JP2005016663A - セパレート型空気調和機の冷媒配管穴用スリーブ - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトな構成で十分な通気面積を確保することが可能なセパレート型空気調和機の冷媒配管穴用スリーブを提供するものである。
【解決手段】室内機と室外機とを接続する冷媒配管を内部に配置し、壁部に配設した冷媒配管穴に挿通して嵌装される冷媒配管穴用スリーブにおいて、冷媒配管用貫通口と、排気ダクト口および吸気ダクト口の内少なくとも一つと、ドレンホース口と、接続電線用貫通口を配設する構成のセパレート型空気調和機の冷媒配管穴用スリーブである。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、換気機能を有するセパレート型空気調和機の冷媒配管穴用スリーブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
家庭用の空気調和機等においては、室内機と室外機とが分離されているセパレート型空気調和機が従来から知られている。近年では、機能の多様化が進み、換気や加湿等が可能なセパレート型空気調和機の開発が盛んに行われている。ここで、換気機能を有するセパレート型空気調和機では、セパレート型空気調和機が取り付けられる建物の美観を損なわず、工事施工性を高めるため、壁穴の径を大きくせず、通気抵抗の少ない換気ダクトを設けたいという要求がある。
【0003】
このような要求に対して、一つの換気ダクトを排気ダクトおよび吸気ダクトとして兼用しているものがある(例えば特許文献1参照)。上記セパレート型空気調和機は、一台の換気用ファンを備えており、前記換気用ファンの正転、逆転の切り換えにより、一つの換気ダクトで排気および吸気を行うように構成されている。
【0004】
また、コンパクトな構成で複数の換気ダクトを設けたものもある(例えば特許文献2参照)。上記セパレート型空気調和機は、室内機、室外機と、これらを接続する冷媒配管及び接続電線とを備えており、冷媒配管や接続電線は壁部に嵌装されたスリーブに挿通されている。そして、その換気ダクト構造としては、換気ダクトが複数の細径の換気ダクトに分割され、分割された各換気ダクトが冷媒配管や電気配線が挿通された後に生じるスリーブの隙間に挿通されて構成されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−249365号公報(第3−5頁、第3図)
【特許文献2】
特開平10−19303号公報(第3頁、第5図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一つの換気ダクトで吸排気を兼用する構造においては、近年の高気密な建物では吸気時には室内の内圧が上昇し、排気時には逆に内圧が低下するという問題が生じる。
【0007】
また、コンパクトな構成で複数の換気ダクトを設けた構造においては、以下のような問題点があった。すなわち、冷媒配管には断熱材が被覆されているため、冷媒配管が挿通された後にスリーブ内に残存する空間は小さい。スリーブの径を大きくすることは、美観や壁強度の面から好ましくなく、さらに、通常と異なる工事が必要となり、工事工数や費用が増えてしまうという問題がある。このため、スリーブの径を大きくしないとすれば、換気ダクトを挿通する空間を十分に確保することができず、換気ダクト内の通気面積は小さくなるので、通気抵抗が大きくなってしまう。
【0008】
そこで、本発明は上記課題を解決し、コンパクトな構成で十分な通気面積を確保することが可能なセパレート型空気調和機の冷媒配管穴用スリーブを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明の請求項1記載のセパレート型空気調和機の冷媒配管穴用スリーブは、室内機と室外機とを接続する冷媒配管を内部に配置し、壁部に配設した冷媒配管穴に挿通して嵌装される冷媒配管穴用スリーブにおいて、冷媒配管用貫通口と、排気ダクト口および吸気ダクト口の内少なくとも一つと、ドレンホース口と、接続電線用貫通口を配設することを特徴とする。
【0010】
