JP2005003526A - ナビゲーションシステム - Google Patents

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Toshinori Kasai
俊典 笠井
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Abstract

【課題】車両の走行時に目的地までの適切な経路を案内することができながら、ユーザが車両から降りて徒歩に切替わった後においても、目的地までの経路を的確に案内する。
【解決手段】カーナビゲーション装置2における目的地までの経路案内時に、その車両1が駐車されると、駐車位置及び目的地のデータが自動的に目的地案内サービスセンタ3に送信され、目的地案内サービスセンタ3では、詳細地図データベース21を用いて、駐車位置から目的地までの最適な歩行経路が求められ、その歩行経路の案内情報が、ユーザの所持する携帯電話機4に対して提供される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に搭載されるカーナビゲーション装置を含んだナビゲーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両に搭載されるカーナビゲーション装置は、現在地(出発地)からユーザが指定した目的地までの推奨する車両走行経路を計算により探索し、その経路を画面表示や音声で案内する経路案内機能を備えている。ところが、目的地の近傍に駐車場がない等の事情により、目的地から少し離れた場所に車両を駐車した場合には、乗員は、車両から降りて目的地まで徒歩等で行かなければならないが、その際に、駐車場所から目的地までの歩行経路が良く判らないといったことが起こり得る。
【0003】
そこで、従来では、カーナビゲーション装置からPDAや携帯電話機等の携帯端末に地図データ(目的地までの経路データ)等の必要な情報を転送して利用できるようにした技術が考えられている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。また、歩行者が、携帯電話やPDAなどを利用して目的地までの歩行経路を知ることができる歩行者用のナビゲーションシステムも考えられている(例えば特許文献3、特許文献4参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−322419号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2002−267461号公報
【0006】
【特許文献3】
特開2002−183878号公報
【0007】
【特許文献4】
特開2002−296070号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した各技術では、それぞれ次のような欠点があった。即ち、前者(特許文献1、2)のようなカーナビゲーション装置から携帯端末に地図データ等を転送するものでは、カーナビゲーション装置から得られる経路案内データは、あくまでも車両が走行することを前提としたデータに過ぎないため、車両を降りた歩行者にとっては、必ずしも最適な経路を知ることができるとは限らない。
【0009】
具体的には、カーナビゲーション装置に記憶されている道路データは、車両が走行可能な道路に関するデータしかないため、歩行者専用の道路や、地下街(地下道)、一方通行の逆向き、階段やエレベータなどを通るような経路を案内することはできない。このため、例えば駐車場に車両を置いて地下街にある店舗を目的地として徒歩で向かうような場合、歩行者専用の地下街を経路として案内することができず、地上の比較的幅の広い道路を通る遠回りの経路を案内してしまうといったことが起こる。
【0010】
また、後者(特許文献3、4)のような歩行者用のナビゲーションシステムは、歩行者にとって適切な経路を案内することができるものではあるが、カーナビゲーション装置との連携といったことは考慮されていなかった。そのため、例えば、カーナビゲーション装置の経路案内により目的地近くの駐車場まで到達し、そこで車両を駐車して目的地まで徒歩で向かう際には、歩行者用ナビゲーションシステムを利用するため、ユーザは携帯端末を操作して目的地や出発地を入力しなければならない等、ユーザに面倒な操作を強いるものとなってしまう。
