JP2004527357A - 電気外科用静脈ストリッパ - Google Patents

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Abstract

本発明は、探子と凝固切削ユニットを含み、凝固切削ユニットが少なくとも2つの電極と、探子を通過させて導くことができる正面開口部とを備えた、静脈ストリッパに関する。少なくとも2つの電極(3、4、5)の少なくとも2つは、正面開口部の周りの円周上に隣接して配置されている。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、探子と凝固切削ユニットを含み、凝固切削ユニットが少なくとも2つの電極と、探子を通過させて案内することができる正面開口部とを備えた、静脈ストリッパに関する。
【背景技術】
【0002】
静脈ストリッパは外科の分野から周知のものである。
【0003】
SU1498473A1は、探子が連結されている静脈ストリッパを開示している。この静脈ストリッパは、1つの電極が中にある開口部を有する突出部を備えたリング・ナイフを具備する。リング・ナイフは、さらに別の電極として配置されている。静脈ストリッピング中に、静脈の周りの組織がリング・ナイフによって切削される。機械的抵抗の増加は、静脈側枝を掴んだことを示すものである。静脈側枝は、静脈ストリッパを回すことによって突出部の切刃によって切り離すことができ、電極によって高周波電流を使用して凝固することができる。SU1498473A1による静脈ストリッパの不利な面は、もっと小さな静脈側枝が機械的抵抗の顕著な増加なしに切断され、凝固されないことである。さらに別の不利な面は、静脈側枝が、切断の少し前に認められるときに単に凝固する可能性があることである。静脈側枝が認められて既に切削された場合には、凝固のための静脈ストリッパの必要な位置はもう見つけることができない。これは、静脈ストリッパの縦方向における位置ならびに設定すべき回転角度の両方に関係する。凝固は複雑で長引く処置となる。SU1498473A1による静脈ストリッパのさらなる不利な面は、静脈ストリッピング中の応力によって、出血が周囲組織中の静脈にも発生し、これによってこれらの静脈は凝固しない。SU1498473A1による静脈ストリッパのさらなる不利な面は、リング・ナイフの鋭利な切刃の結果として周辺組織に対する不注意な傷害が起こり得ることである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって本発明の目的は、これらの欠点を排除してほぼすべての静脈側枝を確実に凝固させる、上述の種類の静脈ストリッパを提供することである。
【0005】
本発明のさらに別の目的は、周辺組織における傷ついた静脈も凝固させる上述の種類の静脈ストリッパを提供することである。
【0006】
本発明のさらに別の目的は、不注意な切削による周辺組織に対する障害を低く抑える、上述の種類の静脈ストリッパを提供することである。
【0007】
本発明のさらに別の目的は、1つの作業ステップで切削と凝固とを確実に行う、上述の種類の静脈ストリッパを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
これは、少なくとも2つの電極の少なくとも2つを、凝固切削ユニットの正面開口部の領域内に位置する円周の上に隣接して配置するようにして、本発明によって達成される。
【0009】
この実施例は、最新の静脈ストリッパと共に使用できるという利点を伴っている。これは、血液乾燥ストリップ・チャネルが達成されて、この結果として出血止めの圧迫帯が不要になるというさらなる利点を伴っている。さらにまた、周辺組織に外傷を与えることが、本発明による静脈ストリッパによって実質的に防止される。これは、本発明による静脈ストリッパを用いた手術を一年中また寒い季節だけではなく実施することができるというさらなる利点につながる。
【0010】
本発明はさらに、探子と凝固切削ユニットを含み、凝固切削ユニットが少なくとも1つの電極と、探子を通過させて案内することができる正面開口部とを備えた、静脈ストリッパに関する。
【0011】
本発明の目的は、上述のような欠点を除き、ほとんどすべての静脈側枝を確実に凝固し、さらにまた周辺組織における傷ついた静脈を凝固させ、不注意の切削による周辺組織への障害を低く保ち、1つの作業ステップにおいて確実に切削と凝固を行い、簡単で確実な設計を伴う、上述の種類の静脈ストリッパを提供することである。
【0012】
これは、探子を少なくともその長さの一領域に沿って電極として配置するようにして、本発明によって達成される。
【0013】
この実施例は、電極が空間的に離れているために短絡の可能性が特に低いという利点を伴う。血液乾燥ストリップ・チャネルもまた、本発明によるこの静脈ストリッパによって達成され、したがって出血防止の圧迫帯はもはや確実に不要になる。さらにまた、周辺組織に外傷を与えることも実質的に防止される。これは、本発明による静脈ストリッパを用いた手術を一年中また寒い季節だけではなく実施することができるというさらなる利点につながる。
【0014】
本発明のさらなる発展形態では、少なくとも1つの電極の少なくとも1つを、凝固切削ユニットの正面開口部の領域内に位置する円周の上に隣接して配置するようにすることができる。この方法では、凝固は開口部の周りのあらゆる方向に確実に可能である。
【0015】
本発明のさらに別の実施例によれば、電極の少なくとも1つを環状配置で設けるようにすることができる。環状配置の結果として、電極による開口部を確実に包囲することができる。
【0016】
本発明のさらに別の実施例によれば、電極の少なくとも1つがらせん構成を備えるようにすることができる。らせん構成によって、開口部を電極によって数回包囲することが可能になる。
【0017】
本発明のさらに別の実施例によれば、電極の少なくとも1つが中断物を含むようにすることができる。他の電極を中断物によって案内することができ、こうして電極を1つの平面内に配置することができる。
【0018】
本発明のさらに別の実施例によれば、電極の少なくとも1つが扇形フィンガを含むようにすることができる。扇形フィンガによって、凝固切削が行われる領域を著しく拡大することができ、こうしてすべての静脈側枝の確実な凝固を著しく改善する。
【0019】
本発明のさらなる発展形態では、探子の一端部が、凝固切削ユニットの上に配置されている保持装置によって、または終結部片などによって凝固切削ユニットに連結できるようにすることができる。探子との連結の結果として、本発明による静脈ストリッパを従来の静脈ストリッパと同様に使用することができ、こうして操作の誤りの可能性を減少させる。
【0020】
本発明の別の実施例によれば、探子を凝固切削ユニットに固定することができる。操作の誤りを、凝固切削ユニットに探子を固定することによって実質的に排除することができる。
【0021】
本発明のさらなる実施例によれば、凝固切削ユニットが変位装置、特にシャフトなどを具備し、探子が案内探子として構成されるようにすることができる。凝固切削ユニットを探子によって変位装置を通じて移動させることができ、探子は同時には動かされず、単に案内手段として使用されるだけである。この方式で、まず静脈を切削することができ、静脈側枝を凝固させることができ、それから静脈だけを除去することができる。この方式で、凝固切削ユニットは静脈を受け入れることが不必要になるので、凝固切削ユニットの寸法を小さく保つことができる。
【0022】
本発明のさらなる実施例によれば、凝固切削ユニットは駆動装置を含み、この駆動装置は探子に沿って自動的に移動可能にすることができる。駆動装置の結果として、もはや変位装置は必要とされず、したがって、湾曲した探子の周りの移動を確実により容易に実施することができる。
【0023】
本発明のさらなる実施例によれば、凝固切削ユニットは少なくとも1つのさらなる電極、特に少なくとも3つのさらなる電極を含むようにすることができる。さらなる電極の結果として、切削および/または凝固が実施される領域を拡大することができる。これは、すべての静脈側枝が凝固されるという保証を高める。
【0024】
