JP2004535030A - 自動清算システム - Google Patents

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Abstract

走査した商品の重量の決定を常に行うことができ、また、計測重量情報を清算システムの信号処理ユニットへ供給することができる自動清算システムを提供する。スーパーマーケットのような場所での用途に使用可能な自動清算システムについて説明しており、この場合、計量センサを具備したコンベアベルト上に購入品が、バーコード読取り手段を通過させて案内され、また、このバーコードに基づいた識別が、商品の重量を計量し、この重量をメモリ内に記憶した重量と比較することで検査される。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、同時に大勢の買物客が訪れ、通常、夫々の買物客が数多い購買品の清算を行う場合に、例えば、スーパーマーケットへの用途に使用できる清算システムに関する。
【背景技術】
【0002】
買物客は数多い購買品をショッピングバスケットまたはショッピングカートに入れ、清算所にたどり着く。慣習的に、この清算所には人員、つまり従業員(レジ係)が配備されている。従来の清算システムの場合、このレジ係が各々の商品の価格をキャッシュレジスタに個別に打ち込んでいた。現在では、商品にバーコードが付けられ、清算システムはキャッシュレジスタに接続したバーコード読取り装置を設置して近代化されているが、このタイプのシステムの場合、レジ係は商品を取り上げ、バーコード部をバーコード読取り装置に向けながら該装置の視野内で移動させる。これだけを見ても、手動で価格を打ち込む場合よりも遥かに高速化されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
オペレータ(レジ係)を配備する必要性が生じるのは、従来の清算システムの欠点である。清算システムにおいて、人件費は販売コストのかなりの部を占める。さらに、オペレータのためのスペースが必要となり、次の清算システムとの間に比較的広い相互距離を置いて配置しなければならない。逆に言えば、使用できるスペースが限られる場合、並べて設置できる清算システムの総数が制限されることを意味する。物品を全て自分で清算し、待ち時間を最短化したいという買物客の要望は増すばかりである。この待ち時間は、多くの清算システムを設置すれば短縮できる。そのため、レジ係が居なくても動作可能な清算システムが開発された。後述の説明では、このようなシステムを「自動清算システム」と呼ぶ。
【0004】
従来の自動清算システムは各商品に付けたバーコードに基づくため、バーコード読取り手段と搬送手段を具備しており、この搬送手段は、読取り手段が商品上のバーコードを読み取れるように、商品を、バーコード読取り手段を通過させて清算するべく搬送する。
【0005】
通常、バーコード読取り手段は少なくとも1個のスキャナを備え、このスキャナは、レーザ光線によって商品を走査し、戻された光の強度の変化量から、バーコードに記憶した情報を引き出す。このようなスキャナは一般的に知られており、また本発明の実施に使用できる一方、本発明はスキャナの改善には関連していないため、ここではスキャナの動作および構成についてのこれ以上の詳細な説明を省く。バーコード読取り手段には、認識されたバーコードに記憶されている情報を示す読取り信号を供給するための信号出力部が装備されていると説明するだけで十分であろう。この信号の形態は、バーコードの黒白部を示すブロック型信号でもよいが、既に用いられているデジタルコードで示す数字形態であってもよい。さらに、価格それ自体を、供給される信号に従ってコード化することも可能である。これ以降、バーコード読取り手段によって得た出力信号をさらに「バーコード情報信号」という用語で、また、この信号に含まれる情報をさらに「バーコード情報」という用語で表す。
【0006】
清算システムが商品を正確な方法で、迅速且つ確実に認識することが非常に重要となる。商品の認識が正確に行えないと、誤った価格が請求されてしまう。商品が認識されない場合には、従業員が商品を判断し、正確なデータをシステムに供給する必要が生じる。
【0007】
これに関する重要な問題は、例えば、互いに接近し合った雑多な商品が同時に読取り手段を通過させて案内されることで、読取り装置が、これらの商品を組合わされた1個の商品として認識してしまうケースが起こり得る点である。これ以降、この問題をさらに「集合問題」という用語で表す。ここで、いくつかのシナリオが考えられる。第一に、バーコード読取り装置が2個のバーコードの両方を視界にとらえたために、単品の検出であると決定できない可能性がある。第二に、バーコードを1個しか認識しない可能性があり、これは、2個目のバーコードがほかの商品で覆われてしまっている場合、また、同一商品が2個並んでいる場合に生じ得る。第一の例では、恐らくシステムはエラー状況が生じたと認識し、第二の例では、システムはエラー状況の発生を認識しない可能性が高い。
【0008】
したがって、自動清算システムの信頼性および機能正確性を向上させるべく、上述した認識問題を可能な限り回避するように改善された自動清算システムを提供することが本発明の重要な目的である。詳細には、本発明は、上述のようなエラー状況をより正確に認識できる自動清算システムを提供することを目的とする。
【0009】
スーパーマーケットのような店舗では、通常、1個の商品の価格ではなく、単位重量当たりの価格が表示されている商品もある。このタイプの商品には例えば野菜、果物、精肉品等がある。従来の自動清算システムでこのタイプの商品を処理する場合、現在のところ、店内で件の商品を計量して合計価格を計算し、この合計価格が記載されたバーコードラベルを印刷し、商品に貼着するという手段をとっている。特に生鮮食品の場合には、買物客側が計算を行わなければならず、時間がかかってしまう。そこで、この問題の解決も本発明の目的である。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の重要な態様によれば、走査した商品の重量の決定を常に行うことができ、また、計測した重量情報を清算システムの信号処理ユニットへ供給することができる。この信号処理ユニットは、測定した重量をバーコード情報から引き出し予想重量と比較することで、バーコード情報を調べるために重量情報を使用することができる。単位重量当たりの価格を表示した商品の場合、バーコード情報が商品のタイプ、および恐らくは単位重量当たりの価格にしか関連しないため、このような場合、請求価格は、信号処理ユニットが測定した重量に基づいて決定する。
【0011】
さらなる実施形態では、1個または2個のカラーカメラによる手段が、走査した商品のカラーヒストグラムを作成し、入手したカラーヒストグラムを表す信号が清算システムの信号処理ユニットに供給され、信号処理ユニットが、入手したカラーヒストグラム情報をバーコード情報の代替として、またはバーコード情報を調べるために使用される。これにより、バーコード検出から明確な識別が得られなかった場合、代替識別法としての可能性が得られることになる。
