JP2005085101A - 画質診断システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 遠隔からでも、画像形成装置のプリント画質を診断できるようにして、画像形成装置のメンテナンスを行なう必要があるかどうかを監視することができるようにする。
【解決手段】 プリント画質を診断するシステムであって、テストプリントに必要なテスト用データをサーバ101からクライアント機器102へ転送し、テスト用データに従ってプリント出力した画像をスキャンして、スキャンした画像データを解析して画質を判定し、当該判定結果に応じて、サーバ101へ通知するとともに、判定結果をプリンタ103でプリント出力する。また、プリンタ103がテスト用データ或いは、当該判定結果を出力する場合には、当該プリントに対する課金を行なわないようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリンタや複写機等の画像形成装置におけるプリント画質をメンテナンスするメンテナンスサービスを提供するにあたって、使用者の指示に応じて或いは定期的に画像形成装置のプリント画質を判定し、その判定結果に基づいてメンテナンスセンタへの通知を行なう画質診断システムに関するものである。
従来、複写機やプリンタ等の画像形成装置のステータスをセンタサーバが遠隔から監視して、画像形成装置でエラーが発生した場合に、即座にサービスマンを派遣するシステムが存在していた。このようなシステムでは、画像形成装置でジャムが発生したり、画像形成装置の消耗品が無くなったり、画像形成装置の印刷機構部が動かなくなったりすると、画像形成装置のコントローラがセンタサーバへエラー情報を送信していた。そして、センタサーバでは、そのエラー情報を解析して、画像形成装置のエラー状態の認識を行なっていた。
しかしながら、画像形成装置のプリント画質が低下した場合、画像形成装置自身がプリント画質の低下をエラーとして検知することは困難であった。また、画像形成装置の使用者によっては、多少の画質の劣化を問題としない使用者がいる一方で、多少の画質の劣化でも問題とする使用者もいる。従って、サービスマンは自ら、画像形成装置から出力された印刷物を手にとって、視覚的にプリント画質を判定する必要があった。
また、複数箇所に置かれている画像形成装置に対してプリント画質のメンテナンスサービスを提供するためには、画像形成装置が置かれている各々の場所にサービスマンが足を運ぶ必要がある。そのため、各々の画像形成装置のプリント画質をサービスマンがチェックするためには、かなりの時間を要していた。また、それを補うためには、多くのサービスマンを用意する必要があり、人件費による高コストを招くおそれがあった。
本発明は上述の問題点にかんがみてなされたもので、遠隔からでも、画像形成装置のプリント画質を診断できるようにして、画像形成装置のメンテナンスを行なう必要があるかどうかを監視することができる画質診断システムを提供することを目的とする。
本発明の画質診断システムは、テストプリントに必要なテスト用データをサーバからプリンタへ転送する転送手段と、前記プリンタが前記テスト用データに従ってプリント出力した画像をスキャンして、当該スキャンした画像データを入力する画像入力手段と、前記画像データを調べて、前記プリンタにおけるプリント画質を判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に応じて、当該判定結果を前記サーバへ通知する通知手段と、前記判定手段による判定結果に応じて、当該判定結果をプリント出力する判定結果プリント手段とを有する画質診断システムであって、前記プリンタにおけるプリント料金を算出するための印刷枚数又は印刷回数をカウントする課金カウント手段を備え、前記プリンタが前記テスト用データに従ってプリント出力した場合、或いは、前記判定手段による判定結果に応じて、当該判定結果をプリント出力した場合には、前記課金カウント手段における前記印刷枚数又は前記印刷回数のカウントを行なわないことを特徴とする。
本発明によれば、いままで画像形成装置自身が検知することができなかったプリント画質の低下を遠隔からでも診断できるようになり、画像形成装置のメンテナンスを行なう必要があるかどうかを遠隔から監視することができる。これにより、プリント画質のチェックを行なうためにサービスマンが画像形成装置の設置場所に足を運ぶ手間を少なくすることができる。また、画像形成装置のメンテナンス時のプリント処理に対して、課金処理を行なわないようにすることにより、メンテナンスサービスを導入しやすくすることができる。
次に、添付図面を参照しながら本発明の画質診断システムの実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画質診断システムの概略構成図である。
メンテナンスサーバ101は、プリンタ103における画質をメンテナンスする際に必要なデータを、クライアント機器102に転送するとともに、クライアント機器102や判定用スキャナ104からのデータに基づいて、プリンタ103の印刷画質がどういう状態であるかを判断し管理する。
クライアント機器102は、プリンタ103を備える機器であり、メンテナンスサーバ101から送られてきたテストチャートデータに基づいてプリンタ103にテストプリントさせる。また、プリンタ103で印刷された印刷枚数をカウンタで管理したり、プリンタ103のステータスをメンテナンスサーバ101に送信したりして、プリンタ103を統括的に管理する。なお、クライアント機器102は、プリンタ103が同じ筐体にあるような複写機(コピー機)、レーザビームプリンタ、インクジェットプリンタ、FAX装置であってもよいし、プリンタ103を着脱可能に接続できるホストコンピュータやパーソナルコンピュータであってもよい。
プリンタ103は、画像データに基づいて記録用紙に印刷を行なう。また、プリンタ103は、自身を特定するための機材番号を有しており、外部からの要求に応じて、当該機材番号を示すデータを転送することができる。
判定用スキャナ104は、プリンタ103が出力した印刷物をスキャンして画像データを生成し、当該画像データに基づいてプリンタ103のプリント画質をチェックする。また、必要に応じて、生成した画像データをメンテナンスサーバ101に転送する。
LAN(Local Area Network)106は、クライアント機器102や判定用スキャナ104を接続するネットワークであり、通常は、オフィス内や所定の敷地内のネットワークに対応する。また、WAN(Wide Area Network)107は、複数のLANが接続された広域なネットワークであり、複数のネットワークをさらに公衆網や専用回線等で相互接続したものである。これによって、遠隔にあるコンピュータ同士が相互にデータのやり取りを行なうことができる。
なお、メンテナンスサーバ101は、LAN106に直接接続されていてもよい。ただし、WAN107を介して複数のLANと接続することにより、例えば、複数のオフィスや会社にそれぞれ置かれている複数のプリンタに対して、画質メンテナンスサービスを提供することができる。
図2は、クライアント機器102及びプリンタ103から構成される画像形成装置の外観図である。ここでは、クライアント機器102が複写機に組み込まれた例を説明する。
