JP2005018159A - ストレージシステム構築支援装置、ストレージシステム構築支援方法、およびストレージシステム構築支援プログラム - Google Patents

ストレージシステム構築支援装置、ストレージシステム構築支援方法、およびストレージシステム構築支援プログラム

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JP2005018159A JP2003178403A JP2003178403A JP2005018159A JP 2005018159 A JP2005018159 A JP 2005018159A JP 2003178403 A JP2003178403 A JP 2003178403A JP 2003178403 A JP2003178403 A JP 2003178403A JP 2005018159 A JP2005018159 A JP 2005018159A
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幸子 寺井
Sawao Iwatani
沢男 岩谷
Hideyuki Tanaka
秀幸 田中
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Abstract

【課題】ネットワークを介して記憶装置が接続されたストレージシステムを設計通りに確実に構築できるようにするための支援方法を提供する。
【解決手段】コンピュータの画面上に、仮想的に、サーバ100、ストレージ200、FCスイッチ300、310を設け、各装置間を物理パスで接続する。サーバ100においてインスタンスを生成し、それをストレージ200にドラッグ&ドロップすると、サーバ100とストレージ200との間にマルチパスを設定するためのコマンド、ストレージ200において上記インスタンスに対応するデータ領域を確保するコマンドが自動的に生成される。これらのコマンドは、実際に構築されたストレージシステムの各装置へ送信される。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して1または複数の記憶装置が接続されたストレージシステムの構築を支援する装置、方法、およびそのためのプログラムに係わる。特に、ストレージエリアネットワークシステム(以下、SANシステム)の構築を支援する装置、方法、およびそのためのプログラムに係わる。
【0002】
【従来の技術】
近年、LAN等で接続された1または複数のサーバおよび1または複数のストレージ(記憶装置)を含むストレージシステムにおいて、各サーバが使用する1または複数のストレージを統合して一元的に管理することでTOC(Total Cost of Ownership )の削減を図りたいという要求がある。そして、このような要求を満たすためのシステムとして、SANシステムが普及しつつある。
【0003】
SANシステムは、LANとは別の通信路(例えば、ファイバチャネルおよびファイバチャネルスイッチ)を用いてサーバとストレージとの間をファブリック方式で接続することにより構成されている。そして、この構成により、サーバからストレージへの高速アクセスが実現される。また、サーバとストレージとの間を動的に接続することにより、分散している複数のストレージの一元管理が可能になっている。
【0004】
図19は、SANシステムの一例の構成を示す図である。ここでは、サーバ100、ストレージ200、ファイバチャネルスイッチ(以下、FCスイッチ)300、310が光ファイバにより接続されているものとする。
【0005】
サーバ100は、ファイバチャネルポート(以下、FCポート)101、102を備えており、一方、ストレージ200は、FCポート201〜204を備えている。また、FCスイッチ300は、FCポート301a〜301iを備えており、FCスイッチ310は、FCポート311a〜311iを備えている。そして、この例では、サーバ100、ストレージ200、FCスイッチ300、310は、7本の光ファイバにより、下記の通り接続されている。
FCポート101 − FCポート301a
FCポート102 − FCポート311a
FCポート301e − FCポート201
FCポート301f − FCポート202
FCポート311e − FCポート203
FCポート311f − FCポート204
FCポート301i − FCポート311i
ファイバチャネルでは、サーバおよびストレージの各FCポートに対してWWPN(World Wide Port Name)と呼ばれる固有の識別コードが割り当てられている。また、FCスイッチは、各FCポートに割り当てられているWWPWを用いてサーバ側のFCポートとストレージ側のFCポートとの接続関係を定義するゾーニング機能(あるいは、アクセス制御機能)を提供する。そして、このゾーニング機能により、サーバ側のFCポートとストレージ側のFCポートとの接続が動的に制御される。
【0006】
したがって、FCスイッチ300、310には、それぞれ、ゾーニング機能を提供するためのゾーニング制御部302、312が設けられている。そして、SANシステムの構築時に、各ゾーニング制御部302、312に対して、サーバ100のFCポート101、102とストレージ200のFCチャネル201〜204との接続関係を示すゾーン分け情報が設定される。これにより、サーバ100とストレージ200との間に、アクセス可能な論理的な通信路(以下、アクセスパス)が設定されることになる。
【0007】
例えば、サーバ100のFCポート101、102に対してそれぞれ「WWPN11」「WWPN12」が割り当てられており、ストレージ200のFCポート201〜204に対して「WWPN21」〜「WWPN24」が割り当てられているものとする。そして、下記の4本のアクセスパス1〜4を設定するものとする。
AP1:FCポート101 − FCポート201
AP1:FCポート101 − FCポート203
AP1:FCポート102 − FCポート202
AP1:FCポート102 − FCポート204
この場合、ゾーニング制御部302、312に対して、下記のゾーン分け情報を設定すればよい。
ゾーンA(WWPW11,WWPN21)
ゾーンB(WWPW11,WWPN23)
ゾーンC(WWPW12,WWPN22)
ゾーンD(WWPW12,WWPN24)
このように、SANシステムを構築するためには、各装置間を光ファイバで接続するとともに、FCスイッチにゾーン分け情報を設定する必要がある。
【0008】
なお、上述の従来技術に関連する技術として、特許文献1には、アプリケーションシステムの構成の設計を支援する方法が記載されている。この方法は、システムを構成するうえでの制約条件を予め用意しておき、これを利用してシステムを切り分けながら、最終的にシステム全体が制約条件を満足するようにする手順を含んでいる。また、特許文献2には、複数の中央処理装置、複数の入出力制御装置、及びこれらの切替スイッチを遠隔制御する計算システムにおいて、切替スイッチの制御を適切に行うことによりシステム構成を効率的に変更するための手法が記載されている。さらに、特許文献3には、制御バスのシステム構成に依存しない設計が容易な異種バス制御装置が記載されている。さらに、特許文献4には、人手を介さずに情報管理を行うことができる保守システム、および障害通報に係わる情報を選択的に転送できる遠隔保守システムが記載されている。
【0009】
さらに、特許文献5には、階層型ネットワークの接続関係を検出し、その構成を表示する方法が記載されている。さらに、特許文献6、7には、複数のオブジェクトから構成されるネットワークにおいて、複数の論理的なネットワークの運用・管理を行えるシステムが記載されている。さらに、特許文献8には、SANシステムを管理するための方法が記載されている。
【0010】
【特許文献1】
特開平10−187428号公報(第1〜8ページ、図1〜図26)
【特許文献2】
特開平4−304510号公報(第1〜3ページ、図1〜図5)
【特許文献3】
特開平8−56232号公報(第1〜6ページ、図1〜図11)
【特許文献4】
特開平8−129497号公報(第1〜13ページ、図1〜図37)
【特許文献5】
特開平4−266249号公報(第1〜5ページ、図1〜図9)
【特許文献6】
特開平10−294731号公報(第1〜11ページ、図1〜図25)
【特許文献7】
特開平11−340980号公報(第1〜13ページ、図1〜図18)
【特許文献8】
特開2002−63063号公報(第1〜11ページ、図1〜図10)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
SANシステムの設計は、その大規模化に伴い、複雑なノウハウが必要となってきている。このため、システムエンジニアの負担が大きくなっていた。
【0012】
