JP2006224344A - プリントシステム及びプリント制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】プリント処理中においてプリント出力不能状態となった場合であっても、確実、且つ、効率的にプリント処理を回復することが可能なプリントシステム及びプリント制御方法を提供する。
【解決手段】プリンタ装置によるプリント時に異常が発生した場合に、プリンタ装置は、プリント出力不能となる印刷オーダ情報を示したリカバリ情報を生成し、入力端末は、この生成されたリカバリ情報に基づいて、印刷オーダ情報の再入力を行う。
【選択図】図5
【解決手段】プリンタ装置によるプリント時に異常が発生した場合に、プリンタ装置は、プリント出力不能となる印刷オーダ情報を示したリカバリ情報を生成し、入力端末は、この生成されたリカバリ情報に基づいて、印刷オーダ情報の再入力を行う。
【選択図】図5
Description
本発明は、画像データのプリント作成を行うプリントシステム及びプリント制御方法に関する。
従来より、複数の端末とプリンタ装置とが通信回線を介して接続されたプリントシステムが存在している。このようなシステムでは、複数の端末からプリンタを共用して利用することが可能であることから、様々な分野で広く利用されるに至っている。
一方、上記システムにおいて、プリンタ装置の故障、紙詰まり、トナー切れ等の発生により、プリント処理が正常に行うことができない状態となった場合に、他のプリンタ装置に切り替えてプリント作成を行うシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−166899号公報
一方、上記システムにおいて、プリンタ装置の故障、紙詰まり、トナー切れ等の発生により、プリント処理が正常に行うことができない状態となった場合に、他のプリンタ装置に切り替えてプリント作成を行うシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1のプリンタシステムでは、プリンタへの出力データ出力時に、当該プリンタの出力不能情報の出力を行うため、プリント処理中にプリント出力不能状態となった場合に関しては何ら記載されておらず、対応することができない。
本発明の課題は、プリント処理中においてプリント出力不能状態となった場合であっても、確実、且つ、効率的にプリント処理を回復することが可能なプリントシステム及びプリント制御方法を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
プリント対象となる画像データを含む印刷オーダ情報を入力するための少なくとも1以上の入力端末と、前記入力された印刷オーダ情報に基づいて前記画像データのプリントを行うプリンタ装置と、を備えたプリントシステムにおいて、
前記プリンタ装置は、前記印刷オーダ情報の入力順に当該印刷オーダ情報の予約リストを生成する予約リスト生成手段と、前記生成された予約リストを記憶する記憶手段と、前記プリント時における作動状態の異常を検知する検知手段と、前記検知手段からの検知信号に応じプリント出力不能となった印刷オーダ情報を前記予約リストに基づいて特定する特定手段と、前記特定された印刷オーダ情報を指示するリカバリ情報を生成するリカバリ情報生成手段と、を備え、
前記入力端末は、前記生成されたリカバリ情報に基づいて前記印刷オーダ情報の再入力を行う再入力制御手段を備えたことを特徴としている。
プリント対象となる画像データを含む印刷オーダ情報を入力するための少なくとも1以上の入力端末と、前記入力された印刷オーダ情報に基づいて前記画像データのプリントを行うプリンタ装置と、を備えたプリントシステムにおいて、
前記プリンタ装置は、前記印刷オーダ情報の入力順に当該印刷オーダ情報の予約リストを生成する予約リスト生成手段と、前記生成された予約リストを記憶する記憶手段と、前記プリント時における作動状態の異常を検知する検知手段と、前記検知手段からの検知信号に応じプリント出力不能となった印刷オーダ情報を前記予約リストに基づいて特定する特定手段と、前記特定された印刷オーダ情報を指示するリカバリ情報を生成するリカバリ情報生成手段と、を備え、
前記入力端末は、前記生成されたリカバリ情報に基づいて前記印刷オーダ情報の再入力を行う再入力制御手段を備えたことを特徴としている。
更に、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記リカバリ情報生成手段は、前記印刷オーダ情報を指示する情報と、当該印刷オーダ情報を入力した入力端末の識別情報とを対応付けてリカバリ情報を生成し、
前記再入力制御手段は、前記識別情報が当該入力端末の識別情報と一致すると判定した場合に、前記印刷オーダ情報の再入力を行うことを特徴としている。
前記リカバリ情報生成手段は、前記印刷オーダ情報を指示する情報と、当該印刷オーダ情報を入力した入力端末の識別情報とを対応付けてリカバリ情報を生成し、
前記再入力制御手段は、前記識別情報が当該入力端末の識別情報と一致すると判定した場合に、前記印刷オーダ情報の再入力を行うことを特徴としている。
更に、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記印刷オーダ情報は、少なくとも1以上の画像データを含み、
前記特定手段は、前記検知信号に基づいて前記印刷オーダ情報からプリント出力不能となった画像データを特定し、
前記リカバリ情報生成手段は、前記特定された画像データを指示するリカバリ情報を生成することを特徴としている。
前記印刷オーダ情報は、少なくとも1以上の画像データを含み、
前記特定手段は、前記検知信号に基づいて前記印刷オーダ情報からプリント出力不能となった画像データを特定し、
前記リカバリ情報生成手段は、前記特定された画像データを指示するリカバリ情報を生成することを特徴としている。
更に、請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記入力端末は、特定のプリンタ装置を選択的に指定可能な指定手段を更に備え、
前記再入力制御手段は、前記指定手段により指定されたプリンタ装置に前記印刷オーダ情報の再入力を行うことを特徴としている。
前記入力端末は、特定のプリンタ装置を選択的に指定可能な指定手段を更に備え、
