JP2005012832A - 画像読取ユニットおよび画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
小型化を図った画像読取ユニットおよびこの画像読取ユニットを用いて小型化を図った画像読取装置の提供を目的としている。
【解決手段】
原稿からの光を反射する複数の反射手段と、複数の反射手段からの光を反射する最終反射手段と、最終反射手段からの光を集光する集光手段と、集光手段で集光された光を光電変換する光電変換手段と、集光手段の取り付け位置を調整可能に固定するための固定部材とを備え、前記最終反射手段と前記光電変換手段との間に略水平方向に直進する直線光路を形成し、この直線光路と交差する往復光路を前記集光手段と前記光電変換手段との間に形成するよう往復反射手段を配置する。さらに、往復反射手段との間に直線光路と略平行する光路を形成する第1、第2反射手段を集光手段の上方または下方のいずれか一方がわに配置し、前記固定部材は前記集光手段の上方または下方の他方側から前記集光手段を調整可能に構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光源により照射された原稿からの反射光を複数の反射手段を介して集光手段により集光および縮小され、読取手段によって原稿の画像を読み取る画像読取ユニットおよびこの画像読取ユニットを備えた画像読取装置に関する。
一般に、原稿からの画像を縮小して読み取る画像読取ユニットまたは画像読取装置は、原稿の画像を読み取るために、原稿幅、集光手段であるレンズ及び読取手段であるCCD(charge coupled device)などのイメージセンサに応じた原稿読み取り位置からイメージセンサまでの所定の光路長を確保する必要がある。そのため、従来、所定の光路長を確保した上で、装置を小型化するために、複数のミラーなどの反射手段を使用して原稿からの反射光を複数回屈曲させるようにしている。
このような従来の画像読取装置または読取ユニットとして、特開昭63−59259号公報、又は特開平9−69915号公報に記載されているものが知られている。これらの画像読取ユニットは、原稿の画像面に光を照射する光源と、この光源からの光を照射された前記原稿からの反射光を反射する複数の反射鏡と、前記原稿からの反射光を前記反射鏡を介して受けて集光するための集光レンズと、この集光レンズを介した反射光を電気信号に変換して読み取るイメージセンサとを備えている。
そして、特開昭63−59259号に記載の画像読取ユニットにおいては、集光レンズの上方に一対の反射鏡を配設し、この一対の反射鏡間で原稿からの反射光を複数回反射させることで所定の光路長を確保しつつ読取ユニットの小型化を図っている。また、特開平9−69915号公報では、レンズの下方に複数のミラーを配設し、レンズの下方で光路を屈曲させることで、所定の光路長を確保しつつ、読取ユニットの小型化を図っている。
特開昭63−59259号公報 特開平9−69915号公報
しかし、上記のような従来の方法では、レンズの上方または下方に配設されたミラーと、各ミラーで屈曲された光路を配置するためのスペースが必要で、このような構成では画像読取ユニットのさらなる小型化、特に薄型化は困難であった。
本発明は、斯かる従来技術の課題に鑑みてなされたものであって、集光レンズとイメージセンサの間に往復光路を形成する構成とすることで小型化を図った画像読取ユニット、及びこの画像読取ユニットを備えた画像読取装置を提供するものである。さらに本願は、集光手段の調整を容易に行なえる画像読取ユニットおよび画像読取装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係わる画像読取ユニットは、原稿に光を照射する光源と、原稿からの光を反射する複数の反射手段と、前記複数の反射手段からの光を反射する最終反射手段と、前記最終反射手段からの光を集光する集光手段と、前記集光手段で集光された光を光電変換する光電変換手段と、前記集光手段の取り付け位置を調整可能に固定するための固定部材と、を備え、前記最終反射手段と前記光電変換手段は前記集光手段を挟んで対向配置され、前記最終反射手段と前記光電変換手段との間に直進する直線光路を形成した画像読取ユニットであって、前記複数の反射手段は、原稿からの光を前記直線光路と略平行する方向へ反射する第1反射手段と、前記直線光路を挟んで対向配置された少なくとも二つの反射手段を有し、前記第1反射手段からの光を受光し前記集光手段と前記光電変換手段との間の前記直線光路と交差する往復光路を形成する往復反射手段と、前記往復反射手段からの前記直線光路と略平行する光を受けて前記最終反射手段に向けて反射する第2反射手段とを有し、前記第1反射手段と前記第2反射手段は、前記集光手段の同一側方に配置され、前記固定部材は、前記第1、第2反射手段が配置された前記集光手段の反対側の側方から前記集光手段を調整できるよう構成されていることを特徴としている。
このような構成からなる本発明によれば、集光手段と読取手段との間の直線光路と交差する少なくとも一つの往復光路を形成する往復反射手段を配設するようにしたので、屈曲させた光路を配置するための別のスペースを設ける必要がなくなり、画像読取ユニットの小型化を図ることが出来る。さらに、前記第1反射手段と前記第2反射手段は、前記集光手段の同一側方に配置され、構前記固定部材は、前記第1反射手段と第2反射手段が配置された前記集光手段の反対側の側方から前記集光手段を調整できるように構成されているので、集光手段の調整中に光路を遮ることがなく容易に調整を行なうことができる。
