状に略一致するように構成されることもできる。
流体槽18は、取り外し可能および交換可能なカートリッジであることが望ましい。この構成においてユーザは、現在取り付けられているカートリッジを、選択された流体で満たされた別のカートリッジに交換することができる。したがってカートリッジは、流体がなくなると、単に取り外して交換すればよい。さらにこの構成は、異なるタイプの流体を定量供給するためにユーザがカートリッジを容易に交換することを可能にする。
さらに、他の実施形態において、多数の流体槽をフレームに取り外し可能または永久的に取り付けて、異なるタイプの流体を収容することもできる。さらに別の実施形態において、1つまたは複数の流体槽が流体導管を介してディスペンサ14、16に流体的に接続されているが、その他の点ではフレーム12に取り付けられたり支持されたりしない。例えば、流体槽はユーザ8が例えばシャツのポケットに入れて持ち運ぶことができる。後者の構成において、流体槽は、収容された流体を流体槽からディスペンサ14、16へ送り出すポンプを含むことができる。
本装置は、流体の中でもとりわけ、潤滑液または薬液をユーザの眼球の局所表面に点眼することができる。流体槽18は、流体の供給部を保持し、流体導管20を介してディスペンサ14、16へ流体を送出する。図示の装置10は、フレーム12のアーム24内に収容された第1のコントローラ28(図2に示す)を備えるとともに、ディスペンサ14、16の動作を制御する第2のハンドヘルドコントローラ30(図1に示す)も備える。コントローラ28は、電線58を介してディスペンサ14、16に電気的に接続され、ディスペンサ14、16に電力を供給するバッテリー32を含む。コントローラ28のオン/オフボタン34は、ユーザがディスペンサ14、16をオン・オフすることを可能にする。コントローラ28は、それぞれがディスンペンサ14、16のうちの一方を制御して、ユーザが当該ディスペンサの一方または両方を選択的に駆動することを可能にするさらなるオン/オフボタン(図示せず)を含むこともできる。図示のコントローラ28は、ディスペンサ14、16の定量供給速度を制御する速度調節器36も含む。この速度調節器36を時計回りまたは反時計回りに回転させることによって、ユーザは、ディスペンサ14、16のオリフィスから滴が定量供給される速度を選択的に上げ下げすることができる。
コントローラ28は、例えばコントローラ30によってディスペンサ14、16のさらなる動作パラメータを制御するようにプログラムすることができるプログラマブルメモリも含む。動作パラメータは、定量供給する流体の量およびタイプの変化、各ディスペンサ14、16から流体を定量供給する速度、流体噴射シーケンス間の時間、装置が流体の定量供給を開始および停止する時刻、であることができるが、これらに限定されない。例えば、慢性のドライアイ症状がある人の場合、コントローラ28は、数時間毎に(例えば約2〜3時間毎に、あるいは眼の適正な湿潤度を維持するために必要に応じて)少量の潤滑液を片眼または両眼に定量供給するようにプログラムされることができる。別の例として、ユーザが睡眠障害(例えば夜間兎眼)により睡眠中の眼の潤い不足を患っている場合、コントローラ28は、ユーザが眠っていると思われる時間に流体の定量供給を自動的に開始し、その後、ユーザの普段の起床時間に流体の定量供給を自動的に停止するようにプログラムされることができる。
コントローラ28はまた、流体を点眼する際、ディスペンサ14、16の特定のノズルまたはノズル範囲を作動させるようにプログラムされることもできる。例えば、起きている時間に装置を用いて眼を潤滑にする場合、ディスペンサ14、16の全てまたは略全てのノズルを作動させて眼球の表面積にわたる被覆範囲(coverage)を最大にすることが望ましい場合がある。別の例として、夜間兎眼を患う患者は、部分的に開いた眼に滴を定量供給するように位置合せされた選択されたノズルから流体を定量供給し、流体が瞼に噴射されることを防ぐようにコントローラ28をプログラムすることもできる。
コントローラ28はまた、許可されていない用量の変更(例えば制御される物質用量の、処方医によって許可された用量を上回る増加)を防ぐようにプログラムされてもよい。別法としてコントローラは、一定範囲の用量が投与されることを許可することができる。
