JP2005021116A - 米糠を原料とした食物繊維成分の含有比率が高く直接食用に出来る粉末状の米糠加工食品の製造方法。 - Google Patents
米糠を原料とした食物繊維成分の含有比率が高く直接食用に出来る粉末状の米糠加工食品の製造方法。 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】直接人の口にする食品として加工しにくく、昔から食材として使用出来なかった米糠を、多くの人の嗜好に対応できる食品にする事と有効成分である食物繊維成分の含有比率を大幅に高める改良をし、米糠の食用効果を増す事。
【解決手段】新鮮な米糠を用いまず水中沈殿選別方法によって得られた清浄な米糠表皮部分をPHが8から3の範囲内のクエン酸溶液もしくはリンゴ酢、米酢等の食用酢に30分から10数時間浸した後米糠表皮部分を遠心分離器で脱水し、脱水した米糠表皮部分を高圧高温の蒸気にて1時間程度蒸し、殺菌して食用に出来る米糠を製造した。蒸し上げた米糠表皮部分を65度Cから95度Cの高温熱風の乾燥機で乾燥と再殺菌の工程を行い、乾燥した米糠表皮部分を粉砕器に掛け、粒径が100μ以下の食品衛生上安全な品質を持つ米糠粉末を製造し、食物繊維の含有比を米糠本来の成分比の7倍以上にした。
【選択図】なし
【解決手段】新鮮な米糠を用いまず水中沈殿選別方法によって得られた清浄な米糠表皮部分をPHが8から3の範囲内のクエン酸溶液もしくはリンゴ酢、米酢等の食用酢に30分から10数時間浸した後米糠表皮部分を遠心分離器で脱水し、脱水した米糠表皮部分を高圧高温の蒸気にて1時間程度蒸し、殺菌して食用に出来る米糠を製造した。蒸し上げた米糠表皮部分を65度Cから95度Cの高温熱風の乾燥機で乾燥と再殺菌の工程を行い、乾燥した米糠表皮部分を粉砕器に掛け、粒径が100μ以下の食品衛生上安全な品質を持つ米糠粉末を製造し、食物繊維の含有比を米糠本来の成分比の7倍以上にした。
【選択図】なし
Description
【0001】
【発明に関する技術的な分野】この発明は人の健康に役立つ成分である多量の食物繊維を持ちながら一般的な調理方法では調理加工が出来なくて、通常の食材としては全く人の口に縁が無く食卓に上る事の全く無かった米糠を、更に選別濃縮の加工をして米糠の単位重量あたりの食物繊維含有比率を大幅に上げ、且つ変質しにくく又食品衛生上安全で多種類の食品に加工が出来、調理しやすい食材として米糠を粉末状にして米糠粉末を直接食べる事と、この米糠粉末を加工した多様な食品を作ったり、既成の食品に付け加える事によって新しい多種多様な人の健康や体質改善に役立つ食品を製造出来るようにした。
【0002】
【従来の技術分野】現在まで糠の加工技術は飼料、土壌改良剤、糠漬けの糠又は米糠成分の科学的な抽出をして其の成分を医薬品や化粧品などの原料にする技術は有ったが、食品としては大量に使用する米糠油に関する製造技術が大半であった。他に食品として加工する技術は健康食品としてか焙煎後の米糠粉を利用してせんべいをつくる程度で、それも米糠に付着している大腸菌等を含むお多くのの雑菌やごみ、異物の除去措置等をしないで焙煎のみの加熱処理で済ませることが多かった。そのため食品衛生上の安全を保つ為の完全な殺菌処理工程が含まれてい無いものが多く食品としての安全性に不安があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】人が米食を始めた古代から現在に至るまでもっとも身近にあった米糠だが米糠その物だけの食品や食品材料に出来なかったのは5つの原因があったからである。1番目には搗精によって玄米より剥離した表皮部分の米糠は剥離した時から発酵が始まり短い日数で酸化してしまい、変質して食用には出来なかった。
2番目に米糠には食品として人に好まれない独特の臭いが有り、特に玄米より剥離してから時間の経過が進むにつれ発酵酸化による変質が始まり強烈な悪臭を出してとても食用にする事など出来なかった。
