JP2004531490A5 - - Google Patents

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本発明は、置換型2−チオ−3,5−ジシアノ−4−アリール−6−アミノピリジン、それらの製造法、および薬物としてのそれらの使用に関する。
本発明の明細書において、他に規定がなければ、置換基は以下に示す意味を有する:
ハロゲンは、一般的にはフッ素、塩素、臭素、またはヨウ素を示す。好ましくは、フッ素、塩素または臭素が挙げられる。フッ素または塩素が、特に非常に好ましい。
好ましくは、式(I)
〔式中、
、RおよびRは、相互に独立して、水素、ヒドロキシル、(C−C)−アルキル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、フッ素、塩素、(C −C )−アルコキシ(これは、ヒドロキシル、(C −C )−アルコキシ、(C −C )−アルケニルまたは(C −C )−シクロアルキルにより置換されてもよい)、−NH−C(O)−CHまたは−NH−C(O)−Cを示し、
あるいは
およびRは、フェニル環原子に隣接して、−O−CH−O−または−O−CH−CH−O−基を示し、
は、ヒドロキシル、(C−C)−アルコキシ、(C−C)−シクロアルキル、−NH−C(O)−CH、フェニル、フリル、ピリジル、イミダゾリル、チエニルまたはヘキサヒドロピラニルにより置換されてもよい(C−C)−アルキル、または(C−C)−シクロアルキルを示し、
は、水素、またはヒドロキシル、(C−C)−アルコキシまたは(C−C)−シクロアルキルにより置換されてもよい(C−C)−アルキルを示し、
あるいは
およびRは、隣接する窒素原子と一緒に、環内にN、Oおよび/またはSからなる群から更に1個ヘテロ原子を含んでもよく、そしてヒドロキシル、(C−C)−アルキルまたは(C−C)−アルコキシにより、相互に独立して、1〜3置換されてもよい5〜7員の飽和もしくは一部分不飽和の複素環を形成し、
そして
は、(C−C)−シクロアルキル、(C−C)−シクロアルキル、−CO−NH−R、ヒドロキシル、(C−C)−アルコキシ、(C−C)−アルケニル、フェニルまたはN、Oおよび/またはSからなる群から最大3個のヘテロ原子を有する5もしくは6員のヘテロアリールにより、最大2回まで相互に独立して置換されてもよい(C−C)−アルキル
(式中、
それらのフェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、(C−C)−アルキル、(C−C)−アルコキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C−C)−アルキルアミノ、ニトロ、シアノ、またはヒドロキシルにより置換されてもよく
そして
は、水素または(C−C)−アルキルを示す)
を示す〕化合物、
またはその塩、水和物、塩の水和物、もしくは溶媒和物が挙げられる。
特に好ましくは、式(I)
〔式中、
およびRは、相互に独立して、水素、それぞれのアルコキシラジカルが、ヒドロキシルメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシまたはシクロプロピルにより置換されてもよいメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシまたは−NH−C(O)−CHであり、
あるいは
およびRは、フェニル環原子に隣接して結合して、−O−CH−O−基を示し、
は、水素を示し、
は、それぞれのアルキル残基が、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、シクロプロピル、−NH−C(O)−CH、フリル、ピリジル、イミダゾリルまたはヘキサヒドロピラニルにより置換されてもよいメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、あるいはシクロプロピルを示し、
は、水素またはメチルを示し、
あるいは
およびRは、隣接する窒素原子と一緒に、ピロリジニル、モルフォリニル、ピペリジニルまたは4−ヒドロキシピペリジニルを示し、
そして
は、メチル、エチルまたはn−プロピルを示し、それぞれのアルキルラジカルが、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イミダゾリル、ニトロフラニル、ピリジル、それ自身が次にシアノ、ニトロ、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシまたはアミノにより置換されてもよいフェニル、−C(O)−NH または−C(O)−NH−CH により置換されてもよい〕の化合物、
またはその塩、水和物、塩の水和物、もしくは溶媒和物が挙げられる。