また、SANシステムを構築するためには、FCポートのWWPW、サーバからストレージへのコントロール番号、サーバにより生成されるインスタンス名情報等が必要になる。ところが、これらの情報は、SANシステムを構築するために実際に使用される装置(サーバ、ストレージなど)から取得しなければならない。このため、従来は、SANシステムを構築する際、実際に装置間を接続した後にアクセスパスの設定等が行われていた。この結果、大規模なシステムを構築しようとすると、アクセスパスの設定作業に多大な時間と労力を要し、作業ミスも発生しやすいという問題があった。
【0013】
なお、これらの問題は、必ずしもSANシステムのみに生じるものではなく、ネットワークを介して1または複数の記憶装置が接続されたストレージシステムを構築する際に生じ得るものである。
【0014】
本発明の目的は、ネットワークを介して1または複数の記憶装置が接続されたストレージシステムを設計通りに確実に構築できるようにするための支援方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明のストレージシステム構築支援装置は、少なくとも1つのポートを備えた上位装置、少なくとも1つのポートを備えた入出力装置、および上記上位装置と上記入出力装置との間に設けられる経路制御装置を含むストレージシステムの構築を支援する装置であって、上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に関する情報を取得する第1の情報取得手段と、上記上位装置、入出力装置、経路制御装置間の物理的な接続に関する情報を取得する第2の情報取得手段と、上記第1および第2の情報取得手段により取得された情報に基づいて上記経路制御装置を介して上記上位装置と上記入出力装置との間に設定すべき論理的な経路を表す経路情報を生成する経路情報生成手段と、上記経路情報生成手段により生成された経路情報に基づいて上記上位装置、入出力装置、経路制御装置の状態を制御するための指示を作成する指示作成手段と、上記指示作成手段により作成された指示を上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に送信する送信手段、を有する。なお、上位装置、入出力装置、経路制御装置は、それぞれ、例えば、サーバ、ストレージ(記憶装置)、スイッチにより実現されるようにしてもよい。また、経路は、例えば、パスに相当するようにしてもよい。
【0016】
この発明によれば、構築すべきストレージシステムがコンピュータ上で仮想的に設計され、その設計工程で得られた情報に基づいて、上位装置、入出力装置、経路制御装置の状態を制御するための指示が作成される。これらの指示は、対応する装置(上位装置、入出力装置、経路制御装置)に送信される。そして、上位装置、入出力装置、経路制御装置が、それらの指示に従ってそれぞれの動作状態等の設定を行うことにより、ストレージシステムが構築される。従って、ストレージシステムは、確実に設計通りに構築される。
【0017】
上記ストレージシステム構築支援装置において、上位装置および入出力装置が備える各ポートに対して仮ポート情報を割り当てる割当て手段をさらに有し、上記経路情報生成手段は、上記仮ポート情報を使用して上記経路情報を生成するようにしてもよい。この構成によれば、実際の装置(上位装置、入出力装置)からでないと各ポートのポート情報を取得できない場合であっても、仮ポート情報を利用して設計作業を進めることができる。
【0018】
また、この場合、実際に構築されたストレージシステムを構成する上位装置および入出力装置が備える各ポートのポート情報を問い合わせる問合せ手段をさらに有し、経路情報生成手段は、先に作成した経路情報において使用されている上記仮ポート情報を上記問合せにより得られた実際のポート情報に置き換えるようにしてもよい。この構成によれば、ストレージシステムの設計が終了し、さらに実際のシステムの接続が完了した後に、正規のポート情報を使用するシステムを構築することになる。このため、現地での作業が簡略され、設定ミス等も少なくなる。
【0019】
さらに、上記ストレージシステム構築支援装置において、上記上位装置内に作成すべき仮想的なデータ領域に係わる情報を取得する第3の情報取得手段をさらに有し、上記指示作成手段は、上記仮想的なデータ領域に対応するデータ領域を上記入出力装置内に確保するための指示を作成するようにしてもよい。また、上記指示作成手段は、上記仮想的なデータ領域が作成されるべき上位装置と上記対応するデータ領域を確保すべき入出力装置との間に論理的な経路を設定するための指示を作成するようにしてもよい。この構成によれば、上位装置内の仮想的なデータ領域と入出力装置内にデータ領域との対応関係や、その場合の上位装置と入出力装置との間の論理経路に係わる指示が自動的に作成されるので、現地での作業がいっそう容易になる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
本発明に係るストレージシステム構築支援装置は、コンピュータを用いて本発明に係るストレージシステム構築支援プログラムを実行することにより実現される。ここで、本発明に係るストレージシステム構築支援プログラムを実行するコンピュータは、特に限定されるものではなく、汎用的なコンピュータ(一般的なパーソナルコンピュータを含む)を使用することができる。なお、本発明に係るストレージシステム構築支援装置は、構築すべきストレージシステムを設計する機能、及びその設計により得られた情報を実際のシステムを構成する各装置に設定する機能を備えている。したがって、本発明に係るストレージシステム構築支援プログラムを実行するコンピュータは、前者の機能を実現するためにはスタンドアロン構成でよいが、後者の機能を実現するためには、通信機能を備えている必要がある。
【0021】
なお、本発明は、ネットワークを介して1または複数のストレージが接続されたストレージシステムを構築するために広く適用可能であるが、以下では、SAN(ストレージエリアネットワーク)システムを構築する場合を採り上げて説明をする。また、ストレージシステム構築支援装置のことを、単に「システム構築支援装置」と呼ぶことにする。
【0022】
図1は、SANシステムの構築を支援する方法の概念を説明する図である。なお、図1において、システム構築支援装置は、コンピュータ1により実現されている。ここで、コンピュータ1は、本体装置2、入力デバイス(キーボード、マウス等)3、及び表示装置4を備えている。そして、システム構築支援装置は、SANシステムの構築に必要な情報を取得し、その情報を用いて仮想的なSANシステムの設計図Gを作成し、その設計図Gを表示装置4に表示する。
【0023】
「SANシステムの構築に必要な情報」は、SANシステムを構成する基本的な装置であるサーバ、ストレージ、FCスイッチに関する情報(以下、装置情報という。)、これらの装置間のファイバチャネルによる物理的な接続経路(以下、物理パスという。)に関する情報、サーバがFCスイッチを介してストレージにアクセス可能な論理的な接続経路(以下、アクセスパスという。)に関する情報を含む。なお、この実施例では、ファイバチャネルを用いてSANシステムを構築するので、サーバ、ストレージ、FCスイッチは、それぞれファイバチャネルを収容するための1または複数のFCポートを備えているものとする。
【0024】
装置情報は、例えば、各装置を識別する情報(ベンダ、製品名など)や各装置の台数を表す情報などを含む。また、論理アクセスパスを表す情報は、例えば、サーバおよびストレージのFCポート間の接続関係を表す情報を含む。ここで、各FCチャネルには、それぞれ、WWPN(World Wide Port Name)と呼ばれる固有の識別コードが割り当てられている。したがって、SANシステムを設計する際には、サーバおよびストレージのFCポートについてファイバチャネルにより接続されるべき相手側のFCポートのWWPNを指定することにより、論理アクセスパスを表す情報を設定できる。
【0025】
また、論理アクセスパスを表す情報は、FCスイッチに対してはゾーン分け情報として設定される。ここで、ゾーン分け情報により定義されるゾーンは、サーバの各FCポートがアクセス可能なストレージのFCポートを指定するための概念である。そして、この概念を導入することにより、複数のサーバが存在する場合、各サーバのアクセス可能なストレージの記憶領域を動的に制御できるようになる。また、複数のストレージが存在する場合であっても、各サーバにはアクセス可能な記憶領域が適切に割り当てられるので、複数のストレージが実質的に1個のストレージとして管理されることになるので、ストレージの効率化が可能になる。
【0026】
なお、「SANシステムの構築に必要な情報」は、入力装置3を用いてユーザにより入力されるとともに、可搬型の記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROMなど)を利用して入力されたり、通信回線を介して他のコンピュータから入力されるようにしてもよい。
【0027】
