JP2005008237A - 食品包装用袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、内部に収納した食品を簡単に取り出すことができる食品包装用袋を提供する。
【解決手段】本発明の食品包装用袋は、表裏フィルム1、2を重ね合わせて、これら表裏フィルム1、2の下側縁部を除く上端部と両側縁部同士を所定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化31、32すると共に、上記互いに熱融着一体化した上端部から上方に突出する表裏フィルムの突出端部を表裏摘まみ片41、42に形成し、表裏フィルム1、2の対向内面間に下端が開口した食品を収納するための収納空間部A1を形成しているので、収納空間部内に収納した食品を取り出すにあたっては、表裏摘まみ片41、42を把持して互いに離間する方向に引っ張り、表裏フィルム1、2をその熱融着部31、32から分離させることによって収納空間部A1を開放させて該収納空間部A1内に収納した食品を簡単に且つ確実に取り出すことができる。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明の食品包装用袋は、表裏フィルム1、2を重ね合わせて、これら表裏フィルム1、2の下側縁部を除く上端部と両側縁部同士を所定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化31、32すると共に、上記互いに熱融着一体化した上端部から上方に突出する表裏フィルムの突出端部を表裏摘まみ片41、42に形成し、表裏フィルム1、2の対向内面間に下端が開口した食品を収納するための収納空間部A1を形成しているので、収納空間部内に収納した食品を取り出すにあたっては、表裏摘まみ片41、42を把持して互いに離間する方向に引っ張り、表裏フィルム1、2をその熱融着部31、32から分離させることによって収納空間部A1を開放させて該収納空間部A1内に収納した食品を簡単に且つ確実に取り出すことができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、収納空間部内に収納した食品を簡単に取り出すことができる食品包装用袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、コンビニエンスストアーなどにおいてサンドイッチが販売されているが、このサンドイッチの包装用袋としては、特許文献1に、二枚の截頭三角形状シートを重ね合わせてこれらのシートの両側縁部を連設すると共に先細端部を熱融着することにより広幅側が開口した袋体を形成し、更に、先細端部の熱融着による封止部から両シートの先端部を突出させて突片部に形成すると共にこの表側突片部に二条の切断線を設けて開封開始突片部を形成してなるサンドイッチ用包装袋が提案されている。
【0003】
そして、上記サンドイッチ用包装袋内に収納したサンドイッチを取り出すにあたっては、サンドイッチ用包装袋の表側突片部に形成した開封開始突片部を広幅側に向かって引っ張ることによって表側フィルムを二分割し、この分割部からサンドイッチを取り出すようにしている。
【0004】
しかしながら、上記サンドイッチ用包装袋の表側フィルムを開封開始突片部を引っ張ることによって二分割しているものの、表側フィルムは、その幅方向の中央部において、開封開始突片部と略同一幅でもって帯状に切除されているにすぎず、サンドイッチを取り出すにあたっては、表側フィルムをその分割部分から両側に向かって拡げる必要があり面倒であると共に、表側フィルムを両側に向かって拡げる際にサンドイッチが型崩れするといった問題点があった。
【0005】
【特許文献1】
実公平2−32587号公報(特許請求の範囲)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、内部に収納した食品を簡単に取り出すことができる食品包装用袋を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の食品包装用袋は、表裏フィルムを重ね合わせて、これら表裏フィルムの下側縁部を除く上端部と両側縁部同士を所定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化すると共に、上記互いに熱融着した上端部から上方に突出する表裏フィルムの突出端部を表裏摘まみ片に形成し、表裏フィルムの対向内面間に下端が開口した食品を収納するための収納空間部を形成していることを特徴とする。
【0008】
又、請求項2に記載の食品包装用袋は、請求項1に記載の食品包装用袋において、表裏摘まみ片の対向する両側端部の下部に、下端が収納空間部を形成している熱融着部に連続した引き剥がし可能な短片状熱融着部を形成していることを特徴とする。
【0009】
更に、請求項3に記載の食品包装用袋は、請求項1又は請求項2に記載の食品包装用袋において、短片状熱融着部の先端部が先端になるにしたがって幅狭くなるように構成していることを特徴とする。
【0010】
【作用】
