JP2005017207A - トランスペアレントラッチ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】GSDでスキャンテスト可能なトランスペアレントラッチ回路を提供する。
【解決手段】トランスペアレントラッチ回路10において、通常動作時、テスト信号TEはLレベルとなる。ラッチ停止回路5はHレベルのラッチ停止信号φG5が出力するため、スレーブラッチ回路3は受けた信号φMをそのままスルーし、マスタラッチ回路2はインバータ4から出力される信号φIV4に応答してラッチ回路として動作する。一方、スキャンテスト時、テスト信号TEはHレベルとなる。このとき、ラッチ停止回路5は信号φIV4と相補の信号を信号φG5として出力する。よって、マスタラッチ回路2及びスレーブラッチ回路3は互いに相補の信号に応答するラッチ回路として動作し、トランスペアレントラッチ回路10全体としてはフリップフロップ回路として動作する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トランスペアレントラッチ回路に関し、さらに詳しくは、スキャンテストが実施できるトランスペアレントラッチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
大規模化、複雑化した半導体装置には複数のトランスペアレントラッチ回路や複数のフリップフロップ回路が備えられる。図7にトランスペアレントラッチ回路TLを、図8にフリップフロップ回路FFをそれぞれ示す。フリップフロップ回路FFは2つのトランスペアレントラッチ回路TLを組み合わせて構成される。
【0003】
半導体装置内部の論理回路(以下、論理コーンと称する)に故障が存在するか否かの判断はスキャンテストにより行われる。スキャンテストでは、半導体装置内部の複数のフリップフロップ回路FFを直列に接続してシフトレジスタとし、所望の論理コーンの出力信号(ファンクションデータ信号)をシフトレジスタで順次シフトし、そのファンクションデータ信号を外部へ出力する。このようなスキャンテストを想定して半導体装置を設計することをスキャン設計といい、スキャンテスト時フリップフロップ回路FFを直列に接続した状態をスキャンパスと称する。
【0004】
スキャン設計には、1相のクロック信号を用いたスキャンテストを想定したGSD(General Scan Design)と、2相のクロック信号を用いたスキャンテストを想定したLSSD(Level Sensitive Scan Design)とがある。LSSDは、独立した2つのクロック信号でスキャンテストを行うため、タイミングエラーが発生しないというメリットがあるが、回路構成が複雑になるため、回路規模が大きくなる。一方、GSDはLSSDよりも回路構成を簡素化でき、回路規模を抑えることができる。
【0005】
しかしながら、GSDでは1相のクロック信号を用いるため、クロック信号の立ち上がり(又は立ち下がり)で信号の読み込みや出力を行う複数のフリップフロップ回路FFをスキャンチェーンとすることはできるが、クロック信号のレベル(Hレベル又はLレベル)に応じて信号を保持又はスルーするトランスペアレントラッチ回路TLをスキャンチェーンの一部とすることはできない。
【0006】
図9を参照して、半導体装置内の論理コーン500と論理コーン501との間に複数のフリップフロップ回路FF1〜FF5が配置されている場合のスキャンテストの動作を説明する。各フリップフロップ回路FF1〜FF5にはマルチプレクサMP1〜MP5により論理コーンからの出力信号(ファンクションデータ信号DI)又はスキャンデータ信号SIが入力される。スキャンテスト時、フリップフロップ回路FF1〜FF5は直列に接続されスキャンチェーンを構成する。論理コーン50内の組合せ回路400から出力されたファンクションデータ信号DIはマルチプレクサMP1を介してフリップフロップ回路FF1に入力される。ファンクションデータ信号DIがフリップフロップ回路FF1に入力された後、マルチプレクサMP1はスキャンデータ信号SIを選択し、フリップフロップ回路FF1にスキャンデータ信号SIが入力される。クロック信号CLKに基づいてファンクションデータ信号DIはフリップフロップ回路FF1からFF2へ、さらにFF3へと順次シフトされ、最終的には出力ノード502からファンクションデータ信号DIが出力される。以上のように、スキャンチェーンを複数のフリップフロップ回路FF1〜FF5で構成する場合、所望の組合せ回路400から出力されるスキャンデータ信号DIを外部へ出力できる。
