JP2004287177A - 眼鏡の結合部材及び眼鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来とは全く異なった新たな発想による眼鏡各部品の結合部材、及びそれを利用した眼鏡を提供する。
【解決手段】眼鏡のテンプルアームとブリッジのいずれか又は両方を眼鏡のレンズ又はリムと結合するための部材であって、テンプルアームを受け入れ保持するための保持部と、レンズ又はリムに形成された孔に保持されるための挿入部とを有し、その保持部にはレンズ又はリムとの面に沿って拡張している部分が形成され、その挿入部はレンズ又はリムの孔に一方の面から挿入されたときに他面から突出するように延びた部分を有し、その突出した部分にレンズ又はリムに形成された孔の径よりも拡大した部分を形成して、レンズ又はリムをその拡大した部分と保持部とで挟み込むようにした結合部材。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、新規な発想に基づいた眼鏡に関する。特に本願発明は、従来と異なった眼鏡の各部品の結合部材及びそれを使用した眼鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
眼鏡には、リム付きの眼鏡とリムレスの眼鏡の大別される。
【0003】
リム付きの眼鏡は、いわゆる ”リム”によってレンズを挟持して固定するとともに、そのリムから後方へと延在した”つる(テンプルアーム)”と呼ばれる延在部材によって構成される。
【0004】
レンズをリムによって固定するには、そのレンズの肉厚に応じたリムを用意する必要があり、しかもリムの大きさによってレンズの大きさが必然的に決まってしまう。従って、レンズを大きくしたり厚さを変えようとしたときには、必然的にそのレンズに合わせたリムを作成しなければならない。
【0005】
一方、リムレスの眼鏡は、基本的にレンズの両端をブリッジとつる(テンプルアーム)によって支持固着する必要がある。この場合に、リムと同様、その支持固着する部分は、レンズの厚さや大きさに依存する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明は、眼鏡に必要な部品を連結して、リム付きの眼鏡やリムレスの眼鏡でも柔軟にレンズを装備できる新たな着想に基づく結合部材及びその結合部材を使用した新規で革新的な眼鏡を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の結合部材は請求項1及びその従属項によって記載されている。請求項1に記載の発明によると、眼鏡のテンプルアームとブリッジのいずれか又は両方を眼鏡のレンズ又はリムと結合するための部材であって、テンプルアームを受け入れ保持するための保持部と、レンズ又はリムに形成された孔に保持されるための挿入部とを有し、その保持部にはレンズ又はリムとの面に沿って拡張している部分が形成され、その挿入部はレンズ又はリムの孔に一方の面から挿入されたときに他面から突出するように延びた部分を有し、その突出した部分にレンズ又はリムに形成された孔の径よりも拡大した部分を形成して、レンズ又はリムをその拡大した部分と保持部とで挟み込むようにしたことを特徴とする結合部材が提供される。
【0008】
この構成によって従来には無い極めて簡単でしかも柔軟性のある新規な構造を有する眼鏡を提供することができる。また、保持部にはレンズ又はリムとの面に沿って拡張している部分が形成されているために、強固となるとともに、保持強度が増し、テンプルアームやブリッジが容易に外れたり、その保持部が壊れたりすることを防止できる。
【0009】
好ましいのは、その保持部は、孔と該孔に連通する口が形成された弾性変形可能な部材であって、該口を拡張してテンプルアームやブリッジを受け入れ、その内部の孔に着脱可能に保持するようにしたことを特徴とするものである。これによって、テンプルアームやブリッジを保持部にカチッと嵌めることができ、しかもそのテンプルアームやブリッジを取り外して新たなテンプルアームやブリッジあるいはレンズ等を交換することができる。
【0010】
別の結合部材の態様として、その保持部には孔が形成され、該孔に前記テンプルアーム又はブリッジの一部を受け入れるようにしたことを特徴とするものである。
【0011】