【0012】
図面を参照しながら以降に示す本発明の清算システムの実施形態の説明を読解することで、本発明の上述した態様および他の態様、特徴、利点がさらに明確になるであろう。
【発明の効果】
【0013】
本発明の自動清算機を通過させることで、商品の計量、商品の総価格の計算、およびショッピングカートが空状態であるか否かの確認ができる。バーコード読取り手段の検出範囲内において、連続する商品どうしの区分が速度差によって行われる。実行中に発生する恐れのある集合問題の大部が正確性をもって回避される。自動清算機と、離れた場所にあるオペレータステーションとを通信ネットワークを介してつなぐことで、オペレータが商品および買物客による清算を観察することができ、また、自動清算機が対処しきれない事態をオペレータが行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図1は、本発明による清算システムの商品認識ステーションを概略的に示しているが、以降の説明ではこれを自動清算機1として示す。自動清算機1は、信号出力部21を備えたバーコード読取り手段20と、バーコード読取り手段20を通過させて商品2を搬送するための搬送手段10とを備えている。バーコード読取り手段20は1個またはそれ以上のバーコードスキャナを具備しているが、簡略化の目的で図1中には示していない。代替の方法で、バーコード読取り手段20は、例えばCCDカメラのような撮像装置を備えているが、この場合、当業者には明瞭である本質的に周知の画像処理技術に基づいてバーコードの分析が行われる。基本的には、バーコード読取り手段20の信号出力部21から、認識したバーコードに記憶された情報を表すバーコード情報信号S20が出力される。
【0015】
搬送手段10は、清算システムにおいて周知の循環コンベアベルト11を装備したタイプのものであることが好ましいが、これは必須ではない。簡略化の目的で、図1中には、コンベアベルト11を駆動する機構として2個の駆動ローラ12のみを示している。同図中では、コンベアベルト11の移動方向は左から右に向かう。コンベアベルト11上には走査する商品2が乗っているが、この商品は、買物客がバーコード(同図中には図示せず)が見えるようにコンベアベルト11上に置いたと推測される。商品にバーコードが1個しか付いていない場合には、このバーコードが下方を向いていてはいけない。商品の表面の異なる部に複数のバーコードが付いている場合、あるいは、バーコード読取り手段が商品の底部にあるバーコードをも読取れるよう構成されている場合には、この制限は適用されない。
【0016】
図1では、バーコード読取り手段20の検出範囲を参照符号22で示す。バーコード読取り手段20に関連した通過検出器23(図1中の左側の、検出範囲22の縁に示す)が商品の到着を観察する。通過検出器は、例えば、当業者には明瞭であるように、一条の光線として実施することができる。
【0017】
自動清算機1には、さらに計量手段30が設けられている。所望であれば、別個の計量ステーションを設置することができるが、これには追加のコストがかかり、構造もさらに複雑なものとなる。そのため計量手段30は、図示のように、搬送手段10に組み込むことが好ましい。より詳細には、コンベアベルト11は3個の連続した部13、14、15を備え、中間のコンベアベルト部14に計量センサ30が設けられている。左側のコンベアベルト部13は投入部であり、右側のコンベアベルト部15は排出部である。計量コンベアベルトとも呼ばれる中間のコンベアベルト部14は、搬送速度が投入部13よりも高速であり、好適な実施形態では、この速度は夫々約40cm/秒(13)、60cm/秒(14)である。バーコード読取り手段20の検出範囲22内では、後続の商品との区分けがこの速度差によって行われる。
【0018】
図1では、中央部14は、バーコード読取り手段20の検出範囲22に対応しているため、商品を走査と同時に計量することが可能である。計量中に、商品2を静止状態に保つこともできるが、動的計量(搬送中の計量)が好ましく、結局は、これによってさらに高速搬送が可能となり、また、コンベアベルト11の停止と再スタートを繰り返せば消耗および亀裂の発生率が増加してしまう。
【0019】
動的計量に適した、計量センサを組み込んだコンベアベルトは周知であり、また標準規格製品として市販されているため、ここでは計量センサの構成に関するこれ以上の詳細な説明を省く。計量センサ30は信号出力部31を具備しており、瞬時に計測重量を表す測定信号S30を発信する。この測定信号は以下、重量情報信号として表す。
【0020】
図2は、自動清算機の一部を形成する中央演算処理装置100を概略的に示す。好ましい実施形態では、この中央演算処理装置100は、PCのような適切にプログラムしたコンピュータによって実施される。また、例えば、別個の、適切にプログラムしたプロセッサとしても実施可能である。この中央演算処理装置100は、PINマシン111および現金伝票プリンタ112が通常の方法で接続したキャッシュレジスタ110と連携している。さらに、キャッシュレジスタ110に、紙幣および/または硬貨での支払いを可能にするための現金支払い地点を設けることが可能であるが、図2中には簡略化の目的で図示していない。あるいは、買物客が印刷されたキャッシュレジスタ伝票を、支払いのために、従業員を配備した別個の清算所へ持って行くこともできる。
【0021】
さらに、自動清算機1には、モニタまたは液晶画面(LCD)のようなディスプレイ130が好ましくは備えられており、このディスプレイ上、例えば支払い処理の手順に関する情報や、買物客への指示を表示することができる。買物客がデータおよび/またはコマンド入力を行えるように、1個またはそれ以上のキーが表示されており、これを符号140で示す。
【0022】
中央演算処理装置100には、バーコード読取り手段20の信号出力部21と連結した第1信号入力部102が設けられているため、バーコード情報信号S20を受信することができる。中央演算処理装置100には、計量センサ30の信号出力部31と連結した第2信号入力部103がさらに設けられているため、重量情報信号S30を受信することができる。
【0023】
さらに、中央演算処理装置100は、商品情報を記憶したファイルを備えたメモリ120を搭載するか、またはこれに接続されている。
【0024】
次に、中央演算処理装置100が提示された商品の価格を計算する際に実行するステップのフロー線図を示す図3を参照しながら、本発明による清算システムの動作を説明する。これらのステップは、適切なコンピュータプログラムを実行した結果であることが明白である。
【0025】
