JP2004531781A - 符号群の符号の入力方法、入力装置及び携帯情報端末 - Google Patents
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Abstract
符号群の符号をとりわけ片手で入力することができる入力装置及びこの入力装置により実施することができる方法を提案する。入力装置はディスプレイ、少なくとも1個のスクロール装置及び少なくとも1個のキーを具備し、符号群の少なくとも一部がディスプレイに行列状に表示される。本方法は1つの列の少なくとも一部を予選択するスクロール装置と、予選択された列の1つの行から1つの符号を選択する少なくとも1個のキーによって符号の入力が行われる。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
【0001】
本発明は、ディスプレイを有するデバイスへの符号群の符号の入力方法、入力装置及び携帯情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
タッチスクリーンを装備したディスプレイ上で触針によるキーボード無しの符号入力の方法は周知である。その場合入力はディスプレイ上に映写された小さなキーボードを軽打することにより又は文字認識によって行われる。この方法の欠点は、両手が必要であり、確実な入力のために装置に固定台が必要であることである。この方法によるデバイスは移動装置として市販されているが、しかし触針を正確に的中させなければならないから、移動式の動く用途での操作がほとんど不可能であることはまったく明白である。
【0003】
また、移動装置に言語認識を組み込む努力が行われているが、限られたケース容積でプロセッサ能力と記憶容量が不足するため、近い将来に実現することは極めて難しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようにしてキーボード無しの移動装置、例えば携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)でテキストの十分な片手入力の可能性は、このようなデバイスがますます普及しているとはいえ、目下のところない。
【0005】
本発明の目的は、上記の欠点がない冒頭に挙げた種類の符号群の符号の入力方法、入力装置及び携帯情報端末を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
課題の解決のために請求項1の特徴を有する方法を提案する。本方法はディスプレイ、少なくとも1個のスクロール装置及び少なくとも1個のキーを有し、符号群の少なくとも一部がディスプレイ上に―とりわけディスプレイの一部にだけ―行列状に表示されるデバイス、特に移動装置への符号群の符号の片手入力のために、1つの列の少なくとも一部を予選択するスクロール装置及び予選択された列の1つの行から1つの符号を選択する少なくとも1個のキーによって符号の入力を行うものである。「片手」入力とは、デバイスを保持する同じ手で符号の入力も行うことを意味する。このために他方の手は必要でない。また符号の入力時に装置を台に乗せる必要はない。
【0007】
デバイスはとりわけ移動装置、例えば携帯情報端末又は自動車電話である。好ましい実施形態ではデバイスがキーボード無しで構成される。即ち例えばコンピュータに設けられるようなアルファベットのあるキーボードを持たない。それは特に自動車電話のキーボード即ち数字ブロックを意味しない。この場合は各数字又は少なくとも数個の数字の後ろにそれぞれ少なくとも1個の文字が格納され、SMS情報の書込みの際にこの文字を選択することができる。
【0008】
方法の第1の実施形態によれば符号群の一部だけがディスプレイに表示されるようになっている。この場合スクロール装置により符号群をディスプレイ上で移動することができる。第2の実施形態によれば全符号群がディスプレイに表示される。これは特定の列を検索するときに有利である。なぜならすべての符号をひと目で識別することができ、そのためにスクロール装置を操作しないでよいからである。
【0009】
本方法の有利な実施形態では符号群が全ディスプレイを埋めるようになっている。これによって複数の列と少なくとも1つの行を有する行列で表される符号群の符号を大きく表示することができるから、符号の識別性と共にデバイスの操作しやすさが改善される。しかし符号群がディスプレイの一部だけを埋め又は占有し、ディスプレイの残余の部分に例えば入力された符号又は符号列もしくはその他の情報及び/又は機能を表示することができる本方法の実施形態が特に有利であり好適である。
【0010】
また符号群の一部だけがディスプレイに表示され、とりわけ少なくとも1個のスクロールホイールを有するスクロール装置を操作することによって上記の一部が全符号群上を移動させられ、こうしてすべての符号へのアクセスを可能にする本方法の実施形態が好ましい。
【0011】
別の実施形態によれば符号群がエンドレスに連続してスクロールされ、その際始端と終端が互いに連結されている。符号群はすこぶる大きいので、ディスプレイ上に部分的にしか表示されない。所望の列を選択するには、所望の列がディスプレイの所望の場所に来るまで、符号群をスクロール装置により一方の方向にだけ移動すればよい。特定の符号又は特定の列を検索するために、面倒な往復スクロールはこの場合必要でない。
【0012】
別の実施形態では符号群がディスプレイの下縁に表示されるようになっている。これによってディスプレイの上側の部分には呼出される情報又はデバイスに記憶される情報を表示し、符号群の符号又は符号列もしくは特定の機能例えばメニュー選択をデバイスに入力することが可能である。別の実施形態では符号群がディスプレイの上部に表示されるようになっている。符号群をディスプレイの側縁に配列することも直ちに可能である。この場合は符号群がディスプレイの下側又は上側の横辺と平行又はおおむね平行に移動されるのではなく、ディスプレイの左又は右の側縁と平行に移動される。
【0013】
別の実施形態によれば符号群をズーム、即ち拡大及び縮小することができる。これによって操作者は符号の大きさを必要に応じて個別に調整することが可能になる。ディスプレイでの符号群の表示は、例えば符号群が「標準」表示モードでディスプレイの下縁に表示され、―必要ならば―これをズームにより拡大又は縮小されるようにして行うことができる。ズームは無段階で行うことが好ましい。もちろん段階的ズームも直ちに実現することができる。
【0014】
また符号群を多行、とりわけ3行で表示する本方法の実施形態が好ましい。多数の列を有する符号群に1行しかないことも可能であるが、しかし多行の符号群は符号群の符号の迅速な選択と入力で有利であることが判明した。このようにして符号群行列は2行又は3を超える行、例えば4行又は5行を有することができる。
【0015】
好ましい実施形態では符号群行列の各行に1個のキーを割当て、このキーによってスクロール装置により予選択された列から1つの符号を選択するようになっている。この構成の利点は、スクロール装置で所望の列を選択した後、該当の割当てられたキーを押すことによって該当の行の符号を極めて迅速に選択することができることである。
【0016】
またスクロール装置で選択した符号群行列の列を、しばしば「カーソル」とも呼ばれる少なくとも1個の平面バーにより視覚的に際立たせて表示する本方法の実施形態が好ましい。バーは上下に重ねて配列されたボックスからなり、又はこれらのボックスで構成されることが好ましい。この場合バーのボックスの数が符号行列の行の数に相当するならば好都合である。符号群から所望の符号を選択するには、この符号がある列がバーと一致しなければならない。そこで初めて、キーを押すことにより符号が選択される。
【0017】
本方法の一実施形態では該当のキーを押すことによって、選択された符号がバーの該当のボックスの中に視覚的に際立たせられるようになっている。即ちバーのボックスは当初はすべて同じ色又は同じ色調を有し、もしくは透明であり、該当のキーを操作することによって、選択された符号があるボックスの色が変化する。
【0018】