本発明の食品包装用袋は、その表裏フィルムの下側縁部を除く上端部と両側縁部同士を所定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化していることから、収納空間部内に収納している食品を取り出すにあたっては、表裏フィルム同士を熱融着部から互いに分離させることによって収納空間部を開放し、この収納空間部内に収納している食品を簡単に且つ確実に取り出すことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の食品包装用袋の一例を図面を参照しつつ説明する。先ず、食品包装用袋をサンドイッチ包装用袋として用いる場合について説明する。サンドイッチ包装用袋Aは、図1乃至図4に示したように、上端から下端に向かって幅広く形成されている正面略截頭三角形状の表裏フィルム1、2を重ね合わせ、これら表裏フィルム1、2の上端縁から所定長さだけ下方に位置した部分において、表裏フィルム1、2同士をその全長に亘って水平方向に一定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化(上端熱融着部)31していると共に、上記表裏フィルム1、2の対向する両側縁部同士を一定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化(両側熱融着部)32、32しており、この両側熱融着部32、32の上端は上記上端熱融着部31の両側端部に連続した状態に形成されている。
【0012】
そして、上記上端熱融着部31及び両側熱融着部32、32によって囲まれた表裏フィルム1、2の対向内面間には、下端が開口A11 したサンドイッチBを収納可能な収納空間部A1が形成されていると共に、上端熱融着部31から上方に突出した表裏フィルム1、2部分を表裏摘まみ片41、42に形成している。なお、裏側摘まみ片42を表側摘まみ片41の上端縁から上方に向かって所定長さだけ突出させている。
【0013】
更に、図1及び図4に示したように、上記表裏摘まみ片41、42の対向する両側端部の下部には、表裏摘まみ片41、42の両側端部同士を所定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化させることによって短片状熱融着部51、51が形成されており、この短片状熱融着部51、51は、その下端が上記上端熱融着部31の両側端部を介して両側熱融着部32、32の上端に連続している一方、上端は、表裏摘まみ片41、42の上端縁に達することなく表側摘まみ片41の上下方向の中央部で絶たれた状態に形成されている。なお、短片状熱融着部51、51は、その長さ方向を両側熱融着部32、32の長さ方向に合致させた状態に形成されている。
【0014】
又、上記短片状熱融着部51、51の先端部(上端部)51a 、51a は、その内側縁部51b 、51b を上方における斜め外方に向かって傾斜させることによって、先端(上端)になるにしたがって徐々に幅狭くなるように形成されている。
【0015】
従って、表裏摘まみ片41、42は、その下部において、両側端部に形成された短片状熱融着部51、51によって引き剥がし可能に一体化されている一方、短片状熱融着部51、51の上端よりも上方部分は表裏摘まみ片41、42同士が常態において互いに分離可能に構成されている。
【0016】
次に、上記サンドイッチ包装用袋Aの使用要領について説明する。先ず、サンドイッチ包装用袋Aの収納空間部A1内にその下端開口部A11 を通じて側面直角三角形状のサンドイッチBを挿入した上で収納空間部A1の下端開口部A11 を閉止してサンドイッチ包装用袋A内にサンドイッチBを収納する(図5参照)。
【0017】
そして、サンドイッチ包装用袋A内のサンドイッチBを食する場合には、サンドイッチ包装用袋Aの表裏摘まみ片41、42の上端部をそれぞれ、別々の手で把持して、表裏摘まみ片41、42を互いに離間する方向に引っ張る。
【0018】
この時、表裏摘まみ片41、42の上端部は、その両側端部同士が互いに熱融着一体化されることなく分離した状態となっていることから、表裏摘まみ片41、42を簡単に且つ確実に分離させた状態にして、表裏摘まみ片41、42をそれぞれ別々の手で円滑に把持することができる。
【0019】
すると、表裏摘まみ片41、42の短片状熱融着部51、51の先端部51a 、51a は、先端になるにしたがって徐々に幅狭くなるように形成されていることから、表裏摘まみ片41、42同士を引き剥がすための初期の引き剥がし力は小さくてよく、よって、表裏摘まみ片41、42の引き剥がしの初期動作を円滑に開始することができる。
【0020】
そして、短片状熱融着部51、51は、下方になるにしたがって徐々に幅広くなっており表裏摘まみ片41、42同士を引き剥がすための引き剥がし力も大きくなるものの、短片状熱融着部51、51は、その先端(上端)側の引き剥がし力の小さな部分51a 、51a を引き剥がし起端として徐々に引き剥がされて分離されることから、表裏摘まみ片41、42を短片状熱融着部51、51の熱融着力に抗して円滑に分離することができる。
