JP2005017346A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

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Hiroshi Okada
拓 岡田
Shigeo Kiko
茂雄 木子
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】消費電力削減と輝度ばらつきのない画質とを両立するプラズマディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】プラズマディスプレイ装置であって、コイル412を介して回収コンデンサ411から表示電極に電圧を印加する電力回収部410と、維持電源421から表示電極に電圧を印加する電圧クランプ部420と、電力回収部410と電圧クランプ部420とを切り替えるスイッチ部430と、映像信号の平均輝度レベル(APL)を検出するAPL検出回路160とを備えた構成とし、APLが閾値より小さい場合に放電セルの放電後に電力回収部410から電圧クランプ部420に切り替え、APLが閾値より大きい場合に放電セルの放電前に電力回収部410から電圧クランプ部420に切り替える。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプラズマディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、急速に市場規模を拡大してきたプラズマディスプレイ装置は、大画面、薄型、軽量を特徴とする視認性に優れた表示デバイスである。しかしその消費電力はまだ大きく、現在様々な消費電力削減技術が提案されている。
【0003】
消費電力を削減する従来例として、プラズマディスプレイパネルが容量性の負荷であることを利用して、駆動回路にコイルとコンデンサを用いてプラズマディスプレイパネルの負荷容量から電力を回収し、回収した電力を再利用する回路技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特公平7−109542号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述の、コイルを利用した駆動回路は消費電力の削減には優れた効果を発揮するが、一方で点灯率の高い画像において輝度のばらつきを生じやすいという課題を有していた。
【0006】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、消費電力削減と輝度ばらつきのない画質とを両立するプラズマディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のプラズマディスプレイ装置は、複数の放電セルを有するプラズマディスプレイパネルと、第1の電源及び少なくとも一つのインダクタンス素子を有する第1の電圧印加手段と、第2の電源を有する第2の電圧印加手段と、第1の電圧印加手段と第2の電圧印加手段とを切り替える切り替え手段と、放電セルの点灯率を予測する点灯率予測手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
すなわち、請求項1に記載の発明は、複数の放電セルを有するプラズマディスプレイパネルと、第1の電源及び少なくとも一つのインダクタンス素子を有する第1の電圧印加手段と、第2の電源を有する第2の電圧印加手段と、第1の電圧印加手段と第2の電圧印加手段とを切り替える切り替え手段と、放電セルの点灯率を予測する点灯率予測手段とを備え、切り替え手段は、点灯率が所定の閾値より小さい場合に放電セルの放電後に第1の電圧印加手段から第2の電圧印加手段に切り替え、点灯率が所定の閾値より大きい場合に放電セルの放電前に第1の電圧印加手段から第2の電圧印加手段に切り替えることを特徴とするプラズマディスプレイ装置である。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1において、プラズマディスプレイパネルのパネル温度を検出するパネル温度検出手段と、パネル温度にもとづいて所定の閾値を決定する閾値決定手段とを備えたことを特徴とするプラズマディスプレイ装置である。
【0010】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1において、プラズマディスプレイパネルの点灯時間を検出する点灯時間検出手段と、点灯時間にもとづいて所定の閾値を決定する閾値決定手段とを備えたことを特徴とするプラズマディスプレイ装置である。
