JP2004520537A - 往復動式圧縮機 - Google Patents

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Abstract

往復動式圧縮機が、両方側にそれぞれ少なくとも1つの突条部(713)を具備したステータおよびステータ間で直線往復運動をするアーマチュアを有し容器(100)内に配設された往復動式モータ(200)と、シリンダおよび該シリンダ内に配設され往復動式モータ(200)の直線往復駆動力を受けて往復動作する間にガスを圧縮するピストンを有した圧縮ユニット(300)と、ガス吸入管(110)を通して容器(100)内にガスを吸入する吸入ユニット(400)と、圧縮ユニット(300)で圧縮されたガスを容器(100)の外部に吐出させる吐出ユニット(500)と、前記ピストンおよびアーマチュア(230)を弾性支持する共振スプリングユニットと、圧縮ユニット(300)及び往復動式モータ(200)を支持するフレームユニット(700)とを含む。運転の時に駆動が安定しているので、振動及び騷音の発生が最小限となり、信頼性が高くなる。

Description

【0001】
<技術分野>
本発明は往復動式圧縮機に関し、特に、運転の時に発生する振動、騷音を最小化するだけでなく、吐出される圧縮ガスの量を正確に調節し、また、構成部品の組立を簡便にすることは勿論で、組立公差を最小化し得るようにした往復動式圧縮機に関する。
【0002】
<背景技術>
一般に、圧縮機は、冷媒などのガスを圧縮する機器であって、ガスを圧縮する方式によって、回転式圧縮機、往復動式圧縮機、及びスクロール圧縮機に大別することができる。このような圧縮機は、所定の内部空間を有する密閉容器と、該密閉容器内に装着されて駆動力を発生させる電動機構部と、該電動機構部の駆動力によってガスを圧縮する圧縮機構部とを具備している。
【0003】
回転式圧縮機は、図1に示すように、密閉容器1内に装着された電動機構部(M)の回転子2が回転することで、回転子2に圧入された回転軸3が回転するようになり、その回転軸3の回転によって、シリンダ4の圧縮空間(P)に位置する回転軸3の偏心部3aに挿入されたローリングピストン5がシリンダの圧縮空間(P)の内周面と線接触すると共に、シリンダ4の一方側に挿入されて、圧縮空間(P)を高圧部と低圧部とに区画するベーン(図示せず)と線接触された状態で、シリンダの圧縮空間(P)の内部で回転しながらシリンダ4に形成された吸入口4aに吸入される冷媒ガスを圧縮して、吐出流路4bを通して吐出させる過程を反復する。
【0004】
そして、往復動式圧縮機は、図2に示すように、密閉容器11内に装着された電動機構部(M)の回転子12が回転することで、回転子12に圧入されたクランク軸13が回転し、該クランク軸13の回転によって、クランク軸13の偏心部13aに結合されたピストン14がシリンダ15の圧縮空間(P)で直線往復運動をして、シリンダ15に結合されたバルブ組立体16を通して吸入される冷媒ガスを圧縮すると同時に、バルブ組立体16を通して吐出させる過程を反復する。
【0005】
そして、スクロール圧縮機は、図3に示すように、密閉容器21内に装着された電動機構部(M)の回転子22が回転することで、回転子22に圧入された偏心部23aが設けられた回転軸23が回転し、回転軸23の回転によって、回転軸23の偏心部23aに連結された旋回スクロール24が固定スクロール25と噛合されて旋回運動して、旋回スクロール24及び固定スクロール25にそれぞれ形成されたインボリュート曲線状のラップ24a、25aによって形成された複数の圧縮ポケットが小さくなりながら、持続的に冷媒ガスを吸入、圧縮、及び吐出させる過程を反復する。
【0006】
以下、このように各圧縮メカニズムで動作する回転式圧縮機、往復動式圧縮機、及びスクロール圧縮機を構造的な側面及び信頼性側面から考察する。
まず、回転式圧縮機の構造的な側面は、偏心部3aが設けられた回転軸3と、その偏心部3aに圧入されるローリングピストン5と、偏心部3aの回転均衡を合せるために回転子2に結合される複数のバランスウエート6とが使用されるため、構成部品が多く、構造が多少複雑である。信頼性の側面からは、回転軸3に形成された偏心部3a及びローリングピストン5が偏心回転するため、回転の時に大きな振動、騷音が発生する。
【0007】
そして、往復動式圧縮機の構造的な側面は、偏心部13aが設けられたクランク軸13と、そのクランク軸13に結合されるピストン14と、クランク軸の偏心部13aの回転均衡を合せるためのバランスウエート13bとが使用されるため、部品の数が多少多く、構造が複雑である。また、信頼性の側面からは、クランク軸13に形成された偏心部13aが偏心回転するため、振動、騷音が発生するのみならず、吸入及び吐出する時にバルブ組立体16が動作するため、吸入及び吐出の騷音が大きくなる。
【0008】
そして、スクロール圧縮機の構造的な側面は、偏心部23aが設けられた回転軸23と、インボリュート曲線状のラップが形成された旋回スクロール24及び固定スクロール25と、偏心部23aの回転均衡を合せるためのバランスウエート26とが使用されるため、部品数が多く、構造が非常に複雑になるだけでなく、旋回スクロール24及び固定スクロール25の加工が非常に難しい。また、信頼性の側面からは、旋回スクロール24の旋回運動及び回転軸の偏心部23aの偏心運動によって振動、騷音が発生する。
【0009】
以上、説明したように、回転式圧縮機、往復動式圧縮機、及びスクロール圧縮機は、電動機構部の回転力によって圧縮機構部でガスを圧縮するため、各圧縮機を冷凍サイクルに用いる場合、その圧縮機から発生する圧縮ガスの量を調節するために、電動機構部の回転数を低減または停止させるようになっており、圧縮ガスの量を正確に調節するのが難しいという問題がある。
【0010】
また、電動機構部の回転力によって回転する軸に偏心部3a、13a、23aが設けられており、バランスウエート6、13b、26が使用されるので駆動力が多く消費されるだけでなく、動作の時、振動、騷音が発生し、信頼性が低下し、また、構造が相対的に複雑で組立生産性が低下するという問題がある。
【0011】
<発明の開示>
従って、本発明は、こうした従来技術の問題点に鑑み、運転の時に発生する振動、騷音を最小化させるだけでなく、吐出される圧縮ガスの量を正確に調節し得る往復動式圧縮機を提供することを目的とする。
また、本発明は、構成部品の組立を簡便にするだけでなく、組立公差を最小化し得るようにした往復動式圧縮機を提供することを目的とする。
【0012】