3番目の食用に適さない訳は米糠表皮、種皮部分の固さに有る。米糠は人の健康に役立つ表皮、種皮などの食物繊維成分を多く持っているがそれが固いため、水分等を含む事によって表皮部分が柔らかくなったり、溶けて他の食材などとの融合する事が無い為舌触りにざらつきが有って食べにくく、食品に加工する事が出来なかった。
4番目には米糠に混入している微小なごみ、異物を米糠と分別除去し、食品原料としての清浄な米糠を得る事が出来なかった。それは米糠そのものが微小なだけに更に微小なごみ、異物との分別除去が困難であったからである。その為米糠を食べる事や食品として調理加工出来無いので、一般の食材の様に食品にする事が出来なかった。
【0004】
【問題解決のための手段】
米糠が食品に適さない問題点を解決するため下記の製造方法で解決した。
1番目の問題点である米糠の酸化変質等による食品衛生に係わる安全の問題解決には有機栽培や低農薬栽培等で生産された玄米で、且つ搗精後48時間以内に出来た新鮮な米糠を使用する事と、その新鮮な米糠を水中沈殿選別法で選別し選別した米糠表皮部分をPHが8から3の範囲のクエン酸溶液もしくはリンゴ酢、米酢等の食用酢に30分から10数時の時間浸した後、遠心分離器によって脱水し、その脱水した米糠表皮部分を高圧で高温蒸気のボイラーで90度Cから110度の温度で1時間程度蒸した。更に蒸し上げた米糠表皮部分を65度Cから95度Cの高温熱風で水分が2%以内まで乾燥させて米糠の保存状態を良くした。この工程によって米糠の食用を可能にすると同時に米糠の殺菌と酸化と変質する問題点を同時に解決した。
2番目の問題点である米糠の臭いの解消であるが問題1の工程の中での高温度で1時間の蒸し上げと高温長時間の熱風乾燥による乾燥殺菌工程で解消した。
3番目の舌触りの悪さの問題も米糠表皮部分を高温乾燥した後粉砕機に掛け粒径を100μ以下の粉末にする事によって解決した。
4番目の問題点である米糠に混じっているごみや異物の除去手段として微小ごみや混入異物と米糠表皮部分との重量さに着目し、容器内の米糠と上水道水を撹拌機で撹拌し米糠に混入している軽量且つ微少なごみと小さい昆虫等の異物を分離浮遊させた。一定時間撹拌をした後撹拌機を停止し静水状態にして重量のある米糠表皮部分を沈殿させ、軽量で浮遊しているごみや微少昆虫等の異物を、容器底部に沈殿した米糠表皮部分より上部のうわ水と一緒に吸上げポンプによって容器の外に除去した。汚れたうわ水を除去した後の残った米糠表皮部分に再び上水道水を注水し撹拌、静水、うわ水と浮遊ごみ、異物を除去する工程を数回繰り返す事によってこの問題を解決した。
【0005】
【発明実施の形態】
以下この発明の実施の形態について説明する。
有機栽培や低農薬栽培で作られた玄米の搗精によって出来た新鮮な米糠を用いまず水中沈殿選別方法によって得られた清浄な米糠表皮部分にPHが8から3の範囲内のクエン酸溶液もしくはリンゴ酢、米酢等の食用酢に30分から10数時間浸した後米糠表皮部分を遠心分離器で脱水し、脱水した米糠表皮部分を高圧高温の蒸気にて1時間程度蒸し、殺菌と食用に出来る米糠を製造した。蒸し上げた米糠表皮部分を65度Cから95度Cの高温熱風の乾燥機で乾燥と再殺菌の工程を行い、乾燥した米糠表皮部分を粉砕器に掛け、粒径が100μ以下の食品衛生上安全な品質を持つ米糠粉末を製造した。
【0006】
【発明の効果】変質しにくく、そして食品衛生上従来に無い高い安全性と米糠の有効成分である食物繊維を集約して、その含有率を重量比で全体の50%以上と従来の米糠加工食品には見られない高品質の米糠食品を実現した。この米糠の食物繊維には、一般的には整腸、美肌の効果が知られておるが、多くの研究機関や大学、研究所等で血糖値や中性脂肪数値又は血圧数値の正常化に役立つとの研究発表が数多くされており、多くの人がその効果を認めております。その有効成分である食物繊維を多量に含有しているこの米糠食品は他にもビタミン類や鉄分、リン、カルシューム、カロチン等の成分を含有しておりいずれも人の健康に役立つ成分ばかりの食品にする事が出来た。更に現在までは一部産業廃棄物扱いまでされたいた大量の米糠を再生利用することが可能になった。それだけで無く米糠の有効成分を摂取する事によって生活習慣病である糖尿病の数値や便秘などの改善に良い現象が見られ又加工し易い粉末状のため他食材や既成の食品等と合体することや混入する事が出来るため他食品の1要素として幅広く使用することが出来るようになった。その用途は多様多種類のため数え切れない程あるが其の実施例としてして数例挙げる。
