JP2005000439A - 弾球遊技機における役物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パチンコ球B1〜B4が転動して遊動する上部ステージ34と下部ステージ21をそれぞれ上部と下部に設け、前記上部ステージ34と下部ステージ21との間に上部ステージ34に載るパチンコ球B1〜B4を下部ステージ21に誘導し得る誘導通路37を設けた構成からなる。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾球遊技機の遊技盤面に装着される可変表示装置等の役物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば弾球遊技機であるフィーバータイプのパチンコ遊技機は、遊技盤の中央に表示部を備えた可変表示装置が装着され、その下方にパチンコ球の入賞により前記表示部の表示を変動表示させる始動入賞口が装着されている。そして、その下方に前記変動した表示が一定の時間経過後に停止して特定の表示(例えば「777」)を示し、遊技者にとって有利な特別遊技状態になったとき、一定の条件の下で入賞装置を開成させ一度に多くの入賞球が得られるようにしている。前記可変表示装置には、表示部の下縁に沿ってパチンコ球を転動させ下方の始動入賞口に入賞する機会が多くなるように誘導するステージが設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−37991号公報(第2−3頁、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特許文献1に示される役物のように、その下部のみにステージが設けられている構成は従来から一般的に長く使用されてきてマンネリ化しており、視覚的な面白味が減少しているばかりか、入賞する期待感も十分に得られず遊技の面白味が充分に出せてない。このため、遊技の興趣を高めるべく打開策を摸索しているのが現状である。
【0005】
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、視覚的な面白味を増すと共に入賞する期待感が十分得られるようにして遊技の興趣を高めることができるようにした弾球遊技機における役物を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、本発明の弾球遊技機の役物は、パチンコ球が転動して遊動する上部ステージと下部ステージをそれぞれ上部と下部に設け、前記上部ステージと下部ステージとの間に上部ステージに載るパチンコ球を下部ステージに誘導し得る誘導通路を設けた構成からなる。
【0007】
このように、役物の上部にも上部ステージを設けるようにしたので、上・下部ステージのダブルでパチンコ球が転動して遊動することとなり、視覚的な面白さが増すと共に入賞する期待感も増大されることとなる。これにより、遊技の興趣が高められる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る弾球遊技機の役物の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、弾球遊技機には、例えばパチンコ遊技機、アレンジボール機または雀球遊技機が挙げられるが、本発明にあっては、その一例としてパチンコ遊技機について説明する。また、役物には、遊技盤の中央部に配置されるセンター役物のほか所謂アタッカーと称される電動役物があるが、本発明にあっては前記センター役物とりわけ表示部を備えた可変表示装置について説明する。
【0009】
図1は本発明が適用されるパチンコ遊技機の正面図である。図において、1はパチンコ遊技機Pにおける木製の外枠であって、縦長方形枠状に成形されている。その前面に前枠2がその一側上下部を前記外枠1の一側上下部に設けた軸支部3,3に軸支して回動自在に装着される。前記前枠2には略円形の窓口4が開設され、該前枠2の裏面に配置固定される遊技盤5前面の遊技部5aが前記窓口4に臨むようになっている。
【0010】
前記前枠2の前面に、遊技盤5の遊技部5aを覆う2枚の透明板であるガラス板6を備えた透明板保持枠7が回動可能に装着される。この透明板保持枠7は、その横幅が、正面から見て外枠1とほぼ同じ寸法を有する。また、透明板保持枠7の下方には前板8が回動自在に装着される。前板8も透明板保持枠7とほぼ同じ横幅を有している。