顧客は自動清算機1に到着すると、例えば開始ボタンを押して支払いサイクルを開始するが(ステップ301)、簡略化の目的で図中には開始ボタンを図示していない。顧客が、自動清算機1を使用するための特別な証明を所持する場合には、この証明の照合を行うが(ステップ302)、この目的で、顧客は、(ディスプレイ130を介して)例えば顧客パスの挿入および/またはコードの入力を要求される。中央演算処理装置100が顧客パスが正しい旨を認識すると、コンベアベルト11が開始されるので、顧客はコンベアベルト11の投入部13上に購入品を配置する。この時、購入品を1個ずつ配置したいが、移動用コンベアベルト14は比較的高速なので(約60cm/秒)、通常、連続する商品2の間に十分な空間を設けることが確実である。
【0026】
商品が通過検出器23を通過する際に識別サイクルが開始する。読取り手段20がこの商品のバーコードを読取ってバーコード情報信号S20を生成すると、中央演算処理装置100がこの信号を受信する(ステップ311)。
【0027】
まず、中央演算処理装置100がバーコード情報信号S20を調べ、完全なおよび/または有効なバーコードを探す(ステップ312)。
【0028】
バーコード情報が不完全または無効であれば、中央演算処理装置100はその情報を処理できず、エラー状況を認識する。そして、中央演算処理装置100は、別の識別プロトコルを開始するか、またはオペレータを呼び補助を求める(ステップ500)。別の識別プロトコルについては後述する。
【0029】
中央演算処理装置100は、そのバーコード情報が完全および有効なバーコードと一致したことを認識すると、その商品の周知のデータを商品情報メモリ120内で検索し(ステップ313)、この商品の予想重量Gxを決定する(ステップ314)。また、中央演
算処理装置100は重量情報信号S30を受信し(ステップ315)、この信号から引き出した測定重量Gmを、予想重量Gxと比較する(ステップ316)。事前に決定した許容制限内で測定重量Gmが、予想重量Gxと一致する場合、つまり、バーコード検出の結果が同時に実行した計量の結果によって確認された場合には、中央演算処理装置100は、識別が正確に完了した旨を認識する。この場合、中央演算処理装置100は必要な情報、すなわち請求する価格、さらに好ましくは現金伝票の詳細をキャッシュレジスタ110へ転送する(ステップ317)。
【0030】
計量の結果が予想重量と所定の許容範囲を超えてかけ離れている場合には、中央演算処理装置100が別の識別プロトコルを開始する(ステップ500)。
【0031】
これにより、実行中に生じる可能性のある一群の問題の大半を、正確性をもって回避することができる。
【0032】
識別サイクルは常に、新しい商品が通過検出器23を通過する際に開始される(ステップ321)。ショッピングカート内に残りの商品がなくなると、顧客は例えば停止ボタン(簡略化の目的で図示せず)を押してその旨を示す(ステップ322)。すると、コンベアベルト11が停止する。これはまた、所定の時間内に商品の検出が行われなかった場合(時間切れ)にも発生する。
【0033】
顧客は、例えばPINマシン111によって合計金額を支払う(ステップ330)。これで支払いサイクルは終了し(399)、自動清算機1は次の支払いサイクルを開始できる状態となる。
【0034】
あるいは、顧客が支払伝票を受け取り、これを別個の支払いステーションにて支払うこともできる。この場合、先行の顧客が支払いステーションにて実際の支払いを行うまでに、自動清算機は既に次の支払いサイクルを開始できる状態となっている。
【0035】
本発明は主として、商品の正確な価格の支払いに関するものである。清算システムを実際に実施する場合、支払うべき金額が正確な方法で支払われることも当然ながら重要となる。複数の清算システムでの正確な進行状況を監視するための管理者が、この支払い行為を監視することが可能である。さらに、清算システムが走査済みの商品を拘束し、支払い後に商品を開放することも可能である。
【0036】
中央演算処理装置100が商品2の予想重量Gxを決定することは先に述べた。これを行う方法はいくつかある。ここでは、属情報と種情報を区別することが賢明である。属情報とは、例えば一袋の砂糖というように、基本的に相互に同等な詳細を持った商品の特定グループに関する情報を意味するものであり、この場合、全ての砂糖袋の価格は同一であり、原則として重量も同一である。それでもやはり、グループ内に含まれる個々の商品の個々の重量にはばらつきが生じる。種情報とは、特定の1個の商品に関する情報のみに限定される。
【0037】
第一に、商品の認識時に中央演算処理装置が参照するデータファイル内に、商品の重量を記憶することが可能である。この場合、中央演算処理装置100は、単純に、このデータファイル内に記憶された重量情報を読取ることで、関係する商品の予想重量Gxを決定する。これを実施することは、属情報に特に適切である。
【0038】
第二に、個々の商品の重量に関する情報をバーコード自体に組み込むことが可能である。この場合、これは種情報に関する。この場合、中央演算処理装置100は、単純に、読取ったバーコードを処理することで、商品の予想重量Gxを決定する。この実施を制限するのは、バーコード付着時に計量を行い、個々の商品にバーコードの書き込みを要することにある。しかし、この解決法は、精肉品、野菜等のような生鮮食品への適用に特に適切であり、この場合、単位重量についての価格のみが事前にわかっており、各商品の価格は商品の計量によって決定される。したがって、この場合は、書き込むべきバーコードは商品の計量後に計算されるが、その時点では重量がわかっているため、書き込むべきバーコードにこの重量を組み込むことができる。この際必要なのは、既存の装置内にある比較的単純なソフトウェアの適応のみである。さらに、これを実施する重要な利点は、個々の商品の計量と、適合したバーコードの生成が、本発明の清算システムを配置する店舗内で実施されるため、本実施形態における清算システムの管理者(すなわち、商店主)が商品の製造業者の協力に依存しなくて済む点にある。
【0039】
本実施形態の変形例では、商品の計量時に(また恐らくは値付け時にも)、シリアルナンバーのみがコード化されてバーコードに組込まれる一方で、シリアルナンバーおよび関連する重量を組み合わせてメモリ内に記憶させ、中央演算処理装置100がこのデータを参照する。そのため、予想重量を決定するべく中央演算処理装置100が用いる方法は上述の方法と非常に類似したものであり、中央演算処理装置100は、バーコード、より詳細にはこの商品のシリアルナンバーを読取ることで商品の識別を行い、このシリアルナンバーに関連する重量をメモリから読取る。
【0040】
しかし、本発明では、このタイプの商品(例えば生鮮食品)の認識を店内で行う必要はなく、汎用バーコードにこのタイプの表示と、単位重量当たりの価格(通常は1キロ当たりの価格)とを組み込むだけで十分である。この場合、識別サイクルを修正した形式で実行する。ステップ313、314は飛ばし、ステップ315の後に、中央演算処理装置100が商品価格を、測定重量Gmとバーコードから引き出した単位重量当たりの価格とに基づいて計算し、その後、ステップ317へと処理を進める。