【0021】
しかも、短片状熱融着部51、51は表裏摘まみ片41、42の両側端部に表裏フィルム1、2の左右方向の中央部を中心にして線対称状に形成されていることから、表裏摘まみ片41、42を互いに離間する方向に引き剥がすに際し、両側短片状熱融着部51、51には同程度の引き剥がし力が略同時に加えられて上端から下端に向かって同程度づつ徐々に引き剥がされる。
【0022】
従って、サンドイッチBを収納したサンドイッチ包装用袋Aが左右方向に必要以上に揺れたりすることなく安定した状態を維持しつつ、表裏摘まみ片41、42を互いに離間する方向に引き剥がすことができる。
【0023】
そして、表裏摘まみ片41、42の両側短片状熱融着部51、51は、上方から下方に向かって同程度づつ引き剥がされると共に下端が上端熱融着部31の両側端部に連続していることから、表裏摘まみ片41、42の両側短片状熱融着部51、51を完全に引き剥がした後に、表裏摘まみ片41、42に加えている引き剥がし力を途切れさせることなく上端熱融着部31にその全長に亘って連続的に且つ略均一に加えることができる(図6参照)。
【0024】
従って、表裏摘まみ片41、42を互いに離間する方向に更に引っ張ると、上端熱融着部31には、その全長に亘って略均一に上端から下端に向かって引き剥がし力が加えられ、表裏フィルム1、2は、その上端熱融着部31において、上端から下端に向かって徐々に引き剥がされて分離される。
【0025】
そして、表裏フィルム1、2の上端熱融着部31が完全に引き剥がされて、上端熱融着部31における表裏フィルム1、2が完全に分離した後、表裏摘まみ片41、42を互いに離間する方向に更に引っ張ることによって、上端熱融着部31の両側端部に連続している両側熱融着部32、32に引き剥がし力を途切れることなく加えることができ、表裏フィルム1、2を両側熱融着部32、32においても上端から下端に向かって徐々に円滑に引き剥がして分離させることができる。
【0026】
このように、表裏摘まみ片41、42をそれぞれ把持して互いに離間する方向に引っ張ることによって、表裏フィルム1、2をその両側短片状熱融着部51、51、上端熱融着部31、両側熱融着部32、32において順番に円滑に且つ確実に分離させて収納空間部A1を全面的に開放させた状態とし、この収納空間部A1内に収納したサンドイッチBを型崩れさせることなく円滑に取り出すことができる(図7参照)。
【0027】
上記ではサンドイッチ包装用袋Aを説明したが、本発明の食品包装用袋Aは、おにぎりの包装用に用いられてもよく、おにぎり包装用袋Cを下記に説明する。おにぎり包装用袋Cは、図8乃至図11に示したように、正面略半円形状で且つ上端に正面長方形状の突片61、71が上方に向かって突設されてなる表裏フィルム6、7を重ね合わせ、これら表裏フィルム6、7の突片61、71の対向する基端部同士を全長に亘って水平方向に一定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化(上端熱融着部)81していると共に、上記表裏フィルム6、7の対向する両側縁部同士を一定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化(両側熱融着部)91、91しており、この両側熱融着部91、91の上端は上記上端熱融着部81の両側端部に連続した状態に形成されている。
【0028】
そして、上記上端熱融着部81及び両側熱融着部91、91によって囲まれた表裏フィルム6、7の対向内面間には、下端が開口C11 したおにぎりDを収納可能な収納空間部C1が形成されていると共に、上端熱融着部81から上方に突出した突片61、71を表裏摘まみ片10、11に形成している。なお、裏側摘まみ片11を表側摘まみ片10の上端縁から上方に向かって所定長さだけ突出させている。
【0029】
更に、上記表裏摘まみ片10、11の対向する両側端部の下部には、表裏摘まみ片10、11の両側端部同士を所定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化させることによって短片状熱融着部12、12が形成されており、この短片状熱融着部12、12は、その下端が上記上端熱融着部81の両側端部を介して両側熱融着部91、91の上端に連続している一方、上端は、表裏摘まみ片10、11の上端縁に達することなく表裏摘まみ片10の上下方向の中央部で絶たれた状態に形成されている。
【0030】
又、上記短片状熱融着部12、12の先端部(上端部)12a 、12a は、その内側縁部12b 、12b を上方における斜め外方に向かって傾斜させることによって、先端(上端)になるにしたがって徐々に幅狭くなるように形成されている。
【0031】
従って、表裏摘まみ片10、11は、その下部において、両側端部に形成された短片状熱融着部12、12によって一体化されている一方、短片状熱融着部12、12の上端よりも上方部分は表裏摘まみ片10、11同士が常態において互いに分離可能に構成されている。
【0032】