バーはディスプレイの中央に固定即ち定置することができ、その場合符号群がスクロール装置特にスクロールホイールによって移動させられる。そこで特定の符号を選択するには、まずその符号がある列をバーの中へ移動しなければならない。続いて少なくとも1個のキーによって該当の行又はボックスの中の符号の選択が行われる。別の実施形態によれば固定された符号群の上でバーをスクロールホイールで移動させるようになっている。従ってこの場合は符号群が静止しており、バーが符号群行列の列の上を移動させられる。符号群の全部でなく一部だけがディスプレイに表示される場合、有利な実施形態では初めに移動させたバーがディスプレイの縁端部に衝突するとスクロール機能が符号群に交替し、こうしてスクロールホイールの操作と共にバーの代わりに符号群が移動させられるようになっている。
【0019】
符号群は少なくとも1つのアルファベット部を有することが好ましい。符号群はさらに特殊符号、例えば加算記号、通貨記号、数字等を有することができる。最も頻繁に使われる特殊符号がアルファベット部の左右に続き、あまり使われない特殊符号はアルファベット部から引き離して映写されるようにして符号群を構成することが好ましい。
【0020】
好ましい実施形態ではアルファベット部の各列の文字の順序が上から下へと進み、アルファベットの最初の文字が左上に配置されるようにして符号群が構成されている。換言すれば、アルファベットがドイツ語であるとして、アルファベット部の第1列の最上段のボックスに“A”、この列のその下のボックスに“B”、―3行の符号群行列であれば―第1列の最下段のボックスに“C”があり、“D”は前述の順序によりアルファベット部の第2列の最上段のボックスにある。
【0021】
符号群の内部で迅速な方向づけを可能にするために、有利な実施形態では符号群の全長を記号で表すオリエンテーションバーがディスプレイに符号群と平行に映写され、オリエンテーションバーの上で可動標識が符号群のアルファベット部の現在位置を表示する。
【0022】
また所望の符号が符号群の複数の上下に重ねて配列された符号の1つとして、中央に固定即ち定置されたバーに現われるまで、符号群をスクロール装置により―ディスプレイの下縁又は上縁に対して―平行に移動させる本方法の実施形態が好ましい。
【0023】
デバイスの無理のない操作に関連して、右手の親指で操作されるスクロールホイールを―ディスプレイの平面図で見て―装置の右上の隅に配置するのが好都合であることが判明した。スクロールホイールを左手の親指で操作する場合は、配列を適当に鏡像対称に行わなければならない。即ちこの場合はスクロールホイールを装置の左上の隅に配置しなければならない。
【0024】
有利な実施形態では―ディスプレイの平面図で見て―デバイスのケースの左縦辺に3個の上下に重ねて配列された押ボタンが設けられ、同じ手の残りの指で操作され、とりわけ人差指がバーの上側のボックスに割当てられた上側のボタン、中指が中間のボックスに割当てられた中間のボタン、薬指が下側のボックスに割当てられた下側のボタンを操作する。このようにして3行の符号行列の3つの予選択された符号の1つに対して直接アクセスが可能である。
【0025】
最後に、符号群に映写されていない幾つかの符号又は機能を追加のキー(補助キー)により直接に選択することができることを特徴とする本方法の実施形態が好ましい。この補助キーは例えばディスプレイがあるデバイスの広い面に配置することができる。
【0026】
本方法のその他の有利な実施形態はその他の従属請求項で明らかである。
【0027】
また、課題の解決のために請求項25の特徴を有する入力装置を提案する。入力装置に―とりわけ片手で―符号群の符号を入力することができる。入力装置はディスプレイ、少なくとも1個のスクロール装置及び少なくとも1個のキーを具備し、符号群の少なくとも一部がディスプレイに―とりわけディスプレイの一部にだけ―行又は列として、即ち行列の形で表示される。入力装置は請求項1ないし23に記載の入力方法を実施することができるように構成することが好ましい。入力装置は、符号群の1つの列の少なくとも一部を予選択するスクロール装置及び予選択された列の1つの行から1つの符号を選択する少なくとも1個のキーにより符号の入力が行われることを特徴とする。
【0028】
入力装置はとりわけ移動装置、例えば携帯情報端末である。入力装置はキーボード無しであること、即ちアルファベットの文字の入力のためにキーボードを設けないことが可能である。「片手」操作とは、入力装置を保持する手で符号の入力も行う一方で、この手が入力装置を保持することを意味する。従って公知の入力装置で必要なように、符号の選択と入力のために入力装置を台の上に置かなくてもよい。
【0029】
入力装置の特に有利な実施例ではスクロール装置がスクロールホイールを有する。スクロールホイールは片手の一本指による確実な操作を可能にする。その場合スクロールホイールは回転のために無理のない姿勢で親指が使えるように、入力装置のケースに配置することが好ましい。とりわけ刻み目を有するスクロールホイールはディスプレイ上で一方の方向又は逆方向へのバー及び/又は符号行列の無段階又は段階的変位を可能にする。運動方向がスクロールホイールによって指定され、確定されているので、符号群の符号の選択が公知の操作要素例えばトラックボール又はマウスに比して簡単である。
【0030】
発明の別の実施形態によれば、スクロールホイールが押ボタンとして形成されている。このためにスクロールホイールの回転運動可能な支持のために変位可能な軸が設けられる。軸は軸懸架区域に少なくとも1個の圧力センサを有することが好ましい。代案として圧力センサをスクロールホイールの外面区域に配置することもできる。圧力センサを備え、又は圧力センサと相互作用するスクロールホイールは二重機能を有する。即ち一方では符号群行列の1つの列の少なくとも一部の選択のため、他方では予選択された列の1つの行の符号の選択のために利用される。この場合予選択された列から符号を選択するための別設のキーを場合によっては廃止することができ、列の予選択とこの列の所望の符号の選択を同じ手の同じ指で行うことができ、同時にこの手が入力装置を保持するという利点がある。
【0031】
有利な実施例ではスクロール機能のための様々な変速比を可能にするために、スクロールホイールが交換可能であり、種々のバージョンで形成することができるようになっている。スクロール装置の様々な変速比はソフトウエアの変更によっても直ちに可能であり、―スクロール装置がスクロールホイールを有するならば―スクロールホイールの交換を廃止することができる。
【0032】
スクロール装置はスクロールホイールの代わりに又はスクロールホイールに加えてタッチパッド、トラックボール及び/又はロッカキーを具備することができる。重要なのは、この操作要素によりバー及び/又は符号群行列のスクロールのために手の1本の指で十分であり、同時にこの手が入力装置を保持することである。
【0033】
また入力装置が少なくともスクロールホイールを備えたケースを具備し、ケースが操作者の片手で保持できるように形成され、入力装置の片手操作の際にスクロールホイールが親指で、少なくとも1個のキーが同じ手の他の指の1つで操作できるように配置されている入力装置の実施例が好ましい。
【0034】
また複数のキーが設けられ、ケースの側部に配置され、ケースを保持する同じ手の残りの指で操作されることを特徴とする入力装置の実施例が好ましい。従って操作者はスクロールホイールからキーへと握り直す必要がなく、スクロールホイールの上にある指、例えば親指をそのままにしておき、キーを同じ手の指の少なくとも1つで操作することができる。
【0035】
特に好ましい実施形態では片手操作の際にケースを保持する手の親指でスクロールホイールを自然な姿勢で操作できるように、スクロールホイールがケースの上側の隅に取付けられている。
【0036】
発明の別の実施形態によれば各キーに指が無理のない姿勢で乗るように、片手入力のために設けられたキーがケースの側部に配置さている。その場合各キーにそれぞれ手の特定の指を割当てることが好ましい。従ってこの実施形態ではスクロールホイールに割当てられた指とそれぞれ1つのキーに割当てられた指を入力装置の操作時にそのままにしておくことができる。
【0037】