このような目的を達成するため、本発明によれば、ガスを吸入するガス吸入管に連通する容器と、両方側に少なくとも1つの突条部をそれぞれ具備したアウターステータ、インナーステータ、及びそれら間で直線往復運動をするアーマチュアを含んで構成されて、前記容器の内部に位置する往復動式モータと、シリンダ及び該シリンダの内部に挿入されて、前記往復動式モータの直線往復駆動力によって直線往復運動をしながらガスを圧縮するピストンを含んで構成された圧縮ユニットと、該圧縮ユニットによる圧力差によって、前記ガス吸入管を通して容器内に吸入されるガスをその圧縮ユニットに吸入させる吸入ユニットと、前記圧縮ユニットで圧縮されたガスを前記容器の外部に吐出させる吐出ユニットと、前記ピストン及びアーマチュアを弾性支持する共振スプリングユニットと、前記圧縮ユニット及び往復動式モータを支持し、その往復動式モータを前方から支持する前方フレーム及び後方から支持する後方フレームを含んで、前記前方フレームまたは後方フレーム中少なくとも何れか1つは、前記往復動式モータのアウターステータ及びインナーステータを全て支持する2つ以上の突条部を形成し、前記前方フレーム及び後方フレームが少なくとも1つの突条部を具備すると共に、その突条部の円周面が前記シリンダの内径と同心円をなすフレームユニットとを具備する往復動式圧縮機が提供される。
【0013】
<発明を実施する最良の態様>
以下、本発明の往復動式圧縮機を図面に示した実施形態に従って説明する。
図4は、本発明の往復動式圧縮機の第1実施形態を示している。図示するように、往復動式圧縮機は、ガスを吸入するガス吸入管110に連通する容器100と、容器100の内部に装着されて直線往復駆動力を発生させる往復動式モータ200と、往復動式モータ200の内部に位置するように装着されて、往復動式モータ200の直線往復駆動力によってガスを圧縮する圧縮ユニット300と、該圧縮ユニット300の一方側に位置して、圧縮ユニット300による圧力差によって、ガス吸入管110を通して容器100内に吸入されるガスを圧縮ユニット300に吸入させる吸入ユニット400と、圧縮ユニット300の他方側に位置して、圧縮ユニット300で圧縮されたガスを容器100の外部に吐出させる吐出ユニット500と、圧縮ユニット300を構成すると共に往復動式モータ200の直線往復駆動力によって直線往復運動をするピストンを弾性支持する共振スプリングユニット600と、往復動式モータ200及び圧縮ユニット300が装着されるフレームユニット700と、該フレームユニット700を容器100に弾性支持する支持スプリング800とを具備している。
【0014】
フレームユニット700は、前方フレーム710、中間支持部材720、及び後方フレーム730を含んでおり、前方フレーム710には、所定の形状を有するボディー部711の中間にシリンダ挿入穴712が形成され、そのボディー部711の一方側面の縁部に第1突条部713が形成され、ボディー部711の一方側の中間部分に第2突条部714が設けられている。
【0015】
前方フレーム710の第1突条部713及び第2突条部714は、所定幅を有する円周面a1、a2、及びその円周面a1、a2に垂直に形成された垂直面b1、b2(図面上)に形成されている。第1突条部713の円周面a1と第2突条部714の円周面a2とは相互に同心円をなすように形成されている。
【0016】
往復動式モータ200は、アウターステータ210、インナーステータ220、及びアーマチュア230を含んでおり、アウターステータ210は、内部に巻線コイル240が結合された円筒状に形成され、その両方側に突条部211、212がそれぞれ設けられている。
【0017】
アウターステータ210は、その一方側の突条部211が前方フレームの第1突条部713に挿入されて結合される。
この時、アウターステータの突条部211を形成する円周面d1及び垂直面e1(図面上)は、前方フレームの第1突条部713を形成する円周面a1及び垂直面b1と相互支持される。
【0018】
インナーステータ220は所定厚さを有する円筒状に形成され、その内側の角を形成する突条部221は、前方フレームの第2突条部714に挿入されて結合される。
【0019】
この時、インナーステータ220は、アウターステータ210の内部に所定間隔をおいて配置されると共に、インナーステータの突条部221を形成する円周面f1及び垂直面g1(図面上)は、前方フレームの第2突条部714を形成する円周面a2及び垂直面b2と相互支持される。
【0020】
アーマチュア230は、円筒状をなす磁石ホルダー231、及びその磁石ホルダー231の外周面に結合される永久磁石232とを含む。アーマチュア230は、アウターステータ210とインナーステータ220間に挿入される。
【0021】
圧縮ユニット300は、シリンダ310及びピストン320を含む。
シリンダ310は、前方フレーム710のシリンダ挿入穴712に挿入され、往復動式モータ200のインナーステータ220の内部に配置される。
この時、シリンダ310の内径と、第1、2突条部713、714の円周面a1、a2とは同心円をなす。
【0022】
ピストン320は、所定長さに形成された丸棒状の内部に、長さ方向にガス流通路(F)が形成されたボディー部321の一方側端に所定面積を有するように屈曲、延設されたフランジ部322が設けられている。
ピストン320は、そのボディー部321がシリンダ310の内部に挿入されると共に、そのフランジ部322がアーマチュア230と結合される。
【0023】
圧縮ユニット300のシリンダ310の内壁には、所定幅及び深さを有する環状の凹溝部311が形成されている。凹溝部311からシリンダ310の先方端(図面では左側)までの距離は、凹溝部311からシリンダ310の後方端までの距離より長くなっている。
【0024】
シリンダの凹溝部311は、ピストン320が下死点に位置する時、略ピストン320全長の中間に位置するように形成されることが好ましい。
そして、シリンダの凹溝部311内には、凹溝部311の幅より狭い内径を有する少なくとも1つの潤滑油通孔312が設けられている。
【0025】
潤滑油通孔312は、潤滑油面を基準にして垂直線上に位置するように上下にそれぞれ形成されることが好ましい。
フレームユニット700の中間支持部材720は、所定厚さ及び幅を有する環状体721の一方側面に形成された第1突条部722と、他方側面に形成された第2突条部723とを含んでいる。
【0026】
第1突条部722を形成する円周面h1と、第2突条部723を形成する円周面h2とは同心円をなすように形成され、環状体721の外周面と第1突条部722を形成する円周面h1とが同心円をなすように形成されている。環状体721の内径は、往復動式モータ200のアウターステータ210の内径より大きくなっている。
