JP2005003135A - U字管継手及びその製造方法 - Google Patents

U字管継手及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】強度が高く、しかも容易に製造できるU字管継手及びその製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】U字形管部12を備えた樹脂成形体11と、前記樹脂成形体11の外面に形成された外殻21とよりなるU字管継手であって、前記U字形管部12を備えた樹脂成形体11は、ブロー成形により形成された中空環状部13を備えた樹脂成形体11aを切断したものからなり、前記外殻21は前記中空環状部13を備えた前記樹脂成形体11aの外面に射出成形されたものからなる。また、前記U字形管部12を備えた樹脂成形体11は、前記U字形管部12と一体に形成された片15に孔を備え、前記外殻21は、前記片15を覆う部分に、前記片の孔16と連通して貫通孔23を構成する孔22を備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、U字管継手とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
先端をU字管継手で連結した2本の直管を地中、約100m深く埋設し、前記管内に熱媒体を充填し、地中熱と熱交換させて屋内の暖房や冷房、あるいは屋外の融雪等に利用する地中熱利用ヒートポンプシステムがある(特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−289533号公報
【0004】
前記U字管継手の製造方法として、従来、次の方法が用いられている。第1の製造方法は、U字形状のコアを金属等で作成し、このコアをインサートとして射出成形型内にセットした後、コアの周囲に樹脂を射出して成形し、その後コアと共に成形品を脱形し、続いてコアを成形品から抜き取る方法である。また、第2の製造方法は、中空体の製造方法として多用されているブロー成形により、U字形中空状のU字管継手を直接製造する方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記第1の製造方法では、前記コアの外周に形成されたU字形の管部から前記コアを抜き取らねばならず、前記抜き取りを可能にするための工夫及びU字管継手における形状の制限がある。例えば、前記コアをU字形の折り返し部で半割にしても、前記コアの半割体がJ字形状のアンダーカット形状となるため、前記U字形の管部を通常のU字形としたのでは、前記コアの半割体が抜けなくなる不都合がある。そこで、前記不都合を回避するため、前記U字形の管部を前記コアの半割体が抜ける形状にしなければならず、その結果、前記U字形の折り返し部付近を滑らかなU字形にできなくなって熱媒体のスムーズの流れが損なわれるおそれがある。
【0006】
また、前記第2の製造方法では、加熱した樹脂を筒状に押し出して得られるパリソンをブロー成形型で挟み、前記パリソン内に圧搾空気を吹き込んで前記パリソンを膨張させ、前記型面形状に賦形することにより中空成形品を得る公知のブロー成形法によってU字管継手が製造される。そのため、得られるU字管継手は、その内面がブロー成形時に型面と当接することなく空気の押圧により成形されており、肉厚や内径寸法にバラツキを生じやすい。特に、U字管継手の折り返し部には熱媒体により高い圧力が加わるため、前記U字管継手にかなりの剛性、物理的強度が求められるが、前記のようにブロー成形では、肉厚や内径寸法にバラツキを生じやすいため、得られるU字管継手の強度が一定しない問題がある。
【0007】
この発明は、前記の点に鑑みなされたもので、強度が高く、しかも容易に製造できるU字管継手及びその製造方法の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
U字管継手に関する発明は、U字形管部を備えた樹脂成形体と、前記樹脂成形体の外面に形成された外殻とよりなるU字管継手であって、前記U字形管部を備えた樹脂成形体は、中空環状部を備えた樹脂成形体を切断したものからなり、前記外殻は前記中空環状部を備えた樹脂成形体の外面に成形されたものであることを特徴とする。
【0009】
