JP2004533631A - 内在的関節を有する格納式眼鏡のためのフレーム - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、眼鏡フレームに関し、この眼鏡フレームは、
各々が、第1のテンプル端部と第2のテンプル端部の間に延在するテンプル本体を有する2つのテンプル(眼鏡のつる)と;
フレーム本体であって、第1のテンプル端部の両方を内部に収容するハウジング形成手段を有し、ハウジング形成手段にテンプル本体の各々が、ハウジング形成手段の第1開口部および第2開口部の、前記テンプル本体のそれぞれに対応する一方を介して挿入されて休止位置をとることができ、前記テンプル本体が、前記ハウジング形成手段から引き出されて使用位置をとるのに適しており、前記ハウジング形成手段が、前記第1開口部および第2開口部の付近にそれぞれ配置された第1端部および第2端部を有するフレーム本体と;
前記使用位置において前記第1テンプル端部の各々を、前記ハウジング形成手段の前記第1端部および前記第2端部の対応するそれぞれに保持するための保持手段であって、前記第1テンプル端部の各々に保持ヘッドが設けられている保持手段と、を含む。
【背景技術】
【0002】
特許文書FR 2 735 878号は、引込み可能なテンプルを有するタイプの眼鏡フレームを開示している。このフレームは、各端部付近にヒンジ手段が設けられたハウジング形成手段を有し、ヒンジの各々は内部チャネルを有する。内部チャネルとハウジング形成手段とが位置合わせされるかどうかはその位置によって決まる。各チャネルは第1位置に配置されることができ、その場合、対応する引込み可能なテンプルはチャネルを通過することによりハウジング形成手段内に挿入されることができる。チャネルが第2位置にあるとき、各テンプルは、ハウジング形成手段から外に出された使用位置に配置される。各テンプルには、さらに、ヒンジ手段の面に押し付けられることによりテンプルが保持されることを可能にするヘッドが設けられており、各ヒンジ部材には、さらに、チャネル内に突出してテンプルの凹ゾーンと協働し、それにより前記テンプルを引出位置に保持するのに適した弾性部材が設けられている。
【0003】
このように、これらのヒンジ部材は比較的複雑である。なぜなら、これらのヒンジ部材は、フレーム本体に対して移動するように取り付けられつつフレーム本体に固定され、また、ヒンジ部材の各々が、休止位置と使用位置との切換をするたびにテンプルがヒンジ部材を通過できるように部品の組立体から構成されているからである。ヒンジ部材はハウジング形成手段に挿入されない。
【0004】
このように、ヒンジ手段は、休止位置においても目に見える状態にある。ヒンジ手段が外観を損なうほど見え過ぎないようにするためにヒンジ部材を小型化しなければならないが、それがヒンジ部材の製造を複雑にし、そのコストを増大させる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、これらの欠点を、より簡単に製造されかつ部品の数がより少ない引込み可能なテンプルを有する眼鏡フレームを提供することにより改善することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的は、前記ハウジング形成手段の前記端部の各々に、それぞれの保持ヘッドを前記ハウジング形成手段の内側に保持するのに適した少なくとも1つのくびれが設けられること;および、前記第1テンプル端部の付近に、各テンプル本体が、前記テンプルの普通の部分よりも柔軟性がより高く、かつ、使用位置にてハウジング形成手段に挿入されるように開かれるのに適したベンド(曲がり)を形成する柔軟なゾーンを有することにより達成される。
【0007】
使用位置において、柔軟なゾーンは、知られたヒンジ部材の代わりに「内在型」ヒンジを構成するベンドを有する。したがって、休止位置においては、第2のテンプル端部のみが見える状態でフレーム本体から突出している。しかし、第2テンプル端部の突出程度は小さくてもよく、第2テンプル端部が湾曲していれば、レンズの側部に接するように配置され得る。
【0008】
柔軟なゾーンは、ベンドが非常に容易に変形されるための、かつ、好ましくは、ベンドの開閉移動に対応する好ましい方向のみに変形されるための十分な柔軟性を有する。
【0009】
このゾーンにおいて、柔軟性はテンプルの普通部よりも高く、したがって、等しい大きさの変形を得るために柔軟なゾーンに加えられるべき力は、テンプルの普通部に加えられるべき力よりも非常に小さい。これにより、普通部は十分な強度を持ち続ける。特に、テンプルをハウジング形成手段内に挿入しようとするとき、最初に、テンプルの普通部がベンドを開くように動かされて前記普通部がハウジング形成手段と位置合わせされ、次いで推力が、テンプルの普通部の長手方向に加えられる。柔軟な部分は、その高い柔軟性により、ハウジング形成手段に入ることを妨害する反対の大きい力を出そうとしない。普通部の強度は、普通部に加えられる長手方向の力の作用による曲がりを防止するのに十分な強度である。
【0010】
さらに、柔軟なゾーンの変形は弾性的であり、すなわち可逆的である。前記柔軟なゾーンは、ハウジング形成手段から外に出るとすぐに、自然にその湾曲形状に戻る。
【0011】
