JP2004521544A - 展開可能な折り畳み式電磁反射装置 - Google Patents

展開可能な折り畳み式電磁反射装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、電磁反射器を形成する装置に関するものであり、該装置が、展開可能な支持骨組み(100)を含み、該骨組みが、少なくとも一つのシートエレメント(200)を有し、該シートエレメントが、展開状態において、反射面を形成するように構成され、展開可能な支持骨組み(100)が、少なくとも一つのテレスコピックに展開可能なアーム(120)を含むことを特徴とする装置である。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁反射装置の分野に関するものである。
【0002】
本発明は、電磁反射装置のあらゆる潜在的な応用に関するものであり、例えば、移動車両等の位置の割り出しの標識として用いられるものであるが、それに限定されるものではない。
【背景技術】
【0003】
電磁反射装置となる手段が、既に幾つも提案されてきている。
【0004】
参照することの出来る文献としては、例えば仏国FR−A−2723263号明細書,欧州特許第0182274号明細書,仏国特許発明第1226263号明細書,英国特許第913547号明細書,米国特許第3,217,325号明細書,米国特許第3,041,604号明細書,米国特許第3,115,631号明細書,米国特許第3,568,191号明細書,英国特許第2188783号明細書,英国特許第2189079号明細書,仏国特許発明第2073370号明細書,米国特許第4,119,965号明細書,米国特許第4,096,479号明細書,米国特許第4,0729,48号明細書,米国特許第3,660,843号明細書,米国特許第3,276,017号明細書などがある。
【0005】
例えば、文献FR−A−2723263において、展開可能な支持骨組みを含む装置は、展開状態において、複数のシートセグメントを有し、それらのシートセグメントが、組み合わせによって反射多面体を形成するように構成されている。
【特許文献1】仏国FR−A−2723263号明細書
【特許文献2】欧州特許第0182274号明細書
【特許文献3】仏国特許発明第1226263号明細書
【特許文献4】英国特許第913547号明細書
【特許文献5】米国特許第3,217,325号明細書
【特許文献6】米国特許第3,041,604号明細書
【特許文献7】米国特許第3,115,631号明細書
【特許文献8】米国特許第3,568,191号明細書
【特許文献9】英国特許第2188783号明細書
【特許文献10】英国特許第2189079号明細書
【特許文献11】仏国特許発明第2073370号明細書
【特許文献12】米国特許第4,119,965号明細書
【特許文献13】米国特許第4,096,479号明細書
【特許文献14】米国特許第4,0729,48号明細書
【特許文献15】米国特許第3,660,843号明細書
【特許文献16】米国特許第3,276,017号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
これにおいて、本発明は、先行技術に勝る利便性を呈する新しい手段を提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このような目標は、第一の様相に従った電磁反射器によって、本発明の範囲内において達成されるものであり、該電磁反射器は、展開可能な支持骨組みが、少なくとも一つのテレスコピックに展開可能なアームを含むことを特徴とし、少なくとも一つのシートエレメントが、展開状態において反射面を形成するように構成された、展開可能な支持骨組みを含むものである。
【0008】
本出願人が幾多の実験と研究を重ねた上で確認したところによれば、このようなテレスコピックに展開可能なアームを用いることにより、それぞれのシートエレメントを完全に平らに展開することが可能となり、結果、既知の装置の反射器よりも優れた性能を発揮する反射器が実現されるということである。
【0009】
本発明のもう一つの特徴的な利点は、展開可能な支持骨組みが、複数のシートエレメントを有し、それら複数のシートエレメントが、組み合わせによって、展開状態において反射多面体を形成するように構成されている点である。
【0010】
本発明のもう一つの特徴的な利点は、展開可能な支持骨組みが、テレスコピックに展開可能なアームを有する中央結節部を含む点である。
【0011】
本発明の有利な実施態様の一つとして、装置は、テレスコピックの主要支柱を有する中央結節部によって構成される支持枠組みを含み、該主要支柱は、関節が自由に動く四つのアームにつながれている。
【0012】
この変形例として、支持骨組みは、六つのテレスコピックのアームを有することも考えられる。
【0013】
本発明のもう一つの特徴的な利点は、装置が八面体状に構成されている点である。
【0014】
前述の目標は、第二の様相に従った電磁反射器によって、本発明の範囲内において達成されるものであり、該電磁反射器は、反射面を形成するように構成された少なくとも一つのシートエレメントを有し、そのシートが、トリコット繊維で形成されていることを特徴とする。