【0011】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかにおいて、点灯率予測手段は映像信号の平均輝度レベルを検出する平均輝度レベル検出回路であることを特徴とするプラズマディスプレイ装置である。
【0012】
また、請求項5に記載の発明は、請求項4において、所定の閾値は、平均輝度レベルの増加時と減少時とでは異なる値に設定され、平均輝度レベルの増加時の閾値は平均輝度レベルの減少時の閾値より大きいことを特徴とするプラズマディスプレイ装置である。
【0013】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0014】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態に用いられるプラズマディスプレイパネル(以下、パネルと略記する)の構造の一例を示す分解斜視図である。パネル10は、対向配置された前面板20と背面板30とにより構成され、前面板20と背面板30との間に多数の放電セルを形成している。前面板20は、走査電極22(1)〜22(n)と維持電極23(1)〜23(n)とからなる表示電極が前面ガラス基板21上に互いに平行に複数対形成され、それら表示電極を覆うように誘電体層24及び保護層25が形成されている。背面板30は、背面ガラス基板31上に複数の平行なデータ電極32(1)〜32(m)と、それらを覆うように誘電体層33と、さらにその上にデータ電極32(1)〜32(m)と平行に複数の隔壁34がそれぞれ形成され、誘電体層33の表面と隔壁34の側面とに蛍光体層35が形成されている。そして、表示電極とデータ電極32(1)〜32(m)とが立体交差するように前面板20と背面板30とが対向、密封され、内部の放電空間40には放電ガスが封入されている。このような構成のパネルにおいて、各放電セル内でガス放電により紫外線を発生させ、この紫外線でRGB各色の蛍光体を励起発光させてカラー表示を行なっている。
【0015】
パネルを駆動する方法としては、1フィールド期間を複数のサブフィールドに分割し、発光させるサブフィールドの組み合わせによって階調表示を行なう、いわゆるサブフィールド法が一般的である。図2は本発明の実施の形態における各電極の駆動波形を示す図である。ここで、各サブフィールドは初期化期間、書込み期間及び維持期間を有する。初期化期間では、すべての放電セルで一斉に初期化放電を行ない、それ以前の個々の放電セルに対する壁電荷の履歴を消すとともに、続く書込み動作のために必要な壁電荷を形成する。書込み期間では、走査電極22(1)〜22(n)に順次走査パルスを印加するとともに、データ電極32(1)〜32(m)には表示すべき映像信号に対応した書込みパルスを印加し、走査電極22(1)〜22(n)とデータ電極32(1)〜32(m)との間で選択的に書込み放電を起こし、選択的な壁電荷形成を行なう。続く維持期間では、走査電極22(1)〜22(n)と維持電極23(1)〜23(n)との間に所定の回数の維持パルスを印加し、書込み期間に壁電荷形成を行なった放電セルを選択的に放電させ発光させる。
【0016】
図3は、図2の破線で囲った部分Zを拡大した、維持パルス波形の詳細図である。放電セルに放電させるタイミングは、走査電極22(1)〜22(n)に印加される維持パルスと維持電極23(1)〜23(n)に印加される維持パルスの位相により、図3(a)に示す維持パルスの立ち上がりで放電させる方式、図3(b)に示す維持パルスの立ち下がりで放電させる方式、図3(c)に示す維持パルスの立ち上がりと立ち下がりの両方で放電させる方式などがある。本発明の実施の形態1では、図3(a)に示す維持パルスの立ち上がりで放電させる方式にもとづいて、以下説明を行なう。
【0017】
図4は、本発明の実施の形態1におけるプラズマディスプレイ装置のブロック図である。駆動装置100は、映像信号処理回路110、データ電極駆動回路120、タイミング制御回路130、走査電極駆動回路140、維持電極駆動回路150、電源回路(図示せず)、及び点灯率予測手段として映像信号の平均輝度レベル(以下、APLと略記する)を検出するAPL検出回路160を備えている。映像信号処理回路110は、映像信号を各サブフィールドの制御を行なうサブフィールド信号に変換する。データ電極駆動回路120は、サブフィールド信号を所定の書込みパルスに変換し、パネルのデータ電極32(1)〜32(m)に印加する。
【0018】