また、柔軟なゾーンは、第1の極限位置と第2の極限位置の間にて破損せずに容易に繰り返し変形されるように十分な弾性を有し、かつ柔軟である。柔軟なゾーンが応力を全く受けていないときに自然に戻る第1位置は、柔軟なゾーンがベンドを形成する位置に対応し、ベンドの角度を開いて休止状態にすることにより得られる第2位置は、柔軟なゾーンをハウジング形成手段に挿入できる位置に対応している。
【0012】
ハウジング形成手段は、さらに、休止位置において柔軟なゾーンがベンドを必要な程度に開いて維持することを、以下に説明するように第1テンプル端部のための接触点を有することにより可能にする。
【0013】
第1のくびれが、ハウジング形成手段の各端部に、前記テンプルが前記ハウジング形成手段から引き出されているときにテンプルの保持ヘッドを保持するように設けられている。このために、前記第1のくびれは、少なくとも第1の方向において小さい寸法を有する。当業者は、くびれの前記方向を、保持ヘッドの形状および位置の関数として定めることができる。
【0014】
有利には、前記ハウジング形成手段の前記端部の各々に、さらに、第2のくびれが、第1のくびれの各々の付近に設けられる。この第2のくびれは、第2の方向に小さい寸法を有し、前記第2の方向は前記第1の方向と交差している。
【0015】
この第2のくびれは、第1に、第1のくびれが不十分である場合でも保持ヘッドが確実に保持されることを保証することを可能にし、第2に、使用位置にてテンプルが移動することを、第1テンプル端部と接触することにより防止する。前記使用位置において、第1のくびれは保持ヘッドを保持し、第2のくびれは、テンプルのヘッドとベンドの間に位置する部分と協働する。
【0016】
有利には、前記ハウジング形成手段の前記端部の各々に、さらに第3のくびれが、前記端部に隣接した開口部付近に設けられる。この第3のくびれは、前記第2の方向に小さい寸法を有する。
【0017】
第3のくびれが第2のくびれと関連している場合、使用位置におけるテンプル端部は、ハウジング形成手段の内側に保持され、第2のくびれおよび第3のくびれにより締付けられ、それにより、テンプルのいかなる程度の移動も防止する。
【0018】
前記ハウジング形成手段の前記端部の各々に、さらに、第1のくびれと類似であるが開口部のより近くに配置された第4のくびれが設けられる。
【0019】
これらの4つのくびれが全体で、テンプルのための8つの接触点を画定し、これらの接触点により、テンプルをハウジング形成手段に、前記テンプルをガイドしながら挿入することが容易になる。
【0020】
第1の実施形態において、前記ハウジング形成手段は単一の管により形成され、各くびれは、一部品として実現された前記管に形成される。こうして、複数のテンプルが同一の管に挿入され、これが、ハウジング形成手段の厚さを減少することを可能にする。
【0021】
第2の実施形態において、ハウジング形成手段は、管と、前記ハウジング形成手段の第1および第2の端部の各々において前記管に挿入された2つのスリーブと、を含む。
【0022】
以下に、より詳細に説明するように、テンプルの保持ヘッドの保持を可能にするハウジング形成手段の付形が、スリーブ上の、特には、前記スリーブの外側から見えないように管で覆われた部分にて実現され得る。
【0023】
したがって、ハウジング形成手段の端部の各々に、第1のくびれが、対応する端部に挿入されたスリーブの一部により有利に形成される。
【0024】
ハウジング形成手段の各端部に関し、第1のくびれは、有利には、管に挿入されるスリーブの断面と管の端部に対応する断面との差により形成され、これにより、スリーブは保持ヘッドのための接触面を有する。テンプルの保持ヘッドは、これらの2つの断面の中間の断面を有することによりスリーブの接触面に接触して保持されることができる。上記のスリーブ、管、およびヘッドの断面は同一方向において測定される。
【0025】
有利には、各スリーブのために第1のくびれが、スリーブの、前記管の内側に面した端部に形成される。
【0026】
こうして、使用位置において、テンプルの保持ヘッドが管の内側に、スリーブに接して保持され、テンプルのその他の部分は外部に延在することができる。
【0027】
有利には、各スリーブの、管の内側に面した端部が、少なくとも1つの切欠き(ノッチ)を有し、この切欠きに、対応するスリーブと協働するテンプルの保持ヘッドが挿入されることができる。
【0028】
各スリーブは、保持ヘッドを含む切欠きと同じ面に向けられた切欠きを有し、これにより、前記保持ヘッドは切欠きの内側を、休止位置から使用位置への切換中に、また使用位置から休止位置への切換中にスライドすることができ、こうして、切欠きの側部に接触することにより切欠き内での回転を防止することができる。こうして切欠きは、テンプルがハウジング形成手段内で回転することを防止する。
【0029】
有利には、管の内側に配置された各スリーブの端部が2つの切欠きを有し、これらの切欠きの少なくとも一方に、対応するスリーブと協働するテンプルの保持ヘッドを挿入することができる。有利には、保持ヘッドの幾何学的形状、および、切欠きの位置は、テンプルが使用位置にあるときに保持ヘッドを2つの切欠きに挿入できるように選択される。
【0030】
