JP2005012257A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴室等に配置される表示装置において、表示部を保護する透明保護カバーに曇りが生じるのを防ぐことにより、快適な画像鑑賞を実現させる。
【解決手段】制御装置12により駆動制御される液晶パネル11と、液晶パネル11及び制御装置12を収納した状態で所定の壁面2に固定される筐体10と、この筐体10の前面に設けられた開口に配置されて液晶パネル11を保護する透明保護カバー13と、を備える浴室用液晶表示装置1において、壁面2側から筐体10内に浸入した水分Wが透明保護カバー13近傍に到達するのを阻止する湿気遮断手段を備える。また、液晶パネル11及び/又は制御装置12から発生する熱を透明保護カバー13に伝達する熱伝導材40を備える。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、浴室等にテレビ受像機やオーディオ機器を設置するための技術が提案されている。例えば、浴室の壁面に設けた開口に筐体を嵌装するとともに筐体の浴室側開口に透明体を配設し、壁面の開口と筐体との間及び筐体の浴室側開口と透明体との間に防水処理を施し、この筐体内にテレビ受像機等を収納する、という技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、近年においては、図11に示すように、液晶パネル等の表示部110と、この表示部110を駆動制御するための制御装置120と、を所定の筐体130内に収納して構成した浴室用表示装置100が提案されている。かかる浴室用表示装置100の浴室側表面101には、通常、表示部110を保護するための透明保護カバー140が設けられている。そして、浴室用表示装置100を浴室の壁面200に固定する際に、壁面200に設けられた配線穴210を介して駆動回路120等に配線を行っている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−252212号公報(第1頁、第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記した浴室用表示装置100の筐体130と透明保護カバー140との接続部分には防水処理が施されている。このため、浴室内の湿気が筐体130内に浸入することを防ぐことができる。
【0006】
しかし、浴室の壁面200には、浴室用表示装置100に配線を行うための配線穴210が設けられているため、壁面200内部の空気に含まれる水分Wが、この配線穴210を通って浴室用表示装置100の筐体130内に浸入する場合がある。このように筐体130内に浸入した水分Wは、表示部110のバックライト(冷陰極蛍光管)や制御装置120から発する熱によって加温され、蒸気Eとなって拡散し、表示部110と透明保護カバー140との間の空間に流入する(図11参照)。すると、透明保護カバー140は外気によって冷やされているため、この空間に流入した水分Wが凝結して透明保護カバー140の後面140rに付着して曇りが生じ、画像の鑑賞が困難となる場合があった。
【0007】
本発明の課題は、浴室等に配置される表示装置において、表示部を保護する透明保護カバーに曇りが生じるのを防ぐことにより、快適な画像鑑賞を実現させることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
例えば図1〜図4に示すように、
駆動制御部(12)により駆動制御される表示部(11)と、これら表示部(11)及び駆動制御部(12)を収納した状態で所定の壁面(2)に固定される筐体(10)と、この筐体(10)の前面に設けられた開口(10a)に配置されて前記表示部(11)を保護する透明板状体(13)と、を備える表示装置(1、1A)において、
前記壁面(2)側から前記筐体(10)内に浸入した水分(W)が前記透明板状体(13)近傍に到達するのを阻止する湿気遮断手段(20、30)を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、湿気遮断手段を備えるので、所定の壁面(例えば、浴室の壁面)側から筐体内に浸入した水分が表示部や駆動制御部から発する熱により加温されて蒸気となり拡散した場合においても、この水分が透明板状体近傍に到達することがない。従って、透明板状体が外気によって冷却されることに起因する水分の凝結を未然に防ぐことができ、透明板状体の曇りを防止することができる。この結果、快適な画像鑑賞を実現させることができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の表示装置(1)において、
例えば図2に示すように、
前記湿気遮断手段は、
前記表示部(11)の周縁(11b)と前記筐体(10)の内壁(10c)との間の間隙を塞ぐ封止手段であることを特徴とする。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、湿気遮断手段として、表示部の周縁と筐体の内壁との間の間隙を塞ぐ封止手段を採用しているので、壁面側から筐体内に浸入した水分が、透明板状体と表示部との間の空間に流入するのを阻止することができる。この結果、透明板状体の曇りを防止して快適な画像鑑賞を実現させることができる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の表示装置(1A)において、