U字管継手の製造方法に関する発明は、中空環状部を備えた樹脂成形体をブロー成形する樹脂成形体成形工程と、前記樹脂成形体の外面に前記中空環状部内と通じる液体注入孔を設け、前記中空環状部に液体を注入して凍結させる凍結工程と、前記液体が凍結した樹脂成形体をインサートとしてU字管継手の外殻を射出成形することにより、前記樹脂成形体と外殻が一体になった第1中間体を得る外殻形成工程と、前記第1中間体の前記中空環状部から前記液体を排出する液体排出工程と、前記中空環状部を横断する位置で前記第1中間体を切断して前記切断位置の一側を除去することにより、U字形管部を備えた樹脂成形体と前記外殻が一体になったU字管継手を得る切断工程とからなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係るU字管継手の斜視図、図2は同実施例のU字管継手の裏面側斜視図、図3は同実施例に用いられた中空環状部を備えた樹脂成形体の斜視図、図4はブロー成形型の閉型前を示す概略断面図、図5は圧搾空気吹き込み後を示すブロー成形型の概略断面図、図6は液体が凍結した樹脂成形体を射出成形型に配置した状態における一方の型の平面図、図7は液体が凍結した樹脂成形体を射出成形型に配置した状態の断面図、図8は液体排出時の第1中間体を示す図、図9は第1中間体の切断時及び切断により得られたU字管継手を示す図である。
【0011】
図1及び図2に示すU字管継手10は、前記地中熱利用ヒートポンプシステムにおける2本の直管を接続するためのものであり、U字形管部12を備えた樹脂成形体11と、前記樹脂成形体11の外面に形成された外殻21とよりなる。
【0012】
前記U字形管部12を備えた樹脂成形体11は、図3に示すように、ブロー成形された中空環状部13を備えた樹脂成形体11aを、前記中空環状部13で切断したものからなる。前記切断位置は、前記切断前の中空環状部13を備えた樹脂成形体11aにおける中空環状部13の両端13a、13b間に設定された外殻形成限度位置Kとされる。この実施例では、前記中空環状部13は長円環状とされ、その長軸方向両端13a,13b間のほぼ中央を横断する位置が前記外殻形成限度位置Kに設定されている。さらに、この実施例では、前記外殻21で覆われる前記U字形管部12には、折り返し部12aの外面に片15が一体に形成されている。前記片15は、前記中空環状部13の長軸方向一端13aにおける前記中空環状部13の外面に、前記中空環状部13と一体に形成されたもので、前記片15には孔16が形成されている。前記中空環状部13を備えた樹脂成形体11aは、ブロー成形可能な熱可塑性樹脂、例えば塩化ビニル樹脂、ポリオレフィン系樹脂等で形成されている。また、この実施例では、前記中空環状部13を備えた樹脂成形体11aは、前記中空環状部13における前記片15とは反対側の外面に板状部17が形成され、前記板状部17には後記する射出成形型への位置決め用孔17aが形成されている。符号17bは、前記樹脂成形体11aのブロー成形後に形成された液体注入孔であり、符号17cは後記するU字管継手の製造時に前記中空環状部13に充填される液体の充填量を設定するためのオーバーフロー孔であり、前記外殻形成限度位置Kを基準にして前記片15とは反対側に形成されている。
【0013】
前記外殻21は、前記中空環状部13を備えた前記樹脂成形体11aにおいて、前記片15から前記外殻形成限度位置Kまでの外面に射出成形されている。前記外殻21は、射出成形可能な熱可塑性樹脂、例えば、塩化ビニル樹脂、ポリオレフィン系樹脂等からなる。この実施例では、前記外殻21は、先端21aが幅の細くなった外形とされ、前記片15を覆う部分には、前記片15の孔16と連通して貫通孔23を構成する孔22を備えている。さらに、この実施例では、前記外殻21の片面は、他のU字管継手との重ね合わせ可能面24となっており、他のU字管継手を背中合わせに重ね合わせた状態で、前記貫通孔23にボルトなどを挿入してねじ止めすることによって、2つのU字管継手を結合して使用することができる。
【0014】
前記構造のU字管継手10は、前記U字形管部12の両端12bに直管が挿入されて使用される。なお、前記直管が前記U字形管部12の径と等しい場合には、前記U字形管部12の両端12bを所要長削って、前記U字形管部12の両端12bを前記外殻21の端面25よりも奥まった位置にして、前記U字形管部12の両端12bと前記外殻21の端面25間に前記直管の先端挿入部を形成する。
【0015】
前記U字管継手10の製造方法は、樹脂成形体成形工程と、凍結工程と、外殻形成工程と、液体排出工程と、切断工程とからなる。
【0016】