各スリーブにおいて、有利には、スリーブの同じ直径面に位置合わせされた2つの切欠きが追加の接触点を形成し、これが、使用位置において各スリーブのテンプルをハウジング形成手段内に確実に保持することを可能にする。テンプルがハウジング形成手段から外に延在しているとき、テンプルは、テンプルをその主軸を中心に回転させる可能性のある外部応力(着用者による操作など)を受ける。
【0031】
有利には、ハウジング形成手段の前記端部の各々に、前記第2のくびれがスリーブの一部により形成される。
【0032】
第2のくびれは、ハウジング形成手段の製造を容易にするようにスリーブ上に直接形成される。管は、特にその開口部付近では円形の断面を有し得る。
【0033】
各スリーブに関し、第2のくびれは、スリーブの、前記管の外側に面した端部に形成される。
【0034】
第1の実施形態と同様に、前記第2くびれは、第1のくびれと組み合わされて、使用位置にてテンプルが移動することを第1テンプル端部と接触することにより防止する。第1の実施形態と同様に、前記使用位置において、第1のくびれは保持ヘッドを保持し、第2のくびれは、ヘッドとベンドの間に位置するテンプルの一部と協働する。
【0035】
眼鏡フレームには、さらに、前記ハウジング形成手段の前記端部のそれぞれを覆う2つのキャップが設けられており、これらのキャップをテンプルのそれぞれが通過する。
【0036】
ハウジング形成手段の端部を覆うキャップは、特に、フレーム上に見えて幾分見た目が悪くなることのある第2のくびれを覆う。したがって、キャップの存在は、この欠点をカバーするのに役立ち、また、例えば装飾的な外観によりフレームを美しくすることも可能にする。各キャップの端壁に、対応するテンプルを通過させるための開口部が設けられる。
【0037】
このように、上記2つの実施形態のいずれにおいても、ハウジング形成手段に少なくとも2つのくびれ(各端部に1つ)が設けられる。これらのくびれは、ハウジング形成手段を構成する管に、かかる管の内側断面を減じることにより直接に形成され、または、2つのスリーブを前記管内に配置することにより形成される。
【0038】
上記2つの実施形態において、眼鏡フレームの構造を簡単にするために、テンプル本体と第1テンプル端部は、有利には、一部品を形成する。実際に、テンプル自体が柔軟なゾーンによりヒンジとして作用し、追加の別個のカップリング要素を取り付ける必要をなくす。
【0039】
有利には、各テンプルは、前記ハウジング形成手段内で回転できないように第1および第2の方向に延在する側部を有する平行四辺形の断面を有する。
【0040】
各ブランチが、2方向に延在する側部を有する平行四辺形の断面を有する場合、第1および第2のくびれの小さい寸法は、前記ブランチが前記ハウジング形成手段内で回転できないように第1および第2の方向のそれぞれに有利に向けられる。
【0041】
有利には、前記ベンドが約15ミリメートル(mm)の曲率半径を有し、これが、管に沿って適切に間隔をあけて配置された第1および第3のくびれと関連して、テンプルの側部を前記くびれに押し当てることによりテンプルの使用位置への確実な保持を可能にする。
【0042】
有利には、各テンプルは、テンプルの構成材料の機械的特性を高めるために熱処理される。
【0043】
さらに、前記柔軟なゾーンは、有利には、柔軟なゾーンの柔軟性をテンプルの普通部の柔軟性よりも高めるように熱処理された局部ゾーンを有する。
【0044】
テンプルに施される様々な処理は、例えば、処理されるべきでないゾーンをマスクで覆った状態で行われ得る。
【0045】
有利には、柔軟なゾーンは、熱処理に随意に加えて、このゾーンの柔軟性を高めるようにテンプル本体の前記普通部の断面よりも小さい断面を有する。前記テンプル本体の小さい断面は、有利には、引延ばしまたは機械加工により得られる。
【0046】
本発明は、非限定的な例として示された本発明の実施形態についての以下の詳細な説明を読むことにより一層理解され、また、その利点がより明確になるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0047】
眼鏡フレームは、フレーム本体10と、2つのテンプル(アーム、眼鏡のつる)12および14(図1にその使用位置を実線で示す)と、2つのレンズ16,18と、を含む。レンズは、このフレームでできる用途に応じて、視力補正用レンズ、および/またはサングラスレンズであってよい。示された実施形態において、レンズ16および18は、フレーム本体10に取り付けられた適切な機械的要素20により固定される。
【0048】
テンプル12および14の各々は、第1のテンプル端部12B,14Bと第2のテンプル端部12C,14Cの間に延在するテンプル本体12A,14Aを有する。本体12A,14Aと第1のテンプル端部12B,14Bは、有利には一部品として形成される。
【0049】
第1の実施形態において、フレーム本体10は、一部品として形成された単一の管22により構成されたハウジング形成手段を有する。第1のテンプル端部12Bおよび14Bは、管22内に、それぞれ第1開口部22’および第2開口部22”を介して挿入され、これらの開口部は、管22の第1端部23’の自由端および第2端部23”の自由端にそれぞれ配置されている。初期挿入の後、下に説明する保持手段が前記第1テンプル端部12Aおよび14Bを管内に保持する。
【0050】