例えば図3及び図4に示すように、
前記湿気遮断手段は、
前記表示部(11)と前記透明板状体(13)との間に配置された中間透明板状体(30)と、
前記中間透明板状体(30)の周縁(30a)と前記筐体(10)の内壁(10c)との間の間隙を塞ぐ封止手段と、
から構成されてなることを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、表示部と透明板状体との間に配置された中間透明板状体と、この中間透明板状体の周縁と筐体の内壁との間の間隙を塞ぐ封止手段と、から構成される湿気遮断手段を採用しているため、壁面側から筐体内に浸入した水分が、透明板状体と中間透明板状体との間の空間に流入するのを阻止することができる。この結果、透明板状体の曇りを防止して快適な画像鑑賞を実現させることができる。なお、駆動制御部や表示部から発する熱により中間透明板状体を加温することができ、しかも、透明板状体の外部の温度は直接的には中間透明板状体に伝達されないので、中間透明板状体の内外の温度差は少ない。このため、凝結した水分が中間透明板状体に付着することは少ない。
【0014】
請求項4に記載の発明は、
例えば図5に示すように、
駆動制御部(12)により駆動制御される表示部(11)と、これら表示部(11)及び駆動制御部(12)を収納した状態で所定の壁面(2)に固定される筐体(10)と、この筐体(10)の前面に設けられた開口(10a)に配置されて前記表示部(11)を保護する透明板状体(16)と、を備える表示装置(1B)において、
前記透明板状体(16)の前面(16f)と後面(16r)の間に中空部(17)が設けられてなることを特徴とする。
【0015】
請求項4に記載の発明によれば、透明板状体の前面と後面の間に中空部が設けられているので、所定の壁面(例えば、浴室の壁面)側から筐体内に浸入した水分が表示部や駆動制御部から発する熱により加温されて蒸気となり拡散した場合においても、この水分が透明板状体の前面に到達することがない。従って、透明板状体の前面の曇りを防止することができ、快適な画像鑑賞を実現させることができる。
【0016】
請求項5に記載の発明は、
例えば図6に示すように、
駆動制御部(12)により駆動制御される表示部(11)と、これら表示部(11)及び駆動制御部(12)を収納した状態で所定の壁面(2)に固定される筐体(10)と、この筐体(10)の前面に設けられた開口(10a)に配置されて前記表示部(10)を保護する透明板状体(13)と、を備える表示装置(1C)において、
前記表示部(11)及び/又は前記駆動制御部(12)から発生する熱を前記透明板状体(13)に伝達する熱伝導材(40)を備えることを特徴とする。
【0017】
請求項5に記載の発明によれば、熱伝導材により、表示部及び/又は駆動制御部から発生する熱を透明板状体に伝達して、透明板状体を加温することができる。従って、所定の壁面(例えば、浴室の壁面)側から筐体内に浸入した水分が表示部や駆動制御部から発する熱により加温されて蒸気となり、透明板状体の近傍に達した場合においても、この水分の凝結を防ぐことができる。この結果、透明板状体の曇りを防止することができ、快適な画像鑑賞を実現させることができる。
【0018】
請求項6に記載の発明は、請求項1から4の何れか一項に記載の表示装置(1D)において、
例えば図8に示すように、
前記表示部(11)及び/又は前記駆動制御部(12)から発生する熱を前記透明板状体に伝達する熱伝導材(40)を備えることを特徴とする。
【0019】
請求項6に記載の発明によれば、湿気遮断手段(中間透明板状体や封止手段)又は透明板状体の前面と後面の間に設けられた中空部により、壁面側から筐体内に浸入した水分が透明板状体(の前面)近傍に到達するのを防ぐことができる。また、熱伝導材により透明板状体を加温して、透明板状体の表面における水分の凝結を防ぐことができる。従って、これら湿気遮断手段(又は中空部)及び熱伝導材の相乗効果により、透明板状体の曇りをきわめて効果的に防止することができる。
【0020】
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の表示装置(1C)において、
例えば図7及び図9に示すように、
前記熱伝導材(40)は、
前記壁面(2)側から前記筐体(10)内に浸入した水分が前記透明板状体(13)近傍に到達するのを阻止する湿気遮断手段を兼ねることを特徴とする。
【0021】
請求項7に記載の発明によれば、熱伝導材は、壁面側から筐体内に浸入した水分が透明板状体近傍に到達するのを阻止する湿気遮断手段を兼ねるので、湿気遮断手段(中間透明板状体や封止手段)を別途設けるための手間や費用を節減することができる。また、熱伝導機能及び湿気遮断機能による優れた曇り防止効果を得ることができる。
【0022】
請求項8に記載の発明は、請求項1から7の何れか一項に記載の表示装置(1E)において、
例えば図10に示すように、
前記表示部(11)及び/又は前記駆動制御部(12)から発生する熱で加温された空気を、前記表示部(11)と前記透明板状体(13)との間の空間に流入させる流入孔(61)と、