また、前記読取手段の受光部へ不要光が入射することを防止するための少なくとも一の遮光部材を前記集光手段と前記読取手段との間に配設すること、または、前記読取手段の光の受光面を覆う遮光部材を設けることが好ましい。
このような構成にすることで、集光手段と読取手段との間に往復光路を設けることによって、読取手段の受光部に画像に影響を及ぼす不要光が入射する可能性が高くなるが、これを低減させることができる。
また、本発明の請求項9に係わる画像読取ユニットは、水平に支持されたプラテンとこのプラテンを透過した原稿からの光の読み取りを行なう画像読取ユニットとを備えた画像読取装置において、前記画像読取ユニットは、原稿に光を照射する光源と、原稿からの光を反射する複数の反射手段と、前記複数の反射手段からの光を反射する最終反射手段と、前記最終反射手段からの光を集光する集光手段と、前記集光手段で集光された光を光電変換する光電変換手段と、前記集光手段の取り付け位置を調整可能に固定する固定部材と、を備え、前記最終反射手段と前記光電変換手段は前記集光手段を挟んで対向配置され、前記最終反射手段と前記光電変換手段との間に前記プラテン面と平行して直進する直線光路を形成した画像読取ユニットであって、前記複数の反射手段は、原稿からの光を前記直線光路と略平行する方向に反射する第1反射手段と、前記直線光路を挟んで上下に離れて対向配置された少なくとも二つの反射手段を有し、前記第1反射手段からの光を受光して前記集光手段と前記光電変換手段との間の前記直線光路と交差する往復光路を形成する往復反射手段と、前記直線光路と略平行する前記往復反射手段からの光を前記最終反射手段に向けて反射する第2反射手段と、を有し、前記第1反射手段と前記第2反射手段は前記集光手段の上方または下方のいずれか一方側に配置され、
前記固定部材は、前記集光手段の上方または下方の他方側から前記集光手段を調整可能に構成されていることを特徴としている。
このような構成によると、請求項1の発明と同様に、集光手段と読取手段との間で直線光路を横切る少なくとも一つの往復光路を形成する往復反射手段を配設することで、屈曲させた光路を配置するための別のスペースを設ける必要がなくなり、画像読取ユニットの小型化を図るものである。さらに、原稿からの反射光を往復反射手段に反射する第1反射手段を直線光路の上方または下方に配設し、往復反射手段からの反射光を受け最終反射手段に反射する第2反射手段を、前記直線光路の上方または下方のうち前記第1反射手段と同じ側に配設することで、集光手段の一方側にのみに直線光路と略平行な光路を形成することが出来、さらに画像読取装置の小型化を図ったものである。さらに、集光手段を調整可能に固定する固定部材を集光手段の上方または下方の他方側から集光手段の調整を行えるように構成することで、集光手段の調整を容易に行なえると共に、作業性を向上させることができたものである。
また、この場合も、光源を集光手段の出光面よりも前方に配設することで、光源からの光が読取手段に入射することを防止し、より良好な画像データを得ることができる。
また、この場合も、前記読取手段の受光部へ不要光が入射することを防止するための少なくとも一の遮光部材を前記集光手段と前記読取手段との間に配設すること、または、前記読取手段の光の受光面を覆う遮光部材を設けることが好ましい。
本発明は、各種の複写機、ファクシミリ、電子機器に接続して使用されるイメージスキャナ等に適用される画像読取ユニットおよび画像読取装置に関する。以下に本発明に係る画像読取ユニット及び画像読取装置を図面に基づいて詳細に説明する。先ず、本発明に係る画像読取ユニットの第1の例を図面に基づいてより詳細に説明する。図1は、本発明に係る画像読取ユニットの第1の例を示す断面図である。図2は、本発明に係る画像読取ユニットの第1の例を斜め上方から見た斜視図である。図3は、遮光部材の取付法を示した画像読取ユニットの斜視図である。
図1及び図2に示すように、画像読取ユニット2は、原稿102の原稿面に光を照射するための、蛍光灯やキセノンランプ等の棒状光源の光源6と、この光源6で照射された前記原稿面からの反射光としての画像光を反射してこの画像光を屈曲させて進行方向を変えるための複数の反射手段と、この複数の反射手段からの画像光をさらに反射する最終反射手段の反射鏡24と、反射鏡24を介して受けてた画像光を集光し結像するための集光手段の集光レンズ27と、この集光レンズ27の集光位置に配設され、原稿からの画像光を読み取る読取手段のイメージセンサ31とを備えている。
前記複数の反射手段は、反射鏡20(第1、第2反射手段)、反射鏡21(第3反射手段)、反射鏡22(第4反射手段)、及び反射鏡23(第5反射手段)から構成され、反射鏡21乃至23は往復光路を形成する往復反射手段を構成している。ここで本発明において、反射鏡20乃至23、および反射鏡24は、プリズム等の光路方向を変えるためのものを含む概念を意味する。また、往復光路とは、後述する直線光路L1の下方側から上方側に進行した後再び下方側に戻る光路、または直線光路L1の上方側から下方側に進行した後再び上方側に戻る光路のことで、本実施例では、前者の場合を適用したものである。
集光レンズ27は、レンズホルダー27aと、このレンズホルダー27aに収容された少なくとも一枚のレンズ27bとで構成される一体のレンズユニットである(図5参照)。