次に、上記おにぎり包装用袋Cの使用要領としては、先ず、おにぎり包装用袋Cの収納空間部C1内にその下端開口部C11 を通じておにぎりDを挿入した上で収納空間部C1の下端開口部C11 を閉止して、おにぎり包装用袋C内におにぎりDを収納する(図12参照)。
【0033】
そして、上記おにぎり包装用袋C内のおにぎりDを食する場合には、上記サンドイッチ包装用袋Aの場合と同様の要領で、おにぎり包装用袋Cの表裏摘まみ片10、11の上端部をそれぞれ、別々の手で把持して、表裏摘まみ片10、11を互いに離間する方向に引っ張ることによって、表裏フィルム6、7をその両側短片状熱融着部12、12、上端熱融着部81、両側熱融着部91、91において順番に円滑に且つ確実に分離させて収納空間部C1を全面的に開放させた状態とし、この収納空間部C1内に収納したおにぎりDを型崩れさせることなく円滑に取り出すことができる(図13参照)。
【0034】
上記おにぎり包装用袋Cでは、表裏フィルム6、7を正面略半円形状で且つ上端に正面長方形状の突片61、71が上方に向かって突設されてなるものとしたが、図14に示したように、表裏フィルム6’、7’を上端から下端に向かって幅広く形成されている正面略截頭三角形状で且つ上端に正面長方形状の突片61、71が上方に向かって突設されてなるものであってよい。なお、図14のおにぎり包装用袋C’は、表裏フィルム6’、7’を正面略截頭三角形状とし且つ表裏フィルム6’、7’の対向する両側縁部同士を一定幅でもって引き剥がし可能に直条に熱融着一体化91’ 、91’ したこと以外は、図8のおにぎり包装用袋Cと同様の構成であるので同一符号を付して、その説明を省略した。図14のおにぎり包装用袋C’は、サンドイッチBのような側面直角三角形状のおにぎりを包装するのに適している。
【0035】
【発明の効果】
請求項1に記載の食品包装用袋は、表裏フィルムを重ね合わせて、これら表裏フィルムの下側縁部を除く上端部と両側縁部同士を所定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化すると共に、上記互いに熱融着一体化した上端部から上方に突出する表裏フィルムの突出端部を表裏摘まみ片に形成し、表裏フィルムの対向内面間に下端が開口した食品を収納するための収納空間部を形成していることを特徴とするので、収納空間部内に収納した食品を取り出すにあたっては、表裏摘まみ片を把持して互いに離間する方向に引っ張り、表裏フィルムをその熱融着部から分離させることによって収納空間部を開放させて該収納空間部内に収納した食品を簡単に且つ確実に取り出すことができる。
【0036】
又、請求項2に記載の食品包装用袋は、請求項1に記載の食品包装用袋において、表裏摘まみ片の対向する両側端部の下部に、下端が収納空間部を形成している熱融着部に連続した引き剥がし可能な短片状熱融着部を形成していることを特徴とするので、表裏摘まみ片の短片状熱融着部を引き剥がした後に連続して収納空間部を形成している熱融着部を円滑に引き剥がすことができ、収納空間部を簡単に且つ確実に開放させて該収納空間部内の食品を円滑に取り出すことができる。
【0037】
そして、請求項3に記載の食品包装用袋は、請求項2に記載の食品包装用袋において、短片状熱融着部の下端が、上端熱融着部の両側端部を介して両側熱融着部の上端に連続していることを特徴とするので、表裏摘まみ片の短片状熱融着部の引き剥がし作業後に連続的に上端熱融着部に円滑に引き剥がし力を加えることができ、収納空間部の開放作業を円滑に行って該収納空間部内の収納物を確実に取り出すことができる。
【0038】
更に、請求項4に記載の食品包装用袋は、請求項2又は請求項3に記載の食品ン包装用袋において、短片状熱融着部の先端部が先端になるにしたがって幅狭くなるように構成していることを特徴とするので、短片状熱融着部の引き剥がしの開始の円滑に行うことができ、表裏摘まみ片の破損を生じさせることなく表裏摘まみ片の引き剥がし作業を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサンドイッチ包装用袋を示した正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII −III 線断面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】図1のサンドイッチ包装用袋の使用状態を示した斜視図である。
【図6】図1のサンドイッチ包装用袋の使用状態を示した一部拡大斜視図である。
【図7】サンドイッチ包装用袋の収納空間部を開放した状態を示した斜視図である。
【図8】本発明のおにぎり包装用袋を示した正面図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【図10】図8のX−X線断面図である。
【図11】図8のXI−XI線断面図である。
【図12】おにぎり包装用袋の使用状態を示した斜視図である。
【図13】おにぎり包装用袋の収納空間部を開放した状態を示した斜視図である。
【図14】本発明のおにぎり包装用袋の他の一例を示した正面図である。
【符号の説明】
1 表側フィルム
