JP2005005517A - アライメント装置及びアライメント方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は基板のアライメントを行う機構の簡素化を図ることを課題とする。
【解決手段】アライメント装置24は、ガラス基板12の4つの角部12A〜12Dを対角方向から中心に向かって押圧する4つの押圧機構24A〜24Dが回動ベース20上に放射状に配置されている。押圧機構24A〜24Dは、ガラス基板12の角部12A〜12Dを押圧する一対の押圧ピン28,29と、押圧ピン28,29を支持する4本の摺動アーム30〜33と、駆動軸36に設けられ摺動アーム30〜33の端部を押圧するカム40〜43と、摺動アーム30〜33をカム40〜43に摺接するように付勢するコイルバネ44〜47と、摺動アーム30〜33を対角方向に駆動する駆動機構34とから構成されている。一つの駆動機構34で複数の摺動アーム30〜33を対角方向に駆動するため、構成の簡素化を図ることができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、四角形状に形成されたパネルの搬送過程でパネルの位置を正規の位置に調整するアライメント装置及びアライメント方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、液晶パネルなどに使用されるガラス基板(パネル)を真空チャンバ内に搬送して処理する工程においては、四角形に形成されたガラス基板の受け渡し位置を正規の位置に調整するアライメント装置が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このアライメント装置では、基板の一辺を基準位置に固定された突き当て部に当接させてY方向の位置を合わせた後、一対のレバーが回動してY方向と直交するX方向の位置合わせを行うように構成されている。
【0004】
しかしながら、この構成では、基板の各辺の位置を調整する構成であるので、基板の各辺が直線でないと調整精度を高精度に保持することが難しい。
【0005】
そこで、基板の四隅を対角方向から押圧して基板位置を高精度に位置調整することが検討されている。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−209329号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のように基板の四隅を対角方向から押圧する場合、各角部に対応する駆動手段を設けることになり、4つの駆動機構を設けることで構成が複雑化するという問題がある。
【0008】
また、ガラス基板を真空チャンバ内に搬送して位置合わせを行う場合には、基板の各角部を押圧する押圧部材を駆動する駆動軸が真空チャンバの壁面を貫通することになる。そのため、駆動軸周辺の気密性を確保するためにシール構造を設ける必要があり、この点からも構成が複雑化するという問題がある。
【0009】
そこで、本発明は上記課題を解決したアライメント装置及びアライメント方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、以下のような特徴を有する。
【0011】
上記請求項1記載の発明は、四角形状とされたパネルの搬送過程でパネルの位置を調整するアライメント装置において、パネルの角部を押圧する押圧部材と、押圧部材を支持し、パネルの対角方向に摺動可能に設けられた複数の摺動アームと、複数の摺動アームを対角方向に駆動する駆動手段と、を備えたものであり、一つの駆動手段で複数の摺動アームを対角方向に駆動することにより構成の簡素化を図ることが可能になる。
【0012】
また、請求項2記載の発明は、複数の摺動アームが基板中心から放射状に延在する向きで配置されており、一つの駆動手段で複数の摺動アームを対角方向に駆動することにより構成の簡素化を図ることが可能になる。
【0013】
また、請求項3記載の発明は、駆動手段が、パネル中心に設けられた駆動軸と、駆動軸を回転駆動する駆動源と、駆動軸に設けられ摺動アームの端部を押圧するカムと、摺動アームをカムに摺接するように付勢する付勢部材と、備えたものであり、一つの駆動軸で複数の摺動アームを対角方向に駆動することにより構成の簡素化を図ることが可能になる。
【0014】
また、請求項4記載の発明は、複数の摺動アームを所定の時間差で個別に駆動し、駆動手段が摺動アームのうち同一対角方向に配置された一対の摺動アームを互いに近接方向に摺動させ、所定の時間差で他の対角方向に配置された他の一対の摺動アームを互いに近接方向に摺動させるようにカムを回転駆動するものであり、一つの駆動手段で複数の摺動アームを対角方向に駆動することにより構成の簡素化を図ることが可能になる。
