JP2005011272A - 演算回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】被演算データの入力から、演算結果の出力までの遅延を極力小さくした演算回路を提供する。
【解決手段】一方の入力データDAと固定データ”0”が入力され、このデータが制御信号ENBにより選択出力される第1のセレクタ11と、他方の入力データDBとレジスタの出力データが入力され、このデータが前記制御信号ENBにより選択出力される第2のセレクタ10と、第1のセレクタ11の出力信号SAと第2のセレクタ10の出力信号SBを入力してSA+SBを演算する加算器12と、この加算器12の出力信号SOを入力して、クロック信号に同期してこの出力信号を保持するレジスタ13とを備えた構成としている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体集積回路に於ける演算器及びその周辺回路の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体集積回路に於ける演算器及びその周辺回路の構成に関して、図7に示すような回路構成の演算回路があった。この回路によれば、加算器72の一方の入力データDAはANDゲート71の一方の入力に入力され、他方の入力データDBはANDゲート70の一方の入力に入力されている。ANDゲート70、71の他方の入力端子には、演算データが有効であることを示す信号ENBが入力され、この信号が論理”H”レベル(有効)のときに、前記入力データDA,DBがANDゲートを通過して加算器72に入力されるようになっており、前記信号ENBが論理”L”れべる(無効)の時には、加算器の入力SA,SBを共に”L”レベルとすることにより、演算器72を動作させないようにして、回路の低消費電力化を図っている(図8のタイムチャート参照)。
【0003】
上記以外にも、演算回路の例として以下に示す文献がある。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−80978号公報
【特許文献2】
特開2002−132492号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の演算回路においては、演算器の前段にAND回路等のゲート回路を設けているために、データ入力から、レジスタ74までのパスの遅延が大きくなり、高速化しにくい欠点があった。
【0006】
この発明は、前記従来の問題点を解決して、被演算データの入力から、演算結果の出力までの遅延を極力小さくした演算回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そのために、この発明の演算回路においては、一方の入力データDAと固定データ”0”が入力され、このデータが制御信号ENBにより選択出力される第1のセレクタと、他方の入力データDBとレジスタの出力データが入力され、このデータが制御信号ENBにより選択出力される第2のセレクタと、第1のセレクタの出力信号SAと第2のセレクタの出力信号SBを入力してSA+SBを演算する加算器と、加算器の出力信号SOを入力して、クロック信号に同期して該出力信号を保持するレジスタとを備えている。これにより、データ入力からレジスタに保持するまでのデータパスのゲート段数を少なく構成できるので、高速化が容易であり、また低消費電力化も図ることが出来る。
【0008】
また、この発明の演算回路の別の構成においては、一方の入力データDAと固定データ”−1”が入力され、このデータが制御信号ENBにより選択出力される第1のセレクタと、他方の入力データDBとレジスタの出力データが入力され、このデータが制御信号ENBにより選択出力される第2のセレクタと、制御信号ENBを入力してその反転信号を出力するインバータ回路と、第1のセレクタの出力信号SAと第2のセレクタの出力信号SBとを加算入力に入力すると共に、インバータ回路の出力信号をキャリー入力端子CIに入力し、SA+SB+CIの演算を行う加算器と、この加算器の出力信号SOを入力して、クロック信号に同期して該出力信号を保持するレジスタとを備えている。これにより、上述と同様に、データ入力からレジスタに保持するまでのデータパスのゲート段数を少なく構成できるので、高速化が容易であり、また低消費電力化も図ることが出来る。
【0009】
更に、この発明の演算回路の別の構成によれば、一方の入力データDAを入力し、制御信号ENBが有効の時にこの入力データを通過させ、制御信号が無効の時にデータを保持する第1のラッチ回路と、他方の入力データDBを入力し、制御信号ENBが有効の時に該入力データを通過させ、制御信号が無効の時にデータを保持する第2のラッチ回路と、第1のラッチ回路の出力信号SAと第2のラッチ回路の出力信号SBを入力してSA+SBを演算する加算器と、この加算器の出力信号SOを入力して、クロック信号に同期して該出力信号を保持するレジスタとを備えている。これにより、データ入力からレジスタに保持するまでのデータパスのゲート段数を少なく構成できるので、高速化が容易であり、また、ENB信号が無効の時に入力が変化しても、加算器に入力されるデータは変化しないので、加算器の内部状態も変化せず、更なる低消費電力化を図ることが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下の説明に於いて、信号レベルを”H”レベル、”L”レベルと記載した場合は、それぞれ論理”1”及び”0”に対応するものとする。