更に好ましいのは、挿入部の少なくとも先端部分は熱溶融後固化可能な材料から形成されていることを特徴とする。これによって一旦挿入部をレンズやリムの孔に挿入後、電熱こて等によってその先端部分を熱溶融させて孔から抜けないように孔の径以上の大きさの固まりを形成することで、結合部材がレンズやリムから抜けることはない。
【0012】
この熱溶融可能な材料としてはプラスチック等であり、結合部材をプラスチック材により一体成型する。
【0013】
更に本発明は請求項6及びその従属項によって記載されている眼鏡であり、請求項6に記載によると、弾力性且つ柔軟性を有する延在部材と、前記延在部材をレンズ又はリムに固定するための結合部材とを含み、その結合部材は、前記延在部材を受け入れ保持するための保持部と、レンズ又はリムに形成された孔に挿入されてそこで保持される挿入部を有する眼鏡であって、保持部はレンズ又はリムの面に沿って拡張する部分を有することを特徴とするものである。レンズに孔を形成して延在部材をレンズに固定するようにすれば、いわゆるリムが不要の眼鏡を提供することができる。一方、レンズのかわりにリムに孔を形成すればリム付きの眼鏡を提供できる。
【0014】
更に上記眼鏡は、挿入部にレンズ又はリムに形成された孔の挿入面と反対面に突出して拡大した部分が形成され、前記レンズ又はリムが該拡大した部分と前記保持部とで挟み込まれていることを特徴とする。
【0015】
レンズやリムの孔の径より大きく拡大した部分により、レンズやリムをその拡大した部分と保持部とで挟み込み、結合部材を結合することができる。
【0016】
更には、上記眼鏡は延在部材に特徴を有するものであり、その延在部材は、少なくとも2本の線状部材であって、一方がレンズ又はリムの上方部分を眼鏡中央から左右の側部を回って後方へと伸び、他方がレンズ又はリムの下方部分を眼鏡中央から左右の側部を回って後方へと伸び、左右後方で各延在部材の両末端が互いに連結されてテンプルアームを形成し、そして、結合部材の保持部は前記延在部材の周囲部分を着脱可能に咥えるように適合されていることを特徴とするものである。
【0017】
この構成により、2本の延在部材がしっかり結合されるとともに、結合部材、そしてレンズとが相互に組み合わされてしっかりと固定される。しかも、リムレスの眼鏡である場合には、延在部材が一対のレンズ間を結合するブリッジの役目と、耳に眼鏡をかけるためのテンプルアームの役目をし、今までにない斬新な眼鏡を提供することができる。一方、リム付きの眼鏡であっても、リムと延在部材を分離して、使用目的にあったテンプルアームを提供することができる。また、2本の延在部材の連結の位置関係を調整することで、眼鏡のレンズやリムの向く方向が変わり、眼鏡の利用者に合せた眼鏡を提供することができる。また、その延在部材を弾力性のある線材とすることで、より簡単な構造でしかも軽量な眼鏡を提供することもできる。
【0018】
より具体的な態様として、結合部材の保持部は延在部材を着脱可能に咥えられるように一方が口を開いた弾性体であることを特徴とするものである。
【0019】
請求項6に記載の眼鏡について、ヒンジ付きのテンプルアームを提供するために、延在部材はレンズ又はプレートの一端から眼鏡後方に延びるように形成された線状部材によってテンプルアームを形成する。そして、線状部材の一端はT字状となるように形成された枝部分を有し、その線状部材が回動できるようにT字を形成する枝部分が結合部材の保持部と連結していることを特徴とするものである。
【0020】
更に、このヒンジ機構のより具体的な態様として、結合部材の保持部には上記枝部分を挿入するための孔が形成され、これによって線状部材がその孔の軸を中心にして回動可能に結合部材の保持部と連結していることを特徴とするものである。
【0021】
更に請求項6に記載の眼鏡について、リム付きの眼鏡を提供するために、リムがレンズが嵌め込まれる切り抜き部分を有したプレート状をなし、結合部材の挿入部が挿入されるための孔は該プレートに形成され、レンズがそのプレートと着脱可能となっていることを特徴とするものである。
【0022】
このプレート状のリムを使用することで、結合部材の取付けが容易となるとともに、レンズを着脱可能とすることで、使用者に応じたレンズを取り付けることが容易となり、全体として軽量で高い機能を有しながらもデザイン的にシンプルな眼鏡を提供することができる。
【0023】