【0011】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、車両走行時に目的地までの適切な経路を案内することができながら、ユーザが車両から降りて徒歩に切替わった後においても、目的地までの経路を的確に案内することができるナビゲーションシステムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明のナビゲーションシステムは、カーナビゲーション装置と、歩行者専用通路のデータを含んだ詳細地図データベースを備える目的地案内サービスセンタと、ユーザが所持する携帯通信端末装置とから構成され、カーナビゲーション装置は、経路案内時に車両が駐車されたときに、その駐車位置及び目的地のデータを通信手段により目的地案内サービスセンタに送信し、目的地案内サービスセンタは、駐車位置から目的地までの最適な歩行経路を詳細地図データベースを用いて求め、その歩行経路の案内情報を携帯通信端末装置に対して提供するところに特徴を有する(請求項1の発明)。
【0013】
これによれば、カーナビゲーション装置における目的地までの経路案内時に、その車両が駐車されると、カーナビゲーション装置に設定されている目的地のデータ及びカーナビゲーション装置において検出される駐車位置のデータが自動的に目的地案内サービスセンタに送信される。そして、目的地案内サービスセンタでは、詳細地図データベースを用いて、駐車位置から目的地までの最適な歩行経路が求められ、その歩行経路の案内情報が、ユーザの所持する携帯通信端末装置に対して提供される。
【0014】
この場合、詳細地図データベースは、カーナビゲーション装置における道路データとは異なって、歩行者専用通路のデータを含むものであるから、目的地案内サービスセンタにおいて、歩行者にとっての適切な経路を求めて案内することが可能となる。また、カーナビゲーション装置と歩行者用のナビゲーションシステムとがいわば連携をとって自動で経路案内を行なうものとなり、ユーザが、車両から徒歩に移動手段を切替える場合でも、目的地を再度入力するといった面倒な操作を行なうことなく済ませることができる。
【0015】
より具体的には、目的地案内サービスセンタは、歩行経路の案内情報を地図表示用データを含んで携帯通信端末装置に送信し、携帯通信端末装置が、その表示画面に案内情報を表示するように構成することができる(請求項2の発明)。これによれば、ユーザは、携帯通信端末装置の表示画面に表示された案内情報を見ることによって駐車位置から目的地まで確実にたどり着くことができる。
【0016】
あるいは、目的地案内サービスセンタは、歩行経路の案内情報を音声ガイダンスデータを含んで携帯通信端末装置に送信し、携帯通信端末装置が、案内情報を音声出力するように構成することもできる(請求項3の発明)。これによれば、ユーザは、携帯通信端末装置の音声出力を聞くことによって駐車位置から目的地まで確実にたどり着くことができる。
【0017】
さらには、携帯通信端末装置を携帯電話機から構成した場合には、目的地案内サービスセンタからの案内情報の提供を、オペレータによる対話形式により行なうようにしても良い(請求項4の発明)。これによれば、ユーザに、駐車位置から目的地までの経路をより一層判りやすく案内することが可能となり、機械操作に不慣れであったり、地図の読み取りが苦手なユーザにとって、利便性を高めることができる。
【0018】
また、上記目的地案内サービスセンタにあって、設定された歩行条件に応じた適切な歩行経路を算出するように構成することができる(請求項5の発明)。これによれば、例えば高齢者(車椅子)や幼児等を連れているため階段や段差を避けたい、雨や雪、強風等の悪天候時に濡れたり滑ったりせずに目的地まで到達したい、等の個々のユーザの事情や要望に応じた歩行経路を求めることが可能となり、より効果的となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施例に係るナビゲーションシステムの構成を概略的に示しており、ここで、このナビゲーションシステムは、車両(自動車)1に搭載されるカーナビゲーション装置2(図2参照)、目的地案内サービスセンタ3、前記車両1のユーザが所持する周知構成の携帯通信端末装置たる携帯電話機4などから構成される。