そして、上述のようにして仮想的に設計されたSANシステムを表す情報は、例えば、システム構築支援装置1が備える記憶装置に格納される。そして、システム構築支援装置1は、この情報に基づいて実際のSANシステムを構成する各装置(サーバ、ストレージ、FCスイッチ)の状態を制御するための指示を作成し、それを各装置へ送信する。これにより、SANシステムを構成する各装置の状態は、システム構築支援装置1を利用して設計した通り制御または設定されることになる。
<SANシステムの設計>
まず、図2〜図7を参照しながら、SANシステムを仮想的に設計する手順の概略を説明する。なお、システム構築支援装置1は、「SANシステムの構築に必要な情報」をユーザに入力させるためのGUIを提供する。以下では、システム構築支援装置1の表示装置4の表示される画像を参照しながら設計手順を説明する。
【0028】
システム構築支援装置1にインストールされているシステム構築支援プログラムを起動すると、まず図2に示すように、SANシステムを構成する各装置(サーバ、ストレージ、FCスイッチ)を表すアイコンが表示される。そして、ユーザは、仮想的なSANシステムを描画するためのウィンドウ上に、所望のアイコンを所望の位置にドラッグ&ドロップすることにより構築すべきSANシステムの外観を作成する。なお、図2に示す例では、1台のサーバ(サーバ100)、1台のストレージ(ストレージ200)、2台のFCスイッチ(300、310)が設けられている。
【0029】
続いて、ユーザは、各サーバおよび各ストレージが実装すべきFCポートの数をそれぞれ指定する。ここでは、サーバ100に対して「FCポート数=2」が指定されるとともに、ストレージ200に対しても「FCポート数=2」が指定されたものとする。そうすると、指定されたポート数に対応する数のポートが描かれることになる。すなわち、サーバ100を表すボックスの中にFCポート101、102が描かれており、ストレージ200を表すボックスの中にはFCポート201、202が描かれている。
【0030】
FCスイッチについては、ユーザは、使用すべき装置の機種(ベンダ名や型名など)を指定する。そうすると、予め用意されている装置情報が参照され、ユーザにより指定された機種のFCスイッチが備える数のFCポートが描かれる。この例では、FCスイッチ300の中にFCポート301a、301bが描かれており、FCスイッチ310の中にはFCポート311a、311bが描かれている。なお、ストレージのFCポート数が機種ごとに固定的に決められている場合には、FCスイッチと同様に、ユーザにより指定された機種に基づいて決まる数のFCポートが描かれるようにしてもよい。
【0031】
さらに、システム構築支援装置1は、サーバおよびストレージの各FCポートに対して、仮WWPNを割り当てる。WWPN(World Wide Port Name)は、ファイバチャネルシステムにおいて各FCにユニークに割り当てられる識別コードであるが、システム構築支援装置1は、SANシステムを設計する段階では、まだ、実システムで実際に使用されるFCポートに割り当てられているWWPNを認識していない。このため、各FCポートには、それぞれ、仮WWPNが割り当てられることになる。図2に示す例では、仮WWPNとして、サーバ100のFCポート101、102に対して「aaa」および「bbb」が割り当てられており、ストレージ200のFCポート201、202に対して「ccc」および「ddd」が割り当てられている。
【0032】
上述のようにして各装置の基本的な情報を入力すると、ユーザは、図3に示すように、マウスなどを用いて、構築すべきSANシステムにおいて設けられる物理的なファイバチャネルケーブル(物理パス)を表す「線」を描いていく。この例では、下記の4本の物理パスが描かれている。
FCポート101 − FCポート301a
FCポート102 − FCポート311a
FCポート301b − FCポート201
FCポート311b − FCポート202
このとき、例えば、FCポート101、301a間の物理パスが描かれる際には、少なくとも以下の情報が生成される。即ち、(1)FCポート101に係わる情報として、それがFCポート301aに接続されることを表す情報、(2)FCポート301aに係わる情報として、それがFCポート101に接続されることを表す情報、(3)物理パスに係わる情報として、その両端にFCポート101およびFCポート301aが接続されていることを表す情報。
【0033】
上述のようにして物理パスを設定すると、ユーザは、サーバ100の中に生成すべき「インスタンス」を指定する。ここでは、1または複数の「マルチパスインスタンス」を指定するものとする。
【0034】
ここで、「インスタンス」および「マルチパスインスタンス」について簡単に説明をする。以下の説明では、図8に示すSANシステムが構築されているものとする。
【0035】
サーバ内で生成されるインスタンスは、ストレージ内の所定のデータ領域に対応する仮想的なデータ領域を意味する。例えば、図8に示す「インスタンス1」は、ストレージ200の「データ領域2」に対応しているものとする。そして、この場合、ユーザは、サーバ100の「インスタンス1」にアクセスすることにより、ストレージ200の「データ領域2」へのデータの書込みまたはストレージ200の「データ領域2」からのデータ読出しを行うことができる。
【0036】
また、サーバとストレージとの間に複数のパスを設定可能な場合には、マルチパスインスタンスを設定することができる。マルチパスインスタンスは、サーバとストレージとの間で複数のアクセスパスを利用してデータを送受信するためのインスタンスである。なお、マルチパス環境下では、複数のアクセスパスを介してデータが並列に伝送されるので、データの書込み/読出しの高速化が図れるとともに、負荷分散(または、ロードバランス)を図ることができる。また、複数のアクセスパスの一部が断線等しても、データの書込み/読出しを継続できるというメリットもある。
【0037】
マルチパスインスタンスを指定する際には、ユーザは、図4に示すように、作成すべきマルチパスインスタンスの数を指定する。そうすると、図5に示すように、指定された数のマルチパスインスタンスが描かれる。例えば、図4〜図5に示す例では、3個のマルチパスインスタンスが生成されている。そして、システム構築支援装置1は、生成された各マルチパスインスタンスに対してインスタンス番号を付与する。図5に示す例では、生成された3個のマルチパスインスタンスのインスタンス番号として、それぞれ「mplb0」〜「mplb2」が与えられている。
【0038】
なお、インスタンス番号は、本来的には、マルチインスタンスを生成したサーバにより付与されるものである。このため、インスタンス番号の決定ルールは、例えば、そのサーバ上で動作するOSに依存することがある。したがって、この場合、システム構築支援装置1は、その決定ルールに従ってインスタンス番号を付与する必要がある。
【0039】
このように、システム構築支援装置1は、本来的にはサーバにより付与されるインスタンス番号を予め作成しておき、SANシステムの設計終了後に、サーバにそのインスタンス番号を使用させるためのコマンドを発行する。そして、サーバは、そのコマンドに従って各マルチパスインスタンスにインスタンス番号を付与する。従って、システム構築支援装置1においては、SANシステムが実際に構築される前であっても、そのSANシステムで最終的に使用されることとなるインスタンス番号を利用して設計を進めることが出来る。ちなみに、従来は、システムエンジニア等が、インスタンス番号が付与されるべき順番を考慮または予測しながらマルチパスインスタンスの生成に係わるコマンドを生成/実行していたので、多大な時間と労力を要しており、ミスの発生することもあった。
【0040】
マルチパスインスタンスを生成した後、ユーザは、図6に示すように、サーバ100の中に描かれているマルチパスインスタンス「mplb0」〜「mplb2」を、ストレージ200を表すボックスの中にドラッグ&ドロップする。そうすると、システム構築支援装置1は、これらのマルチパスインスタンスがストレージ200の論理データ領域と関連するインスタンスであると認識し、図7に示すように、以下の3つの処理を行う。なお、これらの処理については、後で詳しく説明する。
処理1:マルチパスインスタンスを生成するためのコマンドの作成
処理2:ストレージ内の論理構成の設計
処理3:アクセスパスの設計
これらの処理1〜処理3により得られた情報は、システム構築支援装置1が備える記憶装置に保存される。そして、その保存した情報に基づいて、システム構築支援装置1を利用して行われた設計が、実際に構築されたSANシステムの各装置に反映される。
【0041】
次に、手順を実現する方法について具体的に説明する。
図9(a)〜図9(c)は、ユーザにより指定されたサーバ、ストレージ、FCスイッチを管理するテーブルの例である。これらのテーブルの各レコードは、たとえば、図2に示すようにしてユーザがサーバ、ストレージまたはFCスイッチを表すアイコンを所定の領域にドラッグ&ドロップしたときに作成される。また、「FCポート数」は、ユーザによりポート数が直接的に指定されたとき、あるいはユーザにより装置の機種が指定されたときに書き込まれる。さらに、「WWPN」としては、システム構築支援装置1が生成する仮のWWPNが割り当てられる。