【0041】
上述の説明では、計測重量が重量信号S30から引き出されると述べた。計量ベルト14上乗っているに商品2が1個のみである場合には、重量信号は件の商品の重量の直接的な計量である。しかし、一般には、先行の商品が計量ベルト14を離れる前に、次の商品が既に計量ベルト14に到達している可能性があるため、この場合には、重量信号は2個の商品の総重量に関連するものとなる。状況によっては、計量ベルト14上に同時に2個以上の商品が乗っている場合があり得る。その場合には、単一商品についての測定重量Gmの「引き出し」は計測信号処理に関連するが、計量ベルト14に到達する、およびベルトから離れる商品に関連して重量ステップの度合いが考慮され、これは「順序付け」とも呼ばれる。
【0042】
上述の説明では、中央演算処理装置が、計測重量と予想重量を比較する際に、所定の許容範囲を考慮すると述べた。この所定の許容範囲に関する情報を、いくつかの方法で中央演算処理装置100へ連絡することができる。
【0043】
第一に、中央演算処理装置は、常に全ての商品について固定の許容範囲を使用する可能性がある。
【0044】
第二に、許容範囲は商品に依存したものであり、これが、予想重量を参照して上述した方法と類似の方法によって、参照先のメモリ120に記憶されるか、あるいはバーコード自体内に組み込まれる。この場合も、属情報と種情報の区別が行われる。許容範囲が属情報であれば、両方の商品は、計量センサ30の計測許容範囲としてのばらつきを考慮する。許容範囲が種情報であれば、バーコードを生成する計量および値付けステーションにおける計量センサの計測許容範囲と共に、清算システムの計量センサ30の計測許容範囲を考慮する。
【0045】
中央演算処理装置100が参照するメモリ120への重量および許容範囲に関するデータの入力は手動で行うことができるが、本発明による清算システムの好ましい実施例では、該データを動的に計算して、これをメモリ内に記憶する方法を採用しており、この方法は属情報の場合に特に好適である。例えば分類に新しい商品を追加する際に、重量および許容範囲の入力にこの実施可能な手段を使用するには、管理者は清算システムを訓練モードに切り替える。その後、清算ユニット1を介して多数の「同一の」商品を供給するが、この個数は所望の数で構わず、11個以上が好ましい。この場合、異なるタイプの商品を混合して供給してもよい。中央演算処理装置100は、個々の商品重量を決定し、計測した重量の統計平均値と、タイプ毎のばらつきとを計算する。この計測サイクルの終了後に、中央演算処理装置100は、計算した平均値およびばらつきを該メモリに書き込むことで、後に、支払いモードにおいてこのデータを参照できるようになる。
【0046】
進歩させた実施形態では、中央演算処理装置100が、さらに支払いモードにおける計測重量のばらつきを計算し、実行中に生じるばらつきを該メモリに書き込む。
【0047】
実行中に生じるばらつきが、事前にメモリに入力した許容範囲から逸脱する可能性が生じる。その場合には、中央演算処理装置100が、第一に、支払いサイクルにおいて、計測重量を事前にメモリに入力した許容範囲と比較し、逸脱があれば、第2段階において、計測重量を、中央演算処理装置100が該メモリに書き込んだ実行中に生じるばらつきと比較する。第2段階において比較に逸脱がなければ、中央演算処理装置100は、やはり件の商品を「承認」する。
【0048】
さらに、中央演算処理装置100は、実行中に生じたばらつきが、事前にメモリに入力した許容範囲から逸脱する場合には、状況の調査を行うようオペレータに対して警告信号を生成する。
【0049】
非常に接近して配置された異なる2個(またはそれ以上)の商品が、計量センサ30によって同時に計量され、および/または、自動清算機1によって1個の商品として解釈され、一方、関連する2個(またはそれ以上)のバーコードが読取り装置20によって正確に読取られ、これがセンサ処理ユニット100のバーコード入力部102へ転送されてしまうことが起こり得る。この状況の対処法としては、中央演算処理装置100を、上述した方法で読取った全てのバーコードを処理し;これに関連した各商品の予想重量Gxを決定し、この予想重量を予想総重量Gxtに追加して、関連する許容範囲を合計の許容範囲に追加し;測定重量Gmをこの合計重量Gmtと上述の方法で比較し、合計の許容範囲を考慮するように構成する。
【0050】
一般には、例えばカラーヒストグラム、パターン認識、光学式文字読取り装置(OCR)、またはこれらの組み合わせのような画像認識手段による商品の識別が可能である。その後、バーコードに基づいた識別完了後の検査として、重量に関連して前述したものと類似する方法で、提示された商品のカラーヒストグラムを測定し、該カラーヒストグラムを予想されるカラーヒストグラムと比較することが可能となる。この検査は、重量に基づく検査の代替として実行することができるが、この場合には重量センサ30は不要となる。さらに、重量検査によって「承認」が得られなかった場合には、カラーヒストグラム検査を実行することができるが、この場合にも、カラーヒストグラムの完了によって「承認」を得ることが可能である。さらに、重量検査およびカラーヒストグラム検査の両方を実行し、両方の検査が完了した場合にのみ中央演算処理装置100が「承認」を決定することが可能であるが、この場合、これは二重検査が問題となる。
【0051】
しかし、本発明の好ましい実施形態では、清算システムは、バーコードに基づく識別が明確に行われなかった場合の代替の識別方法として、カラーヒストグラムに基づく識別を実行するように構成されている。カラーヒストグラムに基づいた識別が成功すると、中央演算処理装置100は上述した重量検査へと進むが、この場合、オペレータを呼ぶ工程は省くことができ、オペレータの補助を求めるのは、カラーヒストグラムに基づく識別も失敗した場合のみとなる。
【0052】
この目的のために、好ましくは、また図1に示すように、本発明による自動清算機1は、カラーヒストグラムを表す信号S40を出力部41から発信するカラーヒストグラム生成手段40を具備しており、また、中央演算処理装置100は、この信号出力部41と連結した第3入力部104を具備している。これ以降、該信号S40をカラーヒストグラム信号、また、このカラーヒストグラム信号に含まれる情報をカラーヒストグラム情報と呼ぶ。
【0053】
カラーヒストグラム生成手段は本質的には公知である。例えば、これはカラーCCDカメラと、撮像した画像内に特定の色が現れる頻度(つまり、この特定の色の画素数)をカウントする手段を備えている。したがって、本質的なカラーヒストグラムを作成する技術に関するこれ以上の詳細な説明を省く。
【0054】
本発明によれば、検査対象の商品を2方向またはそれ以上の方向から観察するために、 カラーヒストグラム生成手段40は、少なくとも1個、および好ましくは2個の撮像部材(例えば2個のカラーCCDカメラ)を装備しており、カラーヒストグラム生成手段40は、2個(またはそれ以上)の独立した撮像部材の2個(またはそれ以上)の独立したカラーヒストグラム信号の組み合わせを、カラーヒストグラム信号S40として生成するべく適応されている。有利なことに、この組み合わせの配列は単純である。