【0015】
本出願人が実際に確認したところによれば、このようなシートは、ある程度の伸びも許容するものであり、最適な展開を可能にする。
【0016】
さらにまた、トリコット繊維で形成されたシートは、折り畳むことができ、結果、収納にも場所をとらず、展開後も折り目が残さず、大きな順応性を提供する。
【0017】
本発明のもう一つの特徴的な利点は、支持骨組みが、シートが確実に最適な状態で展開するように、少なくとも一本の張り綱を含む点である。
【0018】
本発明のもう一つの特徴的な利点は、張り綱が、シートエレメントの稜線に従って配置されている点である。
【0019】
本発明の装置はさらに、展開状態で自由落下に任せた瞬間から、その装置の方向付けと、それに加えて、回転とを制御するに適した手段を備えていることが好ましい。
【0020】
前述の目標は、第三の様相に従った電磁反射器によって、本発明の範囲内において達成されるものであり、該電磁反射器が、複数のシートエレメントを有し、それらシートエレメントが、組み合わせによって反射多面体を形成するように構成され、さらに、骨組みが少なくとも一つの水平外部稜線を呈するように、支持骨組みを方向付けるのに適した空気力学的挙動を制御する手段を備えていることを特徴とする。
【0021】
本出願人は、この特徴が、高い高度において平均的な応答を得るには重要であることをつきとめた。
【0022】
本発明のもう一つの特徴的な利点によると、水平外部稜線は、支持骨組みの下部稜線である。
【0023】
本発明の他の特徴的な利点によると、方向付けと回転を制御するかかる手段は、少なくとも一つの揚力を受ける帆を含むものである。
【0024】
本発明の他の特徴、目的や利点は、添付図面を参照しつつ、以下の詳細な説明を読むことで明らかになるが、添付図面はあくまで例示的なものであり、それに限定する趣旨のものではない。
【0025】
・図1は本発明に合致した、装置全体を概略的に示す透視図であり、
【0026】
・図2は、本発明に合致した支持骨組みを部分的に示したものであり、部分的に展開されたものを示しており、
【0027】
・図3は、同じく本発明に合致した支持骨組みを示したものであり、折り畳まれた状態になっており、
【0028】
・図4、図5及び図6は、本発明に合致した装置の、三つの連続する段階で展開の順序を示しており、
【0029】
・図7の曲線は、展開が確実に行われるようにする、火薬式ガスジェネレータのガスの圧力が、時間の経過と共に上昇していくグラフ曲線を示しており、
【0030】
・図8は、本発明に合致した、展開ガスを発生させるのに適した、火薬手段の好ましい構成を概略的に示しており、
【0031】
・図9、図10、図11及び図12は、四つの連続する展開段階に際して、本発明に合致した、テレスコピック支柱をロックする手段を示しており、
【0032】
・図13は、いくつかの半径方向の外角のうちの一つの、アームと張り綱と協調して働く、本発明に合致したシートエレメントの部分図を示しており、
【0033】
・図14は、中央の結節部の近くの、半径方向の内角区域内において、二本のアームと協調して働くシートの詳細図を示しており、
【0034】
・図15は、本発明の範囲内で、シートの実現に用いるのが好ましい、被覆された糸を示しており、
【0035】
・図16は、本発明に合致した、トリコット繊維の編目を概略的に示しており、そして、
【0036】
・図17は、本発明に合致した装置の展開状態を概略的に示しており、特に空気力学的挙動を制御する手段を備えているものを強調している。
【0037】
まず、本発明に合致した、展開可能な支持骨組み100の構造を説明する。
【0038】
この骨組み100は、反射シートエレメント200の支えとなるよう構成されている。骨組み100は、さらに、本発明に合致した反射装置の、素早く、そして自律的な展開に適合しており、その全体的な形状は、好ましくは八面体である。この骨組み100は(シートエレメント200によって形成される面の直交)、幾何学的な精度を、これらの部材によって構成されるそれぞれのパネルの平面性が得られるように保証するために、反射器の効率を保証するのに適合している。
【0039】
必須要素として、本発明に合致した展開可能な支持骨組み100は、六つのアームを有する中央結節部110を含み、該アームは、展開後、中央結節部110から二本ずつそれぞれが直交した位置にくるようになされている。
【0040】
さらに正確に言うと、添付図面に示された好ましい実施態様によると、展開可能な支持骨組み100は、このように、結節部110に結ばれたテレスコピックの中央支柱120と、関節のところが動くようにされている結節部110の四つのアーム130を含む。
【0041】
そういうわけで、添付の図1に見られるように、展開状態の、本発明に合致した装置は、四つのアームとそれぞれが互いに合致している三つの平面に従って、二つずつ分配されて直交している六つのアームの構造を規定している。
【0042】
さらに正確に言うと、添付図面に示された好ましい実施態様に従い、中央支柱120は、二本のテレスコピックな部材122、124によって形成される。部材122は、支柱120の主要外部ロッドまたは管によって構成されており、その内部にスライドによって、テレスコピックな部材124を構成する、断面積のより小さい第二ロッドを収納する。