【0042】
図9(d)は、ユーザにより指定された物理パスを管理するテーブルの例である。このテーブルの各レコードは、例えば、図3に示すようにしてユーザが物理パスを表す「線」を描いたときに作成される。また、「接続関係」としては、当該物理パスの両端に接続されるFCポートを識別する値が書き込まれる。
【0043】
図10(a)〜図10(c)は、アクセスパスを管理するためのテーブルの例である。なお、これらのテーブルは、ここでは、図2〜図7を参照しながら説明した手順により設計されたSANシステム上に設定されるべき複数のアクセスパスを管理するための情報が書き込まれている。
【0044】
図10(a)は、サーバが認識すべきアクセスパス情報を管理するテーブルの例である。ここで、「Port」には、当該サーバが備えるFCポートのWWPNが書き込まれる。また、「相手の情報」には、アクセスパスの接続先であるストレージのFCポートのWWPNが書き込まれる。なお、SANシステムの設計段階では、各装置のFCポートに割り当てられている実際のWWPNは分かっていないので、「Port」および「相手の情報」には、システム構築支援装置1により各FCポートに割り当てられた仮WWPNが書き込まれる。
【0045】
「LUN」には、当該アクセスパスによりアクセスされるべきストレージ内部のデータ領域を識別するための値が書き込まれる。ここで、ストレージは、複数の記録媒体(例えば、ディスク0〜ディスク3)を利用してRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks )が構成されているものとする。また、このRAIDは、複数の論理的なボリューム(Lunv0,Lunv1,Lunv2,Lunv3,...)から構成されており、各ボリュームは、識別番号LUN(Logical Unit Number )により識別される。そして、図10(a)に示すテーブルの「LUN」には、ストレーに内の論理的なボリュームを識別するための値が書き込まれることになる。
【0046】
図10(b)は、FCスイッチが認識すべきアクセスパス情報を管理するテーブルの例である。このテーブルには、「ゾーン情報」として、アクセスパスの両端に接続されるサーバのFCポートおよびストレージのFCポートが書き込まれる。
【0047】
図10(c)は、ストレージが認識すべきアクセスパス情報を管理するテーブルの例である。ここで、「Port」には、当該ストレージが備えるFCポートのWWPNが書き込まれる。また、「相手の情報」には、アクセスパスの接続先であるサーバのFCポートのWWPNが書き込まれる。なお、SANシステムの設計段階では、「Port」および「相手の情報」には、システム構築支援装置1により各FCポートに割り当てられた仮WWPNが書き込まれる。
【0048】
「Affinity情報」には、当該アクセスパスによりアクセスされるべき論理ボリュームを指定する情報が書き込まれる。ここで、ストレージ内では、1または複数のマルチパスインスタンスごとに、識別番号LUNと論理ボリュームLunVとの対応関係(すなわち、マッピング)を表したAffinityグループ情報が定義される。したがって、図10(c)に示すテーブルにおいては、Affinity情報としてAffinityグループ番号が書き込まれる。
【0049】
システム構築支援装置1は、図10(a)〜図10(c)に示すテーブルを作成するためには、まず、サーバとそのサーバがアクセスすべきストレージとの間に設定可能なアクセスパスの数を判定する。このとき、図9(a)〜図9(d)に示す各種テーブルが参照される。この結果、例えば、図7に示すSANシステムでは、下記の2本のアクセスパスを設定することができる旨が認識される。
パス1:ポート101〜ポート301a〜ポート301b〜ポート201
パス2:ポート102〜ポート311a〜ポート311b〜ポート202
ここで、サーバ100のFCポート101、102には、それぞれ仮WWPNとして「aaa」および「bbb」が割り当てられており、ストレージ200のFCポート201、202には、「ccc」および「ddd」が割り当てられている。したがって、図10(a)〜図10(c)に示す各テーブルの「Port」「相手の情報」「ゾーン情報」には、それらの仮WWPNが書き込まれることになる。
【0050】
また、この例では、図4〜図5に示す手順により生成されたマルチパスインスタンス「mplb0」「mplb1」「mplb2」が、それぞれ論理ボリューム「LunV0」「LunV1」「LunV2」にアクセスするためのインスタンスであるものとする。そうすると、図10(a)に示すテーブルの「LUN」として、論理ボリューム「LunV0」「LunV1」「LunV2」に対応する識別番号「LUN0」「LUN1」「LUN2」が書き込まれる。一方、図10(c)に示すテーブルには、マルチパスインスタンス「mplb0」「mplb1」「mplb2」に対応するAffinityグループとして、「Affinityグループ0」が書き込まれる。これにより、3個のマルチパスインスタンス「mplb0」「mplb1」「mplb2」に対して「Affinityグループ0」が割り当てられることになる。
【0051】
続いて、システム構築支援装置1は、上述のようにして作成した図10(a)〜図10(c)に示すテーブルを参照し、マルチパスインスタンスを生成するためのコマンド情報を作成する。なお、コマンド情報は、例えば、マルチパスインスタンスごとに作成される。
【0052】
サーバに与えるべきコマンド(すなわち、マルチパスインスタンスを生成するためのコマンド)を構成する情報の例を図11に示す。なお、これらの情報は、図10(a)に示すテーブルから得ることができる。ここで、サーバに与えるべきコマンドを構成する情報は、サーバとストレージとの間のアクセスパスを定義する情報、およびアクセスすべきストレージ内の論理ボリュームを指定する情報を含む。例えば、マルチパスインスタンス「mplb0」を生成するためのコマンドは、2本のアクセスパス(aaa−cccおよびbbb−ddd)を介してストレージにアクセスすることを指示する情報、および「LUN0」に対応する論理ボリュームにアクセスすることを指示する情報を含んでいる。
【0053】
そして、システム構築支援装置1は、上述のようにして作成した設計情報の整合性をチェックし、保存する。なお、整合性のチェックは、各装置(サーバ、ストレージ、FCスイッチ)のFCポートの数がその上限値を越えていないことの確認や、FCポートの数と物理パスの本数の関係に矛盾が生じていないことの確認などを含む。
<実システムへの設定>
システム構築支援装置1は、LAN等を介して、実際に構築されたSANシステムに接続する。このとき、SANシステムの各装置には、アクセスパスを確立するための情報や、マルチパスインスタンスを生成するための情報等は、まだ設定されていない。すなわち、各装置には、システム構築支援装置1により上述のようにして作成された設計情報が設定される。そして、各装置は、以降、その設計情報に従って動作する。
【0054】
システム構築支援装置1は、まず、上述の手順で作成した設計情報の物理的な構成が実際のSANシステムと一致しているか否かを確認する。この場合、例えば、サーバ、ストレージ、FCスイッチの台数、各装置のFCポートの数、物理パスの接続関係などがチェックされる。このとき、もし、互いに一致しない構成が検出された場合には、図12に示すように、対応する箇所を識別表示する。ここで、識別表示とは、対象部分を点滅させたり、他の部分と異なる色で表すことを含む。なお、図12に示す例では、実際のSANシステムにおいてFCスイッチ310のFCポート311bとストレージ200のFCスイッチ202との間が物理パスにより接続されていなかったケースが描かれている。
【0055】
続いて、システム構築支援装置1は、設計段階で各FCポートに割り当てた仮WWPNを実際のシステムにおいて使用されるWWPNに置き換える。即ち、システム構築支援装置1は、サーバおよびFCスイッチが備える各FCポートに実際に割り当てられているWWPNを取得する。このとき、サーバ内のポートのコントローラ番号をいっしょに取得してもよい。ここで、コントローラ番号は、サーバが自装置内のFCポートを管理するための識別番号であり、WWPNに一意に対応している。
【0056】
実際のシステムにおいて使用されるWWPNは、例えば、システム構築支援装置1から各装置に対して問合せメッセージを送信し、各装置が応答メッセージの中にFCポートのWWPNを格納して返送することによりシステム構築支援装置1に通知される。あるいは、各FCポートのWWPN(特に、ストレージのFCポートのWWPN)を一括管理している管理サーバが設けられている場合には、システム構築支援装置1は、その管理サーバに問い合わせることによりWWPNを取得するようにしてもよい。
【0057】
