JP2005018638A - パラレル通信制御装置及びパラレル通信制御方法 - Google Patents

パラレル通信制御装置及びパラレル通信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エラー状態のときに、復帰命令等の特殊命令を確実にデバイスに送信可能なパラレル通信制御装置及び制御方法を提供すること。
【解決手段】パラレル通信路40を介して接続されるプリンタ30とのデータの送受信を制御する通信インタフェース26と、パラレル通信路40を監視し、エラー状態を検出したときに、プリンタ30に対する通常命令の送信を禁止する通常命令処理手段20と、予め定められた所定のエラー状態が発生した場合であっても、所定の特殊命令をプリンタ30に送信する特殊命令処理手段24とを設けて、エラー発生後にバッファフルとなることを防止して、エラー発生時に特殊命令をプリンタ30に確実に送信するようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パラレル通信路を介して接続されるデバイスとのデータ送受信の制御に関するものであり、特に、デバイスが復帰可能エラー状態にある場合であっても確実に復帰命令等の特殊命令をデバイスに送信可能なパラレル通信制御装置及びパラレル通信制御方法に関する。
【0002】
【従来技術】
ホスト装置とプリンタ等のデバイスとの間で行われる双方向通信の一種としてIEEE1284規格がある。このIEEE1284規格に準拠したパラレル通信を制御するための従来のパラレルデバイスドライバでは、一般的に、デバイスがエラー状態のときには、そのデバイスに対してデータを送信することができなかった。そのため、復帰可能エラー状態のデバイスを初期化してエラー状態から復帰させるためのコマンドや、デバイスの状態を確認するためのコマンドを送信することもできなかった。
【0003】
このような問題点に対処するため、デバイス(プリンタ)がエラー状態であってもデータ送信を可能とし、復帰コマンド等を送信できるようにしたものも存在する。シリアルデータ通信において、デバイスがエラー状態のときに特殊命令(リアルタイムコマンド)を送信可能とした従来技術も存在する(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−333856号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし従来技術のように、デバイスがエラー状態になったときでもデータ送信ができるようにした場合、例えば、エラーが発生する直前に大量の(印刷)データが送信されていた場合には、当該大量のデータにより受信バッファが満杯(バッファフル)となり、その後に復帰コマンド等を送信しようとしてもビジー(Busy)のために送信できないという問題がある。
【0006】
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、デバイスが所定の特殊なエラー状態(例えば、nFault)となったときに、デバイスの初期化等のコマンドを確実に送信可能なパラレルデータの送信制御装置及び送信制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明では、デバイス(プリンタ等)が復帰可能エラー等の所定のエラー状態となったときには、通常データの送信を禁止し、復帰コマンド等の特殊なコマンドのみを送信可能な構成することにより、上記課題を達成する。
【0008】
本発明の第1の態様にかかるパラレル通信制御装置は、パラレル通信路を介して接続されるデバイスとのデータの送受信を制御する通信インタフェースと、パラレル通信路を監視し、エラー状態を検出したときに、デバイスに対する通常命令の送信を禁止する通常命令処理手段と、予め定められた所定のエラー状態が発生した場合であっても、所定の特殊命令をデバイスに送信する特殊命令処理手段とを備えることを特徴とする。この態様により、エラー状態で印刷データが送信されることにより、デバイスの受信バッファがバッファフルになることが防止される。したがって、エラー発生後に回線がBusy状態となり特殊命令が送信できなくなることがなく、復帰命令等のリアルタイムコマンドを確実にデバイスに送信することが可能となる。
【0009】
本発明の他の態様にかかるパラレル通信制御装置は、パラレル通信路を介して接続されるデバイスとのデータの送受信を制御する通信インタフェースと、アプリケーションから受信した送信データが特殊命令か否かを確認する確認手段と、パラレル通信路を監視しており、エラー状態を検出したときには、特殊命令以外の前記送信データの送信を禁止し、予め定めたエラー状態を検出したときには、特殊命令のみの送信を許可する送信処理手段とを備えることを特徴とする。この態様によると、すべての命令を通信制御手段により共通に受け付ることが可能となり、アプリケーションにより使用可能な命令の自由度を向上させることが可能となる。また、オペレーティングシステムの負荷を軽減することも可能となる。
【0010】