前記再入力制御手段は、前記指定手段により指定されたプリンタ装置に前記印刷オーダ情報の再入力を行うことを特徴としている。
また、上記課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、
プリント対象となる画像データを含む印刷オーダ情報を入力するための少なくとも1以上の入力端末と、前記入力された印刷オーダ情報に基づいて前記画像データのプリントを行うプリンタ装置と、を備えたプリントシステムのプリント制御方法であって、
前記印刷オーダ情報の入力順に当該印刷オーダ情報の予約リストを生成する予約リスト生成工程と、
前記プリントを行う際の作動状態の異常を検知する検知工程と、
前記検知工程により検知信号に応じプリント出力不能となった印刷オーダ情報を前記予約リストに基づいて特定する特定工程と、
前記特定された印刷オーダ情報を指示するリカバリ情報を生成するリカバリ情報生成工程と、
前記生成されたリカバリ情報に基づいて前記印刷オーダ情報の再入力を行う再入力制御工程と、
を含むことを特徴としている。
プリント対象となる画像データを含む印刷オーダ情報を入力するための少なくとも1以上の入力端末と、前記入力された印刷オーダ情報に基づいて前記画像データのプリントを行うプリンタ装置と、を備えたプリントシステムのプリント制御方法であって、
前記印刷オーダ情報の入力順に当該印刷オーダ情報の予約リストを生成する予約リスト生成工程と、
前記プリントを行う際の作動状態の異常を検知する検知工程と、
前記検知工程により検知信号に応じプリント出力不能となった印刷オーダ情報を前記予約リストに基づいて特定する特定工程と、
前記特定された印刷オーダ情報を指示するリカバリ情報を生成するリカバリ情報生成工程と、
前記生成されたリカバリ情報に基づいて前記印刷オーダ情報の再入力を行う再入力制御工程と、
を含むことを特徴としている。
更に、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、
前記リカバリ情報生成工程は、前記印刷オーダ情報を指示する情報と、当該印刷オーダ情報を入力した入力端末の識別情報とを対応付けてリカバリ情報を生成し、
前記再入力制御工程は、前記識別情報が当該入力端末の識別情報と一致すると判定した場合に、前記印刷オーダ情報の再入力を行うことを特徴としている。
前記リカバリ情報生成工程は、前記印刷オーダ情報を指示する情報と、当該印刷オーダ情報を入力した入力端末の識別情報とを対応付けてリカバリ情報を生成し、
前記再入力制御工程は、前記識別情報が当該入力端末の識別情報と一致すると判定した場合に、前記印刷オーダ情報の再入力を行うことを特徴としている。
更に、請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の発明において、
前記印刷オーダ情報は、少なくとも1以上の画像データを含み、
前記特定工程は、前記検知信号に基づいて前記印刷オーダ情報からプリント出力不能となった画像データを特定し、
前記リカバリ情報生成工程は、前記特定された画像データ以降に含まれる他の画像データを指示するリカバリ情報を生成することを特徴としている。
前記印刷オーダ情報は、少なくとも1以上の画像データを含み、
前記特定工程は、前記検知信号に基づいて前記印刷オーダ情報からプリント出力不能となった画像データを特定し、
前記リカバリ情報生成工程は、前記特定された画像データ以降に含まれる他の画像データを指示するリカバリ情報を生成することを特徴としている。
更に、請求項8に記載の発明は、請求項5又は6に記載の発明において、
特定のプリンタ装置を選択的に指定可能な指定工程を更に含み、
前記再入力制御工程は、前記指定工程で指定されたプリンタ装置に前記印刷オーダ情報の再入力を行うことを特徴としている。
特定のプリンタ装置を選択的に指定可能な指定工程を更に含み、
前記再入力制御工程は、前記指定工程で指定されたプリンタ装置に前記印刷オーダ情報の再入力を行うことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、印刷オーダ情報のプリント時に異常が発生した場合、プリンタ装置は、プリント出力不能となった印刷オーダ情報を指示するリカバリ情報を生成し、入力端末は、この生成されたリカバリ情報に基づいて、印刷オーダ情報の再入力を行う。これにより、印刷オーダ情報のプリント時において異常が発生した場合であっても、当該印刷オーダ情報の再入力を行うことが可能であるため、確実、且つ、効率的にプリント処理の回復を行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、入力端末は、リカバリ情報に含まれる識別情報と、自己の入力端末の識別情報とが一致した場合に、印刷オーダ情報の再入力を行う。これにより、入力端末は、自己の入力端末に係るリカバリ情報か否かを判別することが可能であるため、効率的にプリント処理の回復を行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、印刷オーダ情報のプリント時において異常が発生した場合に、印刷オーダ情報からプリント出力不能となった画像データを特定し、この特定された画像データを指示するリカバリ情報を生成する。これにより、入力端末は、リカバリ情報に基づいて、印刷オーダ情報中のプリント出力不能となった画像データの再入力を行うことが可能であるため、確実、且つ、効率的にプリント処理を回復することができる。
請求項4に記載の発明によれば、前記入力端末は、特定のプリンタ装置を選択的に指定可能な指定手段を更に備え、この入力端末から指定されたプリンタ装置に印刷オーダ情報の再入力を行う。これにより、ユーザが所望するプリンタ装置において、プリント処理の回復を行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、印刷オーダ情報のプリント時に異常が発生した場合、プリント出力不能となる印刷オーダ情報を指示するカバリ情報を生成し、このリカバリ情報に基づいて、印刷オーダ情報の再入力を行う。これにより、印刷オーダ情報のプリント時において異常が発生した場合であっても、当該印刷オーダ情報の再入力を行うことが可能であるため、確実、且つ、効率的にプリント処理の回復を行うことができる。