前記イメージセンサ31は、集光レンズ27の出光面81よりも後方の集光レンズ27の集光(結像)位置に配設され、CCDなどの複数の光電変換素子を有したライン状イメージセンサで構成され、原稿から反射された画像光を電気信号に変換する。このイメージセンサ31は、センサ基盤32(支持手段)に支持され、このセンサ基板32には、イメージセンサ31からの電気信号の増幅や整形を行なう素子や電気信号をデジタル信号に変換するためのA/D変換素子等が搭載され、原稿からの画像光はデジタル信号に変換された後、センサ基板32に接続された信号ケーブル8を介して画像読取ユニット2の外部に転送される。また、図2、3に示すように、光源6、反射鏡20乃至24、集光レンズ27及びセンサ基板32は、樹脂等で成型された支持体のユニットフレーム26にねじなどの取付手段を用いた公知の一般的な手法により固定支持され、一体の画像読取ユニット2を構成している。
光源6は、図1に示すように、集光レンズ27の入射面82よりも前方に配設され、イメージセンサ31と光源6との間に集光レンズ27が配設されている位置関係となっている。そのため光源6からの光束が直接イメージセンサ31に入射することを防止してゴーストなどの害を抑えることが出来、さらに、光源6の熱によってイメージセンサ31が温度上昇することで起こる誤作動などを低減させることが出来る。
ここで、集光レンズ27の取付および調整法について図5を用いて説明する。
上述したように、集光レンズ27は、少なくとも一枚のレンズ27bと、このレンズ27bを収容する筒状のレンズフレーム27aとで構成されるユニットであり、ユニットフレーム26に形成されたV字状溝80に2枚の板バネ81、82を用いて固定される。レンズフレーム27aは、その外周に沿って形成された溝93と、長手方向に形成された細幅の平面部94とを備えている。
板バネ81は弾性を有する金属板で成形され、その中央に矩形状の孔90が形成されており、ユニットフレーム26と一体で形成されその中央にねじ孔が形成された固定部材91にねじ82によって固定されるようになっている。そして、固定部材91の上面は、V字状溝80に載置された集光レンズ27の平面部94よりも低く設定してあるため、図5に示すように、V字状溝80に集光レンズ27を載置しこの集光レンズ27の上方から板バネ81を固定すると、平面部94が板バネ81によって上方から押圧されることで、集光レンズ27は矢印Yに示す上下方向が固定された、仮止め状態となる。
板バネ83も弾性を有する金属板で成形され、この板バネ83は、図中矢印X方向に長く形成された2個の長孔87、ねじ82の頭部が貫通する大きさで矢印X方向に長く形成された2個の長孔84、および下方に屈曲し集光レンズ27の溝93と係合する2つの係合部材86とを有している。そしてこの板バネ83は、ユニットフレーム26と一体で形成されその中央にねじ孔89が形成された固定部材92に長孔87を介してねじ88で固定するようになっている。この板バネ83を、上述したように仮止めされた集光レンズ27の上方から固定すると、係合部材86が集光レンズ27の溝93と係合することで、集光レンズ27が図中矢印X方向が固定された状態となり、集光レンズ27は、上下(矢印Y)方向と前後(矢印X)方向の両方向において固定されることとなる。
次に、集光レンズ27の前後(矢印X)方向の調整について説明する。
集光レンズ27の前後(矢印X)方向の調整は、まず、板バネ83が矢印X方向にスライドできるようねじ88を緩める。この時点で、集光レンズ27は、板バネ81で固定されているので、矢印Yの上下方向は固定されたままである。
次に、板バネ83を前後に移動させると、係合部材86と集光レンズ27の溝93が係合しているので、集光レンズ27が前後に移動する。そしてピントの合った時点でねじ88を締め付けて集光レンズ27を固定する。
このように本実施例では、集光レンズ27の位置(ピント)調整は、画像読取ユニット2の上方から行なえるように構成されているので、実際に原稿画像を読み取る状態(正状態)のままで集光レンズ27の調整が出来るようになっている。そのため、例えば画像読取ユニットの下方からレンズの調整をするよう構成されている画像読取ユニットの場合には、画像読取ユニットを上下反転させて調整作業を行なうか、または、正状態のままで下方から調整作業を行なわなければならない。
上下反転させて調整を行なう場合は、作業性は良いが、上下反転させると集光レンズや反射鏡等が所定位置から上下方向にズレてしまう。この位置ズレが生じた状態で調整を行なうため、再び画像読取ユニットを上下反転させて正状態に戻すとピントが合わないという問題が発生する。したがって、上下反転させて調整を行なう場合は、反転によって生じる誤差分を考慮して調整を行なう必要があり、調整が困難となってしまう。
また、画像読取ユニットを上下反転させず、正状態で下方から調整作業を行なう場合は、画像読取ユニット自体を高い個所に配置し下方から調整作業を行わねばならず、作業性が悪い。
したがって、本実施例では集光レンズ27の固定および調整を、実際に原稿を読み取る際の画像読取ユニット2の姿勢と同じ姿勢で行えるようにしたので、集光レンズ27の調整が容易になるとともに、調整の作業性が向上した。
次に、各反射鏡の配置および光路について説明する。
反射鏡24は、集光レンズ27の入光面82よりも前方で、かつ後述する反射鏡20の上方に配設され、反射鏡20乃至23を介して反射された原稿からの画像光を集光レンズ27の出光面81よりも後方に配設されたイメージセンサ31に向けて反射する。このイメージセンサ31に向けて反射された画像光は、集光レンズ27を通過し、集光レンズ27によってイメージセンサ31の受光部31bで結像される。そして、反射鏡24とイメージセンサ31との間には、屈曲しない直線光路L1が形成されている。
