JP2021020396A - ダクト及びその製造方法 - Google Patents

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【課題】機械強度に優れ且つ軽量なダクトを製造可能なダクトの製造方法を提供する。【解決手段】本発明によれば、第1及び第2金型を用いたダクトの製造方法であって、装着工程と、樹脂シート配置工程と、賦形工程と、型閉じ工程を備え、前記装着工程では、第1樹脂シートが予め賦形されて形成された第1賦形体を第1金型に装着し、前記樹脂シート配置工程では、溶融樹脂をTダイから押し出すことによって形成された溶融状態の第2樹脂シートを第1及び第2金型の間に配置し、前記賦形工程では、第2金型を用いて第2樹脂シートを賦形して第2賦形体を形成し、前記型閉じ工程では、第1及び第2金型を閉じることによって、第1賦形体と第2賦形体を互いに溶着させる、方法が提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、ダクト及びその製造方法に関する。
特許文献1には、未発泡樹脂で構成された第1壁部と、発泡樹脂で構成された第2壁部を有するダクトが開示されている。
特開2011−131776号公報
特許文献1では、未発泡樹脂シートと、発泡樹脂シートをそれぞれ金型内で賦形して形成した2つの賦形体を溶着することによってダクトを形成している。これによって、強度が必要な部位の強度を維持しつつ、軽量化を図っている。
特許文献1では、成形の度に、アキュームレータを用いて1回の成形分の発泡樹脂シートを形成しているが、このような間欠動作で発泡樹脂シートを形成する場合、発泡樹脂シートの発泡倍率を高めることが技術的に極めて困難である。このため、得られるダクトの第2壁部の発泡倍率もせいぜい5倍程度となる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、機械強度に優れ且つ軽量なダクトを製造可能なダクトの製造方法を提供するものである。
本発明によれば、第1及び第2金型を用いたダクトの製造方法であって、装着工程と、樹脂シート配置工程と、賦形工程と、型閉じ工程を備え、前記装着工程では、第1樹脂シートが予め賦形されて形成された第1賦形体を第1金型に装着し、前記樹脂シート配置工程では、溶融樹脂をTダイから押し出すことによって形成された溶融状態の第2樹脂シートを第1及び第2金型の間に配置し、前記賦形工程では、第2金型を用いて第2樹脂シートを賦形して第2賦形体を形成し、前記型閉じ工程では、第1及び第2金型を閉じることによって、第1賦形体と第2賦形体を互いに溶着させる、方法が提供される。
本発明は、第1樹脂シートが予め賦形されて形成された第1賦形体と、溶融状態の第2樹脂シートが賦形されて形成された第2賦形体を互いに溶着させることによってダクトを製造する点を特徴としている。第1賦形体は、発泡倍率が非常に高い発泡樹脂シートを用いて形成することができるので、本発明の方法によれば、軽量なダクトの製造が可能である。また、第2賦形体は、非発泡樹脂シート、又は第1樹脂シートよりも発泡倍率が低い樹脂シートを用いて形成可能である。このため、機械強度に優れたダクトを得ることが可能である。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記記載の方法であって、第1賦形体は、予備賦形金型を用いて賦形され、前記予備賦形金型は、前記ダクトの内面に対応した凸形状を有する、方法である。
好ましくは、前記記載の方法であって、第1賦形体は、発泡倍率が7倍以上である、方法である。
好ましくは、筒部を有するダクトであって、前記筒部は、第1及び第2壁部が互いに溶着されて構成されており、第1壁部の発泡倍率が7倍以上であり、第2壁部の発泡倍率が1〜6倍である、ダクトである。
好ましくは、前記記載のダクトであって、第1壁部の内面は、表面粗さが、第1壁部の外面よりも小さい、ダクトである。
本発明の一実施形態のダクト1の斜視図である。 第1賦形体21の賦形方法を説明するための断面図であり、図2Aは、予備賦形金型2に対向させて第1樹脂シート31を配置した状態を示し、図2Bは、金型2で第1樹脂シート31を賦形して第1賦形体21を形成した後の状態を示し、図2Cは、第1賦形体21を金型2から取り外した後の状態を示す。 本発明の一実施形態のダクト1の製造に利用可能な成形機10の一例を示す。 図3の金型41,42近傍の断面図であり、金型41に第1賦形体21を装着する直前の状態を示す。 図4の状態から金型41に第1賦形体21を装着し、金型41,42の間に第2樹脂シート32を配置した後の状態を示す断面図である。 図5の状態から第2樹脂シート32を金型42で賦形して第2賦形体22を形成した後の状態を示す断面図である。 図6の状態から金型41,42を型閉じして構造体33を形成した後の状態を示す断面図である。 金型41,42から取り出してバリ34を除去した後の構造体33の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴事項について独立して発明が成立する。