【0055】
使用可能な変形例では、カメラが2個の完全な画像を中央演算処理装置100へ供給し、中央演算処理装置100自体が、提示された画像信号からのカラーヒストグラムを計算するようにプログラムされている。
【0056】
次に、図4を参照ながら、カラーヒストグラムに基づく識別についてより詳細に説明する。
【0057】
ステップ312で、バーコード情報が不完全または無効であると決定された場合、中央演算処理装置100がカラーヒストグラムの検査を開始する。まず、中央演算処理装置100は、撮像ユニット(カメラ)の画像信号S40を受信する(ステップ401)。この画像信号はコード化したカラーヒストグラムであってよいが、コード化したオリジナル画像記録であってもよく、この場合には中央演算処理装置100がカラーヒストグラムを決定する(ステップ402)。次に、メモリ120を参照し、そこに記憶されているカラーヒストグラムを、提示された商品の測定したカラーヒストグラムと比較する(ステップ403)。メモリ120内に、測定した提示商品のカラーヒストグラムと完全に一致するカラーヒストグラムが見つかると、この識別が十分正確に実行されたと判断して、ステップ313へと進む。一致するヒストグラムが見つからなかった場合には、第2の識別方法として、オペレータを呼んで補助を求める(500)。
【0058】
次に、図5を参照しながら、商品の識別が失敗した場合、または計測重量が予想重量と一致しなかった場合に、中央演算処理装置100が動作中に設定したオペレータプロトコル500の一例について説明する。
【0059】
本発明が提案する第2の代替的な識別方法の裏にある基本概念は、自動識別が失敗した場合には人間による補助を呼び求めるというものである。当然ながら、注意信号を生成して巡回中の清算補助員の注意を引き、この補助員が物理的に清算カウンタへ向かい、状況を把握することが可能である。しかし、これには比較的長い時間がかかり、さらに、清算補助員を呼んだところを見物人に目撃されることで、補助員を呼んだ支払い客に自分は不注意であったと感じさせてしまう欠点がある。
【0060】
そのため、オペレータが監視しているモニタへこの商品のカメラ画像を送信して、遠隔場所にいるオペレータの補助を求めることが好ましい。この目的のために、好ましくは、また図1に示すように、本発明が提案する自動清算機は、商品の画像を表す画像信号S50を生成する(ステップ501)出力部51を備えたカラーカメラ50のような撮像部材を装備している。この出力部51は中央演算処理装置100に接続しており、中央演算処理装置100は、この商品の自動識別の失敗を認識すると、画像信号S50をオペレータステーション600へ転送する(ステップ502)。オペレータは、受信した画像に基づいて識別を行い(ステップ503)、要求されたデータを中央演算処理装置100へ送信する(ステップ504)。中央演算処理装置100は、この目的のために第4入力部106を備えているが、第4入力部は、オペレータが供給した情報を受信するべくオペレータステーション600と接続している。
【0061】
オペレータが中央演算処理装置100へ送信したデータは、それ自体が価格情報であるか、また、恐らくは清算伝票である。その場合には、中央演算処理装置100はステップ317へ進む。しかし、オペレータが中央演算処理装置100へ送信したデータはバーコードを含み、中央演算処理装置100によって、バーコードスキャナから受信したバーコードと同じ方法で処理される可能性もあり、この場合は、中央演算処理装置100はステップ313へ進む。
【0062】
原則として、一方でカラーヒストグラムを生成するべく、他方でオペレータステーション600のための画像記録を提供するべく、個別のカメラを設けることができる。しかし、これは必須ではない。1つの好ましい実施形態では、自動清算機1は、コンベアベルト11の両側に配置し、提示された商品を画像記録するためのカメラを2個装備しており、この画像記録は、中央演算処理装置100によるカラーヒストグラムの決定と、オペレータステーション600による人物識別の実行との両方に使用されるため、該カメラは手段40の機能および手段50の機能を実行する。
【0063】
撮像部材50が撮像を行うのは、原則的に識別に失敗した場合のみである。しかし実際には、撮像部材50が提示された各商品2の画像記録(つまり、コンベアベルト11の両側に配備した2個のカメラによる2つの画像記録)を常に行い、また、中央演算処理装置100がこれらの画像記録をカラーヒストグラムの計算に用いるか、および/またはオペレータステーション600へ転送するかの決定を下すことが適切である。
【0064】
オペレータステーション600は、同じ建物内の自動清算機1から離れた場所に配備することができるが、しかし所望であれば、オペレータステーション600をさらに離れた場所に配置すること、また、連なった複数の店舗の中心地に配置ことが可能であり、例えばインターネット等のようなコンピュータネットワークといった通信ネットワークを介してデータ通信を行うことが可能である。
【0065】
オペレータステーション600を多くの自動清算機と関連させて、一人のオペレータが多くの清算機の商品検出を補助できるようにすることが可能である。
【0066】
さらに、多くのオペレータステーション600にグループを設けて、その時々で手の空いているオペレータステーションに画像信号を転送するようにすることも可能である。
【0067】
シンプルな実施形態では、オペレータステーションには、監視された商品の画像が映されるモニタと、オペレータが価格、恐らくは記載事項、および/または商品コードを入力できるキーボードまたは他の入力装置しか設けられていない。この場合、オペレータは、自分で商品リストを参照するなどして価格を決定する。
【0068】
図6は、オペレータステーションのさらに進歩させた実施形態における、オペレータに提示される画面表示の例を示す。画面700には、商品の2つの画像701、702だけでなく、例えば適切にプログラムしたコンピュータによる識別のための指示等も表示される。これらの指示は、清算システムに関連するストックメモリに記憶させた、リスト703の形式、および/または一連の例証的画像の形式で表示される。図6では、四分割された画像画面700の右下部に、9個の例証的画像711〜719を備える複合画面710が示されている。
【0069】
リスト703上の指示の順序、および複合画面710の順序は、関連する指示が正確である確率と一致していることが好ましい。この確率を計算する際、コンピュータは受信した件の商品の画像を基に計算を行うことができるが、この場合、画像が不完全な情報であっても構わない。例えば、バーコードの断片が認識され、この場合、コンピュータはまずこのバーコードの断片を有する商品を、計測重量を常に考慮しながら示す。またさらに、例えばコンピュータが、そのカラーヒストグラムを、メモリに記憶されている画像のカラーヒストグラムと比較し、測定したカラーヒストグラムと、メモリから取り出したカラーヒストグラムの間の類似性に確率レベルを置くことも可能である。