2 裏側フィルム
31 上端熱融着部
32 両側熱融着部
41 表側摘まみ片
42 裏側摘まみ片
51 短片状熱融着部
A サンドイッチ包装用袋
A1 収納空間部
B サンドイッチ
6、6’ 表側フィルム
7、7’ 裏側フィルム
81 上端熱融着部
91、91’ 両側熱融着部
10 表側摘まみ片
11 裏側摘まみ片
12 短片状熱融着部
C おにぎり包装用袋
D おにぎり
【発明の属する技術分野】
本発明は、収納空間部内に収納した食品を簡単に取り出すことができる食品包装用袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、コンビニエンスストアーなどにおいてサンドイッチが販売されているが、このサンドイッチの包装用袋としては、特許文献1に、二枚の截頭三角形状シートを重ね合わせてこれらのシートの両側縁部を連設すると共に先細端部を熱融着することにより広幅側が開口した袋体を形成し、更に、先細端部の熱融着による封止部から両シートの先端部を突出させて突片部に形成すると共にこの表側突片部に二条の切断線を設けて開封開始突片部を形成してなるサンドイッチ用包装袋が提案されている。
【0003】
そして、上記サンドイッチ用包装袋内に収納したサンドイッチを取り出すにあたっては、サンドイッチ用包装袋の表側突片部に形成した開封開始突片部を広幅側に向かって引っ張ることによって表側フィルムを二分割し、この分割部からサンドイッチを取り出すようにしている。
【0004】
しかしながら、上記サンドイッチ用包装袋の表側フィルムを開封開始突片部を引っ張ることによって二分割しているものの、表側フィルムは、その幅方向の中央部において、開封開始突片部と略同一幅でもって帯状に切除されているにすぎず、サンドイッチを取り出すにあたっては、表側フィルムをその分割部分から両側に向かって拡げる必要があり面倒であると共に、表側フィルムを両側に向かって拡げる際にサンドイッチが型崩れするといった問題点があった。
【0005】
【特許文献1】
実公平2−32587号公報(特許請求の範囲)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、内部に収納した食品を簡単に取り出すことができる食品包装用袋を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の食品包装用袋は、表裏フィルムを重ね合わせて、これら表裏フィルムの下側縁部を除く上端部と両側縁部同士を所定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化すると共に、上記互いに熱融着した上端部から上方に突出する表裏フィルムの突出端部を表裏摘まみ片に形成し、表裏フィルムの対向内面間に下端が開口した食品を収納するための収納空間部を形成していることを特徴とする。
【0008】
又、請求項2に記載の食品包装用袋は、請求項1に記載の食品包装用袋において、表裏摘まみ片の対向する両側端部の下部に、下端が収納空間部を形成している熱融着部に連続した引き剥がし可能な短片状熱融着部を形成していることを特徴とする。
【0009】
更に、請求項3に記載の食品包装用袋は、請求項1又は請求項2に記載の食品包装用袋において、短片状熱融着部の先端部が先端になるにしたがって幅狭くなるように構成していることを特徴とする。
【0010】
【作用】
本発明の食品包装用袋は、その表裏フィルムの下側縁部を除く上端部と両側縁部同士を所定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化していることから、収納空間部内に収納している食品を取り出すにあたっては、表裏フィルム同士を熱融着部から互いに分離させることによって収納空間部を開放し、この収納空間部内に収納している食品を簡単に且つ確実に取り出すことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の食品包装用袋の一例を図面を参照しつつ説明する。先ず、食品包装用袋をサンドイッチ包装用袋として用いる場合について説明する。サンドイッチ包装用袋Aは、図1乃至図4に示したように、上端から下端に向かって幅広く形成されている正面略截頭三角形状の表裏フィルム1、2を重ね合わせ、これら表裏フィルム1、2の上端縁から所定長さだけ下方に位置した部分において、表裏フィルム1、2同士をその全長に亘って水平方向に一定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化(上端熱融着部)31していると共に、上記表裏フィルム1、2の対向する両側縁部同士を一定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化(両側熱融着部)32、32しており、この両側熱融着部32、32の上端は上記上端熱融着部31の両側端部に連続した状態に形成されている。
【0012】