請求項6に記載の眼鏡において、リムレスの眼鏡を提供する場合の態様として、レンズの両端付近に孔が形成され、該レンズの各孔に前記結合部材が夫々の前記挿入部が挿入されて取り付けられ、レンズの一方の端に取付けられた結合部材の保持部と前記延在部材の一端が結合され、レンズの一方の端に取り付けられた結合部材の保持部と一対のレンズを連結するためのブリッジの端が結合され、これによってリムレスの眼鏡が形成されていることを特徴とするものである。レンズと延在部材とを本発明の特徴的な結合部材を利用したヒンジ機構を達成することことでリムが不要となり、より軽量化に資することとなる。
【0024】
更に、リムレスの眼鏡の左右のレンズ間を連結するために、ブリッジの両端は夫々が十字状に形成された複数の枝部分を有し、前記結合部材の保持部が複数の該枝部分の一つと連結され、他の枝部分がレンズの面と接触してレンズとブリッジとが固定されるようにしたことを特徴とする。これによって、レンズの複数の枝部分の一部が結合部材によってレンズとブリッジとの結合要素として提供され、他の枝部分はレンズとブリッジとが相互に回転しないで固定されるための制止要素として提供される。
【0025】
好ましいのは、上記延在部材が金属からなる線材であることを特徴とするものであり、更に好ましいのは、上記延在部材が形状記憶合金からなることを特徴とするものである。
【0026】
更には,上記結合部材はプラスチック樹脂等の熱溶融且つ常温固化可能な材料から一体的に成型されていることを特徴とするものである。これにより挿入部をレンズ又はプレートの孔に挿入後にその突出した部分を熱溶融固化させて結合部材が抜けないようにすることが簡単にできる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0028】
図1及び図2は、本発明の第1の例による眼鏡20であって、図1は前方から見た斜視図、図2は後方から見た斜視図である。尚、眼鏡を顔にかけたときの顔前方を眼鏡の前方、顔後方を眼鏡の後方とするここでは規定する。
【0029】
眼鏡20は、眼鏡20の中央から側部を回って後方へと略対称に延びる上部延在部材11、下部延在部材12、そして左右対称の一対のレンズ15を含んでいる。本例では、レンズ15はレンズ15の周囲に合せて一枚のプレート10に形成された切り抜き10aに嵌め込まれている。延在部材11、12は、夫々プレート10の面の上方部分と下方部分に沿って眼鏡中央から側面へと延びている。そして延在部材11、12の各両端部は耳当て部4によって連結され、延在部材11、12がいわゆるテンプルアームを形成している。この耳当て部4は、延在部材11、12の末端を連結し、眼鏡全体のデザイン性に支障がないようにその末端を隠す役割も有している。尚、本例では、延在部材11、12を結合する耳当て部4が耳にかかるようにしているが、下部の延在部材12が耳にかかるようにその延在部材11、12の形状や長さを適宜変更してもよく、耳当て部4それ自体をより長くして耳前方から後方に亘って全体に耳にかかるようにしてもよい。 プレート10は、鼻を前方に出すために眼鏡中央の底の部分が深く切り込まれており、延在部材12は、その切り込まれた部分に沿って深く湾曲している。プレート10には、延在部材11、12をプレート10に取り付けるために設けられた孔10aが延在部材11、12に沿って複数設けられている。そして、夫々の孔10aには結合部材1が差し込まれて固定され、結合部材1は延在部材11、12と結合している。
【0030】
延在部材12の眼鏡中央の深く湾曲した部分には、鼻当て部13が両側に垂れて延びている。鼻当て部13は、延在部材12に固着されたパッド支持部13aと、パッド係止部13bそしてパッド部13cからなっている。パッド部13cは眼鏡20をかける人の顔にフィットするように、パッド係止部13bは既知の方法によって遥動可能な機構としてもよい。また、その接触間を良好にするために、シリコンゴムその他の柔軟性材料から形成されることが好ましいが、これにう限定されるものではない。
【0031】
図3を参照すると、挿入レンズ15は弾性変形可能な例えばプラスチックレンズであって、挿入レンズ15の周囲にはプレート10の厚さに応じて溝15aが形成され、プレート10の周辺の縁が溝15aに嵌って固定されるようになっている。挿入レンズ15に適度な力を加えると、挿入レンズは変形し、プレート10と溝15aとを噛み合せてレンズをプレート10に嵌め込んだり、そこから外したりすることが可能である。従って、プレート10は、レンズを着脱可能なように固定するリムの役割を有している。ただし、一度挿入レンズ15をプレート10の溝10aに嵌め込むと、そのレンズの弾性力により過度な力を加えない限り挿入レンズ15は容易に外れることはない。