ケースの側部に取付けるキーをセンサキーとして形成することができる。このキーは操作の際に移動されないで圧力の作用に反応するから、入力装置の使用中に事実上機械的摩耗をこうむらない。
【0038】
場合によっては別の幾つかの、符号群に映写されない符号、例えばスペース又は機能例えばメニュー交換を入力することができる別のキーをケースに取付けた入力装置の実施例が好ましい。
【0039】
また文脈向きのディスプレイ説明文がある上側のディスプレイ横辺に沿ってケースの外郭にキーを挿設した実施例が好ましい。
【0040】
またディスプレイと、少なくともスクロール装置を具備する選択・入力ユニットとが場所的に互いに引き離されていることを特徴とする入力装置の実施例が好ましい。選択・入力ユニットが例えば片手で保持できるケースにあり、一方、ディスプレイは例えば書類ケースの中にあることが可能であり、上記のケースがいわば「リモートコントロール」をなす。
【0041】
また符号群の符号の入力のために必要な入力要素(スクロールホイール、単数又は複数のキー)の少なくとも1つを右手及び左手操作のために鏡像対称で二重に配列した入力装置の実施例が好ましい。少なくともスクロール装置、好ましくは符号群の符号の入力又は選択のために必要なその他の入力要素も、二重配列にすることが好ましい。この実施形態は右利きの人も左利きの人も入力装置の無理のない操作ができるようにし、同時に操作の仕方の多様性を制限する。
【0042】
最後に、ケースがその幅及び長さに比して僅かな厚さしかない入力装置の実施例が好ましい。かくして例えば長方形のケースは極めて薄身である。好ましい実施形態ではケースの寸法がほぼチェックカード又はクレジットカードに相当するようになっている。従って入力装置は全体として大変小型であり、とりわけ極めて軽量であるから、比較的小さな手でも簡単に保持することができ、スクロール装置とキーを同じ手の指で簡単に操作することができる。
【0043】
入力装置のその他の有利な実施形態はその他の従属請求項で明らかである。
【0044】
また課題の解決のために請求項1ないし43のいずれか一項に記載の特徴を有する携帯情報端末を提案する。携帯情報端末に例えばカレンダー、住所録及び/又は電話帳等を組み込むことができる。重要なのは、携帯情報端末を片手で、即ちそれを保持する手の複数の指又は少なくとも1本の指により操作できることである。携帯情報端末の操作のために、固定した台の上に携帯情報端末を載せないでもよい。
【0045】
発明の別の実施形態によれば携帯情報端末がインタフェ―スを有し、これによって例えば定置された入力装置、例えばキーボード付きのパソコンへの連結ができるようになっている。インタフェースは例えば赤外線インタフェース又はデータケーブル等で構成することができる。
【0046】
上記の方法、入力装置及び携帯情報端末のすべての実施形態に共通するのは、スクロール装置又はその少なくとも1個の操作要素(スクロールホイール、タッチパッド、トラックボール、ロッカキー)及び予選択された列から符号を選択するための少なくとも1個のキーの適当な配列により、上記の操作要素の適当な配列のもとで、装置/入力装置を保持する同じ手でこれらの操作要素を無理なく操作できることである。
【0047】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な符号群の符号の入力方法、入力装置及び携帯情報端末の実施形態について詳細に説明する。
【0048】
以下で述べる入力装置は、キーボード無しの電子携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)である。以下では略してデバイスと呼び、これによって本発明に基づく符号及びテキストの入力方法を実施することができる。
【0049】
図1は、符号群の符号の片手入力用の入力装置の平面図であり、図2は、符号群の実施例の図である。図3は、両端が互いに連結されて仮想のエンドレスベルトをなす図2に示した符号群の斜視図である。
【0050】
これらの図において、デバイス1はケース20を具備する。ケース20はこの場合平面図で長方形の形状を有し、ケース20の縁に丸みがついている。デバイス1は大型ディスプレイ2を有し、その下部に符号群3の一部が3行で表示される。識別しやすい尺度であるため、全符号群3はディスプレイの境界を越えて広がっており、始端と終端が互いに連結されてエンドレスベルト4をなす(図3参照)。この「エンドレスベルト4」は仮想のベルトであり、三次元ベルトではない。従って「エンドレス」とは、例えば平面構造で表された図2に示す符号群3の場合、例えば符号群3の右端の最後の列に到達し、同じ方向にスクロールを続けたとき、次に最初の列がディスプレイの左側に現われることを意味する。ディスプレイ上のエンドレスベルト4の表示は、例えば立体的であることが可能である。即ちエンドレスベルト4はディスプレイ縁端区域に、例えば図3に示唆したように視覚的に実在のベルトの印象が得られるような湾曲を有する。
【0051】
また、上記入力装置のディスプレイに表示された基準位置の符号群の部分は図4に示され、スクロールにより符号群が基準位置から脱出したディスプレイの部分は図5に示される。
【0052】
ディスプレイ2の中央に映写されたバー6に所望の符号が現われるまで、図示の実施例ではスクロールホイール5を有するスクロール装置によって符号群3の全体が移動させられる。スクロールホイール5は詳しく図示しない軸の周りに回転することができる。この軸は図1の図平面に対し、とりわけケースの外郭に対して垂直である。この場合ケースの右上の隅に配置されたスクロールホイール5がケースの外周面から張出しているから、ケースを保持する手の1本の指、とりわけ親指で直接に簡単に回転することができる。
【0053】
符号群3の下にディスプレイ2の横辺に沿って、符号群3の全長を記号で表すオリエンテーションバー7がある。オリエンテーションバー7の上で符号群3と共に移動する標識8が符号群3のアルファベット9の現在位置を示す。ケース20の左側縦辺の横に取付けられた3個のキー10a、10b、10cの1つ押すことによって符号が入力される。その場合キー10aは行列バー6の中の上側の符号、キー10bは中間の符号、キー10cは下側の符号に割当てられ、キー10aは人差指で、キー10bは中指で、キー10cは薬指で操作される。こうして入力された符号は続いてディスプレイ2の上側区域に、そこで進行中の応用形態で現われる。この有利な実施例では符号群の符号にそれぞれ割当てられたキー10の数は符号群3の行の数と同数であることを指摘しなければならない。
【0054】
デバイス1の前面に設置された2個の補助キー11は文脈向きであり、例えばスペース及びメニュー機能が割当てられている。
【0055】
操作要素のこのような配列で上記の方法を使用して、無理のない片手操作とテキスト入力が可能になる。日常的にたいてい片手だけが自由であり、移動中の使用の場合は固定台がないから、移動中に操作するという要求に応えたデバイス1がこうして初めて実現される。
【0056】
入力を容易にするために、符号群3はそれぞれ1つの部類の符号を含む複数のブロック12で構成される。符号群3の中のブロック12の配置は、符号が使用される頻度に対応する。例えばウムラウトと“β”を含むアルファベットのすべての符号を10列に納めたアルファベットブロック9は符号群3の中央に配置され、その中心であることを示す。あまり必要でない符号はこの中心から適当に引き離されている。全体として符号群3は合計35列で6つのブロック12からなる。符号入力のために、本例で提案する符号群3はアルファベット9と3つの句読点即ちピリオド、コンマ及び疑問符の合計11列が表示されるように、ディスプレイ2の上に構成される。こうしてディスプレイ2の中央に映写される行列バー6は符号P、Q、Rがある第6列にあり、上下に重ねて配列された3個のボックス13a、13b、13cの形の縁取りによって符号を際立たせる。符号群3のこのような配列によって特に効果的かつ迅速なテキスト入力が可能になる。
【0057】