請求項6に記載の発明によれば、入力端末は、リカバリ情報に含まれる識別情報と、自己の入力端末の識別情報とが一致した場合に、印刷オーダ情報の再入力を行う。これにより、入力端末は、自己の入力端末に係るリカバリ情報か否かを判別することが可能であるため、効率的にプリント処理の回復を行うことができる。
請求項7に記載の発明によれば、印刷オーダ情報のプリント時において異常が発生した場合に、印刷オーダ情報からプリント出力不能となった画像データを特定し、この特定された画像データを指示するリカバリ情報を生成する。これにより、入力端末は、リカバリ情報に基づいて、印刷オーダ情報中のプリント出力不能となった画像データの再入力を行うことが可能であるため、確実、且つ、効率的にプリント処理を回復することができる。
請求項8に記載の発明によれば、前記入力端末は、特定のプリンタ装置を選択的に指定可能な指定手段を更に備え、この入力端末から指定されたプリンタ装置に印刷オーダ情報の再入力を行う。これにより、ユーザが所望するプリンタ装置において、プリント処理の回復を行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。ただし、本発明の範囲は、図示例に限定されないものとする。
図1に、プリントシステム100の概略図を示す。
図1に示すように、プリントシステム100は、入力端末10、20、30、プリンタ装置40、50等を有して構成されており、各端末及び装置はネットワークNを介して情報の送受信が可能に接続されている。
図1に示すように、プリントシステム100は、入力端末10、20、30、プリンタ装置40、50等を有して構成されており、各端末及び装置はネットワークNを介して情報の送受信が可能に接続されている。
入力端末10、20、30は、後述する印刷オーダ情報を生成し、当該印刷オーダ情報をネットワークNを介してプリンタ装置40又は50に出力する。
プリンタ装置40、50は、プリント写真作成用の現像処理装置や、レーザプリンタ、インクジェットプリンタ等の画像形成装置であって、入力端末10、20、30から入力される印刷オーダ情報に含まれたプリント条件情報に基づいて、画像データのプリントを行う。
ネットワークNは、専用線や既存の一般公衆回線を利用して構築された通信ネットワークであり、LANやWAN等の様々な回線形態を適用することが可能である。なお、図1においては有線接続されている例を示しているが、無線接続であってもよい。また、本プリントシステム100に接続される端末及びプリンタ装置の数は、特に限らないものとする。
以下、本プリントシステム100の各構成装置について説明する。
まず、入力端末10、20、30について説明するが、各入力端末10、20、30の構成は同一であるので、入力端末10を代表としてその構成について説明する。
まず、入力端末10、20、30について説明するが、各入力端末10、20、30の構成は同一であるので、入力端末10を代表としてその構成について説明する。
図2は、入力端末10の機能的構成を示した図である。
図2に示すように入力端末10は、制御部11、操作部12、表示部13、記憶部14、I/F部15、通信部16等を有して構成され、これらはバス17により互いに接続されている。
図2に示すように入力端末10は、制御部11、操作部12、表示部13、記憶部14、I/F部15、通信部16等を有して構成され、これらはバス17により互いに接続されている。
制御部11は、不図示のCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等からなり、CPUは、RAMの所定領域を作業領域として、ROMに予め記憶されている各種制御プログラムを実行し入力端末10を構成する各部の動作を制御する。また制御部11は、操作部12を介して入力される制御信号にしたがいながらROMに記録されたアプリケーションプログラムを読出・実行して入力端末10の各種機能を実現するようになっている。
また、制御部11は、利用者により操作部12を介して入力されるプリントを行う旨の指示信号が入力されると、当該指示信号に基づいて記憶部14に記憶された画像データから印刷オーダ情報を生成し、この印刷オーダ情報をプリンタ装置40又は50に出力する。ここで、印刷オーダ情報とは、プリント対象となる少なくとも1以上の画像データを含んだデータであって、画像データと、当該画像データのプリント枚数、プリントサイズ等のプリントに関する条件を指示するプリント条件情報とが、対応付けて構成されているものとする。また、生成された印刷オーダ情報は、記憶部14に記憶されるものとする。なお、この記憶された印刷オーダ情報は、プリンタ装置40又は50から送信されるプリント完了を旨する情報の受信に伴い消去するものとするが、これに限らないものとする。
また、制御部11は、プリンタ装置40又は50から入力されるリカバリ情報に基づいて印刷オーダ情報の再送(再入力)を行う。
また、制御部11は、プリンタ装置40又は50から入力されるリカバリ情報に基づいて印刷オーダ情報の再送(再入力)を行う。
操作部12は、文字入力キー,数字入力キーその他各種機能に対応付けられたキーを備えたキーボード、マウス等を含み、利用者によるキー操作で押下されたキーに対応する押下信号を制御部11に出力するようになっている。
利用者は操作部12を介して、プリント対象とする画像データの指定や、プリント条件の指定が可能となっており、また、本システムにおいてプリントを行うプリンタ装置を選択的に指定することが可能となっている。操作部12は、これらプリントを行う旨の指示信号を制御部11に出力する。
利用者は操作部12を介して、プリント対象とする画像データの指定や、プリント条件の指定が可能となっており、また、本システムにおいてプリントを行うプリンタ装置を選択的に指定することが可能となっている。操作部12は、これらプリントを行う旨の指示信号を制御部11に出力する。
表示部13は、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)等から構成されており、制御部11から入力された表示データに基づいて、当該表示部のディスプレイ上に画像を表示する。