【0070】
こうすることで、オペレータは、提示された商品の認識を容易に行えるようになるだけでなく、さらに、自分の識別を中央演算処理装置100へ通信し易くなるが、この認識の送信は、コンピュータシステムにおいて一般に知られている方法を用いる、つまり、コンピュータマウスのような装置によってポインタをモニタ画面700で上で移動させ、所望のテキストまたは所望の画像上でクリックして実行する。
【0071】
顧客がショッピングカートからコンベアベルト13上へ物品を移動し忘れてしまい、この商品が検出されず、その支払いもされないことが実際に起こり得る。これを防ぐために、本発明による清算システムのさらに好ましい実施形態は、ショッピングカートが完全に空になったか否かを調べるためのショッピングカート検査システム70を装備している。本発明の重要な態様によれば、この検査は画像処理に基づいて実施される。この目的のために、図7に概略的に示すように、自動清算機1は、ショッピングカート72が自動清算機1を通過する際に通る通路上に配置した追加のカメラ71を装備している。例えば誘導ループのような適切なカート検出器73が、ショッピングカート72の存在を検出し、ショッピングカートを撮像するカメラ71のためのトリガ信号を生成する。この画像が画像処理ユニット74へと転送されると、画像処理ユニット74がこの画像を評価し、事前にメモリに記憶させておいた空のショッピングカートの画像と比較する。この比較の結果、両画像の違いが大きい、つまり空でない状態のショッピングカートが示された場合には、画像処理ユニット74が、例えば既述のオペレータステーション600に対して警告信号を生成する。
【0072】
図1を参照した上述の説明では、本来周知であるバーコード読取り手段をコンベアベルト11付近に配置でき、この場合、バーコード読取り手段は商品の底部を除く全ての面を観察可能であると説明した。特に好ましい実施形態では、図8に示すように、コンベアベルト13、14のような2本の隣接したコンベアベルト間に設けられた隙間81の下にラインスキャナ80を配置している。当業者は理解できるように、ラインスキャナは、適切な、また適切に位置決めした照明手段に関連している。このような配置によって、搬送された商品の下方からデータを収集することも可能となる。
【0073】
ラインスキャナは本来周知の装置であるため、その構成および動作についての説明は省く。ラインスキャナは、ビデオ画像の1本の水平線と比較可能な信号を生成することができると述べれば十分であろう。ラインスキャナが生成した信号は、該処理装置100に関連した、またはこれと同一でよい信号処理装置により処理される。
【0074】
ラインスキャナは商品の通過中に、後続のライン画像を提供する。そのため、後続のライン画像は、二次元カメラで生成した画像と比較可能な、商品のライン毎の走査に関連している。そのため、特別または標準の画像処理ソフトウェアの手段を用いて、「通常」のビデオ画像の処理と比較可能な方法で、後続のライン画像を処理することができる。しかし、後続する個々のライン画像の処理のみを目的とした画像処理ソフトウェアを使用することも可能である。
【0075】
これに関連して、ラインカメラのライン周波数、つまり、秒毎に得られるライン画像の数は、標準ビデオ画像の標準ライン周波数、たとえば25Hzと等しくてよいが、これは必須ではないことを特記する。使用可能な実施形態では、ライン画像の撮像が、該信号処理装置または該処理装置100によって、この装置が決定した反復周波数でトリガされるが、この周波数は標準のライン周波数よりも高くても低くてもよい。
【0076】
画像処理ソフトウェアの手段を用いて、提供されたライン画像から数種類の情報を引き出すことができる。まず始めに、ラインスキャナ80が該通過検出器23の機能を実行するべく、商品の有無の確定が可能である。そのため、別個の通過検出器が不要となる。
【0077】
次に、入手した画像情報内にバーコードが認識される。とりわけこれは、顧客が支払い前の商品をコンベアベルト上に配置する際に何の規制も受けないため、バーコードが下方を向いていても構わないことを意味する。バーコードが示す文字の羅列を引き出すべく、認識されたバーコードを標準的なバーコード変換ソフトウェアで処理することができ、また、この文字の羅列に基づいて、先述した方法で、件の商品の証明および価格をデータベースで検索できる。使用可能な実施形態では、バーコード情報は、ラインカメラの手段によってのみ入手される。これによって、バーコードスキャナのシステムをトンネル構造に配備する必要がなくなるため、総設置コストを削減できるという利点が得られるが、しかし、使用中に顧客が、バーコードを下方に向けて商品をベルト上に配置しなければならないという規制が課される。
【0078】
これに加え、入手した画像情報からカラーヒストグラムを引き出すことが可能であり、この情報を上述した方法と同じ方法で使用することができる。
【0079】
さらに、入手した画像情報内に書き込まれた特徴(文字または記号)が認識され、この情報を商品の認識に使用することも可能である。
【0080】
またさらに、入手した画像情報内に特定の特徴的画像部、例えば製造業者のロゴまたは商品の写真のようなものを認識し、この情報を商品の認識に使用することも可能である。
【0081】
また、入手した画像情報から商品の形状特徴を引き出し、この情報を商品の認識に使用することも可能である。例えば、商品の一部が画像化されている複数のラインから、使用のライン周波数と、コンベアベルトの速度に関連した商品の速度と共に、商品の長さを引き出すことが可能である。さらに、各ラインに関連する商品部の幅を決定し、全ラインのデータを商品の輪郭と組み合わせることができる。これらのデータは全て、商品の認識に使用可能である。
【0082】
上述と類似した方法を用いれば、商品の搬送経路の横にラインカメラを配置して、商品の側部のライン画像を入手することが可能であり、この画像を上述と同様の方法で処理することができる。ラインカメラは1個で十分であるが、あるいは、2個のラインカメラを対向させて配置してもよい。こうすれば、商品の側部画像輪郭を決定することが可能となり、これを底面画像輪郭と組み合わせて三次元の輪郭および/または容量内容を形成することができ、このデータを商品の認識に使用できる。
【0083】
さらに詳細には、商品を正面、後部および/または上方から夫々「見る」複数のラインカメラを商品の搬送経路の横に配置することができる。所望であれば、該バーコードスキャナと完全に交換することも可能である。
【0084】