図1ないし5に基づいて説明した符号群3は1つの有利な実施例に過ぎない。もちろん符号群3の別の実施例では、符号群3が6未満のブロック又は場合によっては6を超えるブロックを有することもできる。その場合は列の数が変わる。即ち列の数が35より大きいか又は小さいことも直ちに可能である。同じことが符号群行列の列の数にも当てはまる。即ち符号群3の図示しない別の実施例では符号群が3未満の行、例えば僅か1行又は2行もしくは3を超える行、例えば4行又は5行を有することも直ちに可能である。
【0058】
図1で明らかなように、ディスプレイ2の外側輪郭はケース20の輪郭に整合する。即ちディスプレイ2はこの場合長方形の形状を有する。ディスプレイ2はケース外郭の総面積に比して極めて大きく、その大部分を覆う。
【0059】
入力装置1の図示しない実施例では少なくともスクロール装置と、好ましくはスクロール装置によって予選択された列から符号を選択するための少なくとも1個のキーも、鏡像対称の二重配列で配置されている。このことは例えば図1に示す実施例で入力装置1の右上の隅に配置された、この場合スクロールホイール5を具備するスクロール装置のほかに、ケースの左上の隅にさらに第2の、好ましくは同じ構造のスクロール装置と、場合によってはさらにケースの右縦辺に追加のキー10aないし10cが設けられることを意味する。そこで各スクロール装置によって符号群から1つの列が、2つのキー10a又は10b又は10cによって予選択された列の該当の行からそれぞれ1つの符号が選択される。
【0060】
図に基づいて説明した入力装置1は移動装置である。即ち実際上どこへでも携帯することができる。入力装置1は例えば自動車電話等である。
【0061】
以上の実施形態は本発明のいくつかの態様を例示する目的で記載したものであるため、本明細書に記載され、請求されている発明の範囲は、本明細書で開示した好適実施形態により制限されるものではない。等価の実施形態であればいずれも本発明の範囲内とする。無論、当業者であれば、上述から、本明細書に示し、記載した内容について本発明に対する様々な変更を加えられることが明白であろう。こうした変更も、添付した請求の範囲に含まれるものである。
【0062】
本明細書においていくつかの引例を用いた。その開示内容全体を本明細書内に引用したものとする。さらに、これらの引例のいずれも、それがいかに上述で論じられていようとも、本明細書で請求している本発明の論述内容に対する先行技術として認められるものではない。
【0063】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明によれば、無理のない片手操作とテキスト入力が可能になる。とりわけキーボード無しの移動装置、例えば携帯情報端末(PDA)でテキストの十分な片手入力が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の実施形態の符号群の符号の片手入力用の入力装置の平面図である。
【図2】
本発明の実施形態の符号群の実施例を示す図である。
【図3】
本発明の実施形態の両端が互いに連結されて仮想のエンドレスベルトをなす図2に示した符号群の斜視図である。
【図4】
本発明の実施形態の入力装置のディスプレイに表示された基準位置の符号群の部分図である。
【図5】
本発明の実施形態のスクロールにより符号群が基準位置から脱出したディスプレイの部分図である。
【符号の説明】
1 デバイス(入力装置)
2 ディスプレイ
3 符号群
4 エンドレスベルト
5 スクロールホイール(スクロール装置,入力要素)
6 バー
7 オリエンテーションバー
8 標識
9 アルファベットブロック(アルファベット部)
10a キー(上側のボタン,入力要素)
10b キー(中間のボタン,入力要素)
10c キー(下側のボタン,入力要素)
11 補助キー
12 ブロック
13a 上側のボックス
13b 中間のボックス
13c 下側のボックス
20 ケース
本発明は、ディスプレイを有するデバイスへの符号群の符号の入力方法、入力装置及び携帯情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
タッチスクリーンを装備したディスプレイ上で触針によるキーボード無しの符号入力の方法は周知である。その場合入力はディスプレイ上に映写された小さなキーボードを軽打することにより又は文字認識によって行われる。この方法の欠点は、両手が必要であり、確実な入力のために装置に固定台が必要であることである。この方法によるデバイスは移動装置として市販されているが、しかし触針を正確に的中させなければならないから、移動式の動く用途での操作がほとんど不可能であることはまったく明白である。
【0003】
また、移動装置に言語認識を組み込む努力が行われているが、限られたケース容積でプロセッサ能力と記憶容量が不足するため、近い将来に実現することは極めて難しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようにしてキーボード無しの移動装置、例えば携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)でテキストの十分な片手入力の可能性は、このようなデバイスがますます普及しているとはいえ、目下のところない。
【0005】
本発明の目的は、上記の欠点がない冒頭に挙げた種類の符号群の符号の入力方法、入力装置及び携帯情報端末を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
課題の解決のために請求項1の特徴を有する方法を提案する。本方法はディスプレイ、少なくとも1個のスクロール装置及び少なくとも1個のキーを有し、符号群の少なくとも一部がディスプレイ上に―とりわけディスプレイの一部にだけ―行列状に表示されるデバイス、特に移動装置への符号群の符号の片手入力のために、1つの列の少なくとも一部を予選択するスクロール装置及び予選択された列の1つの行から1つの符号を選択する少なくとも1個のキーによって符号の入力を行うものである。「片手」入力とは、デバイスを保持する同じ手で符号の入力も行うことを意味する。このために他方の手は必要でない。また符号の入力時に装置を台に乗せる必要はない。
【0007】
デバイスはとりわけ移動装置、例えば携帯情報端末又は自動車電話である。好ましい実施形態ではデバイスがキーボード無しで構成される。即ち例えばコンピュータに設けられるようなアルファベットのあるキーボードを持たない。それは特に自動車電話のキーボード即ち数字ブロックを意味しない。この場合は各数字又は少なくとも数個の数字の後ろにそれぞれ少なくとも1個の文字が格納され、SMS情報の書込みの際にこの文字を選択することができる。
【0008】
方法の第1の実施形態によれば符号群の一部だけがディスプレイに表示されるようになっている。この場合スクロール装置により符号群をディスプレイ上で移動することができる。第2の実施形態によれば全符号群がディスプレイに表示される。これは特定の列を検索するときに有利である。なぜならすべての符号をひと目で識別することができ、そのためにスクロール装置を操作しないでよいからである。
【0009】
本方法の有利な実施形態では符号群が全ディスプレイを埋めるようになっている。これによって複数の列と少なくとも1つの行を有する行列で表される符号群の符号を大きく表示することができるから、符号の識別性と共にデバイスの操作しやすさが改善される。しかし符号群がディスプレイの一部だけを埋め又は占有し、ディスプレイの残余の部分に例えば入力された符号又は符号列もしくはその他の情報及び/又は機能を表示することができる本方法の実施形態が特に有利であり好適である。
【0010】
また符号群の一部だけがディスプレイに表示され、とりわけ少なくとも1個のスクロールホイールを有するスクロール装置を操作することによって上記の一部が全符号群上を移動させられ、こうしてすべての符号へのアクセスを可能にする本方法の実施形態が好ましい。
【0011】
別の実施形態によれば符号群がエンドレスに連続してスクロールされ、その際始端と終端が互いに連結されている。符号群はすこぶる大きいので、ディスプレイ上に部分的にしか表示されない。所望の列を選択するには、所望の列がディスプレイの所望の場所に来るまで、符号群をスクロール装置により一方の方向にだけ移動すればよい。特定の符号又は特定の列を検索するために、面倒な往復スクロールはこの場合必要でない。