反射鏡20は、原稿3からの反射光を受けるように原稿102(読取位置)および光源6の下方でかつ直線光路L1の下方に、さらに反射鏡24の下方で集光レンズ27の入光面82よりも前方に配置されている。反射鏡21は、直線光路L1の下方で、かつ集光レンズ27の出光面81とセンサ基盤32との間に配設されている。また、反射鏡22、23は、前記集光レンズ27の出光面81とセンサ基盤32との間でかつ、直線光路L1の上方に配設され、反射鏡21とそれぞれ直線光路L1を挟んで対向している。
図1に示すように、光源6で照射された原稿面からの画像光は、鉛直下方に進み、反射鏡20に入射する。反射鏡20に入射した画像光は反射鏡20の側方に配設された反射鏡21に向けて反射され、集光レンズ27の下方を直線光路L1と略平行な方向に進行して反射鏡21に入射する。反射鏡21に入射した画像光は、反射鏡21の上方に配設された反射鏡22に向けて反射され、集光レンズ27とイメージセンサ31との間を直線光路L1と交差して進行し反射鏡22に入射する。反射鏡22に入射した画像光は、反射鏡22の側方に配設された反射鏡23に向けて反射され、直線光路L1と略平行に進行し反射鏡23に入射される。反射鏡23に入射した画像光は、再び反射鏡21に向けて反射され、集光レンズ27とイメージセンサ31との間を直線光路L1と交差して進行し反射鏡21に入射する。反射鏡21に入射した画像光は、再び反射鏡20に向けて反射され、集光レンズ27の下方を進行し反射鏡20に入射される。反射鏡20に入射された画像光は、反射鏡20の上方に配設された反射鏡24に向けて反射され、反射鏡24に入射した画像光は集光レンズ27によりイメージセンサ31面上に集光する。
また、原稿面と反射鏡20との間には、光路L1と略直交する光路L2が形成され、反射鏡20と反射鏡21との間には、集光レンズ27および直線光路L1の下方に位置し、直線光路L1と略平行の光路L3が形成され、反射鏡21と反射鏡22との間には、直線光路L1と交差する光路L4が形成され、反射鏡22と反射鏡23との間には直線光路L1と略平行な光路L5が形成され、反射鏡23と反射鏡21との間には、直線光路L1と交差する光路L6が形成され、反射鏡21と反射鏡20との間には、光路L3と同様に、集光レンズ27および直線光路L1の下方に位置し、直線光路L1と略平行な光路L7が形成され、反射鏡20と反射鏡24との間には、光路L2と略平行の光路L8が形成されている。なお、光路L4、L5、L6は一つの往復光路を構成している。また、本実施例では、より小型化するために3枚の反射鏡、反射鏡21、22、23で往復光路(光路L4+L5+L6)を形成したが、反射鏡21の側方にもう一枚反射鏡を設けて、反射鏡23からの反射光(光路L6)を受けて、反射鏡20に反射させるようにして、往復光路を形成する反射鏡を4枚構成とするようにしても構わない。
さらに、遮光部材12乃至18が画像読取ユニット2内に取付けられている。これらの遮光部材12乃至18は、各反射手段を介して光路と異なる方向に反射された散乱光や画像読取ユニット2の外から入射する外光等、画像データのノイズの原因となる不要光がイメージセンサ31に入射することを防ぐためのものである。
この遮光部材12乃至17は、図3に示すような例えば黒色の樹脂からなる板状に成型され、ユニットフレーム26に固定されている。
遮光部材12,16はその平面部の中心に光路が通れるように窓60を設けてある。各遮光部材12、16の各側面にはリブ61が設けてあり、このリブに孔64,65が形成されている。この孔64とユニットフレーム26に設けられた突起67を嵌合させることで位置決めを行い、孔65をユニットフレーム26に設けられたねじ孔66と合わせてねじ止めされることで、ユニットフレーム26の所定位置に固定される。遮光部材13、14、15、17についても、同様な方法で取り付けが行なわれている。なお、遮光部材は光を遮るものであれば材質は樹脂以外のものでも、又、色は黒以外の色でも構わない。また、本実施例では、ユニットフレーム26と別体で形成したが、ユニットフレーム26と一体で形成するようにしても構わない。
遮光部材18は、図1に示すように、銅合金、鉄鋼、アルミ合金等の金属板で成形され、イメージセンサ31の受光部31bがある受光面31aおよび各側面全面を覆うようにセンサ基板32に固定されている。そして、集光レンズ27からの画像光がイメージセンサ31の受光部31bに入射するために、イメージセンサ31の入射面を覆う面上の一部に開口部19が形成され、この開口部19の淵には突起を設け、筒状になっている。この開口部19は受光部31b入射する集光レンズ27からの画像光の幅よりもわずかに大きくなるよう設計され、画像光以外の光が入射するのを防止している。さらに、この遮光部材18は上述したように、金属で構成されているため、イメージセンサ31で発生した熱を放出する放熱部材としての機能をも備えている。
図1に示すように、遮光部材12は、光源6と集光レンズ27との間に配設され、上からの外光が画像読取ユニット2の内部に入るのを防止するとともに、光源6からの光束が直接集光レンズ27へ入射するのを防止している。
遮光部材13は、反射鏡20と集光レンズ27との間に配設され、主に反射鏡20、24を介して反射された散乱光が集光レンズ27に入射するのを防止している。遮光部材14、17は、光路L6と集光レンズ27との間に配設されている。遮光部材14は、主に反射鏡21により散乱された光が集光レンズ27を介してイメージセンサ31に入射するのを防止し、遮光部材17は、主に反射鏡22、23で散乱された光が集光レンズ27を介してイメージセンサ31に入射するのを防止している。
