JP2007087240A - Rfidを利用したネットワークストレージシステムおよびネットワークストレージシステム構築方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 FCケーブルの両端にRFIDを設け、FCスイッチにスイッチポート毎のRFIDリーダ並びに、スイッチポートとRFIDの識別IDを管理する識別ID管理部を設け、ストレージに、スイッチポート毎のRFIDリーダ,ライタ並びにスイッチポートおよびストレージ内の記憶装置を管理するストレージ管理部を設け、FCケーブルの接続先をRFIDに記憶させた識別IDによって確認し、FCスイッチにおいてはスイッチポートを識別ID管理部によってゾーニングし、ストレージ管理部はストレージのLUマッピングを行う。
【選択図】図1
Description
前記ネットワークストレージシステムが、両端に予め識別IDが書き込まれているRFIDを備えたFCケーブルと、スイッチポート毎のRFIDリーダ並びにスイッチポートとRFIDの識別IDを管理する識別ID管理部を有するFCスイッチと、スイッチポート毎のRFIDリーダ/ライタ並びにストレージ内のスイッチポートを管理するストレージ管理部並びに複数の記憶装置を有するストレージとを備え、
FCスイッチが、前記FCケーブルのRFIDから読み込んだ識別IDに応じてスイッチポートを割り当てるFCスイッチ管理テーブルを持ち、
ストレージが、前記FCケーブルのRFIDから読み込んだ識別IDに応じて記憶装置のマッピングを設定するストレージ管理テーブルを持ち、
ストレージのスイッチポートに前記FCケーブルを接続する場合、各スイッチポートのRFIDリーダ/ライタ、が全ての接続されている前記FCケーブルの識別IDを読み込み、ストレージ管理部がストレージのストレージ管理テーブルを参照してLUマッピング処理を行い、
FCスイッチのスイッチポートに前記FCケーブルを接続する場合、FCスイッチのRFIDリーダが前記FCケーブルのRFIDに書き込まれた識別IDを読み取り、FCスイッチ管理テーブルを参照し、接続するスイッチポート以外に同一の識別IDがあった場合にはゾーニング処理を行う、
ことを特徴とする、ネットワークストレージシステムである。
FCスイッチが前記FCケーブルのRFIDから読み込んだ識別IDに応じてスイッチポートを割り当てるFCスイッチ管理テーブルを持ち、
ストレージが前記FCケーブルのRFIDから読み込んだ識別IDに応じて記憶装置のマッピングを設定するストレージ管理テーブルを持ち、
ストレージのスイッチポートに前記FCケーブルを接続する場合には、各スイッチポートのRFIDリーダ/ライタが全ての接続されている前記FCケーブルの識別IDを読み込み、ストレージ管理部がストレージのストレージ管理テーブルを参照してLUマッピング処理を行い、
FCスイッチのスイッチポートに前記FCケーブルを接続する場合には、FCスイッチのRFIDリーダが前記FCケーブルのRFIDに書き込まれた識別IDを読み取り、FCスイッチ管理テーブルを参照し、接続するスイッチポート以外に同一の識別IDがあった場合にはゾーニング処理を行う、
ように構築することを特徴とする、ネットワークストレージシステム構築方法である。
図1〜図6は発明を実施する形態の一例であって、図中同一の符号を付した部分は同一物を表わす。実施形態がこれに限られないことは言うまでもない。
図1は、本発明のネットワークストレージシステムの全体図である。
図2は、RFIDを両端に設けたFCケーブルの接続に関するプログラムのフローチャートである。
図3は、FCケーブルのFCスイッチへの接続時処理のフローチャートである。
図4は、ゾーニングを模式的に表した図である。
図5は、FCケーブルのストレージへの接続時の処理のフローチャートである。
図6は、FCケーブルの識別IDとマッピングするロジカル・ユニットとの対応関係を表した例である。
本発明のネットワークストレージシステムは、図1に示す如く、ホストコンピュータ1001と、FCスイッチ1002と、ストレージ1004と、両端に予め識別IDを書き込んだRFID102を設けたコネクタを有するFCケーブル1005とを備える。尚、前記コネクタは、RFIDと一体のため、以下の説明ではRFIDとして説明する。
ホストコンピュータ1001はFCケーブル1005によってFCスイッチ1002に接続され、FCスイッチ1002はFCケーブル1005によってストレージ1004に接続される。
この識別ID管理部105は各スイッチポートに接続されているFCケーブルの識別IDを管理し、また、スイッチポートのゾーニングも行う。
尚、スイッチポートとは、FCケーブルのコネクタを物理的に接続する装置をいい、ゾーニングとは複数のスイッチポートを論理的に結合させて扱う処理である。図4はゾーニングを模式的に表した図であり、図の例ではFCケーブル405,406が符号402で一つのゾーニングを形成し、FCケーブル407,408が符号403で一つのゾーニングを形成している。
また、ストレージ1004は前記FCケーブル1005のRFID102から読み込んだ識別IDに応じて記憶装置のマッピングを設定するストレージ管理テーブル(図示せず)を持つ。
また、LUマッピングとは、ストレージ1004内の複数の記憶装置とスイッチポートを論理的に結合させることを言う。図1においてマッピング処理1006はマッピングを模式的に表している。実際にはストレージのスイッチポートとロジカル・ユニットを論理的に結合させる。また、ロジカル・ユニットとは記憶装置を論理的に複数台にして扱う時の名前をいう。
また、RFIDにはゾーニング毎に一意に定めた識別IDが書き込まれており、同一の識別IDを持つFCケーブルが接続されたスイッチポートは一つにゾーニングされる。
図2を用いて、FCケーブル1005の両端に設けたRFIDの動作確認プログラムの手順を説明する。