【0012】
別の実施形態では符号群がディスプレイの下縁に表示されるようになっている。これによってディスプレイの上側の部分には呼出される情報又はデバイスに記憶される情報を表示し、符号群の符号又は符号列もしくは特定の機能例えばメニュー選択をデバイスに入力することが可能である。別の実施形態では符号群がディスプレイの上部に表示されるようになっている。符号群をディスプレイの側縁に配列することも直ちに可能である。この場合は符号群がディスプレイの下側又は上側の横辺と平行又はおおむね平行に移動されるのではなく、ディスプレイの左又は右の側縁と平行に移動される。
【0013】
別の実施形態によれば符号群をズーム、即ち拡大及び縮小することができる。これによって操作者は符号の大きさを必要に応じて個別に調整することが可能になる。ディスプレイでの符号群の表示は、例えば符号群が「標準」表示モードでディスプレイの下縁に表示され、―必要ならば―これをズームにより拡大又は縮小されるようにして行うことができる。ズームは無段階で行うことが好ましい。もちろん段階的ズームも直ちに実現することができる。
【0014】
また符号群を多行、とりわけ3行で表示する本方法の実施形態が好ましい。多数の列を有する符号群に1行しかないことも可能であるが、しかし多行の符号群は符号群の符号の迅速な選択と入力で有利であることが判明した。このようにして符号群行列は2行又は3を超える行、例えば4行又は5行を有することができる。
【0015】
好ましい実施形態では符号群行列の各行に1個のキーを割当て、このキーによってスクロール装置により予選択された列から1つの符号を選択するようになっている。この構成の利点は、スクロール装置で所望の列を選択した後、該当の割当てられたキーを押すことによって該当の行の符号を極めて迅速に選択することができることである。
【0016】
またスクロール装置で選択した符号群行列の列を、しばしば「カーソル」とも呼ばれる少なくとも1個の平面バーにより視覚的に際立たせて表示する本方法の実施形態が好ましい。バーは上下に重ねて配列されたボックスからなり、又はこれらのボックスで構成されることが好ましい。この場合バーのボックスの数が符号行列の行の数に相当するならば好都合である。符号群から所望の符号を選択するには、この符号がある列がバーと一致しなければならない。そこで初めて、キーを押すことにより符号が選択される。
【0017】
本方法の一実施形態では該当のキーを押すことによって、選択された符号がバーの該当のボックスの中に視覚的に際立たせられるようになっている。即ちバーのボックスは当初はすべて同じ色又は同じ色調を有し、もしくは透明であり、該当のキーを操作することによって、選択された符号があるボックスの色が変化する。
【0018】
バーはディスプレイの中央に固定即ち定置することができ、その場合符号群がスクロール装置特にスクロールホイールによって移動させられる。そこで特定の符号を選択するには、まずその符号がある列をバーの中へ移動しなければならない。続いて少なくとも1個のキーによって該当の行又はボックスの中の符号の選択が行われる。別の実施形態によれば固定された符号群の上でバーをスクロールホイールで移動させるようになっている。従ってこの場合は符号群が静止しており、バーが符号群行列の列の上を移動させられる。符号群の全部でなく一部だけがディスプレイに表示される場合、有利な実施形態では初めに移動させたバーがディスプレイの縁端部に衝突するとスクロール機能が符号群に交替し、こうしてスクロールホイールの操作と共にバーの代わりに符号群が移動させられるようになっている。
【0019】
符号群は少なくとも1つのアルファベット部を有することが好ましい。符号群はさらに特殊符号、例えば加算記号、通貨記号、数字等を有することができる。最も頻繁に使われる特殊符号がアルファベット部の左右に続き、あまり使われない特殊符号はアルファベット部から引き離して映写されるようにして符号群を構成することが好ましい。
【0020】
好ましい実施形態ではアルファベット部の各列の文字の順序が上から下へと進み、アルファベットの最初の文字が左上に配置されるようにして符号群が構成されている。換言すれば、アルファベットがドイツ語であるとして、アルファベット部の第1列の最上段のボックスに“A”、この列のその下のボックスに“B”、―3行の符号群行列であれば―第1列の最下段のボックスに“C”があり、“D”は前述の順序によりアルファベット部の第2列の最上段のボックスにある。
【0021】
符号群の内部で迅速な方向づけを可能にするために、有利な実施形態では符号群の全長を記号で表すオリエンテーションバーがディスプレイに符号群と平行に映写され、オリエンテーションバーの上で可動標識が符号群のアルファベット部の現在位置を表示する。
【0022】
また所望の符号が符号群の複数の上下に重ねて配列された符号の1つとして、中央に固定即ち定置されたバーに現われるまで、符号群をスクロール装置により―ディスプレイの下縁又は上縁に対して―平行に移動させる本方法の実施形態が好ましい。
【0023】
デバイスの無理のない操作に関連して、右手の親指で操作されるスクロールホイールを―ディスプレイの平面図で見て―装置の右上の隅に配置するのが好都合であることが判明した。スクロールホイールを左手の親指で操作する場合は、配列を適当に鏡像対称に行わなければならない。即ちこの場合はスクロールホイールを装置の左上の隅に配置しなければならない。
【0024】
有利な実施形態では―ディスプレイの平面図で見て―デバイスのケースの左縦辺に3個の上下に重ねて配列された押ボタンが設けられ、同じ手の残りの指で操作され、とりわけ人差指がバーの上側のボックスに割当てられた上側のボタン、中指が中間のボックスに割当てられた中間のボタン、薬指が下側のボックスに割当てられた下側のボタンを操作する。このようにして3行の符号行列の3つの予選択された符号の1つに対して直接アクセスが可能である。
【0025】
最後に、符号群に映写されていない幾つかの符号又は機能を追加のキー(補助キー)により直接に選択することができることを特徴とする本方法の実施形態が好ましい。この補助キーは例えばディスプレイがあるデバイスの広い面に配置することができる。
【0026】
本方法のその他の有利な実施形態はその他の従属請求項で明らかである。
【0027】
また、課題の解決のために請求項25の特徴を有する入力装置を提案する。入力装置に―とりわけ片手で―符号群の符号を入力することができる。入力装置はディスプレイ、少なくとも1個のスクロール装置及び少なくとも1個のキーを具備し、符号群の少なくとも一部がディスプレイに―とりわけディスプレイの一部にだけ―行又は列として、即ち行列の形で表示される。入力装置は請求項1ないし23に記載の入力方法を実施することができるように構成することが好ましい。入力装置は、符号群の1つの列の少なくとも一部を予選択するスクロール装置及び予選択された列の1つの行から1つの符号を選択する少なくとも1個のキーにより符号の入力が行われることを特徴とする。
【0028】
入力装置はとりわけ移動装置、例えば携帯情報端末である。入力装置はキーボード無しであること、即ちアルファベットの文字の入力のためにキーボードを設けないことが可能である。「片手」操作とは、入力装置を保持する手で符号の入力も行う一方で、この手が入力装置を保持することを意味する。従って公知の入力装置で必要なように、符号の選択と入力のために入力装置を台の上に置かなくてもよい。
【0029】
入力装置の特に有利な実施例ではスクロール装置がスクロールホイールを有する。スクロールホイールは片手の一本指による確実な操作を可能にする。その場合スクロールホイールは回転のために無理のない姿勢で親指が使えるように、入力装置のケースに配置することが好ましい。とりわけ刻み目を有するスクロールホイールはディスプレイ上で一方の方向又は逆方向へのバー及び/又は符号行列の無段階又は段階的変位を可能にする。運動方向がスクロールホイールによって指定され、確定されているので、符号群の符号の選択が公知の操作要素例えばトラックボール又はマウスに比して簡単である。
【0030】