遮光部材15、16は光路L4とL6との間に配設され、遮光部材15は主に反射手段21による散乱光が集光レンズ27を介してイメージセンサ31に侵入する不要光を遮光し、遮光部材16は主に反射手段22による散乱光が集光レンズ27を介してイメージセンサ31に侵入する不要光や反射鏡23による散乱光が直接イメージセンサ31に進入する不要光を遮光している。
上述したように、反射手段21、22、23を集光レンズ27とセンサ基板32との間に配設し、集光レンズ27とイメージセンサ31との間に光路を形成すると、各反射手段等を介して発生する散乱光がイメージセンサ31に入射する可能性が高くなるが、本実施例では集光レンズ27とイメージセンサ31との間に遮光部材14乃至17を配置するとともに、イメージセンサ31に直接遮光部材18を設けることで散乱光のイメージセンサ31への入射を効果的に低減させることが出来る。
上述したように、本実施例では、集光レンズ27とイメージセンサ31との間で直線光路L1と交差する往復光路(光路L4+L5+L6)を形成するよう構成することにより、屈曲させた光路を形成するためのスペースを新たに設ける必要がなくなり、画像読取ユニット2の小型化、特に薄型化を図ったものである。
さらに、本実施例では、遮光部材(遮光部材14乃至17)を集光レンズ27とイメージセンサ31との間に配設するとともに、イメージセンサ31のS受光面に遮光部材(遮光部材18)を配設することで、往復光路を形成する反射鏡(反射鏡21乃至23)等を介して発生する散乱光がイメージセンサ31に入射することを効果的に低減させたものである。
さらに、本実施例では、往復光路を形成する反射鏡21、22、23を、絶対的に必要とされる集光レンズ27の出光面81とイメージセンサ31との間のスペースに配設することで、さらなる小型化を図ったものである。
さらに、本実施例では、光源6を集光レンズ27の入光面82よりも前方に配設し、光源6とイメージセンサ31との間に集光レンズ27が位置する配置関係にしたので、光源6からの光が直接イメージセンサ31に入射することを防止するとともに、光源6の熱によって温度上昇するイメージセンサ31の誤作動を低減させるようにしたものである。
さらに、本実施例では、原稿102からの画像光は、直線光路L1の下方でかつ集光レンズ27の前方に配設された反射鏡20で反射され、集光レンズ27の下方を通って、往復反射手段(反射鏡21乃至23)によって往復反射された後、再び集光レンズ27の下方を通って、反射鏡20に入射し、反射鏡24、集光レンズ27を介してイメージセンサ31に入射されるようになっている。
このように、反射鏡20(第1、第2反射手段)と反射鏡21(第3反射手段)を直線光路L1の下方に配設し、反射鏡20と反射鏡21との間光路(集光レンズ27の前方から後方に向かう光路(光路L3)と後方から前方に向かう光路(光路L7))を、集光レンズ27(および直線光路L1)の下方の一方側に配置するようにしたので、各光路L3とL7が集光レンズ27で遮られない程度に反射鏡20、21のみを下方側に配置すれば良いので、より画像読取ユニット2を小型化することができた。仮に、集光レンズ27の上下にそれぞれ光路L3と光路L7を設けると、集光レンズ27の上方に設けた光路が集光レンズ27で遮られない程度に反射鏡22、または反射鏡23を上方に配置することが必要となり、その分画像読取ユニット2が大型化(厚型化)してしまう。従って、本実施例は、より薄型化を図ったものであることが分かる。
さらに、本実施例では集光レンズ27の調整を集光レンズ27の上方から行うように構成するとともに、光路L3と光路L7を集光レンズ27(および直線光路L1)の下方に配設することで、調整中に光路を遮ることがなく容易に調整が行えるようになっている。
なお、集光レンズの調整を集光レンズの下方から行なえるように構成し、集光レンズの前方から後方に向かう光路と集光レンズの後方から前方に向かう光路を集光レンズの上方に形成しても構わないが、集光レンズの調整の観点からは、本実施例のような構成にすることが好ましい。
また、本実施例では、原稿102からの反射光を受ける反射鏡(第1反射手段)と、反射鏡21、22、23によって往復反射された反射光を受けて最終反射手段(反射鏡24)に反射する反射鏡(第2反射手段)を、一枚の反射鏡20で行えるようにしたので、それぞれ別の反射鏡を配置する場合よりもより小型化することができたものである。
以下、本発明に係る第2の実施例について説明するが、第2の実施例の説明では実施例1と異なる点についてのみ説明する。
次に、本発明に係る画像読取ユニットの第2の例を図面に基づいて説明する。
図4は、本発明に係る画像読取ユニットの第2の例を示す概略断面図である。図4に示すように、本発明に係る画像読取ユニット2の第2の例は、光源6、反射鏡20(第1、第2反射手段)、反射鏡21(第3反射手段)、反射鏡22(第4反射手段)、反射鏡24(最終反射手段)、集光レンズ27及びイメージセンサ31、イメージセンサ31が支持されているセンサ基盤32とを有し、光源6で照射された原稿102からの反射光(画像光)は、反射鏡20、21、23、24を介して集光レンズ27に入射し、結像された画像光はイメージセンサ31に入射するようになっている。
実施例1と同様に、最終反射手段の反射鏡24は、反射鏡20、21、23を介して反射された原稿102からの反射光を、集光レンズ27の出光面81の後方に配設されたイメージセンサ31に向けて反射する。そして、反射鏡24で反射された画像光は、集光レンズ27を通過し、集光(結像)されてイメージセンサ31に入射する。なお、反射鏡24とイメージセンサ31との間には、屈曲しない直線光路L1が形成されている。