【0027】
中間支持部材720は、その第1突条部722が往復動式モータ200のアウターステータの他方側の突条部212に挿入されて結合される。この時、中間支持部材の第1突条部722を形成する円周面h1及び垂直面k1(図面上)は、アウターステータの突条部212を形成する円周面d2及び垂直面e2とそれぞれ支持される。
【0028】
フレームユニット700の後方フレーム730はキャップ状に形成され、その一方側に形成された突条部731と、他方側に形成された貫通穴732とを含んでいる。
後方フレーム730は、その突条部731が中間支持部材の第2突条部723に挿入されて結合される。この時、後方フレームの突条部731を形成する円周面m1及び垂直面n1(図面上)は、中間支持部材の第2突条部723を形成する円周面h2及び垂直面k2とがそれぞれ支持されると共に、その後方フレームの貫通穴732はガス吸入管110に隣接するように配置される。
【0029】
フレームユニット700は内側支持部材740を含んでおり、該内側支持部材740は、所定直径及び長さを有する円筒体741と、円筒体741の一方側端に所定面積を有するように屈曲、延設された支持部742と、他方側に所定面積を有するように屈曲、延設された停止部743とを有している。
【0030】
内側支持部材740は、その支持部742及び円筒体741がシリンダ310の外周面とインナーステータ220の内周面間に挿入されて、熔接またはボルト等によってインナーステータ220と一体に結合される。
【0031】
この時、支持部742は前方フレーム710の先方端に支持され、停止部743はインナーステータ220の一方側面に支持される。
また、内側支持部材の円筒体741と中間支持部材の第1、2突条部722、723の円周面h1、h2とは相互に同心円をなしている。
【0032】
共振スプリングユニット600は2つのコイルスプリングを含んで構成され、その一方は、内側支持部材の支持部742とピストンのフランジ部322間に結合され、他方は、ピストンのフランジ部322と後方フレーム730の内側面間に結合される。
コイルスプリングに接触する各部品間には、所定の形状を有するスプリングベース610が挿入される。
【0033】
往復動式モータ200の駆動力によって直線往復運動をするピストン320と、往復動式モータ200のアーマチュア230とが結合される結合部は、ピストンのフランジ部322と、プラスチック材のアーマチュア230、即ち、プラスチック材で形成された磁石ホルダー231と、共振スプリングユニット600を支持するスプリングベース610と、を順次配列して締結されることが好ましい。
【0034】
即ち、金属−プラスチック−金属の順に締結されることで、プラスチック材であるアーマチュア230の変形または損傷を防止し、締結構造の剛性維持に役立つ。
図5は、本発明の第1の実施形態による往復動式圧縮機のマス部材を示す部分断面図である。
【0035】
図5に示すように、往復動式モータのアーマチュア230を構成する磁石ホルダー231と、その磁石ホルダー231が結合されるピストン320のフランジ部322間に、所定の質量を有するマス部材900が配設されている。マス部材900は所定厚さを有するディスク状に形成することが好ましい。
【0036】
マス部材900を取り付けることによって、往復動式モータ200のアーマチュア230の直線往復運動が伝達されて、アーマチュア230共に直線往復運動をするピストン320と、ピストン320を支持する共振スプリングユニット600とから成るムービングマス(Moving Mass)の共振周波数を正確に調節することが可能となる。
【0037】
従って、往復動式モータ200の可動部の共振周波数を往復動式モータ200に供給される電源周波数に略一致させることができ、より正確な往復動式モータのストローク制御が可能になる。
【0038】
吸入ユニット400は、ピストン320のボディー部321の内部に形成されたガス流通路(F)と、ピストン320の先方端に結合されて、圧力差によってそのガス流通路(F)を開閉する吸入バルブ410とを具備している。
【0039】
吐出ユニット500は、シリンダ310の内部、即ち、圧縮空間(P)を覆蓋するように結合される吐出カバー510と、その吐出カバー510の内部に配設されシリンダ310の圧縮空間(P)を開閉する吐出バルブ520と、該吐出バルブ520を弾性支持するバルブスプリング530とを具備している。
往復動式モータ200の両方側を支持する前方フレーム710及び中間支持部材720は、所定長さに形成された複数の締結ボルト及びナットによって締結される。
【0040】
図6は、本発明の第1の実施形態による往復動式圧縮機のボルト締結部715を示す略図である。
ボルト締結部715は、図6に示すように、前方フレームのボディー部711の周縁部に半円状に延長突出し、その内部にねじ穴が形成されている。
【0041】
ボルト締結部715は、その前方フレーム710を垂直に配置した時、水平線を基準に上下側に配置され、また、ボルト締結部715は、前方フレーム710の中心垂直線を基準に左右側に配置される。
【0042】
前方フレーム710と共に締結される中間支持部材720のボルト締結部も同様に配置される。
フレームユニット700を構成する前方フレーム710、後方フレーム730、及び中間支持部材720の隅部には、曲面状に面取り(fillet)が行われた面取り部(C)が形成されている。
【0043】
面取り部(C)の幅は、圧縮機の大きさを低減するために、相対的に広い部分と狭い部分とを含んでいる。
また、面取り部(C)の他の変形例として、平面状に面取りして形成してもよい。
【0044】
フレームユニット700を構成する前方フレーム710、および、中間支持部材720とを締結するボルト締結部715は、前方フレーム710及び中間支持部材720の中心垂直線上及び水平線上ではなく、垂直線と水平線の間に配置され、フレームユニット700の隅部に面取り部(C)が形成されて、フレームユニット700が容器100の内面に接触することが防止され、その内面との距離を最小化して構造をコンパクト化するようになっている。
【0045】
支持スプリング800は複数のコイルスプリングを具備している。その支持スプリング800の一方側は、容器100の底面側に固定、支持され、他方側はフレームユニット700に固定、支持される。
【0046】
図7は、本発明の第1の実施形態による支持スプリングおよび結合突起を示す略図である。