図1に示すように、コントローラ30は、コネクタ38を介してフレーム12上のコントローラ28に電気的に接続される。他の連結デバイスを用いて、例えば赤外線信号、電波等を用いることによって、コントローラ28とコントローラ30の間で通信を行ってもよい。コントローラ30を用いて、コントローラ28のプログラマブルメモリに送られる動作パラメータを設定することもできる。このようにコントローラ30は、コントローラ28に対する入力デバイスとして働く。コントローラ30はまた、ディスペンサ14、16の動作を直接制御するために用いることもできる。後者の例では、コントローラ28は、コントローラ30とディスペンサ14、16の間の電気インタフェースとしてのみ働くことになるため、メモリデバイスが必要なくなる。
コントローラ30は、搭載バッテリー収納システムから電力を受け取るか、あるいは標準的な電気コンセント等の外部電源から電力供給を受けるように構成されることができる。当然ながら実施形態によっては、可搬性および使用の容易さから再充電可能または交換可能なバッテリーが好ましい場合がある。特定の実施形態において、コントローラ30は、1つまたは複数の再充電可能なバッテリーを収容するとともに、標準的なAC/DCアダプタ(図示せず)を受け入れる入力電源スロット40を含み、コントローラに電力を供給し、かつ/またはバッテリーを再充電する。バッテリー32は、コントローラ30がコントローラ28に電気接続されており、かつコントローラ30がAC/DCアダプタにより電気コンセントに接続されているときに自動的に再充電される、再充電可能なバッテリーとすることもできる。
単純な実施形態において、コントローラ30は、コントローラ30が流体噴射シーケンスを開始および/または停止することにより応答するON/OFF電源スイッチまたはボタン42を含んでもよい。別法として、スイッチ42は単にONスイッチとして働くこともでき、コントローラ30が、流体ディスペンサから噴射する適正な流体の量を判定し、その後、選択された分量が定量供給されると自動的に噴射を停止する。
より高度な実施形態において、コントローラ30は、英字または英数字キーパッドであってよい入力キーパッド44等の1つまたは複数の入力デバイスを含むことができる。キーパッド44を用いて、医師、看護師、薬剤師あるいは他の保健専門家、または流体が投与される被験者は、上述の動作パラメータ等の様々な動作パラメータを入力することができる。コントローラはまた、液晶ディスプレイであってよいディスプレイ画面46も備えて、キーパッド44を用いてなされた選択を示し、かつ/または装置10の様々な動作パラメータを表示することができる。あるいはキーパッド44を排除し、コントローラ30は、画面46上に様々な選択肢を表示するようにプログラムされてもよい。ボタン42および48はスクロールボタンとして働き、所望の用量、頻度、および生じ得る副作用などの情報を含む様々な指示または選択肢を画面46の横方向または上下方向にスクロールできるようにすることもできる。
さらに別の代替的な実施形態において、ディスプレイ画面46は、キーパッド44に加えて、またはその代わりにタッチスクリーンでもある。このタッチスクリーンは、指またはスタイラスで触れるとコントローラ30をプログラムする一連の画像を含むことができる。あるいはタッチスクリーンは、スタイラスを用いた手書き入力を受け入れる文字認識領域、例えばPalm(商標)オペレーティングシステム(Palm, Inc., Santa Clara, CA)のグラフィティ(graffiti:手書き文字)認識機能を含んでもよい。したがって、タッチスクリーンはキーパッドに加えて、コントローラをプログラムする代替手段を提供する。
図1に示すように、コントローラ30および/またはコントローラ28を最初にプログラムするか、あるいは用量および他の情報を与えるより好都合な方法は、コントローラ30に選択的に取り付けて、外部のコンピュータ、マイクロコンピュータ、または他のコンピューティング装置52をコントローラ30につなげることができるコンピュータ入力リンク50を使用することであることがある。他の連結デバイスを用いて、例えば赤外線信号、電波、モデム、直接接続等により外部のコンピューティング装置52とコントローラ30の間で通信を行ってもよい。別の実施態様において、コンピューティング装置52は、適切な連結デバイスを介してコントローラ28と直接通信することもでき、その場合、コントローラ30は使用されない。