集光レンズ27とセンサ基盤32との間には、反射鏡21、22が直線光路L1を挟んで互いに対向するように配設されている。反射鏡21、22の間には光路L4と光路L5とで構成される一つの往復光路が形成され、この往復光路L4とL5は集光レンズ27とイメージセンサ31との間で直線光路L1と交差している。従って、実施例1と同様に、集光レンズ27とイメージセンサ31との間に屈曲した光路を配設することで、屈曲させた光路を形成するためのスペースを新たに設ける必要がなくなり、画像読取ユニット2の小型化、特に薄型化を図ったものである。
なお、本実施例では、往復光路を直線光路L1の下方側から上方側に向かう光路L4と、直線光路L1の上方側から下方側に向かう光路L5とで構成される一つの往復光路としたが、必要とされる光路長に応じて、複数回往復させるようにしても構わない。
そして、光源6で照射された原稿102からの画像光は、下方鉛直方向に直進し、集光レンズ27の前方でかつ直線光路L1の下方に配設された反射鏡20に入射する。反射鏡20で反射された画像光は、集光レンズ27の下方を直線光路L1と略水平方向に直進し、集光レンズ27の出光面81とセンサ基板32との間でかつ直線光路L1の下方に配設された反射鏡21に入射する。反射鏡21で反射された画像光は、集光レンズ27の出光面81とセンサ基板32との間でかつ直線光路L1の上方で、直線光路L1を挟んで反射鏡21と対向配設された反射鏡22に入射し、再び反射鏡21に反射される。再び反射鏡21に入射した画像光は、集光レンズ27の下方を直線光路L1と略水平方向に直進し、反射鏡20に入射し、最終反射手段の反射鏡24に反射される。反射鏡24に入射した画像光は、集光レンズ27を介してイメージセンサ31に入射される。
また、2個の遮光部材50、51がそれぞれ光路L4、L5と集光レンズ27の間、集光レンズ27とイメージセンサ31との間に配設されている。遮光部材50は、主に反射鏡22や集光レンズ27を介して発生した散乱光や外光等の不要光がイメージセンサ31に入射することを防止し、遮光部材51は、主に反射鏡21および集光レンズ27を介して発生した散乱光がイメージセンサ31に入射することを防止している。なお、本実施例では、イメージセンサ31に遮光部材を設けなかったが、実施例1と同様に配設することで、より効果的に不要光のイメージセンサへの入射を防止することができる。

次に、実施例1で説明した画像読取ユニット2を適用した本発明に係る画像読取装置を図面に基づいて詳細に説明する。
図6は、自動原稿送り装置200(Auto Document Feeder、以下「ADF200」という)が取り付けられた画像読取装置55のを示す断面図である。図7は、画像読取装置55の内部の斜視図である。図8は、ADF200を拡大した断面図である。
図6に示すように、画像読取装置55は、樹脂や金属等で形成された箱状の本体フレーム1の内部に実施例1で示した画像読取ユニット2を収容し、本体フレーム1の上面には本等厚手原稿等をその上に載置してその画像の読み取りを行なうためのブックプラテン9とADF200で搬送されたシート状の原稿を読み取るためのシートスループラテン34とを備えている。ブックプラテン9とADFプラテン34はそれぞれガラスなどの透明部材で構成され、本体フレーム1の上面に形成された開口部にねじ等の取付手段を用いて固定されている。さらに、この画像読取装置55の上面には、ADF200がヒンジ36で開閉自在に取り付けられている。
画像読取装置55は、図7に示すように、本体フレーム1に固定されたガイド手段であるガイドロッド3及びガイドレール4を備えている。画像読取ユニット2は、ユニットフレーム26の一部がガイドロッド3と嵌合することでこのガイドロッド3に支持されており、ガイドロッド3およびガイドレール4に案内され、ステッピングモータ5に連結された駆動ベルト10を介して駆動されて本体フレーム1の上面(ブックプラテン9)に沿って往復摺動可能になっている。また、画像読取ユニット2で読み取られた画像データは、上述したセンサ基板32から信号ケーブル8を介して、制御基板100に送信される。制御基板100では各種の画像処理等が行なわれ、画像データはさらにプリンタ、パソコン、複写機等の上位装置へ転送される。
ADF200は、図6,8に示すように、給紙トレイ39上に載置された原稿を一枚づつ繰り出して所定の給紙方向に給紙するための給紙手段と、給紙された原稿を回転させつつ前記給紙トレイ39の下方に位置する画像読取部におけるプラテン上を通過させるための搬送手段と、前記プラテン上を通過した原稿を排紙トレイ40に排紙するための排紙手段とを備えている。
ここで、前記給紙手段は、原稿シートを積層して収容する給紙トレイ39と、給紙トレイ39から原稿シートを繰り出す繰り出しローラ41と、繰り出された原稿シートを給紙路に給紙する給紙ローラ42と、原稿シートを一枚ずつ分離して繰り出すための分離ローラ43とレジストローラ44を含む分離手段と、原稿が進行する給紙経路とで構成されている。また、前記搬送手段は、原稿シートを搬送する搬送経路を備え搬入ローラ対45が原稿を読取位置46まで搬送する構成を指し、前記排紙手段は、読取処理された原稿シートを排紙ローラ47が排出して排紙トレイ40上に排紙するまでの構成を言う。そして、前記給紙手段、前記搬送手段及び前記排紙手段は、複数の駆動モータにより駆動される。
そして、ローラ41の回転により給紙トレイ39から繰出された原稿シートは、給紙ローラ42と分離ローラ43によって一枚に分離された後、レジストローラ44の回転によって下流側に搬送される。さらに原稿シートは、搬入ローラ対45の回転によりシートスループラテン34上を通過して搬送された後、排紙ローラ47によって排紙トレイ40上に排出される。