画像入力デバイスであるスキャナ201は、原稿となる紙上の画像を照明し、不図示のCCDラインセンサを走査することによって、ラスターイメージデータを生成する。使用者が、原稿用紙を原稿フィーダ204のトレイ203にセットして、操作部202において読み取りの起動を指示すると、画像形成装置のコントローラCPUがスキャナ201に指示を与え、フィーダ203で原稿用紙を1枚ずつフィードし、スキャナ201で原稿画像の読み取り動作を行なう。
画像出力デバイスであるプリンタ103は、ラスターイメージデータを用紙上に印刷するものである。この印刷方式としては、感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、本実施形態においては、どの方式を用いて印刷を行なっても構わない。なお、プリント動作は、コントローラCPUからの指示によって起動される。
プリンタ103は、異なる用紙サイズ或いは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセット206、207、208を有している。また、排紙トレイ205は、印字し終わった用紙を受けるものである。
図3は、画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。
クライアント機器102は、画像入力デバイスであるスキャナ201や画像出力デバイスであるプリンタ103と接続し、一方ではLANや公衆回線(WAN)と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行なうコントローラである。
CPU301は、システム全体を制御するコントローラである。RAM302は、CPU301が動作するために使用するシステムワークメモリである。また、RAM302は、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM303は、ブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD304は、ハードディスクドライブで、システムソフトウェア、画像データを格納する。
操作部I/F306は、操作部(UI)202との間のインターフェースを司り、操作部202に表示する画像データを操作部202に対して出力する。また、使用者が操作部202を介して入力した情報を、CPU301に伝える役割を果たす。
ネットワーク(Network)308は、LAN106との接続を司り、LAN106に対して情報の入出力を行なう。モデム(MODEM)309は、公衆回線との接続を司り、公衆回線に対して情報の入出力を行なう。以上のデバイスがシステムバス307上に配置される。
イメージバスインターフェース(Image Bus I/F)305は、システムバス307と画像データを高速で転送する画像バス310とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス310は、PCIバス又はIEEE1394で構成される。画像バス310には、以下のデバイスが配置される。
ラスターイメージプロセッサ(RIP)311は、ネットワークから送信されてきたPDLコードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F部312は、画像入出力デバイスであるスキャナ201やプリンタ103と制御ユニットとを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行なう。
スキャナ画像処理部313は、入力画像データに対して補正、加工、編集を行なう。プリンタ画像処理部314は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行なう。画像回転部315は、画像データの回転を行なう。画像圧縮部316は、多値画像データに対してはJPEG圧縮伸張処理を行ない、2値画像画像データに対してはJBIG、MMR、MHの圧縮伸張処理を行なう。
図4は、本実施形態の画質診断システムの機能構成を示すブロック図である。
401〜407は、メンテナンスサーバ101の機能構成である。411〜420は、クライアント機器102の機能構成である。431〜432は、判定用スキャナ104の機能構成である。
メンテナンス履歴管理部401は、行なったメンテナンスの履歴を管理する。この履歴には、プリンタの機材番号ごとに、プリント画質の判定を行なった日時、プリント画質の判定を行なった結果、プリント画質の判定を行なったときに判定用スキャナ104によって読み込まれた画像データ、判定結果に応じてメンテナンスを行なった日時、どのようなメンテナンスを施したか等が記録される。
ダウンロード用画像データ格納部402は、テストプリントを行なうときに使用されるテスト用画像データを格納する。テストチャートを実行するときには、画像データがこのダウンロード用画像データ格納部402からクライアント機器102に転送される。
ダウンロード用テストチャートデータ格納部403は、テストチャートを実行するのに必要なデータが格納されている。テストプリントは、テストチャートデータによる指示に基づいて、テスト用画像データを印刷処理することにより行なわれる。
機器構成管理部404は、メンテナンス対象となる機器の構成を示す情報を管理する。例えば、それぞれの機器ごとに、機材番号、オプションの有無、ネットワークアドレス(IPアドレス)、所有者、設置場所等を示す情報を、データベースを用いて管理している。
サービススケジュール管理部405は、契約データ格納部407が格納しているデータが示す契約内容に従って、サービスマンを派遣するスケジュールを作成し、そのスケジュールに従って、サービスマンに対して指示を出す。例えば、高品質のメンテナンスを提供するという契約が結ばれているプリンタに対しては、即座にサービスマンが派遣できるようにサービスマンを手配する。
課金情報管理部406は、プリンタのカウンタ値に基づいて、プリンタに対するメンテナンス料金を計算し、記憶しておく。契約データ格納部407は、どのような画質メンテナンスを提供するかを示す契約内容を示すデータを格納する。この契約内容には、プリント画質がどのくらいのときにサービスマンを派遣してメンテナンスを行なうかや、プリント画質の判定を行なってからサービスマンを派遣するまでの猶予時間(日)などが示されている。
ユーザID格納部411は、プリンタ103の所有者を識別するためのIDを格納している。このIDを用いて、画質メンテナンスのサービスを提供する提供先を特定する。公開鍵/秘密鍵格納部412は、メンテナンスサーバ101にデータを転送するときに、転送データを暗号化するのに必要な公開鍵や秘密鍵などを格納しておく。
診断開始キー420は、プリント画質の判定を行なうよう使用者が指示するためのボタンである。診断開始キー420が押されるか又は定期的に、クライアント機器102は、テストプリントを実行する。
診断開始判定部413は、プリント画質の診断を実行するかどうかを判定する。診断を定期的に行なうと設定されていれば、設定された期間ごとに、診断を行なう旨の判定をする。また、診断開始キー420が押されたときに診断を行なうと設定されていれば、診断開始キー420が押されたこかどうかを監視し、押されたのに応じて、診断を行なう旨の判定をする。
機材特定情報格納部414は、プリンタ103を識別するための情報、例えば、プリンタ103の機材番号を格納する。メンテナンス終了キー415は、サービスマンがメンテナンスを終了したときに押すボタンである。メンテナンス終了キー415が押されると、その旨がサーバ101に通知され、メンテナンス履歴管理部401では、メンテナンスが終了したことを記憶する。