本発明のさらなる実施例によれば、少なくとも1つのさらなる電極が凝固切削ユニットの壁表面の上に配置されるようにすることができる。少なくとも1つのさらなる電極を凝固切削ユニットの壁表面に取り付けると、静脈側枝を切断した後に凝固領域を増加し、こうしてすべての静脈側枝が凝固されるという保証を高める。
【0025】
本発明のさらなる発展形態によれば、電極がそれぞれの隣接電極から異なる距離に配置されるようにすることができる。ことなる距離を選択することによって、2つの電極間の異なる活動領域を達成することが可能である。
【0026】
本発明の別の配置によれば、電極の少なくとも1つが抵抗器などに接続されるようにすることができる。抵抗器などとの接続によって異なる活動領域を達成することができる。
【0027】
本発明のさらなる実施例によれば、凝固切削ユニットが縦軸に沿って整列された基本体を含み、少なくとも2つの電極の少なくとも2つを基本体の第1面側に取り付けるようにすることができる。電極を基本体の第1面側に取り付けることによって、静脈側枝が引きはがれる前に、静脈側枝は確実に電極の活動領域に達する。
【0028】
本発明のさらなる実施例によれば、凝固切削ユニットが、実質的に環状に配置された2つの電極を含み、環状電極の対称軸は実質的に互いに平行に延在し、環状電極よって各々開かれる表面は、対称軸の軸方向に見て実質的に互いに重なり合っているようにすることができる。この実施例は凝固切削ユニットの構造を確実に簡単なものにする。探子を電極として構成する必要はない。
【0029】
本発明のさらなる発展形態によれば、少なくとも1つのさらなる電極を環状配置で設け、環状配置の対称軸は他の2つの電極の対称軸に実質的に平行に延在し、少なくとも1つの電極によって切開される表面と他の2つの電極によって切開される表面とは、対称軸の軸方向に見て実質的に互いに重なり合っているようにすることができる。すべての静脈側枝が凝固するという保証を、少なくとも3つの環状電極を使用することによって向上することができる。
【0030】
本発明の別の実施例によれば、環状電極の対称軸が基本体の縦軸に実質的に平行に延在するようにすることができる。この実施例によって電極の回転対称効果を達成することができるので、この効果は凝固切削ユニットの不注意の回転によって変えられることはない。
【0031】
本発明のさらなる実施例によれば、環状電極は、1つの、基本体の縦軸に実質的に直角に延在する平面の中にあるようにすることができる。この実施例の結果として、凝固切削ユニットの切削効果を特に向上することができ、この結果、凝固切削のためには極めて低い引張り力だけが必要である。
【0032】
本発明のさらなる実施例によれば、基本体が実質的に円筒状の空間を囲むようにすることができる。これは、凝固切削ユニットを静脈の周りに近接して置くことができるという利点につながる。さらにまた、基本体の第2正面側を従来の静脈ストリッパの端部に置くことができ、したがって静脈ストリッパを静脈上で引っ張ることができ、静脈側枝は凝固切削ユニットによって切断される。
【0033】
本発明のさらなる発展形態によれば、基本体が、基本体の縦軸に整列された少なくとも1つのウェブを備えるようにすることができる。これによって、基本体の領域において張力によってアーチ状になる静脈は基本体を詰まらせることなく十分に拡張することができ、この結果として、凝固切削ユニットは単に短い長さの構成にすることができる。
【0034】
本発明のさらなる実施例によれば、基本体が保持装置を含み、これによってその正面側の領域において探子の端部を受け入れて固定するようにすることができる。したがって、静脈ストリッパを個別に囲うことはもう必要ではない。この構成によって、間違った方向に凝固切削ユニットを使用することがなくなり、したがって操作中の誤りの可能性を減らす。
【0035】
本発明のさらなる実施例によれば、基本体が保持装置を含み、これによってその第2正面側において探子の端部を受け入れて固定するようにすることができる。保持装置を第2正面側に配置することによって、凝固切削ユニットの全長を短くすることができる。
【0036】
本発明のさらなる実施例によれば、保持装置によって探子端部と基本体との間のインターロック連結が可能になるようにすることができる。連結部のインターロック構成によって、連結部が決して不注意に取り外されないようになる。
【0037】
本発明のさらなる実施例によれば、保持装置が、探子を挿入するための基本体の側壁中に組み込まれたスロット、ならびに探子の端部を受け入れるための凹部を含むようにすることができる。凹部は、基本体の第1正面側に面する側にウェブを含み、第1正面側がウェブを狭くしている。この構成によって、探子と基本体との間の連結が簡単で確実になる。
【0038】
本発明のさらなる実施例によれば、凹部が、基本体の第1正面側に面する側に延長部を含むようにすることができる。この延長部は連結部の永続性を向上することができる。
【0039】
本発明のさらなる発展形態によれば、電極を電源と接続するための電線が基本体の第2正面側に基本体から外側へ中枢的に案内されるようにすることができる。この構成によって、傾斜モーメントなしに電線によって凝固切削ユニットを移動させることができる。
【0040】
本発明のさらなる実施例によれば、保持装置が2つの接点を含み、これらの接点は電極と導電的に接続され、電線は電極を電源に接続するために探子の内部に案内され、探子の端部にあるさらなる接点に接続され、環状電極と電源との間の導電的接続は、保持装置に探子を受け入れて固定すると接点およびさらなる接点によって行われるようにすることができる。この結果、接続は探子によって行われるので、電極を電源に接続するために個別のケーブルを設ける必要はない。
【0041】
本発明のさらなる発展形態によれば、排液管を凝固切削ユニットの上に設けるようにすることができる。この方式では、排液管をストリッピングによって1ステップでストリッピング・チャネルの中に導くことができる。
【0042】
この点について、本発明のさらなる発展形態によれば、排液管締付け装置が、開口部とは反対側にある凝固切削ユニットの正面側に配置されるようにすることができる。2つの静脈片のために本発明による静脈ストリッパを使用するときは、ストリップ・チャネルにおいて第1静脈片の後に位置する排液管を切り離すことができ、さらに別の排液管を再び凝固切削ユニットの上に締め付けることができる。
【0043】
本発明のさらなる実施例によれば、縦方向切込み装置を設けるようにすることができる。本発明による静脈ストリッパを、縦方向の切込み装置によって静脈の周りに案内することができ、静脈ストリッピングの後に静脈だけがストリップ・チャネルから除去される。これは、ストリッピング中に静脈を引き伸ばした状態ににしておくことができるという利点につながる。
【0044】
本発明のさらなる実施例によれば、縦方向切込み装置は単極切削用のスロット電極、双極切削用のスロット電極、または機械的切刃を含むようにすることができる。縦方向に静脈を確実に切り込むことは、これら3つの実施例の各々によって確証することができる。
【0045】
本発明のさらなる実施例によれば、縦方向切込み装置を探子と共に、特に溝などと共に留められるようにすることができる。縦方向における静脈の確実な切込みは、この実施例によって確証することができる。
【0046】
本発明のさらなる実施例によれば、縦方向切込み装置は保持装置に固定されることができ、探子の端部を受け入れて固定するためのさらなる保持装置を含むようにすることができる。この構成によって、凝固切削ユニットと縦方向切込み装置とのモジューラ構成が可能になる。
【0047】
本発明のさらなる発展形態によれば、電極の少なくとも1つの領域において、イオン性気体、特にアルゴンの出口のための少なくとも1つの出口開口部を設けるようにすることができる。凝固は、イオン性気体によってすでに電極の前で起こる。したがって、痂皮形成部などが電極の1つに固着して、静脈ストリッパの移動中に破れて開く可能性が減る。イオン性気体は気体供給管路を通じて供給される。
【0048】
この点について、本発明のさらなる実施例によれば、少なくとも1つの出口開口部が、基本体の第2正面側において気体連結部に接合されるようにすることができる。気体供給管路と電線は、平行に任意に共通の筒の中に案内することができる。
【0049】
本発明のさらなる発展形態によれば、少なくとも1つの吸引開口部を設けるようにすることができる。凝固中に発生する煙を吸引開口部によって吸い取り、吸引管路によって除去することができる。