請求項2記載のセパレート型空気調和機の冷媒配管穴用スリーブは、前記冷媒配管用貫通口と、前記排気ダクト口および吸気ダクト口の内少なくとも一つと、前記ドレンホース口と、前記接続電線用貫通口との空間部に、発泡断熱材を充填して構成することを特徴とする。
【0011】
請求項3記載のセパレート型空気調和機の冷媒配管穴用スリーブは、前記冷媒配管用貫通口位置に少なくとも一つのスリットを設けたことを特徴とする。
【0012】
請求項4記載のセパレート型空気調和機の冷媒配管穴用スリーブは、前記冷媒配管用貫通口位置にて少なくともニ分割構成されることを特徴とする。
【0013】
請求項5記載のセパレート型空気調和機の冷媒配管穴用スリーブは、前記排気ダクト口および吸気ダクト口の内の少なくとも一つと、前記ドレンホース口は、冷媒配管穴用スリーブの両端に接続部を有することを特徴とする。
【0014】
請求項6記載のセパレート型空気調和機の冷媒配管穴用スリーブは、前記接続部の接続が、嵌合方式または圧入方式であることを特徴とする。
【0015】
このように冷媒配管穴用スリーブに、あらかじめ冷媒配管用貫通口と、排気ダクト口および吸気ダクト口の内少なくとも一つと、ドレンホース口と、接続電線用貫通口とを配設し、その空間部に発泡断熱材を充填することにより、断熱材で被覆しない裸配管を挿通しても冷媒配管に結露は生じにくくなる。これにより、冷媒配管が占めるスペースを節約でき、排気ダクト口および吸気ダクト口の内少なくとも一つの通気面積を大きくして通気抵抗を減少させることができる。また、排気ダクトおよび吸気ダクトを有することにより、室内の空気を排気するとともに室外の空気を吸気することができるので、室内の内圧を調整して換気することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0017】
図1は本発明による冷媒配管穴用スリーブを有するセパレート型空気調和機の室内機断面構成図である。以下図1を参照しながら本発明を説明する。図1において、セパレート型空気調和機は、室内と室外とを仕切る壁部1を介して、室内に配設された室内機2と室外に配設された室外機3とを有している。壁部1には、室内と室外とを貫通する冷媒配管穴4が形成され、冷媒配管穴4には冷媒配管穴用スリーブ5が挿通して嵌装されている。室内機2と室外機3とは冷媒配管6、接続配線7によって接続されている。ここで、高圧冷媒配管6A、低圧冷媒配管6B、接続配線7は冷媒配管穴用スリーブ5に挿通されている。また、室内機2には排気ダクト8および吸気ダクト9、結露水を排水するためのドレンホース10が接続されている。ここで、排気ダクト8、吸気ダクト9、ドレンホース10は、冷媒配管穴用スリーブ5に配設された排気ダクト口11、吸気ダクト口12、ドレンホース口13に接続され、室内機2と室外とを連通させている。
【0018】
以下、具体的な本実施形態例を示す。
【0019】
(実施の形態1)
図2は本発明の実施の形態1における冷媒配管穴用スリーブ5の断面図である。図2に示すように本実施形態の冷媒配管穴用スリーブ5には、冷媒配管用貫通口14、排気ダクト口11、吸気ダクト口12、ドレンホース口13、接続電線用貫通口15が配設されている。また、冷媒配管穴用スリーブ5と、冷媒配管用貫通口14、排気ダクト口11、吸気ダクト口12、ドレンホース口13、接続電線用貫通口15との空間部には、ウレタン発泡材16が充填されている。ここで、冷媒配管穴用スリーブ5は、冷媒配管用貫通口14の位置に一つのスリット17を設ける構造となっている。
【0020】
また図3は本発明の実施の形態1における冷媒配管穴用スリーブ5および冷媒配管用貫通口14に挿通した冷媒配管6の斜視図である。ここで、高圧冷媒配管6Aおよび低圧冷媒配管6Bは、断熱材18を被覆しない裸配管の状態で冷媒配管用貫通口14に挿通されている。なお、室内機から冷媒配管穴用スリーブまでの間と、室外機から冷媒配管穴用スリーブまでの間については、各冷媒配管6は断熱材18に被覆されている。
【0021】
また図4は冷媒配管6の冷媒配管接続具19の構成図である。高圧冷媒配管6Aおよび低圧冷媒配管6Bの端部には、接続配管と接続するための冷媒配管接続具19が溶接されている。