例1米糠粉末に水、砂糖やいちごやりんごなどの香料とそれに対応する着色料等を入れて煮込み、ややジャム風味の米糠ペーストを作って毎日40グラム程度を1ヶ月から4ヶ月くらい毎日継続して食べたところ糖尿病のヘモグロビン数値が下がった。これは米糠粉末に含まれる食物繊維による効果であると考えられる。また体重の健康的な減量が出来た。便秘が解消し便秘になら無くなったなどの例が報告されているがこれも米糠粉末に含まれる食物繊維の効果である。
例2米糠粉末を煮込んで出来たペーストと市販の味噌を重量比米糠ペースト4市販味噌6の比率で煮込んで出来た合わせ味噌を使って作られた味噌汁を毎日例2に述べた程度の数量を1ケ月以上食べ続けた結果体重が減少したことがわかった。
例3インスタントのコーンスープやわかめ汁に米糠粉末を8グラム程度混入して毎日食べ続けたら一ケ月以上経過したら例1や2の効果が有ったとの報告があった。この様な事から既成のインスタント食品に米糠粉末を加える事によって単に手軽に食べらればかりの食品で無く、人の健康に役立つビタミンB群や食物繊維を含む食品に向上変化する事が出来た。以上の結果はいずれも病院の渡す健康手帳等に記入された数字によって証明する事が出来るものだ。
例4ご飯を炊く際洗米に米糠粉末を適量混入して炊き合わせれば玄米同様な食物繊維やビタミンB1を含んだご飯が圧力釜など使わずに炊けて食べられる様になった。
例5米糠粉末を人工甘味と安全な香料を加えて顆粒状に加工したものを毎日5グラム見当を食べ続けていたら例1や2の結果と同」結果が得られた。
例6牛乳やヨーグルトに米糠粉末から出来た米糠顆粒を1日8から10グラム程度混ぜ合わせて毎日食べたら1週間で便秘が解消した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造工程のフロー図である。
【発明に関する技術的な分野】この発明は人の健康に役立つ成分である多量の食物繊維を持ちながら一般的な調理方法では調理加工が出来なくて、通常の食材としては全く人の口に縁が無く食卓に上る事の全く無かった米糠を、更に選別濃縮の加工をして米糠の単位重量あたりの食物繊維含有比率を大幅に上げ、且つ変質しにくく又食品衛生上安全で多種類の食品に加工が出来、調理しやすい食材として米糠を粉末状にして米糠粉末を直接食べる事と、この米糠粉末を加工した多様な食品を作ったり、既成の食品に付け加える事によって新しい多種多様な人の健康や体質改善に役立つ食品を製造出来るようにした。
【0002】
【従来の技術分野】現在まで糠の加工技術は飼料、土壌改良剤、糠漬けの糠又は米糠成分の科学的な抽出をして其の成分を医薬品や化粧品などの原料にする技術は有ったが、食品としては大量に使用する米糠油に関する製造技術が大半であった。他に食品として加工する技術は健康食品としてか焙煎後の米糠粉を利用してせんべいをつくる程度で、それも米糠に付着している大腸菌等を含むお多くのの雑菌やごみ、異物の除去措置等をしないで焙煎のみの加熱処理で済ませることが多かった。そのため食品衛生上の安全を保つ為の完全な殺菌処理工程が含まれてい無いものが多く食品としての安全性に不安があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】人が米食を始めた古代から現在に至るまでもっとも身近にあった米糠だが米糠その物だけの食品や食品材料に出来なかったのは5つの原因があったからである。1番目には搗精によって玄米より剥離した表皮部分の米糠は剥離した時から発酵が始まり短い日数で酸化してしまい、変質して食用には出来なかった。
2番目に米糠には食品として人に好まれない独特の臭いが有り、特に玄米より剥離してから時間の経過が進むにつれ発酵酸化による変質が始まり強烈な悪臭を出してとても食用にする事など出来なかった。