カウンタ416は、プリンタ103で印刷された枚数をカウントする。枚数は、用紙ごと、コピーで印刷されたか、ホストコンピュータからのプリント要求で印刷されたかごとにカウントされる。図5は、カウンタ416が管理するテーブルを示す図である。縦方向に並べられている用紙の種類ごとに、サービススキャン、サービスプリントを除いたトータルで何枚印刷されたか、コピーによって何敗印刷されたか、ホストコンピュータからのプリント要求で何枚印刷されたかが記憶されている。
また、プリント画質の判定によって、画質劣化が認められたときには、印刷枚数は別にカウントされる。つまり、画質劣化が認められてから、それに対応したメンテナンスが終了するまでは、トータルで印刷された枚数は501に格納され、コピーによって印刷された枚数は502に格納され、プリント要求によって印刷された枚数は503に格納される。さらに、504はサービス・診断用のカウンタであり、サービスマンや使用者がメンテナンスなどを行なうときには、このカウンタによりカウントアップする。このサービススキャン、サービスプリントの枚数値は、トータル枚数、トータル画質劣化時の表示の計算には加算せず、コピー、プリント、スキャンによる課金処理にテストプリント、テストプリント画像のスキャン処理を加えないようにしている。
画質基準格納部417は、プリント画質の判定において、OK(問題なし)とするか、NG(問題あり)とするか、その尺度を示す情報が格納されている。例えば、OK(又はNG)と判定するときの解像度や色ずれの許容範囲を示す情報が格納される。
テスト画像データ・テストチャートデータ格納部418は、サーバ101から転送されてきたテスト用画像データやテストチャートデータを格納しておく。なお、これらのデータは、画質メンテナンスサービスを提供するものによる大切なノウハウが詰め込まれているため、様々な人に流用されることはサービス提供者にとって好ましくない。従って、テスト画像データ・テストチャートデータ格納部418に格納されたテスト用画像データやテストチャートデータは、プリント画質の診断が行なわれた後は消去される。
プリント条件格納部419は、プリンタ103の使用者(又は所有者)が求めるプリント条件を示す情報を格納する。例えば、使用者が高品質なプリントを要求する場合は、「高品質なプリント」というプリント条件を設定する。また、カラーのみの高品質なプリントを要求する場合は、「高品質なカラープリント、普通のモノクロプリント」というプリント条件を設定する。使用者が所望するプリント条件は、クライアント機器102の操作部202から入力され、プリント条件格納部419に記憶される。なお、画質基準格納部417に格納される尺度を示す情報は、プリント条件格納部419に格納されている情報に基づいて決定される。
画像入力部432は、テストプリントで出力された印刷物をスキャンして、画像データを入力する。また、判定部431は、入力された画像データの品質を画質基準格納部417に格納されている情報が示す尺度に照らし合わせて判定する。この判定結果は、必要に応じてサーバ101に通知される。
図6は、本実施形態の画質診断システムにおけるプリント画質の判定処理を示すフローチャートである。ここで、ステップS603、ステップS604、ステップS614は、メンテナンスサーバ101により実行される工程である。また、ステップS601、ステップS602、ステップS605、ステップS606、ステップS6061、ステップS6065、ステップS611、ステップS615は、クライアント機器102により実行される工程である。さらに、ステップS607、ステップS6075、ステップS608、ステップS609、ステップS610、ステップS6111、ステップS6111、ステップS612は、判定用スキャナ104により実行される工程である。なお、これらの処理は、各ステップに対応するプログラムコードが各装置のCPUによって実行されることにより行なわれる。
まず、ステップS601では、クライアント機器102の診断開始判定部413において、診断を開始するか否かを判定する。ここで、診断開始判定部413は、診断開始キー420が使用者により押された場合には、診断を開始すると判定する。また、定期的に診断を行なうことが設定されている場合には、設定された時間又は期間が経過したのに応じて、診断を開始すると判定する。
ステップS601での判定の結果、診断を開始しないと判定された場合には、ステップS601で待機する。一方、ステップS601での判定の結果、診断を開始すると判定された場合には、ステップS602に進む。
続いて、ステップS602では、診断を開始する旨をメンテナンスサーバ101に通知する。ここで、この通知を行なうときには、ユーザID格納部411に格納されているID情報や、機材特定情報格納部414に格納されている機材番号を示す情報、プリント条件格納部419に格納されているプリント条件を示す情報などもメンテナンスサーバ101に通知する。
続いて、ステップS603では、メンテナンスサーバ101において、診断開始の通知を受信する。
続いて、ステップS604では、ダウンロード用画像データ格納部402に格納されているテスト用画像データと、ダウンロード用テストチャートデータ格納部403に格納されているテストチャートデータをクライアント機器102に送信する。このとき、クライアント機器102から送信されたプリント条件を示す情報に基づいて、所望のプリント条件を満たしているかどうかを判定するためのデータを送信するものとする。
続いて、ステップS605では、クライアント機器102において、テストプリントに必要なデータをメンテナンスサーバ101から受信する。
続いて、ステップS606では、テスト用画像データをプリンタ103に転送して、プリンタ103にテストプリントを実行させる。ここで、テスト用画像データは、プリンタ103のプリント画質を保つためのノウハウに基づくものである。従って、テスト用画像データが第3者に勝手に使用されることは、メンテナンスサービスを提供するものにとって弊害である。そのため、クライアント機器102では、テストプリントが終了したことを検知して、当該テスト用画像データを消去する。
また、画質診断システムにおいて、毎回、テスト用画像データをメンテナンスサーバ101からクライアント機器102に転送していたのでは、通信負荷が大きくなる。従って、これらのテスト用画像データをプリンタ103が保持できるように構成してもよい。この場合には、プリンタ103で保持するデータを使用する旨の指示がメンテナンスサーバ101からクライアント機器102に送信され、さらに、クライアント機器102からプリント103へ送信される。これにおり、プリンタ103では、保持してあるテスト用画像データを用いてテストプリントを行なう。また、この場合、プリンタ103では、テスト用画像データが第3者に使用されないように、当該テスト用画像データを暗号化して保持している。
ステップS606でのテストプリントが実行された後、続いて、ステップS6061では、カウンタ416のカウントアップ処理を行なう。メンテナンス実行時には、図5で示したサービススキャン用カウンタ504でプリント時のカウントアップ処理を行なう。これは、通常使用のプリント、コピーなどの処理と、メンテナンスを行なうためにプリントした場合とを区別するためである。これにより、例えば、プリント料金は有料となるが、メンテナンスのための診断は、無料もしくは比較的低価格でサービスを提供するということが可能となる。
