JP2005009223A - スラブ開口養生鉄筋及び鉄筋組み込みデッキ - Google Patents

スラブ開口養生鉄筋及び鉄筋組み込みデッキ Download PDF

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Abstract

【課題】鉄筋コンクリート構造の床板の骨組みに鉄筋組み込みデッキを用いた場合でも、工事終了時に床板部分の工事用穴を鉄筋コンクリートで容易に埋めることができ、しかもその部分の厚み方向の耐圧縮強度を十分に確保することができるスラブ開口養生鉄筋及び鉄筋組み込みデッキを提供すること。
【解決手段】工事用穴内に平行に配置される第1の平行鉄筋21,22と、それに対してスライド自在に係合する第1の移動鉄筋31と、工事用穴内に第1の平行鉄筋21,22と異なる方向に平行に配置される第2の平行鉄筋23,24と、それに対してスライド自在に係合する第2の移動鉄筋32とが設けられ、第1と第2の平行鉄筋21,22,23,24の少なくとも一方が鉛直方向に間隔をあけて複数対配置されて、鉛直方向に間隔をあけて配置された平行鉄筋どうしが筋交い状鉄筋27によって連結固定されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、鉄筋コンクリート構造の床板に形成された工事用穴を工事終了時に鉄筋コンクリートで埋めるためのスラブ開口養生鉄筋と、そのスラブ開口養生鉄筋を用いた鉄筋組み込みデッキに関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄筋コンクリートの建築物を施工する際には、床下において各種の工事を行うために、鉄筋コンクリート構造の床板(スラブ)に通称「だめ穴」と呼ばれる工事用穴をあけておく場合がある。
【0003】
そのような工事用穴を形成するためには、工事用穴になる部分に床板用の鉄筋を張らずに工事用穴の形に型枠を設置して、その型枠の周囲にコンクリートを流し込んでいる。
【0004】
そして、工事中は工事用穴の開口を鉄板等で塞いでおいて必要な時にはそれを開き、工事終了時に、工事用穴に鉄筋を張ってからコンクリートを流し込んで穴を埋めている。
【0005】
しかし上述のような工程では、床板に鉄筋を張ってコンクリートを打ち、その後、また工事用穴の部分にだけ鉄筋を張る工事をしなければならないので、はなはだ面倒である。
【0006】
また、工事用穴の部分に張られる鉄筋は最初に床板の本体部分に打たれたコンクリートと結合していないので、工事用穴を埋めた部分の強度が低くなることは避けられない。
【0007】
そこで従来は、工事用穴内にその穴の開口部側から見て平行に配置される第1の平行鉄筋と、第1の平行鉄筋に対してスライド自在に係合する一本又は複数の第1の移動鉄筋と、工事用穴内にその穴の開口部側から見て第1の平行鉄筋と異なる方向に平行に配置される第2の平行鉄筋と、第2の平行鉄筋に対してスライド自在に係合する一本又は複数の第2の移動鉄筋とが設けられたスラブ開口養生鉄筋を工事用穴内に配置することにより、工事用穴の形成と穴埋めを簡単な工程で行うことができるようにしていた(特許文献1)。
【0008】
【特許文献1】
特許第3084349号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
鉄筋コンクリート構造の床板の骨組みとなる床鉄筋と捨型枠とを一体化したいわゆる鉄筋組み込みデッキは、工程の簡素化という点での効果が大きいが、ロングスパン/ノンサポートを目的としているので、床板の厚み方向に間隔をあけて複数の鉄筋を配置して、その複数の鉄筋どうしをラチス筋と称される鉛直方向の補強鉄筋で連結固定することにより、厚み方向の耐圧縮強度を増大させている。
【0010】
したがって、そのような厚み方向の耐圧縮強度の大きな床板部分の工事用穴の穴埋めに特許文献1に記載されたスラブ開口養生鉄筋を単純に用いると、穴埋め後にその部分の厚み方向の耐圧縮強度が不十分になってしまう不都合があった。
【0011】