そして、上記上端熱融着部31及び両側熱融着部32、32によって囲まれた表裏フィルム1、2の対向内面間には、下端が開口A11 したサンドイッチBを収納可能な収納空間部A1が形成されていると共に、上端熱融着部31から上方に突出した表裏フィルム1、2部分を表裏摘まみ片41、42に形成している。なお、裏側摘まみ片42を表側摘まみ片41の上端縁から上方に向かって所定長さだけ突出させている。
【0013】
更に、図1及び図4に示したように、上記表裏摘まみ片41、42の対向する両側端部の下部には、表裏摘まみ片41、42の両側端部同士を所定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化させることによって短片状熱融着部51、51が形成されており、この短片状熱融着部51、51は、その下端が上記上端熱融着部31の両側端部を介して両側熱融着部32、32の上端に連続している一方、上端は、表裏摘まみ片41、42の上端縁に達することなく表側摘まみ片41の上下方向の中央部で絶たれた状態に形成されている。なお、短片状熱融着部51、51は、その長さ方向を両側熱融着部32、32の長さ方向に合致させた状態に形成されている。
【0014】
又、上記短片状熱融着部51、51の先端部(上端部)51a 、51a は、その内側縁部51b 、51b を上方における斜め外方に向かって傾斜させることによって、先端(上端)になるにしたがって徐々に幅狭くなるように形成されている。
【0015】
従って、表裏摘まみ片41、42は、その下部において、両側端部に形成された短片状熱融着部51、51によって引き剥がし可能に一体化されている一方、短片状熱融着部51、51の上端よりも上方部分は表裏摘まみ片41、42同士が常態において互いに分離可能に構成されている。
【0016】
次に、上記サンドイッチ包装用袋Aの使用要領について説明する。先ず、サンドイッチ包装用袋Aの収納空間部A1内にその下端開口部A11 を通じて側面直角三角形状のサンドイッチBを挿入した上で収納空間部A1の下端開口部A11 を閉止してサンドイッチ包装用袋A内にサンドイッチBを収納する(図5参照)。
【0017】
そして、サンドイッチ包装用袋A内のサンドイッチBを食する場合には、サンドイッチ包装用袋Aの表裏摘まみ片41、42の上端部をそれぞれ、別々の手で把持して、表裏摘まみ片41、42を互いに離間する方向に引っ張る。
【0018】
この時、表裏摘まみ片41、42の上端部は、その両側端部同士が互いに熱融着一体化されることなく分離した状態となっていることから、表裏摘まみ片41、42を簡単に且つ確実に分離させた状態にして、表裏摘まみ片41、42をそれぞれ別々の手で円滑に把持することができる。
【0019】
すると、表裏摘まみ片41、42の短片状熱融着部51、51の先端部51a 、51a は、先端になるにしたがって徐々に幅狭くなるように形成されていることから、表裏摘まみ片41、42同士を引き剥がすための初期の引き剥がし力は小さくてよく、よって、表裏摘まみ片41、42の引き剥がしの初期動作を円滑に開始することができる。
【0020】
そして、短片状熱融着部51、51は、下方になるにしたがって徐々に幅広くなっており表裏摘まみ片41、42同士を引き剥がすための引き剥がし力も大きくなるものの、短片状熱融着部51、51は、その先端(上端)側の引き剥がし力の小さな部分51a 、51a を引き剥がし起端として徐々に引き剥がされて分離されることから、表裏摘まみ片41、42を短片状熱融着部51、51の熱融着力に抗して円滑に分離することができる。
【0021】
しかも、短片状熱融着部51、51は表裏摘まみ片41、42の両側端部に表裏フィルム1、2の左右方向の中央部を中心にして線対称状に形成されていることから、表裏摘まみ片41、42を互いに離間する方向に引き剥がすに際し、両側短片状熱融着部51、51には同程度の引き剥がし力が略同時に加えられて上端から下端に向かって同程度づつ徐々に引き剥がされる。
【0022】
従って、サンドイッチBを収納したサンドイッチ包装用袋Aが左右方向に必要以上に揺れたりすることなく安定した状態を維持しつつ、表裏摘まみ片41、42を互いに離間する方向に引き剥がすことができる。
【0023】
そして、表裏摘まみ片41、42の両側短片状熱融着部51、51は、上方から下方に向かって同程度づつ引き剥がされると共に下端が上端熱融着部31の両側端部に連続していることから、表裏摘まみ片41、42の両側短片状熱融着部51、51を完全に引き剥がした後に、表裏摘まみ片41、42に加えている引き剥がし力を途切れさせることなく上端熱融着部31にその全長に亘って連続的に且つ略均一に加えることができる(図6参照)。
【0024】
従って、表裏摘まみ片41、42を互いに離間する方向に更に引っ張ると、上端熱融着部31には、その全長に亘って略均一に上端から下端に向かって引き剥がし力が加えられ、表裏フィルム1、2は、その上端熱融着部31において、上端から下端に向かって徐々に引き剥がされて分離される。
【0025】