走査電極駆動回路140は、維持期間に走査電極22(1)〜22(n)に印加する維持パルスを発生するための維持パルス発生回路400と、スキャンドライバ141とを備え、維持パルスを含む所定の駆動波形をスキャンドライバ141を通してパネルの走査電極22(1)〜22(n)に印加する。維持電極駆動回路150は、維持期間に維持電極23(1)〜23(n)に印加する維持パルスを発生するための維持パルス発生回路400を備え、維持パルスを含む所定の駆動波形をパネルの維持電極23(1)〜23(n)に印加する。
【0019】
APL検出回路160は映像信号のAPLを検出する。タイミング制御回路130は同期信号にもとづき各回路ブロックに必要な制御パルスを作成し、各々の回路ブロックへ供給する。
【0020】
ここで、走査電極駆動回路140及び維持電極駆動回路150に設けられた維持パルス発生回路400を制御する制御パルスは、APLの大きさに依存して切り替えられる。その結果、後述するように、維持パルス発生回路400はAPLに依存して2種類の維持パルスを発生する。
【0021】
なお、各回路ブロックには電源回路(図示せず)から必要な電力が供給されている。
【0022】
図5は本発明の実施の形態1における維持パルス発生回路400の回路図である。維持パルス発生回路400は、第1の電圧印加手段である電力回収部410と、第2の電圧印加手段である電圧クランプ部420と、切り替え手段であるスイッチ部430とを備えている。電力回収部410は、インダクタンス素子であるコイル412を用いることによりパネル10の負荷容量とコイル412のインダクタンスを共振させ、パネル10の負荷容量に蓄えられた電力を第1の電源である回収コンデンサ411に移動する、あるいは逆に回収コンデンサ411に蓄えられた電力をパネル10に移動することによって表示電極の駆動を行なう。したがって電力回収部410は、電源から電力を供給されることなく、LC共振によって表示電極の駆動を行なうため、実質的な消費電力は0となる。
【0023】
一方、電圧クランプ部420は、第2の電源である維持電源421からパネル10にスイッチング素子(以下、FETと略記する)432を介して電力を供給し、またパネル10の電力をFET434を介してGNDに放出することによって、表示電極の駆動を行なう。したがって、電力供給のインピーダンスが非常に小さくなり、維持パルスの立ち上がり、立ち下がりが急峻になる。
【0024】
スイッチ部430は、FET431〜434、逆流防止用ダイオード435、436を有する。そして、APL検出回路160において検出したAPLの値が閾値よりも小さい場合には放電セルの放電後に第1の電圧印加手段である電力回収部410から第2の電圧印加手段である電圧クランプ部420に切り替え、APLの値が閾値よりも大きい場合には放電セルの放電前に電力回収部410から電圧クランプ部420に切り替える。
【0025】
すなわち維持パルス発生回路400は、APLの値が閾値より大きいか小さいかに依存して電力回収部410と電圧クランプ部420との切り替えタイミングを変更して、2種類の維持パルスを発生する。
【0026】
次に、この維持パルス発生回路400から出力される2種類の維持パルスについて説明する。
【0027】
図6は、本発明の実施の形態1においてAPLの値が閾値よりも小さい場合の維持パルス(以下、維持パルスAと略記する)の電圧波形とFET431〜434の導通状態を示す図である。
【0028】
まず、tA1期間は、FET431をオンとし、FET432〜434をオフとして、電力回収部410のコイル412のインダクタンスとパネル10の負荷容量とのLC共振によって回収コンデンサ411からパネル10へ電力供給を行なう。このとき回収コンデンサ411の容量はパネル10の負荷容量に比較して十分大きいため、第1の電源として働く。また回収コンデンサ411は維持電源421の電圧Vsの半分である1/2Vsに充電されている。
【0029】
FET431が導通すると、コイル412を通して回収コンデンサ411からパネル10に電流が流れ始め、パネル10の負荷容量を充電する。そしてコイル412のインダクタンスのため維持パルス発生回路400の出力電圧が回収コンデンサ411の電圧の2倍近いV1に達した時点で電流が0となり、電圧は極大となる。電圧の極大値V1が維持電源421の電圧Vsに等しくならない理由は、放電による電力消費、駆動インピーダンスの電圧降下などの原因による。この極大値V1が放電開始電圧Vf以上になるように維持電源421の電圧Vsが設定されているため、tA1期間中に放電が発生する。
【0030】
続くtA2期間では、維持パルスAの電圧が極大値V1になった時点でFET432をオンとし、FET431、433、434をオフとして、電圧クランプ部420による電圧印加に切り替える。こうすることで、第2の電源である維持電源421からパネル10へFET432を介して電力が供給され、維持パルスAは速やかに電圧Vsまで引き上げられる。