【0011】
前記前板8の前面に、貯留されるパチンコ球を発射部(図示せず。)に供給するための打球供給皿9が装着されている。また、前枠2の下部前面には、前記打球供給皿9から溢れるパチンコ球を貯留する余剰球受皿10が装着されている。11は前記前枠2の下部前面の一側に設けられ、打ち出されるパチンコ球の打球力の強弱を調節する操作ハンドルである。
【0012】
前記遊技盤5の前面に、遊技部5aを囲うように内側ガイドレール12aと外側ガイドレール12bとが渦巻き状に配設される。前記遊技部5aには、そのほぼ中央に表示部13aを備えた可変表示装置13が配置され、また、その下方に弾球であるパチンコ球の入賞により前記表示部13aの文字、数字、図形等の表示を変動表示させる始動入賞口14が配置される。更に、その下方に位置して前記変動した表示が一定の時間経過後に停止して特定の表示を示し、遊技者にとって有利な特別遊技状態になったとき、一定の条件の下で開閉扉15aを所定回数開成させ一度に多くの入賞球が得られる入賞装置15が配置される。また、16,16はその両側に配設される一般入賞口である。
【0013】
次に、前記可変表示装置13について詳しく説明する。図2はパチンコ遊技機における可変表示装置の取付部位の斜視図、図3は同正面図、図4は図3のX−X線断面図である。この可変表示装置13は、取付基板17を遊技盤5の前面にあてがいビス18を螺締することにより取り付けられる。取付基板17には、中央に開口19が開設され、その裏側に前面の表示部13aが前記開口19に臨むようにして装置本体20が設けられる。これにより、遊技者は前記開口19を介して表示部13aを前側から見ることができるようになっている。
【0014】
前記開口19の下部の内側縁に沿って下部ステージ21が設けられる。下部ステージ21は更に前側の第1ステージ22とその奥側であって第1ステージ22よりも少し高くした第2ステージ23からなる。第1・第2ステージ22,23はいずれも開口19の両内側間全体に亘り成形されている。
【0015】
第1ステージ22の上面は左右方向に波が進むように波打って成形され、中央部は窪んでいる。そして、その中央の窪み部24の上面は後方へ向かうに従ってやや下向きに傾斜するようになっており、その他の上面は前方へ向かうに従ってやや下向きに傾斜するようになっている。前記中央の窪み部24の下端に対応する第2ステージ23の前面壁23aにパチンコ球が入る第1流入口25が開設されている。
【0016】
第2ステージ23の上面も左右方向に波が進むように波打って成形されるが中央部は高く膨出している。そして、その中央の膨出部26の頂部にパチンコ球が流入する第2流入口27が開設されている。また、第2ステージ23の上面は前方へ向かうに従ってやや下向きに傾斜するようになっており、その前端縁の両側と中央部にパチンコ球が落下するのを阻む球落下阻止片28が上方へ突設されている。第2流入口27の下方にはこの第2流入口27と連通する排出通路29が設けられ、その流下端は取付基板17に開設された流出口30と連通している。前記第1流入口25も前記排出通路29と連通している。第2ステージ23の左右両側端であって開口19の内側壁19aには第2ステージ23の上面と連なる球排出口32,32が開設されており、各球排出口32は後記する誘導通路37a,37bの流下端と連通している。
【0017】
前記開口19の上方であって取付基板17の前面に前方へ突出する庇枠33が一体に取着される。そして、その中央部に上部ステージ34が設けられている。上部ステージ34は、上方が開放されると共に上面の中央部が最も低く左右両側が漸次高くなる正面円弧状に成形され、また、前記中央部は後方へ緩やかに下傾している。上部ステージ34の上面前端縁にはその前面を覆う透明な覆い板34が立設されている。上部ステージ34の上面中央部に対応する取付基板17に第3流入口36が開設されている。取付基板17の裏側には前記開口19の外周縁を囲うようにして左右に誘導通路37a,37bが配設されている。両誘導通路37a,37bはその上端が共に合致して連通すると共に第3流入口36とも連通し、両誘導通路37a,37bの下端はそれぞれ前記球排出口32に連通している。よって、前記第3流入口36に流入したパチンコ球は左右いずれかの誘導通路37a,37bを流下し、下端の球排出口32から下部の第2ステージ23の上面に導かれる。
【0018】