記憶部14は、プログラムやデータ等が予め記録されている記録媒体(図示せず)を有しており、この記録媒体は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記録媒体は、記憶部14に固定的に設けられるもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記録媒体には、システムプログラム、当該システムに対応する各種処理プログラム、及び各種処理プログラムで処理されたデータ等を記録する。また、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、制御部11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
また、記憶部14は、後述するI/F部15、通信部16を介して入力される画像データを記憶する。
また、記憶部14は、後述するI/F部15、通信部16を介して入力される画像データを記憶する。
I/F部15は、データ入出力用のポート(図示せず)を備え、このポートにFD(登録商標)、CD−R、半導体メモリ等の記録メディアを接続してデータの転送速度の調整等を行い、入力端末10と記録メディアとの間で行われる画像データ等の各種データの授受を仲介する。
また、I/F部15は、ポートに接続されるスキャナ装置等の画像入力装置とのデータの転送速度の調整等を行い、入力端末10と画像入力装置との間で行われる画像データ等の各種データの授受を仲介する。
また、I/F部15は、ポートに接続されるスキャナ装置等の画像入力装置とのデータの転送速度の調整等を行い、入力端末10と画像入力装置との間で行われる画像データ等の各種データの授受を仲介する。
通信部16は、LAN、WAN等のネットワークNに接続された伝送媒体に接続可能なインターフェイスである。通信部16は、モデム又はターミナルアダプタ等によって構成され、電話回線、ISDN回線、無線通信回線、専用線、CATV回線等の通信回線を介して外部機器との通信を行うための制御を行う。
また、通信部16は、入力端末10と外部機器との間で行われる画像データ等の各種データの授受を仲介する。なお、通信部16を介して外部機器と通信が行われる際には、当該入力端末を識別することが可能な識別情報が外部機器に伝達されるものとする。
また、通信部16は、入力端末10と外部機器との間で行われる画像データ等の各種データの授受を仲介する。なお、通信部16を介して外部機器と通信が行われる際には、当該入力端末を識別することが可能な識別情報が外部機器に伝達されるものとする。
次に、プリンタ装置40、50について説明する。ここで、各プリンタ装置40、50の構成は同一であるものとし、プリンタ装置40を代表としてその構成について説明する。なお、本実施例ではプリンタ装置40、50を同一構成としたが、これに限らず、プリンタ装置40、50のそれぞれを、異なるプリント方式を有した画像形成装置としてもよい。
図3は、プリンタ装置40の機能的構成を示した図である。
図3に示すようにプリンタ装置40は、制御部41、操作部42、表示部43、記憶部44、画像形成部45、検知部46、通信部47等を有して構成され、これらはバス48により互いに接続されている。
図3に示すようにプリンタ装置40は、制御部41、操作部42、表示部43、記憶部44、画像形成部45、検知部46、通信部47等を有して構成され、これらはバス48により互いに接続されている。
制御部41は、不図示のCPU、ROM、RAM等からなり、CPUは、RAMの所定領域を作業領域として、ROMに予め記憶されている各種制御プログラムを実行しプリンタ装置40を構成する各部の動作を制御する。また制御部41は、操作部42を介して入力される制御信号にしたがいながらROMに記録されたアプリケーションプログラムを読出・実行してプリンタ装置40の各種機能を実現するようになっている。
また、制御部41は、入力端末10、20、30から入力される印刷オーダ情報に含まれるプリント条件情報に基づいて、当該印刷オーダ情報に含まれる画像データのプリントを行う。ここで、入力された印刷オーダ情報は、記憶部44にスプール記憶されるとともに、この印刷オーダ情報のプリント予約がプリント予約リストに登録される。
ここで、図4を参照して、プリント予約リストについて説明する。
プリント予約リストとは、制御部41に制御により、プリントを行う印刷オーダ情報を示す情報がリスト形式で記録されたものであって、当該印刷オーダ情報が入力された順序に応じて順次登録が行われる。制御部41は、このプリント予約リストに登録(記録)された順序に従い、印刷オーダ情報のプリントを行うようになっている。なお、このプリント予約リストは記憶部44に記憶されるものとする。
プリント予約リストとは、制御部41に制御により、プリントを行う印刷オーダ情報を示す情報がリスト形式で記録されたものであって、当該印刷オーダ情報が入力された順序に応じて順次登録が行われる。制御部41は、このプリント予約リストに登録(記録)された順序に従い、印刷オーダ情報のプリントを行うようになっている。なお、このプリント予約リストは記憶部44に記憶されるものとする。
例えば、図4(a)に示すように、プリンタ装置40に対し、まず入力端末10から印刷オーダAが、次に入力端末20から印刷オーダBが、次に入力端末10から印刷オーダCが入力されたとすると、図4(b)のプリント予約リストに示すように、この入力された順序で各印刷オーダ情報を示す情報が登録されることになり、プリンタ装置40は、このプリント予約リストに登録された、印刷オーダA→印刷オーダB→印刷オーダCの順でプリントを行う。また、制御部41は、一のプリント処理終了毎に、該当する印刷オーダのプリント予約を予約リストから削除する。なお、本実施の形態では、予約リストに印刷オーダを示す情報を記録することとしたが、これに限らず、当該印刷オーダを入力した入力端末の識別情報や、入力された際の時刻を示す時刻情報等を対応付けて記録することとしてもよい。
図3に戻り、制御部41は、後述する検知部46から出力される検知信号に基づいて、プリント出力不能となった印刷オーダを特定する。具体的には、検知部46から検知信号が入力されると、この入力時において現在プリント処理中の印刷オーダを、前述したプリント予約リストに基づいて特定する。ここで、「プリント出力不能な印刷オーダ」とは、プリンタ装置の故障、紙詰まり、トナー切れ、用紙切れ等の発生により正常なプリント出力を行うことが不可能となった印刷オーダを意味する。