【0032】
プレート10の上部分を横方向に延在する延在部材11と下部分を横方向に延在部材12は、細長い弾力性を有する線材であって、好ましくは円形の断面を有する。この線材は、チタンや他の金属、チタンとニッケル等による合金、強化プラスチック等の他、形状記憶合金といった実用可能な多様な素材から得ることができる。
【0033】
延在部材11、12として弾性変形可能な線材を使用することで、眼鏡全体の適度な強度を維持しつつレンズ又はリムの大きさに柔軟に対応できる。すなわち、レンズやリムのサイズに応じて延在部材11、12を又はそれらの少なくとも1一つを弾性変形させてその間の距離を調整することができる。
【0034】
更に、延在部材11、12の末端を結合する役割を有する耳当て部4の延在部材11、12相互の結合位置関係を調整したり、その耳当て部4から延びる延在部材11、12の方向や延在部材11、12の互いの角度を調整するようにすることでも、多様なサイズのレンズ又はリムに対応することが可能となる。このために、耳当て部4は、そのような調整機構をもつことが好ましい。例えば、延在部材11、12相互の結合位置関係を調整する方法として、図1の耳当て部4には、延在部材11及び延在部材12の末端が挿入可能な孔4a、4bが形成され、そしてその孔4a、4bは、その挿入の程度を調整可能な程度の深さを有している。従って、延在部材11及び延在部材12の相互に挿入の深さを調整することで、互いの末端の位置関係が変化するため、延在部材11及び延在部材12の夫々の末端の挿入の程度を変えてやれば、延在部材11、延在部材12の方向に対するプレート10及び挿入レンズ15の面の相対的な方向が変わる。従って、使用する人の耳や鼻、目の位置に応じてもっとも適切な形態となるように調整することができるのである。そして使用状態に最も適合した位置で延在部材11、延在部材12を耳当て部4の孔4a、4bに接着剤その他の方法により固定すればよい。
【0035】
上部延在部材11と下部延在部材12は、リムの一方の面(好ましくは内面)のそれぞれ上下部分を横方向に横断して延び、プレート10と結合部材1によって連結されている。この連結を図2のA−A線に沿った断面図である図4によって説明する。
【0036】
結合部材1は、保持部1aと、挿入部1hそして拡大した頭部1dからなっている。挿入部1hは、プレート10に形成された孔10aに貫入している。保持部1aは、プレート10の面に沿うように挿入部1hから膨らんだ拡張部1cを有している。延在部材11、延在部材12は周囲が円形の細線であり、保持部1aはその周囲の少なくとも一部を把持する形状となっている。また、保持部1aの一方は外に口1bが開いており、延在部材11、延在部材12を受け入れるようになっている。そしてその口1bに連続して内部に孔1eが一方から他方に貫いて形成されている。結合部材1の保持部1aの孔1eは受け入れる延在部材11、12の外径形状に適合するよう形成される。例えば、孔1eの内径は、延在部材11、延在部材12の外径とほぼ等しいか、わずかに小さくともよい。これによって保持部1aは延在部材11、12をしっかり把持することができる。反対に、孔1eの内径を延在部材11の外径よりもわずかに大きくしてもよい。これによって、延在部材11を結合部材1に嵌め込んだときにプレート10との位置関係を調整しやすくなる。ただし、あまりに孔1eの内径が大きいと延在部材11の把持力が弱く、がたつきを生じることにもなるために、注意が必要である。
【0037】
図5はこの結合部材1の側面図である。結合部材1は、保持部1aの中をまっすぐ同径に貫く孔1eが形成され、その孔1eに沿って連通するように外方向に開口した口1bを有している。口1bは内方向に行くに従って狭まり、しかもその口1bの大きさは延在部材11、12の外径に対して狭いために、延在部材11、12が口1bに押し当てられたときその口1bが外側に開くように作用される。延在部材11、12をより強く孔1eへと押し込むと、孔1eの内部に延在部材11、12が填まる。保持部1aは孔1eの中に把持した延在部材11、12が容易に外れない程度の弾性力を有しており、延在部材11、12が一旦填り込むと、その口1bはもとの状態へと戻り、延在部材11、12が容易に抜けることがない。結合部材1の保持部1aの孔1eは受け入れる延在部材11、12の外径形状に適合するよう形成される。この例では、延在部材11、12は円形の線材であり、孔1eはその円形形状と同程度の円形の内径を有している。