先ず、ストレージ1004のスイッチポートにRFIDを両端に設けたFCケーブル1005の両端を接続する[ステップ201]。
次にストレージ1004は、書き込みソフトを用いてRFIDリーダ/ライタ103によってFCケーブル1005の両端に設けたRFID102にそれぞれ識別ID(A)を書き込む[ステップ202]。
次に、ストレージ管理部106は、FCケーブル1005のRFIDから識別ID(B)を読み込む[ステップ203]。
次にストレージ管理部106は、識別番号(A)とRFIDから読み込んだ識別ID(B)とが一致するかどうか判定する[ステップ204]。ストレージ1004は、一致していない場合はエラー報告を行い当該のRFIDを具備するFCケーブル1005の使用を許可せず[ステップ205]、一致する場合には、処理を終了する。
以上の動作により、正常に動作しないRFIDの発見が可能となる。
先ず、FCスイッチ1002の任意のコネクタにFCケーブル1005を接続する[ステップ301]。
FCスイッチ1002の識別ID管理部105は、当該FCスイッチの各スイッチポートに有するRFIDリーダによって接続されたFCケーブル1005上のRFIDから識別IDを読み込む[ステップ302]。
次いで、FCスイッチ1002の識別ID管理部105は、FCスイッチ1002の前記接続したスイッチポート以外のスイッチポートに同一識別IDのFCケーブル1005が接続されているかどうかをFCスイッチ管理テーブルを参照することにより判定する[ステップ303]。同一識別IDのFCケーブル1005が接続されている場合には、FCスイッチポートにゾーニング処理を行う[ステップ304]。
ステップ304のゾーニング処理は、識別ID管理部105がFCスイッチ管理テーブルを参照し、同一識別IDのRFIDをもつFCケーブルか接続されているスイッチポートを検出することにより行う。
最後に、FCスイッチ1002の識別ID管理部105は、FCスイッチ1002の前記接続したスイッチポート以外のスイッチポートに前記ゾーニングした識別ID以外の識別IDを有するFCケーブル1005があるかどうか判定し[ステップ305]、ある場合にはステップ303に戻り、ない場合には処理を終了する。
接続する前に、ストレージ管理ソフトがストレージ1004のLU107とFCケーブル1005の識別IDの関連付けを行う。[ステップ501]。
次に、ストレージ管理部106は、接続されたFCケーブル1005の識別IDがストレージ管理部106の管理下にあるかどうかを、ストレージ管理テーブルを参照して判定する[ステップ506]。ない場合には処理を終了する。ある場合にはステップ507に進む。
次に、ストレージ管理部106はストレージのスイッチポートのLUマッピング処理を行い[ステップ510]、処理を終了する。
Claims (2)
- RFIDを利用するネットワークストレージシステムであって、
前記ネットワークストレージシステムが、両端に予め識別IDが書き込まれているRFIDを備えたFCケーブルと、スイッチポート毎のRFIDリーダ並びにスイッチポートとRFIDの識別IDを管理する識別ID管理部を有するFCスイッチと、スイッチポート毎のRFIDリーダ/ライタ並びにストレージ内のスイッチポートを管理するストレージ管理部並びに複数の記憶装置を有するストレージとを備え、
FCスイッチが、前記FCケーブルのRFIDから読み込んだ識別IDに応じてスイッチポートを割り当てるFCスイッチ管理テーブルを持ち、
ストレージが、前記FCケーブルのRFIDから読み込んだ識別IDに応じて記憶装置のマッピングを設定するストレージ管理テーブルを持ち、
ストレージのスイッチポートに前記FCケーブルを接続する場合、各スイッチポートのRFIDリーダ/ライタ、が全ての接続されている前記FCケーブルの識別IDを読み込み、ストレージ管理部がストレージのストレージ管理テーブルを参照してLUマッピング処理を行い、
FCスイッチのスイッチポートに前記FCケーブルを接続する場合、FCスイッチのRFIDリーダが前記FCケーブルのRFIDに書き込まれた識別IDを読み取り、FCスイッチ管理テーブルを参照し、接続するスイッチポート以外に同一の識別IDがあった場合にはゾーニング処理を行う、
ことを特徴とする、ネットワークストレージシステム。 - 両端に予め識別IDが書き込まれているRFIDを備えたFCケーブルと、スイッチポート毎のRFIDリーダ並びにスイッチポートとRFIDの識別IDを管理する識別ID管理部を有するFCスイッチと、スイッチポート毎のRFIDリーダ/ライタ並びにストレージ内のスイッチポートを管理するストレージ管理部並びに複数の記憶装置を有するストレージを備えるネットワークストレージシステムを構築する方法において、
FCスイッチが前記FCケーブルのRFIDから読み込んだ識別IDに応じてスイッチポートを割り当てるFCスイッチ管理テーブルを持ち、
ストレージが前記FCケーブルのRFIDから読み込んだ識別IDに応じて記憶装置のマッピングを設定するストレージ管理テーブルを持ち、
ストレージのスイッチポートに前記FCケーブルを接続する場合には、各スイッチポートのRFIDリーダ/ライタが全ての接続されている前記FCケーブルの識別IDを読み込み、ストレージ管理部がストレージのストレージ管理テーブルを参照してLUマッピング処理を行い、
FCスイッチのスイッチポートに前記FCケーブルを接続する場合には、FCスイッチのRFIDリーダが前記FCケーブルのRFIDに書き込まれた識別IDを読み取り、FCスイッチ管理テーブルを参照し、接続するスイッチポート以外に同一の識別IDがあった場合にはゾーニング処理を行う、
ように構築することを特徴とする、ネットワークストレージシステム構築方法。
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