前記表示部(11)と前記透明板状体(13)との間の空間に存在する低温の空気を、前記壁面(2)側に流出させる流出孔(62)と、
を備えることを特徴とする。
【0023】
請求項8に記載の発明によれば、加温された空気を表示部と透明板状体との間の空間に流入させる流入孔を備えるとともに、表示部と透明板状体との間の空間に存在する低温の空気を流出させる流出孔を備えるので、透明板状体を効率良く加温することができる。従って、筐体内に浸入した水分が透明板状体の近傍に達した場合においても、この水分の凝結を防ぐことができ、透明板状体の曇りを防止することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。以下の各実施の形態においては、浴室の壁面に固定される浴室用液晶表示装置に本発明を適用した例を示している。なお、かかる浴室用液晶表示装置だけでなく、台所等の湿気の多い室内の壁面に固定される表示装置に本発明を適用することもできる。
【0025】
[第1の実施の形態]
まず、図1及び図2を用いて、第1の実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1について説明する。浴室用液晶表示装置1は、略直方体状の筐体10、液晶パネル11、制御装置12、透明保護カバー13、等を備えて構成されている(図1及び図2参照)。
【0026】
筐体10は、液晶パネル11及び制御装置12を収納した状態で浴室の壁面2に固定される(図2参照)。筐体10と壁面2との間の接続部分には防水処理が施されており、浴室内の湿気が筐体10内に浸入しないようになっている。浴室の壁面2には配線穴2aが設けられており、この配線穴2aを用いて駆動回路12等に配線を行うようにしている(図2参照)。
【0027】
筐体10の前面には開口10aが設けられており、この開口10aに透明保護カバー13が嵌め込まれている(図1及び図2参照)。また、筐体10の前面には、所望の操作を行うための操作スイッチ14や、音声を出力するスピーカ15が設けられている(図1参照)。
【0028】
液晶パネル11は、本発明における表示部であり、2枚のガラス板、これらガラス板の間に注入される液晶、液晶を封入するためのシール材、バックライトとなる冷陰極蛍光管11a、等を備えている。液晶パネル11は、制御装置12に設けられたPCB12aに接続される。そして、制御装置12内のCPUからの制御信号に従って、PCB12aに実装された駆動回路を介して駆動されて所定の表示動作を行う。液晶パネル11に電力が供給されて駆動されると、冷陰極蛍光管11aの温度が上昇する。このため、冷陰極蛍光管11a近傍の空気に含まれる水分Wが蒸気Eとなって拡散する(図2参照)。
【0029】
制御装置12は、本発明における駆動制御部であり、液晶パネル11を駆動するための駆動回路が実装されたPCB12a、所定の制御信号を出力して液晶パネル11の表示動作を制御するCPU、制御プログラムや画像データ等を保存するメモリ、等を備えている。制御装置12に電力が供給されて駆動されると、CPU等の温度が上昇して高温部12bが生じる。このため、高温部12b近傍の空気に含まれる水分Wが蒸気Eとなって拡散する(図2参照)。
【0030】
透明保護カバー13は、本発明における透明板状体であり、アクリル系樹脂等の透明な材料で調製される。透明保護カバー13は、前記したように、筐体10前面の開口10aに嵌め込まれている。そして、透明保護カバー13の周縁13aは開口10aの縁部に接着されており、浴室内の湿気が筐体10内に浸入しないようになっている。
【0031】
筐体10の内部には、液晶パネル11を固定するためのフレーム10bが部分的に設けられており、液晶パネル11の周縁11bは、部分的に筐体10内部のフレーム10bに嵌め込まれて接着剤20によって接着されている。また、筐体10にフレーム10bが設けられていない部分においては、液晶パネル11の周縁11bと、筐体10の内壁10cと、の間に間隙が形成されるが、その間隙を、(図示されていない)封止材によって封止するようにする。封止材としては、粘着性を有する合成樹脂やゴム材料等を採用することができる。
【0032】
液晶パネル11の周縁11bと筐体10の内壁10cとの間の間隙は、これらフレーム10b、接着剤20及び封止材によって塞がれることとなる。このため、壁面2の配線穴2aから筐体10内に浸入した水分Wは、透明保護カバー13近傍に到達することがない。すなわち、これらフレーム10b、接着剤20及び封止材は、本発明における封止手段であり、湿気遮断手段である。
【0033】
以上説明した実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1においては、湿気遮断手段(封止手段)により、液晶パネル11の周縁11bと、筐体10の内壁10cと、の間の間隙を封止することができる。従って、浴室の壁面2の配線穴2aから筐体10内に浸入した水分Wが、液晶パネル11の冷陰極蛍光管11aや制御装置12の高温部12bから発する熱により加温されて蒸気Eとなり拡散した場合においても、この蒸気E(水分W)が液晶パネル11と透明保護カバー13との間の空間Sに流入するのを阻止することができる。従って、透明保護カバー13の内外の温度差に起因する水分の凝結を未然に防ぐことができ、透明保護カバー13の曇りを防止することができる。この結果、快適な画像鑑賞を実現させることができる。