【0022】
本実施形態の冷媒配管穴用スリーブにおいては、外郭部にウレタン発泡材16を充填した冷媒配管用貫通口14に高圧冷媒配管6Aおよび低圧冷媒配管6Bが挿通されている。これにより、各冷媒配管6に結露は生じにくくなるため、断熱材18を被覆する必要がなくなり、本実施形態のように各冷媒配管6を裸配管の状態で配設することができる。このように各冷媒配管6に断熱材18を被覆しない構成とすることによって、各冷媒配管6が冷媒配管穴用スリーブ5内に占める面積を減少させることができるので、排気ダクト8および吸気ダクト9を各冷媒配管6が挿通されるのと同一の冷媒配管穴用スリーブ5に挿通させることができる。また、排気ダクト8および吸気ダクト9の通気面積を十分に確保することができるので、通気抵抗を減少させることができる。
【0023】
さらに、本実施形態の冷媒配管用スリーブ5によれば、冷媒配管用貫通口14の位置に一つのスリット17を設ける構成となっているので、冷媒配管用貫通口14に各冷媒配管6を挿通する際、スリット17を使用することにより、冷媒配管用貫通口14よりも径の大きい冷媒配管接続具19を挿通することができる。したがって、冷媒配管用貫通口14の径を各冷媒配管6の径程度に小さくすることができる。このように冷媒配管用貫通口14の位置に一つのスリット17を設ける構成とすることによって、冷媒配管用貫通口14が冷媒配管穴用スリーブ5内に占める面積を減少させることができるので、排気ダクト8および吸気ダクト9の通気面積をより大きくすることができ、通気抵抗を減少させることができる。
【0024】
以上の点について、具体的に数値を挙げて説明する。図5は従来のセパレート型空気調和機の冷媒配管穴用スリーブ20の断面図である。一般家庭用のセパレート型空気調和機では、高圧冷媒配管6Aの径は6.35mm、低圧冷媒配管6Bの径は9.52mmであるが、これらに厚さ8mmの結露防止用の断熱材18で二本の冷媒配管6を一緒に被覆すると径は約35mmとなる。そして、冷媒配管穴用スリーブ20の径は約60mmなので、断熱材18が被覆された冷媒配管6、接続電線7、ドレンホース10を冷媒配管穴用スリーブ20に挿通すると、排気ダクト8および吸気ダクト9を挿通する面積が大幅に減少してしまう。
【0025】
本実施形態のセパレート型空気調和機の冷媒配管穴用スリーブ5によれば、各冷媒配管6を裸配管として用いることができ、さらに冷媒配管用貫通口14の位置に一つのスリット17を設ける構成とすることによって、冷媒配管用貫通口14が冷媒配管穴用スリーブ5内に占める面積を減少させることができるので、排気ダクト8および吸気ダクト9の通気面積を十分に確保することができ、通気抵抗を減少させることができる。
【0026】
なお、実施形態1においては、冷媒配管用スリーブ5は冷媒配管用貫通口14の位置に一つのスリット17を設ける構成であったが、高圧冷媒配管用貫通口14Aおよび低圧冷媒配管用貫通口14Bの位置であれば、スリットの数は限定されない。
【0027】
(実施の形態2)
次に、図6は本発明の実施の形態2における冷媒配管穴用スリーブ5および冷媒配管用貫通口14に挿通した冷媒配管6の分解斜視図である。実施形態2の冷媒配管穴用スリーブ5は、実施形態1と基本的な構成は同一である。図6に示すように本実施形態の冷媒配管穴用スリーブ5は、冷媒配管用貫通口14、排気ダクト口11、吸気ダクト口12、ドレンホース口13、接続電線用貫通口15が配設されている。また、冷媒配管穴用スリーブ5と、冷媒配管用貫通口14、排気ダクト口11、吸気ダクト口12、ドレンホース口13、接続電線用貫通口15との空間部には、ウレタン発泡材16が充填されている。ここで、冷媒配管穴用スリーブ5は、冷媒配管用貫通口14の位置において第一半体5Aおよび第ニ半体5Bにニ分割される構造となっている。そして、高圧冷媒配管6Aおよび低圧冷媒配管6Bは、断熱材18を被覆しない裸配管の状態で冷媒配管用貫通口14に挿通されている。また、図6は冷媒配管6の冷媒配管接続具19の構成図である。高圧冷媒配管6Aおよび低圧冷媒配管6Bの端部には、接続配管と接続するための冷媒配管接続具19が溶接されている。
【0028】
