JP2005006671A - 消臭・芳香剤容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】消臭・芳香剤の残量を容易に確認できるとともに、装飾体の動的な風合いを楽しむことができる消臭・芳香剤容器を提供すること。
【解決手段】消臭・芳香剤1を収容する容器2の上部に開口部3を形成し、この開口部3に上下移動可能に装飾体4を挿入するとともに、装飾体4の下端部に、固形又はゲル状の消臭・芳香剤1上に載置する錘体5を付設し、消臭・芳香剤1の減少に伴って、装飾体4が下降するようにする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、消臭剤や芳香剤(本明細書において、包括して、「消臭・芳香剤」という。)を収容するための容器に関し、特に、消臭・芳香剤の残量を容易に確認できるとともに、装飾体の動的な風合いを楽しむことができる消臭・芳香剤容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、トイレに消臭・芳香剤を置くことによって、不快な臭いを消臭したり、芳香が漂うようにしている。
また、最近では、普通の部屋にも芳香剤を置くことによって、タバコ臭や部屋の臭いを消したり、香りによるアロマテラピーの効果を出したりするようになっている。
この種の芳香剤は、容器内に収容された消臭・芳香剤を徐々に気化させ、この気化ガスを室内に拡散させることにより、消臭や芳香を長期間持続するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の消臭・芳香剤では、透明では意匠性に欠けることから半透明か不透明の容器が使用されており、遠目で見ただけでは容器内部の消臭・芳香剤の残量が判断しにくく、近づいて容器を透かして見たり、容器を持ち上げて振ったりすることによって消臭・芳香剤の残量を判断している。
【0004】
本発明は、上記従来の消臭・芳香剤容器が有する問題点に鑑み、消臭・芳香剤の残量を容易に確認できるとともに、装飾体の動的な風合いを楽しむことができる消臭・芳香剤容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本第1発明の消臭・芳香剤容器は、消臭・芳香剤を収容する容器の上部に開口部を形成し、該開口部に上下移動可能に装飾体を挿入するとともに、該装飾体の下端部に、固形又はゲル状の消臭・芳香剤上に載置する錘体を付設し、消臭・芳香剤の減少に伴って、装飾体が下降するようにしたことを特徴とする。
【0006】
この消臭・芳香剤容器は、消臭・芳香剤を収容する容器の上部に開口部を形成し、該開口部に上下移動可能に装飾体を挿入するとともに、該装飾体の下端部に、固形又はゲル状の消臭・芳香剤上に載置する錘体を付設することから、消臭・芳香剤の減少に伴って下降する装飾体の動きによって消臭・芳香剤の残量を容易に確認できるとともに、装飾体の動きによる動的な風合いを楽しむことができる。
【0007】
この場合において、装飾体を摺動可能に支持するとともに、装飾体と錘体とを弛みを持たせた所要長さのひも状体により連結し、消臭・芳香剤が任意の量まで減少した段階から、前記ひも状体を介して装飾体を下降させるようにすることができる。
【0008】
これにより、消臭・芳香剤がある程度減少するまでは、装飾体を初期状態に保ち、例えば、消臭・芳香剤が無くなりかける段階からひも状体を介して装飾体を下降させることができる。
【0009】
また、同じ目的を達成するため、本第2発明の消臭・芳香剤容器は、消臭・芳香剤を収容する容器の上部に開口部を形成し、該開口部に装飾体を設けるとともに、該装飾体に、弛みを持たせた所要長さのひも状体を介して、固形又はゲル状の消臭・芳香剤上に載置する錘体を付設し、消臭・芳香剤の減少に伴って、装飾体をひも状体を介して下方に引き寄せることにより、装飾体の形態を変化させるようにしたことを特徴とする。