本発明の他の態様にかかるパラレル通信制御装置は、予め定めたエラー状態が、復帰可能エラーであることを特徴とする。また、特殊命令がデバイスを初期化する復帰命令を含むことを特徴とする。復帰可能エラーの場合に、復帰命令等の初期化処理が極めて有用である。すなわち、ハードウェアリセットによる初期化は、すべての設定がクリアされてしまうため設定情報を再設定することが必要となる。これに対し、復帰命令のようにソフトウェアによる初期化では、不必要なデータのみを選択的に初期化することが可能であり、効率的なリスタート(再印刷等)が可能になる。
【0011】
本発明の他の態様にかかるパラレル通信制御装置は、特殊命令がデバイスのステータスを要求するリアルタイムコマンドを含むことを特徴とする。例えば、デバイスのステータス情報を取得するリアルタイムコマンド等を設けることにより、エラー状態の詳細なデバイス情報を取得することが可能となる。
【0012】
本発明の第1の態様にかかるパラレル通信制御方法は、パラレル通信路を介して、デバイスとのデータの送受信を行う通信制御方法であって、(a)送信データが通常命令に基づく送信データであるか所定の特殊命令に基づく送信データであるかを確認する工程と、(b)デバイスがエラー状態か否かを確認する工程と、(c)エラー状態を検出した場合には、通常命令に基づく送信データの前記デバイスへの送信を禁止する工程と、(d)予め定めたエラーを検出した場合には、所定の特殊命令に基づく送信データのみをデバイスへ送信する工程とを備えることを特徴とする。
【0013】
この場合に、予め定めたエラーが復帰可能エラーであることを特徴とする。また、特殊命令がデバイスを初期化する復帰命令及び/又はデバイスのステータスの送信を要求するリアルタイムコマンドを含むことを特徴とする。
【0014】
本発明の他の態様は、前述のいずれかの方法の各工程をコンピュータに実行させるプログラムであることを特徴とする。CPU、論理回路、メモリ、及び各種制御プログラム等から成るコンピュータに、本態様にかかるプログラムを実行させることにより、上記方法の各工程が実現される。
【0015】
本発明の他の態様は、前述のいずれかの方法の各工程をコンピュータに実行させるプログラムを記録した、コンピュータにより読取可能な記録媒体であることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面を用いて説明する。なお、以下の説明では、デバイスとしてプリンタを例に説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかるパラレル通信によるデータ通信制御装置13を含むホスト装置10及びこのホスト装置10にパラレル通信路40を介して接続されているプリンタ30の機能ブロック図を示す。パラレル通信路40はデータをパラレルに送信するデータラインと、Busy(ビジー)及びnFault(nフォールト)等の信号ラインを備えている。アプリケーション11からオペレーティングシステム12を介して、通信制御装置13に送信データが入力されると、送信データは通信制御装置13によりプリンタ30に対応したデータに変換され、通信インタフェース26及びパラレル通信路40を介してプリンタ30に送信される。
【0017】
プリンタ30は、送受信部31を介して受信したデータを受信バッファ32に記憶する。印刷制御部33は、印刷機構35を制御して、受信バッファ32に記憶された受信データに基づき、印刷を行わせる。プリンタ30には、カバーオープン、紙ジャム等を検知する各種のセンサ36が設けられており、検出結果は印刷制御部33に出力される。エラー処理部34は、印刷制御部33の制御の下、センサ36の出力、受信バッファ32の状態等に基づいて、nFault信号、又はBusy信号を信号ライン上に出力する。nFault信号は、紙ジャムが発生した場合や、カバーオープンの時などに出力され、Busy信号は受信バッファ32が満杯になったとき等のようにデータの受信が不能となったときに出力される。本明細書では、nFault信号が出力されている状態を「復帰可能エラー」と称する。
【0018】
ホスト装置10の通信制御装置13は、通常命令処理手段20、データ変換処理手段23、特殊命令処理手段24、受信データ処理手段25、通信インタフェース26を備えている。通常命令とは、プリンタ30が正常状態のときにプリンタ30に対してホスト装置10から要求する印刷、改行等の処理命令である。アプリケーション11からの通常命令は、オペレーティングシステム12を介して通信制御装置13の通常命令処理手段20に渡される。
【0019】
通常命令処理手段20は、パラレル通信路40の信号線を監視するエラー検出手段22を備えており、nFault及びBusy等のエラー状態を検出したときに、エラー情報を所定の各部に出力する。通常命令制御手段21は通常命令を受信すると、エラー検出手段22からの出力情報に基づいてエラー状況を確認する。エラー検出手段22がエラーを検出していない場合には、通常命令制御手段21は通常命令に係る送信データをデータ変換処理手段23に出力する。データ変換処理手段23はプリンタ30の仕様に適合するよう所定のデータ形式に変換し、通信インタフェース26を介してプリンタ30に送信する。