【0038】
更にここで重要なのは、保持部1aは、プレート10の面と略並行に延びる拡張部1cを有していることである。この拡張部1cを有することによって保持部1aが膨らみ肉厚となり耐久性にも優れるほか、よりしっかり保持部1aを支え、これによって保持部1aの把持力と耐久度が増す。また、この拡張部1cをプレート10の面と接触するようにすれば、保持部1aの孔1eから延在部材11、12が抜けようとして保持部1aが外方向に広がった場合に、その拡張部1cがプレート10の面から力を受けるため、保持部1aの広がりを抑制し、その結果延在部材11、12が容易に外れることはない。
【0039】
図4を再び参照すると、保持部1aの反対側には拡大した頭部1dが形成されている。拡大した頭部1dと保持部1aの径は、プレート10の孔10aの内径よりも大きく、プレート10を前後で挟み込むようになっている。
【0040】
図5に戻ると、結合部材1は図4の結合部材1と異なり、拡大した頭部1dを有さず、その代わりに挿入部1hは先にほぼ同径で延びて先ですぼまった先端部1fを有している。図5の結合部材1は一体的に成型された樹脂、好ましくは熱溶融可能なプラスチック等の樹脂からできている。先端部1fを有する挿入部1hの長さはプレート10の厚さよりも十分長い。必要ならば多様な厚さのプレート10に対して使用できるように、その長さを最も厚いプレート10の厚さよりも十分長くようにした結合部材1を用意すればあらゆるタイプの眼鏡に適用できる。
【0041】
以下に、眼鏡20の組み立ての例を説明する。
【0042】
プレート10の裏側から(眼鏡を顔にかけたときにその前方を表側とし、その反対側を裏側とする)、プレート10の孔10aに結合部材1を先端部1fから保持部1aがプレート10の面と接触して止まるまで挿入部1hを挿入する。次に、先端部1fを電熱こて等による加熱治具によって加熱溶融して拡大した頭部1dを形成し、そのまま冷却して固化する。これによって図4で示したように、プレート10は結合部材1の保持部1aと拡大した頭部1dによって挟み込まれて抜けることはない。次に、結合部材1の保持部1aの口1bから延在部材11、12を強く押し込むと、保持部1a内の孔1eに延在部材11、12がカチッと填め込まれる。
【0043】
結合部材1は、着脱可能な程度に弾性を有し、しかも通常の使用状態で発生するレンズへの引張り力(例えば首を振ることによってレンズに加わる遠心力やちょっとした引っ掛かりがレンズに加わった場合など)に対してレンズが外れないような十分な把持力を有する程度の剛性を有する材料、例えばプラスチック等の樹脂から一体成型して得られたものである。ここで、重要なのは、保持部1aには拡張部1cが形成されているために、保持部1aが肉厚となり、その強度がより増強され、意識的に充分な力を加えない限り容易に外れることはない。一方、保持部1aは弾性を有しているために、充分な引張り力を加えることで延在部材11、12を結合部材1から取り外すこともできる。
【0044】
図6及び図7は、図5の結合部材1とは異なった変形例を示している。図6の結合部材1’と図5の結合部材1の異なる点は、図6の結合部材1’の保持部1a’の口1b’が横方向に開いていることである。眼鏡に加わる力の多くは、かけた眼鏡のレンズを顔から引き離すような力が比較的多い。そこで、その力に対してより強固に延在部材11、12を結合するために、保持部1a’の口1b’が横方向に開いた形状とした。
【0045】
また、第3の例の結合部材1”を図7に示す。この結合部材1”は保持部1a”に口を有さず孔1e”のみが形成されたものである。この第2及び第3の例の結合部材1’、1”の使用例を図8乃至図11で説明する。
【0046】
図8及び図9は、本発明の第2の例による眼鏡20’であって、図8は前方から見た斜視図、図9は後方から見た斜視図である。
【0047】
眼鏡20’の左右対象のレンズを接続するブリッジ16’と、一対のレンズ15’の端から後方に延びている延在部材11’から構成されている。延在部材11’の後方に延びた末端は耳当て部4’が取付けられていわゆるテンプルアームを形成している。しかしながら、延在部材11自体が耳にかかるようにしても、あるいはその耳当て部4’自体を長くして全体が耳にあたるようにするなど、その形状を適宜変更してもよい。
【0048】