本発明が上述した例証のみに限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲に定義した本発明の範囲内での代替、修正、変更、応用が可能であることが当業者には理解されるであろう。
【0085】
図3を参照した上述の記述において識別サイクルのコースを説明した部に、このサイクルが、提供された各商品について実行されると特記した。実際、提供された各商品についてこのようなサイクルが実行される。個々のサイクルは、バーコード情報信号S20を受信すると開始し(ステップ311)、商品情報をキャッシュレジスタへ転送することで終了する(ステップ317)。しかし、各サイクルの期間は全て同一でなくても構わない。同じ商品の識別は速く、別の商品の場合には幾らか長い時間がかかり、また、場合によってはオペレータの補助が必要なこともある。原則として、新規の識別サイクルは先行の識別サイクルが完了してからのみ開始されるが、特に、オペレータの補助を要する際には、コンベアベルト11を定期的に静止状態に維持しなければならない場合もある。本発明によれば、コンベアベルトの手段による搬送は連続的に実施され、先行の識別サイクルが完了したか否かの事実から、新規の識別サイクルが開始される。その後、通常、複数の識別サイクルを平行して実施でき、認識の順序は通路の順序から逸脱していても構わない。
【0086】
さらに、これに関連して、重量残余が所定の閾値よりも大きい場合には、識別サイクルを開始できることを記述する。ここで、重量残余とは、一方で、測定した集団の重量と、他方でこの集団内の既に識別された商品の総重量との間の差を意味する。
【0087】
さらに、自動清算機の動作パラメータをオペレータへ転送することで、或る部の将来的欠陥を示す症状が生じた場合に、初期ステップでの介入が可能となる。このような動作パラメータの一例には、例えば、バーコードスキャナに使用するレーザのダイオード電流が挙げられる。
【0088】
上述した好ましい実施形態では、計量手段を組み込んだコンベアベルトの手段によって、固定的に配置した1個またはそれ以上のスキャナに商品を通過させる。本発明の範囲内において、より単純な清算システムが可能であるが、この場合、買物客が操作するハンドスキャナによってバーコードを読取り、また、重量検査のために別個の計量ステーションを設置している。
【図面の簡単な説明】
【0089】
【図1】商品認識ステーションの側部を概略的に示す図である。
【図2】キャッシュレジスタに関連した中央演算処理装置を概略的に示す図である。
【図3】中央演算処理装置が実行するステップのフロー線図を概略的に示す図である。
【図4】カラーヒストグラムに基づいた識別への、図3のフロー線図の適用を示す図である。
【図5】オペレータプロトコルのフロー線図を概略的に示す図である。
【図6】オペレータに提供される情報の画面表示を概略的に示す図である。
【図7】自動ショッピングカート検査システムを概略的に示す図である。
【図8】商品認識ステーションの別の実施形態を概略的に示す図である。
【符号の説明】
【0090】
1 自動清算機
2 商品
10 搬送手段
11 コンベアベルト
12 駆動ローラ
13 左側コンベアベルト部
14 中央コンベアベルト部
15 右側コンベアベルト部
20 バーコード読取り手段
21 信号出力部
22 検出範囲
23 通過検出器
30 計量センサ
31 信号出力部
40 カラーヒストグラム生成手段
41 出力部
50 撮像部材
51 出力部
70 ショッピングカート検査システム
71 カメラ
72 ショッピングカート
73 カート検出器
74 画像処理ユニット
80 ラインスキャナ
100 中央演算処理装置
102 第1信号入力部
103 第2信号入力部
110 キャッシュレジスタ
111 PINマシン
112 プリンタ
120 メモリ
130 ディスプレイ
140 キー
500 オペレータプロトコル
600 オペレータステーション
700 画面
701、702 画像
703 リスト
710 複合画像
711〜719 9個の例証的な写真
20 バーコード情報信号
30 重量情報信号
40 カラーヒストグラムを表す信号
50 画像信号
Gx 予想重量
Gm 測定重量
Gxt 総重量
Gmt 合計重量

Claims (30)

  1. 支払うべき商品の測定可能なパラメータに関連する情報を事前にメモリ内に記憶するステップと;
    支払いサイクルにおいて、商品についての第1識別ステップを実行するステップと;
    該商品の前記測定可能なパラメータを好ましくは同時に測定するステップと;
    前記識別された商品の該測定可能なパラメータの予想される値を前記メモリ内で検索するステップと;
    前記測定した値を予想される値と比較するステップと;
    測定した値が予想される値と所定の許容範囲内で符合する場合に、提示した商品が正確に識別されたことを確認するステップとを備える自動清算機によって商品の支払いをするための方法。
  2. 前記測定可能なパラメータが重量である請求項1に記載の方法。
  3. 前記測定可能なパラメータがカラーヒストグラムである請求項1に記載の方法。
  4. 前記商品にバーコードが設けられており、また、前記第1識別ステップがバーコードの読取りを実行する請求項1に記載の方法。
  5. 前記バーコードがハンドスキャナによって読み取られるか、手によって固定式のスキャナを通過させられる請求項4に記載の方法。
  6. 商品が、搬送手段によってバーコード読取手段を通過させて搬送され、該商品が、該バーコード読取り手段が読取ったバーコードに基づいて識別される請求項4に記載の方法。
  7. 前記第1識別ステップによる識別が成功しない、または完全に成功しない場合に、代替の識別ステップが画像の認識に基づいて実行される請求項1に記載の方法。
  8. 請求すべき前記商品のカラーヒストグラムに関する情報が事前に該メモリ内に記憶され;前記代替識別ステップが、カラーヒストグラムに基づいた識別に関連し;また、代替識別ステップが成功すると、前記測定可能なパラメータに基づく検査の1つへ進む請求項7に記載の方法。
  9. 識別に失敗したり、前記測定可能なパラメータに基づいた検査を実施しても識別結果と一致しない場合には、カメラのような撮像装置によって得た商品の画像がオペレータステーションへ送信され、ここで、この画像はオペレータによって調べられ、その後、オペレータが要求された情報を自動清算機へと送信する請求項1に記載の方法。
  10. バーコード読取り手段を備え、前記バーコード読取り手段が、検出範囲内に配置された商品を走査し、そこに配置されたバーコードを読取り、読取ったバーコードまたはバーコードの断片に記憶されている情報を表すバーコード情報信号を生成するように構成されており;
    測定装置をさらに備え、前記測定装置が、該商品の所定の測定可能なパラメータを測定し、該測定したパラメータを表す測定信号を生成し;
    中央演算処理装置をさらに備え、前記バーコード情報信号を受信するために、前記中央演算処理装置の第1入力部が該バーコード読取り手段の信号出力部に連結しており、また、前記測定信号を受信するために、前記中央演算処理装置の第2入力部が該測定装置の信号出力部に連結しており;