例えば患者は、コントローラ28またはコントローラ30に格納されている自己制御による用量投与または経験した症状に関する情報(例えばデバイスのどのボタンが押されたか、かつ/またはボタンを押したパターンおよび頻度により示される)をダウンロードすることができる。この情報は、モデムを介して医師または他の医療介護提供者のオフィスに送信され、そこで医療介護の専門家に対して(電子または他の形態で)表示され、適切なアクションが取れるようにすることができる。例えば、特定の薬物が治療量で投与されているにもかかわらず症状が深刻化していることが示される場合、新しい薬物を与えること、または薬物を投与している診断を再検討することを検討することができる。別の例として、コントローラ30は、医師のオフィスのコンピュータに接続されたドッキングステーションとともに用いるドッキング接続を備えることもできる。したがって、装置を外部のコンピュータに接続することにより、上記のキーパッドおよびタッチスクリーンに加え、コントローラ28、30をプログラムするための代替手段が得られる。
コントローラ28、30をプログラムする別の手法において、コントローラ30は、コントローラ28、30に対する入力データを保持する入力デバイス(フラッシュメモリカード56または他の取り外し可能なメモリデバイス等)を受け入れるサイズの入力スロット54を画定することができる。この取り外し可能なメモリデバイスは、コントローラ30または何らかの外部デバイス(リモートコンピュータ等)によってプログラムされることができる。例えば、取り外し可能なメモリは、医師のオフィス、病院、医院、または他の保健施設にあるコンピュータに挿入し、当該コンピュータによってプログラムされるとともに、アプリケータとともに使用するよう被験者に与えられることができる。実際に、コントローラ30と併せてフラシュメモリカード56または同様のメモリデバイスを使用した場合、コントローラ30の唯一の他の入力デバイスはスイッチ34となる。したがって、取り外し可能なプログラマブルメモリは、上述のキーパッド、タッチスクリーン、およびリモートコンピュータ接続に加えて、アプリケータのコントローラをプログラムするさらに別の代替手段を提供する。
特定の一実施形態において、コントローラ30は、ONスイッチ42のみを有し、デバイスを患者に与える前に、医師のオフィスまたは薬局などにある外部コンピュータ52によって完全にプログラムされることができる。別の実施形態において、デバイスはONスイッチ42のみを有する状態で販売され、医師または薬局が薬剤をフラシュメモリカード56とともにキットで供給することができる。
図3は、全体を100で示す、ユーザ8の片眼または両眼に流体を投与するための定量供給装置の別の実施形態を示す。本実施形態は、図1および図2の実施形態と多くの類似点を共有する。したがって、図1および図2の対応する構成部品と同一である図3の構成部品はそれぞれ同一の参照番号を有し、さらなる説明は行わない。
図1および図2の装置10と図3の装置100との違いの1つは、後者が、フレーム12のリム26a、26bの形状に略一致する流体ディスペンサ102および104を含むことである。流体滴を噴射するノズルすなわちオリフィス110は、ディスペンサ102、104の長さに沿って形成される。装置100はまた、フレーム12のアイピース22の前面から延びるアーム108によって支持されるデジタルカメラ106も含む。各カメラ106は、隣接する眼のデジタル画像を撮像するように位置合せされる。カメラ106によって撮像される画像は、例えば眼の全般的な状態または薬物に応答した眼の状態を監視する目的で、コントローラ30のディスプレイ画面46またはコンピューティング装置52のモニタに表示することができる。眼の画像は、履歴データファイルに保存し、後に医師が被験者の状態を監視するために用いることができる。またカメラ106を用いて、後述する眼位置合せシステムの一部として眼のデジタル画像を撮像することもできる。