【0034】
[第2の実施の形態]
次いで、図3及び図4を用いて、第2の実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Aについて説明する。本実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Aは、第1の実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1の湿気遮断手段の構成を変更したものであり、その他の構成は浴室用液晶表示装置1と実質的に同一である。このため、浴室用液晶表示装置1と実質的に同一の構成については説明を省略することとし、かかる構成を説明で用いる場合には、第1の実施の形態と同一の符号を付すこととする。
【0035】
本実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Aは、液晶パネル11と透明保護カバー13との間に、中間透明保護カバー30を備えている(図3参照)。中間透明保護カバー30は、本発明における中間透明板状体であり、アクリル系樹脂等の透明な材料で調製される。中間透明保護カバー30の周縁30aは、筐体10の開口10aに設けられたフランジ10d(内壁10cを延在させたもの)に接着剤20で接着されている。
【0036】
中間透明保護カバー30の周縁30aと筐体10の内壁10c(フランジ10d)との間の間隙は接着剤20によって塞がれることとなる。このため、壁面2の配線穴2aから筐体10内に浸入した水分は、透明保護カバー13近傍に到達することがない。すなわち、接着剤20は本発明における封止手段であり、これら中間透明保護カバー30及び接着剤20は本発明における湿気遮断手段を構成している。
【0037】
以上説明した実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Aにおいては、液晶パネル11と透明保護カバー13との間に配置された中間透明保護カバー30を備えており、この中間透明保護カバー30の周縁30aが筐体10のフランジ10dに接着材20によって接着されている。このため、壁面2の配線穴2aから筐体10内に浸入した水分が、透明保護カバー13と中間透明保護カバー30との間の空間に流入するのを阻止することができる。この結果、透明保護カバー13の曇りを防止して快適な画像鑑賞を実現させることができる。なお、本実施の形態においては、液晶パネル11や制御装置12から発する熱により中間透明保護カバー30を加温することができ、しかも、透明保護カバー13の外部の温度は直接的には中間透明保護カバー30に伝達されないので、中間透明保護カバー30の内外の温度差は小さくなる。このため、中間透明保護カバー30に曇りが生じることが少ない。
【0038】
また、本実施の形態においては、中間透明保護カバー30の周縁30aを、筐体10の開口10aのフランジ10d後方に接着した例を示したが、中間透明保護カバー30の位置は適宜変更することができる。例えば、中間透明保護カバー30の周縁30aを、筐体10内部のフレーム10bの前方又は後方に接着剤20を介して接着することもできる(図4(a)、(b)参照)。また、液晶パネル11の前方に一体的に中間透明保護カバー30を貼着しておき、この中間透明保護カバー30の周縁30aを、筐体10内部のフレーム10bの後方に接着剤20を介して接着することもできる(図4(c)参照)。また、中間透明保護カバー30の周縁30aを、筐体10の開口10aのフランジ10d前方に接着剤20を介して接着することもできる(図4(d)参照)。この際には、透明保護カバー13と中間透明保護カバー30との間に所定の寸法の間隙を設けるようにする(図4(d)参照)。
【0039】
[第3の実施の形態]
次いで、図5を用いて、第3の実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Bについて説明する。本実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Bは、第1の実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1の透明保護カバーの構成を変更したものであり、その他の構成は浴室用液晶表示装置1と実質的に同一である。このため、浴室用液晶表示装置1と実質的に同一の構成については説明を省略することとし、かかる構成を説明で用いる場合には、第1の実施の形態と同一の符号を付すこととする。
【0040】
本実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Bの透明保護カバー16は、アクリル系樹脂等の透明な材料で調製されており、その前面16fと後面16rの間には中空部17が設けられている(図5参照)。中空部17は、透明保護カバー16の周縁16a近傍部分を除くほぼ全領域にわたって設けられている。中空部17の厚さ方向の寸法は、透明保護カバー16の厚さに応じて適宜決定される。
【0041】
透明保護カバー16は筐体10の前面の開口10aに嵌め込まれており、透明保護カバー16の後面16rの周縁16aは、筐体10の開口10aのフランジ10d前方に接着剤20で接着されている(図5参照)。また、本実施の形態においては、液晶パネル11の周縁11bが、筐体10の開口10aのフランジ10d後方に接着剤20で接着されている(図5参照)。