そこで本発明は、鉄筋コンクリート構造の床板の骨組みに鉄筋組み込みデッキを用いた場合でも、工事終了時に床板部分の工事用穴を鉄筋コンクリートで容易に埋めることができ、しかもその部分の厚み方向の耐圧縮強度を十分に確保することができるスラブ開口養生鉄筋及び鉄筋組み込みデッキを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明のスラブ開口養生鉄筋は、鉄筋コンクリート構造の床板に形成された工事用穴を工事終了時に鉄筋コンクリートで埋めるためのスラブ開口養生鉄筋であって、工事用穴内にその穴の開口部側から見て平行に配置される第1の平行鉄筋と、第1の平行鉄筋に対してスライド自在に係合する一本又は複数の第1の移動鉄筋と、工事用穴内にその穴の開口部側から見て第1の平行鉄筋と異なる方向に平行に配置される第2の平行鉄筋と、第2の平行鉄筋に対してスライド自在に係合する一本又は複数の第2の移動鉄筋とが設けられたスラブ開口養生鉄筋において、第1と第2の平行鉄筋の少なくとも一方の平行鉄筋が鉛直方向に間隔をあけて複数対配置され、鉛直方向に間隔をあけて配置された平行鉄筋どうしが筋交い状鉄筋によって連結固定されているものである。
【0013】
なお、第1又は第2の移動鉄筋のうち筋交い状鉄筋と連結された平行鉄筋に対して係合する移動鉄筋をその平行鉄筋に対して固定するための固定部材が設けられていると、強度的なメリットが大きい。
【0014】
また、第1又は第2の移動鉄筋のうち筋交い状鉄筋と連結された平行鉄筋に対して係合する移動鉄筋が、筋交い状鉄筋によって連結固定された複数対の平行鉄筋を囲む矩形状に形成されていてもよい。
【0015】
その場合、矩形状に形成された移動鉄筋を筋交い状鉄筋と連結された複数対の平行鉄筋の少なくとも一つに固定及び固定解除自在なネジ止め部材が設けられていてもよく、その場合に、ネジ止め部材が筋交い状鉄筋の端部にも係合して移動鉄筋の固定位置の位置決めが行われるようになっていてもよい。
【0016】
また、床板にコンクリートを流す際に工事用穴の内周面となる部分に配置される型枠として機能する型枠鉄筋が、第1及び第2の平行鉄筋と連結して設けられていてもよい。
【0017】
また、本発明の鉄筋組み込みデッキは、鉄筋コンクリート構造の床板の骨組みとなる鉄筋組み込みデッキであって、鉛直方向に間隔をあけて配置された鉄筋どうしがラチス筋によって連結固定され、工事用穴になる部分の鉄筋を欠損させたものにおいて、上記のごときスラブ開口養生鉄筋を鉄筋欠損部分に配置したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
図面を参照して実施例を説明する。
図2は、鉄筋コンクリート構造の床板中に埋め込まれるトラス構造の鉄筋12,13,14と底板デッキ11とを一体化した鉄筋組み込みデッキ10の平面図であり、その鉄筋組み込みデッキ10中には、床板に形成される工事用穴を工事終了時に鉄筋コンクリートで埋めるためのスラブ開口養生鉄筋20が配置されている。
【0019】
鉄筋組み込みデッキ10は、その側面図である図3にも示されるように、同じ高さに平行に配置された一対の下弦筋12とそれに平行に中央上方に配置された上弦筋13とをラチス筋14で連結固定(溶接)して断面形状が二等辺三角形のトラスを形成し、複数のトラスを底板デッキ11上に並列に抵抗溶接した構成になっている。
【0020】
なお、コンクリート打ちの工程においては、多数の配力筋15が上弦筋13に対して直角方向にトラスの上端側に取り付けられ、底板デッキ11は捨て型枠として使用される。
【0021】
そのような鉄筋組み込みデッキ10の工事用穴になる部分は鉄筋12,13,14と底板デッキ11を欠損させてあり、その部分に、図2に示されるスラブ開口養生鉄筋20が配置されている。
【0022】
なお、図2では、鉄筋組み込みデッキ10の下弦筋12及び上弦筋13とスラブ開口養生鉄筋20とを連結するための鉄筋の図示を省略してあるが、その部分については図6を参照して後述する。
【0023】