【0015】
また、請求項5記載の発明は、押圧部材が、パネルの角部近傍の2辺に当接するように配置された一対のピンを有し、少なくとも一方のピンの位置を移動可能に設け、一対のピン間の相対位置を調整可能としたものであり、一対のピンがパネルの角部を対角方向から押圧することでパネルを高精度に位置合わせすることが可能なり、且つ一つの駆動手段で複数の摺動アームを対角方向に駆動させて構成の簡素化を図ることが可能になる。
【0016】
また、請求項6記載の発明は、四角形状とされたパネルの搬送過程でパネルの位置を修正するアライメント方法において、パネルの角部を押圧する押圧部材を支持する4本の摺動アームを、対角方向からパネルの中心に向けて駆動して押圧部材をパネルの角部に当接させることでパネルの位置を基準位置に調整するものであり、短時間でパネルの位置を調整することができると共に、パネルの角部を対角方向から押圧することでパネルを高精度に位置合わせすることが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明の一実施例について説明する。
図1は本発明になるアライメント装置の一実施例が適用された真空チャンバを示す平面図である。図2はアライメント装置を有する真空チャンバを示す正面図である。
【0018】
図1及び図2に示されるように、真空チャンバ10は、例えば、液晶パネルなどに使用されるガラス基板(パネル)12を搬送経路に設けられており、例えば、内部空間14を真空置換により任意の雰囲気に変換するためのロードロックチャンバとして用いられる。内部空間14は、前後左右及び上下方向を壁10a〜10fに囲まれている。また、真空チャンバ10は、4本の脚13により所定高さ位置に支持されている。
【0019】
真空チャンバ10は、右側面にガラス基板12を搬入するための搬入口16が設けられており、搬入口16はゲートバルブ18によって開放または閉鎖される。このゲートバルブ18は、通常、搬入口16を閉鎖しており、ガラス基板12を搬入する際に搬入口16を開放する。尚、ガラス基板12は、長方形状に形成されており、搬送用ロボット(図示せず)により短辺側が挿入側となる向きで搬入口16から内部空間14に搬入される。
【0020】
内部空間14には、搬入されたガラス基板12の向きを変更するための回動ベース20と、ガラス基板12が載置される基板支持台22と、基板支持台22に支持されたガラス基板12の位置を調整するアライメント装置24とが設けられている。
【0021】
ここで、アライメント装置24の構成について説明する。
図3はアライメント装置24を示す平面図である。図4はアライメント装置24を示す正面図である。
【0022】
図3及び図4に示されるように、内部空間14に搬入されたガラス基板12は、基板支持台22上に起立する複数のリフトピン26に点接触で支持されるように載置され、この載置状態でアライメント装置24により位置調整される。その後、真空チャンバ10の左側面などに設けられた搬出口(図示せず)から次の工程へ搬出される。
【0023】
アライメント装置24は、四角形状とされたガラス基板12のX,Y方向位置を基準位置に調整するものであり、回動ベース20上に設けられている。また、回動ベース20上には、基板支持台22を水平状態に支持する複数の支柱23が起立しており、この支柱23によって形成された空間内にアライメント装置24が収容されている。また、回動ベース20は、上から見ると長方形に形成されており、その4辺には、真空チャンバ10の底面との間の隙間を覆うカバー25が取り付けられている。
【0024】
アライメント装置24は、ガラス基板12の4つの角部12A〜12Dを対角方向から中心に向かって押圧するようにアライメント動作する4つの押圧機構24A〜24Dが回動ベース20上に放射状に配置されている。
【0025】
押圧機構24A〜24Dは、ガラス基板12の角部12A〜12D近傍の2辺を押圧する一対の押圧ピン(押圧部材)28,29と、押圧ピン28,29を支持する4本の摺動アーム30〜33と、駆動軸36に設けられ摺動アーム30〜33の端部を押圧するカム40〜43と、摺動アーム30〜33をカム40〜43に摺接するように付勢するコイルバネ(付勢部材)44〜47と、摺動アーム30〜33を対角方向に駆動する駆動機構(駆動手段)34とから構成されている。
【0026】
4本の摺動アーム30〜33は、ガラス基板12の中心から放射状に延在する向きで配置され、回動ベース20上に設けられたリニアリニアガイド機構50〜53によりガラス基板12の対角方向(A〜D方向)に摺動可能にガイドされる。