図13は、仮WWPNと実際のWWPNの対応関係を管理するテーブルの例である。このテーブルは、例えば、設計段階でサーバ100のFCポート101に対して仮WWPNとして「aaa」が割り当てられていたのに対し、実際のシステムではそのFCポート101に「00011111」が割り当てられていることを示している。他のFCポートについても同様である。
【0058】
図14(a)〜図14(c)は、実WWPNが書き込まれたアクセスパスを管理するためのテーブルの例である。なお、これらのテーブルは、図10(a)〜図10(c)に示すテーブルにおいて、仮WWPNを実WWPNに書き換えることにより得られる。
【0059】
図15は、実WWPNを用いたサーバに与えるべきコマンドを構成する情報の例である。なお、これらの情報は、図11に示す情報において、仮WWPNを実WWPNに書き換えることにより得られる。
【0060】
そして、システム構築支援装置1は、サーバ、ストレージ、FCスイッチに与えるべきコマンドを作成する。ここで、これらのコマンドは、各装置の状態を制御するための指示を含んでいる。
【0061】
サーバに与えるべきコマンドは、例えば、以下の通りである。
Figure 2005018159
ここで、「mplb new」は、新たなマルチパスインスタンスの作成を指示するコマンドである。また、「c1」および「c2」は、サーバのFCポートを指し示すコントローラ番号であり、ここでは、それぞれFCポート101およびFCポート102を表している。「t1」および「t2」は、サーバから見た接続先のFCポートを指し示す値であり、ここでは、ストレージ200のFCポート201およびFCポート202を表している。さらに、「d0」は、ストレージ内のアクセス可能な論理ボリュームを指示する値であり、ここでは、LunV0を表している。さらに、「s2」は、指定された論理ボリュームの全領域を使用することを表している。
【0062】
このように、上記コマンドは、2本のアクセスパスを利用して論理ボリュームLunV0にアクセスするためのマルチパスインスタンスを1つ生成する指示を含んでいる。そして、サーバ100は、このコマンドを受け取ることにより、そのコマンドにより指定されたマルチパスインスタンスを生成する。
【0063】
なお、FCスイッチおよびストレージに与えるべきコマンドは、それぞれ、図14(b)および図14(c)に示すテーブルに基づいて作成される。そして、FCスイッチおよびストレージは、それぞれ対応するコマンドを受け取ることにより、そのコマンドにより指定されたアクセスパスを設定する。
【0064】
図16は、実際のSANシステムを構成する各装置に与えられるコマンドを模式的に示す図である。
サーバ100には、マルチパスインスタンスを生成することを指示するコマンドが与えられる。この例では、3個のマルチパスインスタンスを生成するために3個のコマンドが与えられている。ここで、例えば、1行目のコマンドは、「mplb0」という名前のマルチパスインスタンスを生成する指示、論理ボリュームLUN0にアクセスするためにFCポート101とFCポート201とを接続するアクセスパスを設定する指示、および論理ボリュームLUN0にアクセスするためにFCポート102とFCポート202とを接続するアクセスパスを設定する指示を含んでいる。また、2行目および3行目のコマンドも、基本的には同じ内容である。そして、サーバ100は、これらのコマンドを受け取ると、その内容に従って対応する設定を行う。
【0065】
FCスイッチ300、310には、アクセスパスの設定を指示するコマンドが与えられる。この例では、FCスイッチ300、310に対してそれぞれコマンドが1個ずつ与えられている。ここで、例えば、FCスイッチ300に与えられるコマンドは、FCスイッチ300とサーバ100のFCポート101との間のパスと、FCスイッチ300とストレージ200のFCポート201との間のパスとを接続する指示を含んでいる。また、FCスイッチ310に与えられるコマンドも、基本的に同じ内容である。そして、FCスイッチ300、310は、このコマンドを受け取ると、その内容に従って対応する設定を行う。
【0066】
ストレージ200には、アクセスパスとAffinityグループとの対応関係を指示するコマンドが与えられる。この例では、FCポート101とFCポート201との間に設定されるアクセスパス、およびFCポート102とFCポート202との間に設定されるアクセスパスの双方に対して「Affinityグループ0」を割り当てる指示を含んでいる。そして、ストレージ200は、このコマンドを受け取ると、その内容に従って対応する設定を行う。
【0067】
上述のコマンドに従って構築されたSANシステムの動作は、以下の通りである。ここでは、例えば、ユーザが論理ボリュームLunV2にデータを書き込むものとする。
【0068】
この場合、ユーザは、ストレージ200に格納すべきデータをサーバ100のマルチアクセスインスタンス「mplb2」に送る。そうすると、サーバ100は、そのデータを適切に分割し、FCポート101、102を介して出力する。また、FCスイッチ300は、FCポート101から受け取ったデータをFCポート201へ転送し、FCポート102から受け取ったデータをFCポート202へ転送する。そして、ストレージ200は、FCポート101から出力されたデータをFCポート201を介して受け取るとともに、FCポート102から出力されたデータをFCポート202を介して受け取ると、「Affinityグループ0」を参照し、RAIDの論理ボリュームLunV2にそれらのデータを格納する。
【0069】
図17は、マルチパスインスタンスに対応する複数のアクセスパスを設定する処理のフローチャートである。ここでは、図2〜図3に示す手順により、すでに図9(a)〜図9(d)に示すテーブルが作成されているものとする。また、この処理は、例えば、ユーザにより図4〜図6に示す操作が行われたときに実行される。
【0070】
ステップS1では、まず、ユーザにより入力されたシステム構成を示す情報を取得する。具体的には、例えば、図9(a)〜図9(d)に示すテーブルが読み込まれる。ステップS2では、変数iおよび変数jを初期化する。ここで、変数iは、サーバとFCスイッチとの間に設けられた物理パスを識別し、変数iは、ストレージとFCスイッチとの間に設けられた物理パスを識別するものとする。
【0071】
ステップS3では、物理パスiが存在するか否かを調べる。この場合は、例えば、図9(a)に示すテーブルおよび図9(d)に示すテーブルが参照される。また、ステップS4では、物理パスjが存在するか否かを調べる。この場合は、例えば、図9(b)に示すテーブルおよび図9(d)に示すテーブルが参照される。そして、物理パスiおよび物理パスjの双方が存在する場合は、それらの物理パスを利用して論理的なアクセスパスを設定できるものとみなし、ステップS5〜S7を実行する。
【0072】
ステップS5では、サーバに設定すべき情報を図10(a)に示すテーブに登録する。すなわち、新たなレコードを作成し、そのレコードの「Port」および「相手の情報」に対応するWWPNを書き込む。また、ステップS6では、スイッチに設定すべき情報を図10(b)に示すテーブに登録する。すなわち、新たなレコードを作成し、そのレコードの「ゾーン情報」に対応するWWPNを書き込む。さらに、ストレージに設定すべき情報を図10(c)に示すテーブに登録する。すなわち、新たなレコードを作成し、そのレコードの「Port」および「相手の情報」に対応するWWPNを書き込む。
【0073】
ステップS8およびS9では、ステップS3〜S7の処理を実行するために呼び出されていない物理パスが残っているか否かを調べる。そして、そのような物理パスが残っていれば、ステップS10において変数iおよび変数jをインクリメントして、ステップS3に戻る。
【0074】
このように、システム構築支援装置1は、マルチパスインスタンスを生成する旨の指示を受け取ると、構築すべきSANシステムの構成を考慮して設定可能な複数のアクセスパスを検出し、それらのアクセスパスを実システムに設定するための情報を生成する。そして、そのためのユーザの作業は、図4〜図6に示したように、非常に簡単なものである。従って、SANシステムについて専門的な知識やノウハウを有していない者であっても、その設計を進めることができる。
【0075】
図18は、システム構築支援装置1を実現するコンピュータのブロック図である。なお、このコンピュータは、本発明に係わるシステム構築支援プログラムを実行することにより、システム構築支援装置1を実現する。
【0076】
CPU11は、本発明に係わるシステム構築支援プログラムを記憶装置12からメモリ13にロードして実行する。記憶装置12は、例えばハードディスクであり、上記プログラムを格納する。なお、記憶装置102は、このコンピュータに接続される外部記憶装置であってもよい。メモリ13は、例えば半導体メモリであり、CPU11の作業領域として使用される。
【0077】