【0011】
[第1の実施の形態]
図1は、この発明の第1の実施の形態における演算回路の構成を示す回路図である。セレクタ11には、一方の入力データDAとデータ”0”が入力され、セレクタ10には他方の入力データDBとレジスタ13の出力データDOが入力されている。これらのセレクタ10,11の選択信号として、書き込みイネーブル信号ENBが入力されている。
【0012】
セレクタ11の出力信号SAとセレクタ10の出力信号SBは、加算器12の被加算データとして入力され、加算器12から加算結果SOが出力される。この加算結果SOはレジスタ13に入力され、クロック信号CLKの立ち上がりエッジでこのデータがレジスタ13に取り込まれる。
【0013】
以下、動作について詳細に説明する。図2は、本実施の形態における演算回路の動作を説明する為のタイムチャートである。簡単のため、時刻T0以前は、データDA、DB及びレジスタ13は図示しないリセット信号により値”0”に初期化されているものとする。
【0014】
時刻T0において、データDA,DBはそれぞれda0,db0となるが、書き込みイネーブル信号ENBが”L”レベルである為、セレクタ10,11は、それぞれ選択値”0”側の信号”0”、DOを選択し、DOは初期化されて”0”となっているため、SA=SB=”0”となる。従って、この時の加算器12の出力SOは”0”となる。
【0015】
時刻T1において、データDA,DBはそれぞれda1,db1に変化し、書き込みイネーブル信号ENBは”H”レベル(有効)となる。この時、セレクタ10,11はそれぞれDB,DAを選択するので、SA=DA=da1、SB=DB=db1となり、加算器12の出力SOはSO=da1 + db1となる。
【0016】
時刻T2において、クロック信号CLKの立ち上がりエッジでレジスタ13は、この加算結果SO=da1 + db1をラッチする。この時刻T2において、入力データDA,DBはそれぞれda2,db2に変化するが、書き込みイネーブル信号ENBが”L”レベルである為に、セレクタ11の出力SAは値”0”となり、セレクタ10の出力SBはレジスタ13の出力DO=da1+db1となる。従って加算器12の出力SOはSO=da1 + db1となり、時刻T1の状態に対して変化しない。
【0017】
時刻T3においては、クロック信号CLKの立ち上がりエッジで加算器12の出力信号SOの値をラッチするが、この値はSO=da1 + db1であるので、以前の値が保持される。この時、入力データDA,DBはそれぞれda3,db3に変化するが、書き込みイネーブル信号ENBが”L”レベルである為に、時刻T2の時と同様に、加算器12の入力信号SA,SB及び出力信号SOは変化しない。
【0018】
時刻T4では、入力データDA,DBはそれぞれda4,db4に変化し、書き込みイネーブル信号ENBが”H”レベルとなるので、セレクタ11はDAを選択し、セレクタ10はDBを選択する。これにより加算器12の入力信号はSA=da4、SB=db4となり、出力信号SOはSO=da4 + db4となる。
【0019】
時刻T5におけるクロック信号CLKの立ち上がりエッジで、レジスタ13は、この演算結果SO=da4 + db4をラッチする。このとき、入力データDA,DBはそれぞれda5,db5に変化するが、書き込みイネーブル信号ENBが”L”レベルである為、セレクタ11は値”0”を選択し、セレクタ10はレジスタ13の出力信号DO=da4+db4を選択し、SA=”0”、SB=da4 + db4となる。従って、加算器12の出力信号SOはSO=da4 + db4となる。
【0020】
この実施の形態においては、データ入力からレジスタに保持するまでのデータパスのゲート段数を少なく構成できるので、高速化が容易であり、また低消費電力化も図ることが出来る。
【0021】
[第2の実施の形態]
図3は、この発明の第2の実施の形態における演算回路の構成を示す回路図である。セレクタ20には、一方の入力DAとデータ”−1”が入力され、セレクタ21には他方の入力データDBとレジスタ24の出力データDOが入力されている。これらのセレクタ20,21の選択信号として、書き込みイネーブル信号ENBが入力されている。
【0022】
このENB信号はインバータ23にも入力され、その出力信号が加算器22のキャリー入力端子CIに接続されている。
【0023】