【0020】
エラー検出手段22がnFaultその他のエラー状態を検出している場合には、通常命令制御手段21は、通常命令に係る送信データのプリンタ30への送信を中止する。一方、エラー検出手段22は、オペレーティングシステム12を介してエラー状態が発生したことをアプリケーション11に通知する。アプリケーション11は、エラー状態の発生に応じて所定のエラー処理ルーチンを実行し、復帰コマンド等の特殊命令をプリンタ30に送信し、復帰動作等を試行する。
【0021】
アプリケーション11からの特殊命令は、オペレーティングシステム12を介して、特殊命令処理手段24に送られる。特殊命令処理手段24は、エラー検出手段22からnFaultが出力されている場合であっても、特殊命令をデータ変換処理手段23に出力する。特殊命令はデータ変改処理手段23によりプリンタ30に対応する所定のフォーマットに変換されてプリンタ30に送信される。これにより、nFaultであっても、プリンタ30に対して特殊命令の送信が可能となる。
【0022】
このように通常命令に基づくデータの送信は、nFault状態が発生すると直ちに中止されるので、大量の印刷データの送信中にnFaultが発生してもプリンタ30の受信バッファ32がバッファフルとなることは防止される。一方、nFault発生後に、エラー処理のために送信する特殊命令は、通常印刷命令とは別ルートの特殊命令処理手段24により、プリンタ30に送信されるので、復帰動作等に必要な所定の処理をプリンタ30に実行させることが可能となる。
【0023】
どのような命令を特殊命令として送信可能とするかは、自由に設定可能である。例えば、プリンタ30を初期化する復帰コマンドのほか、プリンタ30に対してステータスの送信を要求するリアルタイムコマンド等を設定することが可能である。もっとも、パラレル通信規格により、Busy状態のときにはデータ送信が禁止されているので、Busy状態のときには特殊命令の送信も禁止する必要がある。
【0024】
図2は、本発明の第2の実施形態を示す通信制御装置の機能ブロック図である。第2の実施形態では、通信制御装置13内に命令解析手段27を設けている。命令解析手段27は、アプリケーション11からのデータが通常命令に係るデータか特殊命令に係るデータかを判定する。判定の結果、通常命令に係るデータの場合には、そのデータを通常命令処理手段20に出力し、特殊命令に係るデータの場合にはそのデータを特殊命令処理手段24に出力する。したがって、アプリケーション11からのデータは、通信制御装置13により通常命令及び特殊命令の区別をすることなく受付けられ、正常時及びnFault時にその状態に応じた通信制御を行うことが可能となる。この実施形態によると、アプリケーション11が、プリンタ30に対して命令を送信する際に、命令の種類(通常命令か特殊命令か)に応じて出力先(通常命令処理手段20か特殊命令処理手段24か)を決定する処理が不要となる。
【0025】
図3に、アプリケーション11による印刷処理手順の一例を示す。まず、パラレルポートをオープンする(S101)。次に、通常命令処理手段20を介して、印刷データをポートに送信する(S102)。エラーかどうかを確認してエラーでなければ(S103;Yes)、印刷の終了を確認する(S104)。エラーでなく、印刷の終了でなければ(S104;NO)、印刷データの送信を繰返す(S102、S103、S104)。印刷が終了すると(S104;YES)、パラレルポートをクローズする。これにより、印刷は正常に終了する。
【0026】
エラーが発生すると、エラー処理ルーチンに入り、まずエラー解除要求のメッセージをホスト装置10側のディスプレイ等に表示する(S106)。次にエラー要因が解除されるのを待つ(S107;NO)。カバーオープン、ジャム等のエラーの場合には、カバーが閉じられ又は紙詰まりが取り除かれる等によりエラー要因が除去される。エラー要因が除去されると(S107;YES)、特殊命令処理手段24を介して、エラー復帰コマンドが送信され(S108)、エラー処理ルーチンを終了して印刷処理を再開する。エラー復帰コマンドは、通信制御装置13によりプリンタ30に送信される。エラー復帰コマンドによりプリンタ30は初期化され、その後送信される印刷コマンドにより印刷が再開される。尚、図3では、エラー要因が解消した時点で、復帰コマンドを送信している例を示しているが、プリンタ30のステータス情報を取得する等の目的で、エラー要因が解消する前に、リアルタイムコマンドを送信することも可能である。
【0027】
本発明の一実施形態にかかる通常命令処理手順について、図4のフローチャートを用いて説明する。印刷、改行その他の通常命令を受信すると(S201)、nFault等のエラー状態かどうかの回線チェックが行われる(S202)。