前記樹脂成形体成形工程では、図4に示すように、加熱軟化した筒状のパリソンPを、前記中空環状部13を備えた樹脂成形体11aの外形状からなる型面31a,31bを有するブロー成形型31内に配置して前記型面31a,31bで挟み、公知のブロー成形法に従い、前記パリソンP内に圧搾空気を吹き込んで膨らませる。それによって、図5に示すように、前記パリソンPを型面形状に賦形する。冷却後、図3に示した前記中空環状部13を備えた樹脂成形体11aを、前記ブロー成形型31から取り出す。なお、前記ブロー成形型31から取り出された前記中空環状部13を備えた樹脂成形体11aは、前記中空環状部13で包囲される中央部13cに薄膜(図示せず)が形成されているが、この実施例では、前記中央部13cの薄膜を、前記樹脂成形体11aの外周のバリ(図示せず)と共に除去している。さらに、この実施例では、前記脱型後に、前記片15の孔16、前記オーバーフロー孔17c、位置決め用孔17aをドリル等で形成している。
【0017】
凍結工程では、まず、前記ブロー成形された中空環状部13を備えた樹脂成形体11aの外面に、前記中空環状部13内に至る液体注入孔17bを形成する。この実施例では、前記片15とは反対の端部外面に前記液体注入孔17bが形成され、前記液体注入孔17bの近くに前記オーバーフロー孔17cが存在する。次に、前記液体注入孔17bから凍結用液体を注入する。この実施例では凍結用液体として水が用いられる。前記液体の注入時、前記中空環状部13を備えた樹脂成形体11は、前記片15を下、前記液体注入孔17bを上にし、前記オーバーフロー孔17cから液体が溢れるまで、前記液体が前記環状中空部13に注入される。前記オーバーフロー孔17cから液体が溢れることによって、前記中空環状部13内に未充填空間を残して、少なくとも前記外殻形成限度位置Kまで液体が充填される。続いて、前記液体注入後の樹脂成形体11aを、前記片15を下にしたまま冷凍庫に収納して、前記中空環状部13内の液体を凍結させる。その際、前記中空環状部13内には液体の未充填空間が存在しているため、前記凍結によって液体の体積が増加しても、前記中空環状部13が破損するおそれがない。
【0018】
外殻形成工程では、まず、前記液体が凍結した前記中空環状部13を備えた樹脂成形体11aを、図6に示すように射出成形型41の一方の型43にセットし、図7に示すように前記一方の型43と他方の型44を閉型して、前記射出成形型41内に前記液体が凍結した前記中空環状部13を備えた樹脂成形体11aをインサートとして配置する。その際、前記片15の孔16及び前記位置決め用孔17aは、前記射出成形型41内での位置決め用に利用される。次いで、図示しない射出成形機から樹脂を射出し、前記中空環状部13を備えた樹脂成形体11aの片15から前記外殻形成限度位置Kまでを覆う前記外殻21を射出成形し、前記中空環状部13を備えた樹脂成形体11aと前記外殻21が一体になった第1中間体10A(図8に示す。)を得る。前記片15とは反対側端部から前記外殻形成限度位置Kまでの残部は、前記外殻21で覆われない露出部18とされる。また、前記射出成形により、前記外殻21には、前記片15の孔16と通じて貫通孔23を構成する孔22が形成される。符号L1は液体の凍結により形成された凍結体である。
【0019】
前記射出成形時、前記中空環状部13を有する樹脂成形体11aは、前記片15から前記外殻形成限度位置Kまで充填された液体が凍結しているため、射出樹脂の圧力や射出樹脂の保有熱によって前記中空環状部13が変形するのを抑えることができる。なお、前記一方の型43と他方の型44は、固定型と可動型を構成する。また、符号45はスプルー、46はランナ、47はゲート、48は射出成形空間である。前記射出成形空間48は、前記外殻21の外形状と等しくされ、前記射出成形空間48に樹脂が射出される。射出される樹脂は、射出成形可能な樹脂、例えば塩化ビニル樹脂やポリオレフィン樹脂等の熱可塑性樹脂とされる。
【0020】
液体排出工程では、前記射出成形型41から脱型された前記第1中間体10Aに対して、図8に示すように、前記中空環状部13内の液体Lを排出させる。前記中空環状部13内の液体Lは、前記射出成形までは凍結体L1となっているが、前記射出成形時の熱によって溶解して液体となる。なお、前記射出成形によっては前記凍結体が完全に溶解しない場合、脱型後しばらく自然放置する等によって完全に溶解させて液体にした後、前記液体注入孔17bから液体を排出させる。
【0021】
切断工程では、液体排出後の前記第1中間体10Aを、図9に示すように、前記外殻で覆われていない露出部18の前記中空環状部13を横断する位置Cで公知の切断装置により切断し、前記切断位置Cの一側、この例では、前記片15とは反対側を除去する。これによって、前記U字形管部12を備えた樹脂成形体11と前記外殻21が一体になった、図1及び図2のU字管継手10が得られる。
【0022】
なお、前記のように、前記U字管継手10に挿入される直管が前記U字形管部12の径と等しい場合には、前記U字形管部12の両端12bを所要長削って、前記U字形管部12の両端12bと前記外殻21の端面25間に前記直管の先端挿入部を形成する。