休止位置(図1に点線で示す)において、各テンプル本体12A,14Aは管22に挿入されている。
【0051】
図2は、2つのテンプル本体12Aおよび14Aが管22の内部に収容される休止位置を示す。2つのテンプル12および14がこの休止位置にあるとき、管22の幾何学的形状、ならびにテンプル12および14の断面に応じて、2つのテンプル12および14は、図2に示されているように隣り合って配置され、または、上下に重ねられる。テンプル12および14が管22に容易に挿入されるように、第1テンプル端部12Bおよび14Bの各々の自由端は先細になっている。したがって、2つのテンプル12と14は、管22に挿入されるときに、互いに対してスライドするように撓み合う。このスライドは、第1のテンプル端部12Bおよび14Bが、テンプル12,14が休止位置にあるときに管22の内壁に接触することを可能にする曲率をさらに有する場合に容易にされる。この場合、挿入される第2テンプルは、その前に挿入された第1テンプルに沿ってスライドするように弾性的に変形される。
【0052】
図3は、2つのテンプル本体12Aおよび14Aが管22の外側に出された使用位置での眼鏡フレームを示す。2つのテンプル本体12Aおよび14Aの各々は、中度の柔軟性を有する普通の部分12D,14Dを有し、これにより、テンプル本体は、慣用のテンプルの強度を実質的に有するように十分に硬い。この強度により、テンプル本体12Aおよび14Aは、眼鏡フレームを着用者の顔の所定位置に保持することを含む機能を果たすことができる。
【0053】
さらに、テンプル本体12Aおよび14Aの各々は、それぞれの普通部12D,14Dよりも高い柔軟性を有する柔軟なゾーン12E,14Eを有する。使用位置において、柔軟ゾーン12E,14Eは、好ましくは約15mmの曲率半径Rを有するベンド(曲がり、屈曲部)12F,14Fを形成する。
【0054】
第1に、2つのベンド12F,14Fが存在することにより、テンプル12および14は、柔軟ゾーン12Eおよび14Eが管22から十分な長さにわたって引き出されているときにはいつでも自然に使用位置をとることが可能である。柔軟ゾーン12Eおよび14Eの曲率により、テンプルの普通部12D,14Dが管22から外に出ているときにはいつでも、普通部分12D,14Dは、慣用のテンプルを有する眼鏡フレームと同様に、互いに対して実質的に平行に、かつ実質的にレンズ16および18を横切る方向に配置される。
【0055】
第2に、ゾーン12Eおよび14Eの柔軟性により、テンプル本体12Aおよび14Aは、休止位置をとるように管22に容易に挿入されることができる。テンプル12と14を離すように手で移動させてベンド12F,14Fの角度を開き、それにより普通部12Dおよび14Dを管22と位置合わせするだけで、各テンプル本体12A,14Aがそれぞれの開口部22’および22”に向けられて管22に挿入されることができるように、柔軟ゾーン12E,14Eを変形させることが可能である。
【0056】
柔軟ゾーン12E,14Eを得るために複数のステップを行うことが必要である。テンプル12および14の各々は、それぞれのベンド12F,14Fを形成するように成形され、次いで、熱処理される。この目的のために、テンプルの構成材料は、好ましくは、高コバルト含有率(約40%のコバルト含有率)の合金、例えばニバフレックス(Nivaflex)、エルジロイ(Elgiloy)、またはフィノックス(Phynox)が得られるように、そして、350℃〜550℃の範囲で数時間にわたり熱処理できるように選択される。
【0057】
ベンド12F,14Fが開放され、またその閉鎖位置に可逆的に戻されることを可能にするのに十分に柔軟なゾーンを得るために必要な柔軟性は、2つの異なる手段により得られる。これらの手段は適切に組み合わせられ、また、テンプル12および14の上記の熱処理の前または後に行われ得る。これらの手段は、以下に説明するように、断面の減少および/または熱処理を含む。
【0058】
こうして、柔軟ゾーン12E,14Eと普通部12D,14Dとの柔軟性の差は、柔軟ゾーン12E,14Eの引延ばしまたは機械加工による柔軟ゾーンの断面の減少により得られる。
【0059】
小断面部12E,14Eは、テンプルの長さを横切る少なくとも1つの方向において均一に変化する。例えば、テンプルの高さが変わらずに、テンプルの厚さが連続的に変化して、最初の厚さ0.4mmから0.15mmに減少し、次いで、再び0.4mmに増大し得る。例えば、約3mmごとに寸法が、0.40mm;0.30mm;0.20mm;0.15mm;0.20mm;0.30mm;そして0.40mmに変わる。また、高さおよび厚さの両方を減らして断面を小さくすることも可能である。
【0060】
例えば、テンプル12および14を、フィノックス(Phynox)からつくられるように、かつ、普通部12Dおよび14Dにて2mm×4mmの断面を有するように選択することにより望ましい機械的品質が得られることが観察され、これは、前記テンプル12および14を、制御雰囲気中での3時間にわたる500℃での加熱により硬化し、次いで、テンプル12および14の曲げられた柔軟なゾーン12F,14Fに機械加工を施して上記の寸法変化を得ることにより行われる。柔軟ゾーン12E,14Eと普通部分12D,14Dとの柔軟性の差も、局部的熱処理を、上記柔軟ゾーン12E,14Eの断面を減じることに随意に加えることにより得られる。