用途によっては、流体を効果的に投与するために、流体を眼球表面の特定の場所(眼の隅や下部等)に点眼することが必要となる場合がある。そのような目的で、眼位置合せシステムを実施して、流体の投与のための片眼または両眼の適切な位置合せを容易にすることができる。図4は、全体を150で示す眼位置合せシステムの一実施形態を示す。図示の眼位置合せシステム150は、ユーザの眼Eの正面に位置合せされ、眼Eの画像を撮像するように構成された画像取込デバイス152を備える。発光ダイオード(LED)等の光源154を用いて、眼Eの前部を照明することができる。画像取込デバイス152と別個であってもその一部であってもよいアナログ・デジタル変換器(ADC)(図示せず)は、画像のデジタル化信号を生成する。
デジタル化信号は、眼が眼球表面の選択された場所への流体の投与に適切な位置にあるかどうかを判断するためにプロセッサ156に入力される。このようにして、画像取込デバイス152およびプロセッサ156は、眼の位置を検出する眼位置検出器として働く。プロセッサ156は、汎用計算デバイスまたは処理機能を有する専用デバイスとすることができる。フィードバックデバイス158(本明細書中ではフィードバック機構とも呼ぶ)はプロセッサ156から、眼の現在位置に対応した信号を受け取る。この信号を基に、フィードバックデバイス158は、ユーザが眼を流体ディスペンサに対して、流体ディスペンサが流体を眼球表面の選択された場所に定量供給することができる位置へ動かすことを助けるフィードバック情報を出力する。眼が望ましい位置にあることをプロセッサ156が検出すると、フィードバックデバイスは流体の投与のために、眼を現在位置にそのまま保つようユーザに指示する。
画像取込デバイス152は、電荷結合素子(CCDセンサとして知られる)、相補型金属酸化膜半導体(CMOSセンサとして知られる)、または他のタイプの画像センサなどの従来の画像形成技術を用いるデジタルカメラ(スチルカメラまたはビデオカメラ)とすることができる。Iwanagaの米国特許第6,494,577号(‘577号特許)またはBinnunの米国特許第6,520,640号(これらは参照により本明細書中に援用される)などに開示された他のタイプの光学系および方法を実施して眼の画像を撮像することもできる。
フィードバックデバイス158が生成するフィードバック情報は、様々な聴覚、視覚、または触覚的な合図または信号のいずれであってもよい。一実施態様において、フィードバックデバイスは、眼を流体の投与のための特定の位置へ動かすよう患者に指示する音声を生成する。音声は例えば、「上」、「下」、「左」、「右」、および眼が流体の投与に適切な位置にあることを示す「そのまま」といった簡単な指示とすることができる。
別の実施態様において、フィードバックデバイス158は、音声またはピッチの変化により眼を動かすべき方向を示す連続音を発し、眼が望ましい位置にくるとパルス音または他の独特な音を発する。音量またはピッチの変化は、眼が望ましい位置の方へ動くと上がり、眼が望ましい位置から遠ざかるように動くと下がる漸次変化とすることができる。
別の実施態様において、フィードバックデバイス158は、例えば光を照らすこと、またはディスプレイ画面(例えばディスプレイ画面46)にテキストまたは記号を表示すること等によって、ユーザが眼を望ましい位置へ動かすことを助ける視覚的な合図を提供する。フィードバックデバイス158はまた、ページャデバイスや無線電話に用いられるのと同様の振動または振動信号などの触覚信号も供給することができる。
図4に全体を示す眼位置合せシステムは、図3の定量供給装置100において実施することもできる。この実施形態において、カメラ106は、眼の画像を撮像する画像取込デバイスとして働く。定量供給装置100は、図1に示すようなコントローラ30またはコンピュータ52のいずれかに動作可能に接続されることができる。コントローラ30またはコンピュータ52のいずれかは、上述のプロセッサ156の処理機能を行うようにプログラムされることができる。コントローラ30はフィードバックデバイス158として働くように構成されることができる。例えば特定の実施形態では、コントローラ30は、上述したような聴覚的なフィードバック信号を生成するハードウェアを含む。さらに、視覚的なフィードバック信号(例えばテキスト、記号、またはその組み合わせ)をコントローラ30のディスプレイ画面46に表示することができる。他の実施形態において、フィードバックデバイスとコントローラ30は別個のデバイスである。
