JP2005017641A - 画像形成装置における基板冷却方法 - Google Patents

画像形成装置における基板冷却方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005017641A
JP2005017641A JP2003181574A JP2003181574A JP2005017641A JP 2005017641 A JP2005017641 A JP 2005017641A JP 2003181574 A JP2003181574 A JP 2003181574A JP 2003181574 A JP2003181574 A JP 2003181574A JP 2005017641 A JP2005017641 A JP 2005017641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
image forming
forming apparatus
paper dust
recording material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003181574A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzo Onishi
雄三 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2003181574A priority Critical patent/JP2005017641A/ja
Publication of JP2005017641A publication Critical patent/JP2005017641A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】エアー給紙により記録材の搬送を行うタイプの画像形成装置において、効率よく基板の冷却を行うことが可能な基板冷却方法を提供する。
【解決手段】無端状の多孔搬送ベルトを備え、該ベルト内部に配置された吸引ダクトを使用し、該吸引ダクトによる多孔搬送ベルトを介しての吸引により、記録材を多孔搬送ベルトに密着させながら所定の画像形成領域に搬送して画像形成を行う画像形成装置において、前記吸引ダクトからの排気エアーを、紙粉フィルターを介して、画像形成装置内部に取り付けられた基板シールドボックス内に送風して該ボックス内に収容された基板の冷却を行うことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無端状の多孔搬送ベルトを用いて記録材の搬送を行う画像形成装置において使用される基板冷却方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機、ファクシミリ、プリンターなどの電子写真法による画像形成装置においては、一様に帯電された感光体ドラムに、所定の画像情報に基づいて光照射することによって該画像情報に対応する静電潜像を形成し、この静電潜像を現像してトナー像を形成し、このトナー像を感光体ドラム表面から記録材に転写し、転写されたトナー像を、熱や圧力によって記録材表面に定着することにより画像形成が行われる。
【0003】
近年において、上記のような画像形成装置では、画像情報はデジタル化されており、種々の画像処理を行うことができ、また他の画像形成装置やコンピュータとネットワークを介してデジタル化された画像情報の送受信も行われるようになっている。このように画像形成装置の動作も複雑化されており、画像情報の記憶、画像処理、画像情報の送受信等を行うための基板や、各種制御を行うための基板などが必要となり、これらの基板は、埃等を嫌うため、シールドボックス内部に収容された形で画像形成装置内部に装着されている。また、これら基板は発熱するため、ファン等によって冷却されるようになっている。
【0004】
また、画像形成装置では、画像形成すべき記録材(いわゆるコピー用紙やプラスチックフィルム、光沢紙など)を一枚ずつ給紙することが必要であり、特に大容量の記録材を収容可能なものでは、このような給紙を無端状の多孔搬送ベルトを用いたエアー給紙により行うものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−233483号公報(特許請求の範囲、図1、図2)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載されているような画像形成装置では、エアー給紙を行うためのファンと基板の冷却を行うためのファンとを有しており、装置コストの増大等の面でさらなる改善が求められている。
【0007】
従って、本発明の目的は、エアー給紙により記録材の搬送を行うタイプの画像形成装置において、効率よく基板の冷却を行うことが可能な基板冷却方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、無端状の多孔搬送ベルトを備え、該ベルト内部に配置された吸引ダクトを使用し、該吸引ダクトによる多孔搬送ベルトを介しての吸引により、記録材を多孔搬送ベルトに密着させながら所定の画像形成領域に搬送して画像形成を行う画像形成装置において、前記吸引ダクトからの排気エアーを、紙粉フィルターを介して、画像形成装置内部に取り付けられた基板シールドボックス内に送風して該ボックス内に収容された基板の冷却を行うことを特徴とする画像形成装置における基板冷却方法が提供される。
【0009】
本発明においては、
1.前記紙粉フィルターとしてメッシュ部材を使用し、該メッシュ部材を振動させながら基板シールドボックス内に排気エアーを送風し、且つ該メッシュ部材で堰き止められた紙粉を回収すること、
2.前記紙粉フィルターとして回転羽根を使用し、該回転羽根によって紙粉を付着させて堰き止めること、
3.前記基板シールドボックス内に回転羽根車部材を設け、該ボックス内に吹き込まれた排気エアーを、該回転羽根車部材によって分散させること、が好適である。
【0010】
本発明においては、エアー給紙を行うことによって発生する排気エアーを用いて基板の冷却を行うため、極めて経済的であり、効率よく基板冷却を行うことができる。また、紙粉フィルターを用いているため、基板を内蔵するシールドボックス中の紙粉による汚染も有効に回避することができる。
【0011】
【発明の実施形態】