【0010】
この消臭・芳香剤容器は、消臭・芳香剤を収容する容器の上部に開口部を形成し、該開口部に装飾体を設けるとともに、該装飾体に、弛みを持たせた所要長さのひも状体を介して、固形又はゲル状の消臭・芳香剤上に載置する錘体を付設することから、消臭・芳香剤の減少に伴って、装飾体をひも状体を介して下方に引き寄せることにより、装飾体の形態を変化させ、これによって、消臭・芳香剤の残量を容易に確認できるとともに、装飾体の動きによる動的な風合いを楽しむことができる。
【0011】
また、同じ目的を達成するため、本第3発明の消臭・芳香剤容器は、消臭・芳香剤を収容する容器の上部に開口部を形成し、該開口部に上下移動可能に装飾体を挿入するとともに、該装飾体の下端部に、液状の消臭・芳香剤上に浮かせる浮力体を付設し、消臭・芳香剤の減少に伴って、装飾体が下降するようにしたことを特徴とする。
【0012】
この消臭・芳香剤容器は、消臭・芳香剤を収容する容器の上部に開口部を形成し、該開口部に上下移動可能に装飾体を挿入するとともに、該装飾体の下端部に、液状の消臭・芳香剤上に浮かせる浮力体を付設することから、消臭・芳香剤の減少に伴って下降する装飾体の動きによって消臭・芳香剤の残量を容易に確認できるとともに、装飾体の動きによる動的な風合いを楽しむことができる。
【0013】
この場合において、装飾体を摺動可能に支持するとともに、装飾体と浮力体とを弛みを持たせた所要長さのひも状体により連結し、消臭・芳香剤が任意の量まで減少した段階から、前記ひも状体を介して装飾体を下降させるようにすることができる。
【0014】
これにより、消臭・芳香剤がある程度減少するまでは、装飾体を初期状態に保ち、例えば、消臭・芳香剤が無くなりかける段階からひも状体を介して装飾体を下降させることができる。
【0015】
また、同じ目的を達成するため、本第4発明の消臭・芳香剤容器は、消臭・芳香剤を収容する容器の上部に開口部を形成し、該開口部に装飾体を設けるとともに、該装飾体に、弛みを持たせた所要長さのひも状体を介して、液状の消臭・芳香剤上に浮かせる浮力体を付設し、消臭・芳香剤の減少に伴って、装飾体をひも状体を介して下方に引き寄せることにより、装飾体の形態を変化させるようにしたことを特徴とする。
【0016】
この消臭・芳香剤容器は、消臭・芳香剤を収容する容器の上部に開口部を形成し、該開口部に装飾体を設けるとともに、該装飾体に、弛みを持たせた所要長さのひも状体を介して、液状の消臭・芳香剤上に浮かせる浮力体を付設することから、消臭・芳香剤の減少に伴って、装飾体をひも状体を介して下方に引き寄せることにより、装飾体の形態を変化させ、これによって、消臭・芳香剤の残量を容易に確認できるとともに、装飾体の動きによる動的な風合いを楽しむことができる。
【0017】
また、装飾体が造花からなり、装飾体が造花からなり、消臭・芳香剤の減少に伴って、萎む花を表現するようにすることができる。
【0018】
これにより、装飾体の写実的な動きによる動的な風合いを楽しむことができる。
【0019】
また、消臭・芳香剤容器を上下分離可能に構成することができる。
【0020】
これにより、消臭・芳香剤を新しいものに容易に交換することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の消臭・芳香剤容器の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0022】
図1に、本発明の消臭・芳香剤容器の第1実施例を示す。
この消臭・芳香剤容器は、消臭・芳香剤1を収容する容器2の上部に開口部3を形成し、該開口部3に上下移動可能に装飾体4を挿入するとともに、該装飾体4の下端部に、固形又はゲル状の消臭・芳香剤1上に載置する錘体5を付設している。
【0023】
