JP2005000961A - 脱水装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転駆動されるスクリューシャフト1とスクリューシャフトに同軸的に嵌装され、入口ホッパ4を有する円筒状のスクリューケーシング3と、スクリューシャフトに同軸的に嵌装されると共に、スクリューケーシングの一端に連設され、筒壁に多数の微小孔6を有し、かつ、先端に向って縮径する截頭円錐筒状の分離筒5と、スクリューシャフトにつる巻状に巻き付けられると共に、分離筒内においてその内周に沿って縮径し、入口ホッパから供給される被処理物を分離筒の小径端に向けて運搬するスクリュー9とを備える。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、切断したあるいはそのままの廃プラスチックや紙、布等の被処理物を再生利用あるいはRDFやRPF等の原料とするため、洗浄等により付着した水分を分離する脱水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の脱水装置としては、水切りスクリーンが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の脱水装置では、脱水に長時間かかり、かつ、脱水が不十分となる不具合がある。
又、被処理物の表面に付着している紙や印刷インキ、泥等の付着物の分離ができない不具合もある。
【0004】
そこで、本発明は短時間で十分な脱水を可能とし、かつ、付着物の分離をも可能とする脱水装置を提供することを主課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の第1の脱水装置は、回転駆動されるスクリューシャフトと、スクリューシャフトに同軸的に嵌装され、入口ホッパを有する円筒状のスクリューケーシングと、スクリューシャフトに同軸的に嵌装されると共に、スクリューケーシングの一端に連設され、筒壁に多数の微小孔を有し、かつ、先端に向って縮径する截頭円錐筒状の分離筒と、スクリューシャフトにつる巻状に巻き付けられると共に、分離筒内においてその内周に沿って縮径し、入口ホッパから供給される被処理物を分離筒の小径端に向けて運搬するスクリューとを備えることを特徴とする。
【0006】
第2の脱水装置は、第1のものにおいて、前記スクリューシャフトに分離筒に対して相対的に接近離隔可能に嵌合され、分離筒と対向する先端外周部に分離筒の先端内に挿入可能なテーパを有するほぼ円筒状の出口間隙調整子を備えることを特徴とする。
【0007】
又、第3の脱水装置は、第2のものにおいて、前記スクリューの負荷が一定になるように、出口間隙調整子による分離筒の出口の間隙の大きさを制御する制御手段を備えることを特徴とする。
【0008】
一方、前記分離筒のテーパ角度は、3〜10°であることが好ましい。
前記分離筒の微小孔の直径は、5〜7mmであることが好ましい。
前記分離筒の各微小孔の少なくとも一部は、内周面に向って拡径するテーパ形状となっていることが好ましい。
前記分離筒の各微小孔の少なくとも一部が外周面に向って拡径するテーパ形状となっていてもよい。
又、前記分離筒の微小孔の軸線は、分離筒の軸線を含む平面内において筒壁の内周面に対する垂線に対し−14°〜+14°の角度範囲にあることが好ましい。
【0009】
【作用】
本発明の第1の脱水装置においては、入口ホッパからスクリューケーシングを経て分離筒内に運搬された水分を含む被処理物は、分離筒の内周面とスクリュー及びスクリューシャフトの間で圧密され、脱水作用を受けると共に、スクリューの旋回による剪断作用を受けて表面に付着している紙や印刷インキ、泥等の付着物が剥離し、分離された水分、及びこれに混じった付着物が微小孔から機外へ排出される一方、水分と付着物を分離された被処理物(製品)が分離筒の小径端から機外へ排出される。
【0010】
スクリューシャフトの配置は、軸線が水平、分離筒側が下がる傾斜、又は分離筒を下にした垂直のいずれであってもよい。
スクリューシャフトを回転駆動する駆動源は、電動モータ、油圧モータのいずれであってもよく、かつ、可逆回転可能であることが望ましい。
分離筒の大径端の内径は、スクリューケーシングの内径と同径であっても、あるいは分離筒の大径端の方が大きくてもよい。
又、スクリューシャフトの外周と分離筒の小径端の内周の間隙は、被処理物の性状に合わせ10〜20mmであることが望ましい。
【0011】
第2の脱水装置においては、第1のものによる作用の他、分離筒内における被処理物の圧密状態の調整が可能となる。