ステップS6061でのカウンタ処理の後、使用者は、出力された用紙600を持って判定用スキャナ104のところに行き、その用紙600をセットする。
続いて、ステップS607では、判定用スキャナ104において、原稿(用紙600)をスキャンして、画像データを入力する。
続いて、ステップS6075では、カウンタ処理を行なうようにクライアント機器102に通知を行なう。
続いて、ステップS6065では、クライアント機器102において、図5に示すサービススキャン用カウンタ504が原稿のサイズに応じてカウントアップされる。これは、判定用スキャナ104のカウンタがクライアント機器102内にあるためで、判定用スキャナ104内にカウンタを保持する場合には、そのカウンタのカウントアップ処理を行なう。
続いて、ステップS608では、判定用スキャナ104において、入力した画像データに基づいて、プリンタ103のプリント画質を判定する。プリント画質の判定処理については、後述する。
続いて、ステップS609では、ステップS608の判定結果において、問題なしであるか否かを判定する。この判定の結果、問題なしと判定された場合には、ステップS610進む。一方、ステップS609の判定の結果、問題ありと判定された場合には、ステップS612に進む。
続いて、ステップS610では、ステップS608での判定結果を判定結果格納部に保存する。この判定結果格納部は、HDDなどの不揮発性メモリによって構築されている。また、判定結果格納部がクライアント機器102にある場合には、判定用スキャナ104は、判定結果とその格納要求をクライアント機器102に送信する。
続いて、ステップS6111では、ステップS608での判定結果を表示部105に表示する。また、表示部がクライアント機器102にある場合には、その表示内容を送信する。ステップS609での判定が問題なしと判定された場合には、当該判定結果を至急メンテナンスサーバ101に通知する必要はない。そのため、定期的に、例えば1日1回もしくは数日に1回、複数の判定結果をまとめてメンテナンスサーバ101に転送する。こうすることにより、メンテナンスサーバ101との通信を極力少なくすることができる。
このステップS6111は、判定結果を表示するステップである。ここで、表示される内容は、判定結果の他、テスト用画像データのデータ名、日時、プリンタ103の機種番号、判定方法、動作モード、テストチャートのバージョン、そのときの温湿度などである。また、この判定結果は、本実施形態では3段階とする。Aは「問題なし」、Bは「問題あり(注意要)」、Cは「問題あり(メンテナンス要)」である。
続いて、ステップS6112では、判定結果のプリントを行なうか否かを判断する。この判断の結果、判定結果のプリントを行なわないと判断された場合には、表示のみで処理を終了する。一方、ステップS6112での判断の結果、判定結果のプリントを行なうと判断された場合には、ステップS611に進む。
続いて、ステップS611では、クライアント機器102において、判定結果を使用者に通知するべく、判定結果を示す印刷データを生成して、プリンタ103に転送し、プリンタ103で当該判定結果のプリントを行なう。ここで、印刷される内容は、表示部105に表示した内容と同様であり、判定結果の他、テスト用画像データのデータ名、日時、プリンタ103の機材番号、判定方法、動作モード、テストチャートのバージョン、そのときの温湿度などである。
続いて、ステップS615では、クライアント機器102において、サービススキャン用カウンタ504のカウントアップをして、カウンタ処理を行なう。
一方、ステップS612では、判定用スキャナ104において、ステップS608での判定結果をメンテナンスサーバ101に送信する。このとき、判定用スキャナ104は、プリント原因、入力した画像データ、テスト用画像データのデータ名、日時、プリンタ103の機材番号、判定方法などをメンテナンスサーバ101へ送信する。
続いて、ステップS614では、メンテナンスサーバ101において、判定用スキャナ104から送信された判定結果を受信する。なお、ここでは、判定結果がB又はCである場合に、判定結果を判定用スキャナ104からメンテナンスサーバ101に送信するようにしたが、プリント条件或いは契約内容に従って、例えば、判定結果がCである場合にのみ判定結果をメンテナンスサーバ101に送信するようにしてもよい。この場合、契約内容を示す情報は、画質基準として画質基準格納部に格納されているものとする。
これ以後に、コピーやホストコンピュータからのプリント要求があった場合には、図5に示した501、502、503の各カウンタの値をカウントアップ(更新)する。これにより、プリント画質に問題があるからといって、コピーやプリント要求を全く行なえないようにするのではなく、プリント画質に問題がある間のコピーやプリント要求に対しては、低価格で課金を行なうようにすることができ、使用者の満足が得られる。
図7は、プリンタ103のプリント画質における第1回の判定結果が「問題あり」と判定された場合に行なわれる処理を示すフローチャートである。ここで、ステップS701〜ステップS705、ステップS712〜ステップS714は、メンテナンスサーバ101により実行される工程である。また、ステップS706、ステップS707、ステップS7071、ステップS7075、ステップS711及びステップS7115は、クライアント機器102により実行される工程である。さらに、ステップS708、ステップS7085、ステップS709、ステップS710、ステップS7101、ステップS7102及びステップS7103は、判定用スキャナ104により実行される工程である。なお、これらの処理は、各ステップに対応するプログラムコードが各装置のCPUによって実行されることにより行なわれる。
まず、ステップS701では、メンテナンスサーバ101において、ステップS614で受信した判定結果がBであるか、Cであるかを判定する。この判定の結果、判定結果がBであると判定された場合には、ステップS705に進む。一方、ステップS701での判定の結果、判定結果がCであると判定された場合には、ステップS702に進む。ここで、判定結果がCであると判定された場合には、即座にプリント画質のメンテナンスを行なう必要があるため、以下の各ステップによってサービスマンの派遣を行なう。
まず、ステップS702では、メンテナンスサーバ101のメンテナンス履歴管理部401に当該判定結果を格納する。また、ステップS702において、処理5で示すように、判定結果格納部に対して当該判定結果を通知する。その後の処理については、後述する。
続いて、ステップS703では、サービススケジュール管理部405において、各サービスマンのスケジュール表とプリンタ103の設置場所とに基づいて、派遣させるサービスマンとメンテナンス日を決定する。
続いて、ステップS704では、決定されたサービスマンの携帯端末に、メンテナンスを行なうために該当するプリンタ103の設置場所に向かうよう電子メールを送信し、処理を終了する。このとき、電子メールで送信する内容は、判定結果、判定用スキャナ104で入力された画像データ、ユーザID、プリンタ103の機材番号、プリンタ103の設置場所等を示す情報である。
一方、ステップS705では、該当するプリンタ103のプリント画質のメンテナンスが本当に必要ないかを確かめるための2回目の診断を行なうため、第2のテスト用画像データと第2のテストチャートデータとをクライアント機器102に送信する。このとき、第1回目のテストプリントでは判定できなかった部分を詳細に調べるためのものを送信する。