容器2は、本実施例では花瓶を模倣しており、鉢状の容器本体21の上部に筒状の首部22を開口部3として形成している。
容器本体21は、上部21aと下部21bとが分離可能に構成され、嵌合構造等により容易に脱着できるようになっており、これにより、消臭・芳香剤1を新しいものに容易に交換できるようになっている。
また、容器本体21の上部位置、例えば、上部21aの肩部には、消臭・芳香剤1の蒸散孔23を形成するようにする。この蒸散孔23は、消臭・芳香剤容器の用途、消臭・芳香剤1の特性等に合わせて、その大きさや個数を適宜設定するようにし、さらに、必要に応じて、シール等を貼ることによって、消臭・芳香剤1の蒸散量を調節することができるようにすることができる。
【0024】
一方、装飾体4は、本実施例では花を模倣した造花からなり、合成樹脂や不織布等の適宜材料により形成された茎41と、該茎41の中間に形成された弾性変形可能な葉42と、茎41の先端に形成された弾性変形可能な花弁43とを備えている。
また、この装飾体4の下端部には錘体5が付設されており、図1に示すように、該錘体5は、固形又はゲル状の消臭・芳香剤1上に位置して、消臭・芳香剤1の減少に伴って下降することにより、装飾体4を容器2内部に引き込む重量を備えている。
【0025】
かくして、本第1実施例の消臭・芳香剤容器は、消臭・芳香剤1を収容する容器2の上部に開口部を形成し、該開口部に上下移動可能に装飾体4を挿入するとともに、該装飾体4の下端部に、固形又はゲル状の消臭・芳香剤1上に載置する錘体5を付設することから、消臭・芳香剤1の減少に伴って下降する装飾体4の動きによって消臭・芳香剤1の残量を容易に確認できるとともに、装飾体4の動きによる動的な風合いを楽しむことができる。
この場合、装飾体4としての造花は、図1に示すように、錘体5が消臭・芳香剤1の減少に伴って下降することにより、容器2内部に引き込まれ、拡開する容器2の首口22aで葉42と花弁43が案内されることにより、徐々に萎む花を表現することができる。
【0026】
一方、このような消臭・芳香剤容器において、図2に示す第2実施例では、装飾体4を開口部3で摺動可能に支持するとともに、装飾体4と錘体5とを弛みを持たせた所要長さのひも状体7により連結し、消臭・芳香剤1が任意の量まで減少した段階から、前記ひも状体7を介して装飾体4を下降させるようにしている。
装飾体4は、例えば、容器2の開口部3に筒状の支持部材8を固定し、この支持部材8により装飾体4の花の茎41を摺動可能に支持するようにする。
この場合、花の茎41は、支持部材8との摩擦抵抗によって、ひも状体7による引っ張り力が作用するまでは当初の位置に保持される。
なお、本実施例においては、装飾体4としての造花を、錘体5が消臭・芳香剤1の減少に伴って下降することにより、容器2内部に引き込み、拡開する容器2の首口22aで花弁43が案内されることにより、徐々に萎む花を表現することができるようにしたが、図3に示す変形実施例のように、装飾体4の花の茎41を案内する支持部材8を、容器2の首口22aの上部に、例えば、花弁43を支える萼のように突出して形成することもできる。
【0027】
このように、消臭・芳香剤容器を形成することにより、消臭・芳香剤1がある程度減少するまでは、装飾体4を初期状態に保ち、例えば、消臭・芳香剤1が無くなりかける段階からひも状体7を介して装飾体4を下降させることができる。
【0028】
このほか、図4に示す第3実施例のように、装飾体4を下降させず、ほぼ定位置に位置するようにして、装飾体4に、弛みを持たせた所要長さのひも状体7を介して、固形又はゲル状の消臭・芳香剤1上に載置する錘体5を付設し、消臭・芳香剤1の減少に伴って、装飾体4をひも状体7を介して下方に引き寄せることにより、ひも状体7を取り付けた装飾体4の形態を変化させることができる。
この場合、ひも状体7の上端を装飾体4に直接接着等することにより、装飾体4を操作することができる。
【0029】