【0012】
又、第3の脱水装置においては、第2のものによる作用の他、分離筒内における被処理物の圧密状態の調整が自動的に行われる。
【0013】
制御手段は、固定系と移動する出口間隙調整子又は分離筒(スクリューケーシングを含む)との間隔を検出する距離センサ、スクリューにかかる負荷(駆動源が電動モータの場合、電流値又は電力値、油圧モータの場合、油圧)を検出する動力センサ、出口間隙調整子又は分離筒を移動する移動手段、及び距離センサと動力センサから入力した基づいて移動手段の駆動源に信号を出力し、スクリューにかかる負荷が所定の値になるように分離筒の出口の間隙の大きさを自動的に調整する制御器から構成されている。
【0014】
一方、分離筒のテーパ角度が3〜10°であることにより、分離筒内が適度の圧密状態となり、脱水作用と剪断作用が良好に行われる。
分離筒のテーパ角度が、3°未満であると、分離筒内が低圧密状態となり、十分な脱水ができない。一方、10°を超えると、分離筒内が過圧密(パッキング)状態となり、滞留を生じたり、スクリューによる剪断によって小片となった廃プラスチックが微小孔に詰まり、処理が行えなくなることがある。
分離筒のテーパ角度は、5〜7°がより好ましい。
【0015】
分離筒の微小孔の直径が5〜7mmであることにより、分離された水分及び付着物の排出が良好に行われる。
分離筒の微小孔の直径が、5mm未満であると、分離された付着物が微小孔を閉塞させる。一方、7mmを超えると、被処理物まで排出させることになる。
分離筒の微小孔の直径は、5.5〜6.5mmがより好ましい。
【0016】
分離筒の各微小孔の少なくとも一部が内周面に向って拡径するテーパ形状となっていることにより、分離された付着物が水分と一緒に排出され易い。
テーパ角度は、30〜60°が望ましい。
【0017】
分離筒の各微小孔の少なくとも一部が外周面に向って拡径するテーパ形状となっていることにより、分離されて微小孔に入った付着物が抜け易い。
テーパ角度は、30〜60°が望ましい。
【0018】
又、分離筒の微小孔の軸線が分離筒の軸線を含む平面内において筒壁の内周面に対する垂線に対し−14°〜+14°の角度範囲にあることにより、分離された付着物の排出程度の調整が可能となる。
微小孔の軸線の上記傾きをプラス側にとると、不着物の積極的な排出が可能になるが、+14°を超えると、被処理物の細片まで排出することになり、詰まりの原因となる。一方、マイナス側にとると、不着物の排出を抑制することが可能になるが、−14°未満であると、不着物の排出が困難となる。
微小孔の軸線の前記傾きは、−7°〜+7°がより好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1、図2は本発明に係る脱水装置の第1の実施の形態を示す概略構成図、図1の脱水装置の要部の拡大図である。
【0020】
図中1は基台上に軸受ブラケット(共に図示せず)を介して水平に支承されたスクリューシャフトで、スクリューシャフト1の他端(図1、図2においては右端)には、このスクリューシャフト1を可逆回転可能かつ回転数可変に回転駆動する電動モータ又は油圧モータからなる駆動源2が連動連結されている。
又、スクリューシャフト1の他端側には、円筒状のスクリューケーシング3が同軸的に嵌装されており、このスクリューケーシング3には、水分を含む被処理物(図示せず)を供給する入口ホッパ4が上部に設けられている。
【0021】
スクリューケーシング3の一端(図1、図2においては左端)には、テーパ角度γが3〜10°をなす截頭円錐筒状の分離筒5が、スクリューシャフト1に同軸的に嵌装されると共に、先端(図1、図2においては左端)に向って縮径するようにして連設されており、この分離筒5の筒壁には、被処理物から分離された水分、及び紙分や印刷インキ、泥等の付着物を排出する直径5〜7mmの多数の微小孔6が、筒壁と垂直をなして貫設されている。
なお、分離筒5の各微小孔6は、筒壁に垂直なストレート孔に限らず、図3に示すように、分離された付着物の水分と一緒の排出を良好にすべく、少なくとも一部が内周面(図3においては下面)に向って拡径するテーパ形状となっている微小孔6a、図4に示すように、分離されて微小孔に入った付着物の抜けを良好にすべく、少なくとも一部が外周面(図4においては上面)に向って拡径するテーパ形状となっている微小孔6b、又は図5に示すように、分離された付着物の排出と微小孔からの抜けを良好にすべく、少なくとも一部が内周面及び外周面に向って拡径するテーパ形状となっている微小孔6cであってもよく、それぞれのテーパ角度は、30〜60°とされている。