本実施形態の冷媒配管用スリーブ5によれば、冷媒配管用貫通口14の位置においてニ分割される構成となっているので、冷媒配管用貫通口14に各冷媒配管6を挿通する際、冷媒配管用スリーブ5を第一半体5Aおよび第ニ半体5Bに分割した状態で冷媒配管用貫通口14に各冷媒配管6を配設することにより、冷媒配管接続具19を挿通することなく各冷媒配管6を挿通することができる。したがって、冷媒配管用貫通口14の径を各冷媒配管6の径程度に小さくすることができる。このように冷媒配管用貫通口14の位置においてニ分割される構成とすることによって、冷媒配管用貫通口14が冷媒配管穴用スリーブ5内に占める面積を減少させることができるので、排気ダクト8および吸気ダクト9の通気面積をより大きくすることができ、通気抵抗を減少させることができる。
【0029】
なお、実施形態2においては、冷媒配管用スリーブ5は冷媒配管用貫通口14の位置においてニ分割される構成であったが、高圧冷媒配管用貫通口14Aおよび低圧冷媒配管用貫通口14Bの位置であれば、分割される数は限定されない。
【0030】
(実施の形態3)
次に、図7は本発明の実施の形態3における冷媒配管穴用スリーブ5に配設された排気ダクト口11および排気ダクト8の接続構成を示す断面図である。実施形態3の冷媒配管穴用スリーブ5は、実施形態2と基本的な構成は同一である。図7に示すように排気ダクト8と本実施形態の冷媒配管穴用スリーブ5に配設した排気ダクト口11との接続は、排気ダクト8の挿入口に凹凸操作可能な嵌合係止するツメ部21を形成し、排気ダクト口11に形成した挿入穴22に嵌合させて接続するような構成とした。
【0031】
なお、実施形態3においては、排気ダクト8と排気ダクト口11との接続構成であったが、吸気ダクト9と吸気ダクト口12との接続、ドレンホース10とドレンホース口13との接続も同様な構成とすることができる。
【0032】
(実施の形態4)
次に、図8は本発明の実施の形態4における冷媒配管穴用スリーブ5に配設された排気ダクト口11および排気ダクト8の接続構成を示す断面図である。実施形態4の冷媒配管穴用スリーブ5は、実施形態2と基本的な構成は同一である。
【0033】
図8に示すように排気ダクト8と本実施形態の冷媒配管穴用スリーブ5に配設した排気ダクト口11との接続は、排気ダクト8の挿入口外径と排気ダクト口11の内径とを同程度とし、圧入して接続するような構成とした。
【0034】
なお、実施形態4においては、排気ダクト8と排気ダクト口11との接続構成であったが、吸気ダクト9と吸気ダクト口12との接続、ドレンホース10とドレンホース口13との接続も同様な構成とすることができる。
【0035】
以上、本発明の実施形態について詳細に説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
【0036】
上記の実施形態においては、換気ダクトは排気ダクト8および吸気ダクト9の二本であったが、換気ダクトは少なくとも一つの排気ダクト8を含むものであれば、その数は限定されない。
【0037】
また、上記実施形態においては、発泡断熱材としてウレタン発泡材6を使用したが、発泡原液を吐出して充填するものであれば、その種類は限定されない。
【0038】
【発明の効果】
上記実施例から明らかなように、請求項1記載の発明によれば、換気ダクトには少なくとも吸気ダクトおよび排気ダクトの内少なくとも一つを有することにより、室内の空気を排気するとともに室外の空気を吸気することができるので、室内の内圧を調整して換気することができる。
【0039】
請求項2記載の発明によれば、断熱材によって冷媒配管を被覆する必要がなくなるので、冷媒配管が占めるスペースを節約でき、排気ダクトおよび吸気ダクトの通気面積を大きくして通気抵抗を減少させることができる。
【0040】
請求項3記載の発明によれば、冷媒配管用貫通口が冷媒配管穴用スリーブ内に占める面積を減少させることができるので、排気ダクトおよび吸気ダクトの通気面積をより大きくして通気抵抗を減少させることができる。
【0041】
請求項4記載の発明によれば、冷媒配管用貫通口が冷媒配管穴用スリーブ内に占める面積を減少させることができるので、排気ダクトおよび吸気ダクトの通気面積をより大きくして通気抵抗を減少させることができる。
