JP2005019140A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】路面の照度と均斉度を維持し、海上面での照度を低く抑えることができ、またルーバや照明器具の外形寸法を小さく構成して、風圧荷重を小さくし、さらに支柱の強度と、支柱の基礎強度を小さく構成して、比較的安価に構成することができる照明器具を提供することを課題とする。
【解決手段】透光板30を支持してなる器具本体10に対して、内部に一体成形された反射鏡を装着してなる上蓋20を開閉自在に構成し、外周両内面が切欠部33を有した複数のルーバ31の下部に、器具の照射開口部より大きい外周で、ルーバの切欠部33より内側に開口部を有する遮光板34を一体形成して、同透光板内面に配置し、被照射面における非照射部と照射部の照度差が大きくなるように構成してある。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車等の道路を照明する照明器具に係り、特に海上橋の道路および歩道より漏れる光を制御するように構成した照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等の道路を照明する照明器具は道路の路肩側に設置し、道路や歩道を幅方向から長手方向まで照明するものがある。ところで周辺環境によっては、道路や歩道以外の個所に光害が起こらないよう器具内に遮光用ルーバを設ける構造のものが実施されている(特許文献1)。また照明器具の外側に遮光用のフ−ドを設け、光害が起こらないように構成した構造のものも実施されている。
【0003】
【特許文献1】特開2001ー229706
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで海上橋等に設置される場合は、農作物や植物や住居窓面への光の影響を防止するよりも更に厳しい光制御が求められている。海上橋の被照射面では、例えば10Lxの照度をもとめられている場合、航路上の海面上での最大照度を0.01Lx以下と非常に低く抑えた照明器具が要望される。
しかし、照明器具内に遮光用ルーバを設ける構造、または照明器具外側に遮光用のフ−ドを設ける構造により、上記0.01Lxまで光を抑えるには、10m程度の高い位置に照明器具を配置し、さらに多数の遮光ルーバや大きな遮光用のフードが必要になり、路面の照明効率や路面の均斉度を極端に低下させる欠点がある。
また照明器具の外形寸法が大きくなり、器具に加わる風圧荷重も増大するため、器具の風圧強度に耐えうるように強固な部品を用いる必要がある。また部品点数や作業工程が増え構成が複雑となり、照明器具の自重も増大し、さらにポール強度およびポール基礎の強度も向上させる必要があり大きなコストアップを招く要因となっていた。
【0005】
本発明は上記の諸点に鑑み発明したものであり、路面の照明効率や路面の均斉度を維持し、海面上での照度を低く抑えることができ、さらに照明器具の外形寸法を小さく構成することができるので、風圧荷重が小さくなり、ポール強度やポール基礎の強度を大きく構成することがなく比較的安価に構成することができる照明器具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る照明器具は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、透光板を支持してなる器具本体に対して、内部に一体成形された反射鏡を装着してなる上蓋を開閉自在に構成し、外周両内面が切欠部を有した複数のルーバの下部に、器具の照射開口部より大きい外周で、同ルーバ切欠部より内側に開口部を有した遮光板を一体形成して、同透光板内面に配置して構成してある。 そして被照射面における非照射部と照射部の照度差が大きくなるように構成してある。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1における複数のルーバが光源の縦軸方向に対して横向きになるように構成し、且つルーバの外周両内面が切欠部を有し、同切欠部に反射鏡の開口端が嵌入するように構成させて構成し、道路面と平行方向で一定距離位置の照度を一定照度に制御するように構成してある。
【0008】
請求項3に記載の発明は、ルーバの照明柱挿入部と反対側に、反射鏡からの1次反射光と、2次反射光を照射部に連接する非照射部側に漏れないように一体的に光制御体を配置して構成し、非照射部の照度を更に遮光するように構成してある。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1及び請求項2における照明柱挿入部側の後方のルーバ構成片は、前方に傾斜して構成し、後方への照射光を制御し、照明柱挿入部と反対側の前方のルーバ各構成片は、直立して構成し、前方方向の照射光を制御するように構成してある。
【0010】
上記した照明器具によると、路面の照明効率や路面の均斉度を維持し、海面上での照度を低く抑えることができる。また照明器具の外形寸法は小さくなるので、風圧荷重が小さくなり、ポール強度やポール基礎の強度を大きく構成する必要がない。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明を図1乃至図8について説明する。図1において、1は海上橋であって、両端に欄干2を配置して構成してある。3は海上橋の一端近傍に設置してなる照明柱であって、例えば3m乃至5m程度の高さのものを35mの間隔を有して用いてある。4は照明柱2に支持してなる照明器具である。
【0012】
次ぎに照明器具4を図2乃至図5について説明する。10は器具本体であって、上面開口部11と下面開口部12を有し枠型に構成してある。13は器具本体10の一端内部に設けてなるソケット支持台、14はソケット支持台13に固定してなるソケット、15はソケット14に装着してなる光源であって、例えば180ワットの高圧放電ランプを用いてある。16は支持腕挿入孔である。
【0013】
20は器具本体10の上面に開閉自在に構成してなる上蓋であって、器具本体10の一端に軸着して構成してある。21は上蓋20と一体的に開閉するように、上蓋20に支持してなる反射鏡である。22は上蓋20の外端に設けてなる掛止具である。
【0014】
30器具本体1の下面開口部12の開口縁内面に載置支持してなる透光ガラス、31は透光ガラス30の内面に支持してなるルーバ、32は複数のルーバ構成片であって、例えば光源の先端方向は垂直になるように構成し、光源のソケット側は若干ソケット側に傾斜するように構成してある。33は各ルーバ構成片32の外端に形成した切欠部であって、同切欠部33に反射鏡21の下端外周部が載置されるように構成してある。34は輪状に構成してなる遮光板であって、各ルーバ構成片32の外端が固定される。また同遮光板34は器具本体の下面開口部より大きい外周で、ルーバ切欠部より内側に開口部35を有して構成してある。また複数のルーバ構成片32が光源の縦軸方向に対して横向きになるように構成してある。40は照明柱挿入部と反対側で反射鏡21の内部に装着してなる光制御体であって、反射鏡からの1次反射光と、2次反射光を照射部に連接する非照射部側に漏れないように配置して構成してある。同光制御体40の内側表面は黒色に構成してある。
【0015】
上記した切欠部33を有して構成することにより、照明器具の縦寸法を薄く構成することができ、また照明器具の風圧面積を抑えられるため照明柱を細く構成することができ、照明柱基礎部の簡素化も容易になる。またルーバ構成片32を例えば光源の先端方向は横向きで垂直になるように構成し、光源のソケット側は若干ソケット側に傾斜するように構成することにより、道路横断方向の道路や歩道以外の光をカットし、照明器具の透光部より、道路や歩道に光が効果的に放出される。またルーバ構成片は光源に対して横向きになるように、構成してあるので、道路軸平行方向の光を大幅に低下させることがなく、路面の均斉度を保つことができる。
【0016】
また上記のように構成すると、反射鏡からの1次、2次反射光を道路や歩道以外の非照射部にわずかな光も出さないように構成されるので、海上橋で設置する場合、航路部での海面上照度規制値の0.01Lxまで抑えることができる。
これは、被照射面における非照射部と照射部の照度差が大きくなり、道路面の照度は維持でき、海面上照度は規制値以下に抑えることができることによるものである。このように非照射部と照射部の照度差が大きくすることができるのは、次ぎの三つの理由による。
▲1▼照明柱挿入部と反対側に光制御体を配置して構成したので、照明柱側に照射される反射鏡からの1次、2次反射光を適確に制御し、後方の反射鏡を制御し、海上への照射光を制御する。
▲2▼ルーバでソケット側において、直射光はカットし、反射光は透過するので、道路面の照度は維持でき、海面上照度は低くコントロールすることができる。
▲3▼図8に示すように遮光部34が構成されているので、ガラスの外周端近傍の反射光が反射鏡開口部(縁部)に投射され、非照射部に反射する光は極端に減少し、外部に光として漏れるのを防ぐことができる。
つまり反射鏡と、光制御体と、ルーバに特殊な工夫があるので、光を細かく制御することができるので、道路面の照度を維持し、海上面の照度は低くコントロールすることが可能である。
【0017】
【発明の効果】
上記した本発明によると、路面の照明効率や路面の均斉度を維持し、海面上での照度を低く抑えることができる特別な効果がある。また照明器具の外形寸法は小さく構成することができ、風圧荷重が小さくなり、照明柱強度や照明柱基礎の強度を大きく構成する必要がない特別な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る照明器具の海上橋での実施例を示す正面図。
【図2】本発明に係る照明器具の正面からの断面図。
【図3】図2の底面図。
【図4】本発明に係る照明器具の背面図。
【図5】本発明に係る照明器具の上蓋を開口したときの正面図。
【図6】本発明に係る照明器具に支持するルーバの背面図。
【図7】本発明に係る照明器具に支持するルーバの一部正面図。
【図8】図4の一部拡大図。
【符号の説明】
1 海上橋
2 欄干
3 照明柱
4 照明器具
10 器具本体
13 ソケット支持台
14 ソケット
15 光源
20 上蓋
21 反射鏡
22 掛止具
30 透光ガラス
31 ルーバ
32 ルーバ構成片
33 切欠部
34 遮光板
35 開口部
40 光制御体