セレクタ20の出力信号SAとセレクタ21の出力信号SBは、加算器22の加算データ入力として入力され、加算器22から加算結果SOが出力される。この加算結果SOはレジスタ24に入力され、クロック信号CLKの立ち上がりエッジでこのデータがレジスタ24に取り込まれる。
【0024】
前記キャリー入力端子CIは加算器22の0ビット目のキャリー入力用の端子であり、この実施の形態における加算器22では、SO=SA+SB+CIの演算が行われ、この結果がレジスタ24に取り込まれる。
【0025】
以下、動作について詳細に説明する。図4は、本実施の形態における演算回路の動作を説明する為のタイムチャートである。簡単のため、時刻T0以前は、データDA、DB及びレジスタ24は図示しないリセット信号により値”0”に初期化されているものとする。
【0026】
時刻T0において、データDA,DBはそれぞれda0,db0となるが、書き込みイネーブル信号ENBが”L”レベルである為、セレクタ20,21は選択値”0”側の信号”−1”、DOを選択し、DOは初期化されて”0”となっているため、SA=”−1”、SB=”0”となる。また、インバータ23の出力は”H”レベルとなるので、加算器22において、SA+SB+CI=0−1+1の演算がおこなわれる。従って、この時の加算器22の出力SOは”0”となる。
【0027】
時刻T1において、クロック信号CLKの立ち上がりエッジで、レジスタ24はこの加算結果SO=0をラッチする。入力データDA,DBはそれぞれda1,db1に変化し、書き込みイネーブル信号ENBは”H”レベル(有効)となる。この時、セレクタ20,21はそれぞれDA,DBを選択するので、SA=DA=da1、SB=DB=db1となり、また、キャリー入力CIはCI=0となるので、加算器22の出力SOはSO=da1 + db1となる。
【0028】
時刻T2においてクロック信号CLKの立ち上がりエッジでレジスタ24は、この加算結果SO=da1 + db1をラッチする。この時刻T2において、入力データDA,DBはそれぞれda2,db2に変化するが、書き込みイネーブル信号ENBが”L”レベルである為に、セレクタ20の出力SAは値”−1”となり、セレクタ21の出力SBはレジスタ13の出力DO=da1+db1となる。また、キャリー入力端子CIには”H”レベルに相当する論理値”1”が入力される。従って加算器22では、da1+db1−1+1の演算が実行され、その出力SOはSO=da1 + db1となる。
【0029】
時刻T3においては、クロック信号CLKの立ち上がりエッジで加算器22の出力信号SOの値をラッチするが、この値はSO=da1 + db1であるので、レジスタ24の値は変化しない。この時、入力データDA,DBはそれぞれda3,db3に変化するが、書き込みイネーブル信号ENBが”L”レベルである為に、時刻T2の時と同様に、加算器12の入力信号SA,SB及び出力信号SOは変化せずSO=da1 + db1となる。
【0030】
時刻T4では、クロック信号CLKの立ち上がりエッジでこの出力信号SOがラッチされ、レジスタ24の内容は変化しない。時刻T4では、入力データDA,DBはそれぞれda4,db4に変化し、書き込みイネーブル信号ENBが”H”レベルとなるので、セレクタ20はDAを選択し、セレクタ21はDBを選択する。またキャリー入力信号CIは”L”レベルに相当する論理値”0”となる。これにより加算器22の入力信号はSA=da4、SB=db4、CI=0となり、出力信号SOはSO=da4 + db4となる。
【0031】
時刻T5におけるクロック信号CLKの立ち上がりエッジで、レジスタ24は、この演算結果SO=da4 + db4をラッチする。このとき、入力データDA,DBはそれぞれda5,db5に変化するが、書き込みイネーブル信号ENBが”L”レベルである為、セレクタ20は値”−1”を選択し、セレクタ21はレジスタ24の出力信号DO=da4+db4を選択し、SA=”−1”、SB=da4 + db4となる。また、キャリー入力信号CIの論理値は”1”になる。従って、加算器22において−1+da4+db4+1の加算が行われ、その出力信号SOはSO=da4 + db4となる。
【0032】
この実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、データ入力からレジスタに保持するまでのデータパスのゲート段数を少なく構成できるので、高速化が容易であり、また低消費電力化も図ることが出来る。
【0033】
[第3の実施の形態]
図5は、この発明の第3の実施の形態における演算回路の構成を示す回路図である。ラッチ30の入力端子Iには、一方の入力信号DAが接続され、イネーブル入力端子Eには書き込みイネーブル信号ENBが入力されている。同様にラッチ31の入力端子Iには、他方の入力信号DBが接続され、イネーブル入力端子Eには書き込みイネーブル信号ENBが入力されている。ENBは、レジスタ33の書き込みイネーブル信号であり、ENB=”H”レベルの時書き込み可能となり、ENB=”L”のとき書き込み不可(値を保持)となる。この信号ENBはラッチ回路30,31にも接続されており、このラッチ回路はENB=”H”レベルの時に入力データをそのまま通過させ(O=I)、ENB=”L”レベルの時にデータをラッチする。