スラブ開口養生鉄筋20の基本的な骨組みは、工事用穴の開口方向から見て井桁状に配置された平行鉄筋21〜24の部分によって構成されていて、その周囲を囲む状態に型枠鉄筋25が配置されている。鉄筋組み込みデッキ10の底板デッキ11は、スラブ開口養生鉄筋20の型枠鉄筋25に沿って欠損させてある。
【0024】
図4はスラブ開口養生鉄筋20の基本的な骨組み部分を示しており、前述の鉄筋組み込みデッキ10の下弦筋12と近い高さの位置に、一対の第1の下側平行鉄筋22が下弦筋12に対して平行方向に配置されて、それに対して直角に配置された一対の第2の下側平行鉄筋24と溶接され、それらが井桁状をなしている。
【0025】
また、鉄筋組み込みデッキ10の上弦筋13と近い高さの位置には、一対の第1の上側平行鉄筋21と一対の第2の上側平行鉄筋23とが、第1の下側平行鉄筋22と第2の下側平行鉄筋24の上方に井桁状に配置されて溶接されている。
【0026】
そのような上下二対の井桁状の平行鉄筋21〜24の四隅には、垂直に配置された四隅連結筋26が各々溶接されて全体の形状が固定されている。なお、鉄筋組み込みデッキ10の鉄筋(下弦筋12、上弦筋13)と平行に配置されている第1の平行鉄筋21,22の方が、それと直角方向の第2の平行鉄筋23,24より長く形成されている。
【0027】
そして、鉄筋組み込みデッキ10の鉄筋12,13と平行に配置されている第1の上側平行鉄筋21と第1の下側平行鉄筋22との間には、斜め方向に複数の筋交い状鉄筋27が配置され、それらが互いに溶接されて連結固定されている。
【0028】
この実施例においては、筋交い状鉄筋27は第1の上側平行鉄筋21と第1の下側平行鉄筋22との間に各々四本配置されていて、そのうち二本ずつが平行に、他の二本に対して傾斜方向が逆向きになる状態に配置されている。ただし、筋交い状鉄筋27の形状や配置方向等は、その他各種の態様をとることができる。
【0029】
そのように構成されたスラブ開口養生鉄筋20は、前述のように、そして部分的な正面図である図5に略示されるように、第1の上側平行鉄筋21が鉄筋組み込みデッキ10の上弦筋13に対して近い高さにあり、第1の下側平行鉄筋22が鉄筋組み込みデッキ10の下弦筋12に対して近い高さにある。
【0030】
そして、部分的な平面図である図6に示されるように、スラブ開口養生鉄筋20の第1の上側平行鉄筋21と鉄筋組み込みデッキ10の上弦筋13とが上側連結固定筋28によって連結固定(溶接)され、スラブ開口養生鉄筋20の第1の下側平行鉄筋22と鉄筋組み込みデッキ10の下弦筋12とが下側連結固定筋29によって連結固定(溶接)され、それによってスラブ開口養生鉄筋20が鉄筋組み込みデッキ10内に固定されている。
【0031】
図7は、スラブ開口養生鉄筋20の外壁を構成している型枠鉄筋25の正面図であり、長方形のリング状に形成した鉄筋を多少の隙間をあけて複数段(例えば5〜10段程度)積み重ねたものである。
【0032】
図2に戻って、スラブ開口養生鉄筋20には、上述のように配置された第1の平行鉄筋21,22に対してスライド自在に係合する第1の移動鉄筋31と、第2の平行鉄筋23,24に対してスライド自在に係合する第2の移動鉄筋32とが設けられている。
【0033】
第1の移動鉄筋31と第2の移動鉄筋32は、型枠鉄筋25の内側のほぼ全範囲において90°相違する方向に自由にスライドさせることができ、図2に示されるように、第1と第2の移動鉄筋31,32をともに外方に寄せれば、型枠鉄筋25内に大きな開口が形成され、工事用穴としての空間が確保される。なお、この実施例においては、第1の移動鉄筋31は五本、第2の移動鉄筋32は二本配置されているが、各々少なくとも一本設けられていればよい。
【0034】
図8は、第2の平行鉄筋23,24に対する一本の第2の移動鉄筋32の係合状態を示しており、第2の移動鉄筋32は、四本の第2の平行鉄筋23,24を囲む長方形のリング状に折り曲げて形成され、第2の平行鉄筋23,24に沿ってスライドさせることができる。第2の移動鉄筋32の継ぎ目部分は、ある程度の長さ重ね合わされており、その部分を溶接してもよい。
【0035】