【0020】
前記カーナビゲーション装置2は、図2に示すような電気的構成(ハードウエア構成)を備えている。即ち、カーナビゲーション装置2は、CPU,ROM,RAM,I/O等からなるマイコンを主体として構成された制御回路5に、自車位置検出手段たる位置検出器6、地図データ入力器7、操作スイッチ群8、外部メモリ9、例えばフルカラー液晶ディスプレイからなる表示装置10、通信装置11、リモコン12からの信号を検出するリモコンセンサ13等を接続して構成されている。
【0021】
前記通信装置11は、車両1のボディに無線通信用のアンテナ14(図1参照)を有して構成され、外部(例えばVICSシステム等のインフラ)との間で無線通信によりデータの送受信を行うと共に、本実施例においては、後述するように、前記目的地案内サービスセンタ3へのデータの送信を行なう通信手段として機能するようになっている。
【0022】
前記位置検出器6は、周知構成の地磁気センサ15、ジャイロスコープ16、距離センサ17、及び衛星からの電波に基づいて車両1の位置を検出するGPS(Global Positioning System )のためのGPS受信機18を有している。前記制御回路5は、位置検出器6の各センサ15〜18が性質の異なる誤差を有しているため、各々補間しながら使用するように構成されており、これらセンサ15〜18からの入力に基づいて、車両1の現在位置、進行方向、速度や走行距離等を高精度で検出するようになっている。尚、精度によっては、上記したセンサ15〜18のうちの一部から位置検出器を構成しても良く、上記以外に、ステアリングの回転センサや、転動輪の車輪センサ等を採用することも可能である。
【0023】
前記地図データ入力器7は、道路地図データやそれに付随する目的地データ(施設データ)などの各種データを記憶した地図データ記録メディアからデータを読出すためのドライブ装置からなり、その地図データ記録メディアとしては、例えばCD−ROMやDVDあるいはHDD等の大容量記憶媒体が用いられる。前記道路地図データは、基本的には、車両1の走行が可能な道路に関する道路形状、道路幅、道路名、信号、踏切、駐車場、建造物、各種施設、地名、地形等のデータを含むと共に、その道路地図を表示装置10の画面上に再生するためのデータを含んでいる。
【0024】
また、前記目的地データは、駅等の交通機関、レジャー施設、宿泊施設、公共施設等の施設や、小売店、デパート、レストラン等の各種の店舗、住居やマンション、地名などに関する情報からなり、このデータにはそれらの電話番号や住所、緯度及び経度等のデータが含まれると共に、施設を示すランドマーク等を、表示装置10の画面上に道路地図に重ね合せて表示するためのデータを含んで構成されている。
【0025】
前記操作スイッチ群8は、詳しく図示はしないが、前記表示装置10の画面の近傍に設けられたメカスイッチや、表示装置10の画面上に設けられるタッチパネルを含んでおり、ユーザ(ドライバ)は、それら操作スイッチ群8を用いて、目的地や通過点等の指定や、表示装置10に表示される道路地図の縮尺の選択等の各種のコマンドを入力することができるようになっている。前記リモコン12も、この操作スイッチ群8と同等の機能を有して構成されている。尚、上記目的地の指定等に、音声入力が可能な構成とすることもできる。
【0026】
図示はしないが、前記表示装置10の画面には、通常時には、車両1の現在地周辺の地図が各種縮尺で表示されると共に、その表示に重ね合せて、車両1の現在位置及び進行方向を示す現在地マークが表示されるようになっている。また、表示装置10には、ユーザが目的地等の各種の入力,設定(選択)を行なうための入力用の画面や、各種のメッセージ等も表示されるようになっている。さらには、目的地までの経路案内の実行時には、表示装置10には、経路案内用の画面が表示されるようになっている。
【0027】
そして、前記制御回路5は、主としてそのソフトウエア的構成により、車両1の現在位置を知るロケーション機能を実現すると共に、指定された目的地までの推奨する経路を探索し、案内する経路案内機能を実現するようになっている。そのうちロケーション機能は、地図データ入力器7からの地図データに基づいて表示装置10に道路地図を表示させると共に、位置検出器6の検出に基づいて車両の現在位置及び進行方向を示す現在地マークを表示させるものである。この場合、車両1の走行に伴って現在位置の表示は地図上を移動すると共に、地図は車両1の位置に応じてスクロール表示されるようになる。また、このとき、車両1の現在位置を道路上にのせるマップマッチングが行なわれるようになっている。
