JP2005018418A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源投入時に起動すべき圧縮プログラムの伸張中に、動作状態の確認表示を可能とする画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る画像形成装置1によれば、不揮発メモリ12に非圧縮プログラムとして分割伸張及び表示更新プログラムを格納するとともに、圧縮されたプログラムを分割してプログラムブロック1〜Nを格納し、電源投入時に、圧縮されたプログラムブロックの伸張及びRAM13への展開と操作表示部14の表示更新を交互に行い、プログラムブロック1〜Nの伸張が終了すると、伸張されたプログラムを実行する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源投入時に起動すべきプログラムを圧縮して不揮発性メモリに格納し、電源投入時にこの圧縮プログラムを伸張して動作制御を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、機器埋込みで利用されているRISC(Reduced Instruction Set Computer)系のCPU(Central Processing Unit)では、命令が単純化される一方で、その単純な命令を組み合わせることによりプログラムサイズがCISC(Complex Instruction Set Computer)系CPUより冗長になる傾向がある。そこで、例えば、リアルタイムOS(Operating System)のvxWorksでは、少ない記憶容量の不揮発メモリでより多くのプログラムを効率良く格納するために、電源投入後すぐに起動すべきタスク生成プログラムを含めて一括してプログラムを圧縮した形で格納し、起動時に、不揮発メモリ上の圧縮プログラムを一括伸張してより高速のRAM(Random Access Memory)に展開してから、RAM上で展開されたプログラムを実行するという形態がとられている。
【0003】
一方、特許文献1には、電源投入直後に処理を行う必要のあるハード初期化プログラム、タスクの生成・起動を行うプログラム等をROM(Read Only Memory)の非圧縮部分に配置し、その他のプログラムをROMに圧縮して格納する技術が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−312089号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、vxWorksのように、電源投入後すぐに起動すべきタスク生成プログラムを他のプログラムとともに一括圧縮すると、不揮発メモリの有効利用という点では非常に効率が良いが、伸張プログラムを展開して伸張作業を行い、プログラムを起動するまでに時間を要し、ユーザを待たせてしまうという問題があった。また、この間、装置が起動していることが表面上確認できない状態となっており、ユーザに、装置がハングアップ状態であるかの印象を与える可能性があった。
【0006】
また、特許文献1においては、タスク生成プログラムをすぐに起動させることができるので、伸張作業と他の処理との並行動作が可能となるという利点があるが、前者に対して非圧縮で記憶するプログラム量が大きく、メモリの使用容量を抑えるのに限度があった。
【0007】
本発明の課題は、電源投入時に起動すべき圧縮プログラムの伸張中に、動作状態の確認表示を可能とする画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
電源投入時に起動すべきプログラムが不揮発性メモリに圧縮した状態で格納されており、電源投入時に、前記圧縮起動プログラムを伸張して随時書換え可能なメモリに展開させ、当該装置の動作状態を表示部に表示させる制御手段を備えた画像形成装置において、
前記制御手段は、前記圧縮起動プログラムの伸張動作を時分割で行い、この時分割伸長動作時における間隙時間に前記表示部の表示内容を更新するよう制御することを特徴としている。
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、不揮発性メモリに圧縮した状態で格納された、電源投入時に起動すべき圧縮起動プログラムの伸張動作を時分割で行い、この時分割伸長動作時における間隙時間に表示部の表示内容を更新するよう制御する。従って、電源起動時に起動すべきプログラムを圧縮して不揮発性メモリ格納しておくことにより効率的にメモリを利用することができるとともに、表示部の表示内容を伸張の間隙時間に更新することで、ユーザに装置の動作状況を確認させることができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記圧縮起動プログラムを伸張するための伸張プログラム及び前記表示内容を更新するための表示更新プログラムが非圧縮状態で前記圧縮起動プログラムと共に前記不揮発性メモリに格納されていることを特徴としている。