エラー状態でなければ(S202;NO)、次に、Busyかどうかが確認される(S203)。Busyでない場合、プリンタ30の仕様に適合させるために送信データの変換等の必要な処理が行われた後、データがプリンタ30に送信される(S204)。Busyの場合(S203;YES)、所定時間Busy状態が継続しているかどうかが確認され(S205)、所定時間以上Busy状態が継続している場合には(S205;YES)、アプリケーションにBusyの通知が行われる(S206)。
【0028】
一方、エラー状態の場合には(S202;YES)、所定時間以上エラー状態が継続しているかどうかが確認され(S207)、所定時間以上経過した場合に(S207:YES)、アプリケーションに対してエラー通知がなされる(S208)。アプリケーションでは、前述した通り、エラー処理ルーチンによる処理がなされる。エラー処理ルーチンでは、必要があればプリンタ30のステータス情報を取得し、エラー状態を表示してオペレータにエラー状況を知らせ、エラー要因が除去された後に復帰コマンド等が送信され、プリンタ30を初期化する。このようなステータス情報の取得、及びプリンタ30の初期化処理を行うために、エラー状態のプリンタ30に対して、特殊命令を送信する。
【0029】
前述の通り、本発明においてはプリンタ30がエラー状態であっても、復帰可能エラーの場合には、プリンタ30への特殊命令の送信が可能である。
【0030】
図5に特殊命令の処理手順を示す。図5に示すように、特殊命令を受信すると(S301)、復帰可能エラーかどうかが確認され(S302)、復帰可能エラーでなければ(S302;NO)、特殊命令は送信されず処理は終了する。復帰可能エラーの場合(S302;YES)、次にBusyかどうかが確認され(S303)、Busyでなければ(S303;NO)、特殊命令がプリンタ30に送信される(S304)。Busyの場合(S303;YES)、所定時間Busy状態が継続しているかどうかが確認され(S305)、所定時間以上Busy状態が継続している場合には(S305;YES)、アプリケーションにBusyの通知が行われる(S306)。従って、Busyの場合には特殊命令はプリンタ30に送信されない。
【0031】
以上説明したように、本発明によると、パラレル通信回線を使用する通信制御において、エラー状態のときに特殊命令を確実に送信できるようになった。すなわち、通常命令や印刷データの送信については、エラーが発生すると速やかにその送信を停止することにより、プリンタ30の受信バッファがバッファフルになることを防止する。これにより、エラー発生後に受信バッファフルになることはなく、回線がBusy状態となることはない。他方、特殊命令は、エラー時であっても送信可能にした。印刷データによるBusy状態になることはないので、特殊命令を確実に送信することが可能となる。
【0032】
特殊命令を確実に送信することができると、エラー状態のプリンタ30からステータス情報等のデータの取得が可能となる。また、復帰命令等によりソフトウェアによりプリンタが使用可能となる。したがって、ハードウェアに強制リセット処理のように、プリンタの設定をすべてリセットすることなく、必要な設定情報を残した状態で使用可能となり、効率的な印刷の再開処理が可能となる。
【0033】
次に、図6を用いて、本発明の第2の実施形態にかかる処理手順を説明する。第2の実施形態では、オペレーティングシステム12から命令を受信する(S401)と、通信制御装置13の内部で特殊命令かどうかを判断する(S402)。通常命令である場合、すなわち特殊命令でない場合には(S402;NO)、エラー状態(nFault)でないか否かが確認される(S403)。nFaultでなければ(S403;NO)、次にBusyかどうかが確認され(S404)、Busyでなければ(S404;NO)、通常命令を順次送信する。
【0034】
nFaultの場合(S403;YES)、タイマがタイムアウトするまでの所定期間エラー状態が継続しているかどうかが確認され(S408)、タイマがタイムアウトしたら(S408;YES)、アプリケーションにエラー通知等するためのエラー処理が行われる(S409)。Busyの場合(S404;YES)も同様に、所定時間Busy状態が継続しているかどうかが確認され(S406)、所定時間以上Busy状態が継続している場合には(S406;YES)、アプリケーションにBusyの通知が行われる(S407)。
【0035】
受信した命令が特殊命令の場合には(S402;YES)、nFaultかどうかがチェックされることなく、Busyかどうかの確認が行われる。Busyでなければ(S404;NO)、特殊命令がプリンタ30に送信される(S405)。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、パラレル通信処理において、デバイスでエラーが発生しnFaultがアクティブになった場合には、印刷命令等の通常命令に関するデータの送信は禁止し、復帰命令、リアルタイムコマンド等の特殊命令の送信は可能とする構成とすることにより、エラー状態においてもバッファフルによる通信不能状態となることを防ぐと共に特殊命令を確実に送信可能とした。これにより、エラー状態のデバイスからステータス情報の取得が可能となるとともに、ソフトウェアにより復帰処理が可能となる。したがって、ハードウェアに強制リセット処理のようにすべての設定をリセットすることなく、必要な設定を残した状態での復帰が可能となり、効率的な印刷の再開処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるパラレル通信のデータ通信制御装置を備えるホスト装置及びパラレル通信路を介して接続されたプリンタの機能ブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態にかかる通信制御装置の機能プロック図である。