【0061】
例えば、テンプル12および14の全体に硬化処理を行った後、そして、柔軟ゾーン12E,14Eの断面を減じた後、柔軟ゾーン12E,14Eに局部的熱処理を行うことが可能である。この目的のために、熱処理されるべきでない部分を、特には、より柔軟性のない(硬い)状態にしておくべき普通部12D,14D、および第2テンプル端部12C,14Cを、適切に配置されたマスク(図示せず)で保護できることが有利である。
【0062】
第2テンプル端部12Cおよび14Cの各々にスパチュラ(へら状部)24,26を設けることができる。スパチュラ24,26は、例えば、周知の手段によりテンプル端部12C,14Cに固定される。スパチュラ24および26は、フレーム10を確実に保持するために、テンプル12および14を着用者の耳の後ろに保持するためのイヤピースをテンプル12および14に設けることを可能にする。それゆえ、スパチュラはテンプル端部12Cおよび14Cにしっかりと固定されなくてはならない。スパチュラ24および26は、ユーザの形状に適合するよう手で変形されるように適切に選択され得る。また、ユーザの頭部に耳を僅かに超えてかけられてフレームを所定位置に保持する直線方向のテンプル12および14を設けることもできる。この場合も、第2端部12Cおよび14Cは十分に硬くなければならない。
【0063】
図4および5は、保持手段28’の詳細を示す。本文以下、テンプル12のみを参照して説明を行うが、保持手段28”も同様に、テンプル14を保持するために管22の他端部22’の付近に存在する。
【0064】
テンプル12の断面S12は、有利には、2つの方向D1およびD2に延在する辺を有する平行四辺形であり得る。2つの方向D1とD2は実質的に直交し得る。したがって、断面S12は、方向D1において互いに実質的に平行でかつ長さが等しい辺25A,25Bと、方向D2において互いに実質的に平行でかつ長さが等しい辺25C,25Dと、を有する矩形である。4つの辺25A〜25Dの長さが等しいとき、断面S12は正方形である。
【0065】
例えば、図4に示されているように、保持手段28’は保持ヘッド27を含む。保持ヘッド27は、方向D2において見られるように、方向D1にて測定される少なくとも1つの直径D27を有するディスク27を形成している。直径D27は、同一方向におけるテンプル12の断面S12の長さL1よりも長い。
【0066】
概して、テンプル12の長さを横切る少なくとも1つの方向において、保持ヘッド27は、同一方向におけるテンプル本体12Aの普通部の寸法よりも大きい寸法を有する。本文以下、前記横切る方向をD1とし、前記方向D1において、保持ヘッド27の寸法、および、テンプル本体12Aの普通部の寸法を、それぞれD27、およびL1とする。
【0067】
この構造において、保持手段28’は、さらに、管22に管22の第1端部23’に形成された第1のくびれ(絞り)301を含む。くびれ301は、図4に見られるように、第1の方向D1に小さい寸法D301を有する。前記小さい寸法D301は、テンプル12が管22から引き出されているときに前記ヘッドが確実に保持されるように保持ヘッド27の寸法D27よりも小さいが、テンプル本体12Aを管22に特別な労力を必要とせずに再び入れることができるように、L1よりもごくわずかに大きい。
【0068】
第1くびれ301の付近に、管22は、方向D2に延在する小さい寸法D302を有する第2のくびれ302を有する。記載されているテンプル12の幾何学的形状により、2つのくびれ301と302は実質的に直交し、それにより、テンプル12が管22内で回転することを完全に防止する。
【0069】
使用位置において、第1テンプル端部12Bの曲率に関連する第2のくびれ302は、テンプル12が管22内で、方向D1と直交する面にて移動できる範囲を限定する。保持ヘッド27の端部は管22の内壁に接触し、側部25Aおよび25Bは第2のくびれ302の内壁に接触する。
【0070】
第3のくびれ312および第4のくびれ311が、管22の端部23’の、開口部22’のより近くに設けられている。第3のくびれ312は第2のくびれ302と類似しており、方向D2に小さい寸法D312を有し、第4のくびれ311は第1のくびれ301と類似しており、方向D1に小さい寸法D311を有する。
【0071】
図6に示されているように、使用位置において、管22内に保持されているテンプル端部12Bは、その側部25Aおよび25Bを介して第2のくびれ302および第3のくびれ312に締め付けられ、また、テンプル12が移動できる範囲を限定する。第1のくびれ301と関連する第4のくびれ311が、テンプル12が他方向に、すなわち、方向D2と直交する面にて移動できる範囲を減少することを、側部25Cおよび25Dが第1のくびれ301および第4のくびれ311の内壁に押し付けられることより可能にする。
【0072】
4つのくびれ301,302,311および312の全てが存在するとき、それらは全体で8つの接触点を画定し、これにより、テンプル12を管22内に挿入することが、前記8つの点上をスライドさせることにより容易になる。
【0073】
くびれ301,302,311および312は、第1の方向D1および第2の方向D2にそれぞれ管を局部的にニッピングするだけで形成される。