発明の別の実施形態によれば、スクロールホイールが押ボタンとして形成されている。このためにスクロールホイールの回転運動可能な支持のために変位可能な軸が設けられる。軸は軸懸架区域に少なくとも1個の圧力センサを有することが好ましい。代案として圧力センサをスクロールホイールの外面区域に配置することもできる。圧力センサを備え、又は圧力センサと相互作用するスクロールホイールは二重機能を有する。即ち一方では符号群行列の1つの列の少なくとも一部の選択のため、他方では予選択された列の1つの行の符号の選択のために利用される。この場合予選択された列から符号を選択するための別設のキーを場合によっては廃止することができ、列の予選択とこの列の所望の符号の選択を同じ手の同じ指で行うことができ、同時にこの手が入力装置を保持するという利点がある。
【0031】
有利な実施例ではスクロール機能のための様々な変速比を可能にするために、スクロールホイールが交換可能であり、種々のバージョンで形成することができるようになっている。スクロール装置の様々な変速比はソフトウエアの変更によっても直ちに可能であり、―スクロール装置がスクロールホイールを有するならば―スクロールホイールの交換を廃止することができる。
【0032】
スクロール装置はスクロールホイールの代わりに又はスクロールホイールに加えてタッチパッド、トラックボール及び/又はロッカキーを具備することができる。重要なのは、この操作要素によりバー及び/又は符号群行列のスクロールのために手の1本の指で十分であり、同時にこの手が入力装置を保持することである。
【0033】
また入力装置が少なくともスクロールホイールを備えたケースを具備し、ケースが操作者の片手で保持できるように形成され、入力装置の片手操作の際にスクロールホイールが親指で、少なくとも1個のキーが同じ手の他の指の1つで操作できるように配置されている入力装置の実施例が好ましい。
【0034】
また複数のキーが設けられ、ケースの側部に配置され、ケースを保持する同じ手の残りの指で操作されることを特徴とする入力装置の実施例が好ましい。従って操作者はスクロールホイールからキーへと握り直す必要がなく、スクロールホイールの上にある指、例えば親指をそのままにしておき、キーを同じ手の指の少なくとも1つで操作することができる。
【0035】
特に好ましい実施形態では片手操作の際にケースを保持する手の親指でスクロールホイールを自然な姿勢で操作できるように、スクロールホイールがケースの上側の隅に取付けられている。
【0036】
発明の別の実施形態によれば各キーに指が無理のない姿勢で乗るように、片手入力のために設けられたキーがケースの側部に配置さている。その場合各キーにそれぞれ手の特定の指を割当てることが好ましい。従ってこの実施形態ではスクロールホイールに割当てられた指とそれぞれ1つのキーに割当てられた指を入力装置の操作時にそのままにしておくことができる。
【0037】
ケースの側部に取付けるキーをセンサキーとして形成することができる。このキーは操作の際に移動されないで圧力の作用に反応するから、入力装置の使用中に事実上機械的摩耗をこうむらない。
【0038】
場合によっては別の幾つかの、符号群に映写されない符号、例えばスペース又は機能例えばメニュー交換を入力することができる別のキーをケースに取付けた入力装置の実施例が好ましい。
【0039】
また文脈向きのディスプレイ説明文がある上側のディスプレイ横辺に沿ってケースの外郭にキーを挿設した実施例が好ましい。
【0040】
またディスプレイと、少なくともスクロール装置を具備する選択・入力ユニットとが場所的に互いに引き離されていることを特徴とする入力装置の実施例が好ましい。選択・入力ユニットが例えば片手で保持できるケースにあり、一方、ディスプレイは例えば書類ケースの中にあることが可能であり、上記のケースがいわば「リモートコントロール」をなす。
【0041】
また符号群の符号の入力のために必要な入力要素(スクロールホイール、単数又は複数のキー)の少なくとも1つを右手及び左手操作のために鏡像対称で二重に配列した入力装置の実施例が好ましい。少なくともスクロール装置、好ましくは符号群の符号の入力又は選択のために必要なその他の入力要素も、二重配列にすることが好ましい。この実施形態は右利きの人も左利きの人も入力装置の無理のない操作ができるようにし、同時に操作の仕方の多様性を制限する。
【0042】
最後に、ケースがその幅及び長さに比して僅かな厚さしかない入力装置の実施例が好ましい。かくして例えば長方形のケースは極めて薄身である。好ましい実施形態ではケースの寸法がほぼチェックカード又はクレジットカードに相当するようになっている。従って入力装置は全体として大変小型であり、とりわけ極めて軽量であるから、比較的小さな手でも簡単に保持することができ、スクロール装置とキーを同じ手の指で簡単に操作することができる。
【0043】
入力装置のその他の有利な実施形態はその他の従属請求項で明らかである。
【0044】
また課題の解決のために請求項1ないし43のいずれか一項に記載の特徴を有する携帯情報端末を提案する。携帯情報端末に例えばカレンダー、住所録及び/又は電話帳等を組み込むことができる。重要なのは、携帯情報端末を片手で、即ちそれを保持する手の複数の指又は少なくとも1本の指により操作できることである。携帯情報端末の操作のために、固定した台の上に携帯情報端末を載せないでもよい。
【0045】
発明の別の実施形態によれば携帯情報端末がインタフェ―スを有し、これによって例えば定置された入力装置、例えばキーボード付きのパソコンへの連結ができるようになっている。インタフェースは例えば赤外線インタフェース又はデータケーブル等で構成することができる。
【0046】
上記の方法、入力装置及び携帯情報端末のすべての実施形態に共通するのは、スクロール装置又はその少なくとも1個の操作要素(スクロールホイール、タッチパッド、トラックボール、ロッカキー)及び予選択された列から符号を選択するための少なくとも1個のキーの適当な配列により、上記の操作要素の適当な配列のもとで、装置/入力装置を保持する同じ手でこれらの操作要素を無理なく操作できることである。
【0047】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な符号群の符号の入力方法、入力装置及び携帯情報端末の実施形態について詳細に説明する。
【0048】
以下で述べる入力装置は、キーボード無しの電子携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)である。以下では略してデバイスと呼び、これによって本発明に基づく符号及びテキストの入力方法を実施することができる。
【0049】
図1は、符号群の符号の片手入力用の入力装置の平面図であり、図2は、符号群の実施例の図である。図3は、両端が互いに連結されて仮想のエンドレスベルトをなす図2に示した符号群の斜視図である。
【0050】
これらの図において、デバイス1はケース20を具備する。ケース20はこの場合平面図で長方形の形状を有し、ケース20の縁に丸みがついている。デバイス1は大型ディスプレイ2を有し、その下部に符号群3の一部が3行で表示される。識別しやすい尺度であるため、全符号群3はディスプレイの境界を越えて広がっており、始端と終端が互いに連結されてエンドレスベルト4をなす(図3参照)。この「エンドレスベルト4」は仮想のベルトであり、三次元ベルトではない。従って「エンドレス」とは、例えば平面構造で表された図2に示す符号群3の場合、例えば符号群3の右端の最後の列に到達し、同じ方向にスクロールを続けたとき、次に最初の列がディスプレイの左側に現われることを意味する。ディスプレイ上のエンドレスベルト4の表示は、例えば立体的であることが可能である。即ちエンドレスベルト4はディスプレイ縁端区域に、例えば図3に示唆したように視覚的に実在のベルトの印象が得られるような湾曲を有する。
【0051】
また、上記入力装置のディスプレイに表示された基準位置の符号群の部分は図4に示され、スクロールにより符号群が基準位置から脱出したディスプレイの部分は図5に示される。
【0052】