ドライブ回路14は、CPU11の指示に従って可搬型の記録媒体15にアクセスする。記録媒体15は、例えば、半導体デバイス(PCカード等)、磁気的作用により情報が入出力される媒体(フレキシブルディスク、磁気テープ等)、光学的作用により情報が入出力される媒体(光ディスク等)を含むものとする。なお、ドライブ回路14は、メディアインタフェース16を介してCPU11に接続される。
【0078】
入力装置(キーボード、マウス)3および表示装置4は、I/Oインタフェース17を介してCPU11に接続される。また、通信制御装置18は、CPU11の指示に従って、ネットワークを介してデータを送受信する。
【0079】
なお、本発明に係わるシステム構築支援プログラムは、例えば、以下の3つの方法のなかの任意の方法で提供される。
(1)コンピュータにインストールされて提供される。この場合、プログラムは、例えば、コンピュータの出荷前にそのコンピュータにプレインストールされる。
【0080】
(2)可搬型の記録媒体に格納されて提供される。この場合、記録媒体15に格納されたプログラムは、基本的に、ドライブ回路14を介して記憶装置12にインストールされる。
【0081】
(3)ネットワーク上に設けられているプログラムサーバから提供される。この場合、基本的には、コンピュータは、プログラムサーバからダウンロードすることにより対応するプログラムを取得する。
【0082】
なお、上述の実施例では、説明を簡単にするために1台のサーバおよび1台のストレージを備えるSANシステムについて説明をしたが、本発明は、複数のサーバおよび/または複数のストレージを備えるSANシステムにも適用可能である。そして、この場合、図4〜図6に示す手順において、複数のサーバの中の第1のサーバにおいてマルチパスインスタンスが作成され、そのマルチパスインスタンスが複数のストレージの中の第1のストレージにドラッグ&ドロップされた場合、その第1のサーバと第1のストレージとの間に複数のアクセスパスを設定するための情報が生成される。あるいは、複数のサーバの中の第1のサーバにおいてマルチパスインスタンスが作成され、そのマルチパスインスタンスが複数のストレージの中の第1および第2のストレージにドラッグ&ドロップされた場合は、その第1のサーバと第1および第2のストレージとの間に複数のアクセスパスを設定するための情報が生成される。
【0083】
また、上述の実施例では、SANシステムについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、本発明は、1または複数のサーバと1または複数のストレージが複数の経路を介して接続可能なストレージシステムに広く適用可能である。
【0084】
(付記1)少なくとも1つのポートを備えた上位装置、少なくとも1つのポートを備えた入出力装置、および上記上位装置と上記入出力装置との間に設けられる経路制御装置を含むストレージシステムの構築を支援する装置であって、
上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に関する情報を取得する第1の情報取得手段と、
上記上位装置、入出力装置、経路制御装置間の物理的な接続に関する情報を取得する第2の情報取得手段と、
上記第1および第2の情報取得手段により取得された情報に基づいて、上記経路制御装置を介して上記上位装置と上記入出力装置との間に設定すべき論理的な経路を表す経路情報を生成する経路情報生成手段と、
上記経路情報生成手段により生成された経路情報に基づいて、上記上位装置、入出力装置、経路制御装置の状態を制御するための指示を作成する指示作成手段と、
上記指示作成手段により作成された指示を上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に送信する送信手段、
を有することをストレージシステム構築支援装置。
【0085】
(付記2)付記1に記載のストレージシステム構築支援装置であって、
上記上位装置および上記入出力装置が備える各ポートに対して仮ポート情報を割り当てる割当て手段をさらに有し、
上記経路情報生成手段は、上記仮ポート情報を使用して上記経路情報を生成する
ことを特徴とするストレージシステム構築支援装置。
【0086】
(付記3)付記2に記載のストレージシステム構築支援装置であって、
実際に構築されたストレージシステムを構成する上位装置および入出力装置が備える各ポートのポート情報を問い合わせる問合せ手段をさらに有し、
経路情報生成手段は、先に作成した経路情報において使用されている上記仮ポート情報を上記問合せにより得られた実際のポート情報に置き換える
ことを特徴とするストレージシステム構築支援装置。
【0087】
(付記4)付記1に記載のストレージシステム構築支援装置であって、
上記経路情報生成手段は、上記第1および第2の情報取得手段により取得された情報に基づいて、上記上位装置と入出力装置との間に設定可能な論理的な経路を検出して経路情報を生成し、
上記指示作成手段は、上記検出された論理的な経路を設定するための指示を作成する
ことを特徴とするストレージシステム構築支援装置。
【0088】
(付記5)付記4に記載のストレージシステム構築支援装置であって、
上記指示作成手段は、上記検出されたすべての論理的な経路を設定するための指示を作成する
ことを特徴とするストレージシステム構築支援装置。
【0089】
(付記6)付記1に記載のストレージシステム構築支援装置であって、
上記上位装置内に作成すべき仮想的なデータ領域に係わる情報を取得する第3の情報取得手段をさらに有し、
上記指示作成手段は、上記仮想的なデータ領域に対応するデータ領域を上記入出力装置内に確保するための指示を作成する
ことを特徴とするストレージシステム構築支援装置。
【0090】
(付記7)付記6に記載のストレージシステム構築支援装置であって、
上記指示作成手段は、上記仮想的なデータ領域が作成されるべき上位装置と上記対応するデータ領域を確保すべき入出力装置との間に論理的な経路を設定するための指示を作成する
ことを特徴とするストレージシステム構築支援装置。
【0091】
(付記8)付記1に記載のストレージシステム構築支援装置であって、
上記第1および第2の情報取得手段は、ユーザに情報を入力させるためのインタフェースを提供する
ことを特徴とするストレージシステム構築支援装置。
【0092】
(付記9)複数のポートを備えた上位装置、複数のポートを備えた入出力装置、および上記上位装置と上記入出力装置との間に設けられる経路制御装置を含むストレージシステムの構築を支援する装置であって、
上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に関する情報を取得する第1の情報取得手段と、
上記上位装置、入出力装置、経路制御装置間の物理的な接続に関する情報を取得する第2の情報取得手段と、
上記第1および第2の情報取得手段により取得された情報に基づいて、上記経路制御装置を介して上記上位装置と上記入出力装置との間に設定すべき複数の論理的な経路を表す経路情報を生成する経路情報生成手段と、
上記経路情報生成手段により生成された経路情報に基づいて、上記上位装置、入出力装置、経路制御装置の状態を制御するための指示を作成する指示作成手段と、
上記指示作成手段により作成された指示を上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に送信する送信手段、
を有することをストレージシステム構築支援装置。
【0093】
(付記10)少なくとも1つのポートを備えた上位装置、少なくとも1つのポートを備えた複数の入出力装置、および上記上位装置と上記複数の入出力装置との間に設けられる経路制御装置を含むストレージシステムの構築を支援する装置であって、
上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に関する情報を取得する第1の情報取得手段と、
上記上位装置、入出力装置、経路制御装置間の物理的な接続に関する情報を取得する第2の情報取得手段と、
上記上位装置内に作成すべき仮想的なデータ領域に係わる情報、およびその仮想的なデータ領域に対応するデータ領域を確保すべき入出力装置を上記複数の入出力装置の中から指定する情報、を取得する第3の情報取得手段と、
上記第1、第2、第3の情報取得手段により取得された情報に基づいて、上記経路制御装置を介して上記上位装置と上記指定された入出力装置との間に設定すべき論理的な経路を表す経路情報を生成する経路情報生成手段と、
上記経路情報生成手段により生成された経路情報に基づいて、上記上位装置、入出力装置、経路制御装置の状態を制御するための指示を作成する指示作成手段と、
上記指示作成手段により作成された指示を上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に送信する送信手段、
を有することをストレージシステム構築支援装置。
【0094】
(付記11)少なくとも1つのポートを備えた上位装置、少なくとも1つのポートを備えた入出力装置、および上記上位装置と上記入出力装置との間に設けられる経路制御装置を含むストレージシステムの構築を支援する方法であって、