【0042】
以上説明した実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Bにおいては、透明保護カバー16の前面16fと後面16rの間に中空部17が設けられているため、壁面2の配線穴2aを通って筐体10内に浸入した水分が液晶パネル11や制御装置12から発する熱により加温されて拡散した場合においても、この水分が透明保護カバー16の前面16fに到達することがない。従って、透明保護カバー16の前面16fの曇りを防止することができ、快適な画像鑑賞を実現させることができる。
【0043】
[第4の実施の形態]
次いで、図6及び図7を用いて、第4の実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Cについて説明する。本実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Cは、第1の実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1の湿気遮断手段に代えて熱伝導材を採用したものであり、その他の構成は浴室用液晶表示装置1と実質的に同一である。このため、浴室用液晶表示装置1と実質的に同一の構成については説明を省略することとし、かかる構成を説明で用いる場合には、第1の実施の形態と同一の符号を付すこととする。
【0044】
本実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Cは、液晶パネル11の冷陰極蛍光管11a等から発生する熱と、制御装置12から発生する熱と、を透明保護カバー13に伝達する熱伝導材40を備えている(図6参照)。熱伝導材40は、液晶パネル11の上縁11u及び下縁11dに沿って配置されている(図6(b)参照)。そして、熱伝導材40の前方端部40fを透明保護カバー13に接触させる一方、後方部分40rを液晶パネル11に接触させるように配置している(図6(a)参照)。熱伝導材40は、熱伝導率の高い鉄やアルミニウム等の金属材料で構成することができる。
【0045】
以上説明した実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Cにおいては、熱伝導材40により、液晶パネル11や制御装置12から発生する熱を透明保護カバー13に伝達することができる。このため、透明保護カバー13を加温して、透明保護カバー13の前面と後面の温度差を小さくすることができる。従って、壁面2の配線穴2aから筐体10内に浸入した水分が液晶パネル11や制御装置12から発する熱により加温されて蒸気となり、透明保護カバー13の近傍に達した場合においても、この水分の凝結を防ぐことができる。この結果、透明保護カバー13の曇りを防止することができ、快適な画像鑑賞を実現させることができる。
【0046】
なお、本実施の形態においては、熱伝導材40を液晶パネル11の上縁11u及び下縁11dに沿って配置した例を示した(図6参照)が、熱伝導材40を液晶パネル11の全周縁(上縁11u、下縁11d、左縁11l及び右縁11r)に沿って配置することもできる(図7参照)。
【0047】
この際、液晶パネル11の全周縁に沿って配置した熱伝導材40と、筐体10内部のフレーム10bと、の間に形成される間隙を接着剤等で塞ぐことにより、液晶パネル11と透明保護カバー13との間の空間に水分が流入しないようにすることができる。かかる場合には、熱伝導材40は本発明における湿気遮断手段としても機能することとなる。このように熱伝導材40を湿気遮断手段として機能させた場合には、中間透明保護カバー30等の部材を別途設ける手間や費用を節減することができ、しかも、湿気遮断機能及び熱伝導機能による優れた曇り防止効果を得ることができる。
【0048】
[第5の実施の形態]
次いで、図8及び図9を用いて、第5の実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Dについて説明する。本実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Dは、第1の実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1に、中間透明保護カバー30と、熱伝導材40と、を設けたものであり、その他の構成は浴室用液晶表示装置1と実質的に同一である。このため、浴室用液晶表示装置1と実質的に同一の構成については説明を省略することとし、かかる構成を説明で用いる場合には、第1の実施の形態と同一の符号を付すこととする。
【0049】
本実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Dは、液晶パネル11の冷陰極蛍光管11aから発生する熱と、制御装置12から発生する熱と、を透明保護カバー13に伝達する熱伝導材40を備えている(図8参照)。熱伝導材40は、液晶パネル11の上縁11u及び下縁11dに沿って配置されている(図8(b)参照)。そして、熱伝導材40の前方端部40fを透明保護カバー13に接触させる一方、後方部分40rを液晶パネル11に接触させるように配置している(図8(a)参照)。熱伝導材40は、熱伝導率の高い鉄やアルミニウム等の金属材料で構成することができる。
