JP2005016038A - ガラス扉におけるガラス板取付け構造 - Google Patents

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JP2005016038A JP2003178710A JP2003178710A JP2005016038A JP 2005016038 A JP2005016038 A JP 2005016038A JP 2003178710 A JP2003178710 A JP 2003178710A JP 2003178710 A JP2003178710 A JP 2003178710A JP 2005016038 A JP2005016038 A JP 2005016038A
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Toshinari Ishidao
利斉 石田尾
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】フレーム体と裏打ち材およびガラス板との隙間をパッキン材、シール材等で隠蔽する必要がないガラス扉におけるガラス板取付け構造を提供する。
【解決手段】フレーム体(1)に裏打ち材(3)付きガラス板(2)を嵌合固定してなるガラス扉において、フレーム体(1)の表面周縁部に木口部材(8)を係止する係止手段(4)を設け、該係止手段(4)の内方にガラス板取付け段部(5)および裏打ち材取付け段部(6)を順次階段状に連設して、フレーム体(1)を形成し、該フレーム体(1)の裏打ち材取付け段部(6)に裏打ち材(3)を嵌合するとともに、接着剤(7)を介して、ガラス板取付け段部(5)にガラス板(2)を嵌合し、さらに係止手段(4)を介して木口部材(8)を係止させてガラス板(2)周縁部を固定してなることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この出願の発明は、ガラス扉におけるガラス板取付け構造に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、フレーム体と裏打ち材およびガラス板との隙間をパッキン材、シール材等で隠蔽する必要がないガラス扉におけるガラス板取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、鏡板の取付け構造としては、たとえば、切欠部が設けられている芯材の、この切欠部に鏡板の端部を嵌合し、固定部材にて固定することによって、鏡板を取付けてなることを特徴とする鏡板取付け構造が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平5−62693号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の鏡板取付け構造においては、鏡板が透明なガラス板の場合には、固定部材等が透視して見えるため、実用化できないという問題があった。
【0005】
そこで、図4に例示したガラス板取付け構造が提案されている。この取付け構造の場合には、ガラス板(ア)の端部をフレーム体(イ)に設けられた窪み部(ウ)に嵌合してガラス板(ア)を取付け、次いでガラス板(ア)の裏面側にガラス板(ア)の取付け補強のための裏打ち材(エ)を、予め周縁部にフレーム体(イ)と裏打ち材(エ)との隙間を隠蔽するパッキン材(オ)を取付けて貼着することによって取付け、さらにフレーム体(イ)とガラス板(ア)との隙間にシール材を充填したり、パッキン材を取付けたりして、隠蔽していた。
【0006】
すなわち、上記のようにフレーム体(イ)に裏打ち材(エ)付きのガラス板(ア)を嵌合固定してなるガラス扉においては、フレーム体(イ)と裏打ち材(エ)およびガラス板(ア)との隙間をパッキン材(オ)、シール材等で隠蔽する必要があり、手間がかかるという問題があった。
【0007】
そこでこの出願の発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであって、従来の問題点を解消し、フレーム体と裏打ち材およびガラス板との隙間をパッキン材、シール材等で隠蔽する必要がないガラス扉におけるガラス板取付け構造を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この出願の発明は、上記の課題を解決する手段として、第1には、フレーム体に裏打ち材付きガラス板を嵌合固定してなるガラス扉において、フレーム本体の表面周縁部に木口部材を係止する係止手段を設け、該係止手段の内方にガラス板取付け段部および裏打ち材取付け段部を順次階段状に連設して、フレーム体を形成し、該フレーム体の裏打ち材取付け段部に裏打ち材を嵌合するとともに、接着剤を介して、ガラス板取付け段部にガラス板を嵌合し、さらに係止手段を介して木口部材を係止させてガラス板周縁部を固定してなることを特徴とするガラス扉におけるガラス板取付け構造を提供する。
【0009】
また、この出願の発明は、第2には、係止手段が、フレーム本体の表面周縁部に突設した係止溝体よりなり、木口部材の裏面に突設した係止突条をフレーム体の係止溝体に嵌合係止させてなる前記ガラス扉におけるガラス板取付け構造を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】
この出願の発明は上記のとおりの特徴をもつものであるが、以下、その実施の形態について詳しく説明する。
【0011】
図1および図2は、この出願の発明の一実施形態を模式的に示した図であり、図1は、係止手段に木口部材を嵌合固定する状態を示した一部分解要部断面図であり、図2は、係止手段に木口部材を嵌合固定している状態を示した要部断面図である。また、図3は、図1および図2の実施形態を接着剤を省いて例示した分解斜視図である。