上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に関する情報を取得し、
上記上位装置、入出力装置、経路制御装置間の物理的な接続に関する情報を取得し、
取得した情報に基づいて、上記経路制御装置を介して上記上位装置と上記入出力装置との間に設定すべき論理的な経路を表す経路情報を生成し、
上記経路情報に基づいて、上記上位装置、入出力装置、経路制御装置の状態を制御するための指示を作成し、
上記指示を上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に送信する、
ストレージシステム構築支援方法。
【0095】
(付記12)少なくとも1つのポートを備えた上位装置、少なくとも1つのポートを備えた入出力装置、および上記上位装置と上記入出力装置との間に設けられる経路制御装置を含むストレージシステムの構築を支援するためのプログラムであって、
コンピュータを、
上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に関する情報を取得する第1の情報取得手段、
上記上位装置、入出力装置、経路制御装置間の物理的な接続に関する情報を取得する第2の情報取得手段、
上記第1および第2の情報取得手段により取得された情報に基づいて、上記経路制御装置を介して上記上位装置と上記入出力装置との間に設定すべき論理的な経路を表す経路情報を生成する経路情報生成手段、
上記経路情報生成手段により生成された経路情報に基づいて、上記上位装置、入出力装置、経路制御装置の状態を制御するための指示を作成する指示作成手段、
上記指示作成手段により作成された指示を上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に送信する送信手段、
として機能させるためのストレージシステム構築支援プログラム。
【0096】
(付記13)付記12に記載のストレージシステム構築支援プログラムであって、
コンピュータを、さらに、上記上位装置および上記入出力装置が備える各ポートに対して仮ポート情報を割り当てる割当て手段として機能させるものであり、
上記経路情報生成手段は、上記仮ポート情報を使用して上記経路情報を生成する
ことを特徴とするストレージシステム構築支援プログラム。
【0097】
(付記14)付記13に記載のストレージシステム構築支援プログラムであって、
コンピュータを、さらに、実際に構築されたストレージシステムを構成する上位装置および入出力装置が備える各ポートのポート情報を問い合わせる問合せ手段として機能させるものであり、
経路情報生成手段は、先に作成した経路情報において使用されている上記仮ポート情報を上記問合せにより得られた実際のポート情報に置き換える
ことを特徴とするストレージシステム構築支援装置。
【0098】
(付記15)付記12に記載のストレージシステム構築支援プログラムであって、
上記経路情報生成手段は、上記第1および第2の情報取得手段により取得された情報に基づいて、上記上位装置と入出力装置との間に設定可能な論理的な経路を検出して経路情報を生成し、
上記指示作成手段は、上記検出された論理的な経路を設定するための指示を作成する
ことを特徴とするストレージシステム構築支援プログラム。
【0099】
(付記16)付記15に記載のストレージシステム構築支援プログラムであって、
上記指示作成手段は、上記検出されたすべての論理的な経路を設定するための指示を作成する
ことを特徴とするストレージシステム構築支援プログラム。
【0100】
(付記17)付記12に記載のストレージシステム構築支援プログラムであって、
コンピュータを、さらに、上記上位装置内に作成すべき仮想的なデータ領域に係わる情報を取得する第3の情報取得手段として機能させるものであり、
上記指示作成手段は、上記仮想的なデータ領域に対応するデータ領域を上記入出力装置内に確保するための指示を作成する
ことを特徴とするストレージシステム構築支援プログラム。
【0101】
(付記18)付記17に記載のストレージシステム構築支援プログラムであって、
上記指示作成手段は、上記仮想的なデータ領域が作成されるべき上位装置と上記対応するデータ領域を確保すべき入出力装置との間に論理的な経路を設定するための指示を作成する
ことを特徴とするストレージシステム構築支援プログラム。
【0102】
(付記19)付記12に記載のストレージシステム構築支援プログラムであって、
上記第1および第2の情報取得手段は、ユーザに情報を入力させるためのインタフェースを提供する
ことを特徴とするストレージシステム構築支援プログラム。
【0103】
(付記20)複数のポートを備えた上位装置、複数のポートを備えた入出力装置、および上記上位装置と上記入出力装置との間に設けられる経路制御装置を含むストレージシステムの構築を支援するためのプログラムであって、
コンピュータを、
上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に関する情報を取得する第1の情報取得手段、
上記上位装置、入出力装置、経路制御装置間の物理的な接続に関する情報を取得する第2の情報取得手段、
上記第1および第2の情報取得手段により取得された情報に基づいて、上記経路制御装置を介して上記上位装置と上記入出力装置との間に設定すべき複数の論理的な経路を表す経路情報を生成する経路情報生成手段、
上記経路情報生成手段により生成された経路情報に基づいて、上記上位装置、入出力装置、経路制御装置の状態を制御するための指示を作成する指示作成手段、
上記指示作成手段により作成された指示を上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に送信する送信手段、
として機能させるためのストレージシステム構築支援プログラム。
【0104】
(付記21)少なくとも1つのポートを備えた上位装置、少なくとも1つのポートを備えた複数の入出力装置、および上記上位装置と上記複数の入出力装置との間に設けられる経路制御装置を含むストレージシステムの構築を支援するためのプログラムであって、
コンピュータを、
上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に関する情報を取得する第1の情報取得手段、
上記上位装置、入出力装置、経路制御装置間の物理的な接続に関する情報を取得する第2の情報取得手段、
上記上位装置内に作成すべき仮想的なデータ領域に係わる情報、およびその仮想的なデータ領域に対応するデータ領域を確保すべき入出力装置を上記複数の入出力装置の中から指定する情報、を取得する第3の情報取得手段、
上記第1、第2、第3の情報取得手段により取得された情報に基づいて、上記経路制御装置を介して上記上位装置と上記指定された入出力装置との間に設定すべき論理的な経路を表す経路情報を生成する経路情報生成手段、
上記経路情報生成手段により生成された経路情報に基づいて、上記上位装置、入出力装置、経路制御装置の状態を制御するための指示を作成する指示作成手段、
上記指示作成手段により作成された指示を上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に送信する送信手段、
として機能させるためのストレージシステム構築支援プログラム。
【0105】
【発明の効果】
本発明によれば、ストレージシステムを実際に構築する前に予めコンピュータ上で仮想的なシステムを設計しておき、その設計情報を実際に構築したシステムに反映させるので、そのシステムを構築する現場での作業が少なくなり、設定ミス等の発生が少なくなる。また、コンピュータ上でのシステムの設計手順では、GUIが提供されているので、深い専門知識やノウハウを有していない人であっても、ストレージシステムを設計できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】SANシステムの構築を支援する方法の概念を説明する図である。
【図2】SANシステムを設計する手順を説明する図(その1)である。
【図3】SANシステムを設計する手順を説明する図(その2)である。
【図4】SANシステムを設計する手順を説明する図(その3)である。
【図5】SANシステムを設計する手順を説明する図(その4)である。
【図6】SANシステムを設計する手順を説明する図(その5)である。
【図7】SANシステムを設計する手順を説明する図(その6)である。
【図8】インスタンス及びマルチパスインスタンスについて説明をする図である。
【図9】ユーザにより指定されたサーバ、ストレージ、FCスイッチ、物理パスを管理するテーブルの例である。
【図10】アクセスパスを管理するためのテーブルの例である。
【図11】サーバに与えるべきコマンドを構成する情報の例である。
【図12】実際のシステムの構成と設計情報との間で整合性がとれなかったときの表示例である。
【図13】実システムから収集した情報を管理するテーブルの例である。
【図14】WWPNが更新されたアクセスパステーブルの例である。
【図15】WWPNが更新されたコマンド情報の例である。