【0007】
しかしながら、図10を参照して、スキャンチェーン内にフリップフロップ回路FF1の代わりにトランスペアレントラッチ回路TLが含まれる場合は、スキャンチェーンがシフトレジスタとして機能しない。トランスペアレントラッチTLはクロック信号CLKの立ち上がり又は立ち下がりに応答して受けたデータを後段のフリップフロップ回路FF2に伝達できない。
【0008】
よって、フリップフロップ回路FF1の代わりにトランスペアレントラッチ回路TLを配置した場合、スキャンテスト時にはトランスペアレントに外部からテスト信号TEを入力することでトランスペアレントラッチ回路TLをスルーバッファとし、フリップフロップ回路FF2〜FF5でスキャンチェーンを構成する。その結果、組合せ回路400から出力されたファンクションデータ信号DIを外部へ出力することができない。
【0009】
トランスペアレントラッチ回TLを論理コーン500の一部として考えた場合、トランスペアレントラッチ回路TLを含む論理コーン500で入力データに対して出力データが一義的に決まらない。トランスペアレントラッチ回路TLがデータをスルーする結果、ループが生じることがあるためである。よって、トランスペアレントラッチ回路TLを論理コーン500の一部とすることもできない。
【0010】
よって、GSDにおいてはトランスペアレントラッチ回路を利用するメモリ回路のラッパーやサイクルスチールでは、スキャンテストを実施できない。その結果、半導体装置全体のテストカバレッジが低下する。
【0011】
【特許文献1】
特開平4−216643号公報
【特許文献2】
特開平3−111776号公報
【特許文献3】
特開昭60−254740号公報
【特許文献4】
特開昭57−106238号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、GSDでスキャンテスト可能なトランスペアレントラッチ回路を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明によるトランスペアレントラッチ回路は、第1のラッチ回路と第2のラッチ回路とラッチ停止手段とを備える。第1のラッチ回路は、データ信号を受け、周期的に変動する第1の信号に応答してデータ信号をラッチする。第2のラッチ回路は、第1のラッチ回路の出力信号を受け、第1の信号と相補の第2の信号に応答して第1のラッチ回路の出力信号をラッチする。ラッチ停止手段は、外部から入力されるテスト信号を受け、テスト信号が非活性状態のとき、第1及び第2のラッチ回路のいずれか一方に対して、そのラッチ回路が受けた信号をスルーさせる。
【0014】
本発明によるトランスペアレントラッチ回路は、テスト信号が非活性状態のとき、第1及び第2のラッチ回路のうちのいずれか一方がラッチ回路として動作し、他方が受けた信号をそのままスルーする。よってテスト信号が非活性状態となる通常動作時は、トランスペアレントラッチ回路はラッチ回路として動作する。また、テスト信号が活性状態のときは、第1及び第2のラッチ回路はともにラッチ回路として動作し、第1のラッチ回路は第1の信号に応答してラッチし、第2のラッチ回路は第1の信号と相補の第2の信号に応答してラッチする。その結果、テスト信号が活性状態となるスキャンテスト時は、トランスペアレントラッチ回路はフリップフロップ回路として動作する。よって、第1の信号のみに基づいてスキャンテスト動作を行うことができ、GSDでもスキャンテストが可能となる。
【0015】
