JP2005000743A - 汚染土壌再生装置 - Google Patents

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JP2005000743A
JP2005000743A JP2003164625A JP2003164625A JP2005000743A JP 2005000743 A JP2005000743 A JP 2005000743A JP 2003164625 A JP2003164625 A JP 2003164625A JP 2003164625 A JP2003164625 A JP 2003164625A JP 2005000743 A JP2005000743 A JP 2005000743A
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Ikuo Naito
幾男 内藤
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Sanken Co Ltd
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Abstract

【課題】静音運転し、収容する土壌による抵抗力が少なく、そして大量処理に適した汚染土壌再生装置を提供するものである。
【解決手段】回転するドラムの内壁に沿ってスパイラルに連続する突片を形成し、この突片で土壌を搬送しながら回転させて攪拌するるようにすることで騒音の発生が抑えられ、また一側よりのバーナー放射が中央スペースを通過し熱効率の良い焼却処理を行う。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、石油の油槽所や精製所、ガソリンスタンド跡地などでの石油系炭化水素(ガソリン、重油、軽油、灯油)による汚染土壌を浄化し土壌の再生をするための汚染土壌再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、石油の精製所、石油サービスステーション跡地などでの石油等の油分、カドミウム、六価クロムをはじめとする重金属による土壌汚染に止まらず宅地における汚染まで大きな環境問題となっている。
従来、土壌の殺菌装置が種々提案されている。実用新案登録第3052143号の回転式ドラムの傾斜上方より土砂を投入し、他方より強力バーナーで直接土砂に火炎を吹き付け、土砂内に含まれる有害菌、害虫および雑草種子を死滅させる焼土殺菌装置が知られている。
また、第3者出願の特開2003−38043公開公報に、ドラム状収容槽内に、回転する水平軸に羽根を取付けた攪拌手段にて土壌を攪拌し、蒸気を噴射して、殺菌を行なう植栽土壌の殺菌攪拌装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
実用新案登録第3052143号の方式は、バーナー処理による有害菌、害虫等の死滅に適しているが土壌の搬送の点から左程長いドラムを使用することができず土壌の大量な殺菌処理に不適である。
後者の特開2003−38043の装置は内部の水平軸に取付けた羽根が土壌内に回転して進入して土壌を攪拌するため、抵抗の強い粘度のある土壌や大量の土壌の処理は負荷が掛りすぎ、装置が破損したり、またより強力な羽根およびモーターを用意せねばならず装置が嵩張ったり、騒音が大きく、粉塵の飛散、またコストが掛る。さらにまた羽根および回転軸が中央に位置するため蒸気の通りが悪く熱効率が劣りしたがって処理効率が悪い。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は、石油サービスステーションや宅地などの市街地にも適用できるように静音運転し、収容する土壌による抵抗力が少なくそして大量処理に適し、かつまた低コスト、短期間で処理できる汚染土壌再生装置を提供するものである。
そのため本発明は、前記従来のものとは逆に、ドラムの内壁に沿って連続する突片、すなわちスパイラルに連続する突片にて、土壌を回転させて攪拌しながら搬送できるようにしたものである。そのため騒音が発生しない静音タイプとなっている。また、一側よりの放射は障害なく中央を通過できるので熱効率の良い焼却処理が行える。
【0005】
【発明の実施の態様】
本発明を図に示す実施例にしたがって詳細に説明する。
土壌の投入口1aと排出口兼火炎放射口1bを有する筒状のドラム1、バーナー2そしてサイクロンなどの排気処理装置3を付属してなり、ドラム1は基台4上に据付けされモーター5にて回転できるようになっている。
ドラム1は、図2に拡大して示すように、内壁に添って突片6がスパイラルに連続して形成されている。なお、図2にては、突片をさらにねじったものを示してあり、より搬送性が増すようにしてある。
【0006】
洗浄済み土壌のドラムの排出口1bには、バーナー2、そして投入口1aには土壌の塊、石等を除くための選別部を備えたホッパー7を配置してある。この投入口1aはバーナーによる放射の排気口でもあるため、環境対応のためにさらにサイクロン等の排気処理装置を配置してある。
【0007】
本発明装置の使用は、まず、投入する土壌を、回転時の騒音を避けるため土壌投入部7で、塊、石を選別して除外した後、投入口1aよりドラム内に投入される。ドラム内に投入された土壌は、ドラム内壁に形成されたスパイラルな連続突片6により回転され、攪拌されながら搬送され、ドラム内を排出口1b方向へ回転しながら搬送される。
【0008】
ドラム1の排出口1bに配置されたバーナー2の放射は、ドラム内の中央に形成されるスペースsに行われる。回転して搬送された土壌は、この放射火炎により何度も照射されて洗浄処理される。その後、排出口1bより排出される。
なお、投入口1aには火炎放射の通気および環境配慮のために放射を排気処理をするターボエゼクタ8そしてサイクロン9からなる排気処理装置を付属させてある。
【0009】
また、バーナーの放射量の調整および回転ドラムの回転速度の調整により回転ドラム内の土壌の搬送速度を調整して、焼土時間の短縮、すなはち処理時間の調整を行うことができる。
さらには、土壌投入口1aの方向が高くなるようにドラム1を傾斜させることでも搬送速度を増すことができる。
【0010】
【発明の効果】
本発明によれば、ドラム内壁に沿って形成したスパイラルな連続突片にて土壌を搬送しながら攪拌し、かつ火炎放射して処理するので、土壌を十分に火炎放射処理できる。さらに従来装置のように土壌内に羽根を突入させて回転させるものとは異なり、ドラムの回転のみで土壌を内壁に沿って滑らせながら攪拌搬送するので騒音の発生を低く抑えることが可能である。さらにまた、装置の構造が複雑でないため故障、損傷などの恐れが回避でき経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の全体図
【図2】回転ドラムの部分拡大断面図
【符号の説明】
1 ドラム
2 バーナー
3 排気処理装置
4 基台
5 モーター
6 突片
7 投入部
8 ターボエゼクタ
9 サイクロン

Claims (4)

  1. 土壌の投入口と排出口兼火炎放射口を有する回転するドラムの内壁に添ってスパイラルに連続して突片が形成されている汚染土壌再生装置
  2. ドラムが基台上に据付けされモーターにて回転するようになっている請求項1に記載の汚染土壌再生装置
  3. 土壌の投入口に土壌の塊、石等を除くための選別部を備えたホッパーを配置してある請求項1に記載の汚染土壌再生装置
  4. 土壌の投入口および放射の排気口に排気処理装置を付属させてある請求項1に記載の汚染土壌再生装置
JP2003164625A 2003-06-10 2003-06-10 汚染土壌再生装置 Pending JP2005000743A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109047312A (zh) * 2018-08-17 2018-12-21 南通劲凌智能科技有限公司 一种基于异位热脱附的土壤净化设备与方法
CN111533429A (zh) * 2020-05-29 2020-08-14 上海泽淦环境技术有限公司 热脱釜
CN113172085A (zh) * 2021-05-25 2021-07-27 安徽省通源环境节能股份有限公司 一种智能控制的微波前置间接热脱附系统

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