そして、表裏フィルム1、2の上端熱融着部31が完全に引き剥がされて、上端熱融着部31における表裏フィルム1、2が完全に分離した後、表裏摘まみ片41、42を互いに離間する方向に更に引っ張ることによって、上端熱融着部31の両側端部に連続している両側熱融着部32、32に引き剥がし力を途切れることなく加えることができ、表裏フィルム1、2を両側熱融着部32、32においても上端から下端に向かって徐々に円滑に引き剥がして分離させることができる。
【0026】
このように、表裏摘まみ片41、42をそれぞれ把持して互いに離間する方向に引っ張ることによって、表裏フィルム1、2をその両側短片状熱融着部51、51、上端熱融着部31、両側熱融着部32、32において順番に円滑に且つ確実に分離させて収納空間部A1を全面的に開放させた状態とし、この収納空間部A1内に収納したサンドイッチBを型崩れさせることなく円滑に取り出すことができる(図7参照)。
【0027】
上記ではサンドイッチ包装用袋Aを説明したが、本発明の食品包装用袋Aは、おにぎりの包装用に用いられてもよく、おにぎり包装用袋Cを下記に説明する。おにぎり包装用袋Cは、図8乃至図11に示したように、正面略半円形状で且つ上端に正面長方形状の突片61、71が上方に向かって突設されてなる表裏フィルム6、7を重ね合わせ、これら表裏フィルム6、7の突片61、71の対向する基端部同士を全長に亘って水平方向に一定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化(上端熱融着部)81していると共に、上記表裏フィルム6、7の対向する両側縁部同士を一定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化(両側熱融着部)91、91しており、この両側熱融着部91、91の上端は上記上端熱融着部81の両側端部に連続した状態に形成されている。
【0028】
そして、上記上端熱融着部81及び両側熱融着部91、91によって囲まれた表裏フィルム6、7の対向内面間には、下端が開口C11 したおにぎりDを収納可能な収納空間部C1が形成されていると共に、上端熱融着部81から上方に突出した突片61、71を表裏摘まみ片10、11に形成している。なお、裏側摘まみ片11を表側摘まみ片10の上端縁から上方に向かって所定長さだけ突出させている。
【0029】
更に、上記表裏摘まみ片10、11の対向する両側端部の下部には、表裏摘まみ片10、11の両側端部同士を所定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化させることによって短片状熱融着部12、12が形成されており、この短片状熱融着部12、12は、その下端が上記上端熱融着部81の両側端部を介して両側熱融着部91、91の上端に連続している一方、上端は、表裏摘まみ片10、11の上端縁に達することなく表裏摘まみ片10の上下方向の中央部で絶たれた状態に形成されている。
【0030】
又、上記短片状熱融着部12、12の先端部(上端部)12a 、12a は、その内側縁部12b 、12b を上方における斜め外方に向かって傾斜させることによって、先端(上端)になるにしたがって徐々に幅狭くなるように形成されている。
【0031】
従って、表裏摘まみ片10、11は、その下部において、両側端部に形成された短片状熱融着部12、12によって一体化されている一方、短片状熱融着部12、12の上端よりも上方部分は表裏摘まみ片10、11同士が常態において互いに分離可能に構成されている。
【0032】
次に、上記おにぎり包装用袋Cの使用要領としては、先ず、おにぎり包装用袋Cの収納空間部C1内にその下端開口部C11 を通じておにぎりDを挿入した上で収納空間部C1の下端開口部C11 を閉止して、おにぎり包装用袋C内におにぎりDを収納する(図12参照)。
【0033】
そして、上記おにぎり包装用袋C内のおにぎりDを食する場合には、上記サンドイッチ包装用袋Aの場合と同様の要領で、おにぎり包装用袋Cの表裏摘まみ片10、11の上端部をそれぞれ、別々の手で把持して、表裏摘まみ片10、11を互いに離間する方向に引っ張ることによって、表裏フィルム6、7をその両側短片状熱融着部12、12、上端熱融着部81、両側熱融着部91、91において順番に円滑に且つ確実に分離させて収納空間部C1を全面的に開放させた状態とし、この収納空間部C1内に収納したおにぎりDを型崩れさせることなく円滑に取り出すことができる(図13参照)。
【0034】
上記おにぎり包装用袋Cでは、表裏フィルム6、7を正面略半円形状で且つ上端に正面長方形状の突片61、71が上方に向かって突設されてなるものとしたが、図14に示したように、表裏フィルム6’、7’を上端から下端に向かって幅広く形成されている正面略截頭三角形状で且つ上端に正面長方形状の突片61、71が上方に向かって突設されてなるものであってよい。なお、図14のおにぎり包装用袋C’は、表裏フィルム6’、7’を正面略截頭三角形状とし且つ表裏フィルム6’、7’の対向する両側縁部同士を一定幅でもって引き剥がし可能に直条に熱融着一体化91’ 、91’ したこと以外は、図8のおにぎり包装用袋Cと同様の構成であるので同一符号を付して、その説明を省略した。図14のおにぎり包装用袋C’は、サンドイッチBのような側面直角三角形状のおにぎりを包装するのに適している。