好ましくは、ラッチ停止手段は、第1の信号とテスト信号とを受け、テスト信号が活性状態のとき第2の信号を出力し、テスト信号が非活性状態のときラッチ停止信号を出力する論理ゲートを含み、第2のラッチ回路は、ラッチ停止信号を受けている間、第1のラッチ回路の出力信号をスルーすることを特徴とする。
【0016】
これにより、テスト信号が非活性状態となる通常動作時は第2のラッチ回路はラッチ停止手段からラッチ停止信号を受ける。そのため、第2のラッチ回路は受けた信号をそのままスルーする。一方、第1のラッチ回路はラッチ回路として動作する。また、スキャンテスト時はテスト信号が活性状態となるため、第2のラッチ回路は第1の信号と相補の信号を受け、ラッチ回路として動作する。その結果、スキャンテスト時にトランスペアレント回路はフリップフロップ回路として動作し、第1の信号に基づいてスキャンテストが可能となる。
【0017】
好ましくは、ラッチ停止手段は、第2の信号とテスト信号とを受け、テスト信号が活性状態のとき第1の信号を出力し、テスト信号が非活性状態のときラッチ停止信号を出力する論理ゲートを含み、第1のラッチ回路は、ラッチ停止信号を受けている間、データ信号をスルーすることを特徴とする。
【0018】
これにより、テスト信号が非活性状態となる通常動作時は第1のラッチ回路はラッチ停止手段からラッチ停止信号を受ける。そのため、第1のラッチ回路は受けた信号をそのままスルーする。一方、第2のラッチ回路はラッチ回路として動作する。また、スキャンテスト時はテスト信号が活性状態となるため、第1のラッチ回路は第2の信号と相補の第1の信号を受け、ラッチ回路として動作する。その結果、スキャンテスト時にトランスペアレント回路はフリップフロップ回路として動作し、第2の信号に基づいてスキャンテストが可能となる。
【0019】
好ましくは、ラッチ停止手段は、第1のラッチ停止手段と、第2のラッチ停止手段とを含む。第1のラッチ停止手段は、テスト信号が非活性状態のとき、第1のラッチ回路が受けた信号をスルーさせる。第2のラッチ停止手段は、テスト信号が非活性状態のとき、第2のラッチ回路が受けた信号をスルーさせる。トランスペアレントラッチ回路は、第1のトランスペアレントラッチ回路と第2のトランスペアレントラッチ回路とを備える。第1のトランスペアレントラッチ回路は第1のラッチ停止手段を含む。第2のトランスペアレントラッチ回路は第2のラッチ停止手段を含む。第1のトランスペアレントラッチ回路と第2のトランスペアレントラッチ回路は交互に接続される。
【0020】
複数の第1のトランスペアレントラッチ回路同士を連結して通常動作を行う場合、又は複数の第2のトランスペアレントラッチ回路同士を連結して通常動作を行う場合、互いに隣接するトランスペアレントラッチ回路間で第1の信号を反転させるための回路素子を挿入する必要があるが、回路素子の挿入はクロックスキューを発生させる。本発明によるトランスペアレントラッチ回路では、第1のトランスペアレントラッチ回路と第2のトランスペアレントラッチ回路とを交互に接続することで、各トランスペアレントラッチ回路間に回路素子の挿入を不要とする。そのため、クロックスキューの発生を防止できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明を援用する。
【0022】
[第1の実施の形態]
図1を参照して、トランスペアレントラッチ回路10は、マルチプレクサ(MUX)1と、マスタラッチ回路2と、スレーブラッチ回路3と、インバータ4と、ラッチ停止回路5とを備える。
【0023】
MUX1はファンクションデータ信号DIとスキャンデータ信号SIとを受け、マスタラッチ回路2に出力する信号を選択する。具体的には、MUX1は図示しない制御回路から出力されたセレクト信号SEを受ける。セレクト信号SEがL(論理ロー)レベルのとき、MUX1はマスタラッチ回路2にファンクションデータ信号DIを出力する。セレクト信号SEがH(論理ハイ)レベルのとき、MUX1はマスタラッチ回路2にスキャンデータ信号SIを出力する。インバータ4はクロック信号CLKを受け、反転して信号φIV4として出力する。ラッチ停止回路5はNANDゲートで構成される。ラッチ停止回路5は信号φIV4とテスト信号TEとを受け、NAND演算結果を出力する。具体的には、テスト信号TEがLレベルのとき、ラッチ停止回路5はHレベルのラッチ停止信号φG5を出力する。テスト信号TEがHレベルのとき、ラッチ停止回路5は信号φIV4と相補の信号を信号φG5として出力する。