3番目の食用に適さない訳は米糠表皮、種皮部分の固さに有る。米糠は人の健康に役立つ表皮、種皮などの食物繊維成分を多く持っているがそれが固いため、水分等を含む事によって表皮部分が柔らかくなったり、溶けて他の食材などとの融合する事が無い為舌触りにざらつきが有って食べにくく、食品に加工する事が出来なかった。
4番目には米糠に混入している微小なごみ、異物を米糠と分別除去し、食品原料としての清浄な米糠を得る事が出来なかった。それは米糠そのものが微小なだけに更に微小なごみ、異物との分別除去が困難であったからである。その為米糠を食べる事や食品として調理加工出来無いので、一般の食材の様に食品にする事が出来なかった。
【0004】
【問題解決のための手段】
米糠が食品に適さない問題点を解決するため下記の製造方法で解決した。
1番目の問題点である米糠の酸化変質等による食品衛生に係わる安全の問題解決には有機栽培や低農薬栽培等で生産された玄米で、且つ搗精後48時間以内に出来た新鮮な米糠を使用する事と、その新鮮な米糠を水中沈殿選別法で選別し選別した米糠表皮部分をPHが8から3の範囲のクエン酸溶液もしくはリンゴ酢、米酢等の食用酢に30分から10数時の時間浸した後、遠心分離器によって脱水し、その脱水した米糠表皮部分を高圧で高温蒸気のボイラーで90度Cから110度の温度で1時間程度蒸した。更に蒸し上げた米糠表皮部分を65度Cから95度Cの高温熱風で水分が2%以内まで乾燥させて米糠の保存状態を良くした。この工程によって米糠の食用を可能にすると同時に米糠の殺菌と酸化と変質する問題点を同時に解決した。
2番目の問題点である米糠の臭いの解消であるが問題1の工程の中での高温度で1時間の蒸し上げと高温長時間の熱風乾燥による乾燥殺菌工程で解消した。
3番目の舌触りの悪さの問題も米糠表皮部分を高温乾燥した後粉砕機に掛け粒径を100μ以下の粉末にする事によって解決した。
4番目の問題点である米糠に混じっているごみや異物の除去手段として微小ごみや混入異物と米糠表皮部分との重量さに着目し、容器内の米糠と上水道水を撹拌機で撹拌し米糠に混入している軽量且つ微少なごみと小さい昆虫等の異物を分離浮遊させた。一定時間撹拌をした後撹拌機を停止し静水状態にして重量のある米糠表皮部分を沈殿させ、軽量で浮遊しているごみや微少昆虫等の異物を、容器底部に沈殿した米糠表皮部分より上部のうわ水と一緒に吸上げポンプによって容器の外に除去した。汚れたうわ水を除去した後の残った米糠表皮部分に再び上水道水を注水し撹拌、静水、うわ水と浮遊ごみ、異物を除去する工程を数回繰り返す事によってこの問題を解決した。
【0005】
【発明実施の形態】
以下この発明の実施の形態について説明する。
有機栽培や低農薬栽培で作られた玄米の搗精によって出来た新鮮な米糠を用いまず水中沈殿選別方法によって得られた清浄な米糠表皮部分にPHが8から3の範囲内のクエン酸溶液もしくはリンゴ酢、米酢等の食用酢に30分から10数時間浸した後米糠表皮部分を遠心分離器で脱水し、脱水した米糠表皮部分を高圧高温の蒸気にて1時間程度蒸し、殺菌と食用に出来る米糠を製造した。蒸し上げた米糠表皮部分を65度Cから95度Cの高温熱風の乾燥機で乾燥と再殺菌の工程を行い、乾燥した米糠表皮部分を粉砕器に掛け、粒径が100μ以下の食品衛生上安全な品質を持つ米糠粉末を製造した。
【0006】
【発明の効果】変質しにくく、そして食品衛生上従来に無い高い安全性と米糠の有効成分である食物繊維を集約して、その含有率を重量比で全体の50%以上と従来の米糠加工食品には見られない高品質の米糠食品を実現した。この米糠の食物繊維には、一般的には整腸、美肌の効果が知られておるが、多くの研究機関や大学、研究所等で血糖値や中性脂肪数値又は血圧数値の正常化に役立つとの研究発表が数多くされており、多くの人がその効果を認めております。その有効成分である食物繊維を多量に含有しているこの米糠食品は他にもビタミン類や鉄分、リン、カルシューム、カロチン等の成分を含有しておりいずれも人の健康に役立つ成分ばかりの食品にする事が出来た。更に現在までは一部産業廃棄物扱いまでされたいた大量の米糠を再生利用することが可能になった。それだけで無く米糠の有効成分を摂取する事によって生活習慣病である糖尿病の数値や便秘などの改善に良い現象が見られ又加工し易い粉末状のため他食材や既成の食品等と合体することや混入する事が出来るため他食品の1要素として幅広く使用することが出来るようになった。その用途は多様多種類のため数え切れない程あるが其の実施例としてして数例挙げる。