【0028】
また、前記制御回路5は、ユーザの操作スイッチ群8(あるいはリモコン12)の操作に基づいて、指定された目的地までの推奨する走行経路を探索し、案内する経路案内手段として機能するようになっている。経路の探索は、車両1の出発地(現在地)からユーザにより指定された目的地までの推奨する走行経路を、自動的に計算するものであり、その手法としては、例えば周知のダイクストラ法が用いられる。また、ユーザは上記目的地の指定と併せて1個以上の通過点を指定することもでき、通過点の指定がある場合には、それら通過点を順に通って目的地に至るような経路の探索が行われる。
【0029】
このように目的地までの経路が探索されると、引続き、目的地までの走行経路を案内する経路案内が行なわれる。この経路案内は、表示装置10の画面に、道路地図に重ね合せて、車両1の現在位置(現在地マーク)と共に走行すべき経路を目立つ色で表示して目的地まで案内するものであり、また、これと併せて、音声合成機能により、例えば「200m先の交差点を左です」といった音声案内が必要に応じて行なわれる。
【0030】
さて、後の作用説明でも述べるように、本実施例では、前記制御回路5は、そのソフトウエア的構成(プログラムの実行)により、目的地までの経路案内時に、目的地付近で車両1が駐車されたと判断したときに、その時点での車両1の現在位置(駐車位置)のデータ及び設定されている目的地のデータを、前記通信装置11により、前記目的地案内サービスセンタ3に送信するようになっている。このデータの送信は、図1に示すように無線基地局19を介して行なわれるようになっている。
【0031】
一方、前記目的地案内サービスセンタ3は、図1に示すように、通信装置20、詳細地図データベース21、演算処理装置22、表示部23等を備えて構成されている。そのうち通信装置20は、前記無線基地局19を介した無線通信により、前記カーナビゲーション装置2(通信装置11)からの駐車位置及び目的地のデータを受信すると共に、後述する歩行経路の案内情報を前記車両1のユーザが所持する携帯電話機4に対して送信するようになっている。
【0032】
前記詳細地図データベース21には、歩行者専用通路(車両1の進入できない小道、地下道(地下街)、アーケード街、歩行者用の橋、歩道橋、階段、エレベータ、エスカレータ等)のデータを含んだ詳細な地図データが蓄積されるようになっている。また、登録されているサービス加入者のデータ(後述する歩行条件や携帯電話機4の電話番号等のデータ等)も記憶されるようになっている。
【0033】
前記演算処理装置22は、マイコンを含んで構成され、後の作用説明にて述べるように、そのソフトウエア構成(プログラムの実行)により、前記通信装置20によりカーナビゲーション装置2からの駐車位置及び目的地のデータを受信すると、前記詳細地図データベース21を用いて、その駐車位置から目的地までの最適な歩行経路を演算により求めるようになっている。
【0034】
このとき、演算処理装置22が駐車位置から目的地までの歩行経路を求めるにあたっては、基本的には、目的地まで徒歩で最短距離(最短時間)で到達できるような経路が求められるのであるが、予め歩行条件が設定されている場合には、それを優先させてその歩行条件に応じた適切な歩行経路が算出されるようになっている。
【0035】
この場合、歩行条件としては、例えば高齢者等の交通弱者であって階段や段差を避けた経路としたい、車椅子やベビーカー等がスムーズに通れる経路としたい等の条件がある。また、夏季等において直射日光を極力避けたい、降雨や降雪時に極力濡れないようにしたいといった天候に基づいた条件とすることもでき、その際には、外部の気象情報センタから該当する地域の気象情報を取得し、その情報に基づいて経路計算を行なうことができる。
【0036】