1.ダクト1の構造
図1に示すように、本発明の一実施形態のダクト1は、車両のインパネや天井に配置される車両用ダクトであり、筒部1aと、フランジ部1bと、突出部1cを備える。
筒部1aは、ダクト1の通気路を構成する筒状の部位である。筒部1aは、第1壁部11と第2壁部12が互いに溶着されて構成されている。第1壁部11と第2壁部12の溶着部にはフランジ部1bが設けられていて第1及び第2壁部11,12の溶着強度が高められている。フランジ部1bは省略可能である。突出部1cは、フランジ部1b(フランジ部1bがない場合は筒部1a)から突出した部位である。突出部1cには、各種のマークが設けられたり、ダクト1を別の部材に溶着する際に用いる凹凸形状(いわゆる溶着ビード)1dが設けられたりする。突出部1cは省略可能である。
第1壁部11の発泡倍率は、好ましくは、7倍以上であり、例えば7〜20倍であり、具体的には例えば、7、8、9、10、15、20倍であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。第2壁部12の発泡倍率は、好ましくは、1〜6倍であり、具体的には例えば、1、1.1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5、5、5.5、6であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。発泡倍率が1倍であることは、第2壁部12が発泡されていないことを意味する。第1壁部11の発泡倍率が7倍以上であり、且つ第2壁部12の発泡倍率が1〜6倍である場合、機械強度と軽量性に優れている。
好ましくは、第1壁部11の内面11aは、表面粗さが、第1壁部11の外面11bよりも小さい。内面11aの表面粗さが小さいと送風抵抗が低減される。外面11bの表面粗さが大きいと接着性や結露水保持性が向上する。なお、本明細書において、「表面粗さ」は、JIS B 0601-2001で規定される算術平均高さRaを意味する。
ダクト1は、第1樹脂シート31が予め賦形されて形成された第1賦形体21(図2を参照)と、溶融状態の第2樹脂シート32を賦形して形成された第2賦形体22(図5〜図6を参照)を溶着することによって形成される。
以下、第1賦形体21の賦形方法と、ダクト1の製造方法について詳細に説明する。
2.第1賦形体21の賦形方法
図2に示すように、第1賦形体21は、予備賦形金型2を用いて第1樹脂シート31を賦形することによって形成することができる。
第1樹脂シート31は、好ましくは発泡樹脂シートであり、その発泡倍率は、好ましくは7倍以上であり、例えば7〜20倍であり、具体的には例えば、7、8、9、10、15、20倍であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
第1樹脂シート31は、好ましくは、樹脂シートのロールから巻き戻されたものである。樹脂シートのロールは、例えば、溶融樹脂をTダイから押し出すことによって形成された樹脂シートを冷却後にロール状に巻き取ることによって形成することができる。
特許文献1のようにアキュームレータを用いて発泡樹脂シートを形成する場合、シート形成装置を間欠動作させる必要がある。この場合、溶融樹脂の固化を防ぐために溶融樹脂の温度を高めに設定することが必要であるが、溶融樹脂の温度が高いほど気泡が安定して形成されず、発泡樹脂シートの発泡倍率が低くなりやすい。また、間欠動作では、シートの状態が安定しにくいので、発泡樹脂シートの発泡倍率を高くすることが難しい。
一方、発泡樹脂シートのロールを形成する場合、溶融樹脂を連続的にTダイから押し出して形成した発泡樹脂シートを連続的に巻き取るので、溶融樹脂の固化が起こりにくいので溶融樹脂の温度を低くすることができ、且つ発泡樹脂シートの状態が安定するので、発泡樹脂シートの発泡倍率を高めやすい。
本実施形態の方法では、加熱によって軟化された状態の第1樹脂シート31を図2Aに示すように金型2に対向するように配置し、図2Bに示すように、金型2を用いて賦形して第1賦形体21を形成する。第1樹脂シート31は、ヒーターなどを用いて加熱することができる。賦形方法としては、真空成形やブロー成形が挙げられる。
金型2は、ダクト1の内面に対応した凸形状2aを有することが好ましい。これによって、第1賦形体21は、凸形状2aに沿った形状に賦形される。この場合、図2Cに示すように、第1賦形体21の内面21a(第1壁部11の内面11aとなる面)の形状が金型2によって規定されるので、ダクト1の筒部1aの内面21aの寸法精度が高くなり、ダクト1の端部に別の部材を挿入して連結しやすくなる。