続いて、ステップS706では、クライアント機器102において、2回目のテストプリントに必要なデータをメンテナンスサーバ101から受信する。
続いて、ステップS707では、クライアント機器102において、テスト用画像データをプリンタ103に転送して、プリンタ103にテストプリントを実行させる。
続いて、ステップS7071では、ステップS6061での処理と同様にカウンタ処理を行なう。ステップS7071でのカウンタ処理の後、使用者は、出力された用紙700を持って判定用スキャナ104のところに行き、その用紙700をセットする。
続いて、ステップS708では、判定用スキャナ104において、原稿(用紙700)をスキャンして、画像データを入力する。
続いて、ステップS7085では、判定用スキャナ104において、カウンタ処理を行なうようにクライアント機器102に通知を行なう。
続いて、ステップS7075では、クライアント機器102において、サービススキャンによるカウンタ処理を行なう。
続いて、ステップS709では、判定用スキャナ104において、入力した画像データに基づいて、プリンタ103のプリント画質を判定する。
続いて、ステップS710では、ステップS709での判定結果と原因とをメンテナンスサーバ101に送信する。
続いて、ステップS7101では、判定用スキャナ104において、ステップS709での判定結果をメンテナンスサーバ101に送信する一方、当該判定結果を判定結果格納部に保存する。判定結果格納部がクライアント機器102にある場合には、判定用スキャナ104は、判定結果とその格納要求をクライアント機器102に送信する。また、ステップS701での判定結果がCと判定された場合には、当該判定結果がステップS702からステップS7101へ送信される(5)。
続いて、ステップS7102では、ステップS709での判定結果を表示部105に表示する。
続いて、ステップS7103では、ステップS6112と同様に、判定結果のプリントを行なうか否かを判断する。この判断の結果、判定結果のプリントを行なわないと判断された場合には、表示のみで処理を終了する。一方、ステップS7103での判断の結果、判定結果のプリントを行なうと判断された場合には、ステップS711に進む。
続いて、ステップS711では、クライアント機器102において、プリンタ103へ判定結果に関するデータを送信して、プリンタ103で当該判定結果のプリントを行なう。
続いて、S7115では、クライアント機器102において、サービスプリントによるカウンタ処理を行なう。
また、ステップS712では、メンテナンスサーバ101において、ステップS710で判定用スキャナ104から送信された判定結果を受信する。
続いて、ステップS713では、メンテナンスサーバ101において、受信した判定結果がBであるか、Cであるかを判定する。この判定の結果、判定結果がCであると判定された場合には、メンテナンスが必要であると判断して、ステップS702に戻る(4)。一方、ステップS713での判定の結果、判定結果がBであると判定された場合には、詳細に調べた結果、今回はまだメンテナンスが必要でないと判断され、ステップS714に進む。
続いて、ステップS714では、当該判定結果をメンテナンス履歴管理部401に記憶して、処理を終了する。
図8は、ステップS608やステップS709で実行されるプリント画質の判定処理を示すフローチャートである。この処理は、判定用スキャナ104の判定部431によって実行される。
まず、ステップS801では、スキャナで読み込んだ画像データをページメモリに格納する。
続いて、ステップS802では、クライアント機器102に対して要求を出して、プリンタ103の機材番号を示す情報や、画像基準を示す情報等をクライアント機器102から取得する。このとき、メンテナンスサーバ101から送信されたテストチャートデータも併せて取得する。
続いて、ステップS803では、ページメモリに格納された画像データを読み出して、各種の画像診断・判定を行なう。このとき、テストチャートデータが示すテストチャートに従って画像データをテストし、設定された画質基準に照らし合わせて判定結果を算出する。ここでは、印字位置及び倍率のテスト並びに斜行のテストを行なう。
なお、テストチャートデータは、プリンタのプリント画質を保つためのノウハウに基づくものである。従って、テストチャートデータが第3者に勝手に使用されることは、メンテナンスサービスを提供するものにとって弊害である。そのため、判定用スキャナ104において、判定処理が終了したことを検知して、テストチャートデータを消去する。
図9は、印字位置及び倍率が正しいかをテストする処理を示すフローチャートである。このテストを行なうために、格子パターンが所定の倍率でテストプリントされている。また、図10は、判定用スキャナ104で入力された画像データがメモリ空間上に展開されているときの様子を概念的に示した図である。ここでは、メモリ空間のデータによって、原稿用紙と格子パターンが表現されている。
まず、ステップS901では、読み出した画像データから原稿の四隅における座標を求める。続いて、ステップS902では、格子パターンの外枠の四隅における座標を求める。続いて、ステップS903では、原稿の四隅における座標と格子パターンの外枠の四隅における座標とを比較して、格子パターンの四隅の印字位置と倍率を算出し、さらに、その印字位置及び倍率と理想値とを比較する。ここで、理想値は、テストチャートデータに記載されているものとする。
続いて、ステップS904では、ステップS903の比較結果をもとに判定を行ない、問題がある場合には、その原因を推定する。ここで、倍率及び印字位置が共に所定の精度内の場合は、正常と判断する。また、倍率が精度内で、印字位置が不良である場合は、印字の書き込みタイミング不良と推定する。また、倍率が不良で、印字スタート位置が精度内の場合は、プリンタ103の転写ドラム又は複写用紙のスピード不良と推定する。また、倍率及び印字位置が共に不良の場合は、上記の2項目ともが不良と推定する。
また、図11は、斜行が正しいかをテストする処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS1101では、読み出した画像データから原稿の傾きを算出する。続いて、ステップS1102では、格子パターンの傾きを算出する。続いて、ステップS1103では、原稿の傾きと格子パターンの傾きとを比較して、図12に示すA〜Eのいずれのパターンに該当するかを判別する。ここで、図12は、原稿と格子パターンの傾き具合を複数のパターンに分類した場合の分類例を示す図である。
続いて、ステップS1104では、ステップS1103の比較結果をもとに判定を行ない、問題がある場合には、その原因を推定する。ここで、パターンAに該当する場合は、正常と判断する。また、パターンBに該当する場合は、画像の用紙への転写中に手前に斜行したと判断する。また、パターンCに該当する場合は、転写中に奥に斜行したと判断する。また、パターンDに該当する場合は、転写前に奥が先行したと判断する。また、パターンEに該当する場合は、転写前に手前が先行したと判断する。