【0074】
この目的のために、例えば、第2方向D2においてくびれを形成し(第2のくびれ302および/または第3のくびれ312)、次いで、テンプル12および14をこれらのくびれを通して挿入することができる。テンプル12,14のそれぞれのヘッド27,29は他方向D1に延在するため、くびれを何の困難もなく通過する。最後に、テンプル12および14が管22から引き抜かれることを防止するために第1方向D1にてくびれを形成することができる(第1のくびれ301、および、第4のくびれ311を随意に)。
【0075】
また、テンプル12,14のそれぞれのヘッド27,29を管22に挿入した後に、くびれ301,302,311および312を、連続して、または同時に形成することも可能であり、これは、第1くびれ301の形成が終わるまでヘッド27,29を管22内の所定位置に保持するよう留意しつつ行われる。
【0076】
図7〜10に示した第2の実施形態において、ハウジング形成手段が、管122と、管122の開口部122’および122”を通してそれぞれ管122に挿入された2つのスリーブ132とにより形成されている。2つの実施形態に共通する構成要素の全てについて参照番号は変わらず、特に、テンプル12および14は同一である。この第2実施形態において、保持手段128’はそれぞれの保持ヘッド27をテンプル12および14上に含む。
【0077】
図7に、テンプル12および14が管122の外に出ている使用位置が実線で示されている。2つのテンプル12および14が管122内に収容される休止位置が点線で示されている。
【0078】
各スリーブ132は、少なくともその一部が管122内に、第1開口部122’および122”のそれぞれ1つを通して挿入され、したがってスリーブ132は、それぞれ、ハウジング形成手段の第1端部123’および第2端部123”の付近にある。
【0079】
キャップ134が、ハウジング形成手段の端部123’および端部123”の各々に配置されて、スリーブ132の各々と、管122のそれぞれの開口部122’および122”とを覆い隠す。これらの開口部は、外観上、特にフレームの外観にとって、幾分美しくないことがある。
【0080】
図8および9に、より詳細に示されているキャップ134は、好ましくは円柱状であり、管122の外側に嵌め付けられている。キャップ134は、前記管に、接着剤による接着または溶接により固定され得る。各キャップ134の端壁136に、対応するテンプル12および14を通過させるのに適した寸法の通し穴13が設けられている。
【0081】
各キャップ134の開口部138は、好ましくは、キャップ134が非常に簡単に作られるように円形である。矩形の断面S12(図10に示す)を有するテンプル12または14の幾何学的形状に、可能な限り密接に適合するために、前記開口部138の直径D138は、好ましくは、テンプルの断面の大きい方の寸法、すなわち、第1方向D1における側部25Aおよび25Bの長さL1よりも僅かに大きい。
【0082】
本文以下、端部123’にスリーブ132が挿入される管122の一方の端部123’のみを考察するが、他方のスリーブを有する他端部も同様である。
【0083】
この第2の実施形態において、第1のくびれ1301が、スリーブ132の、管122の内側に面したスリーブ第1端部132A付近に形成される。この例において、図8に示されているように、スリーブ132は、保持手段128’の保持ヘッド27の寸法D27よりも小さく、かつテンプル本体12Aの普通部の寸法L1よりも大きい、方向D1における直径寸法を有する。
【0084】
したがって、第1のくびれ1301は、スリーブ132の普通部内径D132よりも小さい直径寸法を有するスリーブの一部に必ずしも対応せず、むしろ、スリーブ132と管122の間の減じられた寸法により形成され、この例においては、管122の内径よりも小さいスリーブ132の直径寸法D1301により形成される。
【0085】
さらに、スリーブ132は2つの切欠き(ノッチ)1401および1402を有し、これらの切欠きは直径方向に対向し、かつ、保持ヘッド27を使用位置に保持するように、方向D3に、すなわちスリーブ132の長さに沿って延在する。前記切欠き1401および1402は、例えば、方向D3に移動する鋸により同時に形成され得る。第3の方向D3は、有利には、第1の方向D1および第2のD2と共に実質的に直交する参照フレームを形成する。
【0086】
したがって、保持ヘッド27が、スリーブ132の普通部内径D132よりも大きく、かつ管122の普通部内径D122よりもかなり小さい直径D27を有する限りにおいて、保持ヘッド27は2つの切欠き1401および1402の少なくとも一方の端壁142と接触する。このように、方向D1において、第1のくびれ1301は、スリーブ132の内径D132とほぼ等しい、減じられた寸法D1301を有する。
【0087】
第2のくびれ1302が、好ましくは、スリーブ132の、管122の外側に面する第2端部132Bに形成され、少なくとも一方向にて減じられた寸法D1302を真に有する。この例において、保持ヘッド27の上記構造により、前記方向は第2方向D2である。
【0088】