第1樹脂シート31が発泡樹脂シートである場合、凸形状2aを有する金型2を用いて賦形すると、内面21aの表面粗さが、第1賦形体21の外面21bの表面粗さよりも小さくなる。内面21aは、第1樹脂シート31が凸形状2aに押し付けられることによって形成されるので、内面21aの近傍には平滑なスキン層が形成されるのに対し、金型2に押し付けられない外面21bにはスキン層が形成されないからである。外面21bは、破泡面となり、表面粗さが大きくなる。また、金型2が凸形状2aを有する場合、スライドコアを用いることが可能になり、形状転写の自由度が向上する。
第1賦形体21は、第1壁部11となる本体部21cと、本体部21cの端から突出するフランジ部21dを備える。フランジ部21dは、後述する第2賦形体22のフランジ部22d(図6を参照)に溶着されることによって、第1及び第2賦形体21,22の強固な溶着が可能になる。なお、フランジ部21d,22dがなくても第1及び第2賦形体21,22の溶着は可能であるので、フランジ部21d,22dは不要な場合には省略してもよい。
3.成形機10の構成
図3を用いて、本発明の一実施形態のダクト1の製造に利用可能な成形機10について説明する。成形機10は、ホッパー4と、押出機13と、アキュームレータ17、Tダイ18と、第1及び第2金型41,42を備える。押出機13とアキュームレータ17は、連結管25を介して連結される。アキュームレータ17とTダイ18は、連結管27を介して連結される。
以下、各構成について詳細に説明する。
<ホッパー4,押出機13>
ホッパー4は、原料樹脂3を押出機13のシリンダ13a内に投入するために用いられる。原料樹脂3の形態は、特に限定されないが、通常は、ペレット状である。原料樹脂3は、例えばポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂である。原料樹脂3は、ホッパー4からシリンダ13a内に投入された後、シリンダ13a内で加熱されることによって溶融されて溶融樹脂になる。また、シリンダ13a内に配置されたスクリューの回転によってシリンダ13aの先端に向けて搬送される。
<アキュームレータ17、Tダイ18>
溶融樹脂3aは、シリンダ13aの樹脂押出口から押し出され、連結管25を通じてアキュームレータ17内に注入される。アキュームレータ17は、シリンダ17aとその内部で摺動可能なピストン17bを備えており、シリンダ17a内に溶融樹脂が貯留可能になっている。そして、シリンダ17a内に溶融樹脂3aが所定量貯留された後にピストン17bを移動させることによって、連結管27を通じて溶融樹脂3aをTダイ18内に設けられたスリットから押し出して溶融状態の第2樹脂シート32を形成する。
第2樹脂シート32は、非発泡樹脂シートであってもよく、発泡樹脂シートであってもよい。発泡樹脂シートを形成する場合、ホッパー4から原料樹脂3と共に化学発泡剤を投入したり、又は押出機13にインジェクタを設け、インジェクタを通じて物理発泡剤(例:窒素や二酸化炭素)を注入したりすることができる。第2樹脂シート32の発泡倍率は、好ましくは1〜6倍であり、具体的には例えば、1、1.1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5、5、5.5、6であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
<金型41,42>
第2樹脂シート32は、金型41,42間に導かれる。図4に示すように、金型41,42は、キャビティ41a,42aを有し、キャビティ41a,42aを取り囲むようにピンチオフ部41b,42bが設けられている。キャビティ41a,42aは、金型41,42が閉じたときに構造体33(図8を参照)の形状となるように構成されている。
キャビティ41aは、第1賦形体21の本体部21cを収容する凹部41a1と、フランジ部21dを収容する凹部41a2を備える。凹部41a2は、フランジ部21dが凹部41a2からはみ出す深さになっている(つまり、凹部41a2の深さ方向の長さがフランジ部21dの厚さ方向の長さよりも短くなっている)。
キャビティ42aは、第2賦形体22の本体部22cを形成するための凹部42a1と、フランジ部22dを形成するための凹部42a2を備える(図4及び図6を参照)。凹部42a2は、第2樹脂シート32が凹部42a2からはみ出す深さになっている(つまり、凹部42a2の深さ方向の長さが第2樹脂シート32の厚さ方向の長さよりも短くなっている)。
3.ダクトの製造方法
本発明の一実施形態のダクト1の製造方法は、装着工程と、樹脂シート形成工程と、賦形工程と、型閉じ工程と、後処理工程を備える。
<装着工程>