レンズ15’には、延在部材11’及びブリッジ16’を夫々レンズ15’に取り付けるために設けられた孔がレンズの両端近傍に設けられている。図11に示したように、延在部材11’を取付けるためのレンズ15’の一端の孔は、縦にわずかに離間して二つ設けられている。その縦の2つの孔には図7の結合部材1”が取付けられている。そして、二つの結合部材1”の保持部1a”は回転されて相互の孔1e”が縦に揃うようにされている。一方、延在部材11’の一端はT字形を形成した2つの枝11b’、11c’が幹11a’から分岐している。そして各突出した枝11b’、11c’は各結合部材1’の孔1e’に挿入されてヒンジ機構を形成し、その孔1e”の軸を中心にして回動するようになっている。尚このテンプルアームのヒンジ機構を達成するために、結合部材として図7の結合部材1”を使用したが、図5及び図6の結合部材1、1’を利用できることは容易に想到できるであろう。尚、結合部材1”をレンズ15”の孔に取付ける方法はすでに先の結合部材1をプレート10の孔に取り付ける方法で示したものと同様であるが、2つの結合部材1”の孔1e”に延在部材11”のT字の各枝11b’、11c’を予め挿入したまま行うことが必要である。一方、図5及び図6の結合部材1、1’を使用する場合には、その必要はなく、結合部材1、1’をレンズ15’に取付けた後に、その孔1e、1e’に突出した枝部分11b’、11c’を嵌め込んでもヒンジ機構を達成することができる。
【0049】
図9及び図9のB−B線に沿った切断図である図10に示すように、ブリッジ16”を接続するために、レンズ15’の他端近傍には、2つの孔が横方向に並んで形成されている。そしてその各孔には図5に示した結合部材1(図6の結合部材1’でもよい)が取り付けられている。レンズへの取付け方法は先に示したプレート状のリムに取付けた方法と同様のため省略する。レンズ15’に横に並んで取付けられた結合部材1の保持部1aは、その孔1e及び口1bが互いに横に揃った方向に回転させることができる。一方、ブリッジ16’は中央から末端に左右対称に延びている。そしてその幹16a’の途中から十字を形成するように更に左右に分岐した枝16b’、16c’が形成されている。図9に示すように、二つの並んだ結合部材1の間にそのブリッジ16’の枝16b’、16c’に位置するようにして、各保持部1aの孔1e(図5参照)にその口1bから幹16a’を押し込んで嵌め込む。ブリッジ16’の枝16b’、16c’は、このときちょうどレンズ15’の面に接触するように、保持部1aの孔1e位置及び枝16b’、16c’の太さが予め調整して設計されている。これによって、ブリッジ16’とレンズ15’がしっかり固定され、相互に回転することはない。
【0050】
ブリッジ16’は、眼鏡中央で前方へと湾曲して鼻に邪魔にならないようにしている。ブリッジ16’の幹16a’からは鼻当て部13’が両側に対象に垂れて延びている。鼻当て部13’は、その幹16a’に固着されたパッド支持部13a’と、パッド係止部13b’そしてパッド部13c’からなっている。パッド部13c’は眼鏡20’をかける人の顔に合せてフィットするように、パッド係止部13b’は既知の方法によって遥動可能な機構としてもよい。また、その接触感を良好にするために、シリコンゴムその他の柔軟性部材から形成されていてもよい。
【0051】
図12及び図13は、ブリッジをレンズに取付けるための別の変形例を示している。図12はそのブリッジ付近の後方斜視図であり、図13は、図12のC−C線に沿った部分的切断図を示している。ブリッジ16”の取付け方法は、図11で示した延在部材11’の取付け方向と基本的に同じである。すなわち、レンズ15”には、ブリッジ16”をレンズ15”に取り付けるために設けられた二つの孔がレンズの側端近傍に設けられている。レンズ15”のその孔は縦にわずかに離間している。ブリッジ16”の一端はその幹16a”の末端から2つに分岐した枝16b”、16c”が形成されている。そして各16b”、16c”が夫々上下の各結合部材1”の孔1e”に挿入されたまま、レンズ15”の縦に設けられた2つの孔の夫々に各結合部材1”が取り付けられる。これによって、ブリッジ16”はヒンジ機構を形成し、その結合部材1”の孔1e”の軸を中心にして回動するようになっている。尚このテンプルアームのヒンジ機構を達成するために、結合部材として図7の結合部材1”を使用したが、図5及び図6の結合部材1、1’を利用できることは容易に想到できるであろう。尚、結合部材1”をレンズ15”の孔に取付ける方法はすでに先の結合部材1を例にして記載したと同様である。尚、図5及び図6の結合部材1、1’を使用する場合、結合部材1、1’をレンズ15”に取り付けた後に、その孔1e、1e’に突出部分を嵌め込むようにしてもよい。