【0027】
駆動機構34は、図2及び図4に示されるように、ガラス基板12の中心と一致するように鉛直方向に設けられた駆動軸36と、駆動軸36を回転駆動するロータリシリンダ(駆動源)54と、回転軸36を軸承する内側磁気シール軸受56と、回動ベース20を回転駆動する駆動モータ58と、駆動モータ58の回転駆動力を回動ベース20に伝達する筒状伝達部材60と、筒状伝達部材60を軸承する外側磁気シール軸受61とを有する。
【0028】
従って、4本の摺動アーム30〜33は、駆動軸36に設けられたカム40〜43の回転角度により駆動されるため、押圧機構24A〜24Dは1台のロータリシリンダ54によって駆動されるように構成されている。そのため、4本の摺動アーム30〜33を個別に駆動させる場合よりも駆動手段の数が少なくなり、その分構成の簡素化が図られている。また、真空チャンバ10の底面66を貫通する駆動機構34からの駆動力伝達経路が一つであるので、この駆動力伝達経路のシール構造も4箇所に設ける必要がなく1箇所に集約されており、この点からも構成の簡素化が図られている。
【0029】
さらに、カム40〜43は、駆動軸36の回転角度が0〜180度の範囲で摺動アーム30〜33を対角方向(A〜D方向)に摺動させるような形状に形成されており、且つ後述するように4本の摺動アーム30〜33のアライメント開始が少しずつ遅れるように動作タイミングをずらすように設定されている。
【0030】
例えば、本実施例の場合、4本の摺動アーム30〜33のアライメント動作を開始する順番は、▲1▼A方向用の摺動アーム30、▲2▼C方向用の摺動アーム32、▲3▼B方向用の摺動アーム31、▲4▼D方向用の摺動アーム33となるように設定されている。
【0031】
そのため、4本の摺動アーム30〜33のうち同一対角線上に配置された一対の摺動アーム30,32が先にアライメント動作を開始し、少し送れて他の摺動アーム31,33がアライメント動作を開始する。従って、摺動アーム30,32に支持された押圧ピン28,29による押圧動作と他の摺動アーム31,33に支持された押圧ピン28,29による押圧動作とが同時ではなく、所定時間差で駆動される。
【0032】
これにより、長方形状のガラス基板12は、図3において、一方の対角方向(A,C方向)に位置する一対の角部12A,12Cが中心に向かって押圧された直後に他方の対角方向(B,D方向)に位置する一対の角部12B,12Dが中心に向かって押圧される。これにより、ガラス基板12は、リフトピン26に載置された際のずれ方向に関係なく、安定した動作でX方向とY方向の位置を基準位置に調整され、2方向の対角線が交差する基板中心(センタ)が駆動軸36の軸心と正確に一致する。
【0033】
ここで、図5を参照して駆動機構34の構成について説明する。
図5に示されるように、駆動機構34は、ロータリシリンダ54と駆動モータ58とが駆動軸36と同軸になるように配置されており、ロータリシリンダ54の下方に駆動モータ58が設けられている。
【0034】
駆動軸36は、真空チャンバ10の底面66の中央孔66aを貫通して内部空間14に挿入されており、内側磁気シール軸受56により外周が回転自在に軸承されると共に、気密にシールされている。さらに、内側磁気シール軸受56の外周には、筒状伝達部材60が嵌合して回転自在に軸承されると共に、筒状伝達部材60の外周は外側磁気シール軸受61により気密にシールされている。また、外側磁気シール軸受61は、筒状の保持部材59により保持されており、保持部材59は、真空チャンバ10の底面66に固定されている。
【0035】
ロータリシリンダ54は、回転軸54aに結合されたロータ(図示せず)がエア圧により180度の回動角度で回動するように構成されており、回転軸54aが継手76を介して駆動軸36の下端に結合されている。従って、駆動軸36は、ロータリシリンダ54によって0度から180度の回動角度で駆動され、上端に設けられたカム40〜43を介して摺動アーム30〜33を対角方向(A〜D方向)に摺動させる。
【0036】
駆動モータ58は、回転軸58aが駆動軸36と同軸となるように支持ベース64に支持されており、支持ベース64は真空チャンバ10の底面66から吊下された取付ボルト68により支持されている。駆動モータ58の回転軸58aは、ロータリシリンダ54を保持する保持部70の嵌合部70aに嵌合固定される。
【0037】