図7に示すように、支持スプリング800とフレームユニット700とが固定、支持される構造では、フレームユニット700の一方側に、結合突起910が、該フレームユニット700と一体に形成されるように設けられている。
【0047】
結合突起910の外周とフレームユニット700とが出会う接触線に所定深さを有する結合溝911が形成されている。
支持スプリング800の一方側の内部には、結合突起910が挿入されて固定結合される。
【0048】
図8は、本発明の第1の実施形態による第1のコネクタと第2のコネクタの電源用端子部と固定用端子部を示す略図であり、図9は、本発明の第1の実施形態による第2のコネクタを示す正面図である。
図8、9に示すように、外部から電力が供給される2つの電源用端子部121と、少なくとも1つの固定用端子部122とを有する第1コネクター120が容器100を貫通、形成されている。
【0049】
第1コネクター120の電源用端子部121に連結されて、往復動式モータ200に電力を供給する、往復動式モータ200から突出する2つの電源用端子部921と、第1コネクターの固定用端子部122に嵌合、結合される固定用端子部922とを有する第2コネクター920が設けらている。
【0050】
第1コネクター120と第2コネクター920とが結合する時、第1コネクター120の電源用端子部121と第2コネクター920の電源用端子部921とが結合されると同時に、第1コネクター120の固定用端子部122と第2コネクター920の固定用端子部922とが相互に嵌合、結合される。
【0051】
この時、第1コネクター120の電源用端子部121と第2コネクター920の電源用端子部921とが連結されることで、外部から電力が往復動式モータ200に供給され、第1コネクター120の固定用端子部122と第2コネクター920の固定用端子部922とが結合されることで、第1、2コネクター120、920の結合状態を堅固に維持するようになっている。
【0052】
以下、このような往復動式圧縮機の作用、効果を説明する。
往復動式モータ200に電源が供給されると、往復動式モータ200を構成する巻線コイル240に電流が流れ、アウターステータ210及びインナーステータ220にフラックスが形成されている。アウターステータ210及びインナーステータ220に形成されるフラックスと、アーマチュア230の永久磁石232によるフラックスとの相互作用によって、アーマチュア230が直線往復運動をする。
【0053】
アーマチュア230の直線往復駆動力がピストン320に伝達され、そのピストン320がシリンダ圧縮空間(P)内で直線往復運動をする。
この時、共振スプリングユニット600は、往復動式モータ200の直線往復運動力を弾性エネルギーに貯蔵、放出すると共に、共振運動を誘発させる。
【0054】
ピストン320がシリンダ310の圧縮空間(P)で直線往復運動する際に発生する圧力差によって、ガス吸入管110に吸入されたガスは、吸入ユニット400を通して圧縮ユニット300のシリンダの圧縮空間(P)に吸入され、該圧縮空間内で圧縮されて、吐出ユニット500を通して吐出される。
【0055】
吐出ユニット500を通して吐出された高温高圧状態のガスは、吐出管111を通して容器100の外部に吐出される。
本発明の第1の実施形態による往復動式圧縮機は、往復動式モータ200の直線往復駆動力によって、ピストン320がシリンダ310の内部で直線往復運動をしながらガスを圧縮するため、安定された状態の駆動が行われる。
【0056】
また、往復動式モータ200の直線運動の距離を制御することにより、ピストン320のストローク、即ち、行程距離を制御することができるので、吐出される圧縮ガスの量を正確に制御可能である。
【0057】
往復動式圧縮機は、フレームユニット700を構成する前方フレーム710の第1突条部713に、往復動式モータ200を構成するアウターステータ210の突条部211が支持されて結合され、同時に、その前方フレーム710の第2突条部714に、往復動式モータのインナーステータ220の突条部221が支持、結合されることで、アウターステータ210とインナーステータ220との同心度を正確に合わせられるだけでなく、それら間の間隔を一定に維持可能となっている。
【0058】
また、往復動式モータのアウターステータ210の他方側の突条部212に、フレームユニット700の中間支持部材720の第1突条部722が支持、結合されることで、組立体の堅固性を高めることができる。
【0059】
そして、フレームユニット700の前方フレーム710が、往復動式モータ200のアウターステータ210とインナーステータ220とをすべて支持すると共に、中間支持部材720がアウターステータ210のみを支持するため、アウターステータ210及びインナーステータ220に形成されるフラックスの漏洩を低減可能である。
【0060】
図10は、本発明の第2実施形態による往復動式圧縮機を示した断面図であり、圧縮ユニット300と往復動式モータ200とが所定間隔をおいて配置されている。
【0061】
本発明の第2実施形態の往復動式圧縮機は、ガスを吸入するガス吸入管110を備えた容器100と、該容器100の内部に装着されるフレームユニット700と、該フレームユニット700に装着されて直線往復駆動力を発生させる往復動式モータ200と、該往復動式モータ200と所定間隔をおいてフレームユニット700に装着されて、往復動式モータ200の駆動力によってガスを圧縮する圧縮ユニット300と、往復動式モータ200の直線往復駆動力を弾性支持する共振スプリングユニット600と、圧縮ユニット300の一方側に位置して、圧縮ユニット300による圧力差によって、ガス吸入管110を通して容器100内に吸入されるガスを圧縮ユニット300に吸入させる吸入ユニット400と、圧縮ユニット300の他方側に位置して、圧縮ユニット300で圧縮されたガスを容器100の外部に吐出させる吐出ユニット500と、フレームユニット700を容器100に弾性支持する支持スプリング800とを具備している。
【0062】
フレームユニット700は、前方フレーム750、中間支持部材760、及び後方フレーム770を含んでおり、後方フレーム770は、所定厚さの円形形状を呈するボディー部771と、ボディー部の中心部に形成された貫通穴772と、ボディー部771の周縁部に形成された第1突条部773と、ボディー部771の中間部に形成された第2突条部774とを含んでいる。
【0063】
第1突条部773及び第2突条部774は、所定幅を有する円周面a3、a4及びその円周面a3、a4に垂直に形成された垂直面b3、b4(図面上)で形成されている。
【0064】