【0052】
このように、ヒンジ機構をもたせたブリッジによって、より容易に眼鏡を保管することもできる。また、図9に示したように、テンプルアームもヒンジ機構とすることで、より柔軟な保管も可能となる。さらには、使用するブリッジやテンプルアームを柔軟でしかも顔に架けた場合に充分に腰がある形状記憶合金を使用すれば、取り扱いが飛躍的に向上する。
【0053】
以上のように、本願発明は、従来にない新規な着想に基づいた眼鏡を提供することができる。これによって、全体の組み合わせがしっかりとしながらも、非常に軽く、取り扱いがし易く、しかもデザイン及び機能的にも斬新な新たな眼鏡及び取り付け機構を提供することができたものである。
【0054】
上記で示したレンズとは、眼鏡やサングラスに使用されるガラスやプラスチックのレンズ、視力調整用レンズ等の焦点調整されたもの、サングラスで使用されるフィルターガラス等の焦点調整されていないもの等を含み、プラスチック等の軽量で弾性変形可能なものがより好適であるが、特に限定しない場合を除き、ガラスやその他のあらゆる素材から作成されたものを含む。また、リム用のプレートも、レンズとの一体性を持たせるために、レンズの色に合せた透明又は半透明であることが好ましいが、必ずしも透明又は半透明である必要はなく、その目的やデザインに応じて適宜変更可能である。
【0055】
以上、ここでは、本願発明の結合部材及びこれを使用した眼鏡の具体的例をいくつか提示したが、特にこれに限定されるものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱しない範囲での多様な形に変更することが可能であることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明による第1の例による眼鏡の前方から見た斜視図である。
【図2】図1の眼鏡を後方から見た斜視図である。
【図3】プレート状の扁平なリムと該リムに嵌め込まれたレンズの断面図である。
【図4】図1のA−A線に沿った部分的断面図である。
【図5】本願発明による第1の例の結合部材の側面図(a)(b)である。
【図6】第2の例の結合部材の側面図(a)(b)である。
【図7】第3の例の結合部材の側面図(a)(b)である。
【図8】本願発明による第2の例による眼鏡の前方から見た斜視図である。
【図9】図8の眼鏡を後方から見た斜視図である。
【図10】図8の眼鏡のブリッジとレンズとの部分の結合をしめすためのB−B線に沿った部分的断面図である。
【図11】図8のテンプルアーム(延在部材)とレンズ間のヒンジ構造を示す部分的拡大図である。
【図12】図10の連結構造とは別の態様のブリッジとレンズ間の結合を示す後方から見た部分的拡大図である。
【図13】図12のC−C線に沿った部分的断面図である。
【符号の説明】
1、1’、1” 結合部材
1a、1a’、1a” 保持部
1b、1b’ 口
1c、1c’、1c” 拡張部
1d、1d’、1d” 拡大した部分
1e、1e’、1e” 孔
1f、1f’、1f” 先端部
1h、1h’、1h” 挿入部
4、4’ 耳当て部
4a、4b 孔
10 プレート
10a、15a 孔
11、11’、12 延在部材
11a’ 幹
11b’、11c’ 枝
13、13’、13” 鼻当て部
13a、13a’、13a” パッド支持部
13b、13b’、13b” パッド係止部
13c、13c’、13c” パッド部
15 挿入レンズ
15’、15” レンズ
15a 溝
15b’、15b” 孔
16’、16” ブリッジ
16a’、16a” 幹
16b’、16b”、16c’、16c” 枝
20、20’ 眼鏡

Claims (17)

  1. 眼鏡のテンプルアームとブリッジのいずれか又は両方を眼鏡のレンズ又はリムと結合するための部材であって、前記テンプルアームを受け入れ保持するための保持部と、前記レンズ又はリムに形成された孔に保持されるための挿入部とを有し、
    前記保持部には前記レンズ又はリムとの面に沿って拡張している部分が形成され、