保持部70は、ロータリシリンダ54が取り付けられた取付板70bと嵌合部70aとの間を連結する複数の連結部70cが設けられており、複数の連結部70cにより囲まれた空間にロータリシリンダ54が収納されるように取り付けられている。そして、保持部70は、籠型に形成された結合部材72を介して筒状伝達部材60に結合される。
【0038】
筒状伝達部材60は、上端が真空チャンバ10の底面66の中心孔66aを貫通して内部空間14に挿入されており、環状に形成された第1の環状部材74、第2の環状部材76を介して回動ベース20の中心孔20aの周縁部に結合されている。従って、回動ベース20は、駆動モータ58の回転駆動力により水平方向に90度回動させられて基板支持台22に載置されたガラス基板12の向きを変更するように設けられている。
【0039】
また、底面66の中心孔66aの下面側周縁部には、中心孔66aを閉塞するように環状に形成された固定部材78がボルト79で固定されており、固定部材78の下面には前述した取付ボルト68が螺入されている。さらに、固定部材78の上面内側には、環状に形成された支持部材80がボルト81で固着されている。そして、支持部材80の下面内側には、保持部材59がボルト82により固着されている。
【0040】
支持部材80は、ベアリング84を介して第2の環状部材76及び回動ベース20を回動可能に支持している。そのため、第2の環状部材76は、ベアリング84により支持部材80に対して微小な隙間を介した非接触状態で回動可能に支持されている。
【0041】
ここで、アライメント装置24を構成する押圧機構24A〜24Dについて説明する。尚、4つの押圧機構24A〜24Dは、同一構成であるので、以下、押圧機構24Aについて説明する。
【0042】
図6は押圧機構24Aを拡大して示す平面図である。図7は押圧機構24Aを拡大して示す側面図である。
【0043】
図6及び図7に示されるように、押圧機構24Aは、カム40の回動により水平方向に駆動される摺動アーム30を有する。摺動アーム30は、回動ベース20上面に設けられたリニアガイド機構50によりガラス基板12の対角方向に摺動するように取り付けられている。
【0044】
リニアガイド機構50は、ガラス基板12の対角方向に延在する向きで回動ベース20上面に固着されたガイドレール85と、ガイドレール85に沿って移動する一対の移動ブロック86とから構成されている。一対の移動ブロック86は、摺動アーム30の下面にボルト等の締結部材を介して固着されている。そのため、摺動アーム30は、ガイドレール85の延在方向(ガラス基板12の対角方向)に低摩擦で摺動することが可能になる。
【0045】
さらに、摺動アーム30は、カム40に対向する中心側端部30aにカム40に摺接するローラ88Aが設けられている。尚、ローラ88Aは、ベアリングからなり、低摩擦でカム40の外周を摺接するように支持されている。
【0046】
また、摺動アーム30の外側端部30bには、一対の押圧ピン28,29が起立した押圧ベース90がボルト92により固着されている。押圧ベース90は、ボルト92が挿通される長孔90aを有し、長孔90aに沿って摺動アーム30に対する取付位置を調整される。
【0047】
一方の押圧ピン28は、押圧ベース90に固着された状態で起立しており、他方の押圧ピン29は、押圧ベース90に回動可能に設けられた回動部材94に固着されている。従って、押圧ピン28と押圧ピン29との相対位置は、押圧ベース90に対する回動部材94の位置を調整してボルト96の締結により固定される。
【0048】
尚、上記押圧ピン28,29の位置は、ガラス基板12を同一寸法に形成された基準板を用いて予め基準板の各角部近傍の2辺に均等に当接するように設定される。
【0049】
また、摺動アーム30は、長手方向の中間位置の両側にバネ掛止部98が突出しており、バネ掛止部98にはコイルバネ44の一端が掛止される。コイルバネ44の他端は、バネ力調整ボルト100の端部に掛止されている。
【0050】
バネ力調整ボルト100は、回動ベース20の上面に取り付けられたブラケット102のネジ孔102aに螺入されており、ブラケット102のネジ孔102aに対するねじ込み量を変更することにより摺動アーム30に付与されるコイルバネ44のバネ力が所定値に調整される。
【0051】
このコイルバネ44のバネ力は、摺動アーム30のローラ88Aをカム40に摺接させる押圧力であり、リニアガイド82の摺動抵抗より若干大きくなるように設定される。また、ガラス基板12のアライメントを行う際、押圧ピン28,29がガラス基板12の角部12A〜12Dを中心側に押圧する力は、コイルバネ44のバネ力によって決まり、押圧ピン28,29の移動量は、カム40の輪郭形状によって決まる。
【0052】