【0043】
部材122、124は、直線的であり、長さはほぼ同じである。
【0044】
また補助的なアーム130も直線的であり、長さも前述の部材122、124の長さにほぼ等しい。
【0045】
テレスコピックな支柱120の部材122は、結節点110の一端によって固定されており、該部材の一端のところから部材124が突き出ている。
【0046】
結節部110は、貫通する導管112を有する部品で形成されている。
【0047】
この導管112は、スライドによって、支柱の同軸のテレスコピックな部材124を収納する。
【0048】
また結節部110は、外縁に四つの座金114を有し、該座金の軸116の周囲で、旋回アーム130のそれぞれは関節がうごくようになされている。
【0049】
軸116は、支柱120と導管112に対し、長手方向軸で横切る。座金114は、導管112の軸の周囲を、互いに90°に等分割されている。
【0050】
このように、座金114の軸116は、導管112の軸と支柱120の長手方向軸とに対し、全体的に周辺方向に方向付けられている。
【0051】
座金114の軸116は、それぞれ二本ずつで平行そして直交である。
【0052】
それぞれの支柱120と補助アーム130によって規定された、それぞれが対となったアームは、全体的に三角形の形状のシートエレメント200を有する。
【0053】
そういうわけで、本発明に合致した装置は、添付の図17に見られるように、一旦展開されると、凹みのある立方体の八つの角を規定する。このように、本発明に合致した装置は、八面体を呈する。
【0054】
限定的な意味ではなく、あくまで一例として、アーム130とテレスコピックな支柱の部材122、124のそれぞれの長さは900mm程度とする。
【0055】
また、畳んだ状態では、図3に示したように、本発明に合致した装置が占める円筒形の立体の長さは、1m程度で直径は55m程度である。
【0056】
好ましくは、本発明に合致した装置は、火薬材料を主体とするガスジェネレータを含む展開手段につながれている。
【0057】
そのため、円環面状継ぎ手142のような気密性の漏れ防止リングを二つのテレスコピックな部材122、124の間に設置する。そして、支柱120の主な部材122は火薬式のガスジェネレータ180につながれ、該ガスジェネレータは、部材122内部空間に噴射するものである。
【0058】
このようなジェネレータ180は、それ自体が、点火プラグという名称で既知の構成で形成されていてよく、該点火プラグは、部材122の第二端部、つまりは、支えとなる結節部110に向かい合う端部に固定されていてもよい。
【0059】
ガスジェネレータ180の全体的な構造は、当業者には周知なので、その詳細は以下に説明しないこととする。
【0060】
当業者なら分かることだが、そのようなガスジェネレータ180は、テレスコピックな支柱の部材122の中に加圧したガスを発生させるものである。このように、ガスの発生は、部材124に圧力をかけ、また、これにジャッキかピストンのような方法で展開させる。
【0061】
必須要素として、ジェネレータ180は、好ましくは、撃鉄188によって発火させることのできる起爆剤186とつながれた、少なくとも一つの火薬式の構成184を有するボディ182を含み、該撃鉄自体が、制御用レバーまたは柄189につながれているものである。
【0062】
火薬式のガスジェネレータの使用は、装填エネルギー/外形寸法の優秀な比率を享受することができる。
【0063】
添付図面に見られるように、ガスジェネレータ180は、テレスコピックな中央支柱120内部に組み込まれている。
【0064】
燃焼から生じるガスは、中央支柱120の中に開放され、該中央支柱は、圧力の作用(ジャッキ効果)により、伸びている(部材124が基礎122の円筒状の断片に対して展開している)ものである。
【0065】
また、このように中央支柱120の伸びは、張り綱140を介して周辺のアーム130を引っ張ることによって、その構造体の展開を確実に行う。
【0066】
実際、添付図面に見られる通り、本装置の互いに隣接する頂点の一対ごとに、その間に挟まるような形で、つまりは、アーム130の両端とテレスコピックな支柱120との間に、張り綱140が用意されている。
【0067】
そういうわけで、本装置の六つの頂点のそれぞれは、張り綱140のそれぞれを介して、互いに隣接する四つの頂点に結びつけられている。
【0068】
このように、本装置は、合計十二本の張り綱140を含む。
【0069】
張り綱140は、好ましくはKevlar(登録商標)のような、あまり伸びない材料製である。
【0070】
各張り綱140の長さは、展開状態で、構造体の二つの隣接する頂点の間を隔てる長さに等しく、それは、構造体の展開状態において、張り綱がぴんと張り、アーム120と130を正確にしっかりと維持するようになっている。
【0071】
好ましくは、本発明の範囲内で、ガスジェネレータ180は、二つの連続する作動の異なる動作を規定するのに適合している:緩慢な段階と、そして急速な段階である。
【0072】