【0050】
また、本実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Dは、液晶パネル11と透明保護カバー13との間に、中間透明保護カバー30を備えている(図8(a)参照)。中間透明保護カバー30の周縁30aの上下は熱伝導材40に接着剤で接着され、中間透明保護カバー30の周縁30aの左右は筐体10内部の(図示されていない)フレームに接着剤で接着されている。これにより、中間透明保護カバー30と透明保護カバー13との間の空間に水分が流入しないようになっている。すなわち、第2の実施の形態と同様に、これら中間透明保護カバー30及び接着剤は本発明における湿気遮断手段を構成している。
【0051】
以上説明した実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Dにおいては、湿気遮断手段(中間透明保護カバー30及び接着剤)により、壁面2の配線穴2aから筐体10内に浸入した水分が透明保護カバー13近傍に到達するのを防ぐことができる。また、熱伝導材40により透明保護カバー13を加温して、透明保護カバー13の内外の温度差を小さくすることができる。従って、これら湿気遮断手段及び熱伝導材40の相乗効果により、透明保護カバー13の曇りをきわめて効果的に防止することができ、快適な画像鑑賞を実現させることができる。
【0052】
なお、本実施の形態においては、熱伝導材40を液晶パネル11の上縁11u及び下縁11dに沿って配置した例を示した(図8参照)が、熱伝導材40を液晶パネル11の全周縁(上縁11u、下縁11d、左縁11l及び右縁11r)に沿って配置することもできる(図9参照)。
【0053】
この際、液晶パネル11の全周縁に沿って設けた熱伝導材40と、筐体10内部のフレーム10bと、の間に形成される間隙を接着剤等で塞ぐことにより、液晶パネル11と透明保護カバー13との間の空間に水分が流入しないようにすることができる。かかる場合には、熱伝導材40は本発明における湿気遮断手段としても機能することとなる。このように熱伝導材40を湿気遮断手段としても機能させた場合には、中間透明保護カバー30及び接着材から構成される湿気遮断手段とともにきわめて高い湿気遮断効果を得ることができる。この結果、さらに優れた曇り防止効果を得ることができる。
【0054】
[第6の実施の形態]
次いで、図10を用いて、第6の実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Eについて説明する。本実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Eは、第1の実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1に、中間透明保護カバー30と、流入/流出孔と、を設けたものであり、その他の構成は浴室用液晶表示装置1と実質的に同一である。このため、浴室用液晶表示装置1と実質的に同一の構成については説明を省略することとし、かかる構成を説明で用いる場合には、第1の実施の形態と同一の符号を付すこととする。
【0055】
本実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Eは、液晶パネル11と透明保護カバー13との間に、中間透明保護カバー30を備えている(図10参照)。中間透明保護カバー30の周縁30aは、筐体10の開口10aに設けられたフランジ10d後方に接着剤で接着されている。これら中間透明保護カバー30及び接着剤は、本発明における湿気遮断手段を構成している。
【0056】
また、本実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Eの筐体10の内壁上部には、液晶パネル11及び制御装置12から発生する熱で加温された空気(蒸気Eを含む)を、液晶パネル11と中間透明保護カバー30との間の空間に流入させる流入孔61が設けられている(図10参照)。液晶パネル11及び制御装置12からの熱で加温された筐体10内の後方の空気は、筐体10の上方に移動し、この流入孔61を通って筐体10内の前方へ移動する(図10参照)。
【0057】
また、本実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Eの筐体10の内壁下部には、液晶パネル11と中間透明保護カバー30との間の空間に存在する低温の空気を、液晶パネル11(制御装置12)側に流出させる流出孔62が設けられている(図10参照)。外部の冷気によって冷やされた筐体10内の前方の空気は、筐体10の下方に移動し、この流出孔62を通って筐体10内の後方へ移動する(図10参照)。
【0058】
以上説明した実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Eにおいては、湿気遮断手段(中間透明保護カバー30及び接着剤)により、壁面2の配線穴2aから筐体10内に浸入した水分Wが透明保護カバー13近傍に到達するのを防ぐことができる。この結果、透明保護カバー13の曇りを防止して快適な画像鑑賞を実現させることができる。