第1突条部773の円周面a3と第2突条部774の円周面a4とは、相互に同心円をなすように形成されている。
後方フレーム770の貫通穴772は、ガス吸入管110に隣接するように配置される。
【0065】
往復動式モータ200は、アウターステータ210、インナーステータ220、及びアーマチュア230を含んで構成されて、アウターステータ210は、内部に巻線コイル240が結合された円筒状に形成されて、その両方側に突条部211、212がそれぞれ設けられている。
アウターステータ210は、その一方側の突条部211が後方フレーム770の第1突条部773に挿入されて結合される。
【0066】
この時、アウターステータ210の突条部211を形成する円周面d1及び垂直面e1(図面上)は、後方フレーム770の第1突条部773を形成する円周面a3及び垂直面b3と相互支持される。
【0067】
インナーステータ220は、所定の厚さを有する円筒状に形成されて、その内側の隅部を形成する突条部221が、後方フレーム770の第2突条部774に挿入されて結合される。
【0068】
この時、インナーステータ220は、アウターステータ210の内部に所定の間隔をおいて配置されると共に、インナーステータ220の突条部221を形成する円周面f1及び垂直面g1(図面上)は、後方フレーム770の第2突条部774を形成する円周面a4及び垂直面b4と相互支持される。
【0069】
アーマチュア230は、円筒状をなす磁石ホルダー231、及びその磁石ホルダー231の外周面に結合される永久磁石232を含んで成り、アーマチュア230はアウターステータ210とインナーステータ220間に挿入される。
【0070】
フレームユニット700の中間支持部材760は、所定厚さ及び幅を有するリング状の環状体761の一方側面に形成された第1突条部762と、他方側面に形成された第2突条部763とを含んでいる。
【0071】
第1突条部762を形成する円周面h3と、第2突条部763を形成する円周面h4とは、同心円をなすように形成されると共に、環状体761の外周面と第1突条部762を形成する円周面h3とが同心円をなすように形成されている。環状体761の内径は、往復動式モータ200のアウターステータ210の内径より大きくなっている。
中間支持部材760は、第1突条部762が往復動式モータ200のアウターステータの突条部212に挿入されて結合される。この時、中間支持部材760の第1突条部762を形成する円周面h3及び垂直面k3(図面上)は、アウターステータ210の一方側の突条部212を形成する円周面d2及び垂直面e2にそれぞれ支持され、また、環状体761の内部にアーマチュア230が挿入される。
【0072】
フレームユニット700を構成する前方フレーム750は、所定の形状を有するボディー部751の中間にシリンダ挿入穴752が形成され、そのボディー部751の縁部に所定厚さ及び幅を有する円筒状の間隔維持部753が形成され、その間隔維持部753の端部に突条部754が設けられている。
【0073】
突条部754は、所定幅に形成された円周面m2と、円周面m2に垂直に形成された垂直面n2(図面上)とにより形成されている。突条部754は間隔維持部753の隅部によって形成されている。
前方フレーム750の突条部754が、中間支持部材760の第2突条部763に挿入されて結合される。
【0074】
この時、前方フレーム750の突条部754を形成する円周面m2及び水平面n2は、中間支持部材760の第2突条部763を形成する円周面h4及び水平面k4にそれぞれ支持される。
圧縮ユニット300は、シリンダ310及びピストン320を含んでいる。
シリンダ310は前方フレーム750のシリンダ挿入穴752に挿入される。
【0075】
この時、シリンダ310の内径と、後方フレーム770の第1、2突条部の円周面773、774とは同心円をなし、同時に、シリンダ310の内径と、中間支持部材760の第1、2突条部762、763の円周面h3、h4とは同心円をなす。
【0076】
ピストン320は、所定長さの環状の棒部材を有するボディー部321の一方側端に、所定面積を有するように屈曲、延設されたフランジ部322を具備し、前記環状棒部材の内部に長手方向にガス流通路(F)が形成されている。
【0077】
ピストン320は、そのボディー部321がシリンダ310の内部に挿入されると共に、そのフランジ部322がアーマチュア230と結合され、この時、シリンダ310のガス流通路(F)と後方フレーム770の貫通穴772とが連通する。
【0078】
圧縮ユニット300のシリンダ310の内壁には、所定の幅及び深さを有する環状の凹溝部311が形成されている。凹溝部311からシリンダ310のヘッド側の先方端までの距離は、凹溝部311からシリンダ310の後方端までの距離より長くなっている。
シリンダ310の凹溝部311は、ピストン320が下死点に位置する時、略ピストン320の全長の中間に位置するように形成されることが好ましい。
【0079】
シリンダ310の凹溝部311内には、凹溝部311の幅より狭い内径を有する少なくとも1つの潤滑油通孔312が設けられている。
潤滑油通孔312は、潤滑油面を基準にして垂直線上に位置するように、上下にそれぞれ形成されることが好ましい。
【0080】
共振スプリングユニット600は、複数のコイルスプリング620と、フレームユニット700と共に複数のコイルスプリング620を支持するスプリング支持部材630とを具備している。
【0081】
スプリング支持部材630は、所定面積を有するように形成されて、コイルスプリング620が支持される支持部631と、その支持部631から屈曲させて延設された結合部632とを具備している。
【0082】
スプリング支持部材630の結合部632は、ピストン320のフランジ部322または磁石ホルダー231と結合され、支持部631は前方フレーム750と中間支持部材760間に位置する。
【0083】
そして、スプリング支持部材630と前方フレーム750との間に、複数のコイルスプリング620が結合され、スプリング支持部材630と中間支持部材760との間に複数のコイルスプリング620が結合される。
【0084】
スプリング支持部材630と前方フレーム750との間に結合されるコイルスプリング620の数は、スプリング支持部材630と中間支持部材760との間に結合されるコイルスプリング620の数と同一にすることが好ましい。
【0085】
コイルスプリング620が位置する前方フレーム750、スプリング支持部材630、及び中間支持部材760には、そのコイルスプリング620の一方側が挿入固定される共振スプリング支持部(R)が設けられる。
