JP2005009690A - 床暖房ユニット - Google Patents

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JP2005009690A
JP2005009690A JP2003170901A JP2003170901A JP2005009690A JP 2005009690 A JP2005009690 A JP 2005009690A JP 2003170901 A JP2003170901 A JP 2003170901A JP 2003170901 A JP2003170901 A JP 2003170901A JP 2005009690 A JP2005009690 A JP 2005009690A
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floor heating
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floor
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Takayuki Sato
高行 佐藤
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Nippon Dynatec KK
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Nippon Dynatec KK
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Abstract

【課題】特別な工事を行なうことなく、室内を好みに合わせてフローリング仕様にすることを可能にするとともに、フローリング仕様にした場合において床暖房を備えることが可能な床暖房ユニットを提供すること。
【解決手段】平板かつ長尺状の複数本のフローリング材(2)と、該複数本のフローリング材(2)を、巻き取りあるいは折りたたみ自在に連結した下地材(3)と、前記各フローリング材(2)のそれぞれの裏面に装着された電気式の発熱シート(5)と、該発熱シート(5)に電源を供給するためのリード線(8)と、を具備し、前記発熱シート(5)は、導電性の発熱部(601)と、該発熱部(601)に連設された電極パターン(602)と、を具備したことを特徴とし、これを既存の和室等に敷くことのみでフローリング空間にすることが可能であるとともに、床暖房を行なうこも可能となる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は床暖房ユニットに係り、より詳しくは、巻き取りあるいは折りたたみ自在の、フローリング材を一体に備えた床暖房ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、住宅等においては、ダニ等による被害を防止するために、室内をフローリング仕様にすることが行なわれている。
【0003】
しかしながら、新築住宅の場合は格別、例えばリフォームの一環として和室をフローリング仕様にする場合には、そのための特別な工事が必要であり、日数がかかるとともに費用もかかってしまうという問題点がある。
【0004】
そのため、最近になり、特別な工事等を行なうこと無く、また費用も抑えながら室内をフローリング仕様にするための手段として、フローリング用のカーペットが提供され始めている。
【0005】
即ち、このフローリング用のカーペットは、一般的に、突板等により構成される薄板状のシートであり、これを畳等の上に敷くことのみで、既存の和室等をフローリングにすることを可能としており、これにより、特別な工事等を行なうこと無く、例えば、和室空間をフローリング空間にすることができるとともに、季節等に応じて、容易にフローリング空間と和室空間等を使い分けることが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年は、快適空間を形成する手法の一つとして、室内に床暖房を施工することが行なわれているが、この床暖房は一般的に、床下にヒーター等の発熱体等を備える構造であるために、新築家屋等の場合は格別、既存の住宅等に設置する場合には費用と手間がかかるという問題がある。したがって、前記フローリング用のカーペットを用いて既存の室内をフローリング仕様にした場合でも、快適空間形成のために床暖房を備えたい場合には、特別な工事が必要になってしまい、フローリング用のカーペットを用いる意味が半減してしまう。
【0007】