尚、ユーザは、目的地案内サービスセンタ3によるサービスを受けたい場合には、例えばカーナビゲーション装置2(車両1)の購入時に、サービスに加入する旨の登録を行なう。その際、ユーザは、予め所望の歩行条件を設定しておくことができる。この加入により、ユーザ名、カーナビゲーション装置2(通信装置11)の識別ID、ユーザの所持する携帯電話機4の電話番号、前記歩行条件などが、目的地案内サービスセンタ3に登録されるようになっている。
【0037】
そして、演算処理装置22は、上記のようにして求めた歩行経路の案内情報を、通信装置20により携帯電話機4に対して送信するようになっている。本実施例では、案内情報として、携帯電話機4の表示画面に歩行経路を地図表示するための地図表示用データを含むものとされている。文字表示による案内を併せて行うようにしても良い。なお、目的地案内サービスセンタ3のオペレータは、演算処理装置22で求められた歩行経路を、表示部23に表示させて自在に見ることができるようになっている。
【0038】
次に、上記構成の作用について、図3及び図4も参照して述べる。図3のフローチャートは、ユーザが、カーナビゲーション装置2の経路案内の機能を用いて目的地の周辺まで車両1を走行させ、目的地からやや離れた場所(駐車場)に車両1を駐車してそこから徒歩に移動手段を切替えて目的地へ向かう場合の、本実施例におけるシステムの各部(カーナビゲーション装置2、目的地案内サービスセンタ3、携帯電話機4)の処理手順を示している。尚、ここでは、図4に示すようなケースを具体例としてあげながら説明する。
【0039】
今、車両1に乗車しているユーザが、カーナビゲーション装置2により、目的地までの経路探索、経路案内を実行させたい場合には、カーナビゲーション装置2のプログラムを起動させた後(ステップS1)、操作スイッチ群8(あるいはリモコン12)を操作して経路探索、経路案内の実行を指示すると共に、目的地を指定する(ステップS2)。詳しい説明は省略するが、この目的地の指定は、目的地の名称を入力したり、住所を入力したりする方法や、施設などの各ジャンルから検索するなど、様々な方法がある。
【0040】
目的地の指定が行われると、制御回路5による経路探索(経路計算)が実行され(ステップS3)、引続き、探索された経路に関する経路案内が実行される(ステップS4)。この経路案内は、上述のように、表示装置10の画面に道路地図に重ね合せて、車両1の現在位置及び進行方向と共に走行すべき経路を目立つ色で表示することにより行なわれ、ユーザ(ドライバ)はその経路案内に従って車両1を走行させることにより、確実に目的地に向かうことができる。
【0041】
しかして、目的地には、必ずしも車両1を駐車できる駐車場が存在するとは限らず、目的地のすぐ近傍に駐車場がない(或いはあっても満車である)等の事情により、目的地の周辺の駐車可能な場所に車両1を駐車せざるを得ない場合がある。図4の例では、目的地Oに駐車場が存在せず、そこから最も近い駐車場Pに車両1を駐車してそこからは徒歩で目的地Oまで向かうことになる。尚、このとき、表示装置10の画面に、目的地Oの周辺にある駐車場Pの位置を地図表示させることができることは勿論であり、ユーザ(ドライバ)は、目的地Oの周辺にある駐車場Pの位置を知ることができる。
【0042】
カーナビゲーション装置2(制御回路5)は、経路案内時において、車両1が駐車されたかどうかを常に判断するようになっている(ステップS5)。この駐車の判断は、例えばエンジンが切られた(ACCがオフになった)ことにより行なわれる。そして、経路案内中(目的地に到着する前)に車両1が駐車されたと判断された場合には(ステップS5にてYes)、制御回路5は、その時点での車両1の現在位置つまり駐車位置のデータ、及び、設定されている目的地Oのデータを、目的地案内サービスセンタ3に送信するようになっている(ステップS6)。尚、図示はしていないが、車両1が目的地に到着した場合には、経路案内が自動的に終了される。
【0043】
次に、目的地案内サービスセンタ3においては、カーナビゲーション装置2から送信された駐車位置及び目的地Oのデータを受信すると(ステップT1)、まず、演算処理部22により、それら駐車位置と目的地Oとの間の距離(例えば直線距離)が求められ、歩行経路の案内を行なうべき案内距離かどうかが判断される(ステップT2)。
【0044】