Claims (4)

  1. 透光板を支持してなる器具本体に対して、内部に一体成形された反射鏡を装着してなる上蓋を開閉自在に構成し、外周両内面が切欠部を有した複数のルーバの下部に、器具の照射開口部より大きい外周で、同ルーバ切欠部より内側に開口部を有した遮光板を一体形成して、同透光板内面に配置し、被照射面における非照射部と照射部の照度差が大きくなるように構成したことを特徴とする照明器具。
  2. ルーバは各構成片が光源の縦軸方向に対して横向きになるように構成し、且つルーバの外周両内面は切欠部を有し、同切欠部に反射鏡の開口端が嵌入するように構成したことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 照明柱挿入部と反対側には、反射鏡からの1次反射光と、2次反射光を照射部に連接する非照射部側に漏れないように一体的に光制御体を配置して構成し、非照射部の照度を更に遮光したことを特徴とする請求項1及び請求項2記載の照明器具。
  4. 照明柱挿入部側の後方のルーバ構成片は、前方に傾斜して構成し、後方への照射光を制御し、照明柱挿入部と反対側の前方のルーバ各構成片は、直立して構成し、前方方向の照射光を制御するように構成したことを特徴とする請求項1及び請求項2記載の照明器具。
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WO2014101886A1 (en) * 2012-12-31 2014-07-03 Shenzhen Byd Auto R & D Company Limited Led street lamp

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