【0050】
この点について、本発明のさらなる発展形態によれば、少なくとも1つの吸引開口部が保持装置に配置されるようにすることができる。この構成によって、吸引開口部が凝固切削ユニットとは関係なく確実に構成され、したがって好都合な吸引が確実になる。
【0051】
本発明のさらなる発展形態によれば、少なくとも1つの吸引開口部が基本体の第2正面側で吸引連結部に接合されるようにすることができる。これによって、電線、吸引管路、および任意に気体供給管路を平行に案内でき、任意に共通の筒の中に配置できるようにすることができる。
【0052】
本発明のさらなる発展形態によれば、環状超音波共振器が電極の領域に配置されるようにすることができる。超音波共振器は切削ユニットとして配置され、電極は凝固ユニットとして配置され、こうして、これらのユニットを非常に簡単な方式で設定および制御することが可能である。
【0053】
本発明を、特に好ましい実施例を示す添付の図面を参照してより詳細に以下に説明する。
【実施例】
【0054】
本発明は、電気外科および高周波外科の技法に関し、特に生物的物質または組織を通じて流れる高周波による生物的物質または組織の凝固および切削に関する。低周波電流における生物的物質に対する効果は、電解効果およびファラデー効果である。これら2つの効果は電気外科には望ましくない。それはこれらの効果が一方では電解的損傷を、他方では望ましくない筋収縮を引き起こす可能性があるからである。この理由で、約300kHzからの周波数を有する高周波電流のみが電気外科には使用されている。このような周波数では、組織収縮および筋収縮におけるイオン変位はもはや発生しない。組織の加熱は熱効果を通じて達成される。これは、組織の凝固と切削に使用することができる。
【0055】
組織が約100℃にまで加熱される凝固中に、細胞内および細胞外液体は蒸発する。この結果、組織は収縮するが、細胞膜は無傷のままである。こうして出血を高い成功率で停止することができる。切削中に、組織は急激に100℃のわずかに上の温度にまで加熱されるので、細胞膜は爆発的に破裂する。これによって組織中の正確な切削を実施することができる。
【0056】
2つの電気外科技法は、高周波電源との接続のために電極を形状化することから得られる。単極技法では、大きな表面を有するいわゆる中性電極を患者の身体に取り付ける。電極の寸法は、非常に低い電流密度のみが領域に発生し、こうして非常に低いまたは無視できるほどの加熱をもたらすことを確実にするものである。加熱は、鋭角な外形を備えた活性電極の領域に発生し、この領域において組織中にかなりの電流密度を生じさせる。双極技法では、2つの電極が互いに非常に接近して置かれ、可能であれば1つのユニットに統合される。電流は2つの電極間に接近して画定された組織の中のみを流れる。
【0057】
本発明による静脈ストリッパは、生物的物質を凝固し切削するための双極技法に関する。
【0058】
脈管または静脈の疾患の場合には、静脈100(図1a〜1c)のある一定セクション102を除去することがしばしば必要である。
【0059】
この目的のために、結合組織105を心臓に近くてセクション102に隣接する上部領域103、心臓から遠い下部領域104において切削し、静脈100を切断して、除去しようとする静脈100のセクション102の両端部を露出させる。
【0060】
次のステップで、静脈ストリッパの探子110を除去しようとする静脈100のセクション102の中に導入する。
【0061】
エンド・ピース111を下部領域103において探子110に取り付け、エンド・ピースは探子110からの静脈100の滑りを防止する。次に探子110を、探子110の上端部に取り付けたハンドル112を用いて、除去しようとするセクション102を引っ張ることによって、結合組織を通じて引き、矢印113によって示すような引張り方向に上部領域103から探子110を引き出す。
【0062】
図1cに示すように、静脈100の膨出部と静脈壁におけるひだ形成の増加がエンド・ピース111の上流の領域114において発生する。この方法における不利な面は、静脈100の中に開いている静脈側枝101がこの過程中に断裂することである。これは実質的な出血を引き起こし、続く包帯当てによって病院滞在を延長させ、処置した身体部分を休息させることが必要になる。
【0063】
本発明による静脈ストリッパによって、この不利益を排除することができる。これは、静脈100とともに静脈側枝101を結合組織105から断裂せず、または静脈セクション102を引き出すときに断裂しないことによって、達成される。その代わりとして、静脈側枝を上記のユニットによって予め封止し、静脈100から切断する。
【0064】
これは、静脈側枝101を、これらが静脈100内へ開いた領域において上述のように電気外科で凝固または切削することによって起こる。
【0065】
この目的のために、本発明による静脈ストリッパは凝固切削ユニット1を含み、このユニットには、本発明による静脈ストリッパの第1実施例によれば、実質的に環状にすることができる少なくとも2つの電極3、4、5が配置されている。本発明による静脈ストリッパの別の実施例によれば、探子110は電極3、4、5として配置され、凝固切削ユニット1は少なくとも1つの電極3、4、5を備え、本発明による静脈ストリッパもやはり少なくとも2つの電極3、4、5を有する。
【0066】
電極3、4、5の環状配置の結果として、これらの電極を静脈100の上に通すことができる。
【0067】
これは、静脈100を囲む概して環状の領域(以下、活動領域6と呼ぶ)を作り出し、静脈100を囲む生物物質を凝固または切削することができる。この結果、静脈側枝101を、これらが静脈100の中に開いている領域において静脈100から切断することができる(図2)。したがって、一方では静脈側枝101を直接切断することが可能である。他方では、静脈側枝101の凝固を発生させることで十分である。したがって、これらの静脈側枝は密封され、関連する出血を起こすことなく、除去しようとする静脈100のセクション102を次に引っ張る間に、凝固した個所においてきれいに切断される。
【0068】
電極3、4、5の最適半径は生理的条件に基づく。この条件は静脈100の直径によって決定される。一方では、電極3、4、5の直径は、周辺結合組織105の損傷をできるだけ確実に少なくするために、できるだけ小さく保たれなければならない。これに関して、電極3、4、5の環状構成は、電極3、4、5を静脈100の上に特に接近して置くことができるので、静脈ストリッピングにおいて特に有利である。電極3、4、5の他の構成、たとえば矩形レイアウトの閉ループも可能である。このような電極3、4、5は、本発明に関しては実質的に環状電極3、4、5として適用すべきである。
【0069】
実質的に環状の電極3、4、5を静脈100の上に滑らせる目的のために、これらの電極は、電極3、4、5の対称軸3’、4’、5’が静脈100の中心線100’に実質的に平行に延在するように、配置される(図2b)。したがって、電極3、4、5の対称軸3’、4’、5’は互いに実質的に平行に延在する。さらにまた、電極3、4、5によって各々開かれる表面は、対称軸3’、4’、5’の軸方向に見たときに重なり合う。この重なり合いは、個別の電極3、4、5の構成に応じて完全または単に部分的なものになり得る。
【0070】
これは、正確な対称軸3’、4’、5’を定義することができないたとえば凸状部を含む電極3、4、5にも明らかに適用される。
【0071】
実質的に環状の電極3、4、5の配置は、いずれにしても図2bに示す配置に類似して起こり得るものである。
【0072】
電極3、4、5の正確な配置は活動領域6、すなわち組織に対する熱効果が最高である領域の位置と延長に影響する。活動領域6は、電極3、4、5間の電流密度が最高である領域によって画定される。
【0073】
活動領域6の形状と構造は当然その他の要素、特に使用される電流と電圧の強度にも依存する。軟凝固、強制凝固、および噴霧凝固などのさまざまな凝固方法を、初期電圧を選択することによって設定することができる。
【0074】
図3aから図3dまでは、電極3、4、5のいくつかの可能な有利な配置と、これらの配置によってできる活動領域6を示す。
【0075】