そこで、本発明は、特別な工事を行なうことなく、室内を好みに合わせてフローリング空間にするとともに床暖房を完備することを可能とする床暖房ユニットを提供することを可能としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の床暖房ユニットは、平板かつ長尺状の複数本のフローリング材と、該複数本のフローリング材を、巻き取りあるいは折りたたみ自在に連結した下地材と、前記各フローリング材のそれぞれの裏面に装着された電気式の発熱シートと、該発熱シートに電源を供給するためのリード線と、を具備し、前記発熱シートは、導電性の発熱部と、該発熱部に連設された電極パターンと、を具備したことを特徴としている。
【0009】
本発明の床暖房ユニットは、平板かつ長尺状の複数本のフローリング材とこの複数本のフローリング材を巻き取りあるいは折りたたみ自在に連結した下地材とを備えているために、例えば、これを畳等の上に敷くことのみで、既存の和室をフローリング空間にすることができるとともに、和室等に戻したい場合にはこの畳等の上に敷いたフローリング材を巻き取り、あるいは折りたたんで所望する個所に収納すればよい。
【0010】
また、本発明の床暖房ユニットでは、フローリング材の裏面に電気式の発熱シートを備えているために、上記の方法で既存の和室をフローリング空間にした後に、発熱シートに電源を供給することで、フローリングの温度を上昇させることができ、床暖房を行なうことが可能である。
【0011】
したがって、本発明の床暖房ユニットを用いることにより、季節等に応じて既存の和室等をフローリング空間にすることが可能であるとともに、その際に、床暖房を行なうことも可能である。
【0012】
【実施例】
本発明の床暖房ユニットの実施例について図面を参照して説明すると、図1は本実施例の床暖房ユニットの平面を示す図であり、また図2は図1におけるA−A線断面の一部を示す図であり、更に図3は、本実施例の床暖房ユニットの裏面を示す図である。
【0013】
そして、図において1が本実施例の床暖房ユニットであり、本実施例の床暖房ユニット1では、複数枚の平板かつ長尺状のフローリング材2を備えている。
【0014】
即ち、図において2がフローリング材であり、本実施例におけるこのフローリング材2は、木製の突板により形成されており、厚さ約6mm、幅約70mmとしている。また、その長さは任意であり、これを敷く室内の大きさに準じて決められる。たとえば、団地サイズの畳は約1,680mmの長さであり、また江戸間サイズの畳は約1,750mmの長さであるために、部屋で用いている畳の種類に応じてこれらの寸法を参考にして長さを決定するとよい。
【0015】
次に、前記複数枚のフローリング材2はそれぞれ、任意の間隔、例えば1乃至数ミリ程度の間隔を置いて、下地材3に接着されており、これにより、下地材3を含めてフローリング本体4が形成されている。
【0016】
ここで、前記下地材3について説明すると、本実施例において、前記下地材3は、折りたたみ、あるいは巻き取り自在の綿製のキャンパス地としており、この下地材3に任意の間隔を置いて前記複数枚のフローリング材2を接着することにより、フローリング本体4を巻き取り、あるいは折りたたみ自在としている。そのために、本実施例の床暖房ユニット1では、これを使用しない場合にはこれを巻き取りあるいは折りたたんで収納でき、収納のための占有空間を少なくすることが可能である。
【0017】
次に、図2及び図3において5は電気式の発熱シートであり、即ち、本実施例の床暖房ユニット1では、前記複数枚のフローリング材2におけるそれぞれの裏面に電気式の発熱シート5を備えており、これにより、この発熱シート5に電源を供給することでフローリング材2の温度を上昇させることを可能としている。
【0018】
ここで、前記発熱シート5について説明すると、図4は前記発熱シート5の平面図であり、本実施例に用いる前記発熱シート5は、発熱シート本体6と、この発熱シート本体6を被覆した絶縁フィルム7により構成されており、前記各フローリング材2の裏面に隠れる寸法としている。即ち、本実施例においては、その幅を約66mmにし、長さ寸法に関しては用いるフローリング材の長さ寸法よりも僅かに少ない寸法としている。
【0019】
また、前記発熱シート本体6は、導電性の発熱部601と、この発熱部601の両端部略全域に形成した導電性の電極パターン602とを備えており、電極パターン602に電源を供給することにより、発熱部601の全面にジュール熱を発生させて発熱部601を面状に発熱させ、これにより発熱体として機能させることを可能としている。
【0020】
次に、図3において8は、前記各発熱シート5に電源を供給するためのリード線であり、即ち、本実施例においては、前記各発熱シート5における電極パターン602にリード線8を接続するとともに、このリード線8を、図示しないコントローラーを介して電源に接続し、これにより、各発熱シート5への電源供給を可能にしている。