次に、図5に、本発明の消臭・芳香剤容器の第4実施例を示す。
この消臭・芳香剤容器は、消臭・芳香剤1を収容する容器2の上部に開口部3を形成し、該開口部3に上下移動可能に装飾体4を挿入するとともに、該装飾体4の下端部に、液状の消臭・芳香剤1上に浮かせる浮力体6を付設している。
また、浮力体6には、消臭・芳香剤容器が倒れたときに、液状の消臭・芳香剤1が容器2の開口部3等からこぼれにくくするためのスポンジや不織布からなる仕切り部材61を配設することができる。
【0030】
浮力体6は、図5に示すように、液状の消臭・芳香剤1上に位置する浮力と、消臭・芳香剤1の減少に伴って下降することにより、装飾体4を容器2内部に引き込む重量とを備えている。
なお、この消臭・芳香剤容器のその他の構成は、第1実施例の消臭・芳香剤容器とほぼ同じであるため、同一部材は同一符号を記すことにより、その説明を省略する。
【0031】
かくして、本第4実施例の消臭・芳香剤容器は、消臭・芳香剤1を収容する容器2の上部に開口部3を形成し、該開口部3に上下移動可能に装飾体4を挿入するとともに、該装飾体4の下端部に、液状の消臭・芳香剤1上に浮かせる浮力体6を付設することから、消臭・芳香剤1の減少に伴って下降する装飾体4の動きによって消臭・芳香剤1の残量を容易に確認できるとともに、装飾体4の動きによる動的な風合いを楽しむことができる。
この場合、装飾体4としての造花は、図5に示すように、浮力体6が消臭・芳香剤1の減少に伴って下降することにより、容器2内部に引き込まれ、拡開する容器2の首口22aで葉42と花弁43が案内されることにより、徐々に萎む花を表現することができる。
【0032】
一方、このような消臭・芳香剤容器において、図6に示す第5実施例では、装飾体4を開口部3で摺動可能に支持するとともに、装飾体4と浮力体6とを弛みを持たせた所要長さのひも状体7により連結し、消臭・芳香剤1が任意の量まで減少した段階から、前記ひも状体7を介して装飾体4を下降させるようにしている。
装飾体4は、例えば、容器2の開口部3に筒状の支持部材8を固定し、この支持部材8により装飾体4の花の茎41を摺動可能に支持するようにする。
この場合、花の茎41は、支持部材8との摩擦抵抗によって、ひも状体7による引っ張り力が作用するまでは当初の位置に保持される。また、浮力体6は支持部材8の摩擦抵抗に抗して、装飾体4を引き込むだけの重量を備えている。
【0033】
このように、消臭・芳香剤容器を形成することにより、消臭・芳香剤1がある程度減少するまでは、装飾体4を初期状態に保ち、例えば、消臭・芳香剤1が無くなりかける段階からひも状体7を介して装飾体4を下降させることができる。
なお、本実施例においては、装飾体4としての造花を、浮力体6が消臭・芳香剤1の減少に伴って下降することにより、容器2内部に引き込み、拡開する容器2の首口22aで花弁43が案内されることにより、徐々に萎む花を表現することができるようにしたが、装飾体4の花の茎41を案内する支持部材8を、容器2の首口22aの上部に、例えば、花弁43を支える萼のように突出して形成することもできる。
【0034】
このほか、装飾体4を下降させず、ほぼ定位置に位置するようにして、装飾体4に、弛みを持たせた所要長さのひも状体7を介して、液状の消臭・芳香剤1上に浮かせる浮力体6を付設し、消臭・芳香剤1の減少に伴って、装飾体4をひも状体7を介して下方に引き寄せることにより、ひも状体7を取り付けた装飾体4の形態を変化させることができる。
この場合、ひも状体7の上端を装飾体4に直接接着等することにより、装飾体4を操作することができる。
【0035】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明の消臭・芳香剤容器の構成は、この実施例の記載に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜に変更することが可能であり、例えば、容器や装飾体の形状は適宜変更することが可能である。