活動領域6は各々破線によって示されている。これらは、三次元の実質的に環状の活動領域6と平面6’によって示される突出平面との間の交差線によって得られる。環状電極3、4、5によって画定される活動領域6は、いずれにしても三次元のほぼ環状区域の中にある。一般に、活動領域6は、円形またはさらに楕円形または矩形のレイアウトを伴う円環体として定義することができる。
【0076】
図3aは、互いに離隔して実質的に平行な2つの異なる平面の中に2つの電極3、4が位置する、配置を示している。これは、指示されているように、2つの電極3、4の間に位置する双極凝固切削のための活動領域6をもたらす。この配置によって、静脈側枝101は、2つの電極3、4を引張り方向113に動かすときに電極4によって最初に掴まれる。さらに引っ張ったときのみ、静脈側枝101は活動領域6の中に曲げられ、そこで凝固され切削される。
【0077】
この場合、静脈100自体が切断されることを防止する個別の保護スリーブ115を設けることは理解される。
【0078】
図3bは、やはり2つの離隔した平面内に位置する直径の異なる2つの電極3、4、5による配置を示す。指示された活動領域6は、すでに早い時点で、すなわち僅かに引っ張った場合に静脈側枝101の切削または凝固に導く。この場合にも保護スリーブ115を設けることができる。
【0079】
図3cに示す配置では、2つの電極3、4が同じ平面の中に位置する。したがって、内部電極4と外部電極3とによって形成された縁部の上に非実体的に延在する活動領域6が得られる。この結果、静脈100自体は活動領域6に位置しない。引張り方向113における移動中に、静脈側枝101は、2つの電極3、4の1つとの接触以前にすでに、または特に接触中に切断される。これは、活動領域が引張り方向113に位置するので、前方切削を容易にする。ここでは保護スリーブ115は不要である。内部電極4も静脈100に向かって近づき過ぎないことを、2つの電極3、4を固定することでなお確証できる。
【0080】
電極3、4、5の他の配置も明らかに可能である。たとえば図3dは、電極3、4が互いに最も近づく領域に活動領域6が限定される配置を示す。これは、外科医が凝固切削ユニット1を回すことによって凝固個所を正確に画定できる例のための非常に選択的な装置には有利である。別の配置では、2つの電極3,4に加えてさらなる電極5を設けることも可能であり、この結果、凝固領域を変えることができ、特に拡大することができる。
【0081】
電極3、4、5を、縦方向基本体2によって本凝固切削ユニット1の中に担持することができる。
【0082】
図4aから図4kまでは、本発明による静脈ストリッパの有利な実施例を示す。この目的のために、電極3、4、5を、電極3、4、5の対称軸3’、4’が基本体2の縦軸2’に実質的に平行に延在するように、基本体2の第1面側2aに取り付けることができる。この配置の結果として、基本体2が図示の様式でまたは静脈100またはその中心線100’に沿った引張り方向113に移動すると、電極3、4、5は静脈100に対して上記の様式で(特に図3a〜3d)整列することが確証される。
【0083】
図4aに示すような基本体2は、ハンドル7を有するウェブの形で形成される。電極3、4、5は図示の実施例(図3cに示す実施例に類似)では、基本体2の縦軸2’に実質的に直角に延在する1つの同じ平面の中に位置する。図3a、3b、3dなどによる電極3、4、5の構成が可能である。
【0084】
電極3、4、5は、リード電線3a、4aを介して、たとえば図4fに示す電源37に接続されている。
【0085】
図4bに図示するような基本体2は実質的に円筒形状を有する。環状電極3、4、5が基本体2の第1面側2aに取り付けられ、電極3、4、5はその一部で電線3a、4aを介して電源37に接続されている。電極3、4、5の対称軸3’、4’もまた基本体2の縦軸2’に実質的に平行に延在する。
【0086】
円筒形状によって、凝固切削ユニット1は静脈100の上を滑ることができる。図4bに示すような基本体2の円筒形状によって、さらに凝固切削ユニット1が静脈100に沿って導かれることが可能になる。
【0087】
同時に、基本体2は、これを静脈ストリッパの従来のエンド・ピース111の上に置くことができるように、その第2面側2bの上に構成される。
【0088】
したがって静脈トリッピング中に、領域103において除去しようとする静脈100のセクション102(図1bの中央)の露出した端部を越えて凝固切削ユニット1を滑らせた後に、および探子110を周知の方法で静脈100の中に通した後に、エンド・ピース111を探子110に取り付けて、引っ張る方向113に静脈を引き出すことが可能である。
【0089】
周知の方法とは対照的に、すべての静脈側枝101はこの過程によって、これらの静脈側枝が上述の欠点を伴う断裂の可能性がある前に、本発明による凝固切削ユニット1によって切り離され、凝固される。
【0090】
このことは、凝固切削ユニット1を従来の静脈ストリッパで使用することができる上記の実施例に関連して、特に有利である。
【0091】
図4cは、基本体2が2つのウェブ20a、20bおよび面側のリング21a、21bによってのみ配置されている、さらなる実施例を示す。リード電線3a、4aがウェブ20a、20bを越えて導かれることは適切である。ただ1つのウェブ20aを有する実施例も明らかに可能である。
【0092】
基本体2のこの形は、基本体2によって作り出される実質的に円筒状の囲いが、図3bに示す実施例とは対照的に、ほとんど完全に通過可能であることを確証する。
【0093】
これは、上述のようなひだの形成に関連して、静脈ストリッピングにおいて特に有利である。結合組織105からの静脈100の撤回は、領域114においてエンド・ピース111の上流で規則的に静脈100の膨出部を生じさせる。図4cに示すような実施例は、静脈が十分な方法で基本体2によって包囲されるように円筒状空間にわたって拡張することを可能にする。包囲された円筒を有する実施例と比較して、この構成によって、基本体2の何らかの妨害につながる静脈100の膨出部なしに、はるかに短い基本体2を提供することができる。
【0094】
この場合にも、従来の静脈ストリッパを使用することができる。
【0095】
構造的見地から見て図4bと図4cに示す実施例の間に位置する中間の形も可能である。たとえば、基本体2の円筒状ジャケット表面に多くの大きな凹部を単に設けることも可能である。したがって、凝固切削ユニット1をこの方法で長さと剛性に関して最適化することができる。静脈のストリッピングのために凝固切削ユニット1を使用するための必要前提条件は、領域114における静脈100の膨出部が電極3、4、5の前に引っ張り方向113に延びないことだけである。この場合、側枝101を確実に凝固し切削することはもはや可能ではない。
【0096】
図4dの引例では、保持装置8が基本体2の第2面側2bに取り付けられている。これは探子110の端部110aを受け入れて固定するために使用される。この結果、エンド・ピース111は基本体2の中に統合される。したがって、個別のエンド・ピース111を取り付ける必要が全くないので、取り扱いはさらに簡単になる。露出した静脈100に探子110を通した後に、本発明による凝固切削ユニット1は静脈100の上を滑るのみで、探子110の端部110aは基本体2または保持装置8に固定される。
【0097】
保持装置8は、この目的のために、従来の静脈ストリッパの周知のエンド・ピース111と同様に配置されることが好ましい。特に、これはスロット8aを含み、このスロットを通じて探子110を挿入することができる。これはさらに、探子110の端部110aと、端部110aの滑りを防止するウェブ8cとを受け入れるための凹部8bを含む(図4e)。
【0098】
例証した実施例は、静脈ストリッピング中の操作を容易にする。したがって、基本体2が静脈100の上を間違った方向に滑ることを特に防ぐことができる。
【0099】
図4fに示すような実施例は、探子110を介した電極3、4、5の電源37への接続を表している。静脈ストリッピングの前に静脈100を通じて導かれる必要のある、または静脈100を引きだしている間に結合組織105を通じて引きずる必要のある個別のケーブルは、もはや必要とされない。
【0100】