また、制御部41は、特定された印刷オーダの再入力を指示するリカバリ情報を生成し、このリカバリ情報をリスト形式で記憶部44に記憶するとともに、入力端末に送信を行う。ここで、生成されるリカバリ情報には、前記特定された印刷オーダとともに当該印刷オーダを入力した入力端末の識別情報が対応付けられた情報が含まれているものとする。なお、本実施の形態では、リカバリ情報はブロードキャスト方式で送信されるものとするが、これに限らず、ユニキャスト方式或いはマルチキャスト方式で送信されることとしてもよい。
操作部42は、文字入力キー,数字入力キーその他各種機能に対応付けられたキーを備えたキーボード、マウス等を含み、利用者によるキー操作で押下されたキーに対応する押下信号を制御部41に出力する。
表示部43は、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)等から構成されており、制御部41から入力された表示データに基づいてディスプレイ上に画像を表示する。
記憶部44は、プログラムやデータ等が予め記録されている記録媒体(図示せず)を有しており、この記録媒体は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記録媒体は、記憶部44に固定的に設けられるもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記録媒体には、システムプログラム、当該システムに対応する各種処理プログラム、及び各種処理プログラムで処理されたデータ等を記録する。また、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、制御部41は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
また、記憶部44は、後述する通信部47を介して入力端末10、20、30から入力される印刷オーダを順次スプール記憶し、制御部41はこの入力(記憶)された順序で印刷オーダのプリントを行う。
画像形成部45は、制御部41の制御に応じて、印刷オーダに含まれた画像データを、該画像データのプリント条件情報に基づき、所定の記録媒体にプリント出力する。なお、画像形成部45は、本プリンタ装置40のプリント方式に応じた部材により構成されているものとする。
検知部46は、本プリンタ装置40によるプリント処理時の作動状態の異常を検知し、この検知結果を示す状態情報を制御部41に出力する。具体的には、印刷オーダのプリント中において、プリンタ装置40が有する各部の故障、紙詰まり、トナー切れ等の作動状態の異常を検知すると、その旨を示す状態情報を制御部41に出力する。なお、検知部46は、本プリンタ装置40のプリント処理に係る各部位に予め設けられているものとする。
通信部47は、LAN、WAN等のネットワークNに接続された伝送媒体に接続可能なインターフェイスである。通信部47は、モデム又はターミナルアダプタ等によって構成され、電話回線、ISDN回線、無線通信回線、専用線、CATV回線等の通信回線を介して外部機器との通信を行うための制御を行う。
次に、図5及び図6を参照して、入力端末10とプリンタ装置40との間で印刷オーダの回復が行われる際の手続・処理を説明する。なお、図4は入力端末10の制御部11及びプリンタ装置40の制御部41が実行する処理を示している。
まず、入力端末10は印刷オーダの送信に先立ち、プリンタ装置40に対し、当該入力端末10との接続を要求する接続要求情報を送信し(ステップS111)、この接続要求信号をプリンタ装置40が受信すると、プリンタ装置40は、接続の可否を判定する接続可否判定処理を実行する(ステップS211)。
ここで、図7を参照して、ステップS211の接続可否判定処理について説明する。なお、図7はプリンタ装置40の制御部41が実行する処理を示している。
まず、接続要求情報が受信されると、プリンタ装置40は記憶部44に記憶されたリカバリリストを参照し(ステップS2111)、このリカバリリストの最前に位置するリカバリ情報に対応付けられた入力端末の識別情報と、接続要求情報を入力した入力端末の識別情報とを比較を行う(ステップS2112)。
ここで、一致すると判定した場合には(ステップS2112;Yes)、接続を許可する旨の判定を行い(ステップS2113)、ステップS212に移行する。一方、一致しないと判定した場合には(ステップS2112;No)、接続を許可しない旨の判定を行い(ステップS2114)、ステップS212に移行する。
図5に戻り、ステップS211の接続可否判定処理で判定された結果に基づいて、接続要求情報に対する可否を示した接続要求返信情報を入力端末10に送信する(ステップS212)。
ここで、入力端末10は、受信された接続要求返信情報が、接続を許可するものか否かを判定し、接続を拒否するものと判定した場合には(ステップS112;No)、ステップS111に戻り、再度接続要求情報を送信する。
一方、ステップS112において、接続を許可するものと判定した場合には(ステップS112;Yes)、ステップS112で入力されたリカバリ情報に基づいて、記憶部14に記憶された印刷オーダ情報を送信する(ステップS113)。
プリンタ装置40は、入力端末10から送信された印刷オーダ情報を受信すると、この印刷オーダに含まれるプリント条件情報に基づいて、当該印刷オーダに含まれた画像データのプリント処理を開始する(ステップS213)。
このプリント処理の間、検知部46により本プリンタ装置40の作動状態を監視し、検知部46から検知信号が入力されない場合には(ステップS214;No)、ステップS224へと移行する。
一方、検知部46から作動状態の異常を示す検知信号が入力されると(ステップS214;Yes)、この検知信号に基づいて、現在プリント中である印刷オーダを特定し(ステップS215)、この印刷オーダを示す情報と当該印刷オーダを入力した入力端末の識別情報とを対応付けたリカバリ情報を生成するとともにプリント予約リストに登録された情報を削除し、この生成されたリカバリ情報を記憶部44にリスト形式(以下、リカバリリストという)で記憶させる(ステップS216)。そして、このリカバリリストをネットワークNに接続された入力端末10、20、30にブロードキャスト方式で送信する(ステップS217)。