【0086】
図11は、本発明の第2の実施形態による往復動式圧縮機の共振スプリング支持部を示す略図である。
共振スプリング支持部(R)は、図11に示すように、コイルスプリングの数と相応するように形成され、かつ、前方フレーム750、中間支持部材760、及びスプリング支持部材630に形成される共振スプリング支持部(R)は、コイルスプリング620の外径と相応するように段差を有して形成されている。
【0087】
共振スプリング支持部(R)は等間隔に形成され、また、その共振スプリング支持部(R)は中間支持部材760の中心軸に対して対称に配列される。
即ち、前方フレーム750とスプリング支持部材630との間に配置された複数のコイルスプリング620と、中間支持部材760とスプリング支持部材630との間に配置された複数のコイルスプリング620とを、相互に同一中心線上に位置しないように平行に配設することで、コイルスプリングの引張収縮によって発生するトーション(Torsion)による偏心力が解消される。
【0088】
図12は、本発明の第2の実施形態による往復動式圧縮機の風損(windage loss)を低減する貫通穴を示す部分断面図である。
図12に示すように、共振スプリング支持部(R)の中間に風損を低減する貫通穴r1が形成されており、中間支持部材760及び前方フレーム750の各共振スプリング支持部(R)の段差面r2は、すべて同一平面上に位置するように形成されている。
【0089】
複数の共振スプリング支持部(R)の中心線を連結する円r3が、中間支持部材760の第1、2突条部762、763を形成する円周面h3、h4と同心円をなすように形成されている。
【0090】
共振スプリング支持部(R)が形成される、中間支持部材760、前方フレーム750、及びスプリング支持部材630は、コイルスプリング620と同様な硬度の材質で形成されることが好ましい。
また、共振スプリング支持部(R)もまた、コイルスプリング620と同様な硬度の材質で形成されることが好ましい。
【0091】
図13は、本発明の第2の実施形態による往復動式圧縮機のスプリング支持部に形成された支持突起と挿入溝を示す部分断面図である。
共振スプリング支持部(R)の変形例においては、図13に示すように、共振スプリング支持部(R)は、コイルスプリング620の内径側に突出する支持突起r4と、該支持突起の周りに形成された円形状の挿入溝(r5)とを含んでいる。
【0092】
支持突起r4は別個の部品で製作することができ、中間支持部材760及び前方フレーム750に貫通穴を形成して、該貫通穴に締まり嵌めをして固定結合することができる。支持突起r4の中間に前記貫通穴r1が形成されている。
【0093】
図14は、本発明の第2の実施形態による往復動式圧縮機の初期位置調節部材の構成を示す部分断面図である。
共振スプリング支持部(R)には、図14に示すように、圧縮ユニット300のピストン320の初期位置を調節するための初期位置調節部材930が設けられている。該初期位置調節部材930は、所定厚さに形成されたリング状の環状板で構成される。
【0094】
圧縮ユニット300を構成するピストン320の初期位置を設定する時、コイルスプリング620及びそのコイルスプリング620が固定、支持されるスプリング支持部(R)に、所定厚さに形成された初期位置調節部材930を挿入することで、ピストン320の初期位置が調節される。
【0095】
吸入ユニット400は、後方フレーム770の貫通穴772、往復動式モータのインナーステータ220の内部穴、および、ピストン320のボディー部321の内部に形成されたガス流通路(F)と、ピストン320の先方端に結合されて、圧力差によってガス流通路(F)を開閉する吸入バルブ410とを具備している。
【0096】
吐出ユニット500は、シリンダ310の内部、即ち、圧縮空間(P)を覆蓋するように結合される吐出カバー510と、吐出カバー510の内部に位置してシリンダ310の圧縮空間(P)を開閉する吐出バルブ520と、該吐出バルブ520を弾性支持するバルブスプリング530とを具備している。
【0097】
往復動式モータ200の両方側を支持する前方フレーム750、中間支持部材760、及び後方フレーム770は、所定長さに形成された複数の締結ボルト及びナットによって締結される。
【0098】
図15は、本発明の第2の実施形態による往復動式圧縮機のボルト締結部を示す略図である。
図15に示すように、後方フレーム770を中心に説明すると、ボルト締結部775は、後方フレームのボディー部771の外縁部に半円状に突出するように設けられており、その内部に複数のねじ穴が形成されている。
【0099】
複数のボルト締結部775は、その後方フレーム770を垂直に位置する時、水平線を基準に上下側に配置され、また、ボルト締結部775は、後方フレーム770、即ち、後方フレーム700のボディー部771の中心垂直線を基準に左右側に配置されている。
【0100】
一方、前方フレーム750と中間支持部材760とは締結手段によって締結され、また、中間支持部材760と後方フレーム770とは別途の締結手段によって締結される。
【0101】
そして、フレームユニット700を構成する前方フレーム750、後方フレーム770、及び中間支持部材760の隅部には、曲面状に面取りした面取り部(C)が形成されている。
【0102】
面取り部(C)は、その幅が相対的広い部分と、狭い部分とを含んでいる。
また、面取り部(C)の他の変形例においては、平面状の面取り(chamfer)にて形成することもできる。
【0103】
フレームユニット700を構成する前方フレーム750、中間支持部材760、及び後方フレーム770を締結するボルト締結部775は、フレームユニット700の中心垂直線上及び水平線上に位置せず、垂直線と水平線の間に配置され、かつ、フレームユニット700の枠に面取り部(C)が設けられているので、フレームユニット700は、容器100の内面との接触が防止され、その容器100の内面との距離が最小化される。こうして、往復動式圧縮機の全体構造がコンパクト化される。
【0104】
支持スプリング800は複数のコイルスプリングを含み、支持スプリング800の一方側は容器100の底面側に固定、支持され、他方側はフレームユニット700に固定、支持されている。
支持スプリング800及びフレームユニット700を固定、支持する構造は、第1実施形態で述べた通りである。
【0105】
また、第1実施形態で述べたように、外部から電力が供給される2つの電源用端子部121と、少なくとも1つの固定用端子部122とを有する第1コネクター120が容器100に形成されている。