例1米糠粉末に水、砂糖やいちごやりんごなどの香料とそれに対応する着色料等を入れて煮込み、ややジャム風味の米糠ペーストを作って毎日40グラム程度を1ヶ月から4ヶ月くらい毎日継続して食べたところ糖尿病のヘモグロビン数値が下がった。これは米糠粉末に含まれる食物繊維による効果であると考えられる。また体重の健康的な減量が出来た。便秘が解消し便秘になら無くなったなどの例が報告されているがこれも米糠粉末に含まれる食物繊維の効果である。
例2米糠粉末を煮込んで出来たペーストと市販の味噌を重量比米糠ペースト4市販味噌6の比率で煮込んで出来た合わせ味噌を使って作られた味噌汁を毎日例2に述べた程度の数量を1ケ月以上食べ続けた結果体重が減少したことがわかった。
例3インスタントのコーンスープやわかめ汁に米糠粉末を8グラム程度混入して毎日食べ続けたら一ケ月以上経過したら例1や2の効果が有ったとの報告があった。この様な事から既成のインスタント食品に米糠粉末を加える事によって単に手軽に食べらればかりの食品で無く、人の健康に役立つビタミンB群や食物繊維を含む食品に向上変化する事が出来た。以上の結果はいずれも病院の渡す健康手帳等に記入された数字によって証明する事が出来るものだ。
例4ご飯を炊く際洗米に米糠粉末を適量混入して炊き合わせれば玄米同様な食物繊維やビタミンB1を含んだご飯が圧力釜など使わずに炊けて食べられる様になった。
例5米糠粉末を人工甘味と安全な香料を加えて顆粒状に加工したものを毎日5グラム見当を食べ続けていたら例1や2の結果と同」結果が得られた。
例6牛乳やヨーグルトに米糠粉末から出来た米糠顆粒を1日8から10グラム程度混ぜ合わせて毎日食べたら1週間で便秘が解消した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造工程のフロー図である。
Claims (6)
- 有機栽培や低農薬で栽培された稲から採れた玄米を搗精して出来た米糠のみを使用、且つ搗精後48時間以内に出来た米糠を原料とする。
- 【請求項1】の条件で得られた米糠を、使用する米糠容積の5倍以上の上水道水を容器に入れ、原料米糠を加えて攪拌機で撹拌しながら上水道水に混入させる。十分に撹拌した後撹拌を停止し、しばらくの間容器内の米糠混合水を静水状態にしておくと重量有る米糠表皮部分は容器底部に沈殿する。この工程によって搗精時に米糠に混入していた微少なゴミや藁くず、そして昆虫等を浮遊させ、沈殿した米糠表皮部分より上部のうわ水と共に吸入ポンプによって容器外に排出する。この工程によって米糠表皮部分とゴミや異物とを分別仕分けする事が出来る。この分別仕分けの工程を数回繰り返し清浄な米糠表皮部分を得られる迄行い、その結果清浄なる米糠を集める事が出来る。この清浄な米糠を選別取得する方法を米糠の水中沈殿選別法と呼ぶ。
- 【請求項2】の処理によって得られる沈殿した米糠表皮部分より上部にあるうわ水を除去し、残った米糠表皮と残留水分のPHが8から3までの範囲になるようにクエン酸溶液又はリンゴ酸溶液、もしくはリンゴ酢、米酢等の食用酢を加えて30分から10数時間浸し込む。これは後ほど米糠が発酵酸化を防止するための措置である。
- 【請求項3】の処理でPH8から3までの酸味をもつ米糠表皮部分を脱水機に掛け、水分を除去した後この米糠表皮部分を高圧ボイラーによって90度Cから110度Cの温度で1時間以上蒸し上げる。この蒸す工程によって食用に出来る米糠の製造と殺菌する事が出来た。