なお、上述したステップS216の後、不測の事態によりプリンタ装置40の電源供給が断たれしまったような場合には、電源供給再開後に記憶部44に記憶されたリカバリリストが読み出され、当該リカバリリストに基づき、ステップS217以降の処理が実行されるものとする。
ここで、図8を参照して、ステップS216で生成されるリカバリリストについて説明する。
図8は、プリンタ装置40の画像形成部45の概略構成を示す図である。なお、本プリンタ装置40は、プリント写真作成用の現像処理装置であるものとするが、これに限らないものとする。図8に示すように、画像形成部45は、所定の記録媒体に対しプリント対象となる画像データに応じた露光を行う露光部451、露光された記録媒体の現像、漂白、定着等を行う現像部452、定着されたの記録媒体の乾燥、乾燥後記録媒体に対しソート等所定の後処理を施す後処理部453等を有しており、記録媒体は搬送機構により各部を経た後排紙される。
図8は、プリンタ装置40の画像形成部45の概略構成を示す図である。なお、本プリンタ装置40は、プリント写真作成用の現像処理装置であるものとするが、これに限らないものとする。図8に示すように、画像形成部45は、所定の記録媒体に対しプリント対象となる画像データに応じた露光を行う露光部451、露光された記録媒体の現像、漂白、定着等を行う現像部452、定着されたの記録媒体の乾燥、乾燥後記録媒体に対しソート等所定の後処理を施す後処理部453等を有しており、記録媒体は搬送機構により各部を経た後排紙される。
ここで、図4(b)で示した予約リストにしたがって、後処理部453で印刷オーダAが、現像部452で印刷オーダBが、露光部451で印刷オーダCがプリント処理されているものとする。この時点で、ジャム(紙詰まり)の発生や、本プリンタ装置40が有するメンテナンス用のドアが開かれたこと等により検知部46から検知信号が出力されると、制御部41は、現時点においてプリント処理中である印刷オーダA〜Cを特定し、当該印刷オーダA〜Cのリカバリ情報を順次生成し、図9に示すようにリスト形式で記憶を行う。
さらに、制御部41は、この特定された印刷オーダ(印刷オーダA〜C)以降に登録された印刷オーダが予約リスト中に存在する場合には、この特定された印刷オーダ以降に登録された他の印刷オーダのリカバリ情報を、その登録順に生成しリカバリリストとして記憶する。
なお、上記説明では検知信号出力時にいて、プリント処理中の印刷オーダ全てに対して、リカバリ情報を生成することとしたが、これに限らず、特定のプリント処理に係る印刷オーダに関してはリカバリ情報の生成を行わないこととしてもよく、例えば、後処理部453に係る印刷オーダに関してはリカバリ情報の生成を行わないこととしてもよい。
また、検知部46から出力される検知信号に異常検知位置を示した情報を含めることにより、プリンタ装置40において異常が発生した位置を特定できるような場合には、この検知信号に基づいてリカバリ情報を生成することとしてもよい。例えば、図8の露光部451において異常が発生したことを特定できた場合には、この後の現像部452及び後処理部453に係る印刷オーダ(印刷オーダB、C)に関してはリカバリ情報の生成を行わないこととしてもよい。
また、印刷オーダが複数の画像データを含むような場合、制御部41は、検知信号が入力された時点においてプリント処理中である画像データを特定し、当該印刷オーダに含まれる画像データのうち、特定された画像データ以降の他の画像データに関するリカバリ情報を生成する。例えば、印刷オーダAが画像データG1〜G5を含むような場合において、後処理部453で画像データG2が、現像部452で画像データG3が、露光部451で画像データG4がプリント処理されているような場合(画像データG1はプリント済み)、制御部41は、現時点においてプリント処理中である画像データG2〜G4を特定し、この特定された画像データG2〜G4に関する印刷オーダの順でリカバリ情報を生成し、リカバリリストとして記憶する。
図5に戻り、プリンタ装置40はリカバリ情報を送信した後、現在作動中のプリント処理を停止させるとともに、外部からの印刷オーダの入力を停止させるプリントオフライン処理を行い(ステップS218)、記憶部44に記憶された印刷オーダのスプールデータを消去する(ステップS219)。これにより、不要となったデータを消去できるため、記憶部44の記憶容量を抑えることが可能であるとともに、再入力されるデータとの整合性を保つことができる。
一方、入力端末10では、プリンタ装置40からリカバリリストが入力されると(ステップS114;Yes)、このリカバリリストに含まれる入力端末の識別情報が、自己の入力端末の識別情報か否かを判定し、他の入力端末の識別情報であった場合には(ステップS115;No)ステップS112に戻り、リカバリリストが入力されるまで待機を行う。
ステップS115において、自己の入力端末の識別情報と判定した場合には、プリント中にエラーが発生した旨の画面を表示部13に表示させる(ステップS116)。ここでこの表示画面に基づき、利用者により操作部12を介してプリント処理を中止する旨の指示信号が入力された場合には(ステップS117;No)、プリント処理を中止する旨のプリント中止指示情報をプリンタ装置40に送信し(ステップS118)、本処理を終了する。
一方、ステップS117において、プリント処理を継続する旨の指示信号が入力された場合には(ステップS117;Yes)、プリント処理を開始する旨のオンライン指示情報をプリンタ装置40に送信する(ステップS119)。
プリンタ装置は、入力端末10から入力される情報が、本プリント処理を中止するプリント中止指示情報か或いは、プリント処理を継続するオンライン指示情報かの判定を行い、プリント中止指示信号が入力された場合には(ステップS220;No)、本処理を終了する。
一方、ステップS220において、オンライン指示情報が入力された場合には、このオンライン指示情報に基づいてプリント処理を有効化するとともに、外部からの印刷オーダの入力を開始させるプリントオンライン処理を行う(ステップS221)。
なお、ステップS220において、入力端末からの応答が所定の時間(例えば、10秒)経過した後も得られないような場合には、該当する入力端末のリカバリ情報をリカバリリストから削除し、当該リカバリリストに記憶された次のリカバリ情報に係る入力端末に対し、本処理を実行するようにしてもよい。