このとき、案内距離を外れている場合(ステップT2にてNo)、つまり、駐車位置と目的地Oとの間の距離があまりに短い(例えば数100m以内)ときには、歩行経路の案内を行なうまでもなく、また、駐車位置と目的地Oとの間の距離があまりに長い(例えば数kmを越える)ときには、別の理由(他の場所への立寄り等)で駐車されたものとして、そのまま終了する。
【0045】
これに対し、駐車位置と目的地Oとの間の距離が適当な案内距離内にあるときには(ステップT2にてYes)、演算処理部22により、駐車位置から目的地Oまでの歩行経路が求められる(ステップT3)。この歩行経路の演算は、上述のように、歩行者専用通路のデータを含んだ詳細地図データベース21を用いて行なわれ、ユーザが徒歩で目的地まで向かうに最適な経路が算出される。また、この際予め歩行条件が設定されている場合には、それを優先させてその歩行条件に応じた適切な歩行経路が算出される。
【0046】
図4の例では、駐車場Pから目的地Oまでの、直線的な歩行経路R1が求められる。この歩行経路R1では、車両1では通過が不可能な例えば道幅が1m程度の小道を通るようになっており、目的地Oまで最短距離で到達することができる経路となっている。この場合、仮に、カーナビゲーション装置2において駐車場Pから目的地Oまでの経路探索を行なったとすると、図にR2で示すような遠回りの経路が求められることになる。これは、カーナビゲーション装置2の道路データが、車両1が通行できる道路に限られ歩行者専用通路のデータが含まれておらず、また、一方通行などの規制がかかるからである。
【0047】
このようにして最適な歩行経路が求められると、その歩行経路の案内情報が、ユーザの携帯電話機4に対して送信される(ステップT4)。この案内情報は、上述のように、携帯電話機4の表示画面に歩行経路を地図表示するための地図表示用データを含むものとされる。
【0048】
そして、携帯電話機4においては、目的地案内サービスセンタ3から送信された歩行経路の案内情報を受信すると(ステップU1)、その案内情報が表示画面に表示される(ステップU2)。これにて、車両1を降りたユーザは、自らが所持する携帯電話機4の表示画面に表示された案内情報を見ることによって駐車場Pから目的地Oまで確実にたどり着くことができ、このとき、歩行者にとっての適切な経路を案内することが可能となるのである。
【0049】
尚、詳しい説明は省略するが、目的地案内サービスセンタ3において、歩行経路の演算に予め歩行条件が設定されている場合、多少遠回りになっても、例えば、エレベータやエスカレータを利用して高齢者にとって歩きやすい経路や、段差がなく車椅子等が通りやすい経路、或いは、降雨時にも濡れないような経路が求められ、案内されることになり、個々のユーザの事情や要望に応じて便宜が図られるようになるのである。
【0050】
このように本実施例のナビゲーションシステムにおいては、カーナビゲーション装置2における目的地までの経路案内時に、その車両1が駐車されると、駐車位置及び目的地のデータが自動的に目的地案内サービスセンタ3に送信され、目的地案内サービスセンタ3では、歩行者専用通路のデータを含む詳細地図データベース21を用いて、駐車位置から目的地までの最適な歩行経路が求められ、その歩行経路の案内情報が、ユーザの所持する携帯電話機4に対して送信されるように構成されている。
【0051】
従って、本実施例によれば、車両1の走行時に目的地までの適切な経路を案内することができながら、ユーザが車両1から降りて徒歩に切替わった後においても、目的地までの歩行者にとっての適切な経路を求めてその経路を的確に案内することができるという優れた効果を得ることができる。しかも、カーナビゲーション装置2と歩行者用のナビゲーションシステムとがいわば連携をとって自動で経路案内を行なうものとなり、ユーザが、車両1から徒歩に移動手段を切替える場合でも、目的地を再度入力するといった面倒な操作を行なうことなく済ませることができるものである。
【0052】
尚、上記実施例では、目的地案内サービスセンタ3から携帯電話機4に対して送信される案内情報に地図表示用のデータを含ませて地図表示により歩行経路を案内するようにしたが、例えば「西へ100m進み、右折して50m進め」といったように、文字表示によって歩行経路を案内するようにしたり、同様に合成音声による音声ガイダンスによって歩行経路を案内するように構成しても良い。
【0053】