【0036】
【発明の効果】
本第1発明の消臭・芳香剤容器によれば、消臭・芳香剤を収容する容器の上部に開口部を形成し、該開口部に上下移動可能に装飾体を挿入するとともに、該装飾体の下端部に、固形又はゲル状の消臭・芳香剤上に載置する錘体を付設することから、消臭・芳香剤の減少に伴って下降する装飾体の動きによって消臭・芳香剤の残量を容易に確認できるとともに、装飾体の動きによる動的な風合いを楽しむことができる。
【0037】
この場合、装飾体を摺動可能に支持するとともに、装飾体と錘体とを弛みを持たせた所要長さのひも状体により連結し、消臭・芳香剤が任意の量まで減少した段階から、前記ひも状体を介して装飾体を下降させるようにすることにより、消臭・芳香剤がある程度減少するまでは、装飾体を初期状態に保ち、例えば、消臭・芳香剤が無くなりかける段階からひも状体を介して装飾体を下降させることができる。
【0038】
また、本第2発明の消臭・芳香剤容器によれば、消臭・芳香剤を収容する容器の上部に開口部を形成し、該開口部に装飾体を設けるとともに、該装飾体に、弛みを持たせた所要長さのひも状体を介して、固形又はゲル状の消臭・芳香剤上に載置する錘体を付設することから、消臭・芳香剤の減少に伴って、装飾体をひも状体を介して下方に引き寄せることにより、装飾体の形態を変化させ、これによって、消臭・芳香剤の残量を容易に確認できるとともに、装飾体の動きによる動的な風合いを楽しむことができる。
【0039】
また、本第3発明の消臭・芳香剤容器によれば、消臭・芳香剤を収容する容器の上部に開口部を形成し、該開口部に上下移動可能に装飾体を挿入するとともに、該装飾体の下端部に、液状の消臭・芳香剤上に浮かせる浮力体を付設することから、消臭・芳香剤の減少に伴って下降する装飾体の動きによって消臭・芳香剤の残量を容易に確認できるとともに、装飾体の動きによる動的な風合いを楽しむことができる。
【0040】
この場合、装飾体を摺動可能に支持するとともに、装飾体と浮力体とを弛みを持たせた所要長さのひも状体により連結し、消臭・芳香剤が任意の量まで減少した段階から、前記ひも状体を介して装飾体を下降させるようにすることにより、消臭・芳香剤がある程度減少するまでは、装飾体を初期状態に保ち、例えば、消臭・芳香剤が無くなりかける段階からひも状体を介して装飾体を下降させることができる。
【0041】
また、本第4発明の消臭・芳香剤容器によれば、消臭・芳香剤を収容する容器の上部に開口部を形成し、該開口部に装飾体を設けるとともに、該装飾体に、弛みを持たせた所要長さのひも状体を介して、液状の消臭・芳香剤上に浮かせる浮力体を付設することから、消臭・芳香剤の減少に伴って、装飾体をひも状体を介して下方に引き寄せることにより、装飾体の形態を変化させ、これによって、消臭・芳香剤の残量を容易に確認できるとともに、装飾体の動きによる動的な風合いを楽しむことができる。
【0042】
また、装飾体が造花からなり、装飾体が造花からなり、消臭・芳香剤の減少に伴って、萎む花を表現するようにすることにより、装飾体の写実的な動きによる動的な風合いを楽しむことができる。
【0043】
また、消臭・芳香剤容器を上下分離可能に構成することにより、消臭・芳香剤を新しいものに容易に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の消臭・芳香剤容器の第1実施例を示し、(a)は消臭・芳香剤が満たされた状態を示す断面図、(b)は消臭・芳香剤が半減した状態を示す断面図、(c)は消臭・芳香剤がほぼ無くなった状態を示す断面図である。
【図2】本発明の消臭・芳香剤容器の第2実施例を示し、(a)は消臭・芳香剤が満たされた状態を示す断面図、(b)は消臭・芳香剤が半減した状態を示す断面図、(c)は消臭・芳香剤がほぼ無くなった状態を示す断面図である。