この目的のために、保持装置8は、電極3,4、5と電気的に導通している2つの接点9a、9bを備えるようにすることができる。特別な探子110’がさらに設けられ、そこに2つの電線3a、4aを溶け込ませる。探子110’もまた、その端部110a’に2つの接点10a、10bを備えている。探子110’を静脈100に通した後に、凝固切削ユニット1を、図4dに示す実施例に示すものと同様な方法で、探子110’の端部110a’に接続する。しかしこの場合、接触は接点9a、9bと10a、10bとの間で行われ、この結果として環状電極3、4、5は探子110’を介して電源37に接続される。
【0101】
探子110’がその両端110a’、110b’に電極10a、10bを備え、同様な方法でリード電線3a、4aへの電気的接続を行うハンドル112’がさらに設けられているのは好ましい。ハンドル112’はまたこの場合、電源37につながるリード線に接続されている電極を含む。この最後に説明した実施例では静脈ストリッピングは特に簡単である。探子110’を静脈100に通した後に、および凝固切削ユニット1と電源37に接続されたハンドル112’とを両端110a’、110b’に置いた後に、電極3、4、5を、ハンドル112’および探子110’を介して電源37に接続する。こうして静脈100を引き出すことができ、すべての静脈側枝101は電極3、4、5によって高い確実度で切断される。
【0102】
図4gによる静脈ストリッパは図4aに示すものに対応し、探子110は、凝固切削ユニット1を導くためにストリッピング前に静脈100の中に導入される。こうして、静脈100が切断されることを防ぐことができ、したがって本発明による図4gの静脈ストリッパも探子を備える。凝固切削ユニット1の案内は案内環2dによって確実に行われ、したがって凝固切削ユニット1は静脈の周りを確実に導かれる。
【0103】
図4hは、駆動装置22を含む本発明による静脈ストリッパを示す。これは特にホィール22などを備えることができる。駆動装置22によって、凝固切削ユニット1は探子110に沿って移動することができ、したがって静脈100を結合組織105と静脈側枝101とから切断することができる。この実施例では追加の推進および/または引張り装置を必要としない。
【0104】
本発明による、また図4g、4hによる静脈ストリッパは、静脈100を結合組織105と静脈側枝101とから第1ステップで切断することができ、第2ステップにおいてのみ静脈100が除去されるという利点を有する。したがって、凝固切削ユニット1は、既にストリッピングされた静脈100は体内では不変のままであるから、これを受け入れるための領域を含む必要はもはやない。したがって本発明による静脈ストリッパの全体寸法を小さくすることができる。
【0105】
本発明による、また図4i〜4kまでによる静脈ストリッパ1では、探子110”は電極4として配置されている。したがって、凝固切削ユニット1上の1つの電極3は、凝固および切削効果を達成するためにはすでに十分である。凝固切削ユニット1における電極3の実質的に環状の配置の結果として、凝固および切削は確実にすべての方向に起こることができる。凝固切削ユニット1の特性を向上するために、図4i〜4kによる実施例においてはさらなる電極5を設けることもできる。
【0106】
探子110、110’、110”をストリッピング中に凝固切削ユニット1と共に移動させることができる実施例では、探子110、110’、110”を凝固切削ユニット1と統合連結することもできる。
【0107】
手術中に静脈ストリッパはたいてい、少しずつ数回引き戻される必要があることがわかっている。これは、リード線3a、4aまたはケーブルが基本体2の第2面の表面2bから引き出されている場合には、電極3、4、5またはこの電極を囲むケーブルに接続されたリード電線3a、4aを引っ張ることによって引き起こすことができる。ケーブルが基本体2に偏心状に固定されている場合には、凝固切削ユニット1の傾きはチャネルの中で起こることが可能である。したがって、リード線3a、4aは、図5a〜5dに示すようなさらなる有利な実施例では、基本体2の第2面の表面2bから引き出される。図5a〜5dに示すような凝固切削ユニット1は、いくつかのさらなる電極5を、基本体2の第1面の表面2a領域に備え、これらのさらなる電極は電極3、4と実質的に重なり合っている。特に、これらの対称軸5’は、他の電極3、4の対称軸3’、4’に実質的に平行に延在している。電極3、4、5によって切開される表面は、対称軸3’、4’、5’の軸方向に見て実質的に互いに重なり合っている。
【0108】
図示するように、さらなる電極5を基本体2の外壁表面2cまたは内壁表面にも取り付けることができる。
【0109】
さらなる電極を、基本体2の第1面表面2aに直接に設けることができる。
【0110】
いくつかの電極3、4、5を使用することによって、切断された静脈側枝101をさらに凝固することができるさらなる活動領域6が得られる。これは出血を制御するためには特に有利である。それは、静脈側枝のすでに切断された開放端部の繰り返し凝固によって、最良の可能な出血停止を達成できるからである。これは、非常に太いかまたは非常に細いか壊れやすい静脈側枝の場合にしばしば必要であり、さもなければ偶然に出血が再発する恐れがある。凝固切削ユニット1が基本体2の側部表面2cに追加の電極5を備えている場合には、問題の静脈側枝101の端部は自動的に数回凝固され、こうして終結の完全な停止が達成される。
【0111】
追加の環状電極5を、個別の線を介して特定の電位に置くことができ、あるいは他の電極3、4、5に接続することができる。第1の場合は、すべての活動領域6について電位差を個別に設定する可能性を提供する。後の場合には、すべての電極3、4、5に2本の線3a、4aを介して有利に電力供給することができる。図5a〜5dに示すような凝固切削ユニット1の電極3、4、5はすべて線3aおよび線4aを介して接続され、交替して線3aおよび線4aの極性を有する。
【0112】
電極3、4、5間のさまざまな電位差を、電極3、4、5間のさまざまな距離によって、および/または電極3、4、5の少なくとも1つを抵抗器などに接続することによって達成することができる。適当な抵抗器は、オーム抵抗器に加えて、特にリアクタンス性インピーダンスである。
【0113】
基本体2は単一の広いウェブ20aによって配置され、したがって静脈壁のひだの形成に十分な空間を提供する。
【0114】
第2面表面2bの領域では、基本体2は、側壁2cに設けられたスロット8aならびに凹部8bとを含み、凹部8bは、基本体2の第1面側2bに面する側でウェブ8cによって狭められている。これは、探子110の端部11aを受け入れて固定するために保持装置8として使用される。凹部8bが基本体2の第1面側2bに面する側で延長部8dを含む図解された保持装置8は、基本体2と探子110のヘッド状端部110aとの間の単純なインターロック連結を可能にする。スロット8aまたは凹部8bの領域の中に探子110またはその端部110aを挿入した後に、探子110の端部110aを、引っ張り方向113に引くことによって延長部8dの中に固定することができる。
【0115】
側壁2cに保持装置8を設けることによって、リード線3a、4aを第2面表面2bから中心に沿って導き出すことができる。こうして凝固切削ユニット1を、リード線3a、4aと探子110とによって静脈管の中を極めて容易に引いて前進後退させることができる。
【0116】
リード線3a、4aが探子110’の中を導かれる場合は特に、図4fに示すように、追加の排液管36を第2面表面2bに固定する可能性がある。追加の組織液を吸引するために、静脈を完全に引き出した後に、通常は前記排液管またはルドン管36をストリップ・チャネルの中に導入する。凝固切削ユニット1に固定ルドン管36を備えると、静脈100の除去によってルドン管36が自動的に静脈管の中に導入されるので、前記管36の導入は容易になる。一方、リード線3a、4aが探子110’の内部で導かれて基本体をもはやリード線3a、4aによって引っ込めることができない場合、本発明による静脈ストリッパを、ルドン管または排液管36によって静脈管の中を引いて前進後退させることができる。排液管36の固定はさまざまな方法で、たとえば溶接または締付けによって行うことができる。個別の保持装置35が基本体2の上に設けられて、これによって排液管36を固定することができることは有利である。これは、一方の脚について手術を実施し、第1ルドン管36を第1静脈管の中に残し、さらに別のルドン管36を保持装置35によって基本体2の上に固定し、第2の脚について手術を繰り返すという可能性を提供する。本発明による静脈ストリッパの別の実施例では、リード線3a、4aをルドン管36の内部で導くことができる。