上記の一般的もしくは好ましいラジカルの定義または説明は、所望通りに相互に組み合わせ可能であるすなわち、個々の範囲と好ましい範囲との間の組み合わせを含む。それらは、最終生成物と、対応する前駆物質および中間体の両方に適用される。
本発明は更には、式(II)
Figure 2004531490
〔式中、
、R、R、RおよびRは、上述に定義の通りである〕の化合物が、
式(III)
−X (III)
〔式中、
は、上述に定義の通りであり、Xは、適切な脱離基を示す〕の化合物と溶媒中、適切であれば塩基の存在中において反応させる点で特徴付けられる、式(I)の化合物の製造法に関する。
本発明に記載の製造法は、以下に示す式のスキームにより例示的な方法で説明可能である:
Figure 2004531490
本発明の記載の製造法に好適な溶媒は、反応条件下で不活性であるすべての有機溶媒である。これらは、メタノール、エタノールおよびイソプロパノールといったアルコール、アセトンおよびメチルエチルケトンといったケトン、ジエチルエーテルおよびテトラヒドロフランといった非環式および環状エーテル、酢酸エチルまたは酢酸ブチルといったエステル、ベンゼン、キシレン、トルエン、ヘキサンまたはシクロヘキサンといった炭化水素、ジクロロメタン、クロロベンゼンまたはジクロロエタンといった塩素化炭化水素、あるいはジメチルホルムアミド、アセトニトリル、ピリジン、またはジメチルスルホキシド(DMSO)といった他の溶媒を含む。水もまた好適な溶媒である。上述の溶媒の混合物を使用するのも可能である。好ましい溶媒は、ジメチルホルムアミドである。
式(II)の化合物は、式(IV)
Figure 2004531490
〔式中、
、RおよびRは、上述で定義の通りである〕の化合物を、
好適な溶媒中、塩化銅(II)および亜硝酸イソアミルを用いて、式(V)
Figure 2004531490
〔式中、
、RおよびRは、上述で定義の通りである〕の化合物に変換し、
次に、それを式(VI)
−NH−R (VI)
〔式中、
およびRは、上述で定義の通りである〕の化合物と反応させて式(VII)
Figure 2004531490
〔式中、
、R、R、RおよびRは、上述で定義の通りである〕の化合物を提供し、
最終的に硫化ナトリウムを用いてそれを式(II)の化合物に変換することにより製造可能である。
式(II)の化合物の製造は、以下に示す式のスキームにより例示的な方法で説明可能である:
Figure 2004531490
式(IV)の化合物は、当業者には既知であるか、あるいは文献により既知の常法により製造可能である。特に以下に示す文献が参照され得、それぞれの内容は、引用して本明細書の一部とする:
・Kambe et al., Synthesis 1981, pages 531-533
・Elnagdi et al., Z. Naturforsch. 47b, pages 572-578, (1991)
式(III)および(VI)の化合物は、市販で入手可能であるか、当業者には既知であるか、あるいは常法により製造可能であるかのいずれかである。
本発明はまた、上述の臨床像の予防および/または処置用の薬物および医薬組成物の製造のための式(I)の物質の使用に関する。
本発明は更には、式(I)の物質を用いる上述の臨床像の予防および/または処置法に関する。
式(I)の化合物を投与するのに好適なのは、すべて慣例的な投与形態、すなわち経口、経腸、吸入、経鼻、舌下、直腸、例えば、移植またはステントの場合のような局所、または例えば、経皮のような外部である。経腸投与の場合、特に静注、筋注、および例えば皮下徐放性製剤としての皮下投与が挙げられ得る。特に好ましくは、経口投与が挙げらる。

Claims (10)

  1. 式(I)
    Figure 2004531490
    〔式中、
    、RおよびRは、相互に独立して、ヒドロキシル、(C−C)−アルコキシ、(C−C)−シクロアルキル、(C−C)−アルケニル、(C−C)−アルキニル、ハロゲンまたは(C−C10)−アリールオキシにより、最大3回まで、相互に独立して置換されてもよい(C−C)−アルキル、
    ハロゲン、ニトロ、(C−C)−アルコキシ、カルボキシル、(C−C)−アルコキシカルボニルまたはモノ−もしくはジ−(C−C)アルキルアミノにより、最大3回まで、相互に独立して置換されてもよい(C−C10)−アリール、
    ヒドロキシル、(C−C)−アルコキシ、(C−C)−シクロアルキル、(C−C)−アルケニル、(C−C10)−アリール、N、Oおよび/またはSからなる群から最大3個のヘテロ原子を有する5もしくは6員のヘテロアリール、(C−C10)−アリールオキシ、ハロゲン、シアノ、(C−C)−アルコキシカルボニル、アミノまたはモノ−もしくはジ−(C−C)−アルキルアミノにより置換されてもよい(C−C)−アルコキシ、
    水素、ヒドロキシル、ハロゲン、ニトロ、シアノ、または−NH−C(O)−R