【図3】本発明の消臭・芳香剤容器の第2実施例の変形実施例を示し、(a)は消臭・芳香剤が満たされた状態を示す断面図、(b)は消臭・芳香剤がほぼ無くなった状態を示す断面図である。
【図4】本発明の消臭・芳香剤容器の第3実施例の変形実施例を示し、(a)は消臭・芳香剤が満たされた状態を示す断面図、(b)は消臭・芳香剤がほぼ無くなった状態を示す断面図である。
【図5】本発明の消臭・芳香剤容器の第4実施例を示し、(a)は消臭・芳香剤が満たされた状態を示す断面図、(b)は消臭・芳香剤が半減した状態を示す断面図、(c)は消臭・芳香剤がほぼ無くなった状態を示す断面図である。
【図6】本発明の消臭・芳香剤容器の第5実施例を示し、(a)は消臭・芳香剤が満たされた状態を示す断面図、(b)は消臭・芳香剤が半減した状態を示す断面図、(c)は消臭・芳香剤がほぼ無くなった状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 消臭・芳香剤
2 容器
21 容器本体
21a 上部
21b 下部
22 首部
22a 首口
3 開口部
4 装飾体
41 茎
42 葉
43 花弁
5 錘体
6 浮力体
7 ひも状体
8 支持部材

Claims (8)

  1. 消臭・芳香剤を収容する容器の上部に開口部を形成し、該開口部に上下移動可能に装飾体を挿入するとともに、該装飾体の下端部に、固形又はゲル状の消臭・芳香剤上に載置する錘体を付設し、消臭・芳香剤の減少に伴って、装飾体が下降するようにしたことを特徴とする消臭・芳香剤容器。
  2. 装飾体を摺動可能に支持するとともに、装飾体と錘体とを弛みを持たせた所要長さのひも状体により連結し、消臭・芳香剤が任意の量まで減少した段階から、前記ひも状体を介して装飾体を下降させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の消臭・芳香剤容器。
  3. 消臭・芳香剤を収容する容器の上部に開口部を形成し、該開口部に装飾体を設けるとともに、該装飾体に、弛みを持たせた所要長さのひも状体を介して、固形又はゲル状の消臭・芳香剤上に載置する錘体を付設し、消臭・芳香剤の減少に伴って、装飾体をひも状体を介して下方に引き寄せることにより、装飾体の形態を変化させるようにしたことを特徴とする消臭・芳香剤容器。
  4. 消臭・芳香剤を収容する容器の上部に開口部を形成し、該開口部に上下移動可能に装飾体を挿入するとともに、該装飾体の下端部に、液状の消臭・芳香剤上に浮かせる浮力体を付設し、消臭・芳香剤の減少に伴って、装飾体が下降するようにしたことを特徴とする消臭・芳香剤容器。
  5. 装飾体を摺動可能に支持するとともに、装飾体と浮力体とを弛みを持たせた所要長さのひも状体により連結し、消臭・芳香剤が任意の量まで減少した段階から、前記ひも状体を介して装飾体を下降させるようにしたことを特徴とする請求項4記載の消臭・芳香剤容器。
  6. 消臭・芳香剤を収容する容器の上部に開口部を形成し、該開口部に装飾体を設けるとともに、該装飾体に、弛みを持たせた所要長さのひも状体を介して、液状の消臭・芳香剤上に浮かせる浮力体を付設し、消臭・芳香剤の減少に伴って、装飾体をひも状体を介して下方に引き寄せることにより、装飾体の形態を変化させるようにしたことを特徴とする消臭・芳香剤容器。
  7. 装飾体が造花からなり、消臭・芳香剤の減少に伴って、萎む花を表現するようにしたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の消臭・芳香剤容器。
  8. 消臭・芳香剤容器を上下分離可能に構成したことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の消臭・芳香剤容器。
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