【0059】
また、本実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1Eにおいては、加温された空気(蒸気Eを含む)を液晶パネル11と中間透明保護カバー30との間の空間に流入させる流入孔61を備えるとともに、液晶パネル11と中間透明保護カバー30との間の空間に存在する低温の空気を流出させる流出孔62を備えるので、中間透明保護カバー30を積極的に加温することができる。従って、中間透明保護カバー30の内外の温度差を小さくすることができ、中間透明保護カバー30の曇りを防止することができる。
【0060】
なお、以上の実施の形態においては、液晶パネル11を備えた表示装置を例に挙げて説明したが、CRTを備えた表示装置にも本発明を適用することができる。また、以上の実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1〜1Eにおいては、湿気遮断手段の例として、接着剤20や中間透明保護カバー30を採用したが、これに限らず、壁面2の配線穴2aから筐体10内に浸入した水分が透明保護カバー13近傍に到達するのを阻止する機能を有する構成であれば、いかなる構成を採用してもよい。
【0061】
また、以上の実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1〜1Eにおいては、比較的薄い透明保護カバー13を採用した例を示した(図1〜図10参照)が、透明保護カバー13自体を肉厚にすると、外部の冷気が透明保護カバー13の後面に伝達され難くなる。この結果、透明保護カバー13の後面で水分が凝結することが少なくなり、曇り防止効果を向上させることができる。
【0062】
また、以上の実施の形態に係る浴室用液晶表示装置1〜1Eの筐体10において、透明保護カバー13の周縁13aが接着される部分を肉厚にしたり(図4(d)、図10参照)、筐体10の外部を断熱材で被覆したりすると、透明保護カバー13を効率良く加温することができる。この結果、透明保護カバー13の曇り防止効果を向上させることができる。
【0063】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、湿気遮断手段を備えるので、所定の壁面側から筐体内に浸入した水分が表示部や駆動制御部から発する熱により加温されて蒸気となり拡散した場合においても、この水分が透明板状体近傍に到達することがない。従って、透明板状体が外気によって冷却されることに起因する水分の凝結を未然に防ぐことができ、透明板状体の曇りを防止することができる。この結果、快適な画像鑑賞を実現させることができる。
【0064】
請求項2に記載の発明によれば、湿気遮断手段として、表示部の周縁と筐体の内壁との間の間隙を塞ぐ封止手段を採用しているので、面側から筐体内に浸入した水分が、透明板状体と表示部との間の空間に流入するのを阻止することができる。この結果、透明板状体の曇りを防止して快適な画像鑑賞を実現させることができる。
【0065】
請求項3に記載の発明によれば、表示部と透明板状体との間に配置された中間透明板状体と、この中間透明板状体の周縁と筐体の内壁との間の間隙を塞ぐ封止手段と、から構成される湿気遮断手段を採用しているため、壁面側から筐体内に浸入した水分が、透明板状体と中間透明板状体との間の空間に流入するのを阻止することができる。この結果、透明板状体の曇りを防止して快適な画像鑑賞を実現させることができる。
【0066】
請求項4に記載の発明によれば、透明板状体の前面と後面の間に中空部が設けられているので、所定の壁面側から筐体内に浸入した水分が表示部や駆動制御部から発する熱により加温されて蒸気となり拡散した場合においても、この水分が透明板状体の前面に到達することがない。従って、透明板状体の前面の曇りを防止することができ、快適な画像鑑賞を実現させることができる。
【0067】
請求項5に記載の発明によれば、熱伝導材により、表示部及び/又は駆動制御部から発生する熱を透明板状体に伝達して、透明板状体を加温することができる。従って、所定の壁面側から筐体内に浸入した水分が表示部や駆動制御部から発する熱により加温されて蒸気となり、透明板状体の近傍に達した場合においても、この水分の凝結を防ぐことができる。この結果、透明板状体の曇りを防止することができ、快適な画像鑑賞を実現させることができる。
【0068】
請求項6に記載の発明によれば、湿気遮断手段又は透明板状体の前面と後面の間に設けられた中空部により、壁面側から筐体内に浸入した水分が透明板状体(の前面)近傍に到達するのを防ぐことができる。また、熱伝導材により透明板状体を加温して、透明板状体の表面における水分の凝結を防ぐことができる。従って、これら湿気遮断手段(又は中空部)及び熱伝導材の相乗効果により、透明板状体の曇りをきわめて効果的に防止することができる。
【0069】
請求項7に記載の発明によれば、熱伝導材は、壁面側から筐体内に浸入した水分が透明板状体近傍に到達するのを阻止する湿気遮断手段を兼ねるので、湿気遮断手段を別途設けるための手間や費用を節減することができ、しかも、熱伝導機能及び湿気遮断機能による優れた曇り防止効果を得ることができる。
【0070】