【0035】
【発明の効果】
請求項1に記載の食品包装用袋は、表裏フィルムを重ね合わせて、これら表裏フィルムの下側縁部を除く上端部と両側縁部同士を所定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化すると共に、上記互いに熱融着一体化した上端部から上方に突出する表裏フィルムの突出端部を表裏摘まみ片に形成し、表裏フィルムの対向内面間に下端が開口した食品を収納するための収納空間部を形成していることを特徴とするので、収納空間部内に収納した食品を取り出すにあたっては、表裏摘まみ片を把持して互いに離間する方向に引っ張り、表裏フィルムをその熱融着部から分離させることによって収納空間部を開放させて該収納空間部内に収納した食品を簡単に且つ確実に取り出すことができる。
【0036】
又、請求項2に記載の食品包装用袋は、請求項1に記載の食品包装用袋において、表裏摘まみ片の対向する両側端部の下部に、下端が収納空間部を形成している熱融着部に連続した引き剥がし可能な短片状熱融着部を形成していることを特徴とするので、表裏摘まみ片の短片状熱融着部を引き剥がした後に連続して収納空間部を形成している熱融着部を円滑に引き剥がすことができ、収納空間部を簡単に且つ確実に開放させて該収納空間部内の食品を円滑に取り出すことができる。
【0037】
そして、請求項3に記載の食品包装用袋は、請求項2に記載の食品包装用袋において、短片状熱融着部の下端が、上端熱融着部の両側端部を介して両側熱融着部の上端に連続していることを特徴とするので、表裏摘まみ片の短片状熱融着部の引き剥がし作業後に連続的に上端熱融着部に円滑に引き剥がし力を加えることができ、収納空間部の開放作業を円滑に行って該収納空間部内の収納物を確実に取り出すことができる。
【0038】
更に、請求項4に記載の食品包装用袋は、請求項2又は請求項3に記載の食品ン包装用袋において、短片状熱融着部の先端部が先端になるにしたがって幅狭くなるように構成していることを特徴とするので、短片状熱融着部の引き剥がしの開始の円滑に行うことができ、表裏摘まみ片の破損を生じさせることなく表裏摘まみ片の引き剥がし作業を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサンドイッチ包装用袋を示した正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII −III 線断面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】図1のサンドイッチ包装用袋の使用状態を示した斜視図である。
【図6】図1のサンドイッチ包装用袋の使用状態を示した一部拡大斜視図である。
【図7】サンドイッチ包装用袋の収納空間部を開放した状態を示した斜視図である。
【図8】本発明のおにぎり包装用袋を示した正面図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【図10】図8のX−X線断面図である。
【図11】図8のXI−XI線断面図である。
【図12】おにぎり包装用袋の使用状態を示した斜視図である。
【図13】おにぎり包装用袋の収納空間部を開放した状態を示した斜視図である。
【図14】本発明のおにぎり包装用袋の他の一例を示した正面図である。
【符号の説明】
1 表側フィルム
2 裏側フィルム
31 上端熱融着部
32 両側熱融着部
41 表側摘まみ片
42 裏側摘まみ片
51 短片状熱融着部
A サンドイッチ包装用袋
A1 収納空間部
B サンドイッチ
6、6’ 表側フィルム
7、7’ 裏側フィルム
81 上端熱融着部
91、91’ 両側熱融着部
10 表側摘まみ片
11 裏側摘まみ片
12 短片状熱融着部
C おにぎり包装用袋
D おにぎり
Claims (4)
- 表裏フィルムを重ね合わせて、これら表裏フィルムの下側縁部を除く上端部と両側縁部同士を所定幅でもって引き剥がし可能に熱融着一体化すると共に、上記互いに熱融着一体化した上端部から上方に突出する表裏フィルムの突出端部を表裏摘まみ片に形成し、表裏フィルムの対向内面間に下端が開口した食品を収納するための収納空間部を形成していることを特徴とする食品包装用袋。
- 表裏摘まみ片の対向する両側端部の下部に、下端が収納空間部を形成している熱融着部に連続した引き剥がし可能な短片状熱融着部を形成していることを特徴とする請求項1に記載の食品包装用袋。
- 短片状熱融着部の下端が、上端熱融着部の両側端部を介して両側熱融着部の上端に連続していることを特徴とする請求項2に記載の食品包装用袋。
- 短片状熱融着部の先端部が先端になるにしたがって幅狭くなるように構成していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の食品包装用袋。
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-
2003
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