前記寸法D1302は、スリーブ132の普通部寸法D132よりも小さく、したがって、使用位置において、第2くびれ1302は、第1テンプル端部12Bの曲率と関連して、テンプル12がスリーブ132内で、第1方向D1と直交する面にて移動できる範囲を限定する。保持ヘッド27の端部は、切欠き1401,1402の少なくとも一方の内壁142と接触し、側部25Aおよび25Bは第2くびれ1302の内壁と接触する。
【0089】
有利には、第1方向D1において、第2くびれ1302が、さらに、管122の普通部直径D122よりも大きい寸法を有し、管122は、管の端部123’の付近にて、第2方向D2における切欠き1441および1442を有する。切欠き144は、スリーブ132が切欠き1441および1442の側壁および端壁と実質的に連続して協働することにより、スリーブ132が管122内に確実に保持されることを可能にする。これは、保持ヘッド27が、スリーブ132に設けられた上記切欠き1401および1402に保持される原理と同じ原理を用いている。
【0090】
この例において、第2くびれ1302は、キャップ134により、管122の2つの切欠き1441,1442の少なくとも一方の端壁146に押し付けられ、それにより、スリーブ132を前記管の内側に向って押そうとする。スリーブ132を、接着剤による接着、溶接または他の知られたいずれかの固定手段により固定することにより、スリーブ132が管122内に確実に保持されることを保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【0091】
【図1】図1は、眼鏡フレームの第1実施形態の概略斜視図である。
【図2】図2は、休止位置での眼鏡フレームの、図1の線II‐IIにおける断面図である。
【図3】図3は、使用位置での眼鏡フレームの、図2と同様の断面図である。
【図4】図4は、図3の矢印IVに沿って見た保持手段の図である。
【図5】図5は、図3の矢印Vに沿って見た概略斜視図であり、特に、個々に考察される第1のくびれおよび第2のくびれの原理を示す。
【図6】図6は、図2の断面IVの詳細図であり、第2および第3のくびれと、使用位置におけるテンプルを示す。
【図7】図7は、図1と同様の、第2実施形態の眼鏡フレームの斜視図である。
【図8】図8は、図7の線VIII‐VIIIにおける断面図であり、使用位置での眼鏡フレームおよび保持手段を示す。
【図9】図9は、図8の線IX‐IXにおける断面図である。
【図10】図10は、スリーブ内に保持されたテンプルの斜視図であり、特に、第1および第2のくびれの原理を示す。
Claims (21)
- 眼鏡フレームであって、
各々が、第1のテンプル端部(12B,14B)と第2のテンプル端部(12C,14C)の間に延在するテンプル本体(12A,14A)を有する2つのテンプル(12,14)と、
フレーム本体(10;110)であって、第1のテンプル端部(12B,14B)の両方を内部に収容するハウジング形成手段(22;122,132)を有し、ハウジング形成手段にテンプル本体(12A,14A)の各々が、ハウジング形成手段(22;122,132)の第1開口部(22’;122’)および第2開口部(22”;122”)のそれぞれ一方を介して挿入されて休止位置をとることができ、前記テンプル本体(12A,14A)が、前記ハウジング形成手段(22;122,132)から引き出されて使用位置をとるのに適しており、前記ハウジング形成手段(22;122,132)が、前記第1開口部および第2開口部(22’,22”;122”,122”)の付近にそれぞれ配置された第1端部(23’;123’)および第2端部(23”;123”)を有するフレーム本体(10;110)と、
前記使用位置において前記第1テンプル端部(12B,14B)の各々を、前記ハウジング形成手段(22;122,132)の前記第1端部(23’;123’)および前記第2端部(23”;123”)の対応するそれぞれに保持するための保持手段(28’;128’)であって、前記第1テンプル端部(12B,14B)の各々に保持ヘッド(27,29)が設けられている保持手段(28’;128’)と、を含む眼鏡フレームにおいて、
前記ハウジング形成手段(22;122,132)の前記端部(23’,23”,123’,123”)の各々に、それぞれの保持ヘッド(27,29)を前記ハウジング形成手段(22;122,132)内部に保持するのに適した少なくとも1つの第1のくびれ(301;1301)が設けられ、
第1テンプル端部(12B,14B)の付近に、テンプル本体(12A,14A)の各々が、前記テンプル(12A,14A)の普通部(12D,14D)の柔軟性よりも高い柔軟性を有する柔軟なゾーン(12E,14E)を有し、柔軟なゾーン(12E,14E)が、使用位置においてベンド(12F,14F)を形成し、ベンド(12F,14F)はハウジング形成手段(12;122,132)に挿入するために開放されるのに適していることを特徴とする眼鏡フレーム。 - 前記第1のくびれ(301;1301)が少なくとも第1の方向(D1)において小さい寸法(D301;D1301)を有することを特徴とする請求項1に記載の眼鏡フレーム。
- 前記ハウジング形成手段(22;122,132)の前記端部(23’,23”;123’,123”)の各々に、さらに、第2のくびれ(302;1302)が第1のくびれ(301;1301)の各々の付近に設けられており、第2のくびれが第2の方向(D2)に小さい寸法(D302;D1302)を有することを特徴とする請求項2に記載の眼鏡フレーム。