【0031】
続くtA3期間では、再び電力回収部410による電圧印加に切り替える。FET433をオンとし、FET431、432、434をオフとすると、コイル412を通してパネル10から回収コンデンサ411に電流が流れ始め、回収コンデンサ411に充電される。そして維持パルスAの電圧がV0に達した時点で電流が0となり、パネル10の電圧は極小値V0になる。この場合は放電による電力消費はないが、駆動インピーダンスなどのため、極小値V0はGNDより高くなる。
【0032】
続くtA4期間では、維持パルスAの電圧が極小値V0になった時点で、FET434をオンとし、FET431〜433をオフとして、再び電圧クランプ部420に切り替える。こうすることでパネル10に残留した電力をGNDへ放出し、維持パルスAの電圧は速やかに0Vに引き下げられる。
【0033】
このように維持パルスAは、維持パルスAの電圧が極大値V1になった時点で電圧クランプ部420に切り替えるため、実質的な消費電力が0である電力回収部410を最大限に利用した駆動波形であり、維持パルス発生回路400の消費電力を最小にすることができる。
【0034】
図7は、本発明の実施の形態1においてAPLの値が閾値よりも大きい場合の維持パルス(以下、維持パルスBと略記する)の電圧波形とFET431〜434の導通状態を示す図である。
【0035】
まず、tB1期間は、維持パルスAのtA1期間と同様の動作により、回収コンデンサ411からパネル10へ電流が流れる。維持パルスBが維持パルスAと異なる点は、tB1期間における維持パルスBの電圧V2が放電開始電圧Vfに到達する前に電圧クランプ部420に切り替えるようにtB1期間の長さをtA1より短く設定し、電力回収部410による電圧印加によって維持放電を生じさせなくしたところである。ただし、tB1期間を短くしすぎると回収電力の利用量が減り消費電力が増加するので、放電開始電圧Vfのばらつき範囲にV2が到達しない程度の長さに設定する。
【0036】
続くtB2期間では、維持パルスBの電圧が放電開始電圧Vfより低い電圧V2の時点で電圧クランプ部420による電圧印加に切り替える。すると、維持電源421からパネル10へ低いインピーダンスで電力が供給され、維持パルスBの電圧は速やかに電圧Vsまで引き上げられる。このとき維持パルスBの電圧は放電開始電圧Vfを超え、電圧の変化が急峻な状態で放電が発生する。
【0037】
続くtB3期間とtB4期間については維持パルスAと同様の動作を行なうため、説明を省略する。
【0038】
このようにして、維持パルスBは、低いインピーダンスでパネル10に電力を供給して立ち上がり波形を急峻にし、電圧の変化が急峻な状態で維持放電を発生させる。
【0039】
次に、APLの値が閾値より大きいか小さいかに依存して維持パルスAと維持パルスBとを切り替える理由について説明する。
【0040】
通常、画像表示中の放電セルの点灯率は走査電極22(i)と維持電極23(i)とを有する一対の表示電極(以下、ラインと略記する)毎に異なるため、駆動負荷はライン毎に異なる。このとき電圧印加手段のインピーダンスが高いと、維持パルスの立ち上がり波形にライン間のばらつきが生じ、放電開始時間がばらつく。また、放電セル間に放電開始電圧の差があると、放電開始時間の差はさらに大きくなる。隣接する放電セルにおいて放電開始時間に差があれば、後に放電する放電セルは、先に放電する放電セルの影響を受け、壁電荷が奪われて放電が弱くなり、輝度のばらつきが生じる。また、放電セルの中には、隣接する放電セルの放電の影響を受けることによって一度開始された放電が停止し、印加電圧の上昇によって再び放電を生じるものがある。放電セルの明るさは放電の回数と相関があるので、この現象によっても放電セル間に輝度のばらつきが発生する。これらの現象は、維持パルスの立ち上がりがゆるやかになるほど顕著になる。
【0041】
上述したように維持パルスAは、電圧印加時のインピーダンスが高いtA1期間中に放電を発生するように構成しているので、放電セルが放電を開始するときの維持パルスの立ち上がりはゆるやかである。高いAPLの画像表示では、同時に点灯する放電セルの数が多くなるため1ライン当たりの駆動負荷が増え、維持パルスAの立ち上がりはさらにゆるやかになり、放電セル間の輝度のばらつきは大きくなる。
【0042】
この問題を解決するためには、高いAPLの画像を表示する場合に電力供給のインピーダンスを低くし、電圧の変化が急峻な状態で放電を生じさせるようにすればよい。こうすることで、放電開始電圧のばらつきが吸収され、放電セル間の放電開始時間のばらつきが小さくなり、輝度のばらつきの発生を抑えることができる。