最初の緩慢な段階は、テレスコピックな支柱120の中の緩慢な圧力の上昇を可能にし、それにより、構造体を損なうことなく、確実に展開させる。典型的には、この第一段階を通じて、応力は、数十ニュートン程度である。
【0073】
その後に続く急速な段階は、反射器の加圧に対応しており、また、典型的には、300ニュートン程度の大きな応力を必要とする。
【0074】
圧力上昇の様子は添付の図7に図式化されている。
【0075】
このような二つの連続する制御手順で行われる動作を得るために、ガスジェネレータ180は、例えば、図8に示したような、二つの別々の集合190、192という形で調整された組成物を含んでもよい。
【0076】
燃焼が緩慢な第一段階を確実に行う第一の集合190は、比較的緩慢な作動状態(いわゆる「煙草型」といわれる燃焼)を呈する仕方で、調整そして圧縮された単一の円筒形のブロックから形成される。
【0077】
第二の集合192は、急速な燃焼の作動状態を特徴とする、圧縮組成物の複数(たとえば五個)のブロックから形成される。
【0078】
テレスコピック支柱120と、周辺で関節のところが動くようになったアーム130の材料は、適切なあらゆる材料から形成される。好ましくは、金属または、複合材料を主成分とするものから実現される。
【0079】
既に示したように、構造体の展開は、補助ロッド124が移動する際に遂行され、張り綱140による旋回アーム130の牽引を介して行使される。
【0080】
しかしながら、旋回アーム130の展開を補助する手段が、ばね部材170として用意されていることが好ましい。
【0081】
添付図面に示された実施態様においては、これらのばね部材170は、テレスコピックな支柱120の基礎部材122と、それぞれの揺れ動くアーム130との間に挿入されている。
【0082】
さらに詳細には、添付図面に示された具体的な実施態様においては、中央支持結節部110の近くの、テレスコピックな支柱120と揺れ動くアーム130それぞれとの間に、エラストマーのブロック170が用意されている。
【0083】
図3に示されたように、畳んだ状態では、エラストマーのブロック170は圧縮されている。
【0084】
本発明に合致した装置の展開は、図4、図5及び図6に図式化されている。
【0085】
図4に見られるのは本装置の畳まれた状態であり、揺れ動くアーム130が、テレスコピックな支柱120の基礎部材122に沿って並べられ、補助ロッド124は基礎部材122の中に引き込まれている。
【0086】
図5には、本装置の展開の始まりが示されており、ロッド124が、基礎部材122の外側で展開し始め、また、四つのアーム130が、それぞれ旋回を始めているところであり、それらは、エラストマーのばね170を補助に、張り綱140によって行使される牽引力によってなされるものである。
【0087】
最後に、図6には、本発明に合致した、展開状態の構造体、揺れ動く四つのアーム130は、その際、中央支柱130の軸と直交する平面内で、同じ平面上にあり、十二本の張り綱140はぴんと張った状態になっている。
【0088】
好ましくは、本発明に合致した装置は、さらに、アーム130を展開状態でロックする装置を含む。
【0089】
このようなロック装置は、幾つもの実施態様の対象となりうる。
【0090】
このようなロック装置は、いうまでもなく、幾何学的精度を保つ働きもする。
【0091】
このようなロック装置は、同様に、ガスの温度の低下の結果として生じる、テレスコピックな支柱120の内部圧力の低下の影響から開放されることを可能にする。
【0092】
本発明の範囲内で、前述のロック手段は、金属の止め輪160を主体に形成されることが好ましく、本装置が一旦展開状態となると、支柱120の基礎部材122とテレスコピックな部材124上に形成される溝123、125のそれぞれが、間に入るように構成されている。
【0093】
このようにして、テレスコピックな支柱120の二方向の動きを封じることができる。
【0094】
このようなロック手段の構造と手段とが、添付の図9から図12に示されている。
【0095】
これら図面に見られるのは、座金114を備える中央支持結節部110だけでなく、支柱120の基礎部材122とテレスコピックな部材124の端部である。
【0096】
休止状態では、金属の止め輪160は、結節部110の内部に配置されている。休止状態では、止め輪160の直径は、テレスコピックな管124の外径よりも大きい。止め輪160は、このように、基礎部材122の溝123の中に設置されている。このように、止め輪160とテレスコピックな支柱の管124との間に摩擦が起こらない。
【0097】
しかしながら、テレスコピックな管124は、基礎部材122のところの、内側の端部に末広がりの円錐体126を備え、それは、その端部の方向に拡がっている。前述の円環面状の継ぎ手140は、好ましくは、この末広がりの円錐体126のところに用意される。
【0098】
円錐体126の外径は止め輪140の休止状態での内径よりも大きい。
【0099】
このようにして、テレスコピックな部材124の移動の際、円錐体126は、止め輪140に作用して、これを開かせる。テレスコピックな部材124の円錐体126は、その外側の表面に前述の溝125を備える。