あるいは、携帯通信端末装置として携帯電話機4を用いる場合には、目的地案内サービスセンタ3からの案内情報の提供を、オペレータによる対話形式により行なうようにしても良く、これによれば、ユーザに、駐車位置から目的地までの経路をより一層判りやすく案内することが可能となり、機械操作に不慣れであったり、地図の読み取りが苦手なユーザにとって、利便性を高めることができる。さらには、サービスへの加入登録時に、ユーザが案内情報の出力形態を指定しておくように構成することもできる。
【0054】
また、上記実施例では、歩行経路の求める際の歩行条件を予め登録しておくようにしたが、ユーザがカーナビゲーション装置2の操作によって歩行条件を自在に設定し、駐車位置及び目的地のデータを目的地案内サービスセンタ3に送信する際に、その歩行条件のデータも併せて送信するように構成することもできる。降雨などの気象に関する情報をカーナビゲーション装置2から目的地案内サービスセンタ3に送信することもできる。
【0055】
その他、本発明は、上記した実施例に限定されるものではなく、例えばカーナビゲーション装置のハードウエア構成やソフトウエア構成等についても、様々な変形例が考えられ、また、携帯通信端末装置としても、携帯電話機に限らず、PDAや携帯型パソコン等であっても良いなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、システムの全体構成を概略的に示す図
【図2】カーナビゲーション装置の電気的構成を概略的に示すブロック図
【図3】システムの各部において実行される処理の手順を示すフローチャート
【図4】駐車場から目的地まで徒歩で向かう場合の地形の一例を示す図
【符号の説明】
図面中、1は車両、2はカーナビゲーション装置、3は目的地案内サービスセンタ、4は携帯電話機(携帯通信端末装置)、5は制御回路(経路案内手段)、6は位置検出器(自車位置検出手段)、11は通信装置(通信手段)、19は無線基地局、20は通信装置(通信手段)、21は詳細地図データベース、22は演算処理部、Oは目的地、Pは駐車場、R1は歩行経路を示す。

Claims (5)

  1. 車両に搭載され、自車位置を検出する自車位置検出手段、設定された目的地までの推奨する車両走行経路を探索し案内する経路案内手段、外部との間で通信を行なう通信手段を備えたカーナビゲーション装置と、
    外部との間で通信を行なう通信手段を備えると共に、歩行者専用通路のデータを含んだ詳細地図データベースを備える目的地案内サービスセンタと、
    前記車両のユーザが所持する携帯通信端末装置とから構成され、
    前記カーナビゲーション装置は、経路案内時に車両が駐車されたときに、その駐車位置及び目的地のデータを前記通信手段により前記目的地案内サービスセンタに送信し、
    前記目的地案内サービスセンタは、前記駐車位置から目的地までの最適な歩行経路を前記詳細地図データベースを用いて求め、その歩行経路の案内情報を前記携帯通信端末装置に対して提供することを特徴とするナビゲーションシステム。
  2. 前記目的地案内サービスセンタは、前記歩行経路の案内情報を地図表示用データを含んで前記携帯通信端末装置に送信し、
    前記携帯通信端末装置は、その表示画面に案内情報を表示するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のナビゲーションシステム。
  3. 前記目的地案内サービスセンタは、前記歩行経路の案内情報を音声ガイダンスデータを含んで前記携帯通信端末装置に送信し、
    前記携帯通信端末装置は、案内情報を音声出力するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のナビゲーションシステム。
  4. 前記携帯通信端末装置は携帯電話機からなり、前記目的地案内サービスセンタからの案内情報の提供は、オペレータによる対話形式により行なわれることを特徴とする請求項1記載のナビゲーションシステム。
  5. 前記目的地案内サービスセンタは、設定された歩行条件に応じた適切な歩行経路を算出するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のナビゲーションシステム。
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