次いで、入力端末10は印刷オーダの再送信に先立ち、プリンタ装置40に対し、当該入力端末10との接続を要求する接続要求情報を送信し(ステップS120)、この接続要求信号をプリンタ装置40が受信すると、プリンタ装置40は、接続の可否を判定する接続可否判定処理を実行する(ステップS222)。そして、プリンタ装置40は、ステップS219の接続可否判定処理で判定された結果に基づいて、接続要求情報に対する可否を示した接続要求返信情報を入力端末10に送信する(ステップS223)。なお、ステップS222の接続可否判定処理は、上述したS211における接続可否判定処理と同様であるため説明を省略する。
入力端末10は、プリンタ装置40から送信された接続要求返信を受信すると、この接続要求返信情報が、接続を許可するものか否かを判定し、接続を拒否するものと判定した場合には(ステップS121;No)、ステップS120に戻り、再度接続要求情報を送信する。
一方、ステップS121において、接続を許可するものと判定した場合には(ステップS121;Yes)、ステップS114で入力されたリカバリ情報に基づいて、記憶部14に記憶された印刷オーダ情報を再度送信(再入力)する(ステップS122)。
プリンタ装置40は、入力端末10から送信された印刷オーダ情報を受信すると、この印刷オーダをプリント予約リストに登録するとともに、当該印刷オーダに係るリカバリ情報をリカバリリストから削除し、プリント処理を再び開始する(ステップS224→ステップS213)。なお、全てのプリントを終了した場合には(ステップS224;Yes)、プリント終了を旨するプリント終了情報を入力端末10に送信し(ステップS225)、プリンタ装置40の処理を終了する。
一方、入力端末10は、本処理の間、プリンタ装置40から送信されるプリント終了信号の受信を待機しており(ステップS123;No)、このプリント終了信号を受信すると(ステップS123;Yes)、入力端末10の処理を終了する。
以上のように、本実施の形態によれば、プリンタ装置40によるプリント時に異常が発生した場合に、プリンタ装置40は、プリント出力不能となる印刷オーダ情報を示したリカバリ情報を生成し、入力端末10は、この生成されたリカバリ情報(リスト)に基づいて、印刷オーダ情報の再入力を行う。これにより、印刷オーダ情報のプリント時において異常が発生した場合であっても、当該印刷オーダ情報の再入力を行うことが可能であるため、確実、且つ、効率的にプリント処理の回復を行うことができる。
なお、印刷オーダ情報の再入力は、制御部11の制御により、不図示のRAM又は記憶部14に記憶された印刷オーダ情報の一時記憶データが自動で送信されることとしてもよいし、ユーザにより操作部12を介して手動で行われることとしてもよい。
また、本処理では、印刷オーダ情報にプリント対象となる少なくとも1以上の画像データを含めることとしたが、これに限らず、印刷オーダ情報としてプリント条件情報のみを含んだデータを入力端末10から送信し、プリンタ装置40は、この印刷オーダ情報に基づいてプリント予約リストを生成することとしてもよい。この場合、各プリント条件情報に対応する画像データは、プリンタ装置40から送信される指示情報に基づき入力端末10から後れて送信されることになるが、受付順にプリント予約リストが生成されるため、この順に従ったプリントを実施することが可能となる。なお、画像データと、当該画像データに対応するプリント条件情報とは、画像データ名、画像データの所在を示すパス名等の識別情報により対応付けられているものとし、当該識別情報により画像データが当該画像データに対応するプリント条件でプリントされるものとする。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行ってもよい。
例えば、本実施の形態では、リカバリリストを送信したプリンタ装置40に対して印刷オーダ情報の再入力を行うこととしたが、これに限らず、入力端末10の操作部を介して特定のプリンタ装置(例えば、図1のプリンタ装置50)が指定された場合には、この指示信号に応じ、プリンタ装置50に印刷オーダ情報の再入力を行うこととしてもよい。なお、この場合、再入力先のプリンタ装置は同一のプリント方式であることが好ましい。
また、本実施の形態では、リカバリリストの送信をブロードキャスト方式で送信することとしたが、これに限らず、他の方式で送信することとしてもよい。例えば、ユニキャスト方式で送信するような場合、プリンタ装置は、リカバリリスト中の各リカバリ情報に含まれる識別情報に対応した入力端末宛に、当該リカバリリストを送信することになる。また、その際には各リカバリ情報を、当該リカバリ情報に対応する入力端末宛に送信することが好ましい。
100 プリントシステム
10 入力端末
11 制御部
12 操作部
13 表示部
14 記憶部
15 I/F部
16 通信部
17 バス
20 入力端末
30 入力端末
40 プリンタ装置
41 制御部
42 操作部
43 表示部
44 記憶部
45 画像形成部
451 露光部
452 現像部
453 後処理部
46 検知部
47 通信部
48 バス
50 プリンタ装置
10 入力端末
11 制御部
12 操作部
13 表示部
14 記憶部
15 I/F部
16 通信部
17 バス
20 入力端末
30 入力端末
40 プリンタ装置
41 制御部
42 操作部
43 表示部
44 記憶部
45 画像形成部
451 露光部
452 現像部
453 後処理部
46 検知部
47 通信部
48 バス
50 プリンタ装置
Claims (8)
- プリント対象となる画像データを含む印刷オーダ情報を入力するための少なくとも1以上の入力端末と、前記入力された印刷オーダ情報に基づいて前記画像データのプリントを行うプリンタ装置と、を備えたプリントシステムにおいて、
前記プリンタ装置は、前記印刷オーダ情報の入力順に当該印刷オーダ情報の予約リストを生成する予約リスト生成手段と、前記生成された予約リストを記憶する記憶手段と、前記プリント時における作動状態の異常を検知する検知手段と、前記検知手段からの検知信号に応じプリント出力不能となった印刷オーダ情報を前記予約リストに基づいて特定する特定手段と、前記特定された印刷オーダ情報を指示するリカバリ情報を生成するリカバリ情報生成手段と、を備え、