    (式中、
    は、ヒドロキシルまたは(C−C)−アルコキシにより置換されてもよい(C−C)−アルキル、(C−C)−シクロアルキル、またはハロゲン、ニトロ、(C−C)−アルコキシ、カルボキシル、(C−C)−アルコキシカルボニルまたはモノ−もしくはジ−(C−C)アルキルアミノにより、最大3回まで、相互に独立して置換されてもよい(C−C10)−アリールである)
    を示し、
    あるいは
    およびRは、隣接したフェニル環原子に結合して、その2個の環の炭素原子と一緒に、(C−C)−アルキルまたはオキソで置換されてもよいN、Oおよび/またはSからなる群から1または2個のヘテロ原子を有する5〜7員の飽和もしくは一部分不飽和の複素環を形成し、
    は、ヒドロキシル、−NH−CO−R、(C−C)−アルコキシ、(C−C)−シクロアルキル、(C−C10)−アリール、N、Oおよび/またはSからなる群から最大3個のヘテロ原子を有する5もしくは6員の飽和のもしくは一部分不飽和の複素環、またはN、Oおよび/またはSからなる群から最大3個のヘテロ原子を有する5もしくは6員のヘテロアリールにより置換されてもよい(C−C)−アルキル、またはヒドロキシルまたは(C−C)−アルキルにより置換されてもよい(C−C)−シクロアルキル
    (式中、
    は、ヒドロキシルまたは(C−C)−アルコキシにより置換されてもよい(C−C)−アルキル、(C−C)−シクロアルキル、またはハロゲン、ニトロ、(C−C)−アルコキシ、カルボキシル、(C−C)−アルコキシカルボニルまたはモノ−もしくはジ−(C−C)−アルキルアミノにより最大3回まで、相互に独立して置換されてもよい(C−C10)−アリールである)
    を示し、
    は、水素、またはヒドロキシ、(C−C)−アルコキシまたは(C−C)−シクロアルキルにより置換されてもよい(C−C)−アルキルを示し、
    あるいは
    およびRは、それらが結合する窒素原子と一緒に、環内にN、Oおよび/またはSからなる群から1または2個の更なるヘテロ原子を含んでもよく、そしてオキソ、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、(C−C)−アルキルまたは(C−C)−アルコキシにより、相互に独立して、1〜3個置換されてもよい5〜7員の飽和もしくは一部分不飽和の複素環を形成し、
    そして
    は、(C−C)−シクロアルキルまたは(C−C)−アルキルであって、そのアルキルは、(C−C)−シクロアルキル、ヒドロキシル、−CO−NH−R、(C−C)−アルコキシ、(C−C)−アルケニル、(C−C10)−アリールまたはN、Oおよび/またはSからなる群から最大3個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールにより、最大3回まで、相互に独立して置換されてもよい。
    (ただし、
    それらのアリールおよびヘテロアリールは、ハロゲン、(C−C)−アルキル、(C−C)−アルコキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C−C)−アルキルアミノ、ニトロ、シアノ、またはヒドロキシルにより置換されてもよく、
    そして
    は、水素、ヒドロキシルまたは(C−C)−アルコキシにより置換されてもよい(C−C)−アルキル、(C−C)−シクロアルキル、またはハロゲン、ニトロ、(C−C)−アルコキシ、カルボキシル、(C−C)−アルコキシカルボニルまたはモノ−もしくはジ−(C−C)−アルキルアミノにより最大3回まで、相互に独立して置換されてもよい(C−C10)−アリールを示す)
    を示す〕の化合物、
    またはその塩、水和物、塩の水和物、もしくは溶媒和物。
  2. 式(I)
    〔式中、
    、RおよびRは、相互に独立して、水素、ヒドロキシル、(C−C)−アルキル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、フッ素、塩素、(C −C )−アルコキシ(これは、ヒドロキシル、(C −C )−アルコキシ、(C −C )−アルケニルまたは(C −C )−シクロアルキルにより置換されてもよい)、−NH−C(O)−CHまたは−NH−C(O)−Cを示し、
    あるいは
    およびRは、フェニル環原子に隣接して、−O−CH−O−または−O−CH−CH−O−基を示し、
    は、ヒドロキシル、(C−C)−アルコキシ、(C−C)−シクロアルキル、−NH−C(O)−CH、フェニル、フリル、ピリジル、イミダゾリル、チエニルまたはヘキサヒドロピラニルにより置換されてもよい(C−C)−アルキル、または(C−C)−シクロアルキルを示し、