図5は、眼位置合せシステム150を有する眼科装置を操作するためのプロセスの一実施形態を示すフローチャートである。200に示すように、ユーザまたは医療介護の専門家が、点眼する流体の用量および流体を受ける眼球上の場所を選択する。この情報は、例えば後述のようなユーザインタフェースソフトウェアプログラムまたは他の入力デバイスを介してプロセッサ156に入力される。選択された眼球上の場所は、眼球表面の特定の場所または大まかな領域であってよい。次にプロセッサ156は、眼の投与位置、すなわち流体を選択された眼球上の場所に定量供給することができる流体ディスペンサ(例えばディスペンサ102または104)に対する眼の位置を求める(202に示す)。
眼の投与位置が決まると、画像取込デバイス152は、眼の画像を撮像し(204に示す)、ADCが眼のデジタル化画像を生成する。206に示すように、プロセッサ156は、画像取込デバイス152からデジタル化画像を受け取り、通常は(1)画像を処理して眼球上の基準となる場所(例えば瞳孔)の位置を判定し、(2)眼の現在位置を検出して眼球上の基準となる場所の固定された基準点(例えば隣接する流体ディスペンサ上の固定点)からのオフセットを求め、(3)眼が投与位置にあるかどうかを判定する(208に示す)。
次にプロセッサ156は、眼の現在位置に対応する信号をフィードバックデバイス158へ出力する。例えばプロセッサ156は、眼が投与位置にあることを検出すると、フィードバックデバイス158に信号を送って現在の眼位置をそのまま保つようユーザに指示し、眼球表面の選択された場所に流体を自動的に投与する(210に示す)。一方でプロセッサ156は、眼が投与位置にないことを検出すると、フィードバックデバイスに信号を送り、ユーザに対して適切なフィードバック信号を生成する(212に示す)。
特定の実施形態において、プロセッサ156は、瞳孔の中心の位置を検出して、固定された基準点に対する眼の位置を求める。瞳孔の中心の位置の検出に用いることができる処理技法はいくつかある。例えば一つの方法では、眼を照明し、前眼部画像において瞳孔が最も暗く、虹彩が明るくなるようにする。次にプロセッサ156は、当該技術分野において既知であり、かつIwanagaの‘577号特許およびFreeman等の米国特許第6,280,436号に論じられているように、瞳孔と瞳孔の周囲の領域との間のコントラストに基づいて瞳孔の中心を検出する。
図5に示すように、フィードバックデバイス158がフィードバック信号を出力(212)した後、眼が投与位置にあることをプロセッサ156が検出するまで、眼の画像を撮像するステップ(204)、画像を処理するステップ(206)、および眼が投与位置にあるかどうかを判断するステップ(208)を繰り返す。次のフィードバック信号が生成される前にユーザがフィードバック信号に反応するための時間が十分にあることを確実にするため、フィードバック信号を供給するステップ(212)と眼の画像をもう1枚撮像するステップ(204)との間に適切な遅延期間(例えば1秒以上)を設けることができる。代替的な手法において、カメラは一連の眼の画像を連続的に出力し、プロセッサ156は、さらなる処理のための画像を周期的に(例えば2秒毎に)選択するようにプログラムされる。
代替的な実施形態において、画像取込デバイス152は、一連の眼の画像をプロセッサ156に連続的に出力する。プロセッサ156は各画像を処理し、フィードバックデバイス158はプロセッサが眼球の基準となる場所の動きを検出した場合、または眼球上の基準となる場所が以前の画像から所定の距離だけ動いた場合にのみ新しいフィードバック信号を供給する。別の実施形態において、フィードバックデバイス158は、最初のフィードバック信号を供給し、眼が間違った方向に移動したこと(すなわちユーザが眼を投与位置から遠ざかるように動かしていること)をプロセッサ156が検出した場合にのみ、さらなるフィードバック信号を生成する。