    前記挿入部は前記レンズ又はリムの孔に一方の面から挿入されたときに他面から突出するように延びた部分を有し、前記突出した部分に拡大した部分を形成して、前記レンズ又はリムを該拡大した部分と前記保持部とで挟み込むようにした、
    ことを特徴とする結合部材。
  2. 前記保持部は、孔と該孔に連通する口が形成された弾性変形可能な部材であって、該口を拡張して前記テンプルアーム又はブリッジを受け入れ、その内部の孔に着脱可能に保持するようにしたことを特徴とする、請求項1に記載の結合部材。
  3. 前記保持部は、孔が形成され、該孔に前記テンプルアーム又はブリッジの一部を受け入れるようにしたことを特徴とする、請求項1に記載の結合部材。
  4. 前記挿入部の少なくとも先端部分は熱溶融後固化可能な材料から形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の結合部材。
  5. 前記結合部材は、プラスチック材により一体成型されていることを特徴とする、請求項1に記載の結合部材。
  6. 弾力性且つ柔軟性を有する延在部材と、
    前記延在部材をレンズ又はリムに固定するための結合部材と、を含み、
    前記結合部材は、前記延在部材を受け入れ保持するための保持部と、前記レンズ又はリムに形成された孔に挿入されてそこで保持される挿入部を有し、
    該保持部は前記レンズ又はリムの面に沿って拡張する部分を有することを特徴とする眼鏡。
  7. 前記挿入部には前記レンズ又はリムに形成された孔の挿入面と反対面に突出して拡大した部分が形成され、前記レンズ又はリムが該拡大した部分と前記保持部とで挟み込まれていることを特徴とする、請求項6に記載の眼鏡。
  8. 前記延在部材は、少なくとも2本の線状部材であって、一方がレンズ又はリムの上方部分を眼鏡中央から左右の側部を回って後方へと伸び、他方がレンズ又はリムの下方部分を眼鏡中央から左右の側部を回って後方へと伸び、左右後方で各延在部材の両末端が互いに連結されてテンプルアームを形成し、
    前記結合部材の保持部は前記延在部材の周囲部分を着脱可能に咥えるように適合されていることを特徴とする、請求項6又は7に記載の眼鏡。
  9. 前記結合部材の保持部は前記延在部材を着脱可能に咥えられるように一方が口を開いた弾性体であることを特徴とする、請求項6又は7に記載の眼鏡。
  10. 前記延在部材は前記レンズ又はプレートの一端から眼鏡後方に延びるように形成された線状部材によってテンプルアームを形成し、
    該線状部材の一端がT字状となるように形成された枝部分を有し、前記線状部材が回動できるように前記枝部分が前記結合部材の保持部と連結していることを特徴とする、請求項6又は7に記載の眼鏡。
  11. 前記結合部材の保持部は、前記枝部分を挿入するための孔が形成され、これによって前記線状部材がその孔の軸を中心にして回動可能に前記結合部材の保持部と連結していることを特徴とする、請求項10に記載の眼鏡。
  12. 前記リムはレンズが嵌め込まれる切り抜き部分を有したプレート状をなし、前記結合部材の挿入部が挿入される前記孔は該プレートに形成され、前記レンズが前記プレートと着脱可能となっていることを特徴とする、請求項6又は7に記載の眼鏡。
  13. レンズの両端付近に孔が形成され、該レンズの各孔に前記結合部材が夫々の前記挿入部が挿入されて取り付けられ、レンズの一方の端に取り付けられた結合部材の保持部と前記延在部材の一端が結合され、レンズの一方の端に取り付けられた結合部材の保持部と一対のレンズを連結するためのブリッジの端が結合され、これによってリムレスの眼鏡が形成されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の眼鏡。
  14. 前記ブリッジの両端は夫々が十字状に形成された複数の枝部分を有し、前記結合部材の保持部が複数の該枝部分の一つと連結され、他の枝部分がレンズの面と接触してレンズとブリッジとが固定されるようにしたことを特徴とする、請求項13に記載の眼鏡。
  15. 前記延在部材が金属からなる線材であることを特徴とする、請求項6又は7に記載の眼鏡。
  16. 前記延在部材が形状記憶合金からなることを特徴とする、請求項6又は7に記載の眼鏡。
  17. 前記結合部材はプラスチック樹脂等の熱溶融且つ常温固化可能な材料から一体的に成型されていることを特徴とする、請求項6又は7に記載の眼鏡。
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