本発明の基板冷却方法が実行される画像形成装置の概略構造を示す図1において、この装置では、記録材1が積載された記録材積載部A、感光体ドラム3を備えた画像形成部B、及び定着部Cを備えている。記録材積載部Aの上部には、多数の開口を備えた無端状多孔搬送ベルト(以下、単に多孔ベルトと呼ぶ)7が配置されており、この内部に吸引ダクト9が設けられている。また、多孔ベルト7のベルト面に近接して捌き用突片11が設けられている。また、図示されていないが、記録材積載部Aには、上下動可能な底板がバネ等により上方に付勢されており、積載された記録材1の束の上面が常に多孔ベルト7に対面するようになっている。
【0012】
即ち、上記の画像形成装置では、記録材1は、吸引ダクト9による吸引によって多孔ベルト7に吸着し、多孔ベルト7の駆動によって、捌き用突片11を介して一枚ずつ給紙されるようになっており、搬送路13を通って画像形成部Bに搬送され、感光体ドラム3に形成されたトナー像が該記録材1の表面に転写され、さらに搬送路14を通って定着部Cに導入され、記録材1表面にトナー像が定着された後、装置外部に排出され、或いは再度画像形成部Bに導入され、裏面にトナー像が転写された後、定着部Cから外部に排出されるようになっている。
【0013】
本発明においては、上記の多孔ベルト7の内部に設けられた吸引ダクト9からの排気エアーを利用して、上記装置内に装着されている各種基板の冷却を行う。
【0014】
本発明の基板冷却方法を説明するための図2を参照して、本発明では、前述した多孔ベルト7の内部に設けられている吸引ダクト9からの排気エアーによって、20で示されているシールドボックス内に収容されている各種基板の冷却が行われる。尚、このシールドボックス20は、図1では省略されているが、画像形成装置内部に固定されており、その位置は、特に制限されず、所定のスペースがある限り、任意の位置に配置することができる。
【0015】
図2において、吸引ダクト9には、エアーの吸引による前述した給紙を行うために、吸引ファン22が接続されており、この吸引ファン22の排気側には、排気ダクト24が接続され、排気ダクト24の先端部分は、排気エアーをシールドボックス20内に送り込めるようになっている。例えば、シールドボックス20に適当な開口を設け、この開口を介して、シールドボックス20内に排気エアーが吹き込まれるようになっている。
【0016】
また、シールドボックス20内には、回転羽根車部材26を設けることが好ましい。この回転羽根車部材26は、種々の方向を指向する羽根を有しており、エアーの吹き付けによって回転し、これにより、シールドボックス20内に吹き込まれた排気エアーを、シールドボックス20の内部全体に分散させ、該ボックス20内に装着されている各種基板(図示せず)を均等に冷却することができる。
【0017】
本発明においては、排気ダクト24には、その途中に、紙粉フィルター28が設けられ、シールドボックス20内には、この紙粉フィルター28を介して、排気エアーが導入される。即ち、このような紙粉フィルターを設けることにより、シールドボックス20内への紙粉の混入を有効に防止することができる。
【0018】
また、上記紙粉フィルター28としては、金網等のメッシュ部材が使用され、さらに、紙粉フィルター28が取り付けられている部分の下方には、分岐管30を介して、紙粉回収タンク32が配置されている。即ち、紙粉フィルター28を振動させながら排気エアーを通すことにより、紙粉フィルター28によって堰き止められた紙粉35は、分岐管30から紙粉回収タンク32内に回収される。従って、紙粉フィルター28の紙粉35による目詰まりを有効に回避することができ、長期間にわたって安定に基板の冷却を行うことが可能となる。
【0019】
尚、メッシュ部材からなる紙粉フィルター28の振動は、例えば図3に示す方式で行うことができる。
即ち、図3において、排気ダクト24の途中に筒状のフィルターカバー40が接続されており、この内部にメッシュ状の紙粉フィルター28が装着されている。一方、この筒状フィルターカバー40に隣接するようにして揺動アーム42及びカム44が配置されている。揺動アーム42は、軸42aを支点として揺動可能に設けられ、その先端部には、カム44との係合片42bが形成されている。また、カム44は、軸44aを支点として回転するようになっている。
【0020】
図3から明らかな通り、カム44を回転させることにより、揺動アーム42が揺動し、一定の周期でフィルターカバー40を叩き、これにより、紙粉フィルター28に振動が与えることができる。尚、このようなカム44の回転による紙粉フィルター28の振動は、必ずしも常時行う必要はなく、適当な期間毎にカム44を回転させて行うようにすることもできる。
【0021】
また、本発明においては、上記の紙粉フィルター28としてメッシュ部材以外にも、回転羽根を使用することができる。このような紙粉フィルター28として使用される回転羽根を図4に示した。
【0022】
図4において、この回転羽根は、軸50に多数の羽根板52が設けられた構造を有している。即ち、この回転羽根を図2における紙粉フィルター28として排気ダクト24の途中に取り付けておくと、排気エアーの流れにより羽根板52が回転し、その板面には、排気エアー中の紙粉35が遠心力によって付着し、堰き止められる。従って、吸引ファン22の動作を停止すると、羽根板52の回転が停止し、羽根板52に付着した紙粉35は、落下して分岐管30から紙粉回収タンク32内に回収されることとなり、堰き止められた紙粉35を自動的に回収することができる。このような回転羽根52の使用は、格別の駆動源を使用することもなく、コストダウン等の見地からは極めて有用である。
【0023】
【発明の効果】
上述した本発明によれば、エアー給紙により記録材の搬送を行うタイプの画像形成装置において、専用のファンを設けることなく、エアー給紙で発生する排気エアーを利用して、効率よく基板の冷却を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板冷却方法が実行される画像形成装置の概略構造を示す図。
【図2】本発明の基板冷却方法を説明するための説明図。
【図3】図2で使用される紙粉フィルターの構造の一例を示す図。
【図4】図2で使用される紙粉フィルターの構造の他の例を示す図。
【符号の説明】
7:無端状多孔搬送ベルト
9:吸引ダクト
20:基板シールドボックス
22:吸引ファン22
24:排気ダクト24
26:回転羽根車部材
28:紙粉フィルター