図9は、第1の平行鉄筋21,22に対する一本の第1の移動鉄筋31の係合状態を示しており、第1の移動鉄筋31は、四本の第1の平行鉄筋21,22を囲む長方形のリング状に折り曲げて形成され、第1の平行鉄筋21,22に沿ってスライドさせることができる。第1の移動鉄筋31の継ぎ目部分も、ある程度の長さ重ね合わされており、その部分を溶接してもよい。
【0036】
図1は、第1の平行鉄筋21,22に対する五本の第1の移動鉄筋31の係合状態を示しており、工事用穴を最後に塞ぐためにコンクリート打ちをする際には、このように五本の第1の移動鉄筋31をほぼ均等の間隔で配置する。なお、第2の移動鉄筋32の図示は省略されている。
【0037】
また、各第1の移動鉄筋31が所望の位置から意に反してスライドしてしまわないようにするために、第1の移動鉄筋31部分の側面図である図10に示されるように、第1の移動鉄筋31を四本の第1の平行鉄筋21,22の少なくとも一本に固定及び固定解除自在なネジ止め部材34,35を設けるとよい。
【0038】
この実施例においては、第1の平行鉄筋21,22の各々に係合する係合部材34に対してボルト35が螺合しており、そのボルト35を締め込むと、ボルト35の先端が第1の移動鉄筋31に当接して固定されるようになっている。
【0039】
そして係合部材34は、図11に略示されるように、筋交い状鉄筋27の端部を挟み付ける状態になるように形成されているので、第1の移動鉄筋31を各々筋交い状鉄筋27の端部部分に位置決め固定することができ、それによって最終強度が大幅に向上する。
【0040】
このようにしてスラブ開口養生鉄筋20が取り付けられた鉄筋組み込みデッキ10にコンクリート打ちをすると、型枠鉄筋25の内側にはコンクリートが流れ込まないので、そこに工事用穴が形成され、工事に必要なときは両移動鉄筋31,32を各々端へスライドさせて工事用穴を開くことができる。
【0041】
そして、工事が終了して最後に工事用穴にコンクリートを流し込んで埋める際には、工事用穴形成のための型枠を改めて着脱することなく、型枠鉄筋25を含めてスラブ開口養生鉄筋20をそっくりコンクリート中に埋めてしまうことができ、第1の平行鉄筋21,22の間に取り付けられた筋交い状鉄筋27によってその部分の厚み方向の十分な耐圧縮強度を確保することができる。
【0042】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、筋交い状鉄筋27は第1の平行鉄筋21,22と第2の平行鉄筋23,24の少なくとも一方の側に設けられていればよい。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、移動鉄筋がスライド自在に係合する平行鉄筋が鉛直方向に間隔をあけて複数対配置され、その鉛直方向に間隔をあけて配置された平行鉄筋どうしが筋交い状鉄筋によって連結固定されていることにより、鉄筋コンクリート構造の床板の骨組みに鉄筋組み込みデッキを用いた場合でも、工事終了時に鉄筋コンクリート構造の床板部分の工事用穴を鉄筋コンクリートで容易に埋めて、その部分の厚み方向の耐圧縮強度を十分に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の第1の平行鉄筋に対する五本の移動鉄筋の係合状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例のスラブ開口養生鉄筋が配置された鉄筋組み込みデッキの平面図である。
【図3】本発明の実施例の鉄筋組み込みデッキの部分側面図である。
【図4】本発明の実施例のスラブ開口養生鉄筋の基本的な骨組み部分の斜視図である。
【図5】本発明の実施例のスラブ開口養生鉄筋と鉄筋組み込みデッキとの連結部の部分正面図である。
【図6】本発明の実施例のスラブ開口養生鉄筋と鉄筋組み込みデッキとの連結部の部分平面図である。
【図7】本発明の実施例のスラブ開口養生鉄筋の型枠鉄筋の正面図である。
【図8】本発明の実施例の第2の平行鉄筋に対する一本の移動鉄筋の係合状態を示す斜視図である。