図13は、プリント画質の判定を行なう際に、クライアント機器102の操作部202及び判定用スキャナ104の表示部105にガイダンスを表示する処理を示すフローチャートである。ここで、ステップS1301〜ステップS1306は、クライアント機器102により実行される工程であり、メッセージは操作部202に表示される。また、ステップS1307〜ステップS1319は、判定用スキャナ104により実行される工程であり、メッセージは表示部105に表示される。なお、これらの処理は、各ステップに対応するプログラムコードが各装置のCPUによって実行されることにより行なわれる。
まず、ステップS1301では、クライアント機器102において、診断開始キー420が押されたか否かを判断する。この判断の結果、診断開始キー420が押されたと判断された場合には、ステップS1304に進む。一方、ステップS1301の判断の結果、診断開始キー420が押されていないと判断された場合には、ステップS1302に進む。
続いて、ステップS1302では、最後に診断されてから、一定期間が経過したか否かを判断する。この判断の結果、一定期間診断が行なわれていないと判断された場合には、ステップS1303に進み、「診断をお薦めします」というメッセージを表示して、ステップS1301に戻る(A)。一方、ステップS1302での判断の結果、最後に診断されてから、一定期間が経過していないと判断された場合には、ステップS1301に戻る(A)。
一方、ステップS1304では、「診断を開始します。データのダウンロード中です」というメッセージを表示する。このとき、ステップS602〜ステップS605の処理が実行される。
テストプリントのデータが全て受信されて、テストプリントが開始されると、続いて、ステップS1305では、「テストプリント中です」というメッセージを表示する。
テストプリントが完了すると、続いて、ステップS1306では、「用紙をスキャナにセットしてください」というメッセージを表示する。これによって、使用者は、用紙を持って判定用スキャナ104に行く。
また、ステップS1307では、判定用スキャナ104において、「用紙をセットした後、スタートキーを押してください」というメッセージを表示する。
続いて、ステップS1308では、スタートキーが押されたか否かを判断する。この判断の結果、スタートキーが押されたと判断された場合には、ステップS1309に進む。一方、ステップS1308の判断の結果、スタートキーが押されていないと判断された場合には、ステップS1308でスタートキーが押されるまで待機する。
続いて、ステップS1309では、「テストプリントの画像を読み込み中です」というメッセージを表示する。このとき、ステップS608の処理が実行される。
続いて、ステップ1310では、画像を読み込んで判定を行なう間、「診断中です。しばらくおまちください」というメッセージを表示する。
続いて、ステップ1311では、ステップS1310における診断結果が、「診断が1回目で、かつ問題なし」であるか否かを判定する。この判定の結果、「診断が1回目で問題なし」と判定された場合には、ステップS1313に進む。一方、ステップ1311での判定の結果、「問題あり」と判定された場合には、ステップS1312に進む。
続いて、ステップS1312では、ステップS1311での判定の結果、「問題あり」又は「詳細診断」と判定された場合には、判定結果がメンテナンスサーバ101に送信されるため、「判定結果をサーバに送信中です」というメッセージを表示する。
続いて、ステップS1313では、詳細診断が必要であるか否かを判断する。この判断の結果、詳細診断が必要と判断された場合には、ステップ1314に進み、「詳細診断を行ないます。再度、テストプリントを行ないます」の表示を行なって、ステップS1304(B)に戻り、ステップS706の処理が実行される。一方、詳細診断中であると判断された場合には、ステップS1315に進む。また、ステップS1311において、「診断問題なし」の場合には、ステップS1313からステップS1315に進む。
続いて、ステップS1315では、判定結果をスキャナ表示部105に表示する。また、このとき、当該判定結果をクライアント機器102の操作部202に表示しても良い。
続いて、ステップS1316では、判定結果のプリントを行なうか否かの判定を行なう。この判定の結果、判定結果のプリントアウトを行なうと判定された場合には、ステップS1317に進み、「判定結果をプリント中です」というメッセージを表示する。一方、ステップS1316の判定の結果、判定結果のプリントを行なわないと判定された場合には、ステップS1318に進む。
続いて、ステップS1318では、メンテナンスが必要であるか否かを判定する。この判定の結果、メンテナンスが必要であると判定された場合には、ステップS1319に進み、メンテナンスサーバ101からサービスマンの派遣処理を実行するために、「メンテナンスを行なう必要があります。サービスマンの手配をします」というメッセージを表示して、処理を終了する。一方、ステップS1318の判定の結果、メンテナンスが必要でないと判定された場合には、処理を終了する。
図13に示した処理によって、使用者は、プリント画質の判定処理の進み具合を把握することができる。特に、テストプリントに必要なデータのダウンロードやテストプリントによって、コピーが使用できないことを使用者に把握させることができる。また、テストプリントによって出力された印刷物を判定用スキャナ104にセットさせることを使用者に分かりやすく知らせることができる。
次に、図14及び図15に示したフローチャートを用いて、本発明の特徴であるサービス・診断時のカウンタ処理、判定結果の表示及び判定結果のプリントについて具体的に説明を行なう。
図14において、ステップS1401〜ステップS1416、ステップS1418は、図6、図7及び図13で説明した処理内容と同様であるため、説明を省略する。
ステップS1417では、判定レベルに応じたレポートを作成する。そして、レポートを作成した後、ステップS1418を経て、図15に示すステップS1501に進む。
図15のステップS1501では、判定レベルに応じて判定結果をメンテナンスサーバ101に送信する。
ステップS1502では、メンテナンスサーバ101において、送信された判定結果を受信する。続いて、ステップS1503では、メンテナンスサーバ101において、未送信のデータをクライアント機器102に送信する。
続いて、ステップS1504では、クライアント機器102において、更新すべきデータを受信した場合に当該レポートを更新する。続いて、ステップS1505では、判定結果を操作部202に表示する。
続いて、ステップS1506では、判定結果がB又はCであるか、すなわちAであるか否かを判断する。この判断の結果、判定結果がAであると判断された場合には、ステップS1509に進み、判定結果のプリントを行なわず、一連の診断処理を終了する。一方、ステップS1506での判断の結果、判定結果がB又はCであると判断された場合には、ステップS1507に進む。
続いて、ステップS1507では、判定結果のプリント処理を実行するプリンタ103が正常動作中であるか否かを判断する。この判断の結果、プリンタ103がトナーなし、用紙なし等の正常動作中でないと判断された場合には、ステップS1509に進み、判定結果のプリントを行なわない。ここで、判定結果がCである場合、判定結果がCとなる状態が回避できる条件があるときには、プリントを行なうが、回避できないときには、判定結果のプリントを行なわない。