【0024】
図2を参照して、マスタラッチ回路2は、NANDゲート22〜25と、インバータ21とを含む。NANDゲート22はMUX1の出力信号(ファンクションデータ信号DI又はスキャンデータ信号SI)とインバータ4の出力信号φIV4とを受け、NAND論理演算結果を信号φG22として出力する。
【0025】
NANDゲート23は、インバータ21の出力信号φIV21と信号φIV4とを受け、NAND論理演算結果を信号φG23として出力する。なお、インバータ21はMUX1の出力信号(ファンクションデータ信号DI又はスキャンデータ信号SI)を受け、反転する。NANDゲート24と25とはSRラッチ回路26を構成する。SRラッチ回路26内のNANDゲート24は2つの入力端子を有し、そのうち一方はNANDゲート22の出力端子と接続され、他方はNANDゲート25の出力端子と接続される。NANDゲート25は2つの入力端子を有し、そのうち一方はNANDゲート23の出力端子と接続され、他方はNANDゲート24の出力端子と接続される。
【0026】
信号φG22がHレベルで信号φG23がLレベルのとき、SRラッチ回路26はLレベルの信号φMを出力する。一方、信号φG22がLレベルで、信号φG23がHレベルのとき、SRラッチ回路26はHレベルの信号φMを出力する。信号φG22と信号φG23とがともにHレベルのとき、SRラッチ回路26は信号φMをラッチする。
【0027】
スレーブラッチ回路3の構成もマスタラッチ回路2の構成と同じである。ただし、スレーブラッチ回路3内のNANDゲート22はマスタラッチ回路2の出力信号φMとラッチ停止回路5の出力信号φG5とを受ける。また、NANDゲート23は信号φMを反転するインバータ21の出力信号φIV21とラッチ停止回路5の出力信号φG5とを受ける。また、SRラッチ回路26は信号DOを出力する。
【0028】
以上の回路構成を有するトランスペアレントラッチ回路10の通常時及びスキャンテスト時の動作について説明する。
【0029】
[通常時のトランスペアレントラッチ回路の動作]
通常動作時は、テスト信号TEはLレベルとなる。また、MUX1に入力されるセレクト信号SEはLレベルであるため、MUX1はファンクションデータ信号DIを選択し、マスタラッチ回路2はファンクションデータ信号DIを受ける。このとき、トランスペアレントラッチ回路10内のマスタラッチ回路2がラッチ回路として動作し、スレーブラッチ回路3は受けた信号を単にスルーする。以下、詳細に説明する。
【0030】
(1)クロック信号CLKがHレベルからLレベルに立ち下がる場合
クロック信号CLKがHレベルからLレベルに立ち下がる場合、インバータ4の出力信号φIV4はHレベルになる。ここで、ファンクションデータ信号DIがLレベルのとき、NANDゲート22の出力信号φG22はHレベルとなり、NANDゲート23の出力信号φG23はLレベルとなる。その結果、SRラッチ回路26はLレベルの信号φMを出力する。一方、ファンクションデータ信号DIがHレベルのとき、信号φG22はLレベルとなり、信号φG23はHレベルとなる。その結果、SRラッチ回路26はHレベルの信号φMを出力する。以上より、クロック信号CLKがHレベルからLレベルへ立ち下がった場合、マスタラッチ回路2はファンクションデータ信号DIを信号φMとして出力する。
【0031】
このときスレーブラッチ回路3はマスタラッチ回路2の出力信号φMをそのままスルーし、信号DOとして出力する。具体的には、通常動作ではテスト信号TEがLレベルのため、ラッチ停止回路5からHレベルのラッチ停止信号φG5が出力される。信号φMがHレベルの場合、NANDゲート22の出力信号φG22はLレベルとなり、NANDゲート23の出力信号φG23はHレベルとなるため、SRラッチ回路26はHレベルの信号DOを出力する。一方、信号φMがLレベルの場合、信号φG22はHレベル、信号φG23はLレベルとなり、SRラッチ回路26はLレベルの信号DOを出力する。よって、スレーブラッチ回路3は受けた信号φMをスルーし、信号DOとして出力する。