ここで、カム40〜43の取付構造について説明する。
図8はカム40〜43の取付構造を周方向に展開した縦断面図である。
【0053】
図8に示されるように、駆動軸36の上端には、カム40〜43を固定するためのカム取付台104と、カム取付台104に嵌合固定されるカム保持部材106とが取り付けられている。カム取付台104は、駆動軸36上端に突出する偏心ピン36aが嵌合する位置合わせ孔104aを有しており、駆動軸36上端と位置合わせされ、偏心ピン36aによって回動方向の位置が規制される。
【0054】
さらに、カム取付台104とカム保持部材106とは、カム保持部材106の鍔部106aの挿通孔106bから挿通された通しボルト110がネジ孔104bに螺入されることにより結合される。
【0055】
また、カム保持部材106の軸106cには、カム40〜43と、各カム間に介在してカム40〜43の高さ位置を規定するスペーサ112〜114とが嵌合した状態で積層される。そして、カム40〜43及びスペーサ112〜114は、軸方向に貫通する位置合わせピン116によって回動方向の位置が規制され、且つ通しボルト118のねじ込みにより挟持されて一体化される。
【0056】
4本の摺動アーム30〜33は、回動ベース20の上面の同一高さに設けられている。そして、カム40〜43は、駆動軸36の上端に同軸に設けられているので、夫々異なる高さに保持されており、摺動アーム30〜33の中心側端部に設けられたローラ88A〜88Dは、カム40〜43に摺接するように夫々高さの異なる軸120〜124によって支持されている。
【0057】
ここで、カム40〜43の回動角度に応じた摺動アーム30〜33のアライメント動作について図9(A)〜(C)を参照して説明する。
【0058】
図9(A)に示されるように、4つのカム40〜43は、形状が同一に形成されており、且つ、取り付け角度が少しずつ(例えば、15度ずつ)ずらしてある。また、駆動軸36の回動角度が0度のとき、摺動アーム30〜33の中心側端部に設けられたローラ88A〜88Dは、各カム40〜43の最大半径を有する大径カム面40a〜43aに摺接する。
【0059】
尚、カム40〜43の形状は、任意の形状に変更することが可能であり、カム形状により摺動アーム30〜33の摺動範囲や摺動タイミングを任意に設定することが可能になる。
【0060】
そのため、4本の摺動アーム30〜33は、カム40〜43により中心部から離間するAa〜Da方向に摺動しており、各押圧ピン28,29がガラス基板12の角部12A〜12Dから離間した位置に保持されている。このように、4本の摺動アーム30〜33は、外側に摺動して各押圧ピン28,29をガラス基板12の角部12A〜12Dから離間させた状態がアライメント動作前の初期状態となる。
【0061】
また、この初期状態では、A方向用のカム40は、大径カム面40aの出口付近がローラ88Aに摺接している。また、B方向用のカム41は、大径カム面41aの中心より入口側がローラ88Bに摺接している。また、C方向用のカム42は、大径カム面42aの中心より出口側がローラ88Cに摺接している。また、D方向用のカム43は、大径カム面40aの入口付近がローラ88Dに摺接している。
【0062】
図9(B)に示されるように、駆動軸36の回動角度が0度から時計方向に90度回動したとき、A方向用のカム40は、傾斜カム面40bが通過して小径カム面40cがローラ88Aに摺接している。また、B方向用のカム41は、大径カム面41aを通過して傾斜カム面41bがローラ88Bに摺接している。また、C方向用のカム42は、傾斜カム面42bを通過して小径カム面42cの直前位置がローラ88Cに摺接している。また、D方向用のカム43は、大径カム面40aの出口付近がローラ88Dに摺接している。
【0063】
そのため、▲1▼摺動アーム30は、Ab方向に摺動して押圧ピン28,29がガラス基板12の角部12A近傍の2辺を中心側となるAb方向に押圧する。▲2▼この摺動アーム30の動作より若干遅れて同じ対角線上に位置する摺動アーム32がCb方向に摺動して押圧ピン28,29がガラス基板12の角部12C近傍の2辺を中心側となるCb方向に押圧する。これにより、ガラス基板12は、A,C方向の位置を調整される。
【0064】
▲3▼他の対角線上に配置された摺動アーム31は、Bb方向に摺動開始しており、押圧ピン28,29がガラス基板12の角部12Bを中心側となるBb方向に押圧開始する。▲4▼他の対角線上に配置された摺動アーム33は、Db方向に摺動しておらず、押圧ピン28,29がガラス基板12のB方向の角部12Bから離間した初期状態にある。
【0065】