例えば、図2で示すカセット206からは正常にプリントを行なうことが可能であるが、カセット208からプリントを行なうと、印字位置及び倍率が適正範囲外である場合には、カセット206に格納されている用紙に対してプリント処理を行なう。また、図2で示すカセット206、207、208のどのカセットからプリントを行なっても、プリント濃度が薄いと判断された場合には、当該判定結果のプリントを行なわない。ただし、LAN106を介して、他のプリンタが接続されており、正常に動作している場合には、そのプリンタに対してプリント処理を行なうよう指定することは可能である。
一方、ステップS1507の判断の結果、プリンタ103が正常動作中であると判断された場合、或いはLAN106を介して他のプリンタが指示された場合には、ステップS1508に進み、当該判定結果のプリントを行なう。続いて、ステップS1516では、サービス・診断用のカウンタ処理を行ない、処理を終了する。
また、診断処理が終了した後でも、使用者は、表示部105又はクライアント機器102の操作部202からの指定により、判定結果をプリントすることが可能である。以下に、その処理を説明する。
ステップS1510では、表示部105又はクライアント機器102の操作部202から診断結果表示画面が選択されたことを検知する。続いて、ステップS1511では、判定レベルに応じて判定結果をメンテナンスサーバ101に送信する(F)。
続いて、ステップS1512では、メンテナンスサーバ101から送信された未送信のデータを受信して(G)、更新すべきデータを受信した場合にレポートを更新する。続いて、ステップS1513では、更新されたデータに従い、表示部105などに履歴表示を行なう。
続いて、ステップS1514では、使用者から診断履歴表示の詳細判定結果表示を選択された場合には、当該詳細判定結果の表示を行なう。続いて、ステップS1515では、診断履歴表示、詳細判定結果表示したときに、判定結果のプリントを指示を行ない、ステップS1508で、その判定結果の内容のプリントを行なう。また、このプリント処理についても、ステップS1516でのサービス・診断時のカウンタのカウントアップを行なう。
上述したように、使用者は、クライアント機器102の操作部202又は判定用スキャナ104の表示部105によって、診断の履歴を確認することができる。また、判定結果や条件によって、或いは、診断履歴から指定することによって、判定結果のレポートをプリントすることができる。
図16は、操作部202又は表示部105に診断履歴を表示したときの表示例を示した図である。ここで、表示されている判定結果は、判定結果格納部に格納されている。
図16では、操作部202又は表示部105は、診断を行なうたびに発行される受付番号ごとに、診断を行なった日時、診断を行なった使用者、判定結果をリスト形式で表示している。このほか、プリンタが複数ある場合には、診断がなされたプリンタの機材番号の表示を行なってもよい。また、判定結果をメンテナンスサーバ101へ送信したか否かを示す情報の表示を行なうと、さらに使用者にとって有用である。
図16において、「詳細情報」と表示されている部分を押すと、図17に示す診断結果の詳細が表示される。これは、受付番号5027で行なわれた診断内容の詳細を示したものである。「ページ」キーを押すと、図18に示す診断結果の詳細の2ページ目が表示される。また、「受付番号」を押すと、前後の受付番号における診断結果の詳細が表示される。図19は、受付番号5030における診断結果の詳細の1ページ目であり、図20は、受付番号5030における診断結果の詳細の2ページ目である。同様に、図21及び図22は、それぞれ受付番号5032における診断結果の詳細の1ページ目及び2ページ目を示したものである。また、各診断結果の詳細表示において、「詳細情報のプリント」キーを押下すると、図23、図24、図25で示すようなプリントを行なう。
上述した画質診断システムの実施形態では、クライアント機器102と判定用スキャナ104とを別々に設けた例で説明を行なってきたが、これらが一体になっていてもよい。図26は、クライアント機器102と判定用スキャナ104とが一体となって構成された画質診断システムの概略構成図である。このとき、スキャナ201が判定用スキャナ104となり、操作部202が表示部105となる。
また、クライアント機器102と、プリンタ103、スキャナ104とがそれぞれ別々に構成されていても良い。図27は、クライアント機器102と、プリンタ103、スキャナ104とがそれぞれ別々に構成された画質診断システムの概略構成図である。
また、判定用スキャナ104がメンテナンスサーバ101に接続されていてもよい。このときは、サービスマンが診断開始キー420を押して、テストプリントで出力された印刷物を持って帰って、判定用スキャナ104にセットすることになる。図28は、判定用スキャナ104がメンテナンスサーバ101に接続されて構成された画質診断システムの概略構成図である。
図29は、プログラムコードがメンテナンスサーバ101のRAMにロードされ、メンテナンスサーバ101のCPUにより実行可能となった状態でのメモリマップを示す図である。この他にも、基本I/Oプログラム、ウィンドウシステムなどのオペレーティングシステム、関連データ、CPUがプログラムを実行するときに使用するワークエリアなどもRAM上に用意される。
図30は、プログラムコードがクライアント機器102のRAMにロードされ、クライアント機器102のCPUにより実行可能となった状態でのメモリマップを示す図である。この他にも、基本I/Oプログラム、ウィンドウシステムなどのオペレーティングシステム、関連データ、CPUがプログラムを実行するときに使用するワークエリアなどもRAM上に用意される。
図31は、プログラムコードが判定用スキャナ104のRAMにロードされ、判定用スキャナ104のCPUにより実行可能となった状態でのメモリマップを示す図である。この他にも、基本I/Oプログラム、ウィンドウシステムなどのオペレーティングシステム、関連データ、CPUがプログラムを実行するときに使用するワークエリアなどもRAM上に用意される。
また、本発明に係るプログラムコード及び関連データは、フレキシブルディスク(FD)やCD−ROM中に記憶され、そこからコンピュータに供給される。図29及び図30は、本発明に係るプログラムコード及び関連データがFDやCD−ROMに格納されている状態でのメモリマップを示す図でもある。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエア(制御プログラム)のプログラムコードを記録した記憶媒体を、図32に示すようにコンピュータに供給し、そのコンピュータの装置(CPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによって達成される。図18〜図20に示すプログラムやデータをコンピュータに供給する方法として、図32に示すようにフレキシブルディスクFD2100に記憶させてコンピュータ本体2102に(フレキシブルディスクドライブ2101を介して)供給する方法が一般的である。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスクやハードディスク以外にも、光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本実施形態の画質診断システムによれば、いままで画像形成装置自身が検知することができなかったプリント画質の低下を遠隔からでも診断できるようになり、画像形成装置のメンテナンスを行なう必要があるかどうかを遠隔から監視することができる。これにより、プリント画質のチェックを行なうためにサービスマンが画像形成装置の設置場所に足を運ぶ手間を少なくすることができる。