【0117】
図5eは、縦方向切込み装置25を有する凝固切削ユニット1のさらなる実施例を断面図で示す。これは、図5a〜5dによる実施例に加えて縦方向切込み装置25を含む。
【0118】
縦方向切込み装置25は、縦方向のストリッピング中に静脈100を切り込んで切開するために使用される。静脈100のスリット領域は、凝固切削ユニット1の第2面側2bの周りに導くことができる。この理由で、凝固切削ユニット1を探子110、110’、110”によってストリップ・チャネルを通じて引っ張ることができ、静脈100はストリップ・チャネルの中に残り、さらなるステップの後にのみストリップ・チャネルから除去される。静脈100を除去すると、ルドン管をストリップ・チャネルの中に導入することができる。この手順では、本発明による静脈ストリッパが静脈100のすでにストリッピングされた領域を受け入れなければならないことは必要とせず、したがって静脈ストリッパの全体寸法をより小さくすることができる。
【0119】
静脈100の縦方向切込みは、機械的切刃によって、または切込み電極によって起こすことができる。切削は切込み電極によって単極式または双極式で起こすことができる。双極配置の切込み電極の場合には、1つのさらなる電極5を対向電極として使用することができる。単極配置の切込み電極の場合には、静脈100の凝固と切削および縦方向切込みに必要な出力は、互いに独立して設定することができる。
【0120】
図5eによる実施例では、縦方向切込み装置25が凝固切削ユニット1に連結されている。これによって、リード電線3a、4aの1つに切込み電極を接続することができる。個別の電線を設けることは、特に単極切込み電極の場合に有利であることが証明されている。
【0121】
静脈100の縦方向切込みは、縦方向切込み装置25が凝固切削ユニット1ならびに探子110、110’、110”に連結されている場合に特に確実になる。この目的のために、探子110、110’、110”が溝などを備えて、この中に縦方向切込み装置25を留めるようにすることができる。
【0122】
図5fに示す本発明による別の実施例によれば、縦方向切込み装置25を突出部38aによって保持装置8の中に固定することができ、探子110、110’、110”の端部110a、110a’、110b’を受け入れて固定するためのさらなる保持装置38を含むことができる。この実施例では、縦方向切込み装置25を探子110、110’、110”と凝固切削ユニット1の保持装置8との間に導入することができ、こうしてモジューラ配置にすることができる。縦方向切込み装置25のこの配置を凝固切削ユニット1と統合的に連結することができる。
【0123】
電極3、4、5の配置の結果として、図示した実施例は結果的に、活動領域6が実質的に基本体周囲全体にわたって延在することになる。この特質は複数のさらなる電極形状によって達成することもできる。
【0124】
たとえば図6aに示すように、電極3、4、5を、セクションに中断して設けることができる。これによって、電極3、4、5をらせん状に延ばす可能性が加わる。図6bは、電極3、4、5の2つが基本体2のより長い領域にわたってらせん状に延在する凝固切削ユニット1を示す。したがって、より長い活動領域6が得られる。
【0125】
図6cに示す実施例では、電極3、4、5はファン形のフィンガ10を含む。これも活動領域6を拡大する可能性をもたらす。
【0126】
静脈100のストリッピングに加えて、本発明による静脈ストリッパを、別の筒状および/または管状組織部分などのストリッピングにも使用することができる。たとえば、食道の1セクションを本発明による静脈ストリッパによってストリッピングすることもできよう。
【0127】
図7に示すような静脈ストリッパは、イオン性気体のための出口開口部30を含み、特にイオン性気体としてアルゴンの使用が準備される。出口開口部30は、本発明による静脈ストリッパの周囲全体の周りに配置されることが好ましい。複数の出口開口部30または実質的にリング状の出口開口部を設けることが可能である。出口開口部30を有する同じ極性の電極3、4、5を設けて、他の極性を有する電極3、4、5を、出口開口部30を有する電極3、4、5に隣接して配置することが有利であると証明されている。
【0128】
イオン性気体を使用しないときの本発明による静脈ストリッパでは、側枝の1つの凝固した痂皮が電極3、4、5に固着して、静脈ストリッパの移動によって痂皮が破れ、側枝が再度出血を始めることも起こり得る。側枝の完全な凝固は、イオン性気体を使用しなくても、静脈ストリッパを数回にわたって引っ張ることによって達成することができる。
【0129】
イオン性気体を使用すると、イオン性気体は出口開口部30から流出して、出口開口部30を有する電極3、4、5を介して気体クッションを形成する。気体クッションが他の極性を有する電極3、4、5の1つに接触すると、気体はイオン化して導電性となり、気体は熱くなり、プラズマ状となる。気体クッションに接する組織はこれによって凝固される。組織が電極3、4、5の1つと直接に接触することはなく、したがって痂皮は電極3、4、5に固着しない。
【0130】
プラズマ状のイオン化気体の熱によって凝固が確実に発生し、決して電極3、4、5上で直接発生しないために、出口開口部30を有する電極3、4、5を隣接電極3、4、5に対して後方にずらすことができ、こうして出口開口部30を有する電極3、4、5を介するプラズマ状気体の気体クッションの形成を確実にする。特に環状にすることができる前記気体クッションは凝固を生じさせ、同時に、凝固させようとする組織の電極3、4、5との直接接触を防止する。
【0131】
気体クッションが電極3、4、5の1つだけと直接接触した場合には、他の極性を有する電極3、4、5の1つとの接触も、組織を介して間接的に起こり得る。出口開口部30を有する電極3、4、5と身体組織との間の気体はイオン化され、気体は再び熱くなってプラズマ状となり、この結果、組織は凝固することになる。この事例は特に気体圧が非常に低いときに起こり得るもので、隣接電極の縁部は汚損され、さらに/または多くの体液が電極3、4、5の表面に当たる。
【0132】
電極3、4、5を後方にごくわずかにずらすと、気体流が不足の場合でも、凝固させようとする組織が電極3、4、5と接触して、イオン性気体による支援のない本発明による静脈ストリッパにおけるように確実に凝固が起こるようにすることができる。
【0133】
本発明による、および図8による静脈ストリッパは、保持装置8の領域において2つの吸引開口部40を備え、これによって凝固中に発生する煙を除去することができる。他の実施例で、別の個数の吸引開口部40を備えることもできる。保持装置8の領域における吸引開口部40の配置は、電極3、4、5の構成を吸引開口部40の構成とは独立してできるという利点を伴う。煙が発生した後の煙の即時除去は吸引開口部40によって確実に行うことができる。
【0134】
吸引開口部40をウェブ20aの中に配置することもできる。
【0135】
図9a〜9eは、出口開口部30と吸引開口部40とを有する、本発明による静脈ストリッパのさらなる実施例を示す。
【0136】
図9d、9eに示すような断面図は、電極3、4、5の1つが筒形領域11を含むことを示す。筒形領域は大きな接触表面を含み、こうして筒形領域11と組織との間の導電性接続を改良させる。
【0137】
図9d、9eはさらに、出口開口部30が気体導管31によって気体連結部32に連結されていることを示す。気体連結部32を、基本体2の第2面側2bの上に配置することができる。次に気体供給管をリード電線3a、4aに平行に導くか、またはこれらのリード電線に接続することができる。
【0138】
吸引開口部40は、吸引内孔41によって吸引連結部42に連結され、この連結部も基本体2の第2面側2bの上に配置されることは好ましい。次に、吸引管路も電線3a、4aに平行に導くこともでき、またはこれらの電線に接続することもできる。リード電線3a、4a、気体供給管路、および吸引管路を1本の共通管の中に導くことができる。