【0032】
(2)クロック信号CLKがLレベルからHレベルに立ち上がる場合
クロック信号CLKがLレベルからHレベルに立ち上がる場合、マスタラッチ回路2は信号φMをラッチする。具体的には、信号φIV4がLレベルとなるため、マスタラッチ回路2内のNANDゲート22及び23の出力信号φG22及びφG23はともにHレベルとなる。よって、SRラッチ回路26は信号φMをラッチする。
【0033】
このときテスト信号TEがLレベルのため、ラッチ停止回路5はHレベルのラッチ停止信号φG5を出力する。よってスレーブラッチ回路3は受けた信号φMをそのままスルーして、信号DOとして出力する。
【0034】
以上より、トランスペアレントラッチ回路10は通常動作時はマスタラッチ回路3がラッチ回路として動作し、スレーブラッチ回路3は受けた信号φMをそのままスルーする。よって、トランスペアレントラッチ回路10は全体でラッチ回路として動作する。
【0035】
[スキャンテスト時のトランスペアレントラッチ回路の動作]
図3を参照して、スキャンテスト時はテスト信号TEがHレベルとなる。また、スキャンテスト時はスキャンデータ信号SIを利用するため、セレクト信号SEもHレベルとなる。時刻t1で、クロック信号CLKがHレベルに立ち上がると、インバータ4の出力信号φIV4はLレベルとなる。一方、セレクト信号SEがHレベルのため、MUX1はスキャンデータ信号SIを選択する。マスタラッチ回路2内のNANDゲート22及び23はLレベルの信号φIV4を受けるため、ともにHレベルの信号φG22又はφG23を出力する。その結果、SRラッチ回路26は信号φMをラッチする。時刻t1では、マスタラッチ回路2はスキャンデータ信号SI−3を受けるため、信号φMはスキャンデータ信号SI−3と同じになる。よって、マスタラッチ回路2はクロック信号CLKがHレベルの間(時刻t1〜t2)、スキャンデータ信号SI−3をラッチし続ける。
【0036】
時刻t1〜t2でのスレーブラッチ回路3の動作に注目すると、ラッチ停止回路5はHレベルのテスト信号TEとLレベルの信号φIV4とを受け、Hレベルの信号φGを出力する。スレーブラッチ回路3がHレベルの信号φMを受けるとき、NANDゲート22はHレベルの信号φG5とHレベルの信号φMとを受け、Lレベルの信号φG22を出力する。また、NANDゲート23はLレベルの信号φIV21とHレベルの信号φG5とを受け、Hレベルの信号φG23を出力する。その結果、SRラッチ回路26はHレベルの信号φDOを出力する。一方、スレーブラッチ回路3がLレベルの信号φMを受けるとき、NANDゲート22からHレベルの信号φG22が出力され、NANDゲート23からLレベルの信号φG23が出力される。その結果、SRラッチ回路26はLレベルの信号φDOを出力する。よって、時刻t1から遅延時間△t分だけ遅れて、出力信号φDOは信号φM(つまりスキャンデータ信号SI−3)と同じレベルになる。遅延時間△tはトランスペアレントラッチ回路10の時定数により発生する。
【0037】
続いて、時刻t2〜t3でのトランスペアレントラッチ回路10の動作を説明する。時刻t2でクロック信号CLKがLレベルとなると、マスタラッチ回路2内のNANDゲート22及び23に入力される信号φIV4はHレベルとなる。そのため、マスタラッチ回路2内のSRラッチ回路26は時刻t2〜t3で受けたスキャンテストデータ信号SIをそのままスルーし、出力する。
【0038】
一方、スレーブラッチ回路3では、時刻t2でLレベルの信号φG5が入力される。そのため、スレーブラッチ回路3内のNANDゲート22及び23から出力される信号φG22及びφG23はともにHレベルとなる。よってスレーブラッチ回路3内のSRラッチ回路26はスレーブラッチ回路3が受けた信号φM(すなわちスキャンデータ信号SI−3)を時刻t3までラッチする。時刻t3以降は時刻t1〜t2の動作を繰り返す。