請求項8に記載の発明によれば、加温された空気を表示部と透明板状体との間の空間に流入させる流入孔を備えるとともに、表示部と透明板状体との間の空間に存在する低温の空気を流出させる流出孔を備えるので、透明板状体を効率良く加温することができる。従って、筐体内に浸入した水分が透明板状体の近傍に達した場合においても、この水分の凝結を防ぐことができ、透明板状体の曇りを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る浴室用液晶表示装置の正面図である。
【図2】図1に示した浴室用液晶表示装置の側断面図(図1のII−II部分の断面図)である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る浴室用液晶表示装置の側断面図である。
【図4】図3に示した浴室用液晶表示装置の中間透明保護カバーの位置を変更した例を示す一部側断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る浴室用液晶表示装置の側断面図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係る浴室用液晶表示装置を示すものであり、(a)はその側断面図、(b)はその正面図である。
【図7】図6に示した浴室用液晶表示装置の熱伝導材の配置を変更した例を示すものであり、(a)はその側断面図、(b)はその正面図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態に係る浴室用液晶表示装置を示すものであり、(a)はその側断面図、(b)はその正面図である。
【図9】図8に示した浴室用液晶表示装置の熱伝導材の配置を変更した例を示すものであり、(a)はその側断面図、(b)はその正面図である。
【図10】本発明の第6の実施の形態に係る浴室用液晶表示装置の側断面図である。
【図11】従来の浴室用表示装置の構造を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 浴室用液晶表示装置
1A〜1E 浴室用液晶表示装置
2 壁面
10 筐体
10a 開口
10c 内壁
11 液晶パネル(表示部)
11b 周縁
12 制御装置(駆動制御部)
13、16 透明保護カバー(透明板状体)
16f 前面
16r 後面
17 中空部
20 接着剤(湿気遮断手段、封止手段)
30 中間透明保護カバー(湿気遮断手段、中間透明板状体)
30a 周縁
40 熱伝導材
61 流入孔
62 流出孔
W 水分

Claims (8)

  1. 駆動制御部により駆動制御される表示部と、これら表示部及び駆動制御部を収納した状態で所定の壁面に固定される筐体と、この筐体の前面に設けられた開口に配置されて前記表示部を保護する透明板状体と、を備える表示装置において、
    前記壁面側から前記筐体内に浸入した水分が前記透明板状体近傍に到達するのを阻止する湿気遮断手段を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記湿気遮断手段は、
    前記表示部の周縁と前記筐体の内壁との間の間隙を塞ぐ封止手段であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記湿気遮断手段は、
    前記表示部と前記透明板状体との間に配置された中間透明板状体と、
    前記中間透明板状体の周縁と前記筐体の内壁との間の間隙を塞ぐ封止手段と、から構成されてなることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 駆動制御部により駆動制御される表示部と、これら表示部及び駆動制御部を収納した状態で所定の壁面に固定される筐体と、この筐体の前面に設けられた開口に配置されて前記表示部を保護する透明板状体と、を備える表示装置において、前記透明板状体の前面と後面の間に中空部が設けられてなることを特徴とする表示装置。
  5. 駆動制御部により駆動制御される表示部と、これら表示部及び駆動制御部を収納した状態で所定の壁面に固定される筐体と、この筐体の前面に設けられた開口に配置されて前記表示部を保護する透明板状体と、を備える表示装置において、
    前記表示部及び/又は前記駆動制御部から発生する熱を前記透明板状体に伝達する熱伝導材を備えることを特徴とする表示装置。
  6. 前記表示部及び/又は前記駆動制御部から発生する熱を前記透明板状体に伝達する熱伝導材を備えることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の表示装置。
  7. 前記熱伝導材は、
    前記壁面側から前記筐体内に浸入した水分が前記透明板状体近傍に到達するのを阻止する湿気遮断手段を兼ねることを特徴とする請求項5又は6に記載の表示装置。
  8. 前記表示部及び/又は前記駆動制御部から発生する熱で加温された空気を、前記表示部と前記透明板状体との間の空間に流入させる流入孔と、
    前記表示部と前記透明板状体との間の空間に存在する低温の空気を、前記壁面側に流出させる流出孔と、
    を備えることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の表示装置。
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