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、圧縮起動プログラムを伸張するための伸張プログラム及び表示内容を更新するための表示更新プログラムは非圧縮状態で圧縮起動プログラムと共に不揮発性メモリに格納されている。従って、電源投入後、伸張動作及び表示部の内容の更新を速やかに実行することができる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記圧縮起動プログラムは、予め複数のブロックに分割された状態で前記不揮発性メモリに格納され、
前記制御手段は、読出し時において前記圧縮起動プログラムを前記各分割ブロック単位で読み出すことにより、前記圧縮起動プログラムの伸張動作を時分割で行うことを特徴としている。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明において、圧縮起動プログラムを予め複数のブロックに分割された状態で不揮発性メモリに格納しておき、読出し時において圧縮起動プログラムを各分割ブロック単位で読み出すことにより、圧縮起動プログラムの伸張動作を時分割で行う。従って、予め分割されたブロック単位で時分割の伸張動作を容易に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕
以下、図を参照して本発明の第1実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図1に、画像形成装置1の機能的構成例を示す。図1に示すように、画像形成装置1は、CPU11、不揮発メモリ12、RAM13、操作表示部14、画像読取ユニット15、画像形成ユニット16、転写ユニット17、通信制御部18等により構成されており、各部はバス19により接続されている。
【0015】
CPU11は、不揮発メモリ12に記憶されている画像形成装置1を制御するためのシステムプログラムをRAM13に展開し、展開されたプログラムとの協働により、画像形成装置1全体の制御を行う。また、CPU11は、不揮発メモリ12に記憶されている各種処理プログラムをRAM13に展開し、この各種処理プログラムとの協働により、操作表示部14から入力される操作信号や通信制御部18を介して入力されるデータに応じて各種処理を実行する。
【0016】
例えば、CPU11は、不揮発メモリ12に記憶されている各種処理プログラムに従い、ユーザによる操作表示部14の押下操作に応じて画像読取ユニット15のコンタクトガラス上に載置された原稿を複写する複写処理、ネットワークNを介して外部機器から送信されたデータを受信して、該データに基づいて印刷出力するプリント処理、画像読取ユニット15のコンタクトガラス上に載置された原稿を読み取って、読み取った画像データをネットワークNを介して外部機器に出力するスキャナ処理等を行う。
【0017】
不揮発メモリ12は、不揮発性の半導体メモリ等により構成される読み出し専用又は電気的に書き換え可能なメモリであり、画像形成装置1に対応するシステムプログラム、及び該システムプログラム上で実行可能な各種処理プログラム等を記憶する。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、CPU11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0018】
図2に、不揮発メモリ12のデータ格納例を示す。図2に示すように、不揮発メモリ12は、ハード初期化プログラム、分割伸張及び表示更新プログラム、圧縮されたプログラムブロック1〜Nを格納している。ハード初期化プログラムと分割伸張及び表示更新プログラムは非圧縮の状態で不揮発メモリ12に格納されている。その他、電源投入時に起動すべきタスク生成に係るプログラム等の起動プログラム、各種処理プログラムは、複数のブロック単位で圧縮された状態で不揮発メモリ12に格納されている。
【0019】
RAM13は、随時書き換え可能なメモリであり、CPU11により実行制御される各種処理において、不揮発メモリ12から読み出されたプログラム、入力、若しくは出力データ及びパラメータ等の一時的な格納領域となる。
【0020】
CPU11、不揮発メモリ12及びRAM13は、本発明の制御手段として機能する。
【0021】
操作表示部14は、LCD等により構成され、CPU11から入力される表示信号の指示に従って画面上に各種操作ボタンや画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。操作表示部14の表示画面は、透明なシートパネルにより覆われており、指又は専用のスタイラスペンで触れることにより入力される位置情報を入力情報としてCPU11に出力する、タッチパネルにより構成されている。