ブックプラテン9上に載置された原稿201の読み取りを行なう場合は、図6で示すように、画像読取ユニット2ブックプラテン9に沿って矢印右方向に移動させながら、光源6で原稿201の画像面を照射する。原稿201の画像面で反射された画像光は、反射鏡20乃至24で複数回反射された後、集光レンズ27を介してイメージセンサ31に入射し光電変換される。光電変換された画像データは、センサ基板32上でデジタルデータへの変換等の処理が行なわれた後、信号ケーブル8を介して制御基板100に転送される。なお、画像読取ユニット2の移動方向は、矢印右方向でも構わない。
ADF200で搬送されている原稿を読み取る場合は、図6で示すように、シートスループラテン34の下方の読取位置に画像読取ユニット2を静止させて、上述したADF200で搬送されている原稿シートの画像面を光源6で照射する。そして、原稿シートの画像面で反射された画像光は、反射鏡20乃至24で複数回反射された後、集光レンズ27を介してイメージセンサ31に入射し光電変換される。光電変換された画像データは、センサ基板32上でデジタルデータへの変換等の処理が行なわれた後、信号ケーブル8を介して制御基板100に転送される。
以上詳しく説明したように、本発明によれば、原稿を照射する光源と、前記原稿からの光を反射する複数の反射手段と、前記複数の反射手段を介して反射された光を集光する集光手段と、前記集光手段の集光位置に配設された読取手段と、を備えた画像読取ユニットにおいて、前記複数の反射手段は、前記集光手段の入光面よりも前方に配設され、原稿からの光を前記集光手段に反射し、この集光手段を介して前記読取手段との間に直線光路を形成する最終反射手段と、前記集光手段と前記読取手段との間で前記直線光路と交差する少なくとも一つの往復光路を形成する往復反射手段とを備えるようにしたので、屈曲させた光路を配置するための別のスペースを設ける必要がなくなり、画像読取ユニットの小型化を図ったものである。
また、前記集光手段の入光面よりも前方に光源を配設することで、光源と読取手段との間に集光手段が配設された位置関係にし、光源からの光が読取手段に入射せず、良好な画像データを得られるようにしたものである。
また、前記読取手段の受光部へ不要光が入射することを防止するための少なくとも一の遮光部材を前記集光手段と前記読取手段との間に配設すること、または、前記読取手段の光の受光面を覆う遮光部材を設けることで、集光手段と読取手段との間に往復光路を設けることによって、読取手段の受光部に画像に影響を及ぼす不要光が入射する可能性が高くなるが、これを低減させることができるようにし、良好な画像データを得られるようにしたものである。
本発明に係る画像読取ユニットの第1の例を示す断面図である。 本発明に係る画像読取ユニットの反射手段が取り付けられた状態を示す斜視図である。 本発明に係る画像読取ユニット内に取付けられる遮光部材の取付け状態を示す斜め上方から見た斜視図である。 本発明に係る画像読取ユニットの第2の例を示す概略断面図である。 本発明に係る集光手段の取付および調整法を示す斜視図である。 本発明に係る画像読取装置を示す全体断面図である。 本発明に係る画像読取装置の内部を示す斜視図である。 本発明に係る画像読取装置と原稿搬送装置の搬送機構を示す断面図である。
符号の説明
2 画像読取ユニット
6 光源
13〜19 遮光部材
20 反射鏡(第1、2反射手段)
21 反射鏡(第3反射手段)
22 反射鏡(第4反射手段)
23 反射鏡(第5反射手段)
24 反射鏡(最終反射手段)
27 集光レンズ(集光手段)
31 イメージセンサ(読取手段)
32 センサ基板
L1〜L8 光路
81 出光面
82 入光面

Claims (12)

  1. 原稿に光を照射する光源と、
    原稿からの光を反射する複数の反射手段と、
    前記複数の反射手段からの光を反射する最終反射手段と、
    前記最終反射手段からの光を集光する集光手段と、
    前記集光手段で集光された光を光電変換する光電変換手段と、
    前記集光手段の取り付け位置を調整可能に固定するための固定部材と、
    を備え、
    前記最終反射手段と前記光電変換手段は前記集光手段を挟んで対向配置され、前記最終反射手段と前記光電変換手段との間に直進する直線光路を形成した画像読取ユニットであって、
    前記複数の反射手段は、
    原稿からの光を前記直線光路と略平行する方向へ反射する第1反射手段と、
    前記直線光路を挟んで対向配置された少なくとも二つの反射手段を有し、前記第1反射手段からの光を受光し前記集光手段と前記光電変換手段との間の前記直線光路と交差する往復光路を形成する往復反射手段と、
    前記往復反射手段からの前記直線光路と略平行する光を受けて前記最終反射手段に向けて反射する第2反射手段とを有し、
    前記第1反射手段と前記第2反射手段は、前記集光手段の同一側方に配置され、
    前記固定部材は、前記第1、第2反射手段が配置された前記集光手段の反対側の側方から前記集光手段を調整できるよう構成されていることを特徴とする画像読取ユニット。
  2. 前記第1反射手段と前記第2反射手段は一体で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像読取ユニット。
  3. 前記往復反射手段は、前記第1反射手段と同一側方に配置された第3反射手段と、
    前記集光手段と前記光電変換手段との間の光路を挟んで前記第3反射手段と対向して配置された第4、第5反射手段とで構成されることを特徴とする請求項1に記載の画像読取ユニット。