【0043】
維持パルスBは、この放電セル間の輝度のばらつきを抑えることを目的とした維持パルスである。すなわち、電圧クランプ部420を用いてパネルに印加する電圧の変化が急峻な状態で放電を生じさせ、放電セル間の放電開始時間の差を小さく抑えることで、放電セル間の輝度のばらつきを抑える効果をもつ。
【0044】
このように、高いAPLの画像表示では維持パルスBをパネルに印加すれば、放電セル間に発生する輝度のばらつきを抑えて画質を改善することができる。
【0045】
一方、維持パルスAは上述したように消費電力の削減に優れた効果を発揮する。通常の映像信号では、低いAPLの画像表示が点灯時間の大部分を占めるので、このときに消費電力を抑えることは実使用における総消費電力を削減する。
【0046】
これらのことより、点灯率が高い画像か低い画像かを予測し、予測の結果にもとづいて維持パルスAと維持パルスBを切り替える構成とし、APLの値が閾値より小さければ、維持パルスAをパネルに印加して消費電力を削減し、APLの値が閾値より大きければ、維持パルスBをパネルに印加して隣接した放電セル間の輝度のばらつきを低減することで、消費電力の削減と輝度ばらつきの低減とを両立することができる。
【0047】
なお、本実施の形態においては、閾値はAPL35%とした。これは、上述したように消費電力の削減と輝度ばらつきの低減がトレードオフの関係にあるため、本願発明者が電力と画質の評価実験を行ない、最適値を求めた結果である。ただし閾値の最適値は、パネルのデザインや放電特性、駆動回路によっても異なるため、プラズマディスプレイ装置の機種毎に最適化する必要がある。
【0048】
ここで、APLの値が閾値とほぼ同じ値のときに、APLのわずかなゆらぎにより閾値との比較結果が頻繁に切り替わることがある。図8(a)は、本発明の実施の形態1における閾値を一定にした場合の維持パルス発生回路の動作を説明する図である。図8のAは維持パルスAを、Bは維持パルスBを表す。もし閾値が閾値Cとして一定であれば、図8(a)に示すように、APLのゆらぎによって維持パルスAと維持パルスBが頻繁に切り替わる。ゆらぎ程度のAPLの変動で、このように頻繁に動作が切り替わることは好ましくない。この頻繁な切り替わりが生じないようにするためには、APLが低い値から高い値に変化する時の閾値をAPLが高い値から低い値に変化する時の閾値より大きく設定(以下、ヒステリシスと略記する)すればよい。図8(b)は、本発明の実施の形態1における閾値にヒステリシスを設定したときの維持パルス発生回路の動作を説明する図である。閾値UはAPLが増加する場合の閾値であり、閾値DはAPLが減少する場合の閾値である。図8(b)に示すように、APLが増加するときは閾値Uを超えた時点で維持パルスBに切り替わり、APLが減少するときは閾値Dを下回った時点で維持パルスAに切り替わるので、頻繁な切り替わりが抑えられ、動作は安定する。なお、本実施の形態では閾値Uと閾値Dの差をAPL2%に設定した。ただしこの値は、映像信号処理回路やAPL検出回路、駆動回路によっても異なるため、プラズマディスプレイ装置の機種毎に最適化する必要がある。
【0049】
なお、APLの値と閾値が等しい場合は、維持パルスAと維持パルスBのどちらを用いてもよい。
【0050】
なお、本実施の形態では点灯率予測手段としてAPLを使ったが、点灯率を予測できるものであれば、例えばパネルの電流量や消費電力といったものでもよい。
【0051】
なお本実施の形態では、上述したように、維持パルスの立ち上がりにおいて放電セルに放電させ、維持パルスの立ち下がりでは放電させないという方式にもとづいて説明を行ない、tB3期間はtA3期間と同様とした。しかし、図3(B)に示すように維持パルスの立ち下がりで放電させる方式では、維持パルスの立ち下がりにおいて、APLが閾値より小さい場合は電力回収部410によって放電を開始させた後に電圧クランプ部420に切り替え、APLが閾値より大きい場合は電力回収部410によって放電を開始させる前に電圧クランプ部420に切り替えて電圧変化が急峻な状態で放電を開始させる構成とする。また、図3(C)に示すように維持パルスの立ち上がり及び立ち下がりで放電させる方式では、維持パルスの立ち上がりと立ち下がりの両方において、APLが閾値より小さい場合は電力回収部410によって放電を開始させた後に電圧クランプ部420に切り替え、APLが閾値より大きい場合は電力回収部410によって放電を開始させる前に電圧クランプ部420に切り替えて電圧変化が急峻な状態で放電を開始させる構成とする。