【0106】
第1コネクター120の電源用端子部121に連結されて、往復動式モータ200に電力を供給するように往復動式モータ200から突出する2つの電源用端子部921と、第1コネクターの固定用端子部122に嵌合、結合される固定用端子部922とを有する第2コネクター920が設けられている。
【0107】
第2の実施形態による往復動式圧縮機の動作メカニズムは、第1実施形態の往復動式圧縮機の動作と類似している。
本発明の第2の実施形態による往復動式圧縮機では、往復動式モータ200の直線往復駆動力によってピストン320がシリンダ310の内部で直線往復運動をしながらガスを圧縮するため、安定された状態の駆動が行われる。
【0108】
また、往復動式モータ200の直線運動の距離を制御することにより、ピストン320のストローク、即ち、行程距離を調節することができ、正確な圧縮ガス量、即ち、ガス吐出量の調節が可能になる。
【0109】
また、フレームユニット700を構成する後方フレーム770の第1突条部773に、往復動式モータ200を構成するアウターステータ210の一方側の突条部211が支持、結合され、同時に、後方フレーム770の第2突条部774に、往復動式モータ200のインナーステータ220の突条部221が支持、結合されることで、アウターステータ210とインナーステータ220との同心度を正確に合わせられるだけでなく、それら間を所定間隔に維持可能となる。
【0110】
更に、往復動式モータのアウターステータ210の他方側の突条部212に、フレームユニットの中間支持部材760の第1突条部762が支持、結合されることで、組立状態が堅固になる。
【0111】
また、フレームユニット700、往復動式モータ200、及び圧縮ユニット300を構成する各部品は、前記同心円をなす各突条部を結合することで、組立公差が最小化されるだけでなく組立作業が便利になる。
【0112】
更に、フレームユニット700の後方フレーム770が、往復動式モータ200のアウターステータ210とインナーステータ220とを全て支持し、中間支持部材760がアウターステータ210のみを支持するため、アウターステータ210及びインナーステータ220に形成されるフラックスの漏洩を低減することが可能となる。
【0113】
以上、説明したように、本発明による往復動式圧縮機は多くの利点を有している。
例えば、第1に、運転の時に駆動が安定しているため、振動及び騷音の発生が最小限となり、信頼性を高めることができる。
第2に、ストローク制御によるガス吐出量を正確に制御できるので、不必要な損失を低減することができる。
第3に、構成部品の組立公差を最小化し得るだけでなく、組立作業を便利にして、圧縮性能を高めて組立生産性を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】
従来回転式圧縮機を示した断面図である。
【図2】
従来往復動式圧縮機を示した断面図である。
【図3】
従来スクロール圧縮機を示した断面図である。
【図4】
本発明に係る往復動式圧縮機の第1実施形態を示した断面図である。
【図5】
本発明に係る往復動式圧縮機のマス部材を示した部分断面図である。
【図6】
本発明に係る往復動式圧縮機のボルト締結部を示した概略図である。
【図7】
本発明に係る往復動式圧縮機の支持スプリング及び結合突起を示した概略図である。
【図8】
本発明に係る往復動式圧縮機の第1コネクター及び第2コネクターの電源用端子部及び固定用端子部を示した概略図である。
【図9】
本発明に係る往復動式圧縮機の第2コネクターを示した正面図である。
【図10】
本発明に係る往復動式圧縮機の第2実施形態を示した断面図である。
【図11】
本発明に係る往復動式圧縮機の共振スプリング支持部の位置を示した概略図である。
【図12】
本発明に係る往復動式圧縮機の風損低減用貫通穴を示した部分断面図である。
【図13】
本発明に係る往復動式圧縮機のスプリング支持部に形成された支持突起及び挿入溝を示した部分断面図である。
【図14】
本発明に係る往復動式圧縮機の初期位置調節部材の構成を示した部分断面図である。
【図15】
本発明に係る往復動式圧縮機のボルト締結部を示した概略図である。

Claims (39)

  1. ガスを吸入するガス吸入管に連通する容器と、
    両方側にそれぞれ少なくとも1つの突条部を具備したアウターステータ、インナーステータ、及びそれら間で直線往復運動をするアーマチュアを含んで構成されて、前記容器の内部に位置する往復動式モータと、
    シリンダ、及び該シリンダの内部に挿入されて、前記往復動式モータの直線往復駆動力によって直線往復運動をしながらガスを圧縮するピストンを含んで構成された圧縮ユニットと、
    前記圧縮ユニットによる圧力差によって、前記ガス吸入管を通して容器内に吸入されるガスをその圧縮ユニットに吸入させる吸入ユニットと、
    前記圧縮ユニットで圧縮されたガスを前記容器の外部に吐出させる吐出ユニットと、
    前記ピストン及びアーマチュアを弾性支持する共振スプリングユニットと、
    前記圧縮ユニット及び往復動式モータを支持し、その往復動式モータを前方から支持する前方フレーム及び後方から支持する後方フレームを含んで、前記前方フレームと後方フレームの少なくとも一方は、前記往復動式モータのアウターステータとインナーステータの双方を支持する少なくとも2つの突条部を形成し、前記前方フレーム及び後方フレームは、少なくとも1つの突条部を具備すると共に、その突条部の円周面は、前記シリンダの内径と同心円をなすフレームユニットとを具備する往復動式圧縮機。
  2. 前記前方フレーム及び後方フレーム中何れか1つと前記往復動式モータ間には、その往復動式モータを共に支持する中間支持部材が含まれる請求項1に記載の往復動式圧縮機。
  3. 前記中間支持部材の両方側面にそれぞれ突条部が設けられ、その一方側の突条部と前記往復動式モータの突条部とが支持され、その他方側の突条部が前記フレームの突条部に支持される請求項2に記載の往復動式圧縮機。
  4. 前記中間支持部材の両方側面にそれぞれ形成された突条部の円周面は、相互に同心円をなすように配列される請求項3に記載の往復動式圧縮機。
  5. 前記中間支持部材は円状に形成され、その外周面と同心円をなす少なくとも1つの突条円周面を具備して、前記外周面及び突条円周面が前記モータの突条部及び前記フレームの突条部に支持される請求項2に記載の往復動式圧縮機。
  6. 前記中間支持部材の中間に所定の直径を有する貫通穴が設けられ、その貫通穴の内径は、前記往復動式モータのアウターステータの内径より大きく形成される請求項2に記載の往復動式圧縮機。