【0100】
ピストン124の溝125が、図11に見られるように、止め輪140の正面にくると、止め輪は、溝125の内部で、弾性によって閉じられ、その結果、支柱の動きを封じる。
【0101】
このようにして形成されたロック装置は、数ある中でも次のような利点を呈する:部品数の削減、容易かつ効率的なロック、温度に対する高い耐久力、支柱が動く際に起こる摩擦の問題の解決、耐用年数の増加。
【0102】
本発明に合致した変形実施例において、管130のそれぞれ、従って支柱120の基礎部材122と部材124それ自体もそれぞれテレスコピックにであるが、つまりは、それぞれが、それぞれの軸に対しスライドすることのできる少なくとも二つの部材で構成されているということであり、それによって確実に長さを増すことができるようになっている。
【0103】
同時に、この変形例は、展開するときは振幅が大きく、収納の際は小さな容積で嵩張らない構造体を同時に実現することを可能にする。
【0104】
既に示したように、前述の展開可能な支持骨組み100は、反射器となる幾つものシートエレメントに結ばれたものである。
【0105】
さらに詳しくは、支持骨組み100は、八面体の凹みのある立方体の八つの角を形成するのに適した、十二枚の三角形のパネル200を有する。
【0106】
これらのパネル200は、ある一定の周波数範囲での電磁波を反射するように構成されている。
【0107】
パネル200は、複数の折り返し、または鞘210に四つずつ固定されており、それらは、骨組みのアーム130を覆うことによって、包装と構造物との連係を確実に行う。
【0108】
テレスコピックな支柱120に隣接するパネル200の稜線は、同様に、四つのパネルが共有する、一つの折り返しまたは鞘を備えている。しかしながら、テレスコピックの部分122についている折り返しは、管がスライドできるよう、もっと幅が広くなっている。
【0109】
折り畳んだ状態では、この折り返しは、折り畳まれた部分にしわを寄せるものである。
【0110】
テレスコピックな支柱の基礎部材122上に設置された折り返しは、好ましくは、ガスジェネレータ180の作動に続く、皮膜の温度上昇に耐えうる材料で実現される。
【0111】
図13に見られるように、三角形のパネル200のそれぞれは、半径方向の外側の開放端に、小さな折り返し220を備え、その中において、張り綱140の一本に、それぞれがはめ込まれている。張り綱140のそれぞれは、結ばれた折り返し220の中をスライドすることができる。
【0112】
展開の際には、ガスジェネレータ180から発生したガスの圧力が、中央支柱120の軸の中で推進力となり、張り綱140で分割され、また、反射器のシート200をぴんと張ることができる。
【0113】
図14は、パネル200の半径方向の内角を示している。
【0114】
好ましくは、パネル200のそれぞれは、そのそれぞれの角に、補強材230を備えている。
【0115】
反射器部材200のそれぞれは、好ましくは、トリコット編み上げられた糸240を主体に形成されている。
【0116】
本発明の範囲内で、好ましくは、図15に示されているように、ニッケルのワイヤ244で被覆されたポリエステル糸242で実現されたトリコットの編物7に関するもの(つまりポリエステル糸242の周囲にニッケルの細い巻き紐244をらせん状に巻き付けたもの)である。
【0117】
糸のメートル番手は、22番(22000mの糸が重さ1■)である。
【0118】
ポリエステル糸242の直径は、典型的には、200μmと250μmの間に含まれる。
【0119】
シートの密度は、典型的には80〜85gram/m2の間に含まれる。
【0120】
さらに、好ましくは、被覆糸244の断面全体は細長く、例えばほとんど長方形に近いものであり、それにより、糸240の、二つの筒状断片間の、それぞれの隣接点の電気接触を可能にする。
【0121】
この解決法は、本発明の範囲から外れるものではなく、なぜなら、これより、非常に導電性の良いワイヤを得て、機械的特性に優れたワイヤを用いつつ、ワイヤとワイヤの基礎的な接触の質の改善が可能になるためである。
【0122】
他方、トリコット編みの方法は、所定の編み目のサイズでの材料で、単純かつ安価な実現を可能にする。
【0123】
言うまでもなく、本発明は、三角形のパネル200のそれぞれについてこれまでに述べてきた具体的な実施態様に限定されるものではない。
【0124】
例えば、ポリエステルの基礎糸242の代わりに、例えばポリアミドのような同等の材料であれば、どのようなものを用いてもよい。
【0125】
また、ニッケルの被覆糸244の代わりに、例えば鋼または銅に、ニッケルを加えたものなどの同等の材料であれば、どのようなものを用いてもよい。
【0126】
さらにもう一つの別の変形例においては、反射器の三角パネル200のそれぞれを、金属メッキをしたポリエステルの薄地の網織りを主体としたもので形成してもよい。
【0127】
そのような金属メッキをしたポリエステルの薄地の網織りが主体のパネルは、綿、絹、熱可塑性材質またはそれと同等のものを主体として形成され、例えば全体が六角形の、編み目の網状を封じるように組み立てられたものにしてもよい。そのメッキの実施は、例えば、1μm程度の厚みのニッケルを堆積させることによって得られる。基礎となる糸の直径は、典型的には、200μm程度であり、パネルの密度は30〜40gram/m2である。