【0022】
操作表示部14は、その他、電源を投入するための電源ボタン、スタートボタン、数字ボタンや各種設定を切替える機能ボタン等の各種操作ボタンを備えており、ボタン操作による操作信号をCPU11に出力する。
【0023】
画像読取ユニット15は、原稿を載置するコンタクトガラスの下部にスキャナを備えて構成され、原稿の画像を読み取る。スキャナは、光源、CCD(Charge Coupled Device)等により構成され、光源から原稿へ照明走査した光の反射光を結像して光電変換することにより原稿の画像を読み取り、読み取った画像を画像形成ユニット16に出力する。ここで、画像は、図形や写真等のイメージデータに限らず、文字や記号等のテキストデータ等も含む。
【0024】
画像形成ユニット16は、画像読取ユニット15から入力された画像、及び通信制御部18により受信された画像に対して、操作表示部14からの入力指示、あるいは通信制御部18から受信したデータに含まれる指示データに従って拡大縮小、回転、及び位置変更等の画像処理を施して、その画像処理した画像を転写ユニット17に出力する。
【0025】
転写ユニット17は、感光ドラム、トナー、排出部、給紙部などを備えて構成され、CPU11からの印刷指示に従って、操作表示部14から入力指示された、あるいは通信制御部18から受信したデータに含まれる指示データにより指示されたサイズと向きの印刷用紙を給紙部から搬送して、感光ドラム表面に、画像形成ユニット16から入力された画像の静電潜像を形成する。更に転写ユニット17は、感光ドラム表面の静電潜像を含む領域にトナーを付着させ、給紙部から搬送される印刷用紙にトナーを転写して定着させた後、排出部から排出する。
【0026】
通信制御部18は、モデム、TAやルータ等によって構成され、ネットワークNに接続された外部機器との通信の制御を行う。
【0027】
次に、本発明の動作について説明する。
図3に、電源投入時、ハードウエア初期化後に不揮発メモリ12に格納されている分割伸張及び表示更新プログラムに従ってCPU11により実行される分割伸張及び表示更新処理を示す。以下、図3を参照して分割伸張及び表示更新処理について説明する。
【0028】
まず、カウンタiが初期化されて1が格納され(ステップS1)、不揮発メモリ12に記憶されているi番目の圧縮されたプログラムブロックが伸張され、RAM13に展開される(ステップS2)。次いで、操作表示部14の表示が更新される(ステップS3)。操作表示部14の更新としては、例えば、図4に示すように、画面上に、「しばらくお待ち下さい」という待機を指示する表示とともに、伸張処理の進捗状況に応じて、進捗状況を可視化するための砂時計表示や%表示を表示させることが挙げられる。
【0029】
操作表示部14の表示更新後、カウンタiがN以上であるか否かが判断され、iがN以上ではない場合(ステップS4;NO)、カウンタiがインクリメントされ(ステップS5)、処理はステップS2に戻り、ステップS2〜5が繰り返し実行される。カウンタiがN以上となった場合(ステップS4;YES)、処理はステップS6へ移行し、RAM13上の伸張されたプログラムが実行され(ステップS6)、本処理は終了する。
【0030】
分割伸張及び表示更新処理においては、分割されたプログラムブロック毎に伸張を行うことで、圧縮プログラムの伸張動作を時分割で行っている。この時分割伸張動作の間隙時間に、操作表示部14の表示内容の更新を行い、動作状況に応じた表示を行う。
【0031】
以上説明したように、画像形成装置1によれば、不揮発メモリ12に非圧縮プログラムとして分割伸張及び表示更新プログラムを格納するとともに、圧縮されたプログラムを分割してプログラムブロック1〜Nを格納し、電源投入時に、圧縮されたプログラムブロックの伸張及びRAM13への展開と操作表示部14の表示更新を交互に行い、プログラムブロック1〜Nの伸張が終了すると、伸張されたプログラムを実行する。
【0032】
従って、タスク生成プログラム等の、電源投入時に起動すべき起動プログラムを圧縮プログラムとして不揮発メモリ12に格納することにより効率的にメモリを利用することができるとともに、操作表示部14の表示内容を伸張の間隙時間に更新することで、ユーザに装置の動作状況を確認させることができる。その結果、電源投入時のプログラム伸張時においてもユーザに装置の起動を確認させることができ、伸張作業に伴う、画像形成装置1の起動の、見かけ上のタイムラグを軽減することができる。
【0033】
また、圧縮起動プログラムを伸張するための伸張プログラム及び表示内容を更新するための表示更新プログラムは非圧縮状態で圧縮プログラムと共に不揮発メモリ12に格納されているので、電源投入後、伸張動作及び操作表示部14の内容の更新を速やかに実行することができる。
【0034】