ディスプレイ2の中央に映写されたバー6に所望の符号が現われるまで、図示の実施例ではスクロールホイール5を有するスクロール装置によって符号群3の全体が移動させられる。スクロールホイール5は詳しく図示しない軸の周りに回転することができる。この軸は図1の図平面に対し、とりわけケースの外郭に対して垂直である。この場合ケースの右上の隅に配置されたスクロールホイール5がケースの外周面から張出しているから、ケースを保持する手の1本の指、とりわけ親指で直接に簡単に回転することができる。
【0053】
符号群3の下にディスプレイ2の横辺に沿って、符号群3の全長を記号で表すオリエンテーションバー7がある。オリエンテーションバー7の上で符号群3と共に移動する標識8が符号群3のアルファベット9の現在位置を示す。ケース20の左側縦辺の横に取付けられた3個のキー10a、10b、10cの1つ押すことによって符号が入力される。その場合キー10aは行列バー6の中の上側の符号、キー10bは中間の符号、キー10cは下側の符号に割当てられ、キー10aは人差指で、キー10bは中指で、キー10cは薬指で操作される。こうして入力された符号は続いてディスプレイ2の上側区域に、そこで進行中の応用形態で現われる。この有利な実施例では符号群の符号にそれぞれ割当てられたキー10の数は符号群3の行の数と同数であることを指摘しなければならない。
【0054】
デバイス1の前面に設置された2個の補助キー11は文脈向きであり、例えばスペース及びメニュー機能が割当てられている。
【0055】
操作要素のこのような配列で上記の方法を使用して、無理のない片手操作とテキスト入力が可能になる。日常的にたいてい片手だけが自由であり、移動中の使用の場合は固定台がないから、移動中に操作するという要求に応えたデバイス1がこうして初めて実現される。
【0056】
入力を容易にするために、符号群3はそれぞれ1つの部類の符号を含む複数のブロック12で構成される。符号群3の中のブロック12の配置は、符号が使用される頻度に対応する。例えばウムラウトと“β”を含むアルファベットのすべての符号を10列に納めたアルファベットブロック9は符号群3の中央に配置され、その中心であることを示す。あまり必要でない符号はこの中心から適当に引き離されている。全体として符号群3は合計35列で6つのブロック12からなる。符号入力のために、本例で提案する符号群3はアルファベット9と3つの句読点即ちピリオド、コンマ及び疑問符の合計11列が表示されるように、ディスプレイ2の上に構成される。こうしてディスプレイ2の中央に映写される行列バー6は符号P、Q、Rがある第6列にあり、上下に重ねて配列された3個のボックス13a、13b、13cの形の縁取りによって符号を際立たせる。符号群3のこのような配列によって特に効果的かつ迅速なテキスト入力が可能になる。
【0057】
図1ないし5に基づいて説明した符号群3は1つの有利な実施例に過ぎない。もちろん符号群3の別の実施例では、符号群3が6未満のブロック又は場合によっては6を超えるブロックを有することもできる。その場合は列の数が変わる。即ち列の数が35より大きいか又は小さいことも直ちに可能である。同じことが符号群行列の列の数にも当てはまる。即ち符号群3の図示しない別の実施例では符号群が3未満の行、例えば僅か1行又は2行もしくは3を超える行、例えば4行又は5行を有することも直ちに可能である。
【0058】
図1で明らかなように、ディスプレイ2の外側輪郭はケース20の輪郭に整合する。即ちディスプレイ2はこの場合長方形の形状を有する。ディスプレイ2はケース外郭の総面積に比して極めて大きく、その大部分を覆う。
【0059】
入力装置1の図示しない実施例では少なくともスクロール装置と、好ましくはスクロール装置によって予選択された列から符号を選択するための少なくとも1個のキーも、鏡像対称の二重配列で配置されている。このことは例えば図1に示す実施例で入力装置1の右上の隅に配置された、この場合スクロールホイール5を具備するスクロール装置のほかに、ケースの左上の隅にさらに第2の、好ましくは同じ構造のスクロール装置と、場合によってはさらにケースの右縦辺に追加のキー10aないし10cが設けられることを意味する。そこで各スクロール装置によって符号群から1つの列が、2つのキー10a又は10b又は10cによって予選択された列の該当の行からそれぞれ1つの符号が選択される。
【0060】
図に基づいて説明した入力装置1は移動装置である。即ち実際上どこへでも携帯することができる。入力装置1は例えば自動車電話等である。
【0061】
以上の実施形態は本発明のいくつかの態様を例示する目的で記載したものであるため、本明細書に記載され、請求されている発明の範囲は、本明細書で開示した好適実施形態により制限されるものではない。等価の実施形態であればいずれも本発明の範囲内とする。無論、当業者であれば、上述から、本明細書に示し、記載した内容について本発明に対する様々な変更を加えられることが明白であろう。こうした変更も、添付した請求の範囲に含まれるものである。
【0062】
本明細書においていくつかの引例を用いた。その開示内容全体を本明細書内に引用したものとする。さらに、これらの引例のいずれも、それがいかに上述で論じられていようとも、本明細書で請求している本発明の論述内容に対する先行技術として認められるものではない。
【0063】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明によれば、無理のない片手操作とテキスト入力が可能になる。とりわけキーボード無しの移動装置、例えば携帯情報端末(PDA)でテキストの十分な片手入力が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の実施形態の符号群の符号の片手入力用の入力装置の平面図である。
【図2】
本発明の実施形態の符号群の実施例を示す図である。
【図3】
本発明の実施形態の両端が互いに連結されて仮想のエンドレスベルトをなす図2に示した符号群の斜視図である。
【図4】
本発明の実施形態の入力装置のディスプレイに表示された基準位置の符号群の部分図である。
【図5】
本発明の実施形態のスクロールにより符号群が基準位置から脱出したディスプレイの部分図である。
【符号の説明】
1 デバイス(入力装置)
2 ディスプレイ
3 符号群
4 エンドレスベルト
5 スクロールホイール(スクロール装置,入力要素)
6 バー
7 オリエンテーションバー
8 標識
9 アルファベットブロック(アルファベット部)
10a キー(上側のボタン,入力要素)
10b キー(中間のボタン,入力要素)
10c キー(下側のボタン,入力要素)
11 補助キー
12 ブロック
13a 上側のボックス
13b 中間のボックス
13c 下側のボックス
20 ケース
Claims (44)
- ディスプレイと、少なくとも1個のスクロール装置と、少なくとも1個のキーとを有し、符号群の符号が前記ディスプレイに行列状に表示される入力装置に、前記符号群の符号を片手で入力するための符号群の符号の入力方法において、
1つの列の少なくとも一部を予選択するスクロール装置と、予選択された列の1つの行から1つの符号を選択する少なくとも1個のキーによって符号の入力を行うことを特徴とする入力方法。 - 全符号群を前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項1に記載の入力方法。
- 前記符号群が全ディスプレイを埋めることを特徴とする請求項1又は2に記載の入力方法。
- 前記符号群をズームすることができることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の入力方法。
- 前記符号群を多行で表示することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の入力方法。
- 前記各行に1個のキーが割当てられていることを特徴とする請求項1又は5に記載の入力方法。
- 前記符号群の一部だけが前記ディスプレイに表示され、少なくとも1個のスクロールホイールを有するスクロール装置を操作することによって前記符号群の一部が全符号群の上を移動し、こうしてすべての符号へのアクセスが可能になることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の入力方法。