【0128】
既に提案したように、本発明の装置は、好ましくは、自由落下の際の、反射器の空気力学的挙動を制御するように設計された手段300を含んでいる。
【0129】
詳細には、このような手段300は、自由落下の際に、場合によっては反射器の方向付けと回転とを制御する機能をもつものである。
【0130】
さらに詳細には、本発明の範囲内で、手段300は、有利には以下のことを完全に行えるように構成されている:
【0131】
図17に見られるような、稜線(少なくとも一つの水平外部稜線)上の平衡を保つ位置、
【0132】
・それ自体に取り付けられた、反射器の垂直軸の周囲での所定の回転速度が一定していること
【0133】
・平衡位置の周りの安定性が良好なこと
【0134】
・できるだけ短い時間で安定化させることができること(反転段階)
【0135】
・自由落下の速度ができるだけ遅いこと、そして
【0136】
・(空気力学的揚力なしで)偏流ができるだけないこと。
【0137】
変形例としては、手段300は、図17に示されているように、平衡位置を一つの水平稜線上ではなく、三本の水平稜線上で制御するのに適合されることができる。
【0138】
実際、本発明の範囲内で重要と考えられるのは、一つの角度の上に平衡位置を置かないようにすること、つまり、反射器を下方向に導く角度で、つまり、アーム130や垂直支柱120のうちの一つで、方向付けることを避けることである。
【0139】
その目的のために、様々な方向付け手段を使用することが考えられる。
【0140】
本発明の範囲においては、方向付け手段300は、好ましくは、パラシュート形のシートのドーム310を含む。このシート310は、例えば、図17に見られるように、二つの上部周縁結節部150、152とテレスコピックに中央支柱120の両端に結びつけられた、非常軽量で非常に多孔質なシートの正方形によって形成されてもよい。この図によると、シート310は、上部結節部150、152に直接固定されている。また、シート310は、張り綱312、314を介することにより、テレスコピックに中央支柱120の両端に結びつけられる。
【0141】
典型的には、シート310は、1060×1060mmであり、また、そのシート310を中央支柱120の両端に結びつける、張り綱312、314の長さは、500mm程度である。
【0142】
シート310に多孔質の材料を使用することは、落下速度を損なうことなく、抵抗によって揚力を解消することを可能にする。
【0143】
また、図17に見られるように、制御手段300は、好ましくは反射器が落下する際に、垂直軸に沿って回転運動を伝えるように構成された部材320を含む。
【0144】
これらの手段320は、結節部110の中央と、張り綱140によって規定される稜線のうちの一つとの半ばを通過する、垂直軸に対して対称的な位置を呈する。
【0145】
さらに詳細には、好ましくは、このような手段320は、二つの非常に軽量で多孔質ではない小さな三角形322、324によって形成され、該三角形は、傾斜した上部パネル上に配置され、中央結節部110に対して対称となるように、中央支柱120の先端に配置されている、つまりは、テレスコピック支柱120の、二つの筒状断片122、124と二本のアーム130との間にそれぞれ配置されているものであり、該二本のアームは、垂直面において同一平面上に位置し、中央結節部110から上方向に導かれる。
【0146】
これら二つの小さな覆いは、全体として八面体の頂点に隣接しており、既に言及した垂直軸の周囲の回転運動を伝えることを可能にする。
【0147】
言うまでもなく、本発明は既に述べられた具体的な実施態様に限定されるものではなく、その趣旨ににかなったあらゆる変形例にまで及ぶものである。
【0148】
例えば、既に述べた八面体反射器は(英語系の専門用語では、chaffと呼ばれる)、金属製の、または金属メッキした薄片につながれてもよい。
【0149】
また、サイズの違うものも含めた、例えば、3から10の、複数の八面体をつないでもよい。
【0150】
本発明の他の変形例に従って、反射器のパネルの中に形成された、対称または非対称の穴によって確実に回転を行うようにする、シートの三角形322、324を補うこと、または、代用することに構成してもよい。
【0151】
さらに、本発明は、八面体の実現のみに限定されるものではなく、あらゆる多面体の実施にまで及ぶものである。
【図面の簡単な説明】
【0152】
【図1】発明に合致した、装置全体を概略的に示す透視図
【図2】本発明に合致した支持骨組みの部分展開図
【図3】本発明に合致した支持骨組みの折り畳まれた状態の図
【図4】本発明に合致した装置の、展開の第1段階の図
【図5】本発明に合致した装置の、展開の第2段階の図
【図6】本発明に合致した装置の、展開の第3段階の図
【図7】火薬式ガスジェネレータのガスの圧力の時間経過のグラフ曲線
【図8】火薬手段による展開ガス発生の構成
【図9】テレスコピック支柱をロックする手段の展開の第1段階の図
【図10】テレスコピック支柱をロックする手段の展開の第2段階の図