【0039】
なお、時刻t5でセレクト信号SEがLレベルとなり、MUX1がファンクションデータ信号SO0を選択し、マスタラッチ回路2に出力しているが、これは複数のトランスペアレントラッチ回路10間にある論理コーンの出力を観測するためである。このとき、テスト信号TEはHレベルのままであるためマスタラッチ回路2及びスレーブラッチ回路3の動作はスキャンデータ信号SIを入力したときと同じである。
【0040】
以上の動作により、テスト動作時では、トランスペアレントラッチ回路10はクロック信号CLKの立ち上がりでマスタラッチ回路2が受けたスキャンテスト信号SIをラッチし、スレーブラッチ回路3が受けた信号φMをスルーする。一方、クロック信号の立ち下がりでマスタラッチ回路2が受けたスキャンテスト信号SIをスルーし、スレーブラッチ回路3が出力信号DOをラッチする。よって、トランスペアレントラッチ回路10はフリップフロップ回路として動作する。
【0041】
本発明の実施の形態によるトランスペアレントラッチ回路10はテスト時にはフリップフロップ回路として動作するため1相のクロックでスキャンテストを実施することができ、かつ通常動作時にはラッチ回路として動作できる。そのため、RAMラッパーやサイクルスチールに必要なトランスペアレントラッチ回路を本発明の実施の形態によるトランスペアレントラッチ回路10にすることで、1相のクロックでスキャンテストすることができ、GSDでもテストカバレッジを向上することができる。
【0042】
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態によるトランスペアレントラッチ回路10では、通常動作時にラッチ停止信号φG5によりスレーブラッチ回路3が受けた信号をスルーすることで、通常動作時にラッチ回路として動作したが、通常動作時にマスタラッチ回路2が受けた信号をスルーし、スレーブラッチ回路3がラッチ回路として動作してもよい。
【0043】
図4を参照して、トランスペアレントラッチ回路20は、トランスペアレントラッチ回路10と比較して、インバータ4及びラッチ停止回路5の代わりにラッチ停止回路50を設置する。ラッチ停止回路50は2つの入力端子を有し、そのうち一方の入力端子にテスト信号TEを受け、他方の入力端子にクロック信号CLKを受ける。ラッチ停止回路50は受けたテスト信号TE及びクロック信号CLKをNAND論理演算し、その結果を出力する。具体的には、テスト信号TEがLレベルのとき、ラッチ停止回路50はHレベルのラッチ停止信号φG50を出力する。テスト信号TEがHレベルのとき、ラッチ停止回路50はクロック信号CLKと相補の信号/CLKを出力する。ラッチ停止回路50の出力信号はマスタラッチ回路2内のNANDゲート22及び23に入力される。なお、スレーブラッチ回路3内のNANDゲート22及び23はクロック信号φCLKを受ける。その他の回路構成についてはトランスペアレントラッチ回路10と同じである。
【0044】
以上に示した回路構成により、トランスペアレントラッチ回路20では、通常動作時にラッチ停止回路からラッチ停止信号φG50が出力される。その結果、マスタラッチ回路2は受けたファンクションデータ信号DIをスルーする。このとき、スレーブラッチ回路3はクロック信号CLKを受け、ラッチ回路として動作する。一方、スキャンテスト時にラッチ停止回路50は信号/CLKを出力する。その結果、マスタラッチ回路2及びスレーブラッチ回路3がともにラッチ回路として動作し、トランスペアレントラッチ回路20は全体でフリップフロップ回路として動作する。以上の結果、トランスペアレントラッチ回路20は通常動作時はラッチ回路として動作し、スキャンテスト時はフリップフロップ回路として動作するため、1相のクロック信号によりスキャンテストされるGSDにおいてもテストカバレッジを向上できる。
【0045】
[第3の実施の形態]