前記入力端末は、前記生成されたリカバリ情報に基づいて前記印刷オーダ情報の再入力を行う再入力制御手段を備えたことを特徴とするプリントシステム。 - 前記リカバリ情報生成手段は、前記印刷オーダ情報を指示する情報と、当該印刷オーダ情報を入力した入力端末の識別情報とを対応付けてリカバリ情報を生成し、
前記再入力制御手段は、前記識別情報が当該入力端末の識別情報と一致すると判定した場合に、前記印刷オーダ情報の再入力を行うことを特徴とする請求項1に記載のプリントシステム。 - 前記印刷オーダ情報は、少なくとも1以上の画像データを含み、
前記特定手段は、前記検知信号に基づいて前記印刷オーダ情報からプリント出力不能となった画像データを特定し、
前記リカバリ情報生成手段は、前記特定された画像データを指示するリカバリ情報を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載のプリントシステム。 - 前記入力端末は、特定のプリンタ装置を選択的に指定可能な指定手段を更に備え、
前記再入力制御手段は、前記指定手段により指定されたプリンタ装置に前記印刷オーダ情報の再入力を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のプリントシステム。 - プリント対象となる画像データを含む印刷オーダ情報を入力するための少なくとも1以上の入力端末と、前記入力された印刷オーダ情報に基づいて前記画像データのプリントを行うプリンタ装置と、を備えたプリントシステムのプリント制御方法であって、
前記印刷オーダ情報の入力順に当該印刷オーダ情報の予約リストを生成する予約リスト生成工程と、
前記プリントを行う際の作動状態の異常を検知する検知工程と、
前記検知工程により検知信号に応じプリント出力不能となった印刷オーダ情報を前記予約リストに基づいて特定する特定工程と、
前記特定された印刷オーダ情報を指示するリカバリ情報を生成するリカバリ情報生成工程と、
前記生成されたリカバリ情報に基づいて前記印刷オーダ情報の再入力を行う再入力制御工程と、
を含むことを特徴とするプリント制御方法。 - 前記リカバリ情報生成工程は、前記印刷オーダ情報を指示する情報と、当該印刷オーダ情報を入力した入力端末の識別情報とを対応付けてリカバリ情報を生成し、
前記再入力制御工程は、前記識別情報が当該入力端末の識別情報と一致すると判定した場合に、前記印刷オーダ情報の再入力を行うことを特徴とする請求項5に記載のプリント制御方法。 - 前記印刷オーダ情報は、少なくとも1以上の画像データを含み、
前記特定工程は、前記検知信号に基づいて前記印刷オーダ情報からプリント出力不能となった画像データを特定し、
前記リカバリ情報生成工程は、前記特定された画像データ以降に含まれる他の画像データを指示するリカバリ情報を生成することを特徴とする請求項5又は6に記載のプリント制御方法。 - 特定のプリンタ装置を選択的に指定可能な指定工程を更に含み、
前記再入力制御工程は、前記指定工程で指定されたプリンタ装置に前記印刷オーダ情報の再入力を行うことを特徴とする請求項5又は6に記載のプリント制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005038088A JP2006224344A (ja) | 2005-02-15 | 2005-02-15 | プリントシステム及びプリント制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005038088A JP2006224344A (ja) | 2005-02-15 | 2005-02-15 | プリントシステム及びプリント制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006224344A true JP2006224344A (ja) | 2006-08-31 |
Family
ID=36986124
Family Applications (1)
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JP2005038088A Pending JP2006224344A (ja) | 2005-02-15 | 2005-02-15 | プリントシステム及びプリント制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006224344A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013099781A1 (en) * | 2011-12-27 | 2013-07-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording medium and control method thereof |
US9380199B2 (en) | 2011-12-02 | 2016-06-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording medium and control method thereof |
-
2005
- 2005-02-15 JP JP2005038088A patent/JP2006224344A/ja active Pending
Cited By (3)
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US9380199B2 (en) | 2011-12-02 | 2016-06-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording medium and control method thereof |
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CN104012164A (zh) * | 2011-12-27 | 2014-08-27 | 佳能株式会社 | 记录介质及其控制方法 |
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