【0034】
ラッチ回路30,31からの出力信号SA,SBは加算器32の加算入力に接続され、信号SAとSBの加算結果が出力信号SOとして出力され、この信号はレジスタ33に入力される。
【0035】
以下、動作について詳細に説明する。図6は、本実施の形態における演算回路の動作を説明する為のタイムチャートである。簡単のため、時刻T0以前は、データDA、DB、レジスタ24及びラッチ回路30,31は図示しないリセット信号により値”0”に初期化されているものとする。
【0036】
時刻T0において、データDA,DBはそれぞれda0,db0となるが、書き込みイネーブル信号ENBが”L”レベルである為、ラッチ回路30,31は、初期化された値”0”を出力し、SA=SB=”0”となる。この時の加算器32の出力SOはSO=”0”である。
【0037】
時刻T1において、クロック信号CLKの立ち上がりエッジで、レジスタ33はこの加算結果SOをラッチする。入力データDA,DBはそれぞれda1,db1に変化し、書き込みイネーブル信号ENBは”H”レベル(有効)となる。この時ラッチ回路30,31はそれぞれ入力DA,DBをそのまま出力する。従って、SA=DA=da1、SB=DB=db1となるので、加算器32の出力SOはSO=da1 + db1となる。
【0038】
時刻T2において、クロック信号CLKの立ち上がりエッジでレジスタ33は、この加算結果SO=da1 + db1をラッチする。この時刻T2において、入力データDA,DBはそれぞれda2,db2に変化するが、書き込みイネーブル信号ENBが”L”レベルであるので、ラッチ回路30,31の出力は、ラッチしたデータ出力を維持し、SA=da1,SB=db1となる。このように、ENB=”L”レベルとなっても加算器の入力状態は変化しないので、加算器の内部状態も変化せず、その分消費電力が低減される。
【0039】
時刻T3においては、クロック信号CLKの立ち上がりエッジで加算器32の出力信号SOの値をラッチするが、この値はSO=da1 + db1であるので、レジスタ33に保持される値は変化しない。この時、入力データDA,DBはそれぞれda3,db3に変化するが、書き込みイネーブル信号ENBが”L”レベルである為に、時刻T2の時と同様に、加算器12の入力信号SA,SB及び出力信号SOは変化せずSO=da1 + db1となる。
【0040】
時刻T4では、クロック信号CLKの立ち上がりエッジでこの出力信号SOがラッチされ、レジスタ33の内容は変化しない。時刻T4では、入力データDA,DBはそれぞれda4,db4に変化し、書き込みイネーブル信号ENBが”H”レベルとなるので、ラッチ回路30,31はそれぞれDA=da4、DB=db4を出力する。加算器32の入力は、SA=da4,SB=db4であるので、出力はSO=da4 + db4となる。
【0041】
時刻T5におけるクロック信号CLKの立ち上がりエッジで、レジスタ33は、この演算結果SO=da4 + db4をラッチする。このとき、入力データDA,DBはそれぞれda5,db5に変化するが、書き込みイネーブル信号ENBが”L”レベルである為、ラッチ回路の出力信号SA,SBは前の状態を維持して変化しない。従って、加算器32の入力SOも変化せず、SO=da4 + db4となる。
【0042】
この実施の形態においても、第1、第2の実施の形態と同様に、データ入力からレジスタに保持するまでのデータパスのゲート段数を少なく構成できるので、高速化が容易であり、また、この実施の形態においては、ENB=”L”レベルの時に入力が変化しても、加算器に入力されるデータは変化しないので、加算器の内部状態も変化しない。したがって更なる低消費電力化を図ることが出来る。
【0043】
尚、本発明は前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能である。例えば、第1の実施の形態においては、セレクタ11の入力”0”の代わりに”1”を入力することにより、加算器12を乗算器に代えて乗算回路とすることも可能である。また、第3の実施の形態では、加算器32を乗算器に置き換えることにより、そのままの回路構成で乗算回路を構成することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1に係る発明によれば、一方の入力データDAと固定データ”0”が入力され、該データが制御信号ENBにより選択出力される第1のセレクタと、他方の入力データDBと後記レジスタの出力データが入力され、該データが前記制御信号ENBにより選択出力される第2のセレクタと、前記第1のセレクタの出力信号SAと前記第2のセレクタの出力信号SBを入力してSA+SBを演算する加算器と、該加算器の出力信号SOを入力して、クロック信号に同期して該出力信号を保持するレジスタとを備えた構成としたので、データ入力からレジスタに保持するまでのデータパスのゲート段数を少なく構成でき、高速化が容易であり、また低消費電力化も図ることが出来る。