更に、圧縮プログラムを予め複数のブロックに分割された状態で不揮発メモリ12に格納しておき、読出し時において圧縮プログラムを各分割ブロック単位で読み出すことにより、圧縮プログラムの分割伸張動作を容易に行うことができる。
【0035】
なお、上記実施の形態における記述内容は、本発明に係る画像形成装置1の好適な一例であり、これに限定されるのものではない。
例えば、上記実施の形態においては、全ての圧縮プログラムブロックの伸張が終了してから伸張されたプログラムを実行することとしたが、最低限度、起動時に必要な処理のプログラムを上位の圧縮プログラムブロックに格納しておき、伸張されたプログラムブロックから実行させるようにしてもよい。このようにすると、周辺機器との通信等、起動時に最低限必要な処理の開始を早めることができる。
【0036】
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態は、画像形成装置が、操作表示部を独自に制御するための操作表示制御CPUを備える構成とし、電源投入時、CPU11からの制御信号を受信しない間に、操作表示制御CPUが表示画面の表示制御を行うものである。
【0037】
図5に、操作表示部を独自に制御するための操作表示制御CPUを備えた画像形成装置2の機能的構成例を示す。図5に示すように、画像形成装置2の本体10には、本体10と操作表示部14との間でのシリアル通信による制御信号、操作信号等の入出力を制御するためのシリアル通信制御ユニット20が備えられ、シリアル通信制御ユニット20には、信号線21を介して操作表示部14が接続されている。信号線21を通じて本体10と操作表示部14との間で表示制御信号、操作信号等がシリアル通信方式で送受信される。
【0038】
操作表示部14は、図5に示すように、操作表示制御CPU141、ROM142、RAM143、シリアル通信制御ユニット144、LCD145、操作ボタン146等により構成されており、内部はバス147により接続されている。
【0039】
操作表示制御CPU141は、CPU11からの制御信号により、ROM142に記憶されている制御プログラム、各種処理プログラムをRAM143に展開し、展開されたプログラムに従って操作表示部14における操作制御及び表示制御を行う。また、電源投入後、CPU11からの制御信号を受信しない間は、ROM142に記憶されている起動時表示制御処理プログラムを読み出してRAM143に展開し、展開されたプログラムに従って、LCD145の表示制御を行う。
【0040】
また、操作表示CPU141は、LCD145から入力された操作信号を、シリアル通信制御ユニット144を介して本体10へ出力する。
【0041】
ROM142は、不揮発性の半導体メモリ等により構成され、操作表示部14対応する各種制御プログラム、処理プログラム等を記憶する。例えば、ROM142は、起動時表示制御処理プログラムを記憶する。
【0042】
RAM143は、操作表示制御CPU141により実行制御される各種処理において、ROM142から読み出されたプログラム、入力、若しくは出力データ及びパラメータ等の一時的な格納領域となる。
【0043】
シリアル通信制御ユニット144は、本体10と操作表示部14との間でのシリアル通信による制御信号、操作信号等の入出力を制御する。
【0044】
LCD145は、操作表示制御CPU141から入力される表示信号の指示に従って画面上に各種操作ボタンや画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。LCD145の表示画面は、透明なシートパネルにより覆われており、指又は専用のスタイラスペンで触れることにより入力される位置情報を入力情報として操作表示制御CPU141に出力する、タッチパネルにより構成されている。
【0045】
操作ボタン146は、電源を投入するための電源ボタン、スタートボタン、数字ボタンや各種設定を切替える機能ボタン等の各種操作ボタンを備えており、ボタン操作による操作信号を操作表示制御CPU141に出力する。
【0046】
その他、本体10内部の各構成は、上述した画像形成装置1の各部と同様であるので、説明を省略する。
【0047】
次に、画像形成装置2の動作について説明する。
操作ボタン146の電源ボタンが操作されて電源が投入されると、操作表示制御CPU141は、操作信号をシリアル通信制御ユニット144を介してCPU11に出力するとともに、ROM142から起動時表示制御処理プログラムを読み出してRAM143に展開し、展開したプログラムに従って、LCD145の表示画面に、伸張処理中の表示更新(図4に示す伸張処理の進捗状況を示す砂時計表示等)を行うように表示制御を行う。シリアル通信制御ユニット144を介して、CPU11から制御信号が受信されると、操作表示制御CPU141は、当該処理を終了する。
【0048】