又、分離筒5の各微小孔6,6a,6b,6cの軸線は、筒壁に垂直な場合に限らず、図6に示すように、付着物の排出程度を調整すべく、分離筒5の軸線を含む平面内において筒壁の内周面に対する垂線に対し、−14°〜+14°の角度βの範囲内であればよい。
そして、分離筒5の外側は、その各微小孔6から排出される水や付着物を受け止めるカバーケーシング7によって覆われており、このカバーケーシング7の下部には、水分や付着物を機外へ排出する排出口8が設けられている。
【0022】
前記スクリューシャフト1には、スクリューケーシング3内においてその内周とほぼ同外径をなし、かつ、分離筒5内においてその内周に沿って縮径し、入口ホッパ4から供給される被処理物を分離筒5の小径端に向けて運搬するスクリュー9がつる巻状に巻き付けられている。
又、スクリューシャフト1の一端部には、分離筒5の小径端開口部と相俟って水分や付着物が分離された被処理物の出口10の間隙の大きさを調整すべく、分離筒5と対向する先端外周部に分離筒5の小径端内に挿入可能で20〜60°の角度θのテーパを形成したほぼ円筒状の出口間隙調整子11が軸方向へ移動可能に嵌着されている。
なお、出口間隙調整子11は、被処理物の性状が一定で、分離筒5の小径端内周とスクリューシャフト1の外周の間に形成される出口10の間隙の大きさに適合している場合には、設けなくてもよい。
【0023】
上述した脱水装置において、出口間隙調整子11を適宜に移動し、出口10の間隙を所要の大きさに設定した後、駆動源2を作動してスクリューシャフト1を回転すると共に、入口ホッパ4から水分を含む被処理物を供給すると、水分を含む被処理物は、スクリュー9により分離筒5の小径端に向けて運搬され、スクリューケーシング3を経て分離筒5内に至り、その内周面とスクリュー9及びスクリューシャフト1の間で圧密され、脱水作用を受けると共に、スクリュー9の旋回による剪断作用を受けて表面に付着している紙や印刷インキ、泥等の付着物が剥離し、分離された水及びこれに混った付着物が微小孔6から排出され、カバーケーシング7に受け止められると共に、その排出口8から機外へ排出される。
一方、水分及び付着物を分離された被処理物(製品)は、出口10から機外へ排出される。
上記脱水処理中において分離筒5内が過圧密状態となった場合、スクリューシャフト1を逆転させたり、あるいは出口間隙調整子11を分離筒5から遠去けたりする。
【0024】
図7は本発明に係る脱水装置の第2の実施の形態を示す要部の拡大図である。
なお、以下の説明において第1の実施の形態のものと同一の構成部材等には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0025】
この脱水装置は、前述した第1の実施の形態のものが、スクリューシャフト1の一端に、出口間隙調整子11を軸方向へ移動可能に嵌着し、脱水処理前に出口10の間隙の大きさを調整するようにしたのに対し、脱水処理中における水分を含む被処理物の性状の変化に対応すべく、脱水処理中に制御手段により出口間隙調整子を移動して出口10の間隙の大きさを自動的に調整するようにしたものである。
すなわち、スクリューシャフト1の一端部には、分離筒5の小径端開口部と相俟って水分や付着物が分離された被処理物の出口10の大きさを調整すべく、分離筒5と対向する先端外周部に分離筒5の小径端内に挿入可能で20〜60°の角度θのテーパを形成したほぼ円筒状の出口間隙調整子12が、回転可能にしてかつ軸方向へ移動可能に嵌装されており、この出口間隙調整子12の基端部に設けたロッド連結部材13とスクリューシャフト1の一端側に配設した固定系のシリンダ支持ブラケット14とは、制御手段の一部を構成すべく、出口間隙調整子13を軸方向へ移動する移動手段としての複数の流体圧シリンダ15によって連結されている。
【0026】
又、シリンダ支持ブラケット14とロッド連結部材13には、固定系と移動する出口間隙調整子12との間隔を検出するレーザ距離計等の距離センサ16が設けられており、この距離センサ16による計測信号が制御器17に入力されるように設けられている。
一方、制御器17には、スクリュー9にかかる負荷、すなわち駆動源2が電動モータの場合、電流値又は電力値、油圧モータの場合、油圧を検出する動力センサ18による計測信号も入力されるように設けられており、この制御器17は、距離センサ16及び動力センサ18から入力した信号に基づいて駆動源としての流体圧源19に信号を出力して流体圧シリンダ15の作動により出口間隙調整子12を移動し、スクリュー9にかかる負荷が所定の値になるように分離筒5の出口10の間隙の大きさを自動的に調整するものである。