上述のフィードバックデバイスの実施形態に加えて、眼位置合せシステムは、患者が眼を流体ディスペンサに対して流体の投与に望ましい位置に位置合せすることを助けるための視覚ターゲットの形態でフィードバックを与えることができる。例えば一実施形態において、眼位置合せシステムは、デジタルカメラに用いられるような、眼のリアルタイム画像ならびにターゲット(例えば十字線パターン)を表示する小型ディスプレイを備える。ディスプレイは、患者がディスプレイ上の画像を見ることができる任意の都合のよい位置に搭載される。ターゲットは、患者が眼球の基準となる場所(例えば瞳孔)を合せると眼が流体の投与に望ましい位置にくるようにディスプレイ上に位置合せされる。このようにターゲットは、患者が眼を位置合せすることを助ける合図または信号として働く。いくつかの実施形態において、ディスプレイは、眼球の基準となる位置がターゲットの上に合せられるとターゲットを照明して、眼が正しく位置合せされたことを示すように動作可能である。
特定の一実施形態において、図3の装置100は、フレーム12の片側または両側に搭載された小型ビデオディスプレイを備えるように変更される。例えば各ディスプレイは、カメラ106と同様にアイピース22の前面に延びる延長ブラケットにそれぞれ搭載することができる。各ディスプレイは、それぞれのカメラ106に動作可能に接続されるため、それぞれの眼のリアルタイム画像を表示するように動作可能である。各ディスプレイは、患者が眼球上の基準となる場所を自分で合せることができるようにするターゲットを表示する。
別の実施形態において、眼位置合せシステムは、画像取込デバイス(例えば画像取込デバイス152)と、光源(例えばLED154)と、プロセッサ(例えばプロセッサ156)とを備える。この実施形態において、被験者はほぼ投与位置の方へ眼を動かすか、あるいはユーザは眼をランダムにまたは特定のやり方で(例えば左右に、上下に、または円形状のパターンで)動かす。画像取込デバイスは、眼の画像をプロセッサに連続的に出力し、このプロセッサが、流体ディスペンサから流体を受ける眼球上の選択された場所の位置を継続的に追跡する。眼が投与位置にあるとき、流体は眼球表面に自動的に定量供給される。この実施形態において、フィードバックデバイスは、眼が投与位置にある場合、被験者に眼の動きを止めて現在位置にそのまま保つように通知するすなわち伝えるように用いられる。
図6は、図1または図3に示す実施形態のような眼科装置とともに用いるユーザインタフェースソフトウェアプログラムの一実施形態を示す。このプログラムは、眼科装置の様々な動作パラメータを設定するか、患者の眼の状態を監視するか、あるいは患者の処置に有用な画像および他のデータを保存するために用いることができる。本プログラムは、様々なプログラミング言語およびオペレーティングシステムにおいて実施することができる。例えば一実施態様において、本プログラムは、Microsoft社(Redmond, Washington)のWINDOWSオペレーティングシステムを有するコンピュータ上で動作するように構成される。
本明細書に記載されるソフトウェアプログラムは、コンピュータ可読媒体に格納され、汎用コンピュータ(例えば図1に示すコンピュータ52)上で実行される。しかしながら、本発明はいずれの特定のコンピュータ言語、プログラム、オペレーティングシステムまたはコンピュータにも限定されないことが理解されるべきである。さらに当業者は、あまり汎用的な性質でないデバイス(例えば配線(hardwire)デバイス等)を用いてもよいことを認識するであろう。
一実施形態によれば、ソフトウェアプログラムを実施するシステムは、プログラムを実行してユーザ入力を取得するコンピューティング装置52(図1)と、コントローラ30(図1)と、定量供給装置100(図3)とを備える。本実施形態において、眼位置合せシステムは、カメラ106およびコントローラ30を備え、処理およびフィードバック機能を有する。例として、以下のソフトウェアプログラムの説明は上記の実施形態を参照する。しかしながら、プログラムは様々な他のシステムにおいても実施することができる。
プログラムは、ユーザまたは医療看護の専門家が定量供給装置100の特定の動作パラメータを設定または選択することを可能にする複数のグラフィカルユーザインタフェース要素を含むことが望ましい。当該技術分野で通常既知であるように、グラフィカルユーザインタフェース要素は、ボタン、チェックボックス、ドロップダウン選択リスト、編集ボックス、ポップアップメニュー、移動可能なカーソルまたはポインタ等とすることができるが、これらに限定されない。図6は、定量供給装置の動作を制御する様々なユーザインタフェース要素を実施するための例示的な実施形態を示す。使用するインタフェース要素のタイプおよび/または数は、代替的な実施態様において変更することができる。