    前記中央演算処理装置が、該受信したバーコード情報信号から該商品の識別を引き出し;該識別した商品の前記パラメータの予想される値を決定し、該受信した測定信号から前記パラメータの測定値を引き出し;この測定値を予想される値と比較し、この測定値が該予想される値と所定の許容範囲内で符合する場合に、この識別を承認するように構成されている清算システム。
  11. 前記測定装置が計量センサを装備している請求項10に記載の清算システム。
  12. 商品を前記バーコード読取り手段を通過させて搬送するための搬送手段をさらに装備している請求項10に記載の清算システム。
  13. 前記搬送手段が、計量センサを組み込んだ少なくとも1個の計量ベルト部を具備したコンベアベルトを装備している請求項12に記載の清算システム。
  14. 計量センサを組み込んだ前記搬送手段が、動的計量を実行するように構成されている請求項13に記載の清算システム。
  15. 計量センサを組み込んだ前記計量ベルト部が、前記バーコード読取り手段の該検出範囲内に配置されている請求項13に記載の清算システム。
  16. 前記コンベアベルトが、前記計量ベルト部の上流に設けた投入部を備え、前記投入部の搬送速度が計量ベルト部の搬送速度よりも遅い請求項13に記載の清算システム。
  17. 前記中央演算処理装置が、前記パラメータの前記予想される値を、受信したバーコード情報信号に基づいて決定するように設けられている請求項10に記載の清算システム。
  18. 前記中央演算処理装置に関連したメモリをさらに備え、このメモリには、該商品に関する前記測定可能なパラメータの予想される値が記憶されており;
    前記中央演算処理装置が、該メモリを参照することで、前記パラメータの前記予想される値を決定するように構成されている請求項10に記載の清算システム。
  19. 前記中央演算処理装置は、特定の商品の前記バーコード情報が単位重量当たりの価格を表す場合に、前記重量当たりの価格に該重量信号から引き出した重量を乗算して、この商品の価格を決定するように構成されている請求項10に記載の清算システム。
  20. 前記バーコード読取り手段の検出範囲内に配置した商品の画像を処理する画像処理手段をさらに備え、前記中央演算処理装置は、前記バーコードに基づいた識別が失敗した場合に、代替の識別方法で、画像処理によって該商品を識別するように構成されている請求項10に記載の清算システム。
  21. 前記画像処理手段が商品のカラーヒストグラムを計算する手段を備え、
    前記中央演算処理装置に関連したメモリを設けており、前記商品に関するカラーヒストグラムについての情報が前記メモリに記憶されており;
    前記中央演算処理装置が、該バーコードに基づいた識別に失敗した場合、提示された商品を識別するために、該計算したカラーヒストグラムを該メモリに記憶した情報と比較するように構成されている請求項20に記載の清算システム。
  22. 前記バーコード読取手段の検出範囲内に配置した商品の画像を表す画像信号を生成するための少なくとも1個の撮像装置を備え、前記中央演算処理装置が、画像信号を受信するために前記撮像装置の出力部と連結した第3入力部を備えている請求項21に記載の清算システム。
  23. 少なくとも1個の撮像装置をさらに備え、前記撮像装置が、前記バーコード読取り手段の検出範囲内に配置した商品の画像を表す画像信号を生成し;
    少なくとも1個のオペレータステーションをさらに備え、前記オペレータステーションが、前記自動清算機から離れた場所に配置されているが、通信ネットワークを介して前記自動清算機と通信することが可能であり、
    前記中央演算処理装置が、商品の識別に失敗した場合、また、前記測定可能なパラメータに基づいた検査で該識別結果との一致が得られなかった場合に、該オペレータステーションに画像信号を送信し、オペレータが該画像を調べた後に生成した情報を受信するように構成されている請求項10に記載の清算システム。
  24. 前記オペレータステーションが少なくとも1個の画面を備え、この画面上に画像を映し出するように構成されており;
    また、前記オペレータステーションは、この画面に、有望商品のシリーズの提案を映し出すようにさらに構成されており、前記シリーズが、書き込まれたリスト形式および/またはメモリに記憶した一連の所定の写真形式にあり、前記シリーズが減少する見込みの順序で映し出されることが好ましく;
    前記オペレータステーションが、オペレータが映し出された提案をクリックすることで自分の決定を入力できるように構成されていることが好ましい請求項23に記載の清算システム。
  25. 画像処理に基づいて動作するショッピングカート検査システムをさらに備える請求項10に記載の清算システム。
  26. 前記ショッピングカート検査システムが、
    ショッピングカートが自動清算機を通過する際に通る通路上に配置したカメラと、
    前記カメラに連結した画像処理ユニットと、
    前記画像処理ユニットに一体化したメモリとを備え、前記メモリに、少なくとも1個の、空のショッピングカートの参照画像が記憶されており、
    ショッピングカートの有無を検出するためにカメラが接続したカート検出器をさらに備え、前記カート検出器が、前記カメラまたは画像処理ユニットのためのトリガ信号を生成するべく構成されており;
    前記画像処理ユニットが、該カート検出器が生成した前記トリガ信号に応答して、該カメラが撮像した画像を受信し、前記受信した画像を該メモリに記憶した少なくとも1個の参照画像と比較するように構成されている請求項25に記載の清算システム。
  27. 前記バーコード読取り手段が少なくとも1個のラインカメラを備えている請求項10に記載の清算システム。
  28. 前記ラインカメラが、該商品の搬送経路の下、例えば隣接した2本のコンベアベルト間の隙間の下に配置されている請求項27に記載の清算システム。
  29. 信号処理装置が、前記ラインカメラによって提供された該信号から、
    a) 商品の有無を決定し;
    および/または、b) バーコードを認識し;
    および/または、c) カラーヒストグラムを引き出し;
    および/または、d) 書き込んだ文字を認識し;
    および/または、e) 特徴的画像部を認識し;
    および/または、f) 該商品の長さ;
    該商品の輪郭のような商品の形状特徴を引き出す;
    請求項27に記載の清算システム。
  30. 前記搬送経路の横に配置した少なくとも1個のラインカメラが設けられ、信号処理装置が、好ましくは、前記ラインカメラによって提供された該信号から三次元輪郭および/または容量内容を決定するように構成されている請求項27に記載の清算システム。
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