【図11】テレスコピック支柱をロックする手段の展開の第3段階の図
【図12】テレスコピック支柱をロックする手段の展開の第4段階の図
【図13】アームと張り綱と協働する、シートエレメントの部分図、
【図14】二本のアームと協働するシートの部分図
【図15】シートに用いる糸の部分拡大図
【図16】シートに用いるトリコット繊維の編目の概略図
【図17】本発明に合致した装置の展開状態の概略図、特に空気力学的挙動制御手段を示す図
【符号の説明】
【0153】
100 支柱骨組み 構造体
120 テレスコピックな支柱 アーム
130 旋回アーム
200 シートエレメント
244 金属線
310 空気力学的挙動制御手段 帆
312 張り綱
314 張り綱

Claims (44)

  1. 展開可能な支持骨組み(100)を含み、該骨組みが、少なくとも一つのシートエレメント(200)を有し、該シートエレメントが、展開状態において反射面を形成するように構成され、展開可能な支持骨組み(100)が、少なくとも一つのテレスコピックに展開可能なアーム(120)を一つ含むことを特徴とする、電磁反射器を形成する装置。
  2. 支持骨組み(100)を含み、該骨組みが、少なくとも一つのシートエレメント(200)を有し、該シートエレメントが、反射面を形成するように構成され、そのシート(200)が、トリコット繊維で形成されていることを特徴とする、電磁反射器を形成する装置。
  3. 支持骨組み(100)を含み、該骨組みが、複数のシートエレメント(200)を有し、それらのシートエレメント(200)が、組み合わせによって反射多面体を形成するように構成され、さらに、骨組みが少なくとも一つの水平外部稜線を呈するように、骨組みを方向付けさせるのに適合した、空気力学的挙動制御手段(310、322、324)を含むことを特徴とする、電磁反射器となる装置。
  4. 支持骨組み(100)が、展開可能であることを特徴とする、請求項2または請求項3に記載の装置。
  5. 支持骨組み(100)が、テレスコピックに展開可能なアーム(120)を少なくとも一つ含むことを特徴とする、請求項2から請求項4のいずれか一つに記載の装置。
  6. シート(200)は、トリコット繊維で形成されていることを特徴とする、請求項1または請求項3のいずれか一つに記載の装置。
  7. その構造体の方向付けと回転の制御を確実に行う手段(310、322、324)を含むことを特徴とする、請求項1または請求項2のいずれか一つに記載の装置。
  8. 展開可能な支持骨組みが、少なくとも一つの水平の外部稜線を呈するように、骨組みを方向付けさせるのに適した、空気力学的挙動制御手段(310、322、324)を含むことを特徴とする、請求項2または請求項7のいずれか一つに記載の装置。
  9. 展開可能な支持骨組み(100)が、複数のシートエレメント(200)を有し、それらのシートエレメント(200)が、組み合わせによって反射多面体を形成するように構成されていることを特徴とする、請求項1から請求項8に記載の装置。
  10. 展開可能な支持骨組み(100)が中央結節部(110)を含み、該結節部が、少なくとも一つのテレスコピックに展開可能なアームを有することを特徴とする、請求項1から請求項9のいずれか一つに記載の装置。
  11. 支持骨組み(100)が、中央結節部(110)につながれたテレスコピックの支柱(120)と、中央結節部(110)に関節が動く状態で備え付けられた中央旋回アームを複数含むことを特徴とする、請求項1から請求項10のいずれか一つに記載の装置。
  12. 支持骨組み(100)が、少なくとも一つの補助円筒管(124)をスライドによって収納することのできる主要円筒管(122)を含む、テレスコピックの支柱(120)を含み、主な円筒状断片(122)が、補助アーム(124)が突き出ている開口端部によって、中央結節部(110)に固定されていることを特徴とする、請求項1から請求項11のいずれか一つに記載の装置。
  13. 支持骨組み(100)が、テレスコピックの支柱(120)と四つの旋回アーム(130)を含むことを特徴とする、請求項1から請求項12のいずれか一つの装置。
  14. 支持骨組み(100)のアーム(120、130)のそれぞれが、テレスコピックであり、また、中央結節部(110)につながれていることを特徴とする、請求項1から請求項13のいずれか一つに記載の装置。
  15. 支持骨組み(100)が、六つのテレスコピックのアームを含むことを特徴とする、請求項14に記載の装置。
  16. 旋回アーム(130)を伸ばすように働きかけるのに適した手段(170)を含むことを特徴とする、請求項1から請求項15のいずれか一つに記載の装置。
  17. 旋回アーム(130)に働きかける手段が、張り綱(140)を含むことを特徴とする、請求項16に記載の装置。
  18. 旋回アーム(130)に働きかける手段が、エラストマー製のブロック(170)を含むことを特徴とする、請求項16または請求項17のいずれかに記載の装置。
  19. テレスコピックのアーム(120)を拡げた位置に確実にロックするのに適した手段(160)をさらに含むことを特徴とする、請求項1から18のいずれか一つに記載の装置。