以上説明したように、画像形成装置2によれば、操作表示部14独自のCPUを備え、電源投入時の圧縮プログラムの伸張中に、操作表示部14側で表示制御を行うので、タスク生成プログラム等の起動プログラムを圧縮プログラムとして不揮発メモリ12に格納することにより効率的にメモリを利用することができるとともに、電源投入時に、操作表示部14の表示を伸張動作と並行して更新することにより、ユーザに装置の起動を確認させることができ、画像形成装置2の起動の、見かけ上のタイムラグを軽減することができる。
【0049】
なお、本第2の実施の形態においては、不揮発メモリ12に圧縮プログラムを分割して格納する必要はなく、一括して圧縮プログラムを格納し、一括して伸張を行うことができる。
【0050】
その他、画像形成装置1、2の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
【0051】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、不揮発性メモリに圧縮した状態で格納された、電源投入時に起動すべき圧縮起動プログラムの伸張動作を時分割で行い、この時分割伸長動作時における間隙時間に表示部の表示内容を更新するよう制御する。従って、電源起動時に起動すべきプログラムを圧縮して不揮発性メモリ格納しておくことにより効率的にメモリを利用することができるとともに、表示部の表示内容を伸張の間隙時間に更新することで、ユーザに装置の動作状況を確認させることができる。
【0052】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、圧縮起動プログラムを伸張するための伸張プログラム及び表示内容を更新するための表示更新プログラムは非圧縮状態で圧縮起動プログラムと共に不揮発性メモリに格納されている。従って、電源投入後、伸張動作及び表示部の内容の更新を速やかに実行することができる。
【0053】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明において、圧縮起動プログラムを予め複数のブロックに分割された状態で不揮発性メモリに格納しておき、読出し時において圧縮起動プログラムを各分割ブロック単位で読み出すことにより、圧縮起動プログラムの伸張動作を時分割で行う。従って、予め分割されたブロック単位で時分割の伸張動作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における画像形成装置1の機能的構成を示すブロック図である。
【図2】図1の不揮発メモリ12のデータ格納例を示す図である。
【図3】図1のCPU11により実行される分割伸張及び表示更新処理を示すフローチャートである。
【図4】図3のステップS3において更新される操作表示部14の一例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態における画像形成装置2の機能的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、2 画像形成装置
11 CPU
12 不揮発メモリ
13 RAM
14 操作表示部
141 操作表示制御CPU
142 ROM
143 RAM
144 シリアル通信制御ユニット
145 LCD
146 操作ボタン
147 バス
15 画像読取ユニット
16 画像形成ユニット
17 転写ユニット
18 通信制御部
19 バス
20 シリアル通信制御ユニット
21 信号線

Claims (3)

  1. 電源投入時に起動すべきプログラムが不揮発性メモリに圧縮した状態で格納されており、電源投入時に、前記圧縮起動プログラムを伸張して随時書換え可能なメモリに展開させ、当該装置の動作状態を表示部に表示させる制御手段を備えた画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記圧縮起動プログラムの伸張動作を時分割で行い、この時分割伸長動作時における間隙時間に前記表示部の表示内容を更新するよう制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記圧縮起動プログラムを伸張するための伸張プログラム及び前記表示内容を更新するための表示更新プログラムが非圧縮状態で前記圧縮起動プログラムと共に前記不揮発性メモリに格納されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記圧縮起動プログラムは、予め複数のブロックに分割された状態で前記不揮発性メモリに格納され、
    前記制御手段は、読出し時において前記圧縮起動プログラムを前記各分割ブロック単位で読み出すことにより、前記圧縮起動プログラムの伸張動作を時分割で行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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