- 【請求項4】の処理によって蒸し加工を済ませた米糠表皮部分を乾燥機で65度Cから95度Cの温風で水分が2%以内の乾燥した米糠になるまで乾燥し、殺菌と粉砕加工が出来るようにし、これを粉砕器にかけて粒径が100μ以下の粉末にする。
- 【請求項5】までの製造工程で出来た米糠粉末を使用して出来る米糠加工食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003205509A JP2005021116A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 米糠を原料とした食物繊維成分の含有比率が高く直接食用に出来る粉末状の米糠加工食品の製造方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003205509A JP2005021116A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 米糠を原料とした食物繊維成分の含有比率が高く直接食用に出来る粉末状の米糠加工食品の製造方法。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005021116A true JP2005021116A (ja) | 2005-01-27 |
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JP2003205509A Pending JP2005021116A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 米糠を原料とした食物繊維成分の含有比率が高く直接食用に出来る粉末状の米糠加工食品の製造方法。 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005021116A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008018158A1 (fr) * | 2006-08-08 | 2008-02-14 | Echigoseika Co., Ltd. | Procédé de production de riz cuit stérile et riz cuit stérile produit par ledit procédé |
KR101359615B1 (ko) * | 2011-10-20 | 2014-02-11 | (주)바이오벤 | 도정부산물의 가공방법 |
KR20210123936A (ko) * | 2020-04-06 | 2021-10-14 | 이상무 | 귀뚜라미 사료 조성물 및 이의 제조방법 |
-
2003
- 2003-06-30 JP JP2003205509A patent/JP2005021116A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008018158A1 (fr) * | 2006-08-08 | 2008-02-14 | Echigoseika Co., Ltd. | Procédé de production de riz cuit stérile et riz cuit stérile produit par ledit procédé |
KR101359615B1 (ko) * | 2011-10-20 | 2014-02-11 | (주)바이오벤 | 도정부산물의 가공방법 |
KR20210123936A (ko) * | 2020-04-06 | 2021-10-14 | 이상무 | 귀뚜라미 사료 조성물 및 이의 제조방법 |
KR102410164B1 (ko) | 2020-04-06 | 2022-06-20 | 이상무 | 귀뚜라미 사료 조성물 및 이의 제조방법 |
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