【0021】
なお、前記リード線8の構造等は特に限定されず、電源を供給可能であればいずれでもよいが、好ましくは、例えば、スパイラル状にすることで伸縮自在としたリード線を用いるとよく、かかる場合には、銅線等をスパイラル状にするとともに、このスパイラル状にした銅線をシリコンチューブで被覆し、これにより伸縮自在にするとよい。
【0022】
次に、このように構成される本実施例の床暖房ユニット1の使用方法について説明すると、本実施例の床暖房ユニット1を用いて、例えば和室をフローリングにするとともに床暖房を行なうためには、部屋のサイズに応じてフローリング材2及び発熱シート5の長さ寸法を決めた後に、これを畳の上に敷くとともに、発熱シート5に接続したリード線8を、コントローラーを介して、例えば商用100V等の電源に接続するのみでよい。
【0023】
そうすると、特別な工事を行なうこと無く、和室をフローリングにすることが可能であるとともに、冬場等では、発熱シート5に電源を供給することで発熱シート5を介してフローリング材2の温度を上昇させて床暖房を行なうことも可能である。
【0024】
そして、季節に応じて和室を欲する場合には、本実施例の床暖房ユニット1を巻き取り、あるいは折りたたんでクローゼット等に収納することで、容易に和室に戻すことが可能である。
【0025】
このように、本実施例の床暖房ユニットを用いることにより、特別な工事等を行なうこと無く、季節等に応じて容易にフローリング空間を形成することができるとともに、このフローリング空間を和室空間に戻すこともでき、更に、フローリング空間にした場合には、特に面倒な手間を用いることなく、容易に床暖房を行うことも可能である。
【0026】
【発明の効果】
本発明の床暖房ユニットは以上説明した形態で実施され、以下に記載するような効果を奏する。
【0027】
本発明の床暖房ユニットは、平板かつ長尺状の複数本のフローリング材と、該複数本のフローリング材を、巻き取りあるいは折りたたみ自在に連結した下地材と、前記各フローリング材のそれぞれの裏面に装着された電気式の発熱シートと、該発熱シートに電源を供給するためのリード線と、を具備し、前記発熱シートは、導電性の発熱部と、該発熱部に連設された電極パターンと、を具備したことを特徴としている。
【0028】
このように、本発明の床暖房ユニットは、平板かつ長尺状の複数本のフローリング材とこの複数本のフローリング材を巻き取りあるいは折りたたみ自在に連結した下地材とを備えているために、例えば、これを畳等の上に敷くことのみで、既存の和室をフローリング空間にすることができる。
【0029】
また、本発明の床暖房ユニットでは、フローリング材の裏面に電気式の発熱シートを備えているために、上記の方法で既存の和室空間をフローリング空間にした場合には、発熱シートに電源を供給することで、フローリングの温度を上昇させることができ、床暖房を行なうことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床暖房ユニットの実施例の平面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】本発明の床暖房ユニットの実施例の裏面を示す図である。
【図4】本発明の床暖房ユニットの実施例に用いる発熱シートを説明するための図である。
【符号の説明】
1 床暖房ユニット
2 フローリング材
3 下地材
4 フローリング本体
5 発熱シート
6 発熱シート本体
601 発熱部
602 電極パターン
7 絶縁フィルム
8 リード線

Claims (1)

  1. 平板かつ長尺状の複数本のフローリング材(2)と、
    該複数本のフローリング材(2)を、巻き取りあるいは折りたたみ自在に連結した下地材(3)と、
    前記各フローリング材(2)のそれぞれの裏面に装着された電気式の発熱シート(5)と、
    該発熱シート(5)に電源を供給するためのリード線(8)と、を具備し、
    前記発熱シート(5)は、導電性の発熱部(601)と、該発熱部(601)に連設された電極パターン(602)と、を具備したことを特徴とする床暖房ユニット。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007332698A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Asahi Kasei Homes Kk 防水下地ユニットとこれを用いた防水下地構造

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