Claims (4)

  1. 無端状の多孔搬送ベルトを備え、該ベルト内部に配置された吸引ダクトを使用し、該吸引ダクトによる多孔搬送ベルトを介しての吸引により、記録材を多孔搬送ベルトに密着させながら所定の画像形成領域に搬送して画像形成を行う画像形成装置において、前記吸引ダクトからの排気エアーを、紙粉フィルターを介して、画像形成装置内部に取り付けられた基板シールドボックス内に送風して該ボックス内に収容された基板の冷却を行うことを特徴とする画像形成装置における基板冷却方法。
  2. 前記紙粉フィルターとしてメッシュ部材を使用し、該メッシュ部材を振動させながら基板シールドボックス内に排気エアーを送風し、且つ該メッシュ部材で堰き止められた紙粉を回収する請求項1に記載の基板冷却方法。
  3. 前記紙粉フィルターとして回転羽根を使用し、該回転羽根に紙粉を付着させて堰き止める請求項1に記載の基板冷却方法。
  4. 前記基板シールドボックス内に回転羽根車部材を設け、該ボックス内に吹き込まれた排気エアーを、該回転羽根車部材によって分散させる請求項請求項1乃至3の何れかに記載の基板冷却方法。
JP2003181574A 2003-06-25 2003-06-25 画像形成装置における基板冷却方法 Withdrawn JP2005017641A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003181574A JP2005017641A (ja) 2003-06-25 2003-06-25 画像形成装置における基板冷却方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003181574A JP2005017641A (ja) 2003-06-25 2003-06-25 画像形成装置における基板冷却方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005017641A true JP2005017641A (ja) 2005-01-20

Family

ID=34182252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003181574A Withdrawn JP2005017641A (ja) 2003-06-25 2003-06-25 画像形成装置における基板冷却方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005017641A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011095572A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Brother Industries Ltd 画像形成装置
US9022551B2 (en) 2012-11-09 2015-05-05 Seiko Epson Corporation Transportation device and recording apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011095572A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Brother Industries Ltd 画像形成装置
US8447206B2 (en) 2009-10-30 2013-05-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having guide body including chamber where gas mixture is formed and fan for discharging gas mixture
US9022551B2 (en) 2012-11-09 2015-05-05 Seiko Epson Corporation Transportation device and recording apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4226039B2 (ja) 現像装置、および画像形成装置
JP4961823B2 (ja) 画像形成装置
JP5150522B2 (ja) 用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置
US7546058B2 (en) Image forming apparatus with partitioning member
JP6406296B2 (ja) 廃トナー回収装置およびそれを備えた画像形成装置
JP6531733B2 (ja) トナー回収装置およびそれを備えた画像形成装置
JPH02272482A (ja) クリーニング装置
JP2008015050A (ja) 画像形成装置
JP2005017641A (ja) 画像形成装置における基板冷却方法
JP2011175059A (ja) 画像形成装置
JP2010217432A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2017021102A (ja) 画像形成装置
JP4358656B2 (ja) 現像剤回収装置およびこれを備えた画像形成装置
JP2004361869A (ja) 画像形成装置
JP2007298781A (ja) 画像形成装置
JP6614122B2 (ja) トナー回収装置及び画像形成装置
JP2007078765A (ja) 画像形成装置
JP2008287173A (ja) 紙粉除去具を備えた画像形成装置
JP2001222196A (ja) トナー搬送装置
JP2023055424A (ja) 排気装置、画像形成装置
JP5887509B2 (ja) 画像形成装置
JP2006145132A (ja) 冷却装置及びこれを搭載した画像形成装置
JP2006008386A (ja) 画像形成装置
JPH0622861Y2 (ja) 画像形成装置のためのトナ−回収機構
JP2020046617A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060905