第1及び第2の実施の形態によるトランスペアレントラッチ回路は、通常動作ではトランスペアレントラッチ回路として動作し、スキャンテストではフリップフロップ回路として動作することで、GSDでもスキャンテストを可能とした。
【0046】
第1の実施の形態によるトランスペアレントラッチ回路10同士を2個連結させれば、通常動作でもフリップフロップ回路として機能させることができる。具体的には、前段のトランスペアレントラッチ回路10内のマスタラッチ回路2がファンクションデータ信号DIをラッチしているとき、後段のトランスペアレントラッチ回路10内のマスタラッチ回路2が入力信号をスルーし、前段のトランスペアレントラッチ回路10内のマスタラッチ回路2がファンクションデータ信号DIをスルーしているとき、後段のトランスペアレントラッチ回路10内のマスタラッチ回路2が出力信号DOをラッチするように動作させればよい。第2の実施の形態によるトランスペアレントラッチ回路20についても同様である。
【0047】
上記のような動作をさせるためには、前段と後段のトランスペアレントラッチ回路の間にクロック信号CLKを反転させるための回路素子を挿入する必要があるが、回路素子の挿入はクロックスキューを発生させるおそれがある。クロックスキューが発生すると誤動作の原因となるため、クロックスキューは防止できる方が望ましい。
【0048】
第3の実施の形態によるトランスペアレントラッチ回路30は、図5に示すようにトランスペアレントラッチ回路10と20とを組合せた回路である。具体的には、トランスペアレントラッチ回路10内のスレーブラッチ回路3の出力端子と、トランスペアレントラッチ回路20のMUX1のファンクションデータ信号DIの入力端子とを接続し、トランスペアレントラッチ回路10のインバータ4の入力端子とトランスペアレントラッチ回路20のクロック信号CLK入力端子とを接続する。以下、図5に示したトランスペアレントラッチ回路30の通常時の動作を説明する。
【0049】
図6を参照して、通常動作時トランスペアレントラッチ回路30に入力されるテスト信号TEはLレベルとなる。その結果、トランスペアレントラッチ回路10内のスレーブラッチ回路3はラッチ停止回路5からラッチ停止信号φG5を受け、マスタラッチ回路2からの出力信号φMを常時スルーしてトランスペアレントラッチ回路20へ出力する。よって、トランスペアレントラッチ回路10ではマスタラッチ回路2のみがラッチ回路として動作する。一方、トランスペアレントラッチ回路20内のマスタラッチ回路2はラッチ停止回路50からHレベルのラッチ停止信号φG50を受けるため、トランスペアレントラッチ回路10の出力信号をスルーしてトランスペアレントラッチ回路20内のスレーブラッチ回路3へ出力する。トランスペアレントラッチ回路20のスレーブラッチ回路3はラッチ回路として動作する。
【0050】
よって、通常動作時、トランスペアレントラッチ回路30では、トランスペアレントラッチ回路10内のマスタラッチ回路2と、トランスペアレントラッチ回路20内のスレーブラッチ回路3とがラッチ回路として動作する。時刻t10でクロック信号CLKがHレベルとなるとき、トランスペアレントラッチ回路10のマスタラッチ回路2に入力される信号φIV4はLレベルとなる。一方、トランスペアレントラッチ回路20内のスレーブラッチ回路3に入力されるクロック信号CLKはHレベルである。よって、時刻t10〜t20では、トランスペアレントラッチ回路10内のマスタラッチ回路2が入力されたファンクションデータ信号D1をラッチし、トランスペアレントラッチ回路20内のスレーブラッチ回路3が、時刻t10から時定数による遅延時間△t2後に、ファンクションデータ信号D1をスルーする。
【0051】
時刻t20でクロック信号CLKがLレベルとなったとき、トランスペアレントラッチ回路10内のマスタラッチ回路2は受けたファンクションデータ信号D2をスルーする。一方、トランスペアレントラッチ回路20内のスレーブラッチ回路3は出力信号DO(ファンクションデータD1)をラッチする。以上の結果、トランスペアレントラッチ回路30は通常動作時はフリップフロップ回路として動作する。また、トランスペアレントラッチ回路10とトランスペアレントラッチ回路20との間に、クロック信号CLKを反転させるための回路素子の挿入が不要のため、クロックスキューは発生しない。