【0045】
また、請求項2に係る発明によれば、一方の入力データDAと固定データ”−1”が入力され、該データが制御信号ENBにより選択出力される第1のセレクタと、他方の入力データDBと後記レジスタの出力データが入力され、該データが前記制御信号ENBにより選択出力される第2のセレクタと、前記制御信号ENBを入力してその反転信号を出力するインバータ回路と、前記第1のセレクタの出力信号SAと前記第2のセレクタの出力信号SBとを加算入力に入力すると共に、前記インバータ回路の出力信号をキャリー入力端子CIに入力し、SA+SB+CIの演算を行う加算器と、該加算器の出力信号SOを入力して、クロック信号に同期して該出力信号を保持するレジスタとを備えた構成としたので、データ入力からレジスタに保持するまでのデータパスのゲート段数を少なく構成でき、高速化が容易であり、また低消費電力化も図ることが出来る。
【0046】
更に、請求項3に係る発明によれば、一方の入力データDAを入力し、制御信号ENBが有効の時に該入力データを通過させ、該制御信号が無効の時にデータを保持する第1のラッチ回路と、他方の入力データDBを入力し、制御信号ENBが有効の時に該入力データを通過させ、該制御信号が無効の時にデータを保持する第2のラッチ回路と、前記第1のラッチ回路の出力信号SAと前記第2のラッチ回路の出力信号SBを入力してSA+SBを演算する加算器と、該加算器の出力信号SOを入力して、クロック信号に同期して該出力信号を保持するレジスタとを備えた構成としたので、データ入力からレジスタに保持するまでのデータパスのゲート段数を少なく構成でき、高速化が容易であり、また、ENB信号が無効の時に入力が変化しても、加算器に入力されるデータは変化しないので、加算器の内部状態も変化せず、更なる低消費電力化を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における演算回路の構成を示す回路図である。
【図2】図1の演算回路の動作を説明するためのタイムチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態における演算回路の構成を示す回路図である。
【図4】図3の演算回路の動作を説明するためのタイムチャートである。
【図5】本発明の第3の実施の形態における演算回路の構成を示す回路図である。
【図6】図5の演算回路の動作を説明するためのタイムチャートである。
【図7】従来の演算回路の構成を示す回路図である。
【図8】従来の演算回路の動作を説明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
10,11,20,21 セレクタ
12,22,32 演算回路
13、24,33 レジスタ
23 インバータ
30,31 ラッチ回路

Claims (3)

  1. 一方の入力データDAと固定データ”0”が入力され、該データが制御信号ENBにより選択出力される第1のセレクタと、
    他方の入力データDBと後記レジスタの出力データが入力され、該データが前記制御信号ENBにより選択出力される第2のセレクタと、
    前記第1のセレクタの出力信号SAと前記第2のセレクタの出力信号SBを入力してSA+SBを演算する加算器と、
    該加算器の出力信号SOを入力して、クロック信号に同期して該出力信号を保持するレジスタと、を備えたことを特徴とする演算回路。
  2. 一方の入力データDAと固定データ”−1”が入力され、該データが制御信号ENBにより選択出力される第1のセレクタと、
    他方の入力データDBと後記レジスタの出力データが入力され、該データが前記制御信号ENBにより選択出力される第2のセレクタと、
    前記制御信号ENBを入力してその反転信号を出力するインバータ回路と、
    前記第1のセレクタの出力信号SAと前記第2のセレクタの出力信号SBとを加算入力に入力すると共に、前記インバータ回路の出力信号をキャリー入力端子CIに入力し、SA+SB+CIの演算を行う加算器と、
    該加算器の出力信号SOを入力して、クロック信号に同期して該出力信号を保持するレジスタと、を備えたことを特徴とする演算回路。
  3. 一方の入力データDAを入力し、制御信号ENBが有効の時に該入力データを通過させ、該制御信号が無効の時にデータを保持する第1のラッチ回路と、
    他方の入力データDBを入力し、制御信号ENBが有効の時に該入力データを通過させ、該制御信号が無効の時にデータを保持する第2のラッチ回路と、
    前記第1のラッチ回路の出力信号SAと前記第2のラッチ回路の出力信号SBを入力してSA+SBを演算する加算器と、
    該加算器の出力信号SOを入力して、クロック信号に同期して該出力信号を保持するレジスタと、を備えたことを特徴とする演算回路。
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