図9(C)に示されるように、駆動軸36の回動角度が0度から時計方向に180度回動したとき、各カム40〜43は、何れも小径カム面40c〜43cがローラ88A〜88Dに摺接している。
【0066】
そのため、摺動アーム30〜33は、押圧ピン28,29がガラス基板12の角部12A〜12Dを中心側となるAb,Bb,Cb,Db方向に押圧する調整完了状態にある。
【0067】
すなわち、摺動アーム30,32がガラス基板12のA,C方向の位置を調整した後、他の対角線上に配置された摺動アーム31,33は、Bb,Db方向に摺動して押圧ピン28,29がガラス基板12の角部12B,12D近傍の2辺をBb、Db方向に押圧する。これにより、ガラス基板12は、A,C方向の位置を調整された直後にB,D方向の位置も調整される。
【0068】
このように、内部空間14に搬入され複数のリフトピン26に載置されたガラス基板12は、アライメント装置24の摺動アーム30〜33のアライメント動作により角部12A〜12Dが対角方向の中心側に押圧されて基準位置に位置調整される。これにより、ガラス基板12は、リフトピン26に載置された際のずれ方向に関係なく、安定した動作でX方向とY方向の位置を基準位置に調整され、2方向の対角線が交差する基板中心(センタ)が駆動軸36の軸心と正確に一致する。
【0069】
また、アライメント装置24は、ガラス基板12を対角方向から中心側に押圧することにより短時間でガラス基板12の位置調整を完了することが可能になる。
【0070】
摺動アーム30〜33は、上記アライメント調整動作が完了すると、駆動軸36が180度から0度の状態に逆回転され、図9(A)に示す初期状態に復帰する。その後、アライメント完了したガラス基板12は、搬送用ロボット(図示せず)により真空チャンバ10の内部空間14から次の処理工程へ搬出される。
【0071】
上記実施の形態では、カム40〜43をエア駆動式のロータリシリンダ54により駆動する方式を一例として説明したが、これに限らず、ロータリシリンダ54の代わりに他の方式のアクチュエータを用いても良いのは勿論である。
【0072】
また、上記実施の形態では、真空チャンバ10の内部空間14でガラス基板12のアライメント調整を行う構成を一例として説明したが、これに限らず、真空チャンバ10以外の箇所で行うアライメント調整にも適用できるのは勿論である。
【0073】
また、上記実施の形態では、ガラス基板12のアライメント調整を行う場合について説明したが、ガラス基板12以外のパネルのアライメント調整を行う場合にも適用できるのは勿論である。
【0074】
また、上記実施の形態では、一対の押圧ピン28,29を押圧部材として用いた構成を一例として説明したが、これに限らず、押圧ピン28,29の代わりに例えば、横断面形状がL字状に形成された押圧部材をガラス基板12の角部12A〜12Dに当接させることも可能である。
【0075】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1記載の発明によれば、四角形状とされたパネルの搬送過程でパネルの位置を調整するアライメント装置において、パネルの角部を押圧する押圧部材と、押圧部材を支持し、パネルの対角方向に摺動可能に設けられた複数の摺動アームと、複数の摺動アームを対角方向に駆動する駆動手段と、を備えたため、一つの駆動手段で複数の摺動アームを対角方向に駆動することにより構成の簡素化を図ることができると共に、短時間でパネルの位置を調整することができる。
【0076】
また、請求項2記載の発明によれば、複数の摺動アームが基板中心から放射状に延在する向きで配置されたため、一つの駆動手段で複数の摺動アームを対角方向に駆動することにより構成の簡素化を図ることができる。
【0077】
また、請求項3記載の発明によれば、駆動手段が、パネル中心に設けられた駆動軸と、駆動軸を回転駆動する駆動源と、駆動軸に設けられ摺動アームの端部を押圧するカムと、摺動アームをカムに摺接するように付勢する付勢部材と、備えたため、一つの駆動軸で複数の摺動アームを対角方向に駆動することにより構成の簡素化を図ることができる。
【0078】
また、請求項4記載の発明によれば、複数の摺動アームを所定の時間差で個別に駆動し、駆動手段が摺動アームのうち同一対角方向に配置された一対の摺動アームを互いに近接方向に摺動させ、所定の時間差で他の対角方向に配置された他の一対の摺動アームを互いに近接方向に摺動させるようにカムを回転駆動するため、一つの駆動手段で複数の摺動アームを対角方向に駆動することにより構成の簡素化を図ることができる。
【0079】