    は、水素、またはヒドロキシル、(C−C)−アルコキシまたは(C−C)−シクロアルキルにより置換されてもよい(C−C)−アルキルを示し、
    あるいは
    およびRは、隣接する窒素原子と一緒に、環内にN、Oおよび/またはSからなる群から更に1個ヘテロ原子を含んでもよく、そしてヒドロキシル、(C−C)−アルキルまたは(C−C)−アルコキシにより、相互に独立して、1〜3置換されてもよい5〜7員の飽和もしくは一部分不飽和の複素環を形成し、
    そして
    は、(C−C)−シクロアルキル、(C−C)−シクロアルキル、−CO−NH−R、ヒドロキシル、(C−C)−アルコキシ、(C−C)−アルケニル、フェニルまたはN、Oおよび/またはSからなる群から最大3個のヘテロ原子を有する5もしくは6員のヘテロアリールにより、最大2回まで相互に独立して置換されてもよい(C−C)−アルキル
    (式中、
    それらのフェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、(C−C)−アルキル、(C−C)−アルコキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C−C)−アルキルアミノ、ニトロ、シアノ、またはヒドロキシルにより置換されてもよく
    そして
    は、水素または(C−C)−アルキルを示す)
    を示す〕化合物、
    またはその塩、水和物、塩の水和物、もしくは溶媒和物。
  3. 式(I)
    〔式中、
    およびRは、相互に独立して、水素、それぞれのアルコキシラジカルが、ヒドロキシルメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシまたはシクロプロピルにより置換されてもよいメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシまたは−NH−C(O)−CHであり、
    あるいは
    およびRは、フェニル環原子に隣接して結合して、−O−CH−O−基を示し、
    は、水素を示し、
    は、それぞれのアルキル残基が、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、シクロプロピル、−NH−C(O)−CH、フリル、ピリジル、イミダゾリルまたはヘキサヒドロピラニルにより置換されてもよいメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、あるいはシクロプロピルを示し、
    は、水素またはメチルを示し、
    あるいは
    およびRは、隣接する窒素原子と一緒に、ピロリジニル、モルフォリニル、ピペリジニルまたは4−ヒドロキシピペリジニルを示し、
    そして
    は、メチル、エチルまたはn−プロピルを示し、それぞれのアルキルラジカルが、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イミダゾリル、ニトロフラニル、ピリジル、それ自身が次にシアノ、ニトロ、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシまたはアミノにより置換されてもよいフェニル、−C(O)−NH または−C(O)−NH−CH により置換されてもよい〕の化合物
    またはその塩、水和物、塩の水和物、もしくは溶媒和物。
  4. 式(II)
    Figure 2004531490
    〔式中、
    、R、R、RおよびRは、請求項1に定義の通りである〕の化合物
    式(III)
    −X (III)
    〔式中、
    は、請求項1に定義の通りであり、Xは、脱離基を示す〕の化合物と反応させる点で特徴付けられる、請求項1に記載の式(I)の化合物の製造法。
  5. 疾患の予防および/または処置のための、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  6. 請求項1に記載の式(I)の化合物を少なくとも1つ、および補助物質を更に少なくとも1つ含む、組成物
  7. 心臓血管系の疾患(循環器疾患)の予防および/または処置用の薬物の製造のための、請求項1に記載の式(I)の化合物の使用。
  8. 泌尿生殖器系の疾患および癌の予防および/または処置用の薬物の製造のための、請求項1に記載の式(I)の化合物の使用。
  9. 炎症性および神経炎症性疾患、神経変性疾患および疼痛の予防および/または処置用の薬物の製造のための、請求項1に記載の式(I)の化合物の使用。
  10. 呼吸器の疾患、肝線維症および肝硬変、および糖尿病の予防および/または処置用の薬物の製造のための、請求項1に記載の式(I)の化合物の使用。
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