図6に示すように、プログラムは、メインディスプレイ画面またはウインドウ300を含む。図示のディスプレイ画面300は、カメラ106が撮像した眼Eの画像を表示する画像表示領域302を含む。患者の両眼を処置する場合、ディスプレイ画面300は、もう一方の眼の画像を表示する表示領域302をもう1つ含んでよい。いずれにせよ、領域302に表示される眼の画像は、カメラ106から直接ダウンロードした画像または以前に撮像してデータファイルに保存された画像であってよい。
表示領域302は、眼球表面の基準となる場所(この場合は瞳孔の中心)に原点を有し、眼球表面のあらゆる場所をx,y座標で表すことのできる座標系も表示する。ユーザは、ポインティングデバイス(例えばマウス)を用いて、表示領域302内でカーソル304を移動させ、定量供給装置100の流体ディスペンサ102、104がそれぞれ噴射を行う眼球表面の特定の場所を選択することができる。x,y表示器(readout)306は、カーソル304が表示領域内を移動する間、カーソル304のx,y座標を絶えず表示する。
用途に応じて、選択される場所は、眼球表面の別個の点または眼球表面の選択される領域とすることができる。例えば、特定の処置が、概して眼Eの隅への生物活性化合物の投与を要求する場合、患者または医療看護の専門家は、ポインティングデバイスを用いて、眼の隅の領域312を画定することができる。原点に対する選択される領域(例えば領域312)の位置は、選択された場所の中心のx,y座標によって定義することができる。選択された場所のx,y座標が特定されたら、プログラムは、流体ディスペンサ102、104が流体をそれぞれ眼球表面の選択された場所に定量供給することのできる眼の投与位置を決める。
データ表308は、選択された場所のx,y座標、用量、定量供給速度、および流体を含む装置100の様々な動作パラメータのデータを表示する。図示のように、データ表308は、それぞれが特定の処置プロトコルに対応する複数行のデータを含む。一実施態様において、データ表308の各データセルは、ユーザが必要なデータをデータ表308に入力できる編集ボックスである。別法として、このデータはデータファイルからインポートすることができる。動作パラメータの値を取得するために他の技法を実施してもよい。例えば図示の実施形態において、ディスプレイ画面300は、投与する特定の流体を選択するためのドロップダウン選択リスト310を含む。
データ表308に示す動作パラメータに加えて、本プログラムは、コントローラ28および30に関連して上述したような様々な他の動作パラメータを設定するために用いることができる。いずれにせよ動作パラメータは、一旦定義されれば、コントローラ30にダウンロードすることができる。
本明細書はいくつかの詳細な例を説明してきたが、それらは限定を目的とするものではない。それらの例はむしろ、添付の特許請求項の範囲に入る実施形態のいくつかを例示するために提供される。
被験者の片眼または両眼に流体を投与するための眼科装置の一実施形態の斜視図である。 図1の装置のフレーム部分の側面図である。 眼科装置の別の実施形態の斜視図である。 ユーザが眼を流体の投与のための所定位置へ動かすことを助ける眼位置合せデバイスのブロック図である。 眼に流体を投与するための眼科装置の操作プロセスの一実施形態を示すフロー図である。 図1または図3の眼科装置のような装置の動作パラメータを設定するためのユーザインタフェースソフトウェアプログラムの一実施形態の図である。
符号の説明
14、16:流体ディスペンサ
18:流体槽
20:流体導管
30:ハンドヘルドコントローラ
38:コネクタ
52:コンピューティング装置
58:電線

Claims (20)

  1. 被験者が眼を該眼への流体の投与に望ましい位置に位置合せすることを助ける眼位置合せデバイスと、
    眼が前記望ましい位置にあるときに該眼に前記流体を供給するアプリケータと、
    を備えている眼科装置。
  2. 前記眼位置合せデバイスが、
    眼の位置を検出する眼位置検出器と、
    前記眼位置検出器から眼の位置に対応する情報を受け取り、前記被験者が眼を前記望ましい位置に動かすことができるように前記被験者にフィードバック情報を供給するフィードバック機構と、