また、庇枠33における上部ステージ34の左右両外側は、上面が外側に下傾する球受面38に成形されており、上部ステージ34の左右いずれかの側縁から外側へ零れ落ちたパチンコ球は球受面38に沿って流下し、再び遊技盤5面を下方へ流下することになる。上部ステージ34の上方には遊技盤5面に該上部ステージ34の上面を覆うようにして複数本の障害釘39が植設され、上部ステージ34に簡単にはパチンコ球が載らないようになっている。
【0019】
本発明に係るパチンコ遊技機の可変表示装置は上記構成からなり、次に作用について説明する。図3、図4に示すように遊技盤5面を流下すると共に開口19の前面から飛入して奥の第2ステージ23上面に載ったパチンコ球B1は、その波状の上面を天転動してゆらゆらと左右に遊動し、各球落下阻止片28,28の間から第1ステージ22上面に落下するか、中央部の膨出部26を登って第2流入口27に入る。
【0020】
前記第1ステージ22の上面に落下したパチンコ球B2は、遊動してそのままその前端縁から落下し遊技盤5面を流下するか、中央の窪み部24内に入って減衰運動を繰り返しながら後方へ転動し第1流入口25に入る。前記第2流入口27に入ったパチンコ球B1は排出通路29、また第1流入口25に入ったパチンコ球B2は流出口30から下方へ落下する。これにより、その下方に配置される始動入賞口14に入賞する機会が多くなる。
【0021】
一方、遊技盤5面を流下すると共に障害釘39間から上部ステージ34の上面に載ったパチンコ球B3は、その孤状の上面を転動して左右に遊動し、その内勢いの強いパチンコ球B3は、上部ステージ34の左右いずれかの端から球受面38上に落下してそのまま該球受面38に沿って流下し、遊技盤5面に戻る。逆に、勢いの弱いパチンコ球B4は上部ステージ34の上面をゆらゆらと転動して左右に減衰しながら往復運動し、最終的に後方の第3流入口36に入る。その間、上部ステージ34の上面をゆらゆらと左右に遊動する様子は、透明な覆い板35を透して前面から視認でき、視覚的な面白味が沸くと共に入賞する期待感が増大する。
【0022】
第3流入口36に入ったパチンコ球B4は、いずれかの誘導通路37a,37bを流下し球排出口32を介して下部ステージ21の第2ステージ23上面に導かれる。このパチンコ球B4は、前記したように第2ステージ23上面を転動してゆらゆらと左右に遊動し、球落下阻止片28間から第1ステージ22上面に落下するか膨出部26に乗り上げ第2流入口27に入る。前記第1ステージ22上面に落下したパチンコ球B4は同様にその上面を転動してその前端縁から落下するか中央の窪み部24に転動して第1流入口25に入る。前記第1・第2流入口25,27に入ったパチンコ球B4は排出通路29を介して流出口30から落下する。
【0023】
このように本発明は、下部ステージ21だけではなく上部ステージ34をも設けるようにしたので、上下部の二個所でパチンコ球のゆらゆらとした遊動動作が見られ、視覚的な面白味が増すと共に入賞する期待感も増大する。また、上部ステージ34は、遊技者がパチンコ球を遊技部5aに打ち込む時の一つの的になり、ねらい目が決め易い。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、パチンコ球が転動して遊動する上部ステージと下部ステージをそれぞれ上部と下部に設け、前記上部ステージと下部ステージとの間に上部ステージに載るパチンコ球を下部ステージに誘導し得る誘導通路を設けたので、上下部の二個所でパチンコ球のゆらゆらとした遊動動作が見られ、視覚的な面白味が増すと共に入賞する期待感も増大する。これにより、遊技の興趣が格段に高まるという有益な効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパチンコ機の正面図。
【図2】同可変表示装置の取付部位の斜視図。
【図3】可変表示装置の正面図。
【図4】図3のX−X線断面図。
【符号の説明】
13 役物(可変表示装置)
21 下部ステージ
34 上部ステージ
37a,37b 誘導通路
B1〜B4 パチンコ球
Claims (1)
- パチンコ球が転動して遊動する上部ステージと下部ステージをそれぞれ上部と下部に設け、前記上部ステージと下部ステージとの間に該上部ステージに載るパチンコ球を該下部ステージに誘導し得る誘導通路を設けたことを特徴とする弾球遊技機における役物。
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