【0027】
上述した脱水装置においては、第1の実施の形態のものによる作用の他、分離筒5内における被処理物の圧密状態の調整が自動的に行われる。
【0028】
図8は本発明に係る脱水装置の第3の実施の形態を示す概略構成図である。
なお、以下の説明において、第1の実施の形態のものと同一の構成部材等には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0029】
この脱水処理装置は、前述した第1の実施の形態のものが、スクリューシャフト1の一端に、出口間隙調整子11を軸方向へ移動可能に嵌着し、脱水処理前に出口10の間隙の大きさを調整するようにしたのに対し、脱水処理中における水分を含む被処理物の性状の変化に対応すべく、出口間隙調整子11をスクリューシャフト1に固着する一方、脱水処理中に制御手段により分離筒5(スクリューケーシング等を含む)を移動して出口10の間隙の大きさを自動的に調整するようにしたものである。
すなわち、スクリューシャフト1を支承する軸受ブラケット20,21を搭載した基台22上におけるスクリューケーシング3の下方には、制御手段の一部を構成すべく、スクリューシャフト1と同方向へ延びる水平なレール23が架台24を介在して敷設されており、このレール23上には、スクリューケーシング3を搭載した台車25が走行可能に載置されている。
台車25に付設したナット部材26には、スクリューシャフト1と平行に延伸し、軸受ブラケット21に取り付けた可逆回転可能な電動モータ等の回転駆動装置27によって回転されるボールねじ等の螺子杆28が螺入されており、又、台車25と軸受ブラケット21には、固定系である軸受ブラケット21と台車25との間隔を検出するレーザ距離計等の距離センサ29が設けられている。
距離センサ29による計測信号は、第2の実施の形態のものと同様に制御器(図示せず)に入力されるように設けられている一方、制御器には、スクリュー9にかかる負荷を検出力する動力センサ(図示せず)による計測信号も入力されるように設けられており、この制御器は、距離センサ29及び動力センサから入力した信号に基づいて駆動源としての回転駆動装置27に信号を出力して螺子杆28の回転によりスクリューケーシング3を分離筒5等と一緒に移動し、スクリュー9にかかる負荷が所定の値になるように分離筒5の出口10の間隙の大きさを自動的に調整するものである。
図8において30はスクリューシャフト1を覆う蛇腹状のカバーである。
【0030】
上述した脱水装置においては、第1の実施の形態のものによる作用の他、第2の実施の形態のものと同様に、分離筒5内における被処理物の圧密状態の調整が自動的に行われる。
又、出口間隙調整子11がスクリューシャフト1と一体に回転するため、第2の実施の形態のものに比べて、スクリューシャフト1と出口間隙調整子11のシールが不要となるので、漏れや回転機能の不具合を減らすことができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の第1の脱水装置によれば、入口ホッパからスクリューケーシングを経て分離筒内に運搬された水分を含む被処理物は、分離筒の内周面とスクリュー及びスクリューシャフトの間で圧密され、脱水作用を受けると共に、スクリューの旋回による剪断作用を受けて表面に付着している紙や印刷インキ等の付着物が剥離し、分離された水分及びこれに混じった付着物が微小孔から機外へ排出される一方、水分と付着物を分離された被処理物(製品)が分離筒の小径端から機外へ排出されるので、従来に比べて極めて短時間で十分な脱水を行うことができると共に、付着物の分離をも行うことができる。
【0032】
第2の脱水装置によれば、第1のものによる作用効果の他、分離筒内における被処理物の圧密状態の調整が可能となるので、被処理物の性状の変化に対応させることができる。
【0033】
又、第3の脱水装置によれば、第2のものによる作用効果の他、分離筒内における圧密状態の調整が自動的に行われるので、脱水処理中における被処理物の性状の変化に自動的に対応させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る脱水装置の第1の実施の形態を示す概略構成図である。
【図2】図1の脱水装置の要部の拡大図である。
