JP2005006513A - 濃縮ジュース氷菓とその製造方法 - Google Patents

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修 渡邉
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Abstract

【課題】氷菓には、アイスクリーム、かき氷、アイスキャンディー等があるが、これらはそのまま食べることが殆どで、砕いて他の飲料に溶かしながら飲食するものは無く、又、氷やクラッシュアイス等を飲料に入れると薄く(水っぽく)なる。これらの欠点を無くした濃縮ジュース氷菓及び、その製造方法を提供する。
【解決手段】150%から300%程度の濃縮ジュースをマイナス5度からマイナス30度前後の温度で冷凍すると完全に凝固していない氷菓ができる。この氷菓は軟らかいため、容易に押しつぶすことができ、破砕できる。こうしてできた濃縮ジュース氷菓と他の飲み物(飲料水、ジュース、アルコール、牛乳等)とを混ぜ合わせると、まず、濃縮ジュース氷菓の凝固していない部分と飲み物が溶け合い、次に凝固した部分が、徐々に溶け出すため、飲み終わるまで薄く(水っぽく)ならず、冷たさを持続できる飲み物となる。
【選択図】なし

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、150%から300%程度の濃縮ジュースを、マイナス5度からマイナス30度前後の温度で冷凍し、砕いた濃縮ジュース氷菓とその製造方法に関するものである。濃縮ジュース氷菓は、そのまま食べても良いが飲料水・牛乳・ジュース等に溶かしながら食べられることが、特長である。
【0002】
【従来の技術】
従来、氷菓には、アイスクリームに代表される牛乳系と、かき氷・アイスキャンディーに代表される氷系とがあった。これらはそのまま食べることが殆どで、砕いて他の飲料に溶かしながら食べるものはなかった。又 冷飲物の冷たさを、容器の内より持続するには、クラッシュアイスや氷しかなかった。
冷飲物に入れるクラッシュアイスや氷は、飲み物が薄く(水っぽく)なるという欠点がある。
これらの製造方法では、袋詰めしてから破砕等の加工をするものは無く、加工したものをそのまま袋詰めしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、これらの欠点を無くして、冷飲物を薄く(水っぽく)せずに、冷たさを持続し、かつ、飲料水・牛乳・ジュース等に溶け易いものである必要がある。又、製造上では、濃縮ジュース氷菓が容易に砕けなければならない。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
150%から300%程度の濃縮ジュースを、マイナス5度からマイナス30度前後の温度で冷凍すると、水分が少ない為、氷や100%ジュースを凍らせた時よりも軟らかく、砕き易い氷菓ができる。
これは、濃縮ジュース氷菓の凝固点が低く、マイナス15度前後の温度では完全に凝固しない為である。
【0005】
【発明の実施の形態】
濃縮ジュース氷菓に、飲料水・牛乳・ジュース・アルコール等を混ぜると、凝固していない部分がまず解けて、次に、凝固した部分が徐々に解けていく。これにより、混ぜた液体を薄く(水っぽく)せずに冷たさを持続し、かつ、凝固したままの部分は、これまでに無い食感の飲食物となる。
又、柑橘類等、クエン酸を多く含むジュースの濃縮ジュース氷菓に牛乳を混ぜると、クエン酸と牛乳が分離し、ヨーグルト状となる為、まず濃縮ジュース氷菓の凝固していない部分がヨーグルト状となり、次に凝固した部分が徐々に溶けてヨーグルト状となる。そしてその作用が最後まで続くのが特長である。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明する。
(イ) 100%のオレンジジュースを加熱して200%程度の濃縮ジュースをつくり、常温 又は冷水にて冷ます。
(ロ) これを1人分(約100CC)の容器に入れ、マイナス15度前後で冷凍する。
(ハ) できた濃縮ジュース氷菓を、内容量200CC以上のビニール袋に入れ、空気をなるべく入れない様にして、封をする。
(ニ) 濃縮ジュース氷菓には、凝固点が低くマイナス15度前後の温度では、完全に凝固しないため、ビニール袋の外側から内容物を簡単に破砕できる。大量生産する場合も、ローラ式、又は打撃式、又は押圧式破砕機で、内容物のみを簡単に、破砕できる。又、これを保存する場合は、マイナス15度前後で冷凍保存する。
(ホ) 濃縮ジュース氷菓、1人分(約100CC)を器に入れ、約100CCの牛乳を入れる。
(ヘ) 濃縮ジュース氷菓の凝固していない部分が、牛乳と分離し、ヨーグルト状となり、次に、凝固した部分が徐々に溶け出しヨーグルト状となる。この状態で凝固した部分を食べても、これまでに無い食感がある。全体的には、オレンジシャーベットとヨーグルトと牛乳の3つの味が楽しめ、それぞれの味が調和している。そしてその冷飲物の冷たさを持続することができる。
本発明は濃縮ジュース氷菓が、徐々に溶け出すことが特長であり、最後までその作用が続く。
本実施例では、オレンジジュースと牛乳を用いたが、他の濃縮ジュースと他の飲料(飲料水・ジュース・アルコール等)を使用することもできる。例えば、グレープフルーツの濃縮ジュース氷菓にリキュール類(アルコール)を入れ、水、又は、炭酸水で割れば、氷を入れても飲み終わるまで薄くならず、冷たいままのカクテルやグレープフルーツサワーができる。
又、本実施例では製造上、1人分の濃縮ジュース氷菓を袋に入れてから破砕する方法を示したが、これは1人分だけではなく多人数分用でもかまわない。
濃縮ジュースを冷凍にしてから袋に入れたが、袋に入れてから冷凍しても良い。
【0007】
【発明の効果】
この発明によれば、冷飲物の冷たさを容器の内より持続し、その飲み物を薄く(水っぽく)しない。そして、この濃縮ジュース氷菓の特長である飲み物が徐々に溶け出すという作用により、その飲み物を最後までおいしく飲食することができる。又、この氷菓は、飲み物と混ぜ合わせると、これまでに無い食感が楽しめる。この濃縮ジュース氷菓は、濃縮ジュース自身がマイナス15度前後の温度では、完全に凝固しないのも特長で、破砕し易く飲み物に溶け易い。
よって、製造上、袋に封入してから ローラ式、又は打撃式、又は押圧式破砕機によって、内容物のみを砕くことができ、製品として大量生産することが可能である。又、通常の液体濃縮ジュースや、100%ジュース等よりも長期保存することができる。

Claims (3)

  1. 100%のジュースを、加熱又はその他の濃縮方法で、150%から300%程度の濃縮ジュースを作り、これをマイナス5度からマイナス30度前後の温度で冷凍し、砕いた濃縮ジュース氷菓。これを、飲料水・牛乳・ジュース・アルコール等に溶かしながら飲食する。
  2. 濃縮還元ジュースの還元前に150%から300%程度に成分調整した濃縮ジュースを使った、請求項1の濃縮ジュース氷菓。これを、飲料水・牛乳・ジュース・アルコール等に溶かしながら飲食する。
  3. 請求項1で冷凍された冷凍濃縮ジュースを袋等に、一定量封入し、その後、その袋の外部より、ローラ式、又は打撃式、又は押圧式破砕機によって、内容物のみを砕いて濃縮ジュース氷菓を製造することを特長とする濃縮ジュース氷菓の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007003116A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Masaaki Murakami 氷の製造方法
JP2016007167A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 株式会社日本果汁 冷凍塊の群とその製造方法

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