【0052】
(実施の形態2)
図9は本発明の実施の形態2におけるプラズマディスプレイ装置のブロック図である。本発明の実施の形態2におけるプラズマディスプレイ装置が実施の形態1と異なる点は、実施の形態1の構成に加えて、パネル温度を検出するパネル温度検出手段である温度検出回路270と、閾値決定手段である閾値決定回路235を含むタイミング制御回路230とを備えた駆動装置200とした点である。温度検出回路270はパネル10の表面温度を検出し、検出した温度データを閾値決定回路235に出力する。閾値決定回路235は検出された温度データにもとづき閾値を決定する。なお、APLの値が閾値より大きいか小さいかに依存して2種類の維持パルスを発生させるという点については実施の形態1におけるプラズマディスプレイ装置と同様である。
【0053】
次に、閾値の決定にパネル10の温度を用いる理由を説明する。画質劣化の原因となる放電開始電圧のばらつきは、パネル温度が高くなると大きくなる。逆にパネル温度が低くなると放電開始電圧のばらつきは小さくなる。
【0054】
放電開始電圧のばらつきが大きくなれば、APLの低い映像であっても輝度のばらつきが発生する。したがって、パネル温度が高い場合には閾値を小さく設定する必要がある。一方、パネル温度が低い時は放電開始電圧のばらつきが少なく、APLの高い映像においても輝度のばらつきが目立たないので、閾値を大きくし、消費電力の削減を図ることができる。
【0055】
すなわち、本発明の実施の形態2におけるプラズマディスプレイ装置では、実施の形態1の構成に加えて、パネル温度を検出し、検出したパネル温度にもとづいて閾値を決定する構成とし、パネル温度が低い時には閾値を大きくし、パネル温度が高いときには閾値を小さくすることで、パネル温度にかかわらず消費電力の削減と輝度ばらつきの低減とを両立することができる。
【0056】
本実施の形態においては、パネル温度が0℃のときの閾値はAPL45%、30℃のときはAPL40%、80℃のときはAPL35%とした。これは、本願発明者がパネル温度を所定の温度に保ちながら電力と画質の評価実験を行ない、最適値を求めた結果である。ただし閾値の最適値は、パネルのデザインや放電特性、駆動回路によっても異なるため、プラズマディスプレイ装置の機種毎に最適化する必要がある。
【0057】
なお、パネル温度としては、パネルの表面温度に限らず、パネル背面の温度やパネルを支えるシャーシの温度、パネル近傍の基板温度、パネル近傍の空間温度などのパネル周辺の温度を検出してもよい。また温度測定用の素子は熱電対など公知のものでかまわない。
【0058】
また閾値決定回路235は、タイミング制御回路230に含まれる構成を示したが、これに限らず、維持パルス発生回路400に含まれる構成としても同様の効果を得ることができる。
【0059】
(実施の形態3)
図10は本発明の実施の形態3におけるプラズマディスプレイ装置のブロック図である。本発明の実施の形態3におけるプラズマディスプレイ装置が実施の形態2と異なる点は、実施の形態1の構成に加えて、パネルの点灯時間を検出する点灯時間検出手段であるタイマー370と、閾値決定手段である閾値決定回路335を含むタイミング制御回路330とを備えた駆動装置300とした点である。タイマー370はパネル10の点灯時間を検出し、検出した点灯時間データを閾値決定回路335に出力する。閾値決定回路335は検出された点灯時間データにもとづき閾値を決定する。
【0060】
次に、閾値の決定にパネル10の点灯時間を用いる理由を説明する。実施の形態2では放電開始電圧のばらつきに対応するためにパネル温度を検出する実施の形態を説明した。しかし、温度を測定するためには温度測定用の素子、例えば熱電対などが必要となる。
【0061】
一方、パネル温度を直接測定しなくても、パネルの点灯時間を検出することでパネル温度を予測することができる。すなわち、プラズマディスプレイ装置に内蔵されているコンピュータのタイマー機能を用いてパネルの点灯時間を検出し、検出した点灯時間を温度データの代替として用いる構成とすれば、温度測定用素子などの設置なしに、実施の形態2と同様の効果を得ることができる。
【0062】
図11に本発明の実施の形態3におけるパネル温度とパネルの点灯時間の関係を示す。パネル温度はパネルの点灯直後から上昇し、約50分後に約80℃となり、その後はほぼ均衡状態となる。このようにパネルの点灯時間からパネル温度を予測することができる。
【0063】
また、パネル温度が80℃のときにパネルを消灯すると、消灯直後からパネル温度は下降し、約50分後にほぼ室温となる。このように、消灯時間からパネル温度を予測することもできる。