また、プリント画質の診断を行なうときには、診断処理のガイダンスを逐一表示することにより、使用者による手間をできるだけ少なくして、プリント画質の診断を行なうことができる。また、プリント画質の判定結果に応じて、テストを複数回実行することにより、より的確で、より詳細な判定を行なうことができ、さらに、プリント画質に問題がある場合には、その原因を推定することができる。
また、使用者が設定したプリント条件を参照してプリント画質の判定を行なうことにより、使用者が所望する条件を満たしたプリントをプリンタで行なうことができ、使用者のニーズにあったメンテナンスサービスを提供することができる。 また、画像形成装置のメンテナンス時のプリント処理に対して、課金処理を行なわないようにすることにより、メンテナンスサービスを導入しやすくすることができる。
以下、本発明の諸態様を附記としてまとめて記載する。
[附記1] テストプリントに必要なテスト用データをサーバからプリンタへ転送する転送手段と、
前記プリンタが前記テスト用データに従ってプリント出力した画像をスキャンして、当該スキャンした画像データを入力する画像入力手段と、
前記画像データを調べて、前記プリンタにおけるプリント画質を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に応じて、当該判定結果を前記サーバへ通知する通知手段と、
前記判定手段による判定結果に応じて、当該判定結果をプリント出力する判定結果プリント手段と
を有する画質診断システムであって、
前記プリンタにおけるプリント料金を算出するための印刷枚数或いは印刷回数をカウントする課金カウント手段を備え、
前記プリンタが前記テスト用データに従ってプリント出力した場合、或いは、前記判定手段による判定結果に応じて、当該判定結果をプリント出力した場合には、前記課金カウント手段における前記印刷枚数或いは前記印刷回数のカウントを行なわないことを特徴とする画質診断システム。
[附記2] テストプリントに必要なテスト用データをサーバからプリンタへ転送する転送ステップと、
前記プリンタが前記テスト用データに従ってプリント出力した画像をスキャンして、当該スキャンした画像データを入力する画像入力ステップと、
前記画像データを調べて、前記プリンタにおけるプリント画質を判定する判定ステップと、
前記判定ステップによる判定結果に応じて、当該判定結果を前記サーバへ通知する通知ステップと、
前記判定ステップによる判定結果に応じて、当該判定結果をプリント出力する判定結果プリントステップと
を有する画質診断方法であって、
前記プリンタにおけるプリント料金を算出するための印刷枚数或いは印刷回数をカウントする課金カウントステップを備え、
前記プリンタが前記テスト用データに従ってプリント出力した場合、或いは、前記判定ステップによる判定結果に応じて、当該判定結果をプリント出力した場合には、前記課金カウントステップにおける前記印刷枚数或いは前記印刷回数のカウントを行なわないことを特徴とする画質診断方法。
本発明の実施形態に係る画質診断システムの概略構成図である。 クライアント機器及びプリンタから構成される画像形成装置の外観図である。 画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。 本実施形態の画質診断システムの機能構成を示すブロック図である。 カウンタが管理するテーブルを示す図である。 本実施形態の画質診断システムにおけるプリント画質の判定処理を示すフローチャートである。 プリンタのプリント画質における第1回の判定結果が「問題あり」と判定された場合に行なわれる処理を示すフローチャートである。 プリント画質を判定する処理を示すフローチャートである。 印字位置及び倍率が正しいかをテストする処理を示すフローチャートである。 判定用スキャナで入力された画像データがメモリ空間上に展開されているときの様子を概念的に示した図である。 斜行が正しいかをテストする処理を示すフローチャートである。 原稿と格子パターンの傾き具合を複数のパターンに分類した場合の分類例を示す図である。 プリント画質の判定を行なう際に、クライアント機器の操作部及び判定用スキャナの表示部にガイダンスを表示する処理を示すフローチャートである。 サービス・診断時のカウンタ処理、判定結果の表示処理及び判定結果のプリント処理を示すフローチャートである。 サービス・診断時のカウンタ処理、判定結果の表示処理及び判定結果のプリント処理を示すフローチャートである。 操作部又は表示部に診断履歴を表示したときの表示例を示した図である。 受付番号5027における診断詳細情報の表示例の1ページ目を示す図である。 受付番号5027における診断詳細情報の表示例の2ページ目を示す図である。 受付番号5030における診断詳細情報の表示例の1ページ目を示す図である。 受付番号5030における診断詳細情報の表示例の2ページ目を示す図である。 受付番号5032における診断詳細情報の表示例の1ページ目を示す図である。 受付番号5032における診断詳細情報の表示例の2ページ目を示す図である。 受付番号5027における診断詳細情報のプリント例を示す図である。 受付番号5030における診断詳細情報のプリント例を示す図である。 受付番号5032における診断詳細情報のプリント例を示す図である。 クライアント機器と判定用スキャナとが一体となって構成された画質診断システムの概略構成図である。 クライアント機器102と、プリンタ103、スキャナ104とがそれぞれ別々に構成された画質診断システムの概略構成図である。 判定用スキャナがメンテナンスサーバに接続されて構成された画質診断システムの概略構成図である。 メモリマップを示す図である。 メモリマップを示す図である。 メモリマップを示す図である。 プログラムコードの供給方法を示す図である。
符号の説明
101 メンテナンスサーバ
102 クライアント機器
103 プリンタ
104 判定用スキャナ
105 表示部
106 LAN
107 WAN

Claims (1)

  1. テストプリントに必要なテスト用データをサーバからプリンタへ転送する転送手段と、
    前記プリンタが前記テスト用データに従ってプリント出力した画像をスキャンして、当該スキャンした画像データを入力する画像入力手段と、
    前記画像データを調べて、前記プリンタにおけるプリント画質を判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に応じて、当該判定結果を前記サーバへ通知する通知手段と、
    前記判定手段による判定結果に応じて、当該判定結果をプリント出力する判定結果プリント手段と
    を有する画質診断システムであって、
    前記プリンタにおけるプリント料金を算出するための印刷枚数又は印刷回数をカウントする課金カウント手段を備え、
    前記プリンタが前記テスト用データに従ってプリント出力した場合、或いは、前記判定手段による判定結果に応じて、当該判定結果をプリント出力した場合には、前記課金カウント手段における前記印刷枚数又は前記印刷回数のカウントを行なわないことを特徴とする画質診断システム。
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