【0139】
図10に示すような本発明による静脈ストリッパの実施例においては、環状超音波共振器50が電極3、4、5の領域に配置され、この共振器は切削ユニットとして配置されている。電極3、4、5は凝固ユニットを形成する。切削過程と凝固過程は、この配置では異なって実施され、したがって非常に簡単な方法で両過程を個別に制御することが可能にする。
【0140】
図7〜10による実施例においては、縦方向切込み装置25も設けることができる。さらにまた、すべての実施例において、超音波共振器50および/または吸引開口部40および/または出口開口部30を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0141】
【図1a】結合組織における側枝付きの静脈を示す断面図である。
【図1b】前記静脈を通じて案内される探子とその端部とハンドルがある、図1aによる露出した静脈の断面図である。
【図1c】ストリッピング過程中の膨出部を有する図1aによる静脈の断面図である。
【図2a】通し電極のある結合組織における静脈の断面図である。
【図2b】静脈に対する電極の配置を示す図である。
【図3a】異なる2つの平面における電極の側面図である。
【図3b】異なる2つの平面における電極のさらなる配置の側面図である。
【図3c】同じ平面における電極の側面図である。
【図3d】電極のさらなる可能な配置の上面図である。
【図4a】本発明による静脈ストリッパの凝固切削ユニットの側面図である。
【図4b】凝固切削ユニットが円筒状基本体を有する、本発明による静脈ストリッパの側面図である。
【図4c】凝固切削ユニットが2つのウェブを有する、本発明による静脈ストリッパの側面図である。
【図4d】凝固切削ユニットが2つのウェブと保持装置とを有する、本発明による静脈ストリッパの側面図である。
【図4e】図4dによる凝固切削ユニットと探子との保持装置の断面図である。
【図4f】凝固切削ユニットが保持装置を含み、接点とリード電線が探子の中に案内され、ならびにハンドルが接点を備えている、本発明による静脈ストリッパの断面図である。
【図4g】凝固切削ユニットが変位装置を含む、本発明による静脈ストリッパを示す図である。
【図4h】凝固切削ユニットが駆動装置を含む、本発明による静脈ストリッパを示す図である。
【図4i】凝固切削ユニットが変位装置を含み、探子が電極として配置されている、本発明による静脈ストリッパを示す図である。
【図4j】探子が電極として配置されている、本発明による静脈ストリッパを示す図である。
【図4k】凝固切削ユニットが変位装置を含み、探子が電極として配置されている、本発明による静脈ストリッパを示す図である。
【図5a】本発明による静脈ストリッパのさらなる凝固切削ユニットの部分断面図である。
【図5b】図5aによる凝固切削ユニットの側断面図である。
【図5c】図5aによる凝固切削ユニットの上面図である。
【図5d】図5aによる凝固切削ユニットの正面図である。
【図5e】縦方向切込み装置を有する凝固切削ユニットのさらなる実施例の側断面図である。
【図5f】縦方向切込み装置とさらなる保持装置とを有する凝固切削ユニットのさらなる実施例の側断面図である。
【図6a】部分中断部を有する、本発明による電極の一実施例を示す図である。
【図6b】らせん形状に配置された、本発明による電極のさらなる実施例を示す図である。
【図6c】扇状のフィンガを含む、本発明による電極のさらなる実施例を示す図である
【図7】出口開口部を有する、本発明による静脈ストリッパのさらなる実施例の斜視図である。
【図8】吸入開口部を有する、本発明による静脈ストリッパのさらなる実施例の斜視図である。
【図9a】出口開口部と吸入開口部とを有する、本発明による静脈ストリッパのさらなる実施例の斜視図である。
【図9b】図9aによる静脈ストリッパの側面図である。
【図9c】図9aによる静脈ストリッパの上面図である。
【図9d】図9bにおける線AAに沿った断面図である。
【図9e】図9cにおける線BBに沿った断面図である。
【図10】超音波共振器と吸引開口部とを有する、本発明による静脈ストリッパの別の実施例を示す斜視図である。

Claims (42)

  1. 探子と凝固切削ユニットを含み、凝固切削ユニットが少なくとも2つの電極と、探子を通過させて導くことができる正面開口部とを備えた、静脈ストリッパであって、少なくとも2つの電極(3、4、5)の少なくとも2つを、凝固切削ユニット(1)の正面開口部の領域内に位置する円周の上に隣接して配置されていることを特徴とする静脈ストリッパ。
  2. 探子と凝固切削ユニットを含み、凝固切削ユニットが少なくとも1つの電極と、探子を通過させて導くことができる正面開口部とを備えた、静脈ストリッパであって、探子(110、110’、110”)がその長さの一セクションに沿った電極(3、4、5)として配置されていることを特徴とする静脈ストリッパ。
  3. 凝固切削ユニットの少なくとも1つの電極(3、4、5)の少なくとも1つが、正面側の開口部の領域に位置する凝固切削ユニットの周囲領域に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の静脈ストリッパ。
  4. 電極(3、4、5)の少なくとも1つがリング状の配置で設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  5. 電極(3、4、5)の少なくとも1つがらせん状の配置で設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  6. 電極(3、4、5)の少なくとも1つが中断部を有することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  7. 電極(3、4、5)の少なくとも1つがファン形フィンガ(10)を含むことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  8. 探子(110、110’、110”)の一端部(110a、110a’、110b’)を、凝固切削ユニット(1)に取り付けられた保持装置(8)によって、またはエンド・ピース(111)などによって、凝固切削ユニット(1)に連結することができることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  9. 探子(110、110’、110”)が凝固切削ユニット(1)に固着されていることを特徴とする請求項8に記載の静脈ストリッパ。
  10. 凝固切削ユニット(1)が、変位装置、特にシャフト(2)などを含むこと、および探子が案内探子(110、110’、110”)として配置されていることを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  11. 凝固切削ユニット(1)が駆動装置(22)を含み、凝固切削ユニット(1)は探子(110、110’、110”)に沿って自動的に移動可能であることを特徴とする請求項1から請求項10までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  12. 凝固切削ユニット(1)が少なくとも1つのさらなる電極(5)、特に少なくとも3つのさらなる電極(5)を含むことを特徴とする請求項1から請求項11までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  13. 凝固切削ユニット(1)の壁表面(2c)の上に、少なくとも1つのさらなる電極(5)が配置されていることを特徴とする請求項12に記載の静脈ストリッパ。
  14. 電極(3、4、5)が、それぞれの隣接電極(3、4、5)から異なる距離で配置されていることを特徴とする請求項12または請求項13に記載の静脈ストリッパ。