  4. 前記光電変換手段の受光部へ不要光が入射することを防止するための少なくとも一つの遮光部材を前記集光手段と光電変換手段との間に配設したことを特徴とする請求項1に記載の画像読取ユニット。
  5. プラテンと、このプラテンを透過した原稿からの反射光の読み取りを行なう画像読取ユニットとを備えた画像読取装置において、
    前記画像読取ユニットは、請求項1に記載の画像読取ユニットであることを特徴とする画像読取装置。
  6. プラテンとこのプラテンを透過した原稿からの光の読み取りを行なう画像読取ユニットとを備えた画像読取装置において、
    前記画像読取ユニットは、
    原稿に光を照射する光源と、原稿からの光を反射する複数の反射手段と、前記複数の反射手段からの光を反射する最終反射手段と、前記最終反射手段からの光を集光する集光手段と、前記集光手段で集光された光を光電変換する光電変換手段と、前記集光手段の取り付け位置を調整可能に固定する固定部材とを備え、
    前記最終反射手段と前記光電変換手段は前記集光手段を挟んで対向配置され、前記最終反射手段と前記光電変換手段との間に前記プラテン面と平行して直進する直線光路を形成した画像読取ユニットであって、
    前記複数の反射手段は、
    原稿からの光を前記直線光路と略平行する方向へ反射する第1反射手段と、
    前記直線光路を挟んで対向配置された少なくとも二つの反射手段を有し、前記第1反射手段からの光を受光し前記集光手段と前記光電変換手段との間の前記直線光路と交差する往復光路を形成する往復反射手段と、
    前記往復反射手段からの前記直線光路と略平行する光を受けて前記最終反射手段に向けて反射する第2反射手段とを有し、
    前記第1反射手段と前記第2反射手段は、前記集光手段の同一側方に配置され、
    前記固定部材は、前記第1、第2反射手段が配置された前記集光手段の反対側の側方から前記集光手段を調整できるよう構成されていることを特徴とする画像読取装置。
  7. 前記第1反射手段と前記第2反射手段は、一体で構成されていることを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
  8. 前記往復反射手段は、前記第1反射手段と同一側方に配置された第3反射手段と、
    前記集光手段と前記光電変換手段との間の光路を挟んで前記第3反射手段と対向して配置された第4、第5反射手段とで構成されることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の画像読取ユニット。
  9. 水平に支持されたプラテンとこのプラテンを透過した原稿からの光の読み取りを行なう画像読取ユニットとを備えた画像読取装置において、
    前記画像読取ユニットは、
    原稿に光を照射する光源と、原稿からの光を反射する複数の反射手段と、前記複数の反射手段からの光を反射する最終反射手段と、前記最終反射手段からの光を集光する集光手段と、前記集光手段で集光された光を光電変換する光電変換手段と、前記集光手段の取り付け位置を調整可能に固定する固定部材と、を備え、
    前記最終反射手段と前記光電変換手段は前記集光手段を挟んで対向配置され、前記最終反射手段と前記光電変換手段との間に前記プラテン面と平行して直進する直線光路を形成した画像読取ユニットであって、
    前記複数の反射手段は、
    原稿からの光を前記直線光路と略平行する方向に反射する第1反射手段と、
    前記直線光路を挟んで上下に離れて対向配置された少なくとも二つの反射手段を有し、前記第1反射手段からの光を受光して前記集光手段と前記光電変換手段との間の前記直線光路と交差する往復光路を形成する往復反射手段と、
    前記直線光路と略平行する前記往復反射手段からの光を前記最終反射手段に向けて反射する第2反射手段と、
    を有し、
    前記第1反射手段と前記第2反射手段は前記集光手段の上方または下方のいずれか一方側に配置され、
    前記固定部材は、前記集光手段の上方または下方の他方側から前記集光手段を調整可能に構成されていることを特徴とする画像読取装置。
  10. 前記第1反射手段および前記第2反射手段は、前記集光手段の下方側に配置され、前記固定部材は、前記集光手段の上方側から前記集光手段を調整可能に構成されていることを特徴とする請求項9に記載の画像読取装置。
  11. 前記往復反射手段は、前記集光手段の下方側に配置された第3反射手段と、前記直線光路を挟んで前記第3反射手段と対向配置された第4、第5反射手段とで構成され、
    前記第3反射手段は、前記第1反射手段からの光を前記第4反射手段へ向けて反射し、
    前記第4反射手段は、前記第3反射手段からの光を前記第5反射手段へ向けて反射し、
    前記第5反射手段は、前記第4反射手段からの光を前記第3反射手段へ向けて反射し、
    前記第3反射手段は、前記第5反射手段からの光を前記第2反射手段へ向けて反射し、
    前記第3手段と前記第4手段との間の光路と前記第5手段と前記第3手段との間の光路は、前記集光手段と前記光電変換手段との間の前記直線光路と交差することを特徴とする請求項10に記載の画像読取装置。
  12. 前記画像読取ユニットは、前記プラテンの下方で前記プラテン面に沿って移動可能に支持されていることを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれかに記載の画像読取装置。
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