【0012】
この図1、図2および図3に沿って説明すると、この出願の発明のガラス扉におけるガラス板の取付け構造は、ガラス扉は、フレーム体(1)に裏打ち材(3)付きガラス板(2)を嵌合固定してなるものである。
【0013】
裏打ち材(3)は、ガラス板(2)を安定に取付け固定するためにガラス板(2)の裏面に接着剤(7)を介して貼着して取付け固定される。フレーム体(1)の表面周縁部には、ガラス板(2)を裏打ち材(3)とともフレーム体(1)に取付け固定する木口部材(8)を係止する係止手段(4)が設けられている。この係止手段(4)の内方には、ガラス板取付け段部(5)および裏打ち材取付け段部(6)を順次階段状に連設して、フレーム体(1)として形成している。
【0014】
そして、この出願の発明のガラス扉におけるガラス板(2)の取付け構造は、このフレーム体(1)の裏打ち材取付け段部(6)に裏打ち材(3)を嵌合するとともに、接着剤(7)を介して、ガラス板取付け段部(5)にガラス板(2)を嵌合固定し、さらに係止手段(4)を介して木口部材(8)を係止させてガラス板(2)周縁部を固定している。なお、接着剤(7)は、予め、ガラス板(2)裏面または/および裏打ち材(3)表面に塗布して、介在させればよく、また接着剤(7)は、裏打ち材(3)とともにフレーム体(1)にも塗布することによって、より安定なガラス板(2)の取付け構造となる。
【0015】
上記のとおりの取付け構造とすることで、ガラス板(2)と裏打ち材(3)がしっかりと取付け固定され、フレーム体(1)にも確実に、かつ、隙間もほとんどなく、取付け固定することができ、かつ、フレーム体(1)と裏打ち材(3)およびガラス板(2)との隙間が露出することがないため、従来のように、フレーム体と裏打ち材およびガラス板との隙間をパッキン材やシール材等で隠蔽する必要がない。
【0016】
また、この出願の発明のガラス扉におけるガラス板(2)の取付け構造においては、係止手段(4)が、たとえば、フレーム体(1)の表面周縁部に突設した断面鍵形の係止溝体(41)よりなり、木口部材(8)の裏面に突設した断面矢形の係止突条(9)をフレーム体の係止溝体(41)に嵌合係止させることによって、簡単、かつ、確実にガラス扉におけるガラス板(2)の取付けを実施することができる。
【0017】
なお、フレーム体(1)の少なくとも1辺の端縁部全長に亘って、内方に向けて係止鍔部を突設して、裏打ち材(3)およびガラス板(2)を挟着するようにし、該部分の係止手段および木口部材を省略してもよい。
【0018】
また、木口部材(8)のガラス板(2)表面と当接する面には、ずれ等が生じにくくするために、ゴム材やシリコン材等の摩擦係数が大きい材質のものを貼付または塗布してもよい。
【0019】
この出願の発明の取付け構造に用いられるフレーム体(1)や木口部材(8)等の各部材は、以上の例示に限られることはない。たとえば、フレーム体(1)や木口部材(8)等をアウミニウムやステンレススチール等の金属類、木質系や樹脂等の各種の素材とすることや各種の塗装・加工処理を施すこともできる。また、これら各部材の大きさや形状等、その細部の形態において様々に可能であることは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】
以上詳しく説明したとおり、この出願の発明によって、フレーム体と裏打ち材およびガラス板との隙間をパッキン材、シール材等で隠蔽する必要がないガラス扉におけるガラス板取付け構造が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の一実施形態を例示した一部分解要部断面図である。
【図2】この出願の発明の一実施形態を例示した要部断面図である。
【図3】この出願の発明の一実施形態を接着剤を省いて例示した分解斜視図である。
【図4】従来における扉におけるガラス板の取付け構造を例示した要部拡大図付き断面図である。
【符号の説明】
1 フレーム体
2 ガラス板
3 裏打ち材
4 係止手段
41 係止溝体
5 ガラス板取付け段部
6 裏打ち材取付け段部
7 接着剤
8 木口部材
9 係止突条
ア ガラス板
イ フレーム体
ウ 窪み部
エ 裏打ち材
オ パッキン材

Claims (2)

  1. フレーム体に裏打ち材付きガラス板を嵌合固定してなるガラス扉において、フレーム本体の表面周縁部に木口部材を係止する係止手段を設け、該係止手段の内方にガラス板取付け段部および裏打ち材取付け段部を順次階段状に連設して、フレーム体を形成し、該フレーム体の裏打ち材取付け段部に裏打ち材を嵌合するとともに、接着剤を介して、ガラス板取付け段部にガラス板を嵌合し、さらに係止手段を介して木口部材を係止させてガラス板周縁部を固定してなることを特徴とするガラス扉におけるガラス板取付け構造。
  2. 係止手段が、フレーム本体の表面周縁部に突設した係止溝体よりなり、木口部材の裏面に突設した係止突条をフレーム体の係止溝体に嵌合係止させてなる請求項1記載のガラス扉におけるガラス板取付け構造。
JP2003178710A 2003-06-23 2003-06-23 ガラス扉におけるガラス板取付け構造 Pending JP2005016038A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009007908A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Cleanup Corp キッチン用収納庫の扉
CN109629971A (zh) * 2019-01-29 2019-04-16 江苏中南木业有限公司 一种实木门结构及其加工工艺

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