また、請求項5記載の発明によれば、押圧部材が、パネルの角部近傍の2辺に当接するように配置された一対のピンを有し、少なくとも一方のピンの位置を移動可能に設け、一対のピン間の相対位置を調整可能としたため、一対のピンがパネルの角部を対角方向から押圧することでパネルを高精度に位置合わせすることが可能なり、且つ一つの駆動手段で複数の摺動アームを対角方向に駆動させて構成の簡素化を図ることができる。
【0080】
また、請求項6記載の発明によれば、四角形状とされたパネルの搬送過程でパネルの位置を修正するアライメント方法において、パネルの角部を押圧する押圧部材を支持する4本の摺動アームを、対角方向からパネルの中心に向けて駆動して押圧部材をパネルの角部に当接させることでパネルの位置を基準位置に調整するため、短時間でパネルの位置を調整することができる共に、パネルの角部を対角方向から押圧することでパネルを高精度に位置合わせすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるアライメント装置の一実施例が適用された真空チャンバを示す平面図である。
【図2】アライメント装置を有する真空チャンバを示す正面図である。
【図3】アライメント装置24を示す平面図である。
【図4】アライメント装置24を示す正面図である。
【図5】駆動機構34の構成を拡大して示す縦断面図である。
【図6】押圧機構24Aを拡大して示す平面図である。
【図7】押圧機構24Aを拡大して示す側面図である。
【図8】カム40〜43の取付構造を周方向に展開した縦断面図である。
【図9】カム40〜43の回動角度に応じた摺動アーム30〜33のアライメント動作を説明するための工程図である。
【符号の説明】
10 真空チャンバ
12 ガラス基板
12A〜12D 角部
14 内部空間
16 搬入口
20 回動ベース
22 基板支持台
24 アライメント装置
24A〜24D 押圧機構
26 リフトピン
28,29 押圧ピン
30〜33 摺動アーム
34 駆動機構
36 駆動軸
40〜43 カム
44〜47 コイルバネ
50〜53 リニアガイド機構
54 ロータリシリンダ
56 内側磁気シール軸受
58 駆動モータ
59 保持部材
60 筒状伝達部材
66 底面
70 保持部
76 継手
72 結合部材
80 支持部材
84 ベアリング
85 ガイドレール
86 移動ブロック
88A〜88D ローラ
90 押圧ベース
98 バネ掛止部
100 バネ力調整ボルト
104 カム取付台
106 カム保持部材
112〜114 スペーサ
116 位置合わせ
118 通しボルト

Claims (6)

  1. 四角形状とされたパネルの搬送過程で前記パネルの位置を調整するアライメント装置において、
    前記パネルの角部を押圧する押圧部材と、
    該押圧部材を支持し、前記パネルの対角方向に摺動可能に設けられた複数の摺動アームと、
    該複数の摺動アームを対角方向に駆動する駆動手段と、
    を備えたことを特徴とするアライメント装置。
  2. 前記複数の摺動アームは、パネル中心から放射状に延在する向きで配置されたことを特徴とする請求項1記載のアライメント装置。
  3. 前記駆動手段は、
    前記パネル中心に設けられた駆動軸と、
    該駆動軸を回転駆動する駆動源と、
    前記駆動軸に設けられ前記摺動アームの端部を押圧するカムと、
    前記摺動アームを前記カムに摺接するように付勢する付勢部材と、
    備えたことを特徴とする請求項1記載のアライメント装置。
  4. 前記駆動手段は、前記複数の摺動アームを所定の時間差で個別に駆動し、前記摺動アームのうち同一対角方向に配置された一対の摺動アームを互いに近接方向に摺動させ、所定の時間差で他の対角方向に配置された他の一対の摺動アームを互いに近接方向に摺動させるように前記カムを回転駆動することを特徴とする請求項3記載のアライメント装置。
  5. 前記押圧部材は、前記パネルの角部近傍の2辺に当接するように配置された一対のピンを有し、
    少なくとも一方のピンの位置を移動可能に設け、前記一対のピン間の相対位置を調整可能としたことを特徴とする請求項1記載のアライメント装置。
  6. 四角形状とされたパネルの搬送過程で前記パネルの位置を修正するアライメント方法において、
    前記パネルの角部を押圧する押圧部材を支持する4本の摺動アームを、対角方向から前記パネルの中心に向けて駆動して前記押圧部材を前記パネルの角部に当接させることで前記パネルの位置を基準位置に調整することを特徴とするアライメント方法。
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