    を備えている、請求項1に記載の眼科装置。
  3. 前記フィードバック機構が、前記被験者が眼を前記望ましい位置に動かすことを助ける聴覚または視覚的な合図を与えるように動作可能である、請求項2に記載の眼科装置。
  4. 眼およびターゲットのリアルタイム画像を表示し、眼を前記ターゲットと合せると眼が前記望ましい位置にくるようにするディスプレイを前記眼位置合せデバイスが備えている、請求項1に記載の眼科装置。
  5. 前記眼位置合せデバイスが、
    眼の画像を撮像する画像取込デバイスと、
    前記眼の画像を処理して眼が該眼への前記流体の投与に望ましい位置にあるかどうかを判断する画像プロセッサと、
    を備えている、請求項1に記載の眼科装置。
  6. 前記画像取込デバイスがCCDカメラを備えている、請求項5に記載の眼科装置。
  7. 前記眼位置合せデバイスが、前記望ましい位置に対する眼の移動方向に対応するフィードバック信号を前記被験者に出力するように動作可能なフィードバックデバイスをさらに備えている、請求項5に記載の眼科装置。
  8. 前記アプリケータが、
    前記被験者の頭部に着用されるフレームと、
    前記フレームによって前記被験者の眼に近接して支持される流体ディスペンサであって、流体を眼に供給するように構成されている流体ディスペンサと、
    を備えている、請求項1に記載の眼科装置。
  9. 前記流体ディスペンサがジェットディスペンサを含む、請求項8に記載の眼科装置。
  10. 前記ジェットディスペンサが、ピエゾジェットディスペンサまたはサーマル滴ジェットディスペンサを含む、請求項9に記載の眼科装置。
  11. 前記アプリケータが、前記流体ディスペンサを作動するように動作可能なコントローラをさらに備えている、請求項8に記載の眼科装置。
  12. 前記アプリケータが、
    複数の噴射オリフィスを有するジェットディスペンサと、
    1つまたは複数の選択された噴射オリフィスから流体を供給するように前記ジェットディスペンサを制御するように動作可能なコントローラと、
    を備えている、請求項1に記載の眼科装置。
  13. 前記眼科装置の1つまたは複数の動作パラメータを設定するためのユーザ入力を取得するユーザインタフェースプログラムをさらに備えている、請求項1に記載の眼科装置。
  14. 被験者の眼の現在位置を検出する眼位置検出器と、
    前記被験者が眼を前記現在位置から流体の投与のための所定の位置に動かすことを助けるフィードバック情報を与えるフィードバックデバイスと、
    を備えている眼科装置。
  15. 眼が前記所定の位置にあるときに該眼に流体を定量供給する定量供給装置をさらに備えている、請求項14に記載の眼科装置。
  16. 前記定量供給装置が、
    前記被験者の頭部に着用される眼鏡フレームと、
    前記フレームによって保持されるとともに、流体を眼に吐出するように構成された流体ディスペンサと、
    を備えている、請求項15に記載の眼科装置。
  17. 前記眼位置検出器が、
    眼の画像を撮像する画像取込デバイスと、
    前記画像を処理して、前記所定の位置に対する眼の前記現在位置を求めるプロセッサと、
    を備えている、請求項14に記載の眼科装置。
  18. 液体を被験者の眼に投与する方法であって、
    眼位置検出器を用いて所定の位置に対する眼の位置を検出するステップと、
    眼が前記所定の位置にある場合に、液体ディスペンサを用いて前記液体を眼に供給するステップと、
    を含む方法。
  19. 眼が前記所定の位置にないことを前記眼位置検出器が検出した場合に、フィードバック情報を前記被験者に自動的に供給するステップをさらに含み、それによって、前記被験者が眼を前記所定の位置に動かすことができるようにする、請求項18に記載の方法。
  20. 前記液体ディスペンサが、複数の噴射ノズルを有するジェットディスペンサであり、
    前記液体を供給するステップが、前記複数のノズルのうちの1つまたは複数の選択されたノズルから前記液体を供給するステップを含む、請求項18に記載の方法。
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