【0042】
請求項5記載の発明によれば、排気ダクト、吸気ダクト、ドレンホースに引張り等の外力が作用しても冷媒配管穴用スリーブから容易に外れることはなくなり、排気ダクト、吸気ダクトの外れを起因とした換気動作不良や、ドレンホースの外れを起因としたドレン水の飛散事故を防止することができる。
【0043】
請求項6記載の発明によれば、接続部の部品点数が削減できることで量産効果に優れ安価に製造することができ、また締め付け作業等の工数低下が図れるとともに、排気ダクト、吸気ダクト、ドレンホースの着脱を簡単に行うことができるので、清掃時等メンテナンス性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す冷媒配管穴用スリーブを有するセパレート型空気調和機の室内機断面構成図
【図2】本発明の一実施例を示す冷媒配管穴用スリーブの断面図
【図3】本発明の一実施例を示す冷媒配管穴用スリーブ冷媒配管用貫通口に挿通した冷媒配管の斜視図
【図4】冷媒配管の冷媒配管接続具の構成図
【図5】従来のセパレート型空気調和機の冷媒配管穴用スリーブの断面図
【図6】本発明の一実施例を示す冷媒配管穴用スリーブおよび冷媒配管用貫通口に挿通した冷媒配管の分解斜視図
【図7】本発明の一実施例を示す冷媒配管穴用スリーブに配設された排気ダクト口および排気ダクトの接続構成を示す断面図
【図8】本発明の一実施例を示す冷媒配管穴用スリーブに配設された排気ダクト口および排気ダクトの接続構成を示す断面図
【符号の説明】
1 壁部
2 室内機
3 室外機
4 冷媒配管穴
5 冷媒配管穴用スリーブ
5A 第一半体
5B 第二半体
6 冷媒配管
6A 高圧冷媒配管
6B 低圧冷媒配管
7 接続配線
8 排気ダクト
9 吸気ダクト
10 ドレンホース
11 排気ダクト口
12 吸気ダクト口
13 ドレンホース口
14 冷媒配管用貫通口
14A 高圧冷媒配管用貫通口
14B 低圧冷媒配管用貫通口
15 接続電線用貫通口
16 ウレタン発泡材
17 スリット
18 断熱材
19 冷媒配管接続具
20 冷媒配管穴用スリーブ
21 ツメ部
22 挿入穴

Claims (6)

  1. 室内機と室外機とを接続する冷媒配管を内部に配置し、壁部に配設した冷媒配管穴に挿通して嵌装される冷媒配管穴用スリーブにおいて、冷媒配管用貫通口と、排気ダクト口および吸気ダクト口の内少なくとも一つと、ドレンホース口と、接続電線用貫通口を配設することを特徴とするセパレート型空気調和機の冷媒配管穴用スリーブ。
  2. 前記冷媒配管用貫通口と、前記排気ダクト口および吸気ダクト口の内少なくとも一つと、前記ドレンホース口と、前記接続電線用貫通口との空間部に、発泡断熱材を充填して構成することを特徴とする請求項1に記載のセパレート型空気調和機の冷媒配管穴用スリーブ。
  3. 前記冷媒配管用貫通口位置に少なくとも一つのスリットを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のセパレート型空気調和機の冷媒配管穴用スリーブ。
  4. 前記冷媒配管用貫通口位置にて少なくともニ分割構成されることを特徴とする請求項1または2に記載のセパレート型空気調和機の冷媒配管穴用スリーブ。
  5. 前記排気ダクト口および吸気ダクト口の内少なくとも一つと、前記ドレンホース口は、冷媒配管穴用スリーブの両端に接続部を有することを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載のセパレート型空気調和機の冷媒配管穴用スリーブ。
  6. 前記接続部の接続が、嵌合方式または圧入方式であることを特徴とする請求項5に記載のセパレート型空気調和機の冷媒配管穴用スリーブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023013730A1 (ja) * 2021-08-05 2023-02-09 ダイキン工業株式会社 空気調和装置

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