- 前記第2の方向(D2)が前記第1の方向(D1)と交差していることを特徴とする請求項2または3に記載の眼鏡フレーム。
- 前記ハウジング形成手段(22)の前記端部(23’,23”)の各々に、さらに、第3のくびれ(312)が、開口部(22’22”)の付近に設けられており、第3のくびれが前記第2の方向(D2)に小さい寸法(D312)を有することを特徴とする請求項3または4に記載の眼鏡フレーム。
- 前記ハウジング形成手段(22)の前記端部(23’,23”)の各々に、さらに、第1のくびれ(301)と類似であるが開口部(22’22”)の付近に配置された第4のくびれ(311)が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の眼鏡フレーム。
- ハウジング形成手段(122,132)が、管(122)と、前記管(122)に前記ハウジング形成手段(122,132)の第1および第2端部(123’,123”)のそれぞれにおいて挿入された2つのスリーブ(132)とを含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の眼鏡フレーム。
- 管(122)の前記端部(123’,123”)の各々に、前記第1のくびれ(1301)が、前記それぞれの端部(123’,123”)に挿入されたスリーブ(132)の一部により形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の眼鏡フレーム。
- 管(122)の内側に面した各スリーブ(132)の端部(132A)が、少なくとも1つの切欠き(1401,1402)を有し、この切欠きに、対応するスリーブ(132)と協働するテンプル(12,14)の保持ヘッド(27)を挿入できることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の眼鏡フレーム。
- 管(122)の内側に配置された各スリーブ(132)の端部(132A)が2つの切欠き(1401,1402)を有し、これらの切欠きの少なくとも一方に、対応するスリーブ(132)と協働するテンプル(12,14)の保持ヘッド(27)を挿入できることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の眼鏡フレーム。
- ハウジング形成手段(122,132)の前記端部(123’,123”)の各々に前記第2のくびれ(1302)がスリーブ(132)の一部により形成されていることを特徴とする請求項2および7、ならびに2〜10のいずれか一項に記載の眼鏡フレーム。
- さらに、前記ハウジング形成手段(122,132)の前記端部(123’,123”)の各々を覆う2つのキャップ(134)が設けられていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の眼鏡フレーム。
- 前記ハウジング形成手段(22)が単一の管(22)により形成され、かつ、各くびれ(301,302,311,312)が、一体物として実現された前記管(22)に形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の眼鏡フレーム。
- 各テンプル(12,14)が、前記ハウジング形成手段(22;122;132)内で回転できないように第1の方向および第2の方向(D1,D2)に延在する側部(25A,25A,25C,25D)を有する平行四辺形の断面(S12)を有することを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の眼鏡フレーム。
- テンプル本体(12A,14A)と第1テンプル端部(12B,14B)とが単一の部品を形成していることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の眼鏡フレーム。
- 前記ベンド(12F,14F)が約15mmの曲率半径(R)を有することを特徴とする請求項1〜15のいずれか一項に記載の眼鏡フレーム。
- 各テンプル(12,14)が熱処理されることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載の眼鏡フレーム。
- 前記柔軟ゾーン(12E,14E)が、熱処理された局部ゾーン(12E,14E)を有することを特徴とする請求項1〜17のいずれか一項に記載の眼鏡フレーム。
- 前記柔軟ゾーン(12E,14E)が、さらに、テンプル本体(12A,14A)の前記普通部(12D,14D)の断面よりも小さい小断面(12E,14E)を有することを特徴とする請求項1〜18のいずれか一項に記載の眼鏡フレーム。
- 前記テンプル本体(12A,14A)の前記小断面(12E,14E)が引延ばしにより得られることを特徴とする請求項19に記載の眼鏡フレーム。
- 前記テンプル本体(12A,14A)の前記小断面(12E,14E)が機械加工により得られることを特徴とする請求項19に記載の眼鏡フレーム。
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