【図16】実際のSANシステムを構成する各装置に与えられるコマンドを模式的に示す図である。
【図17】マルチパスインスタンスに対応する複数のアクセスパスを設定する処理のフローチャートである。
【図18】システム構築支援装置を実現するコンピュータのブロック図である。
【図19】SANシステムの一例の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 システム構築支援装置
2 本体装置
3 入力装置
4 表示装置
100 サーバ
101、102 FCポート
200 ストレージ
201、202 FCポート
300 FCスイッチ(ファイバチャネルスイッチ)
301a、301b FCポート
310 FCスイッチ(ファイバチャネルスイッチ)
311a、311b FCポート

Claims (10)

  1. 少なくとも1つのポートを備えた上位装置、少なくとも1つのポートを備えた入出力装置、および上記上位装置と上記入出力装置との間に設けられる経路制御装置を含むストレージシステムの構築を支援する装置であって、
    上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に関する情報を取得する第1の情報取得手段と、
    上記上位装置、入出力装置、経路制御装置間の物理的な接続に関する情報を取得する第2の情報取得手段と、
    上記第1および第2の情報取得手段により取得された情報に基づいて、上記経路制御装置を介して上記上位装置と上記入出力装置との間に設定すべき論理的な経路を表す経路情報を生成する経路情報生成手段と、
    上記経路情報生成手段により生成された経路情報に基づいて、上記上位装置、入出力装置、経路制御装置の状態を制御するための指示を作成する指示作成手段と、
    上記指示作成手段により作成された指示を上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に送信する送信手段、
    を有することをストレージシステム構築支援装置。
  2. 請求項1に記載のストレージシステム構築支援装置であって、
    上記上位装置および上記入出力装置が備える各ポートに対して仮ポート情報を割り当てる割当て手段をさらに有し、
    上記経路情報生成手段は、上記仮ポート情報を使用して上記経路情報を生成する
    ことを特徴とするストレージシステム構築支援装置。
  3. 請求項2に記載のストレージシステム構築支援装置であって、
    実際に構築されたストレージシステムを構成する上位装置および入出力装置が備える各ポートのポート情報を問い合わせる問合せ手段をさらに有し、
    経路情報生成手段は、先に作成した経路情報において使用されている上記仮ポート情報を上記問合せにより得られた実際のポート情報に置き換える
    ことを特徴とするストレージシステム構築支援装置。
  4. 請求項1に記載のストレージシステム構築支援装置であって、
    上記経路情報生成手段は、上記第1および第2の情報取得手段により取得された情報に基づいて、上記上位装置と入出力装置との間に設定可能な論理的な経路を検出して経路情報を生成し、
    上記指示作成手段は、上記検出された論理的な経路を設定するための指示を作成する
    ことを特徴とするストレージシステム構築支援装置。
  5. 請求項1に記載のストレージシステム構築支援装置であって、
    上記上位装置内に作成すべき仮想的なデータ領域に係わる情報を取得する第3の情報取得手段をさらに有し、
    上記指示作成手段は、上記仮想的なデータ領域に対応するデータ領域を上記入出力装置内に確保するための指示を作成する
    ことを特徴とするストレージシステム構築支援装置。
  6. 請求項5に記載のストレージシステム構築支援装置であって、
    上記指示作成手段は、上記仮想的なデータ領域が作成されるべき上位装置と上記対応するデータ領域を確保すべき入出力装置との間に論理的な経路を設定するための指示を作成する
    ことを特徴とするストレージシステム構築支援装置。
  7. 複数のポートを備えた上位装置、複数のポートを備えた入出力装置、および上記上位装置と上記入出力装置との間に設けられる経路制御装置を含むストレージシステムの構築を支援する装置であって、
    上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に関する情報を取得する第1の情報取得手段と、
    上記上位装置、入出力装置、経路制御装置間の物理的な接続に関する情報を取得する第2の情報取得手段と、
    上記第1および第2の情報取得手段により取得された情報に基づいて、上記経路制御装置を介して上記上位装置と上記入出力装置との間に設定すべき複数の論理的な経路を表す経路情報を生成する経路情報生成手段と、
    上記経路情報生成手段により生成された経路情報に基づいて、上記上位装置、入出力装置、経路制御装置の状態を制御するための指示を作成する指示作成手段と、
    上記指示作成手段により作成された指示を上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に送信する送信手段、
    を有することをストレージシステム構築支援装置。
  8. 少なくとも1つのポートを備えた上位装置、少なくとも1つのポートを備えた複数の入出力装置、および上記上位装置と上記複数の入出力装置との間に設けられる経路制御装置を含むストレージシステムの構築を支援する装置であって、
    上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に関する情報を取得する第1の情報取得手段と、
    上記上位装置、入出力装置、経路制御装置間の物理的な接続に関する情報を取得する第2の情報取得手段と、
    上記上位装置内に作成すべき仮想的なデータ領域に係わる情報、およびその仮想的なデータ領域に対応するデータ領域を確保すべき入出力装置を上記複数の入出力装置の中から指定する情報、を取得する第3の情報取得手段と、
    上記第1、第2、第3の情報取得手段により取得された情報に基づいて、上記経路制御装置を介して上記上位装置と上記指定された入出力装置との間に設定すべき論理的な経路を表す経路情報を生成する経路情報生成手段と、
    上記経路情報生成手段により生成された経路情報に基づいて、上記上位装置、入出力装置、経路制御装置の状態を制御するための指示を作成する指示作成手段と、
    上記指示作成手段により作成された指示を上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に送信する送信手段、
    を有することをストレージシステム構築支援装置。
  9. 少なくとも1つのポートを備えた上位装置、少なくとも1つのポートを備えた入出力装置、および上記上位装置と上記入出力装置との間に設けられる経路制御装置を含むストレージシステムの構築を支援する方法であって、
    上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に関する情報を取得し、
    上記上位装置、入出力装置、経路制御装置間の物理的な接続に関する情報を取得し、
    取得した情報に基づいて、上記経路制御装置を介して上記上位装置と上記入出力装置との間に設定すべき論理的な経路を表す経路情報を生成し、
    上記経路情報に基づいて、上記上位装置、入出力装置、経路制御装置の状態を制御するための指示を作成し、
    上記指示を上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に送信する、
    ストレージシステム構築支援方法。
  10. 少なくとも1つのポートを備えた上位装置、少なくとも1つのポートを備えた入出力装置、および上記上位装置と上記入出力装置との間に設けられる経路制御装置を含むストレージシステムの構築を支援するためのプログラムであって、
    コンピュータを、
    上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に関する情報を取得する第1の情報取得手段、
    上記上位装置、入出力装置、経路制御装置間の物理的な接続に関する情報を取得する第2の情報取得手段、
    上記第1および第2の情報取得手段により取得された情報に基づいて、上記経路制御装置を介して上記上位装置と上記入出力装置との間に設定すべき論理的な経路を表す経路情報を生成する経路情報生成手段、
    上記経路情報生成手段により生成された経路情報に基づいて、上記上位装置、入出力装置、経路制御装置の状態を制御するための指示を作成する指示作成手段、
    上記指示作成手段により作成された指示を上記上位装置、入出力装置、経路制御装置に送信する送信手段、
    として機能させるためのストレージシステム構築支援プログラム。
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