  7. 前記中間支持部材は、前記共振スプリングユニットを構成する円状コイルスプリングが支持されるように、そのコイルスプリングの外径と相応する段差部で構成された少なくとも1つの共振スプリング支持部が設けられている請求項2に記載の往復動式圧縮機。
  8. 前記共振スプリング支持部は、等間隔に形成される請求項7に記載の往復動式圧縮機。
  9. 前記共振スプリング支持部は、前記中間支持部材の中心軸に対して対称に配列される請求項7に記載の往復動式圧縮機。
  10. 前記中間支持部材の全体または前記スプリング支持部領域の材質は、前記共振スプリングユニットを構成するコイルスプリングと同様な硬度の材質である請求項7に記載の往復動式圧縮機。
  11. 前記各段差部は、各段差面が同一の平面上に位置するように形成される請求項7に記載の往復動式圧縮機。
  12. 前記複数の共振スプリング支持部の中心線を連結する円は、前記中間支持部材の突条部をなす円周面と同心円をなすように形成される請求項7に記載の往復動式圧縮機。
  13. 前記共振スプリング支持部は、前記コイルスプリングの内径側に突出された支持突起が設けられている請求項7に記載の往復動式圧縮機。
  14. 前記支持突起の外周と前記中間支持部材の面との接線に円状の挿入溝が設けられている請求項13記載の往復動式圧縮機。
  15. 前記共振スプリング支持部には、貫通穴が設けられている請求項7に記載の往復動式圧縮機。
  16. 前記貫通穴には、前記支持突起が嵌め合わされて固定されることを特徴とする請求項15に記載の往復動式圧縮機。
  17. 前記支持突起の内側には、貫通穴が形成される請求項16に記載の往復動式圧縮機。
  18. 前記共振スプリング支持部には、前記圧縮ユニットのピストンの初期位置を調節する初期位置調節部材が設けられている請求項7に記載の往復動式圧縮機。
  19. 前記初期位置調節部材は、所定厚さを有するリング状の環状板で構成されることを特徴とする請求項18に記載の往復動式圧縮機。
  20. 前記フレームユニットは、前記往復動式モータのインナーステータの内周壁を支持する内側支持部材を更に含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載の往復動式圧縮機。
  21. 前記中間支持部材の突条部の円周面と前記内側支持部材の外径は、同心円をなすように形成される請求項2または20に記載の往復動式圧縮機。
  22. 前記内側支持部材の端には、前記インナーステータが前記ピストンの運動方向に対して押されないように、前記インナーステータの突条部を支持する停止部が設けられている請求項20に記載の往復動式圧縮機。
  23. 前記内側支持部材は、熔接またはボルトなどによって、前記インナーステータと一体に結合されることを特徴とする請求項20に記載の往復動式圧縮機。
  24. 前記フレームユニットを構成する前方フレーム及び後方フレームの枠には、曲面状または平面状に面取りが行われた面取り部がそれぞれ形成される請求項1に記載の往復動式圧縮機。
  25. 前記各面取り部は、その幅が相対的に広い部分と狭い部分とで構成されることを特徴とする請求項24に記載の往復動式圧縮機。
  26. 前記容器の底面には、その容器の内部に位置する各部品を支持する支持スプリングが設けられ、その支持スプリングの一方側が前記容器の底面に支持され、他方側が前記フレームユニットに支持される請求項1に記載の往復動式圧縮機。
  27. 前記フレームユニットには、前記支持スプリングを支持する結合突起が設けられ、その結合突起は、前記フレームユニットと一体に形成される請求項26に記載の往復動式圧縮機。
  28. 前記結合突起の外周と前記フレームユニットとの接線には、所定深さを有する挿入溝が形成される請求項27に記載の往復動式圧縮機。
  29. 前記フレームユニットには複数のボルト締結部が形成されて、そのボルト締結部は、フレームユニットの周縁部に形成されると共に、そのフレームユニットが垂直に位置する時、水平線上を中心に上下側に配列される請求項1に記載の往復動式圧縮機。
  30. 前記各ボルト締結部は、フレームユニットの中心垂直線上を中心に左右側に配置されることを特徴とする請求項29に記載の往復動式圧縮機。
  31. 前記圧縮ユニットのシリンダの内壁には、所定幅及び深さを有する環状の凹溝部が形成され、その凹溝部からシリンダヘッド側の先方端までの距離は、前記凹溝部からシリンダの後方端までの距離より長く形成される請求項1に記載の往復動式圧縮機。
  32. 前記シリンダの凹溝部は、前記ピストンが下死点に位置する時、略ピストンの全長の中間に位置するように形成される請求項31に記載の往復動式圧縮機。
  33. 前記シリンダの凹溝部内には、その凹溝部の幅より狭い内径を有するように少なくとも1つの潤滑油通孔が設けられる請求項31に記載の往復動式圧縮機。
  34. 前記潤滑油通孔は、潤滑油面を基準にして垂直線上に位置するように上下にそれぞれ形成される請求項33記載の往復動式圧縮機。
  35. 前記往復動式モータの駆動力によって直線往復運動をするピストンと前記往復動式モータのアーマチュアとが結合されるピストンのフランジ部には、所定の質量を有するマス部材が設けられている請求項1に記載の往復動式圧縮機。
  36. 前記マス部材は、所定厚さを有する板状で形成される請求項35に記載の往復動式圧縮機。
  37. 前記往復動式モータの駆動力によって直線往復運動をするピストンと前記往復動式モータのアーマチュアとが結合される結合部は、前記ピストンのフランジ部と、前記プラスチック材のアーマチュアと、前記共振スプリングユニットを支持する共振スプリングベースと、を順次配列して締結されることを特徴とする請求項1に記載の往復動式圧縮機。
  38. 前記容器の一方側には、外部から電力が供給される2つの電源用端子部、及び少なくとも1つの固定用端子部を有する第1コネクターが設けられ、前記第1コネクターの電源用端子部と連結され、前記往復動式モータに電力を供給するように、その往復動式モータから突出する2つの電源用端子部及び前記第1コネクターの固定用端子部に嵌合、結合される固定用端子部を有する第2コネクターが設けられている請求項1に記載の往復動式圧縮機。
  39. 前記フレームユニットの後方フレームには、その後方フレームの往復動式モータに隣接する外周よりその外径が小さな少なくとも1つの段差部が設けられている請求項1に記載の往復動式圧縮機。
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