JP2004520501A5

JP2004520501A5 -

Info

Publication number: JP2004520501A5
Application number: JP2002550180A
Authority: JP
Filing date: 2001-12-06
Publication date: 2005-12-22
Anticipated expiration: 2021-12-06

Claims

硬化性材料（１１）を強化するための多数の実質的に平行に並べられた強化繊維（２）からなる強化繊維束（１）であって、前記強化繊維（２）は少なくともそれらの端部（３）において付着材（５）によって互いに接合され、前記付着材（５）は前記強化繊維束（１）と少なくとも前記硬化性材料（１１）との混合中に機械的な力の影響によってその付着力を喪失するものであり、前記付着材（５）は非硬化状態の前記硬化性材料（１１）に対して実質的に不活性である材料を実質的に有しており、前記付着材（５）は硬化性材料（１１）であるような強化繊維束（１）において、前記付着材（５）は実質的にモルタル、コンクリート、石膏、セメント、またはそれらの混合物からなることを特徴とする強化繊維束。
前記付着材（５）は二次的強化繊維（６）を含むことを特徴とする請求項１に記載の強化繊維束。
前記二次的強化繊維（６）は、最大１００μｍの直径を有するガラス繊維および／またはポリプロピレン繊維からなることを特徴とする請求項２に記載の強化繊維束。
前記強化繊維束（１）の直径に対する長さの比は少なくとも０．２で、かつ最大５であることを特徴とする先行する請求項のいずれか１つに記載の強化繊維束。
前記強化繊維束（１）の直径に対する長さの比は少なくとも０．５で、かつ最大１．５であることを特徴とする先行する請求項のいずれか１つに記載の強化繊維束。
前記強化繊維束（１）は実質的に円筒状であることを特徴とする先行する請求項のいずれか１つに記載の強化繊維束。
前記強化繊維（２）の直径に対する長さの比は少なくとも４０であることを特徴とする先行する請求項のいずれか１つに記載の強化繊維束。
前記強化繊維（２）は、５００から３０００Ｎ／ｍｍ ² の範囲内の張力を有する鋼からなることを特徴とする先行する請求項のいずれか１つに記載の強化繊維束。
前記強化繊維（２）の端部（３）はフック状の形状を有していることを特徴とする先行する請求項のいずれか１つに記載の強化繊維束。
前記強化繊維束（１）は、前記付着材（５）によって実質的に均一に被覆される端面を有していることを特徴とする先行する請求項のいずれか１つに記載の強化繊維束。
前記強化繊維（２）の実質的に前記フック状の端部（３）のみが前記付着材（５）によって覆われることを特徴とする請求項９または１０に記載の強化繊維束。
強化繊維（２）を接合して硬化性材料（１１）を強化するための強化繊維束（１）を得る方法であって、前記強化繊維（２）は実質的に平行に並べられ、少なくともそれらの端部（３）で互いに接合され、前記強化繊維（２）は前記強化繊維束（１）の少なくとも端部に付着材（５）を塗布することによって互いに接合され、前記付着材は非硬化状態の前記硬化性材料（１１）に対して実質的に不活性であり、前記付着材は前記強化繊維束（１）と少なくとも前記硬化性材料（１１）との混合プロセス中に機械的な力の影響によってその付着力を喪失するような方法において、前記付着材（５）は実質的に硬化性材料（１１）であり、前記付着材（５）は実質的にモルタル、コンクリート、石膏、セメント、またはそれらの混合物からなることを特徴とする方法。
硬化性付着材（５）を塗布し、次いで、前記硬化性付着材（５）を硬化することを特徴とする請求項１２に記載の方法。
前記強化繊維（２）を実質的に平行に並べて束ねる工程は、張力を付加した状態で行われることを特徴とする請求項１２または１３に記載の方法。
硬化性材料（１１）を強化するための多数の実質的に平行に並べられた強化繊維（２）からなる強化繊維束（１）であって、前記強化繊維（２）は少なくともそれらの端部（３）において付着材（５）によって互いに接合され、前記付着材（５）は前記強化繊維束（１）と少なくとも前記硬化性材料（１１）との混合中にその付着力を喪失するような強化繊維束（１）において、前記付着材（５）は二次的強化繊維（６）を含むことを特徴とする強化繊維束。
前記二次的強化繊維（６）は最大１００μｍの直径を有するガラス繊維および／またはポリプロピレン繊維からなることを特徴とする請求項１５に記載の強化繊維束。
前記強化繊維束（１）は前記付着材（５）によって実質的に均一に被覆される端面を有していることを特徴とする請求項１５または１６に記載の強化繊維束。
前記強化繊維（２）の端部（３）はフック状の形状を有していることを特徴とする請求項１５〜１７のいずれか１つに記載の強化繊維束。
前記強化繊維（２）の実質的に前記フック状の端部（３）のみが前記付着材（５）によって覆われていることを特徴とする請求項１８に記載の強化繊維束。
硬化性材料（１１）を強化するための多数の実質的に平行に並べられた強化繊維（２）からなる強化繊維束（１）であって、前記強化繊維（２）は少なくともそれらの端部（３）において付着材（５）によって互いに接合され、前記付着材（５）は前記強化繊維束（１）と少なくとも前記硬化性材料（１１）との混合中にその付着力を喪失するものであり、前記強化繊維（２）の前記端部（３）はフック状の形状を有し、前記強化繊維束（１）は前記付着材（５）によって実質的に均一に被覆される端面を有しているような強化繊維束（１）において、前記強化繊維（２）の実質的に前記フック状端部（３）のみが前記付着材（５）によって覆われていることを特徴とする強化繊維束。