【図9】本発明の実施例の第1の平行鉄筋に対する一本の移動鉄筋の係合状態を示す斜視図である。
【図10】本発明の実施例の第1の平行鉄筋に対する移動鉄筋の係合状態を示す側面図である。
【図11】本発明の実施例の第1の平行鉄筋に対して移動鉄筋を固定するためのネジ止め部材の略示図である。
【符号の説明】
10 鉄筋組み込みデッキ
20 スラブ開口養生鉄筋
21 第1の上側平行鉄筋
22 第1の下側平行鉄筋
23 第2の上側平行鉄筋
24 第2の下側平行鉄筋
25 型枠鉄筋
26 四隅連結筋
27 筋交い状鉄筋
31 第1の移動鉄筋
32 第2の移動鉄筋
34 係合部材(ネジ止め部材)
35 ボルト(ネジ止め部材)

Claims (7)

  1. 鉄筋コンクリート構造の床板に形成された工事用穴を工事終了時に鉄筋コンクリートで埋めるためのスラブ開口養生鉄筋であって、
    上記工事用穴内にその穴の開口部側から見て平行に配置される第1の平行鉄筋と、上記第1の平行鉄筋に対してスライド自在に係合する一本又は複数の第1の移動鉄筋と、上記工事用穴内にその穴の開口部側から見て上記第1の平行鉄筋と異なる方向に平行に配置される第2の平行鉄筋と、上記第2の平行鉄筋に対してスライド自在に係合する一本又は複数の第2の移動鉄筋とが設けられたスラブ開口養生鉄筋において、
    上記第1と第2の平行鉄筋の少なくとも一方の平行鉄筋が鉛直方向に間隔をあけて複数対配置され、上記鉛直方向に間隔をあけて配置された平行鉄筋どうしが筋交い状鉄筋によって連結固定されていることを特徴とするスラブ開口養生鉄筋。
  2. 上記第1又は第2の移動鉄筋のうち上記筋交い状鉄筋と連結された平行鉄筋に対して係合する移動鉄筋をその平行鉄筋に対して固定するための固定部材が設けられている請求項1記載のスラブ開口養生鉄筋。
  3. 上記第1又は第2の移動鉄筋のうち上記筋交い状鉄筋と連結された平行鉄筋に対して係合する移動鉄筋が、上記筋交い状鉄筋によって連結固定された複数対の平行鉄筋を囲む矩形状に形成されている請求項1又は2記載のスラブ開口養生鉄筋。
  4. 上記矩形状に形成された移動鉄筋を上記筋交い状鉄筋と連結された複数対の平行鉄筋の少なくとも一つに固定及び固定解除自在なネジ止め部材が設けられている請求項3記載のスラブ開口養生鉄筋。
  5. 上記ネジ止め部材が上記筋交い状鉄筋の端部にも係合して上記移動鉄筋の固定位置の位置決めが行われるようになっている請求項4記載のスラブ開口養生鉄筋。
  6. 上記床板にコンクリートを流す際に上記工事用穴の内周面となる部分に配置される型枠として機能する型枠鉄筋が、上記第1及び第2の平行鉄筋と連結して設けられている請求項1、2、3、4又は5記載のスラブ開口養生鉄筋。
  7. 鉄筋コンクリート構造の床板の骨組みとなる鉄筋組み込みデッキであって、鉛直方向に間隔をあけて配置された鉄筋どうしがラチス筋によって連結固定され、工事用穴になる部分の鉄筋を欠損させたものにおいて、
    上記工事用穴内にその穴の開口部側から見て平行に配置される第1の平行鉄筋と、上記第1の平行鉄筋に対してスライド自在に係合する一本又は複数の第1の移動鉄筋と、上記工事用穴内にその穴の開口部側から見て上記第1の平行鉄筋と異なる方向に平行に配置される第2の平行鉄筋と、両端が上記第2の平行鉄筋に対してスライド自在に係合する一本又は複数の第2の移動鉄筋とが設けられて、上記第1と第2の平行鉄筋の少なくとも一方の平行鉄筋が鉛直方向に間隔をあけて複数対配置され、上記鉛直方向に間隔をあけて配置された平行鉄筋どうしが筋交い状鉄筋によって連結固定されたスラブ開口養生鉄筋を、
    上記鉄筋欠損部分に配置したことを特徴とする鉄筋組み込みデッキ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101557388B1 (ko) 2014-04-15 2015-10-08 주식회사 씨엠파트너스건축사사무소 전단보강용 철근조립 유닛

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