【図3】図1の脱水装置における分離筒の微小孔の他の例を示す断面図である。
【図4】図1の脱水装置における分離筒の微小孔の更に他の例を示す断面図である。
【図5】図1の脱水装置における分離筒の微小孔の更に又他の例を示す断面図である。
【図6】図1の脱水装置における分離筒の微小孔の軸線の傾斜角度範囲を示す断面図である。
【図7】本発明に係る脱水装置の第2の実施の形態を示す要部の拡大図である。
【図8】本発明に係る脱水装置の第3の実施の形態を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 スクリューシャフト
2 駆動源
3 スクリューケーシング
4 入口ホッパ
5 分離筒
6 微小孔
6a 微小孔
6b 微小孔
6c 微小孔
9 スクリュー
10 出口
11 出口間隙調整子
12 出口間隙調整子
15 流体圧シリンダ(移動手段)
16 距離センサ
17 制御器
18 動力センサ
19 流体圧源(駆動源)
23 レール
25 台車
26 ナット部材
27 回転駆動装置(駆動源)
28 螺子杆(移動手段)
29 距離センサ
Claims (8)
- 回転駆動されるスクリューシャフトと、スクリューシャフトに同軸的に嵌装され、入口ホッパを有する円筒状のスクリューケーシングと、スクリューシャフトに同軸的に嵌装されると共に、スクリューケーシングの一端に連設され、筒壁に多数の微小孔を有し、かつ、先端に向って縮径する截頭円錐筒状の分離筒と、スクリューシャフトにつる巻状に巻き付けられると共に、分離筒内においてその内周に沿って縮径し、入口ホッパから供給される被処理物を分離筒の小径端に向けて運搬するスクリューとを備えることを特徴とする脱水装置。
- 前記スクリューシャフトに分離筒に対して相対的に接近離隔可能に嵌合され、分離筒と対向する先端外周部に分離筒の先端内に挿入可能なテーパを有するほぼ円筒状の出口間隙調整子を備えることを特徴とする請求項1記載の脱水装置。
- 前記スクリューの負荷が一定になるように、出口間隙調整子による分離筒の出口の間隙の大きさを制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項2記載の脱水装置。
- 前記分離筒のテーパ角度が3〜10°であることを特徴とする請求項1、2又は3記載の脱水装置。
- 前記分離筒の微小孔の直径が5〜7mmであることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の脱水装置。
- 前記分離筒の各微小孔の少なくとも一部が内周面に向って拡径するテーパ形状となっていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の脱水装置。
- 前記分離筒の各微小孔の少なくとも一部が外周面に向って拡径するテーパ形状となっていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の脱水装置。
- 前記分離筒の微小孔の軸線が分離筒の軸線を含む平面内において筒壁の内周面に対する垂線に対し−14°〜+14°の角度範囲にあることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の脱水装置。
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008080312A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-10 | Daikyo Nishikawa Kk | フィルタ及び濾過器 |
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US9044697B2 (en) | 2006-09-28 | 2015-06-02 | Daikyonishikawa Corporation | Oil strainer with fusion bonded body, integral filter, and bonding flash accommodation parts |
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2003
- 2003-06-12 JP JP2003168310A patent/JP2005000961A/ja active Pending
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