【図3】本発明の通信制御装置を利用するためのアプリケーションによる印刷処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態にかかる通常命令の通信制御方法の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態にかかる特殊命令の通信制御方法の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態にかかる通信制御方法の処理手順のフローチャートを示す。
【符号の説明】
10 ホスト装置 11 アプリケーション
12 オペレーティングシステム12 13 通信制御装置
20 通常命令処理手段 21 通常命令制御手段
22 エラー検出手段 23 データ変換処理手段
24 特殊命令処理手段 25 受信データ処理手段
26 通信インタフェース 27 命令解析手段
30 プリンタ 31 送受信部
32 受信バッファ 33 印刷制御部
34 エラー処理部 35 印刷機構
36 センサ 40 パラレル通信路

Claims (11)

  1. パラレル通信路を介して接続されるデバイスとのデータの送受信を制御する通信インタフェースと、
    前記パラレル通信路を監視し、エラー状態を検出したときに、前記デバイスに対する通常命令の送信を禁止する通常命令処理手段と、
    予め定められた所定のエラー状態が発生した場合であっても、所定の特殊命令を前記デバイスに送信する特殊命令処理手段と、
    を備えることを特徴とするパラレル通信制御装置。
  2. パラレル通信路を介して接続されるデバイスとのデータの送受信を制御する通信インタフェースと、
    アプリケーションから受信した送信データが特殊命令か否かを確認する確認手段と、
    前記パラレル通信路を監視しており、エラー状態を検出したときには、特殊命令以外の前記送信データの送信を禁止し、予め定めたエラー状態を検出したときには、特殊命令のみの送信を許可する送信処理手段と、
    を備えることを特徴とするパラレル通信制御装置。
  3. 前記予め定めたエラー状態は、復帰可能エラーであることを特徴とする請求項1または2に記載のパラレル通信制御装置。
  4. 前記特殊命令は、前記デバイスを初期化する復帰命令を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のパラレル通信制御装置。
  5. 前記特殊命令は、前記デバイスのステータスを要求するリアルタイムコマンドを含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のパラレル通信制御装置。
  6. パラレル通信路を介して、デバイスとのデータの送受信を行う通信制御方法であって、
    (a) 送信データが通常命令に基づく送信データであるか所定の特殊命令に基づく送信データであるかを確認する工程と、
    (b) 前記デバイスがエラー状態か否かを確認する工程と、
    (c) エラー状態を検出した場合には、前記通常命令に基づく前記送信データの前記デバイスへの送信を禁止する工程と、
    (d) 予め定めたエラーを検出した場合には、前記所定の特殊命令に基づく送信データのみを前記デバイスへ送信する工程と、
    を備えることを特徴とするパラレル通信制御方法。
  7. 前記予め定めたエラーは、復帰可能エラーであることを特徴とする請求項6に記載のパラレル通信制御方法。
  8. 前記特殊命令は、前記デバイスを初期化する復帰命令を含むことを特徴とする請求項6または9に記載のパラレル通信制御方法。
  9. 前記特殊命令は、前記デバイスのステータスの送信を要求するリアルタイムコマンドを含むことを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載のパラレル通信制御方法。
  10. 請求項6から9のいずれか1項に記載の印刷制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 請求項6から9のいずれか1項に記載の印刷制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記載したコンピュータにより読取可能な記録媒体。
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