  15. 電極(3、4、5)の少なくとも1つが抵抗器などに接続されていることを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  16. 凝固切削ユニット(1)が縦軸(2’)に沿って整列した基本体(2)を含み、少なくとも2つの電極(3、4、5)の少なくとも2つが基本体(2)の第1面側(2a)に取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項15までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  17. 凝固切削ユニット(1)が、実質的に環状に構成された2つの電極(3、4)を含み、環状電極(3、4)の対称軸(3’、4’)は実質的に互いに平行に延在し、環状電極(3、4)よって各々切開される表面は、対称軸(3’、4’)の軸方向に見て実質的に互いに重なり合っていることを特徴とする請求項1から請求項16までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  18. 少なくとも1つのさらなる電極(5)が環状に配置され、この対称軸(3’、4’)は他の2つの環状電極(3、4)の対称軸(3’、4’)に実質的に平行に延在し、少なくとも1つの環状電極(5)によって切開される表面と他の2つの環状電極(3、4)によって切開される表面とは、対称軸(3’、4’、5’)の軸方向に見て実質的に互いに重なり合っていることを特徴とする請求項17に記載の静脈ストリッパ。
  19. 環状電極(3、4)の対称軸(3’、4’)が基本体(2)の縦軸(2’)に実質的に平行に延在することを特徴とする請求項17または請求項18に記載の静脈ストリッパ。
  20. 環状電極(3、4)が、1つの、基本体(2)の縦軸(2’)に実質的に直角に延在する同じ平面の中にあることを特徴とする請求項17、請求項18、または請求項19に記載の静脈ストリッパ。
  21. 基本体(2)が実質的に円筒状の空間を囲むことを特徴とする請求項16から請求項20までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  22. 基本体(2)が、基本体(2)の縦軸(2’)に整列された少なくとも1つのウェブ(20a)を備えることを特徴とする請求項16から請求項21までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  23. 基本体(2)がその第2面側(2b)の領域において、探子(110、110’、110”)の端部(110、110a’、110b’)を受け入れて固定するための保持装置(8)を含むことを特徴とする請求項16から請求項22までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  24. 基本体(2)がその第2面側(2b)の上に、探子(110、110’、110”)の端部(110、110a’、110b’)を受け入れて固定するための保持装置(8)を含むことを特徴とする請求項23に記載の静脈ストリッパ。
  25. 保持装置(8)によって、探子(110、110’、110”)の端部(110、110a’、110b’)と基本体(2)との間のインターロック連結が可能になることを特徴とする請求項8から請求項24までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  26. 保持装置(8)が、探子(110、110’、110”)を挿入するための基本体(2)の側壁(2c)中に組み込まれたスロット(8a)、ならびに探子(110、110’、110”)の端部(110a、110a’、110b’)を受け入れるための凹部(8b)を含み、凹部(8b)は、基本体(2)の第1面側(2a)に面する側におけるウェブ(8c)によって狭くなっていることを特徴とする請求項16から請求項25までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  27. 凹部(8b)が、基本体(2)の第1面側(2a)に面する側に延長部(8d)を含むことを特徴とする請求項26に記載の静脈ストリッパ。
  28. 電極(3、4、5)を電源(37)と接続するためのリード電線(3a、4a)が基本体(2)の第2面側(2b)に基本体から外側へ中枢的に導かれることを特徴とする請求項16から請求項27までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  29. 保持装置(8)が2つの接点(9a、9b)を含み、これらの接点は電極(3、4、5)と導電的に接続され、電線(3a、4a)は電極(3、4、5)を電源(37)に接続するために探子(110、110’、110”)の内部に導かれ、探子(110、110’、110”)の端部(110a、110a’、110b’)にあるさらなる接点(10a、10b)に接続され、環状電極(3、4、5)と電源(37)との間の導電的接続は、保持装置(8)に探子(110、110’、110”)を受け入れて固定すると、接点(9a、9b)およびさらなる接点(10a、10b)によって行われることを特徴とする請求項8から請求項28までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  30. 排液管が凝固切削ユニット(1)の上に配置されていることを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  31. 排液管締付け装置が、開口部とは反対側にある凝固切削ユニット(1)の面側(2b)に配置されていることを特徴とする請求項30に記載の静脈ストリッパ。
  32. 縦方向切込み装置(25)が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項31までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  33. 縦方向切込み装置(25)が、単極切削用の切込み電極、双極切削用の切込み電極、または機械的切刃を含むことを特徴とする請求項22に記載の静脈ストリッパ。
  34. 縦方向切込み装置(25)が凝固切削ユニット(1)に連結されていること、および任意に切込み電極がリード電線(3a、4a)またはさらなるリード電線に接続されていることを特徴とする請求項32または請求項33に記載の静脈ストリッパ。
  35. 縦方向切込み装置(25)を探子(110、110’、110”)と共に、特に探子(110、110’、110”)の溝などと共に留めることができることを特徴とする請求項34に記載の静脈ストリッパ。
  36. 縦方向切込み装置(25)を保持装置(8)に固定することができ、縦方向切込み装置(25)は、探子(110、110’、110”)の端部(110a、110a’、110b’)を受け入れて固定するためのさらなる保持装置(38)を含むことを特徴とする請求項32または請求項33に記載の静脈ストリッパ。
  37. 電極(3、4、5)の少なくとも1つの領域において、イオン性気体、特にアルゴンの出口のための少なくとも1つの出口開口部(30)が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項36までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  38. 少なくとも1つの出口開口部(30)が、基本体(2)の第2面側(2b)の上で気体連結部(32)に連結されていることを特徴とする請求項37に記載の静脈ストリッパ。
  39. 少なくとも1つの吸引開口部(40)が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項38までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
  40. 少なくとも1つの吸引開口部(40)が、保持装置(8)に配置されていることを特徴とする請求項39に記載の静脈ストリッパ。
  41. 少なくとも1つの吸引開口部(40)が、基本体(2)の第2面側(2b)における吸引連結部(42)に連結されていることを特徴とする請求項39または請求項40に記載の静脈ストリッパ。
  42. リング状超音波共振器(50)が電極(3、4、5)の領域に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項41までのいずれか一項に記載の静脈ストリッパ。
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