【0023】
【発明の効果】
以上図示し説明したように、この発明のU字管継手は、U字形管部を備えた樹脂成形体と、前記樹脂成形体の外面に形成された外殻とで構成され、前記U字形管部を備えた樹脂成形体が、中空環状部を備えた樹脂成形体を切断したものからなり、前記外殻が、前記中空環状部を備えた樹脂成形体の外面に形成されたものからなるため、U字形管部と外殻との一体構造によって高い強度が得られ、地中熱利用ヒートポンプシステムにおいて、地中深く埋設されるU字管継手として好適である。
【0024】
また、この発明の製造方法によれば、コアの抜き取りが困難になったり、コアの抜き取りを可能にするためにU字管継手の形状に制限を受けたりすることがなく、熱媒体の流れがスムーズなU字管継手を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るU字管継手の斜視図である。
【図2】同実施例のU字管継手の裏面側斜視図である。
【図3】同実施例に用いられた中空環状部を備えた樹脂成形体を示す斜視図である。
【図4】ブロー成形型の閉型前を示す概略断面図である。
【図5】圧搾空気吹き込み後を示すブロー成形型の概略断面図である。
【図6】液体が凍結した樹脂成形体を射出成形型に配置した状態における一方の型の平面図である。
【図7】液体が凍結した樹脂成形体を射出成形型に配置した状態の断面図である。
【図8】液体排出時の第1中間体を示す図である。
【図9】第1中間体の切断時及び切断により得られたU字管継手を示す図である。
【符号の説明】
10 U字管継手
10A 第1中間体
11 U字形管部を備えた樹脂成形体
11a 中空環状部を備えた樹脂成形体
12 U字形管部
13 中空環状部
15 片
16 片の孔
17b 液体注入孔
21 外殻
22 外殻の孔
23 貫通孔
24 重ね合わせ可能面
K 外殻形成限度位置

Claims (5)

  1. U字形管部(12)を備えた樹脂成形体(11)と、前記樹脂成形体(11)の外面に形成された外殻(21)とよりなるU字管継手であって、
    前記U字形管部(12)を備えた樹脂成形体(11)は、中空環状部(13)を備えた樹脂成形体(11a)を切断したものからなり、
    前記外殻(21)は前記中空環状部(13)を備えた前記樹脂成形体(11a)の外面に形成されたものであることを特徴とするU字管継手。
  2. 前記U字形管部(12)を備えた樹脂成形体(11)は、前記U字形管部(12)と一体に形成された片(15)に孔(16)を備え、
    前記外殻(21)は、前記片(15)を覆う部分に、前記片の孔(16)と連通して貫通孔(23)を構成する孔(22)を備えていることを特徴とする請求項1に記載のU字管継手。
  3. 前記外殻(21)の片面は、他のU字管継手との重ね合わせ可能面(24)となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のU字管継手。
  4. 中空環状部(13)を備えた樹脂成形体(11a)をブロー成形する樹脂成形体成形工程と、
    前記樹脂成形体(11a)の外面に前記中空環状部(13)内と通じる液体注入孔(17b)を設け、前記中空環状部(13)に液体を注入して凍結させる凍結工程と、
    前記液体が凍結した樹脂成形体(11a)をインサートとしてU字管継手の外殻(21)を射出成形することにより、前記樹脂成形体(11a)と外殻(21)が一体になった第1中間体(10A)を得る外殻形成工程と、
    前記第1中間体(10A)の前記中空環状部(13)から前記液体を排出する液体排出工程と、
    前記中空環状部(13)を横断する位置で前記第1中間体(10A)を切断して前記切断位置の一側を除去することにより、U字形管部(12)を備えた樹脂成形体(11)と前記外殻(21)が一体になったU字管継手を得る切断工程と、
    からなるU字管継手の製造方法。
  5. 前記外殻形成工程では、前記中空環状部(13)の両端(13a,13b)間に設定された外殻形成限度位置(K)と前記中空環状部を備えた樹脂成形体(11a)の一端(14a)間に前記外殻(21)を形成し、前記中空環状部(13)を備えた樹脂成形体(11a)の残部については前記外殻(21)で覆われない露出部(18)とし、
    前記切断工程では、前記第1中間体(10A)を前記露出部(18)で切断することを特徴とする請求項4に記載のU字管継手の製造方法。
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