【0064】
このように、本発明の実施の形態3におけるプラズマディスプレイ装置では、パネルの点灯時間またはパネルの点灯時間と消灯時間を検出し、閾値を決定する構成とすることで、パネル温度にかかわらず消費電力の削減と輝度ばらつきの低減とを両立することができる。
【0065】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、消費電力を削減し、かつ輝度ばらつきによる画質劣化を改善することができるプラズマディスプレイ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に用いられるプラズマディスプレイパネルの構造の一例を示す分解斜視図
【図2】本発明の実施の形態における各電極の駆動波形を示す図
【図3】(a)は維持パルスの立ち上がりで放電させる方式の維持パルス波形の詳細図
(b)は維持パルスの立ち下がりで放電させる方式の維持パルス波形の詳細図
(c)は維持パルスの立ち上がりと立ち下がりの両方で放電させる方式の維持パルス波形の詳細図
【図4】本発明の実施の形態1におけるプラズマディスプレイ装置のブロック図
【図5】本発明の実施の形態1における維持パルス発生回路の回路図
【図6】本発明の実施の形態1における維持パルスAの電圧波形とFETの導通状態を示す図
【図7】本発明の実施の形態1における維持パルスBの電圧波形とFETの導通状態を示す図
【図8】(a)は本発明の実施の形態1における閾値を一定にした場合の維持パルス発生回路の動作を説明する図
(b)は本発明の実施の形態1における閾値にヒステリシスを設定したときの維持パルス発生回路の動作を説明する図
【図9】本発明の実施の形態2におけるプラズマディスプレイ装置のブロック図
【図10】本発明の実施の形態3におけるプラズマディスプレイ装置のブロック図
【図11】本発明の実施の形態3におけるパネル温度とパネルの点灯時間の関係を示した図
【符号の説明】
10 パネル
100,200,300 駆動装置
110 映像信号処理回路
120 データ電極駆動回路
130,230,330 タイミング制御回路
140 走査電極駆動回路
141 スキャンドライバ
150 維持電極駆動回路
160 APL検出回路
400 維持パルス発生回路
410 電力回収部
412 コイル
411 回収コンデンサ
420 電圧クランプ部
421 維持電源
430 スイッチ部
431,432,433,434 FET
435,436 逆流防止用ダイオード

Claims (5)

  1. 複数の放電セルを有するプラズマディスプレイパネルと、
    第1の電源及び少なくとも一つのインダクタンス素子を有する第1の電圧印加手段と、
    第2の電源を有する第2の電圧印加手段と、
    前記第1の電圧印加手段と前記第2の電圧印加手段とを切り替える切り替え手段と、
    前記放電セルの点灯率を予測する点灯率予測手段とを備え、
    前記切り替え手段は、前記点灯率が所定の閾値より小さい場合に前記放電セルの放電後に前記第1の電圧印加手段から前記第2の電圧印加手段に切り替え、前記点灯率が所定の閾値より大きい場合に前記放電セルの放電前に前記第1の電圧印加手段から前記第2の電圧印加手段に切り替えることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  2. 前記プラズマディスプレイパネルのパネル温度を検出するパネル温度検出手段と、
    前記パネル温度にもとづいて所定の閾値を決定する閾値決定手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  3. 前記プラズマディスプレイパネルの点灯時間を検出する点灯時間検出手段と、
    前記点灯時間にもとづいて所定の閾値を決定する閾値決定手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  4. 前記点灯率予測手段は映像信号の平均輝度レベルを検出する平均輝度レベル検出回路であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のプラズマディスプレイ装置。
  5. 前記所定の閾値は、前記平均輝度レベルの増加時と減少時とでは異なる値に設定され、前記平均輝度レベルの増加時の閾値は前記平均輝度レベルの減少時の閾値より大きいことを特徴とする請求項4に記載のプラズマディスプレイ装置。
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