【0052】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるトランスペアレントラッチ回路の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のマスタラッチ回路の回路構成の詳細を示す回路図である。
【図3】図1に示したトランスペアレントラッチ回路のスキャンテスト時の動作を示すタイミング図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態によるトランスペアレントラッチ回路の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態によるトランスペアレントラッチ回路の構成を示すブロック図である。
【図6】図5に示したトランスペアレントラッチ回路の通常動作時の動作を示すタイミング図である。
【図7】従来のトランスペアレントラッチ回路の構成を示す回路図である。
【図8】従来のフリップフロップ回路の構成を示す回路図である。
【図9】スキャンテストを説明するためのブロック図である。
【図10】スキャンテストを説明するための他のブロック図である。
【符号の説明】
2 マスタラッチ回路
3 スレーブラッチ回路
5,50 ラッチ停止回路
10,20 トランスペアレントラッチ回路
30 ラッチ回路

Claims (4)

  1. データ信号を受け、周期的に変動する第1の信号に応答して前記データ信号をラッチする第1のラッチ回路と、
    前記第1のラッチ回路の出力信号を受け、前記第1の信号と相補の第2の信号に応答して前記第1のラッチ回路の出力信号をラッチする第2のラッチ回路と、
    外部から入力されるテスト信号を受け、前記テスト信号が非活性状態のとき、前記第1及び第2のラッチ回路のいずれか一方に対して、そのラッチ回路が受けた信号をスルーさせるラッチ停止手段とを備えることを特徴とするトランスペアレントラッチ回路。
  2. 請求項1に記載のトランスペアレントラッチ回路であって、
    前記ラッチ停止手段は、前記第1の信号と前記テスト信号とを受け、前記テスト信号が活性状態のとき前記第2の信号を出力し、前記テスト信号が非活性状態のときラッチ停止信号を出力する論理ゲートを含み、
    前記第2のラッチ回路は、前記ラッチ停止信号を受けている間、前記第1のラッチ回路の出力信号をスルーすることを特徴とするトランスペアレントラッチ回路。
  3. 請求項1に記載のトランスペアレントラッチ回路であって、
    前記ラッチ停止手段は、前記第2の信号と前記テスト信号とを受け、前記テスト信号が活性状態のとき前記第1の信号を出力し、前記テスト信号が非活性状態のときラッチ停止信号を出力する論理ゲートを含み、
    前記第1のラッチ回路は、前記ラッチ停止信号を受けている間、前記データ信号をスルーすることを特徴とするトランスペアレントラッチ回路。
  4. 請求項1に記載のトランスペアレントラッチ回路であって、
    前記ラッチ停止手段は、
    前記テスト信号が非活性状態のとき、前記第1のラッチ回路が受けた信号をスルーさせる複数の第1のラッチ停止手段と、
    前記テスト信号が非活性状態のとき、前記第2のラッチ回路が受けた信号をスルーさせる複数の第2のラッチ停止手段とを含み、
    前記トランスペアレントラッチ回路は、
    前記第1のラッチ停止手段を含む第1のトランスペアレントラッチ回路と、
    前記第2のラッチ停止手段を含む第2のトランスペアレントラッチ回路とを含み、
    前記第1のトランスペアレントラッチ回路と前記第2のトランスペアレントラッチ回路は交互に接続されることを特徴とするトランスペアレントラッチ回路。
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