装着工程では、図4〜図5に示すように、金型41,42が開かれた状態で、第1賦形体21を第1金型41に装着する。第1賦形体21は、第1金型41のキャビティ41aに装着することができる。例えば、第1金型41に設けられた不図示の減圧吸引孔を通じて第1賦形体21を減圧吸引することによって第1賦形体21を第1金型41に装着することができる。第1賦形体21は、装着工程の時点ですでに冷却された状態になっている。
<樹脂シート配置工程>
樹脂シート配置工程では、図5に示すように、溶融樹脂3aをTダイ18から押し出すことによって形成された溶融状態の第2樹脂シート32を金型41,42の間に配置する。
<賦形工程>
賦形工程では、図5〜図6に示すように、第2金型42を用いて第2樹脂シート32を賦形して第2賦形体22を形成する。第2金型42には不図示の減圧吸引孔が設けられており、第2金型42によって第2樹脂シート32の減圧吸引を行って第2樹脂シート32を賦形する。これによって、本体部22c及びフランジ部22dを有する第2賦形体22が形成される。
<型閉じ工程>
型閉じ工程では、図6〜図7に示すように、金型41,42の型締めを行う。これによって、第1及び第2賦形体21,22が互いに溶着される。この際、フランジ部21d,22dが金型41,42によって圧縮されて強固に溶着される。ピンチオフ部41b,42bの外側がバリ34となり、キャビティ41a,42aによって形成される空間に図8に示す構造体33が形成される。
なお、金型41,42を閉じた状態で、構造体33内にエアーを吹き込んでもよい。特許文献1のように溶融状態の発泡樹脂シートを用いてダクトを成形する場合、発泡樹脂シートが十分に冷却される前にエアーの吹き込みを行うと、気泡が潰れて発泡倍率が低下してしまう虞がある。一方、本実施形態の第1賦形体21は十分に冷却された状態であるので、エアーの吹き込みを行っても第1賦形体21の気泡は、ほとんど又は全く潰れない。従って、高い圧力でエアーの吹き込みを行うことが可能であり、第2賦形体22の形状転写性が向上する。
構造体33が十分に冷却されると、金型41,42を開いて、金型41,42から構造体33を取り出し、バリ34を除去して、図8に示す構造体33を得る。
図8の状態から構造体33の両端の袋部33aを切除することによって、図1に示す構造のダクト1が得られる。
1 :ダクト
1a :筒部
1b :フランジ部
1c :突出部
1d :凹凸形状
2 :予備賦形金型
2a :凸形状
3 :原料樹脂
3a :溶融樹脂
4 :ホッパー
10 :成形機
11 :第1壁部
11a :内面
11b :外面
12 :第2壁部
13 :押出機
13a :シリンダ
17 :アキュームレータ
17a :シリンダ
17b :ピストン
18 :Tダイ
21 :第1賦形体
21a :内面
21b :外面
21c :本体部
21d :フランジ部
22 :第2賦形体
22c :本体部
22d :フランジ部
25 :連結管
27 :連結管
31 :第1樹脂シート
32 :第2樹脂シート
33 :構造体
33a :袋部
34 :バリ
41 :第1金型
41a :キャビティ
41a1 :凹部
41a2 :凹部
41b :ピンチオフ部
42 :第2金型
42a :キャビティ
42a1 :凹部
42a2 :凹部
42b :ピンチオフ部

Claims (5)

  1. 第1及び第2金型を用いたダクトの製造方法であって、
    装着工程と、樹脂シート配置工程と、賦形工程と、型閉じ工程を備え、
    前記装着工程では、第1樹脂シートが予め賦形されて形成された第1賦形体を第1金型に装着し、
    前記樹脂シート配置工程では、溶融樹脂をTダイから押し出すことによって形成された溶融状態の第2樹脂シートを第1及び第2金型の間に配置し、
    前記賦形工程では、第2金型を用いて第2樹脂シートを賦形して第2賦形体を形成し、
    前記型閉じ工程では、第1及び第2金型を閉じることによって、第1賦形体と第2賦形体を互いに溶着させる、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    第1賦形体は、予備賦形金型を用いて賦形され、
    前記予備賦形金型は、前記ダクトの内面に対応した凸形状を有する、方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の方法であって、
    第1賦形体は、発泡倍率が7倍以上である、方法。
  4. 筒部を有するダクトであって、
    前記筒部は、第1及び第2壁部が互いに溶着されて構成されており、
    第1壁部の発泡倍率が7倍以上であり、第2壁部の発泡倍率が1〜6倍である、ダクト。
  5. 請求項4に記載のダクトであって、
    第1壁部の内面は、表面粗さが、第1壁部の外面よりも小さい、ダクト。
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