- 前記符号群が前記ディスプレイの下縁、前記ディスプレイの上縁及び/又は少なくとも一方の側縁に表示されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載の入力方法。
- 前記符号群がエンドレスに連続してスクロールされ、始端と終端が互いに連結されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載の入力方法。
- 前記スクロール装置によって選択された符号群行列の列が少なくとも1個の平面バーによって視覚的に際立たせて表示されることを特徴とする請求項7に記載の入力方法。
- 前記バーが上下に重ねて配列されたボックスからなり、又はこれらのボックスによって構成されることを特徴とする請求項10記載の入力方法。
- 前記バーのボックスの数が符号群行列の行の数に相当することを特徴とする請求項11に記載の入力方法。
- 前記キーを押すことによって選択された符号が前記バーの該当のボックスの中に視覚的に際立たせられることを特徴とする請求項11又は12に記載の入力方法。
- 前記バーが前記ディスプレイの中央に固定されており、前記符号群が前記スクロールホイールによって移動させられることを特徴とする請求項7、10、11、12又は13のいずれか一項に記載の入力方法。
- 前記バーが前記スクロールホイールによって、固定された前記符号群の上を移動させられることを特徴とする請求項7、10、11、12、13又は14のいずれか一項に記載の入力方法。
- 初めに移動されたバーが前記ディスプレイの縁端部に衝突すると、スクロール機能が前記符号群に交替し、こうしてスクロールホイールの操作で前記バーの代わりに前記符号群が移動させられることを特徴とする請求項7、10、11、12、13、14又は15のいずれか一項に記載の入力方法。
- 前記符号群が少なくとも1つのアルファベット部と特殊符号からなり、最も頻繁に使われる特殊符号が前記アルファベット部の左右に続き、あまり使われない特殊符号が前記アルファベット部から引き離して映写されるように符号群が構成されていることを特徴とする請求項1ないし16のいずれか一項に記載の入力方法。
- 前記アルファベット部の各列の文字の順序が上から下へと進み、アルファベットの最初の文字が左上に配置されるようにして符号群が構成されていることを特徴とする請求項17記載の入力方法。
- 前記符号群の全長を記号で表すオリエンテーションバーが前記ディスプレイに前記符号群と平行して映写され、前記オリエンテーションバーの上で可動標識が前記符号群の前記アルファベット部の現在位置を表示することを特徴とする請求項17又は18に記載の入力方法。
- 右手の親指で操作されるスクロール装置が前記入力装置の右上の隅に配置されており、中央に固定されたバーに所望の符号が符号群行列の複数個の上下に重ねて配列された符号の1つとして現われるまで、前記符号群を移動することを特徴とする請求項1ないし19のいずれか一項に記載の入力方法。
- ケースの左の縦辺に3個の上下に重ねて配列された押ボタンが設けられ、同じ手の残りの指で操作され、人差指が前記バーの上側のボックスに割当てられた上側のボタン、中指が中間のボックスに割当てられた中間のボタン、薬指が下側のボックスに割当てられた下側のボタンを操作し、こうして前記バーの3つの予選択された符号の1つに直接にアクセスすることができることを特徴とする請求項11、12、13又は20のいずれか一項に記載の入力方法。
- 前記符号群に映写されていない幾つかの符号又は機能を補助キーにより直接に選択できることを特徴とする請求項1ないし21のいずれか一項に記載の入力方法。
- 前記符号群の右端の最後の列に到達し、同じ方向にスクロールを続けたとき、次に最初の列がディスプレイの左側に現われる平面構造で表された符号群を使用することを特徴とする請求項1ないし22のいずれか一項に記載の入力方法。
- 前記スクロール装置によってすべての列が選択されることを特徴とする請求項7、10、11、12、13、14、15又は16のいずれか一項に記載の入力方法。
- ディスプレイ、少なくとも1個のスクロール装置及び少なくとも1個のキーを具備し、符号群の少なくとも一部が前記ディスプレイに行列状に表示され、前記符号群の符号を入力することができる入力装置において、
1つの列の少なくとも一部を予選択するスクロール装置と、
予選択された列の1つの行の符号を選択する少なくとも1個のキーとを備えることを特徴とする入力装置。 - 前記スクロール装置がスクロールホイールを具備することを特徴とする請求項25に記載の入力装置。
- 前記スクロールホイールが押ボタンとして形成されていることを特徴とする請求項26に記載の入力装置。
- 前記スクロールホイールの回転運動可能な支持のための変位可能な軸を有することを特徴とする請求項26又は27に記載の入力装置。
- 前記軸の懸架区域の少なくとも1個の圧力センサを有することを特徴とする請求項28に記載の入力装置。
- 圧力センサが前記スクロールホイールの外面区域に配置されていることを特徴とする請求項26、27又は28のいずれか一項に記載の入力装置。
- 前記スクロール装置が、タッチパッド、トラックボール及び/又はロッカキーからなることを特徴とする請求項25又は26に記載の入力装置。
- 前記ディスプレイと、少なくとも1個のスクロール装置を具備する選択・入力ユニットとが場所的に互いに分離されていることを特徴とする請求項25、26又は31のいずれか一項に記載の入力装置。
- 少なくともスクロール装置を有し、操作者の片手で保持することができ、入力装置の片手操作の場合に前記スクロール装置を親指で、少なくとも1個のキーを同じ手の他の指の少なくとも1つで操作できるように、前記スクロール装置が配置されているケースを有することを特徴とする請求項25、26、31又は32のいずれか一項に記載の入力装置。
- 複数個のキーが設けられ、前記ケースの側部に配置され、前記ケースを保持する同じ手の残りの指で操作されることを特徴とする請求項33に記載の入力装置。
- キーの数が符号群の行の数と同数であることを特徴とする請求項25に記載の入力装置。
- 片手操作の場合に前記ケースを保持する手の親指により自然な姿勢で操作できるように、前記スクロール装置が前記ケースの上側の隅に取付けられていることを特徴とする請求項25、26、31、32、33又は34のいずれか一項に記載の入力装置。
- 指が無理のない姿勢で各キーの上に乗るように、片手入力のために設けられたキーが前記ケースの側部に配置されていることを特徴とする請求項25、31、33、34、35又は36のいずれか一項に記載の入力装置。
- 前記ケースに、スペース又は機能を直接に入力できる補助キーが取付けられ、これによって幾つかの符号を直接に入力できることを特徴とする請求項33、34、36又は37のいずれか一項に記載の入力装置。
- 前記補助キーが文脈向きのディスプレイ説明文がある前記ディスプレイの上側横辺に沿ってケースの外郭に挿設されていることを特徴とする請求項38に記載の入力装置。
- スクロール機能のための様々な変速比を可能にするために、前記スクロールホイールが交換可能であり、種々のバージョンで形成することができ、及び/又は適当に変更したソフトウエアによってスクロール機能のための様々な変速比が実現されることを特徴とする請求項26、27、28又は30のいずれか一項に記載の入力装置。
- 前記キーがセンサキーとして形成されていることを特徴とする請求項25、26、31、33、34、35、37、38又は39のいずれか一項に記載の入力装置。
- 前記符号群の符号の入力のために必要な入力要素が右手及び左手操作用に鏡像対称配列で二重に形成されていることを特徴とする請求項25ないし41のいずれか一項に記載の入力装置。
- 前記ケースがその幅及び長さに比して僅かな厚さしかないことを特徴とする請求項33、34、36、37又は38のいずれか一項に記載の入力装置。
- 請求項1ないし43のいずれか一項に記載の入力装置を有することを特徴とする携帯情報端末。
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