  20. ロック手段が、弾性の止め輪(160)を含むことを特徴とする、請求項19に記載の装置。
  21. テレスコピックに展開可能なアームの部材(124)のうちの一つが、テレスコピックに展開可能なアームを展開する際、止め輪(160)が一旦拡張されるとテレスコピックに相対移動可能な、二つの部材のそれぞれに用意された溝に結びつくような、ロックの止め輪(160)を確実に伸ばすのに適合した円錐体(126)を備えていることを特徴とする、請求項19または請求項20のいずれかに記載の装置。
  22. 立方体の八つの角が、八面体の形で規定されていることを特徴とする、請求項1から請求項21のいずれか一つの装置。
  23. シート(200)が、トリコット編み7によって形成されていることを特徴とする、請求項1から請求項22のいずれか一つに記載の装置。
  24. シート(200)が、金属メッキを施したポリエステル・チュールによって形成されていることを特徴とする、請求項1から請求項22のいずれか一つに記載の装置。
  25. シート(200)が、例えばポリエステルを主成分とした、例えばニッケルのような金属で被覆した熱可塑性の糸によって形成されていることを特徴とする、請求項1から請求項24のいずれか一つに記載の装置。
  26. シートが、断面の細長い被覆用の金属線(244)を含むことを特徴とする、請求項1から請求項25のいずれか一つに記載の装置。
  27. シート(200)が、シート(200)の稜線の位置に形成された折り返し(210)を介して、展開可能な支持骨組み(100)のアーム(120、130)に備え付けられていることを特徴とする、請求項1から請求項26のいずれか一つに記載の装置。
  28. 揚力を受ける帆(310)を含む、空気力学的挙動制御手段を含むことを特徴とする、請求項1から請求項27のいずれか一つに記載の装置。
  29. 揚力を受ける帆(310)が、多孔質のシートによって形成されていることを特徴とする、請求項28に記載の装置。
  30. 揚力を受ける帆(310)が、一方では、展開可能な支持骨組み(100)の二つの先端(150、152)に、他方では、張り綱(312、314)を介してテレスコピックの支柱(120)の両端を介して、引っ掛けられていることを特徴とする、請求項28または請求項29のいずれかに記載の装置。
  31. 構造体を垂直軸の回りに回転させるのに適した対称手段(322、324)を含む、空気力学的挙動制御手段を含むことを特徴とする、請求項1から請求項30のいずれか一つに記載の装置。
  32. 回転制御手段が、二つの対称的なシート(322、324)を含むことを特徴とする、請求項31に記載の装置。
  33. 回転制御手段が、装置のシートの中に形成された開口部を含むことを特徴とする、請求項31に記載の装置。
  34. 二つのシート(322、324)が、テレスコピックの支柱(120)と張り綱(140)との間に固定されていることを特徴とする、請求項32に記載の装置。
  35. 展開可能な支持骨組みが少なくとも一つの水平下部稜線を呈するように、支持骨組みを方向付けるのに適した空気力学的挙動制御手段(310、322、324)を含むことを特徴とする、請求項1から請求項34に記載の装置。
  36. 水平面において、展開可能な支持骨組み(100)が、三つの水平下部稜線を含むように、確実に方向付けるに適した空気力学的挙動制御手段(310、322、324)を含むことを特徴とする、請求項1から請求項35のいずれか一つに記載の装置。
  37. 火薬式のジェネレータ(180)を含む制御手段を含むことを特徴とする、請求項1から請求項36のいずれか一つに記載の装置。
  38. 火薬式のジェネレータが、二つの段階:緩慢に圧力が上昇する第一段階と、それに続く圧力上昇がより急速に行われる段階との、二つの段階を規定するために構成されていることを特徴とする、請求項37に記載の装置。
  39. 火薬式のジェネレータが、緩慢に圧力が上昇する段階と圧力上昇がより急速に行われる二つの連続する段階を規定するのに適した、異なる燃焼特性を呈する、二つの火薬組成物の固形物(190、192)を含むことを特徴とする、請求項37または請求項38のいずれか一つに記載の装置。
  40. 張り綱(140)が、展開可能な構造体(100)の二つの先端の間に固定されていることを特徴とする、請求項1から請求項39のいずれか一つに記載の装置。
  41. 張り綱(140)が、シート(200)の縁の上に形成された折り返しの中に設置されていることを特徴とする、請求項40に記載の装置。
  42. 十二本の張り綱(140)が含まれていることを特徴とする、請求項36または請求項37のいずれか一つに記載の装置。
  43. 支持骨組み(100)が、シート(200)が確実に最適な状態で展開するように、少なくとも一本の張り綱(140)を含むことを特徴とする、請求項1から請求項42のいずれか一つに記載の装置。
  44. 張り綱(140)が、シートエレメント(200)の稜線に従って配置されていることを特徴とする、請求項43に記載の装置。
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